JP2007279778A - 入学者選抜方法及び入学者選抜システム - Google Patents

入学者選抜方法及び入学者選抜システム Download PDF

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Abstract

【課題】通信ネットワーク上において、受験生側に対して入学試験に関する情報を提供して入学希望者を募集し、学校側に対して応募した受験生の成績に関する情報を提供し、入学者を選抜することによって、学校側及び受験生側の両方の問題を解決する。
【解決手段】各利用者又は管理者に対してIDを登録・発行するSTEP1と、各利用者又は管理者が所定の情報をサーバ4に登録するSTEP2と、学校A〜Cの情報を受験生等に検索可能かつ開示可能にするSTEP3と、受験生が入学を希望する学校をサーバ4に登録するSTEP4と、受験生から応募を受けた学校に対して当該受験生の情報を開示するSTEP5と、当該受験生情報に基づいて入学を許可するか否か検討した結果をサーバ4に登録するSTEP6と、受験生に対して選抜結果を開示するSTEP7とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信ネットワーク上において入学希望者を募集し入学者を選抜するための方法及びシステムに関し、さらに詳しくは、通信ネットワーク上において、受験生側に対して入学試験に関する情報を提供して入学希望者を募集し、学校側に対して応募した受験生の成績に関する情報を提供し、入学者を選抜する方法及びシステムに関する。
現在、一般的に行われている入学者選抜方法には、一般入試、推薦入学等がある。一般入試とは、入学を希望する生徒を一同に集め、所定の学力試験を行い、その結果と内申書等を基準として入学者を選別する方法である。また、推薦入学とは、出身校からの推薦を受けた生徒を優先的に選抜して入学させる方法である。推薦入学では、学校側が要求する学業、スポーツ、芸術等の特定分野における成績や調査書等に基づいて選抜される。
一方、受験生としては、出版社や学習塾が発行する資料、学校が発行しているパンフレット、学校が開催する説明会等をもとにして入学先(例えば、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、就職先等)の情報を収集し、どこに入学を希望するかを選択している。また、模擬試験等の学力試験によって自分の学力を確認し、所望の学校に入学できるレベルにあるのか否かを相対的に判断することもある。
ところで、近年ではインターネット等の通信技術が発達し、様々な情報が手軽かつ迅速に入手できるようになっている。例えば、特開2002−140444号公報(特許文献1)には、「学校と受験生の間における意見ないしは情報交換を容易にするとともに、受験情報の提供に際し、学校及び受験生の双方の負担を軽減することのできる受験情報提供方法及び受験情報提供システム」が開示されている。
また、特開2002−91292号公報(特許文献2)には、「自宅に居ながらにして学力判定に必要な試験問題の配信を受けることができるとともに、試験の終了後直ちにこの模擬試験の結果に対する相対的な学力評価を受けることができる学力判定システムを提供することにより、模擬試験会場まで出向くことによる受験生の時間的、経済的負担を軽減するとともに、模擬試験の結果に対する相対的な評価を直ちに知りたいと希望する受験生の欲求を充足することを目的とする学力判定方法及び学力判定システム」が開示されている。
特開2002−140444号公報 特開2002−91292号公報
上述した特許文献1及び2に記載された発明は、受験生の負担軽減のみを目的としており、入学試験前における特定の行為(情報提供方法又は学力判定方法)をシステム化したものであり、入学者選抜方法そのものにまで及んだものではない。
本発明はとくに一般入試における次の問題点を解決しようとするものである。すなわち、一般入試の場合には、一回限りの試験で学力を評価しなければならないため、必ずしも受験生の本来の学力(実力)を絶対的に判断できるものではなく、現行の入学者選抜方法では、入学者を選抜する学校側には、入学を希望する学生を評価するには不十分である、本来入学すべき学生を選別できない等の問題がある。
また、受験生側においても同様に、指定された日時に指定された場所において行われる一回限りの試験によって合否が決定されてしまうため、体調や気候の変化等により必ずしも試験日当日に常日頃の実力を発揮できるとは限らない、希望する学校から遠距離にある受験生にとっては地理的、時間的、経済的な不利がある等の問題がある。
そこで、本発明は、上述した学校側及び受験生側の両方の問題に鑑み、通信ネットワーク上において、受験生側に対して入学試験に関する情報を提供して入学希望者を募集し、学校側に対して応募した受験生の成績に関する情報を提供し、入学者を選抜することによって、学校側及び受験生側の両方の問題を解決するための入学者選抜方法及び入学者選抜システムを提供することを目的とする。
本発明の入学者選抜方法は、受験生、受験生の所属する学校及び受験機関並びに入学者を募集する学校に対してIDを登録・発行する利用者ID登録ステップと、IDの発行を受けた各利用者が所定の情報を登録する利用者情報登録ステップと、入学試験に関する情報を含む諸情報を少なくとも受験生に対して検索可能かつ開示可能にする学校情報開示ステップと、受験生が入学を希望する学校を登録する受験生応募登録ステップと、受験生から応募を受けた学校に対して当該受験生の情報を開示する受験生情報開示ステップと、当該受験生情報に基づいて入学を許可するか否か検討した結果を登録する選抜結果登録ステップと、受験生に対して選抜結果を開示する選抜結果開示ステップと、を備えることを特徴とする。ここで、前記受験生の情報には、前記受験生が所属する学校の成績及び前記受験生が所属する受験機関が開催する学力試験の成績を含み、前記受験生の情報の一部は、前記受験生が所属する学校又は前記受験生が所属する受験機関が登録するようにしてもよい。
また、本発明の入学者選抜システムは、受験生、受験生の所属する学校及び受験機関並びに入学者を募集する学校に対してIDを登録・発行する利用者ID登録手段と、IDの発行を受けた各利用者が所定の情報を登録する利用者情報登録手段と、入学試験に関する情報を含む諸情報を少なくとも受験生に対して検索可能かつ開示可能にする学校情報開示手段と、受験生が入学を希望する学校を登録する受験生応募登録手段と、受験生から応募を受けた学校に対して当該受験生の情報を開示する受験生情報開示手段と、当該受験生情報に基づいて入学を許可するか否か検討した結果を登録する選抜結果登録手段と、受験生に対して選抜結果を開示する選抜結果開示手段と、を備えることを特徴とする。ここで、前記受験生の情報には、前記受験生が所属する学校の成績及び前記受験生が所属する受験機関が開催する学力試験の成績を含み、前記受験生の情報の一部は、前記受験生が所属する学校又は前記受験生が所属する受験機関が登録するようにしてもよい。
さらに、本発明の入学者選抜システムは、受験生、受験生の所属する学校及び受験機関が使用するコンピュータと入学者を募集する学校が使用するコンピュータとが通信ネットワークを介してそれぞれ所定のサーバに接続された入学者選抜システムであって、前記サーバは、受験生、受験生の所属する学校及び受験機関並びに入学者を募集する学校に対してIDを登録・発行する利用者ID登録手段と、前記受験生のIDに対して、当該受験生の連絡先等の個人情報、当該受験生が所属する学校の成績及び当該受験生が所属する受験機関が開催する学力試験の成績を関連付けて記憶する受験生データ登録手段と、前記入学者を募集する学校のIDに対して、当該学校を紹介するための諸情報及び入学試験に関する情報を関連付けて記憶する学校データ登録手段と、少なくともIDを有する前記受験生に対して、前記学校データ登録手段により登録された情報を検索可能かつ開示可能に保持する学校情報開示手段と、前記受験生が前記入学者を募集する学校から入学を希望する学校を選択し、当該受験生のIDと当該入学を希望する学校のIDとを関連付けて記憶する受験生応募登録手段と、前記受験生応募登録手段により登録された前記入学者を募集する学校に対して、前記入学を希望する受験生の前記受験生データ登録手段により登録された情報を開示する受験生データ開示手段と、前記入学者を募集する学校が、前記受験生データ開示手段により情報の開示を受けた受験生の中から入学者を選抜し、当該選抜結果を当該入学者を募集する学校のID及び前記入学を希望する受験生のIDと関連付けて記憶する選抜結果登録手段と、前記選抜結果登録手段により登録された選抜結果を前記入学を希望する受験生に対して開示する選抜結果開示手段と、を備えていることを特徴とする。
