JP2007277821A - パターン照合鍵、パターン照合錠装置、パターン照合錠装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

パターン照合鍵、パターン照合錠装置、パターン照合錠装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】低コストな、かつ極めて偽造に強い防犯システムを実現することができるパターン照合鍵を提供する。
【解決手段】パターン照合鍵6には、ランダムパターンとして、例えば1乃至2mm四方の紙の繊維パターンが含まれる。パターン照合防犯システム1は、パターン照合鍵6、及びこのパターン照合鍵6が挿入される挿入口4を有するパターン照合錠装置10とサーバ5とがネットワーク7を介して接続されてなるパターン照合錠システムを有する。制御装置12は、カメラ14により取得された識別対象パターンをサーバ5に対して送信し、サーバ5は、予め記憶されている照合画像と取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定し、判定結果を制御装置12に対して送信する。制御装置12は、判定結果に基づいて電気錠16を開錠する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ホテル、賃貸マンション、一般住宅等の鍵に関する。
近年、ピッキング等の不正な開錠により住居に侵入される被害が増加している。その対策として、カードキーを用いてデータを認証することにより、施錠及び開錠するものもある。しかしながら、このような鍵は偽造される危険性があり、維持管理にはコストもかかる。
特許文献1において、物体の表面模様を認識し、予め入力された模様と照合し、ロック又はロック解除をする手法が開示されている。しかしながら、この手法では、比較的大きな物体をスキャンすることを想定しているので、運用上、煩雑さが増大してしまう。また、防犯上必要となる基準データの定期的な変更や、維持管理のコストについては考慮されていない。
ところで、紙は、植物繊維が複雑に絡み合ってできており、このような紙の性質を利用して、個々の紙を一意に識別することが注目されている。例えば、特許文献2においては、非検査紙が原本の紙であるか否かを判定する手法が開示されている。
特開2004−36380号公報 特開2004−102562号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、低コストな、かつ極めて偽造に強いパターン照合鍵を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るパターン照合鍵は、物体表面のランダムパターンを有し、このランダムパターンと一致するランダムパターンを記憶している錠装置の開錠及び施錠のいずれかを行う。
また、本発明に係るパターン照合錠装置は、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段と、識別対象パターンを取得する取得手段と、前記記憶手段により記憶されている照合画像と、前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構とを有する。
好適には、前記取得手段は、紙の繊維パターンを取得する。
好適には、識別対象パターンが付されたカードを挿入するための挿入口をさらに有し、前記取得手段は、前記挿入口に挿入されたカードに付された識別対象パターンを取得する。
好適には、前記記憶手段は、複数の照合画像を記憶し、前記判定手段は、前記記憶手段により記憶されている複数の照合画像のいずれかと、前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する。
また、本発明に係るパターン照合錠システムは、識別対象パターンを取得する取得手段と、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段、及び前記記憶手段により記憶されている照合画像と前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段を有するサーバと、前記サーバにより照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構とを有する。
また、本発明に係るパターン照合防犯システムは、識別対象パターンを有する鍵、及びパターン照合錠装置を有するパターン照合防犯システムであって、前記パターン照合錠装置は、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段と、前記鍵から識別対象パターンを取得する取得手段と、前記記憶手段により記憶されている照合画像と、前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構とを有する。
