JP2007278054A - 不凍液自動調合による散水融雪システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 光熱費を抑え効率よく安全に融雪するシステムを提供する。
【解決手段】不凍液タンク(1)不凍液(塩等の不純物で氷点を下げる為の液)の入ったタンク(1)から調合タンク(3)へ不凍液を送る補充ポンプ(2)により、調合タンク(3)(水が貯められているタンク)で混合され凍結しない濃度を保つ為に、濃度を監視するセンサー(4)により自動濃度管理され、濃度が低下すると補充ポンプ(2)より不凍液が、調合タンク(3)に補充され凍結しない濃度が自動的に保たれる。
次に混合された不凍水は、圧送ポンプ(5)により配管を通って屋根に送られ不凍水が散水され、融雪され屋根には雪が積もらない。
散水された不凍水は、雨樋より回収され再び調合タンク(3)へ戻り循環される。
不凍水自動調合による散水融雪システムを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】不凍液タンク(1)不凍液(塩等の不純物で氷点を下げる為の液)の入ったタンク(1)から調合タンク(3)へ不凍液を送る補充ポンプ(2)により、調合タンク(3)(水が貯められているタンク)で混合され凍結しない濃度を保つ為に、濃度を監視するセンサー(4)により自動濃度管理され、濃度が低下すると補充ポンプ(2)より不凍液が、調合タンク(3)に補充され凍結しない濃度が自動的に保たれる。
次に混合された不凍水は、圧送ポンプ(5)により配管を通って屋根に送られ不凍水が散水され、融雪され屋根には雪が積もらない。
散水された不凍水は、雨樋より回収され再び調合タンク(3)へ戻り循環される。
不凍水自動調合による散水融雪システムを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、不凍液(塩等の不純物添加により氷点を下げるための液)が貯められているタンクから、水が貯められているタンク内へ秤量し混合され、このタンクに備え付けられている濃度計により不凍液の濃度管理を自動的に行い混合され、混合された液は圧送ポンプにより屋根に送られ散水し融雪され、散水された液は雨樋により回収され再びタンクに戻り循環する、不凍液自動調合による散水融雪に関するものである。
従来、融雪に際して熱源を利用としたヒータや温水で融雪が考案されているが、融雪面積や融雪量の能力量に対してかなりの量の電力量や光熱費が必要であり、不十分な融雪効果であった。
これは次のような欠点があった。
(イ)膨大な電力量や光熱費が必要である。
(ロ)使用環境化に於いて野外でのヒータでは大電流を必要とする為、各部品の劣化による漏電災害や感電災害が懸念される。
(ハ)熱源を利用した方式では火元の安全性が懸念される。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
(イ)膨大な電力量や光熱費が必要である。
(ロ)使用環境化に於いて野外でのヒータでは大電流を必要とする為、各部品の劣化による漏電災害や感電災害が懸念される。
(ハ)熱源を利用した方式では火元の安全性が懸念される。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
不凍液タンク(1)不凍液(塩等の不純物添加により氷点を下げる為の液)の入ったタンク(1)から調合タンク(3)へ不凍液を送る補充ポンプ(2)により、調合タンク(3)(水が貯められているタンク)で混合され凍結しない濃度を保つ為に、濃度を監視するセンサー(4)により自動濃度管理され、濃度が低下すると補充ポンプ(2)より不凍液が、調合タンク(3)に補充され凍結しない濃度が自動的に保たれる。
次に混合された不凍水は、圧送ポンプ(5)により配管を通って屋根に送られ不凍水が散水され、融雪され屋根には雪が積もらない。
散水された不凍水は、雨樋より回収され再び調合タンク(3)へ戻り循環される。
本発明は以上の構成による不凍水自動調合による散水融雪システムである。
次に混合された不凍水は、圧送ポンプ(5)により配管を通って屋根に送られ不凍水が散水され、融雪され屋根には雪が積もらない。
散水された不凍水は、雨樋より回収され再び調合タンク(3)へ戻り循環される。
本発明は以上の構成による不凍水自動調合による散水融雪システムである。
このシステムを作動させる為の電力は、小型ポンプ及び各センサーと制御回路なので、膨大な電力を必要とせず又 熱の利用による融雪ではない為膨大な光熱費を必要としない。
使用する水については、循環によるものなので、常時必要としない。
使用する水については、循環によるものなので、常時必要としない。
以下、本発明の実施刷るための最良の形態について説明する。