また、前記受験生データ登録手段は、前記受験生のIDと当該受験生の所属する学校のIDとを関連付けて記憶させておき、前記受験生の所属する学校のIDと前記受験生のIDとが一致する場合に、当該受験生の所属する学校が当該受験生の学校の成績を登録できるようにしてもよいし、前記受験生のIDと当該受験生の所属する受験機関のIDとを関連付けて記憶させておき、前記受験生の所属する受験機関のIDと前記受験生のIDとが一致する場合に、当該受験生の所属する受験機関が当該受験生の当該受験機関が開催する学力試験の成績を登録できるようにしてもよい。さらに、前記受験生の所属する学校又は前記受験生の所属する受験機関により、当該受験生の成績が登録された場合に当該受験生に対してその旨を通知するようにしてもよい。
また、前記受験生応募登録手段により、前記入学者を募集する学校に対して前記受験生からの応募があった場合に、当該入学者を募集する学校に対してその旨を通知する応募登録通知手段を設けてもよいし、前記選抜結果登録手段により、選抜結果が登録された場合に、当該受験生に対してその旨を通知する選抜結果登録通知手段を設けてもよい。
さらに、前記サーバは、前記入学者を募集する各学校に関する地図情報、交通手段情報、宿泊設備情報、住宅情報等のデータを当該入学者を募集する学校のIDと関連付けて記憶し、これらのデータを前記受験生に対して開示するオプション手段を備えていてもよい。
本発明の入学者選抜方法及び入学者選抜システムによれば、以下の優れた効果を奏する。
(1)入学試験に関する情報を含む様々な学校の情報を一元化することができ、情報の入手が容易であり、受験生の地理的、時間的及び経済的な負担を軽減することができ、志望校の選択も容易となる。
(2)通信ネットワーク上で受験申し込みを行うことができ、受験生の願書の作成及び提出の手間を省くことができる。
(3)通信ネットワーク上で受験生の成績を含む情報を電子データで入手することができ、データの取扱いが容易で、入学者の選抜をシステム上で容易に行うことができる。
(4)入学者の選抜に関し、志望校が指定する入学試験を受験する必要がないので、受験生の地理的、時間的及び経済的な負担を軽減することができる。
(5)入学者の選抜に関し、受験生を一同に集めた入学試験を開催する必要がないので、学校の時間的及び経済的な負担を軽減することができる。
(6)受験生が所属する学校の成績や学力試験の成績等の複数の成績を、受験生が入学を希望する学校に開示することができ、入学試験という一発勝負ではなく、自分が今まで築いてきた本来の実力を評価してもらうことができ、受験生の精神的負担を軽減することができる。
(7)受験生が所属する学校の成績や学力試験の成績等の複数の成績を、受験生からの応募を受けた学校に開示することができ、本来受験生が持っている実力を総合的に評価することができ、入学させるべき受験生を容易に確保することができる。
以下、本発明の入学者選抜方法及び入学者選抜システムの一実施形態について、図1〜図4を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の入学者選抜システムの全体構成を示す説明図である。本発明の入学者選抜システムは、インターネット等の通信ネットワーク1と、通信ネットワーク1に接続された受験生側のパソコン端末2と、通信ネットワーク1に接続された入学者を募集する学校側のパソコン端末3と、これらのパソコン端末2,3からのアクセスにより所定の動作を行うサーバ4とから構成されている。
通信ネットワーク1は、一般的にはインターネットが採用されるが、インターネットに限定されるものではなく、専用回線、CATV回線等、パソコン端末2,3がサーバ4にアクセスできる環境であればよい。
受験生側のパソコン端末2には、受験生個人が使用するもの、受験生が所属する学校(以下、「所属学校」という)が使用するもの、受験生が所属する受験機関(以下、「所属受験機関」という)が使用するものがある。受験機関には、学習塾、予備校、学力試験を開催する出版社等が含まれる。なお、「所属機関」という場合には、所属学校及び所属受験機関の両方を含むものとする。
入学者を募集する学校(以下、「募集学校」という)側のパソコン端末3は、本システム上で入学希望者を募り入学者を選抜する学校が使用するパソコン端末を意味する。募集学校として、図1では、分かり易くするために「学校」の用語を用いて学校A〜Cを図示しているが、具体的には、例えば、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、就職先等が考えられる。したがって、受験生とはこれらの入学試験(入園試験や入社試験も含む)を受ける者を意味し、現役生のみならず、浪人生も含む。なお、浪人生の場合における所属学校の役割は母校が担うものとする。
サーバ4は、CPU(中央処理装置)、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶媒体を備え、この記憶媒体に本発明の入学者選抜システムを稼動させるプログラムが記憶されており、当該プログラムをCPUが実行することにより、本発明の入学者選抜方法を実現する。具体的には、図2に示すSTEP1〜7の処理を行う。
図2は、本発明の入学者選抜方法の処理ステップを示す説明図である。本図に示すように、本発明の入学者選抜方法は、図1に示す、受験生、所属学校、所属受験機関及び学校A〜Cの各利用者又は管理者に対してIDを登録・発行する利用者ID登録ステップ(STEP1)と、IDの発行を受けた各利用者又は管理者が所定の情報をサーバ4に登録する利用者情報登録ステップ(STEP2)と、学校A〜Cの入学試験に関する情報を含む諸情報を受験生等に検索可能かつ開示可能にする学校情報開示ステップ(STEP3)と、受験生が入学を希望する学校をサーバ4に登録する受験生応募登録ステップ(STEP4)と、受験生から応募を受けた学校に対して当該受験生の情報を開示する受験生情報開示ステップ(STEP5)と、当該受験生情報に基づいて入学を許可するか否か検討した結果をサーバ4に登録する選抜結果登録ステップ(STEP6)と、受験生に対して選抜結果を開示する選抜結果開示ステップ(STEP7)とを備える。以下、ステップごとに説明する。
(利用者ID登録ステップ)
STEP1の利用者ID登録ステップでは、例えば、図1に示した受験生、所属学校、所属受験機関及び学校A〜Cに対して、本入学者選抜システムを利用するためのIDをサーバ4に登録し、各利用者又は管理者に所定のIDを発行する。IDを発行する際には、受験生の成績や合否の開示をシステム上で行う関係上、各利用者又は管理者と利用規約に同意した者にのみ発行するようになっている。もちろん必要に応じて別途利用契約を締結してもよい。また、利用するパソコン端末2,3や利用者を限定するためにパソコン端末2,3に発行ID確認デバイスを接続することにより、IDを発行するようにしてもよい。例えば、USB接続デバイス内のROMに発行するIDを焼き付ける方法がある。ID発行の際には、各利用者に各利用者に関する基本情報(利用者名、管理者名、保護者名、所属学校名、所属受験機関名、性別、連絡先、電子メールアドレス等)を入力してもらう。サーバ4は、記録媒体中の所定のテーブルに、ID、基本情報、パスワード等を関連付けて記憶保存する。パスワードは、最初はシステム側で自動発行できるようにしてもよいし、最初から利用者が所定の制限事項(利用可能文字、利用可能文字数)の範囲で登録できるようにしてもよいが、いずれにせよ後から利用者が変更できるようにしておくのが好ましい。