また、本発明に係るパターン照合錠装置の制御方法は、錠機構を有するパターン照合錠装置において、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶し、識別対象パターンを取得し、前記記憶されている照合画像と、前記取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定し、前記判定により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に前記錠機構が開錠及び施錠のいずれかを行うように制御する。
さらに、本発明に係るプログラムは、コンピュータと錠機構とを有するパターン照合錠装置において、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶ステップと、識別対象パターンを取得する取得ステップと、前記記憶されている照合画像と、前記取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に前記錠機構が開錠及び施錠のいずれかを行うように制御する制御ステップとを前記パターン照合錠装置のコンピュータに実行させる。
本発明のパターン照合鍵によれば、低コストな、かつ極めて偽造に強い防犯システムを実現することができる。
まず、本発明の実施形態に係るパターン照合鍵を説明する。
図1は、パターン照合鍵を説明する図であって、図1(A)は、紙の繊維パターンを例示し、図1(B)は、紙からなるパターン照合鍵を示し、図1(C)は、プラスチックあるいは銀塗装面からなるパターン照合鍵を示す。
図1(A)に例示するように、紙は、植物繊維が複雑に絡み合ってできている。植物繊維の幅は、一般に4〜70μmであり、広葉樹から作られた普通紙では10〜50μm、針葉樹から作られた普通紙では20〜70μmである。
紙に含まれる植物繊維等のランダムパターンを、それぞれの紙を識別する「指紋」として用いることをPFP(紙指紋;Paper Finger Print)技術ともいう。なお、PFP技術は、紙だけではなく、ランダムパターンを持つ物体、例えばブラスト処理された金属板や銀塗装されたプラスチック板などにも適用されうる。
本発明の実施形態に係るパターン照合鍵は、このように自然に形成されるランダムパターンを鍵として用いる。
図1(B)及び図1(C)に示すように、パターン照合鍵は、紙、プラスチックあるいは銀塗装のランダムなパターンを有する。図1(B)に示されるパターン照合鍵は、ランダムパターンとして紙の繊維パターンを有する。識別対象となるランダムパターン部分は、カードキーの少なくとも一部に含まれ、その面積は、1乃至2mm四方である。カードキーのいずれかの箇所に「鍵」部分の1乃至2mm四方の平面領域が確保されていればよいので、カードキー全体のデザインの自由度が非常に高くなり、カードキーの小型化が容易である。
パターン照合鍵は、後述するパターン照合錠装置により、本物であるか偽者であるかを判定される。パターン照合鍵が本物であると判定された場合、当該パターン照合鍵のランダムパターンと一致するランダムパターンを記憶しているパターン錠装置の開錠及び施錠のいずれかを行う。
紙の繊維パターンを意図的に再現することは困難であることから、上記のパターン照合鍵それぞれは極めて高精度に識別されることができ、その偽造は極めて困難である。また、紙の繊維パターンを含むパターン照合鍵は、容易に製造されることができ、その製造及び維持管理にかかるコストも低い。
次に、本発明の第1の実施形態に係るパターン照合防犯システムを説明する。
図2は、パターン照合鍵6とそれに対応するパターン照合錠装置10とを有するパターン照合防犯システム1を示す図である。
図2に示すように、パターン照合防犯システム1は、PFP登録部8を有するパターン照合鍵6と、このパターン照合鍵6が挿入される挿入口4を有するパターン照合錠装置10とを有する。パターン照合錠装置10は、図中のAが拡大されて示すように、制御装置12、カメラ14及び電気錠16を有する。
パターン照合錠装置10は、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶し、カメラ14を介してパターン照合鍵6のPFP登録部8から識別対象パターンを取得し、記憶されている照合画像と取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定し、照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に電気錠16が開錠及び施錠のいずれかを行うように制御する。パターン照合錠装置10は、例えば、ホテル、賃貸マンション、事業所、一般住宅、並びに金庫のドア2に設けられている。