このシステムを運転する前に、不凍液タンク(1)へ塩等の不純物を溶かした液を入れておく。
不凍液タンク(1)には安全回路として、上から液空検知センサー(6)補充ポンプ空転防止センサー(7)からなる安全回路が備えられている。
次に運転開始スイッチが押されると水道水供給バルブ(12)が開き、調合タンク(3)へ水道水が供給され調合タンク(3)へ備えられたセンサー定量水量確認及び水道水給水停止センサー(8)が信号の入力を確認すると、水道水の給水が停止される。
次に調合タンク(3)へ備えられた濃度監視センサー(4)の働きにより、自動濃度制御が行われ調合タンク内の水が凍らない濃度にする為に、不凍液タンク(1)から補充ポンプ(2)により調合タンク(3)へ秤量され混合される。
調合タンク(3)には、安全回路として圧送ポンプ空転防止センサー(9)や安全措置として安全水位排水配管(15)や排水バルブが備えられている。
調合タンク(3)内の混合水は、圧送ポンプ(5)により流量調節リターンバルブ(13)で、流量を調節し流量計(16)で確認しながら屋根まで圧送され、安全措置として詰まり監視センサー(16)が備えられた散水部(10)より散水される。
ここで散水された混合水により融雪され融雪された雪と混合水は、雨樋により回収部(17)で回収され制御条件によって流れる行き先が制御される三方弁(11)システム停止時は排水側へ流れ、システム運転時は調合タンク(3)側へ流れ調合タンク(3)へ回収される。
この一連の流れでシステム動作時は循環される。
しかし、融雪された雪により混合水の濃度が循環を繰り返すうちに濃度が低下するが、調合タンク(3)へ備えられた濃度監視センサー(4)の働きにより自動濃度制御が行われ不凍液タンク(1)から補充ポンプ(2)により調合タンク(3)へ秤量され混合され濃度が保たれる。
このシステムを運転する前に、不凍液タンク(1)へ塩等の不純物を溶かした液を入れておく。
不凍液タンク(1)には安全回路として、上から液空検知センサー(6)補充ポンプ空転防止センサー(7)からなる安全回路が備えられている。
次に運転開始スイッチが押されると水道水供給バルブ(12)が開き、調合タンク(3)へ水道水が供給され調合タンク(3)へ備えられたセンサー定量水量確認及び水道水給水停止センサー(8)が信号の入力を確認すると、水道水の給水が停止される。
次に調合タンク(3)へ備えられた濃度監視センサー(4)の働きにより、自動濃度制御が行われ調合タンク内の水が凍らない濃度にする為に、不凍液タンク(1)から補充ポンプ(2)により調合タンク(3)へ秤量され混合される。
調合タンク(3)には、安全回路として圧送ポンプ空転防止センサー(9)や安全措置として安全水位排水配管(15)や排水バルブが備えられている。
調合タンク(3)内の混合水は、圧送ポンプ(5)により流量調節リターンバルブ(13)で、流量を調節し流量計(16)で確認しながら屋根まで圧送され、安全措置として詰まり監視センサー(16)が備えられた散水部(10)より散水される。
ここで散水された混合水により融雪され融雪された雪と混合水は、雨樋により回収部(17)で回収され制御条件によって流れる行き先が制御される三方弁(11)システム停止時は排水側へ流れ、システム運転時は調合タンク(3)側へ流れ調合タンク(3)へ回収される。
この一連の流れでシステム動作時は循環される。
しかし、融雪された雪により混合水の濃度が循環を繰り返すうちに濃度が低下するが、調合タンク(3)へ備えられた濃度監視センサー(4)の働きにより自動濃度制御が行われ不凍液タンク(1)から補充ポンプ(2)により調合タンク(3)へ秤量され混合され濃度が保たれる。
1 不凍液タンク
2 補充ポンプ
3 調合タンク
4 濃度監視センサー
5 圧送ポンプ
6 液空検知センサー
7 補充ポンプ空転防止センサー
8 定量確認センサー
9 圧送ポンプ空転防止センサー
10 屋根散水部
11 三方向弁
12 水道水供給バルブ
13 流量調節リターンバルブ
14 排水バルブ
15 安全水位排水
16 散水部詰まり監視センサー
17 雨樋液回収部
2 補充ポンプ
3 調合タンク
4 濃度監視センサー
5 圧送ポンプ
6 液空検知センサー
7 補充ポンプ空転防止センサー
8 定量確認センサー
9 圧送ポンプ空転防止センサー
10 屋根散水部
11 三方向弁
12 水道水供給バルブ
13 流量調節リターンバルブ
14 排水バルブ
15 安全水位排水
16 散水部詰まり監視センサー
17 雨樋液回収部
Claims (1)
- (イ)液の入ったタンク(1)液を補充する補充ポンプ(2)液量を検知するセンサー(6)補充ポンプを保護するセンサー(7)