(利用者情報登録ステップ)
STEP2の利用者情報登録ステップでは、受験生側と募集学校側のそれぞれにおいて必要な情報をサーバ4に登録する。受験生側では、受験生の所属学校の成績、学力試験の成績、その他の実績等(以下「成績情報」という)を登録する。この成績情報は、受験生のIDと関連付けられてサーバ4の所定のテーブルに記憶保存される。この成績情報の登録は、受験生個人も行うことができるが、誤入力や偽装データ入力を回避するため及びデータ登録の利便性を向上させるため、複数の受験生の成績情報を所有している所属学校や所属受験機関が登録することが好ましい。
ここで図3は、所属機関が受験生の成績情報を個別登録する場合のフロー図である。所属機関が所定の受験生の成績情報をサーバ4に登録する場合には、各所属機関がIDを有していること、当該受験生の基本情報に所属学校又は所属受験機関として登録されていることが条件となる。具体的には、以下のフローで受験生の成績情報を登録する。
まず、各所属機関の利用者がパソコン端末2を用いて所定のID・パスワードを入力し、サーバ4に登録されたデータと照合して一致した場合、パソコン端末2の画面上には所定のメニュー画面が表示される。次に、成績情報の個別登録を行う処理を選択すると、当該所属機関のIDが受験生の基本情報テーブルに登録されている受験生の一覧が表示される。そして、一覧表から所望の受験生を目視や検索等により探し出し、所望の受験生が見つかった場合には、当該受験生の成績情報を入力することができる。入力された成績情報は、最終的に当該受験生のIDと関連付けられて所定のテーブルに記憶保存される。なお、受験生の一覧表示に替えて、受験生氏名と所属機関名でAND検索を行い、受験生の基本情報テーブルに記憶保存されたデータと一致した結果が検索できた場合にのみ、当該受験生の成績情報を入力できるようにしてもよい。
次に、所属機関が受験生の成績情報を一括登録する場合について図4を用いて説明する。多数の受験生を擁する所属機関(例えば、大手予備校やマンモス学校等)の場合には、各所属機関が所有する受験生の成績情報を所定のテキスト形式又はデータベース形式で作成してもらい、そのファイルを一括して読み込み、本システムに登録されている受験生のデータのみを抜き出して自動的に登録できるようにする。具体的には、以下のフローで受験生の成績情報を登録する。
まず、各所属機関の利用者がパソコン端末2を用いて所定のID・パスワードを入力し、サーバ4に登録されたデータと照合して一致した場合、パソコン端末2の画面上には所定のメニュー画面が表示される。次に、成績情報の一括登録を行う処理を選択すると、ファイル読み込みの操作を行うことができ、ファイルが所定の形式(例えば、テキスト形式)で作成されている場合には、当該ファイルのデータが一括してパソコン端末3に読み込まれる。ファイル形式が異なる場合には、エラー画面が表示されてメニュー画面に戻る。また、データを一括して読み込んだ時又はその後、エラーチェックを行うことができるようにしておく。このエラーチェックにより、ある受験生の成績情報が空欄となってしまったり、誤入力されてしまったりすることを防止することができる。エラーがない場合又はエラーを修正した後、読み込んだデータをサーバ4に一括登録を行う処理に移行する。このとき、読み込みデータに記載された受験生が本システムに登録されたIDを有しているか否か及び当該所属機関が読み込んだデータに表示された受験生の基本情報テーブルに登録されているか否かを自動的にチェックし、予め登録されている場合にのみ読み込んだ成績情報をサーバ4に転記する。転記された成績情報は、最終的に当該受験生のIDと関連付けられて所定のテーブルに記憶保存されるが、最終保存をする前に転記したデータを画面上でチェックできるようにしてもよい。なお、転記されなかったデータは、エラーリストとしてパソコン端末3の画面上に表示される。
当該所属機関が読み込んだデータに表示された受験生の基本情報テーブルに登録されているか否かを自動的にチェックする場合には、例えば、ファイル読み込みした受験生の氏名(読み)と当該所属機関が基本情報に登録された受験生の氏名(読み)とを照合し、一致した場合のみ読み込んだファイルのデータから各受験生の成績情報にデータを転記すればよい。ここで、受験生の照合を氏名(読み)としたのは、漢字の場合にはシステム上使えない場合や略字・当て字が用いられている場合を考慮したものであり、ひらがな又はカタカナ読みで照合する。読み上、同姓同名の受験生がいた場合には、登録時にメッセージをパソコン端末3に表示させ、どの受験生に成績情報を登録するか選択できるようにすればよい。また、登録しようとした成績情報が、既に受験生個人により登録されていた場合には、上書きするか否かのメッセージをパソコン端末3に表示させ、上書きするか上書きしないかを選択できるようにしておいてもよい。
さらに、所属機関が受験生の成績情報を登録した場合には、成績情報が登録された受験生に対して成績情報が登録された旨を通知するようにしてもよい。例えば、基本情報に登録された受験生の電子メールアドレスに成績情報が登録された旨のメールを配信したり、受験生が本システムにアクセスした場合に新着情報としてパソコン端末2の画面上に成績情報が登録された旨の表示をしたりすることが考えられる。
募集学校側では、自校を紹介する情報に加え、募集要綱等の情報(以下、「学校情報」という)を登録する。この学校情報は、募集学校のIDと関連付けられてサーバ4の所定のテーブルに記憶保存される。学校情報には、例えば、学校の写真、所在地、生徒数、カリキュラム、教育方針、部活動、行事、進路実績、交通手段、地図、過去の試験情報(募集倍率、合格率等)、募集条件、募集人数、募集期間、選抜評価要領等の情報が含まれる。また、入学者を選抜する際の評価要領を登録することもできる。この評価要領を登録することにより、後述する受験生情報開示ステップ(STEP5)において、応募者の成績から容易に合格者と不合格者を選別することができるようになる。
募集学校の学校情報が新規登録又は編集された場合には、学校情報の更新情報を各受験生に通知するようにしてもよい。例えば、基本情報に登録された受験生の電子メールアドレスに学校情報が更新された旨のメールを配信したり、受験生が本システムにアクセスした場合に新着情報としてパソコン端末2の画面上に学校情報が更新された旨の表示をしたりすることが考えられる。また、本通知は、本システムに登録された受験生全員を対象にしてもよいし、更新情報の通知を受けるか否か選択できるようにしてもよいし、希望の学校の学校情報が更新された場合のみ通知を受けるようにしてもよい。
(学校情報開示ステップ)
STEP3の学校情報開示ステップでは、STEP2で登録された募集学校の学校情報を受験生に対して地域別、学校名、学校種別等により検索可能なデータベースを構築し、該データベースの検索結果に応じて受験生に所望の募集学校の学校情報を開示する。サーバ4は、STEP2で学校情報が所定のテーブルに登録されると、該テーブルから検索に必要な情報を抜き出し、検索用のデータベースを構築し、当該募集学校のID及び学校情報と関連付けて記憶保存する。受験生は、当該検索用のデータベースを利用して、地域別、学校名、学校種別等により検索を行い、検索結果から所望の募集学校を選択すると、検索用データベースと関連付けられた所望の募集学校の学校情報をパソコン端末2上で閲覧することができる。検索キーとしては、上述した、地域別、学校名、学校種別の他に、募集期間、募集条件、沿線(最寄駅)、進路実績、過去の試験情報、選抜評価要領等を使用してもよい。学校情報には、上述したように、学校の写真、所在地、生徒数、カリキュラム、教育方針、部活動、行事、進路実績、交通手段、地図、過去の試験情報(募集倍率、合格率等)、募集条件、募集人数、募集期間、選抜評価要領等の様々な情報が登録されており、情報が一元化されているため、受験生にとって情報の入手が容易であり、受験生の地理的、時間的及び経済的な負担を軽減することができ、引いては志望校の選択も容易に行うことができる。