カメラ14は、例えば640×480(約30万画素)の有効画素を有する白黒タイプのCCDである。カメラ14は、パターン照合鍵6が挿入口4に挿入されると、有効画素が占める領域全体に対し、当該パターン照合鍵6に付されたPFP登録部8を含む領域(例えば、7.7mm×5.7mmの領域)が図示しない光学系(レンズ)によって結像するようにされている。ここで、1画素当たりのパターン照合鍵6上の観測領域は、約12μm×12μm(7.7mm/640≒12μm、5.7mm/480≒12μm)となっている。カメラ14は、PFP登録部8を含む領域を結像して取得した画像データを識別対象パターンとして制御装置12に対して出力する。なお、カメラ14は、パターン照合鍵6上のPFP登録部8を、例えば64×64画素程度の画像データとして取得してもよい。
制御装置12は、ドア2に対応する照合画像を予め記憶しており、この照合画像とカメラ14により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定し、一致する場合には電気錠16がドア2の開錠及び施錠のいずれかを行う旨の制御信号を電気錠16に対して出力する。制御装置12は複数の照合画像を記憶しておいてもよく、この場合、制御装置12は、当該複数の照合画像のいずれかと、取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する。なお、制御装置12については後で詳述する。
電気錠16は、開錠及び施錠のためのアクチュエータ(例えば、モータ、ソレノイド等)を有し、制御装置12の制御により開錠及び施錠のいずれかを行う。例えば、電気錠16は、制御装置12により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠する。
図3は、制御装置12のハードウェア構成を示す図である。
図3に例示するように、制御装置12は、CPU18、メモリ20、ネットワークを介して外部のコンピュータ及びカメラ14などとデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)22、ハードディスクドライブ(HDD)、CD並びにDVD装置等の記憶装置24、LCD表示装置並びにタッチパネルなどを含み、ユーザからの操作を受け付けるユーザインタフェース(UI)装置26、及び電気錠16に対して制御信号を出力するための錠制御IF28を有する。制御装置12は、例えば、後述するパターン照合錠制御プログラム50がインストールされたコンピュータである。
図4は、本発明の実施形態に係るパターン照合錠装置10の制御方法を実現するパターン照合錠制御プログラム50の機能構成を示す図である。
図4に示すように、パターン照合錠制御プログラム50は、画像受付部52、判定部54、錠制御部56及び照合データ記憶部58を有する。
パターン照合錠制御プログラム50は、メモリ20にロードされて、CPU18により実行される。なお、パターン照合錠制御プログラム50の全部又は一部の機能は、制御装置12に設けられた例えばASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。また、以降に示されるプログラムについても同様である。
パターン照合錠制御プログラム50は、これらの構成により、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶し、カメラ14により取得された識別対象パターンを受け付け、前記記憶されている照合画像と、前記取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定し、前記判定により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に電気錠16が開錠及び施錠のいずれかを行うように制御する。
照合データ記憶部58は、パターン照合錠装置10が設けられたドア2を開閉するためのパターン照合鍵6に付されたランダムパターン(例えば、植物繊維のパターン)からなる照合画像を記憶する。照合データ記憶部58は、複数の照合画像を記憶してもよい。この場合、当該複数の照合画像は、それぞれ異なるパターン照合鍵6に付されたランダムパターンに対応するものであり、これらのパターン照合鍵6はいわゆる合鍵の役割を果たす。照合データ記憶部58は、メモリ20、記憶装置24等により実現される。
また、照合データ記憶部58には、照合画像と、例えばホテルの部屋番号と、有効期限又は有効回数とが対応付けられて格納されてもよい。この場合、当該部屋のドア2における照合処理において、当該照合画像は、記憶されている有効期限内に限り有効となる。また、照合画像は、予め記憶されている有効回数を超えない限り有効とされてもよい。
パターン照合錠制御プログラム50において、画像受付部52は、カメラ14により取得された識別対象パターンを受け付けて判定部54に対して出力する。識別対象パターンは、例えば、32×32画素〜64×64画素の画像データであって、1KB程度のデータである。