(ロ)水道水供給バルブ(12)液と水を混合するタンク(3)濃度を監視し制御するセンサー(4)混合水を圧送するポンプ(5)液量を検知するセンサー(8)圧送ポンプを保護するセンサー(9)流量を調節するバルブ(13)排水するバルブ(14)安全水位排水(15)
(ハ)散水流量計(16)散水部(10)散水部詰まり監視センサー(16)混合水回収部(17)流れ方向可変弁(11)
以上の構成よりなる不凍液自動調合による散水融雪システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006130770A JP2007278054A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 不凍液自動調合による散水融雪システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006130770A JP2007278054A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 不凍液自動調合による散水融雪システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007278054A true JP2007278054A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38679762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006130770A Pending JP2007278054A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 不凍液自動調合による散水融雪システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007278054A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010043495A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 転圧機械 |
JP2018188915A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 北海道ポラコン株式会社 | 凍結防止液循環装置 |
JP2020139310A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 北海道ポラコン株式会社 | 積雪防止装置 |
JP2020186645A (ja) * | 2019-05-09 | 2020-11-19 | 株式会社住まい・環境プランニング | 雨水循環利用システム |
JP2022074844A (ja) * | 2020-11-05 | 2022-05-18 | 株式会社住まい・環境プランニング | ヘリポート用融雪装置 |
-
2006
- 2006-04-07 JP JP2006130770A patent/JP2007278054A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010043495A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 転圧機械 |
JP2018188915A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 北海道ポラコン株式会社 | 凍結防止液循環装置 |
JP2020139310A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 北海道ポラコン株式会社 | 積雪防止装置 |
JP7249019B2 (ja) | 2019-02-28 | 2023-03-30 | 北海道ポラコン株式会社 | 積雪防止装置 |
JP2020186645A (ja) * | 2019-05-09 | 2020-11-19 | 株式会社住まい・環境プランニング | 雨水循環利用システム |
JP7002083B2 (ja) | 2019-05-09 | 2022-02-04 | 株式会社住まい・環境プランニング | 雨水循環利用システム |
JP2022074844A (ja) * | 2020-11-05 | 2022-05-18 | 株式会社住まい・環境プランニング | ヘリポート用融雪装置 |
JP7204152B2 (ja) | 2020-11-05 | 2023-01-16 | 株式会社住まい・環境プランニング | ヘリポート用融雪装置 |
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