(受験生応募登録ステップ)
STEP4の受験生応募登録ステップでは、STEP3で開示を受けた募集学校から入学を希望する募集学校(以下、「志望校」という)を選択し、サーバ4に志望校を登録する。志望校は、1つに限られるものではなく、複数の志望校を登録することができ、例えば、第一志望から第三志望まで登録できるようになっている。この志望校情報は、受験生のIDと関連付けられてサーバ4の所定のテーブルに記憶保存される。また、募集学校のIDに対して、受験生のIDと志望順位とを関連付けて記憶保存するテーブルをサーバ4に構築してもよい。志望校の募集期間外に受験生が登録しようとした場合には、パソコン端末2の画面上に募集期間外である旨のメッセージを通知し、応募できない旨を表示する。また、次期の募集期間が既にサーバ4上に登録されている場合には、次期の募集期間に登録するか否かを選択できるようにしてもよい。また、募集学校によって要求する成績情報が異なる場合もあるので、サーバ4に登録された成績情報からどの成績情報を志望校に開示するかを選択できるようにしてもよい。この場合、選択した成績情報も受験生のIDと関連付けられてサーバ4の所定のテーブルに記憶保存され、また、募集学校のIDに対して、受験生のIDとともに関連付けられて所定のテーブルに記憶保存される。このように本システムでは、通信ネットワーク1上で応募登録(受験申し込み)を行うことができ、受験生の願書の作成及び提出の手間を省くことができる。なお、本システムにおける募集学校の募集期間は、各募集学校によって設定できるようにしてもよいが、受験生の利便性を考慮し、一律同一の募集期間とし、例えば、第一期〜第三期程度に分割して募集期間を設定するのが好ましい。
また、この受験生の応募登録は、受験生に代わって、所属学校や所属受験機関が行ってもよい。このとき、受験生のIDと関連付けて記憶保存された所属学校や所属受験機関のみが登録を行うことができる。また、STEP2の利用者情報登録ステップで受験生が所属機関による代理応募を許諾するか否か登録できるようにしておき、代理応募の許諾を受けた所属機関のみ応募登録できるようにしてもよい。所属機関が代理応募する際には、当該所属機関が代理応募しようとする受験生の基本情報テーブルに登録された所属機関であるか否か、又は代理応募が許諾された所属機関であるか否かをサーバ4に登録されたデータベースへ照合を行い、当該所属機関が受験生の基本情報に登録されていない場合又は代理応募が許諾されていない場合には、代理応募できない旨のメッセージをパソコン端末2の画面上に表示させる。さらに代理応募の場合には代理応募された受験生に対して代理応募された旨の通知を行うようにしてもよい。例えば、基本情報に登録された受験生の電子メールアドレスに代理応募された旨のメールを配信したり、受験生が本システムにアクセスした場合に新着情報としてパソコン端末2の画面上に代理応募された旨の表示をしたりすることが考えられる。
応募登録を受けた募集学校には、受験生から応募があった旨の通知をするようにしてもよい。例えば、基本情報に登録された募集学校の電子メールアドレスに受験生から応募があった旨のメールを配信したり、募集学校の登録された利用者(募集学校の管理者)が本システムにアクセスした場合に新着情報としてパソコン端末3の画面上に応募があった旨の表示をしたりすることが考えられる。また、本通知は、第一志望として登録された場合のみを対象にしてもよいし、パソコン端末3の画面上に表示する場合には第一志望から第三志望ごとに集計した応募人数を表示させるようにしてもよい。
(受験生情報開示ステップ)
STEP5の受験生情報開示ステップでは、志望校に選定された募集学校に対して受験生の成績情報を開示する。成績情報は受験生の個人情報に相当するので取り扱いには十分に注意する必要がある。例えば、受験生のIDと成績情報のみを開示又はダウンロードできるようにしたり(つまり、受験生の氏名や連絡先等の基本情報は開示しない)、成績情報のデータは募集学校のパソコン端末3にダウンロードできないようにしたり、募集学校のパソコン端末3にファイル交換ソフトがインストールされている場合には成績情報のデータをダウンロードできないようにしたりすることが考えられる。
募集学校の利用者(管理者)がパソコン端末3からサーバ4の本システムにアクセスすると、パソコン端末3の画面上で応募者一覧を閲覧することができる。応募者一覧では、応募者(受験生)のID、成績情報、志望順位等が一覧で表示されるようになっている。募集学校が所定の成績情報を要求している場合には、STEP4で応募者(受験生)により登録された成績情報のみを表示させたり、応募者(受験生)のIDに登録された全ての成績情報から募集学校が要求した成績情報のみをデータベースから抽出して表示させたりする。また、当該画面上では、STEP2で登録した評価要領により、各募集学校に応じた集計又は換算方法で各応募者の成績を集計又は換算して表示させたり、合格者と不合格者を色や符合を用いて識別して表示させたり、所望の条件でソートして表示させたりすることができる。
また、受験生からの応募を受けた募集学校は、所属学校又は所属受験機関に成績情報が正しいか否かの証明を求めることができるようにしてもよい。この場合、本システムを利用して所属機関に対して証明書の発行を依頼できるようにしてもよいし、応募の際に所属機関が募集学校に対して予め証明書を発行させるようにしてもよい。例えば、受験生の成績情報閲覧画面において、成績証明の要求を行うと、当該受験生のIDの所属機関に対して証明書発行依頼がメール等で通知され、当該通知を受けた所属機関は、証明書発行依頼を受けた受験生の成績情報が正しい場合には証明済みのチェックを入力できるようにしておけばよい。もちろん、紙の証明書を別途発行し、募集学校に郵送するようにしてもよい。
本システムにおいては、本ステップで開示された受験生の成績情報に基づいて入学者の選抜を行うため、受験生にとっては、志望校が指定する入学試験を受験する必要がなく、地理的、時間的及び経済的な負担を軽減することができ、募集学校にとっては、受験生を一同に集めた入学試験を開催する必要がないので、時間的及び経済的な負担を軽減することができる。さらに、受験生の所属学校の成績や学力試験の成績等の複数の成績を、受験生が応募登録した募集学校に開示することができるため、受験生にとっては、入学試験という一発勝負ではなく、自分が今まで築いてきた本来の実力を評価してもらうことができ、受験生の精神的負担を軽減することができ、募集学校にとっては、本来受験生が持っている実力を総合的に評価することができ、入学させるべき受験生を容易に選抜し確保することができる。
(選抜結果登録ステップ)
STEP6の選抜結果登録ステップでは、受験生の成績情報の開示を受けた募集学校が、応募者の合否結果をサーバ4に登録する。この選抜結果は、受験生のID及び募集学校のIDと関連付けられてサーバ4の所定のテーブルに記憶保存される。また、募集学校が複数の募集期間を登録している場合には、募集期間データにも関連付けられて登録され、同じ募集学校であっても異なる募集期間に受験生が当該募集学校に応募できるようにする。また、合否のみならず、不合格者に対しては、応募者における順位や不合格となった理由等、受験生の今後の応募に参考となる情報を登録できるようにしてもよい。
選抜結果の登録を受けた受験生には、応募した募集学校の選抜結果が登録された旨の通知をするようにしてもよい。例えば、基本情報に登録された受験生又は所属学校の利用者(管理者)の電子メールアドレスに選抜結果が登録された旨のメールを発信したり、受験生や所属学校の利用者(管理者)が本システムにアクセスした場合に新着情報としてパソコン端末2の画面上に選抜結果が登録された旨の表示をしたりすることが考えられる。
(選抜結果開示ステップ)