判定部54は、照合データ記憶部58により記憶されている照合画像と、カメラ14により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する。複数の照合画像が照合データ記憶部58に記憶されている場合、判定部54は、当該複数の照合画像のいずれかと、取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する。
より具体的には、判定部54は、入力された識別対象パターンに対して、1画素ずつずらされた複数の照合用領域を設定し、それぞれの照合用領域において照合画像との相関値を算出する。判定部54は、相関値の最大値及び相関値の最大値を正規化した値(ノーマライズドスコア)に基づいて、照合画像と類似度の高いパターンが含まれているか否かを判定することにより、記憶されている照合画像と、パターン照合鍵6から取得された識別対象パターンとの同一性を判定する。
錠制御部56は、判定部54により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合、電気錠16に対して開錠及び施錠のいずれかを行う旨の制御信号を出力する。このため、電気錠16は、錠制御部56から出力された制御信号に基づいて、開錠及び施錠のいずれかを行う。
なお、紙を形成する植物繊維の幅が4〜70μmであるため、解像度を2400dpiとすると、ごく少数の植物繊維に由来する特徴量の分布を反映することとなり、同一性の判定精度が低下する場合がある。したがって、十分な判定精度を得るために、照合画像及び識別対象パターンは、少なくとも16×16画素の領域であることが好ましい。好適には、これらの判定対象となる領域は、16×16〜256×256画素である。解像度がさらに高い場合には、当該領域は、32×32〜256×256画素であることが好ましい。また、カメラ14の解像度が高く、1画素当たりの観測領域の一辺の長さが4μm未満である場合には、制御装置12は、受け付けた画像データに対して標本化処理(モザイク処理など)を施してから判定処理を行ってもよい。
図5は、パターン照合錠制御プログラム50によるパターン制御錠制御処理(S10)をフローチャートである。
図5に示すように、ステップ100(S100)において、パターン照合錠制御プログラム50(図4)の画像受付部52は、カメラ14(図2)がユーザにより挿入口4に挿入されたパターン照合鍵6から取得した画像データ(識別対象パターン)を受け付けたか否かを判定する。パターン照合錠制御プログラム50は、画像受付部52が識別対象パターンを受け付けた場合にはS102の処理に進み、そうでない場合にはS100の処理に戻る。なお、パターン照合錠装置10が設けられたドア2は施錠されている。
ステップ102(S102)において、判定部54は、照合データ記憶部58に記憶されている照合データを参照する。
ステップ104(S104)において、判定部54は、画像受付部52から入力された識別対象パターンと照合画像とが一致するか否かを判定する。パターン照合錠制御プログラム50は、識別対象パターンと照合画像とが一致すると判定された場合にはS106の処理に進み、そうでない場合には処理を終了する。
ステップ106(S106)において、錠制御部56は、電気錠16に対して開錠(又は施錠)を行う旨の制御信号を出力する。電気錠16は、制御装置12からの制御信号に基づいて、開錠する。このようにして、ユーザは、パターン照合鍵6を用いて、パターン照合錠装置10を開錠する。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るパターン照合鍵6は、物体表面のランダムパターンを有し、このランダムパターンと一致するランダムパターンを記憶している錠装置の開錠及び施錠のいずれかを行う。また、本発明の実施形態に係るパターン照合錠装置10は、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段と、識別対象パターンを取得する取得手段と、前記記憶手段により記憶されている照合画像と、前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構とを有する。
これにより、パターン照合錠装置10は、記憶される照合画像(パターン照合鍵6に付されたランダムパターンに対応するデータ)を変更するだけで複数のパターン照合鍵6に対応できるので、低コストで実現されることができる。
また、パターン照合鍵6のランダムパターンは紙の繊維パターンからなり、パターン照合錠装置10は、パターン照合鍵6に付された紙の繊維パターンを取得する。これにより、パターン照合鍵6は、極めて低コストに実現されることができ、また、極めて偽造に強いものとなる。このため、パターン照合鍵6は、使い捨てや持ち帰り可能なホテルキー等、一時利用の鍵として用いられることができる。紙の繊維パターンの偽造は事実上不可能であるので、パターン照合鍵6によれば、スキミング等による被害を防止することができる。なお、パターン照合鍵6のランダムパターンは、紙だけでなく、プラスチック版、金属板からなってもよい。