STEP7の選抜結果開示ステップでは、募集学校により登録された選抜結果を当該募集学校に応募した受験生又は所属学校の利用者(管理者)に開示する。受験生のみならず所属学校の利用者(管理者)にも開示しているのは、所属学校においても誰がどこの学校に合格したか否かは、学校運営上重要な情報であることを考慮したものである。もちろん、受験生の所属受験機関にも開示するようにしてもよい。また、受験生が、所属学校又は所属受験機関のうち予め選抜結果を開示することを許諾した所属機関に対してのみ開示させるようにしてもよい。この開示許諾はSTEP2の利用者情報登録ステップで登録できるようにしておけばよい。
受験生等がパソコン端末2からサーバ4の本システムにアクセスすると、パソコン端末2の画面上で選抜結果を閲覧することができる。選抜結果は、例えば、サーバ4に登録された志望校の全てが一覧形式で表示され、志望校ごとに選抜結果が「合格」又は「不合格」の表示がなされるようになっている。また、選抜結果は志望校一覧ではなく、志望校一覧から選択した所定の志望校のみの選抜結果を表示させるようにしてもよい。また、応募者における順位や不合格となった理由等、受験生の今後の応募に参考となる情報が登録されている場合には、選抜結果とともに当該情報も表示される。
また、合格者に対しては、当該志望校への入学案内や入学手続を行うことができるようにしてもよい。入学案内では、入学手続の必要書類、手続期間、注意事項等を表示し、入学手続では、「入学手続を行う」、「入学手続を行わない」、「保留」等を選択できるようにしておく。さらに入学手続期間が設定されている場合において、「入学手続を行う」又は「入学手続を行わない」のいずれかのデータが登録されていない場合には、受験生又は所属学校に対して入学手続期間終了前にアラームを通知するようにしてもよい。また重複した入学手続を回避するために、一つの志望校に対して「入学手続を行う」のデータを登録した場合には、他の志望校に対して「入学手続を行う」のデータを登録できないようにしたり、自動的に他の志望校に対して「辞退」のデータを登録するようにしたりしてもよい。
(オプション)
STEP4の受験生応募登録ステップで登録された募集学校が、受験生の成績情報に加えて面接を要求する場合や、STEP7の選抜結果開示ステップで「入学手続を行う」のデータを登録した受験生に対して所定の手続を行うために当該募集学校への来校を要求する場合がある。かかる場合に備えて本システムでは、募集学校にアクセスするためのオプション機能を有する。当該オプション機能では、募集学校近辺の宿泊施設(ホテル、旅館等)の検索・予約画面へのリンク、自宅駅から募集学校の最寄駅までの交通手段の検索・予約画面へのリンク、タクシー配車の検索・予約画面へのリンク、募集学校近辺の住宅情報(寮、アパート、マンション等)の紹介・斡旋画面へのリンク等が用意されている。これらの各リンク先は、本システムの管理者が個別に構築したデータベース又はホームページでもよいし、インターネット等で公に運用されている業者へのホームページでもよい。好ましくは所定の業者と提携し、各学校別に専用のデータベース等を構築し、容易かつ高速に検索等できるようにするとよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができることは勿論である。
続いて、各利用者のパソコン端末2,3における画面表示の一例を示す図5〜図18を参照しつつ、本システムの実施例について説明する。
(受験生側)
最初に受験生側の動作について説明する。受験生側のパソコン端末2には、上述したように、受験生個人が使用する場合と所属機関が使用する場合とがある。
(エントリー画面)
図5は、受験生側のパソコン端末2におけるエントリー画面を示す説明図であり、(A)は受験生用、(B)は所属学校用、(C)は所属受験機関用の画面である。
「個人用エントリー画面」は受験生個人が使用する場合にアクセスする画面であり、「学校用エントリー画面」は受験生の所属学校が使用する場合にアクセスする画面であり、「法人・団体エントリー画面」は所属受験機関が使用する場合にアクセスする画面である。この画面において、IDとパスワードを入力することによって利用者を照合し、サーバ4に登録されたデータと一致する場合に次の画面に移行することができる。
(メニュー画面)
図6は、受験生側のパソコン端末2におけるメニュー画面を示す説明図であり、(A)は受験生用、(B)は所属学校用、(C)は所属受験機関用の画面である。
「個人用Menu画面」は受験生個人がエントリー画面から本システムにアクセスしID及びパスワードがサーバ4に登録されたデータと一致する場合に表示される画面であり、「学校用Menu画面」は受験生の所属学校の登録された利用者(管理者)がエントリー画面から本システムにアクセスしID及びパスワードがサーバ4に登録されたデータと一致する場合に表示される画面であり、「法人・団体Menu画面」は所属受験機関の登録された利用者(管理者)がエントリー画面から本システムにアクセスしID及びパスワードがサーバ4に登録されたデータと一致する場合に表示される画面である。
図6(A)に示す「個人用Menu画面」には、例えば、「1.募集校内容検索」、「2.入力データ新規・編集」、「3.登録データ確認」、「4.応募登録」、「5.選抜結果」、「6.オプション」が表示される。図6(B)に示す「学校用Menu画面」にも「個人用Menu画面」と同じ項目が表示される。図6(C)に示す「法人・団体Menu画面」では、応募登録及び選抜結果の項目は表示されていない。つまり、ここでは、所属受験機関に対して、受験生の代理応募及び選抜結果閲覧を利用する権限を与えていない場合を示している。もちろん、これらの利用権限を所属受験機関にも与える場合には、図6(B)に示す「学校用Menu画面」と同じメニュー画面となる。
所属学校及び所属受験機関の各メニュー画面において、「2.入力データ新規・編集」及び「3.登録データ確認」が表示されているのは、所属学校が本システムのIDを有する受験生の学校の成績(内申データ)を登録したり、所属受験機関が開催した学力試験等の成績を登録したりする場合があるからである。所属機関は多数の受験生の成績情報を所有しており、データも正確であるため、本システムのIDを有する受験生の成績情報を所属機関が登録できるようにすることで、受験生の利便性とデータの正確性を担保することができる。
以下、各メニュー画面に表示された項目について受験生が使用する「個人用Menu画面」を例に説明する。
(募集校内容検索)
図7は、「個人用Menu画面」における「1.募集校内容検索」の説明図であり、(A)は「1.募集校内容検索」をクリックする前の状態を示し、(B)は「1.募集校内容検索」をクリックした後の状態を示す。
図7(A)に示すように、「個人用Menu画面」において、「1.募集校内容検索」を選択しクリックすると、図7(B)に示す「募集校内容検索Menu」が表示される。当該メニューには、「1.地域別」、「2.50音順」、「3.種別」が表示され、表示されたそれぞれの内容で募集校を検索することができる。
(募集校内容検索詳細)
ここで、図8は、「募集校内容検索Menu」の各項目をクリックした場合に表示される画面の説明図であり、(A)は地域別、(B)は50音順、(C)は種別の場合を示す。
図8(A)の地域別の検索では、都道府県をプルダウンで選択できるようになっており、所望の都道府県を選択した後、「学校表示ボタン」を押すことにより、選択した都道府県のうち本システムに登録された学校の一覧が表示される。また、所望の都道府県を選択した後に「地域詳細ボタン」を押すと、選択した都道府県から更に表示される学校を絞り込むことができる。例えば、東西南北や学区によって絞り込みを行うことができる。なお、「前画面ボタン」は図7(B)に示した「募集校内容検索Menu」に戻るためのボタンである。
図8(B)の50音順の検索では、50音をプルダウンで選択できるようになっており、所望の50音を選択した後、「学校表示ボタン」を押すことにより、選択した50音のうち本システムに登録された学校の一覧が表示される。また、所望の50音を選択した後に「地域選択ボタン」を押すと、選択した50音から更に表示される学校を絞り込むことができる。例えば、東北・関東・関西・近畿等の地域や都道府県によって絞り込みを行うことができる。