合鍵が必要とされる場合には、パターン照合錠装置10が複数の照合画像を記憶することにより、複数のパターン照合鍵6に対応するパターン照合錠装置10が極めて容易に実現されることができる。
また、パターン照合錠装置10は、識別対象パターンが付されたカード(パターン照合鍵6)を挿入するための挿入口をさらに有し、この挿入口に挿入されたカードに付された識別対象パターンを取得する。このカードには、1乃至2mm四方のランダムパターン(紙の繊維パターン)が付されていればよく、デザインの自由度が非常に高い鍵であって持ち運びも容易な鍵が実現されることができる。
なお、ランダムパターンは、2乃至3mm四方のPFPシールとして実現されて、指輪、眼鏡、携帯電話など、ユーザが普段持ち歩くものに貼付されてもよい。この場合、PFPシールは、簡易な本人認証として用いられることができ、このようにして実現される本人認証は頑健であって対応率が高い。しかも、貼付された位置は本人のみが知りうるので、セキュリティが向上する。例えば、PFPによる本人認証は、カード利用時に、暗証番号や生体情報確認の代わりに用いられることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るパターン照合防犯システムを説明する。
図6は、パターン照合鍵6とそれに対応するパターン照合錠システムとを有するパターン照合防犯システム3を示す図である。
図6に示すように、パターン照合防犯システム1は、PFP登録部8を有するパターン照合鍵6、及びこのパターン照合鍵6が挿入される挿入口4を有するパターン照合錠装置10とサーバ5とがネットワーク7を介して接続されてなるパターン照合錠システムを有する。なお、図6に示された各構成のうち、図2に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
本実施形態では、制御装置12が、カメラ14により取得された識別対象パターンをサーバ5に対して送信し、サーバ5が、予め記憶されている照合画像と取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定し、判定結果を制御装置12に対して送信する。なお、サーバ5のハードウェア構成は、図3に示されるものと実質的に同一である。
図7は、パターン照合錠装置10の制御装置12により実行されるパターン確認錠制御プログラム60の機能構成を示す図である。
図7に示すように、パターン確認錠制御プログラム60は、画像受付部52、確認部62、錠制御部56及び照合データ記憶部58を有する。なお、図7に示された各構成のうち、図4に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
パターン確認錠制御プログラム60において、確認部62は、カメラ14により取得された画像データ(識別対象パターン)を受け付け、この識別対象パターンをネットワーク7を介してサーバ5に対して送信し、サーバ5によりなされた判定処理の結果を受け付けて、この判定結果を錠制御部56に対して出力する。確認部62は、パターン照合錠装置10が設けられている例えば「707」等の部屋番号を、識別対象パターンとともにサーバ5に対して送信してもよい。
図8は、サーバ5により実行されるパターン照合プログラム70の機能構成を示す図である。
図8に示すように、パターン照合プログラム70は、画像受付部52、判定部54、結果送信部72、照合データ記憶部58及び登録部74を有する。なお、図8に示された各構成のうち、図4に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
パターン照合プログラム70において、判定部54は、照合データ記憶部58に記憶されている照合画像と画像受付部52により取得された識別対象パターン(即ち、制御装置12から送信された識別対象パターン)とが一致するか否かを判定する。このとき、判定部54は、該当する部屋の照合画像と、取得された識別対象パターンの同一性を判定する。また、判定部54は、当該照合画像の有効期限等に基づいて当該照合画像が有効であるか否かを判定してもよい。
結果送信部72は、判定部54から判定結果を受け付け、この判定結果をネットワーク7を介して制御装置12に対して送信する。
登録部74は、図示しない複合機(MFP;Multi-Function Peripherals)、PC用フラットベッドスキャナ、ディジタルカメラ等により取得された照合画像を受け付けて、照合データ記憶部58に格納する。このとき、登録部74は、照合画像とともに、ユーザがサーバ5のUI装置26を介して入力する例えばホテル等の部屋番号、有効期限、有効回数などを受け付けてもよい。
図9は、本実施形態に係るパターン照合防犯システム3の全体動作(S20)を示すシーケンス図である。
図9に示すように、ステップ200(S200)において、本システムの管理者は、サーバ5のUI装置26等を用いて照合画像、部屋番号、有効期限等を入力する。サーバ5のパターン照合プログラム70(図8)の登録部74は、入力された照合画像等を受け付けて、照合データ記憶部58に格納する。また、管理者は、当該照合画像に対応するランダムパターンをパターン照合鍵6のPFP登録部8に、例えば貼付する。
ステップ202(S202)において、ユーザは、このパターン照合鍵6を、部屋番号707のドア2に設けられたパターン照合錠装置10の挿入口4に挿入する。パターン照合鍵6がパターン照合錠装置10に挿入されると、当該パターン照合鍵6の識別対象パターンがカメラ14により取得され、制御装置12に対して出力される。制御装置12上では、パターン確認錠制御プログラム60(図7)の画像受付部52が識別対象パターンを受け付ける。
ステップ204(S204)において、確認部62は、画像受付部52から当該識別対象パターンを受け付けて、ネットワーク7を介してサーバ5に対して送信する。
ステップ206(S206)において、当該識別対象パターンが、サーバ5上で動作するパターン照合プログラム70の画像受付部52により受け付けられると、この識別対象パターンと、照合データ記憶部58に記憶されている照合画像との同一性が判定部54により判定される。なお、判定部54は、部屋番号に対応づけて記憶されている照合画像との同一性を判定してもよい。
ステップ208(S208)において、判定結果が、サーバ5から制御装置12に対して送信される。
ステップ210(S210)において、パターン確認錠制御プログラム60の錠制御部56は、確認部62を介して当該判定結果を受け付ける。この判定結果が、挿入されたパターン照合鍵6から取得された識別対象パターンとこの部屋の照合画像とが一致する旨を示すものである場合、錠制御部56は、この部屋のドア2を開錠(又は施錠)する旨の制御信号を電気錠16に対して出力する。電気錠16は、制御信号を受け付けると開錠する。
以上説明したように、本実施形態に係るパターン照合錠システムは、識別対象パターンを取得する取得手段と、物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段、及び前記記憶手段により記憶されている照合画像と前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段を有するサーバと、前記サーバにより照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構とを有する。
これにより、ホテルや賃貸マンションにおいて、鍵の集中管理が実現されることができる。その際、パターン照合鍵6は、紙の繊維パターンを有するものであり、サーバ5に記憶される照合画像は、複合機等により容易に読み取られてサーバ5に格納されるので、維持管理のコストが低減されることができる。
また、照合画像を読み取るための複合機等が、例えばホテルのフロントに設けられている場合、例えば、チェックインの際にパターン照合鍵6を生成し、滞在日数を有効期限として登録することにより、当該滞在者のみに対応するパターン照合鍵6が容易に生成されることができる。なお、有効期限は、賃貸マンションの契約期間や所定のイベント期間等であってもよい。
図10は、パターン照合防犯システム3が、ホテルや賃貸マンション等、複数のパターン照合錠装置10−1〜10−nを含む場合を例示する図である。
図10に例示するように、複数のパターン照合錠装置10−1〜10−nが設けられている場合においても、パターン照合錠装置10−1〜10−nのそれぞれは同一の機器構成であり、それぞれの部屋の番号と照合画像とが対応付けられてサーバ5に記憶されるので、パターン照合鍵6並びにパターン照合錠装置10の製造コスト、及び維持管理のコストは低減されることができる。
パターン照合鍵を説明する図であって、図1(A)は、紙の繊維パターンを例示し、図1(B)は、紙からなるパターン照合鍵を示し、図1(C)は、プラスチックあるいは銀塗装面からなるパターン照合鍵を示す。 本発明の第1の実施形態に係るパターン照合鍵6とそれに対応するパターン照合錠装置10とを有するパターン照合防犯システム1を示す図である。 制御装置12のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るパターン照合錠装置10の制御方法を実現するパターン照合錠制御プログラム50の機能構成を示す図である。 パターン照合錠制御プログラム50によるパターン制御錠制御処理(S10)をフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るパターン照合鍵6とそれに対応するパターン照合錠システムとを有するパターン照合防犯システム3を示す図である。 パターン照合錠装置10の制御装置12により実行されるパターン確認錠制御プログラム60の機能構成を示す図である。 サーバ5により実行されるパターン照合プログラム70の機能構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るパターン照合防犯システム3の全体動作(S20)を示すシーケンス図である。 パターン照合防犯システム3が、ホテルや賃貸マンション等、複数のパターン照合錠装置10−1〜10−nを含む場合を例示する図である。