図8(C)の種別の検索では、国公立・私立の種別、共学・男子校・女子高の種別、普通科・工業科等の学科の種別によりプルダウンで選択して絞り込みができるようになっている。また、「地域選択ボタン」を押すと、例えば、東北・関東・関西・近畿等の地域や都道府県によって更に絞り込みを行うことができる。
(学校一覧)
図9は、検索結果から所望の学校情報を閲覧する場合の説明図であり、(A)は選択学校一覧、(B)は学校データを示す画面である。
図9(A)の選択学校一覧画面は、図で説明した検索により絞り込んだ結果を表示する画面であり、検索条件に該当する学校の一覧がプルダウンに表示されている。更に各学校の詳細情報を閲覧したい場合には、プルダウンから所望の学校を選択し、「学校データ表示ボタン」を押すと、図9(B)に示す学校データが表示される。
この「学校データ」画面には、学校名、写真、カリキュラム・進路指導・部活動・行事等のデータ、所在地・学校概要・生徒数等のデータ、地図・交通手段のデータ、進路状況・進路実績等のデータ、合格の目安、3年間の倍率、募集条件・評価要領・二次考査要領等のデータ、募集要綱(募集期間、募集人員、結果発表日等)等が表示されるようになっている。この「学校データ」により、受験生は各学校に関する諸情報や校風、入学試験に関する情報等を容易に入手することができる。
(入力データ)
図10は、「個人用Menu画面」における「2.入力データ新規・編集」の説明図であり、(A)は「2.入力データ新規・編集」をクリックする前の状態を示し、(B)は「2.入力データ新規・編集」をクリックした後の状態を示す。
図10(A)に示す「個人用Menu画面」において、「2.入力データ新規・編集」を選択しクリックすると、図10(B)に示す「個人データ編集」画面が表示される。この「個人データ編集」画面では、所属学校の内申データ、評価試験データ、活動・実績データを入力又は編集することができる。所属学校の内申データでは、1年〜3年までの各学期の成績を入力することができる。この内申データは、受験生個人が入力してもよいし、所属学校が代理入力をしてもよい。なお、中学受験の場合には、例えば小学4年〜6年までの成績を入力することができるようにする。評価試験データには、所属受験機関が開催した学力試験や模擬試験の結果を入力する。例えば、試験日、受験場所、各科目の得点、偏差値、受験生数、順位等のデータを入力できるようにしておく。この評価試験データは、受験生個人が入力してもよいし、所属学校や所属受験機関が代理入力をしてもよい。活動・実績データには、所属学校での部活動や生徒会活動等の状況を入力する。
(データ確認)
図11は、「個人用Menu画面」における「3.登録データ確認」の説明図であり、(A)は「3.登録データ確認」をクリックする前の状態を示し、(B)は「3.登録データ確認」をクリックした後の状態を示す。
この登録データ確認は、図10(B)に示した「個人データ編集」画面で登録したデータを確認する画面であり、図11(B)に示すように図10(B)に示した入力画面と略同じ画面が表示され、ここでは編集できないようになっている。
(応募登録)
図12は、「個人用Menu画面」における「4.応募登録」の説明図であり、(A)は「4.応募登録」をクリックする前の状態を示し、(B)は「4.応募登録」をクリックした後の状態を示す。
図12(A)に示すように、「4.応募登録」を選択してクリックすると、図12(B)に示す「応募校内容検索Menu」が表示される。ここでは図7(B)に示した「募集校内容検索Menu」と同様に、地域別、50音順、種別により検索することができるようになっている。その機能は「募集校内容検索Menu」と同じであるので詳細な説明を省略し、所望の学校を選択したところから説明を開始する。
図13は、受験生「日本太郎」が「私立A学園」に応募する際の手順を示した説明図であり、(A)は「私立A学園」の学校データ、(B)は「日本太郎」の応募データ選択、(C)は「日本太郎」の応募データ登録の画面を示す。
図13(A)は図12(B)に示した「応募校内容検索Menu」から検索・絞り込みを行い、「私立A学園」の学校データを選択し表示した画面である。ここで、募集要綱のうち、募集期間内にある募集要綱はクリックできるようになっており、そこから応募登録ができるようになっている。所定の募集要綱をクリックすると、図13(B)に示すように「応募データ選択」画面が表示され、自分の登録されたデータにアクセスすることができる。ここで、募集要綱に応じた内申データや評価試験データを選択し、どのデータを志望校である「私立A学園」にデータを開示させるか決定することができる。ここでは、1年1学期〜3学期、2年1学期〜3学期、3年1学期〜2学期の内申データと、3つの評価試験データを選択したものとする。選択方法は、各画面をクリックしたり、チェックボックス等により選択したりできるようにしておけばよい。なお、図13(B)に示す実施例では、各画面の項目をクリックすることによって選択できるようになっている。次に「確認ボタン」をクリックすると、図13(C)に示した「応募データ確認」画面が表示される。この画面で応募するデータの内容を確認し、問題がなければ、「登録ボタン」をクリックする。これで、「日本太郎」の「私立A学園」への応募が完了する。
(選抜結果)
図14は、「個人用Menu画面」における「5.選抜結果」の説明図であり、(A)は「5.選抜結果」をクリックする前の状態を示し、(B)は「5.選抜結果」をクリックした後の状態を示す。
図14(A)に示すように、「5.選抜結果」を選択してクリックすると、図14(B)に示す「選抜結果一覧」が表示される。ここでは、「日本太郎」が「私立A学園」の第一期及び第二期の募集期間と、「県立B高校」の第二期の募集期間に応募登録をしており、「私立A学園」の第一期では不合格、「私立A学園」の第二期では合格、「県立B高校」の第二期は未だ選抜結果が登録されていない状態を示している。
(オプション)
図15は、「個人用Menu画面」における「6.オプション」の説明図であり、(A)は「6.オプション」をクリックする前の状態を示し、(B)は「6.オプション」をクリックした後の状態を示す。
図15(A)に示すように、「6.オプション」を選択してクリックすると、図15(B)に示す「オプションMenu」が表示される。「オプションMenu」は、募集学校が応募者(受験生)の選抜前に面接を要求する場合や、合格した受験生が入学手続を行うために募集学校への来校を要求する場合に備えたものである。ここでは、図15(B)に示すように、「1.宿泊ホテル・旅館等検索/予約」、「2.タクシー配車」及び「3.寮・アパート・マンションの紹介」を行うことができるホームページにアクセスできるようになっている。
(募集学校側)
続いて、募集学校側の動作について説明する。募集学校側のパソコン端末3においても、図5に示すような「エントリー画面」があるが、図5(A)〜(C)に示した画面とほとんど同じ画面であるため、ここでは説明を省略する。
(メニュー画面)
図16は、募集学校側のパソコン端末3におけるメニュー画面を示す説明図であり、(A)は「選抜学校用Menu」、(B)は「データ編集Menu」を示す画面である。
図示しない募集学校用エントリー画面にて、発行されたID及び登録したパスワードを入力し、サーバ4に保存されたデータと一致する場合には、図16(A)に示した「選抜学校用Menu」が表示される。この画面がトップ画面メニューである。この「選抜学校用Menu」では、「1.データ編集」と「2.応募者一覧表示」が可能である。ここで、「1.データ編集」をクリックすると、図16(B)に示す「データ編集Menu」画面が表示される。この「データ編集Menu」では、「1.学校データ編集」と「2.評価要領初期設定」が可能である。ここで、「1.学校データ編集」を選択してクリックすると、図9(B)に示した「学校データ」画面とほぼ同じ画面が表示され、画面上で各データを編集することができる。
(評価要領初期設定)
図17は、「データ編集Menu」における「2.評価要領初期設定」の説明図であり、(A)は所属学校の成績の設定画面、(B)は所属受験機関の成績の設定画面を示す。
図16(B)に示す「データ編集Menu」において「2.評価要領初期設定」を選択してクリックすると、図17(A)に示すように、所属学校の成績の「評価要領初期設定」画面が表示される。この「評価要領初期設定」画面は2頁で構成されており、所属学校の成績(すなわち内申データ)に関する評価要領の初期設定画面が1頁目であるため、「評価要領初期設定(その.1)」と表示されており、画面右下には「次画面」に進むためのボタンが用意されており、このボタンを押すと、図17(B)に示す「評価要領初期設定(その.2)」の画面が表示されるようになっている。
図17(A)に示す「評価要領初期設定(その.1)」では、国語・数学・英語・理科・社会の科目ごとの割合(配分)、1学期・2学期・3学期の学期ごとの割合(配分)、1年・2年・3年の学年ごとの割合(配分)、学校の成績の割合(配分)を設定できるようになっている。図示した例では、学校の成績の割合(配分)を評価試験の割合(配分)を含む全体のうちの30%とし、学校の成績のうち、1年及び2年の割合(配分)を33%、3年の割合(配分)を34%とし、1年及び2年の成績のうち、1学期及び2学期の割合(配分)を33%、3学期の割合(配分)を34%とし、3年の成績のうち、1学期及び2学期の割合(配分)を50%とし、各学期の成績のうち、各科目の割合(配分)を20%と設定している。この割合(配分)は、17(A)に示す「評価要領初期設定(その.1)」の画面上で任意に設定することができる。例えば、国語・数学・英語を重視する場合には、国語:33%、数学:33%、英語:34%、理科:0%、社会:0%のように配分したり、1年及び2年の3学期の成績と3年の2学期の成績を重視する場合には当該学期の成績を100%と配分したりすることによって調整することができる。その他、学年の成績の割合や、所属学校の成績の割合も任意に設定することができる。例えば、幼稚園等のように所属学校がない場合は0%と設定すればよい。
「成績表示」の欄は、後述する「応募者データ一覧」画面において各応募者の成績を画面上に表示されるか否かの設定を行うものであり、成績表示を行う場合(有の場合)は「1」を入力し、成績表示を行わない場合(無の場合)は「2」を入力するようになっている。
図17(B)に示す「評価要領初期設定(その.2)」では、国語・数学・英語・理科・社会の科目ごとの割合(配分)、評価試験成績の割合(配分)、提示試験回数を設定できるようになっている。図示した例では、評価試験の割合(配分)を学校の成績の割合(配分)を含む全体のうちの70%とし、学校の成績のうち、1年及び2年の割合(配分)を33%、3年の割合(配分)を34%とし、各科目の割合(配分)を20%とし、提示試験回数を「3」に設定している。この割合(配分)及び提示試験回数は、17(B)に示す「評価要領初期設定(その.2)」の画面上で任意に設定することができる。例えば、国語・数学・英語を重視する場合には、国語:33%、数学:33%、英語:34%、理科:0%、社会:0%のように配分すればよい。また、評価試験の割合(配分)も任意に設定することができ(ただし、学校の成績の割合(配分)との和が100%を超えない範囲で)、例えば、就職先選抜時にように所属受験機関がない場合は0%と設定すればよい。なお、「提示試験回数」とは、応募者が自分の成績情報に登録した評価試験データのうち、成績として加算される試験を選択することができる数を意味し、選択の方法については、図13の説明で述べた通りである。
「成績表示」の欄は、後述する「応募者データ一覧」画面において各応募者の成績を画面上に表示されるか否かの設定を行うものであり、成績表示を行う場合(有の場合)は「1」を入力し、成績表示を行わない場合(無の場合)は「2」を入力するようになっている。
なお、「応募指定校コード入力」の欄は、応募者の所属学校を限定するために用いられるものであり、この欄に所定のコード(ID)を入力してサーバ4に登録しておくと、登録された所属学校以外の受験生は応募することができない。
(応募者データ一覧)
図18は、「選抜学校用Menu」における「2.応募者一覧表示」の説明図であり、(A)は応募者データを総評価点でソートした画面、(B)は応募者データから上位4名を選択した画面、(C)は選択者を確認する画面を示す。
図16(A)に示した「選抜学校用Menu」の「2.応募者一覧表示」を選択してクリックすると、図18(A)に示す応募者データ一覧画面が表示される。この応募者データ一覧には、応募者のIDごとに学校評価及び評価試験の成績が一覧表形式で表示される。評価点は、各評価の科目ごとの評価点、各評価の合計点、総評価点(各評価の合計点の和)の項目ごとに表示されており、この各項目を選択し、下部のソートボタンを押すと、選択した項目の評価点の高い順に応募者データをソートすることができる。ソートした項目は反転表示される。ここでは、総評価点でソートしている。また、総評価点の右隣に表示された矢印(▲又は▼)により、応募者データ一覧をスクロールすることができる。この画面には、他に、応募校名(A学園)、募集期間(H18.1.10〜H18.1.16)、応募人数等が表示されている。
図18(B)に示す応募者データ一覧画面は、応募者データの総評価点の上位4名を選択した画面を示している。応募者のIDをクリックすると、図18(B)に示すように、選択した応募者データが反転表示され、応募者が選択された状態となる。応募者の選択を行うと、応募人数の下に表示された「選択者数」に選択された人数(ここでは4名)が表示される。この選択者を合格者としてもよいとの心証が形成された場合は、下部の「選択者確認」ボタンを押し、図18(C)に示す選択者確認画面に移行する。選択者確認画面では、応募者データ一覧で選択した者のデータのみが抽出されて表示される。この画面で最終的に選択者を合格者とするか否かを確認し、問題がない場合は下部の「登録」ボタンを押すと、サーバ4にデータが転送され、合格者の4名のID及びA学園のIDと関連付けられて合格のデータが所定のテーブルに記憶保存される。なお、不合格者の取扱いについては図示していないが、合格のデータがサーバ4に登録された時点で他の応募者に不合格のデータを登録するようにしてもよいし、所定の選抜期間経過後に合格のデータが登録されていない応募者に不合格のデータを登録するようにしてもよいし、別途不合格者登録用の画面を用意しA学園側が合格者登録と同様の処理で不合格者登録を行うようにしてもよい。
なお、上述した説明は単なる実施例であって、これらの内容に限定されるものではなく、例えば、科目を各学校に応じた科目名で設定できるようにしたり、時代背景に応じて科目名を追加・変更したり、科目以外の人格的・性格的な判断を採用又は併用したり、することができるのは勿論である。