符号の説明
1 パターン照合防犯システム
3 パターン照合防犯システム
4 挿入口
5 サーバ
6 パターン照合鍵
7 ネットワーク
8 PFP登録部
10 パターン照合錠装置
12 制御装置
14 カメラ
16 電気錠
18 CPU
20 メモリ
24 ハードディスクドライブ
24 記憶装置
26 UI装置
28 錠制御IF
50 パターン照合錠制御プログラム
52 画像受付部
54 判定部
56 錠制御部
58 照合データ記憶部
60 パターン確認錠制御プログラム
62 確認部
70 パターン照合プログラム
72 結果送信部
74 登録部

Claims (9)

  1. 物体表面のランダムパターンを有し、
    このランダムパターンと一致するランダムパターンを記憶している錠装置の開錠及び施錠のいずれかを行う
    パターン照合鍵。
  2. 物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段と、
    識別対象パターンを取得する取得手段と、
    前記記憶手段により記憶されている照合画像と、前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構と
    を有するパターン照合錠装置。
  3. 前記取得手段は、紙の繊維パターンを取得する
    請求項2に記載のパターン照合錠装置。
  4. 識別対象パターンが付されたカードを挿入するための挿入口をさらに有し、
    前記取得手段は、前記挿入口に挿入されたカードに付された識別対象パターンを取得する
    請求項2又は3に記載のパターン照合錠装置。
  5. 前記記憶手段は、複数の照合画像を記憶し、
    前記判定手段は、前記記憶手段により記憶されている複数の照合画像のいずれかと、前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する
    請求項2乃至4のいずれかに記載のパターン照合錠装置。
  6. 識別対象パターンを取得する取得手段と、
    物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段、及び前記記憶手段により記憶されている照合画像と前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段を有するサーバと、
    前記サーバにより照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構と
    を有するパターン照合錠システム。
  7. 識別対象パターンを有する鍵、及びパターン照合錠装置を有するパターン照合防犯システムであって、
    前記パターン照合錠装置は、
    物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶手段と、
    前記鍵から識別対象パターンを取得する取得手段と、
    前記記憶手段により記憶されている照合画像と、前記取得手段により取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に開錠及び施錠のいずれかを行う錠機構と
    を有する
    パターン照合防犯システム。
  8. 錠機構を有するパターン照合錠装置において、
    物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶し、
    識別対象パターンを取得し、
    前記記憶されている照合画像と、前記取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定し、
    前記判定により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に前記錠機構が開錠及び施錠のいずれかを行うように制御する
    パターン照合錠装置の制御方法。
  9. コンピュータと錠機構とを有するパターン照合錠装置において、
    物体表面のランダムパターンからなる照合画像を記憶する記憶ステップと、
    識別対象パターンを取得する取得ステップと、
    前記記憶されている照合画像と、前記取得された識別対象パターンとが一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定により照合画像と識別対象パターンとが一致すると判定された場合に前記錠機構が開錠及び施錠のいずれかを行うように制御する制御ステップと
    を前記パターン照合錠装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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