本発明の入学者選抜システムの全体構成を示す説明図である。 本発明の入学者選抜方法の処理工程を示す説明図である。 所属機関が受験生の成績情報を個別登録する場合のフロー図である。 所属機関が受験生の成績情報を一括登録する場合のフロー図である。 受験生側のパソコン端末におけるエントリー画面を示す説明図であり、(A)は受験生用、(B)は所属学校用、(C)は所属受験機関用の画面である。 受験生側のパソコン端末におけるメニュー画面を示す説明図であり、(A)は受験生用、(B)は所属学校用、(C)は所属受験機関用の画面である。 「個人用Menu画面」における「1.募集校内容検索」の説明図であり、(A)は「1.募集校内容検索」をクリックする前の状態を示し、(B)は「1.募集校内容検索」をクリックした後の状態を示す。 「募集校内容検索Menu」の各項目をクリックした場合に表示される画面の説明図であり、(A)は地域別、(B)は50音順、(C)は種別の場合を示す。 検索結果から所望の学校情報を閲覧する場合の説明図であり、(A)は選択学校一覧、(B)は学校データを示す画面である。 「個人用Menu画面」における「2.入力データ新規・編集」の説明図であり、(A)は「2.入力データ新規・編集」をクリックする前の状態を示し、(B)は「2.入力データ新規・編集」をクリックした後の状態を示す。 「個人用Menu画面」における「3.登録データ確認」の説明図であり、(A)は「3.登録データ確認」をクリックする前の状態を示し、(B)は「3.登録データ確認」をクリックした後の状態を示す。 「個人用Menu画面」における「4.応募登録」の説明図であり、(A)は「4.応募登録」をクリックする前の状態を示し、(B)は「4.応募登録」をクリックした後の状態を示す。 受験生「日本太郎」が「私立A学園」に応募する際の手順を示した説明図であり、(A)は「私立A学園」の学校データ、(B)は「日本太郎」の応募データ選択、(C)は「日本太郎」の応募データ登録の画面を示す。 「個人用Menu画面」における「5.選抜結果」の説明図であり、(A)は「5.選抜結果」をクリックする前の状態を示し、(B)は「5.選抜結果」をクリックした後の状態を示す。 「個人用Menu画面」における「6.オプション」の説明図であり、(A)は「6.オプション」をクリックする前の状態を示し、(B)は「6.オプション」をクリックした後の状態を示す。 募集学校側のパソコン端末におけるメニュー画面を示す説明図であり、(A)は「選抜学校用Menu」、(B)は「データ編集Menu」を示す画面である。 「データ編集Menu」における「2.評価要領初期設定」の説明図であり、(A)は所属学校の成績の設定画面、(B)は所属受験機関の成績の設定画面を示す。 「選抜学校用Menu」における「2.応募者一覧表示」の説明図であり、(A)は応募者データを総評価点でソートした画面、(B)は応募者データから上位4名を選択した画面、(C)は選択者を確認する画面を示す。
符号の説明
1 通信ネットワーク
2 パソコン端末(受験生側)
3 パソコン端末(募集学校側)
4 サーバ

Claims (13)

  1. 受験生、受験生の所属する学校及び受験機関並びに入学者を募集する学校に対してIDを登録・発行する利用者ID登録ステップと、IDの発行を受けた各利用者が所定の情報を登録する利用者情報登録ステップと、入学試験に関する情報を含む諸情報を少なくとも受験生に対して検索可能かつ開示可能にする学校情報開示ステップと、受験生が入学を希望する学校を登録する受験生応募登録ステップと、受験生から応募を受けた学校に対して当該受験生の情報を開示する受験生情報開示ステップと、当該受験生情報に基づいて入学を許可するか否か検討した結果を登録する選抜結果登録ステップと、受験生に対して選抜結果を開示する選抜結果開示ステップと、を備えることを特徴とする入学者選抜方法。
  2. 前記受験生の情報には、前記受験生が所属する学校の成績及び前記受験生が所属する受験機関が開催する学力試験の成績を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の入学者選抜方法。
  3. 前記受験生の情報の一部は、前記受験生が所属する学校又は前記受験生が所属する受験機関が登録する、ことを特徴とする請求項2に記載の入学者選抜方法。
  4. 受験生、受験生の所属する学校及び受験機関並びに入学者を募集する学校に対してIDを登録・発行する利用者ID登録手段と、IDの発行を受けた各利用者が所定の情報を登録する利用者情報登録手段と、入学試験に関する情報を含む諸情報を少なくとも受験生に対して検索可能かつ開示可能にする学校情報開示手段と、受験生が入学を希望する学校を登録する受験生応募登録手段と、受験生から応募を受けた学校に対して当該受験生の情報を開示する受験生情報開示手段と、当該受験生情報に基づいて入学を許可するか否か検討した結果を登録する選抜結果登録手段と、受験生に対して選抜結果を開示する選抜結果開示手段と、を備えることを特徴とする入学者選抜システム。
  5. 前記受験生の情報には、前記受験生が所属する学校の成績及び前記受験生が所属する受験機関が開催する学力試験の成績を含む、ことを特徴とする請求項4に記載の入学者選抜システム。
  6. 前記受験生の情報の一部は、前記受験生が所属する学校又は前記受験生が所属する受験機関が登録する、ことを特徴とする請求項5に記載の入学者選抜システム。
  7. 受験生、受験生の所属する学校及び受験機関が使用するコンピュータと入学者を募集する学校が使用するコンピュータとが通信ネットワークを介してそれぞれ所定のサーバに接続された入学者選抜システムであって、
    前記サーバは、受験生、受験生の所属する学校及び受験機関並びに入学者を募集する学校に対してIDを登録・発行する利用者ID登録手段と、前記受験生のIDに対して、当該受験生の連絡先等の個人情報、当該受験生が所属する学校の成績及び当該受験生が所属する受験機関が開催する学力試験の成績を関連付けて記憶する受験生データ登録手段と、前記入学者を募集する学校のIDに対して、当該学校を紹介するための諸情報及び入学試験に関する情報を関連付けて記憶する学校データ登録手段と、少なくともIDを有する前記受験生に対して、前記学校データ登録手段により登録された情報を検索可能かつ開示可能に保持する学校情報開示手段と、前記受験生が前記入学者を募集する学校から入学を希望する学校を選択し、当該受験生のIDと当該入学を希望する学校のIDとを関連付けて記憶する受験生応募登録手段と、前記受験生応募登録手段により登録された前記入学者を募集する学校に対して、前記入学を希望する受験生の前記受験生データ登録手段により登録された情報を開示する受験生データ開示手段と、前記入学者を募集する学校が、前記受験生データ開示手段により情報の開示を受けた受験生の中から入学者を選抜し、当該選抜結果を当該入学者を募集する学校のID及び前記入学を希望する受験生のIDと関連付けて記憶する選抜結果登録手段と、前記選抜結果登録手段により登録された選抜結果を前記入学を希望する受験生に対して開示する選抜結果開示手段と、を備えていることを特徴とする入学者選抜システム。
  8. 前記受験生データ登録手段は、前記受験生のIDと当該受験生の所属する学校のIDとを関連付けて記憶しており、前記受験生の所属する学校のIDと前記受験生のIDとが一致する場合に、当該受験生の所属する学校が当該受験生の学校の成績を登録する、ことを特徴とする請求項7に記載の入学者選抜システム。
  9. 前記受験生データ登録手段は、前記受験生のIDと当該受験生の所属する受験機関のIDとを関連付けて記憶しており、前記受験生の所属する受験機関のIDと前記受験生のIDとが一致する場合に、当該受験生の所属する受験機関が当該受験生の当該受験機関が開催する学力試験の成績を登録する、ことを特徴とする請求項7に記載の入学者選抜システム。
  10. 前記受験生の所属する学校又は前記受験生の所属する受験機関により、当該受験生の成績が登録された場合に当該受験生に対してその旨を通知する、ことを特徴とする請求項8又は9に記載の入学者選抜システム。
  11. 前記受験生応募登録手段により、前記入学者を募集する学校に対して前記受験生からの応募があった場合に、当該入学者を募集する学校に対してその旨を通知する応募登録通知手段を備える、ことを特徴とする請求項7に記載の入学者選抜システム。
  12. 前記選抜結果登録手段により、選抜結果が登録された場合に、当該受験生に対してその旨を通知する選抜結果登録通知手段を備える、ことを特徴とする請求項7に記載の入学者選抜システム。
  13. 前記サーバは、前記入学者を募集する各学校に関する地図情報、交通手段情報、宿泊設備情報、住宅情報等のデータを当該入学者を募集する学校のIDと関連付けて記憶し、これらのデータを前記受験生に対して開示するオプション手段を備える、ことを特徴とする請求項7に記載の入学者選抜システム。

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