JP2007275759A - 集塵機 - Google Patents

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靖朗 夏川
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Abstract

【課題】 比較的簡単な構造によって粉塵を確実に除去でき、しかも定期的な洗浄を必要としないようにした集塵機を提供する。
【解決手段】 ハウジング(10)の下側の導入口(13)と上側の排出口(14)とを上下方向に延びるエアーの流通路によって接続する。ハウジング内にはフィルター(16)をエアーの流通路を横断して設け、フィルターには噴霧ノズル(18)によって上方から水を噴霧してフィルターを水で常時濡れた状態にする。ブロア(24)によって導入口から粉塵を含むエアーを導入し、エアーに含まれる粉塵をフィルターで濾過するとともに水に吸着させ、粉塵は水とともに排出する一方、粉塵を除去されたエアーは気分離膜(23)によって水分を分離した後排出口から排出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は集塵機に関し、特に比較的簡単な構造によって粉塵を確実に除去でき、しかも定期的な洗浄を必要としないようにした集塵機に関する。
例えば、NC旋盤やプラズマジェット切断機などの自動加工機械は予めプログラムを行っておけば無人でも運転できることから、夜間も運転することがある。かかる場合、自動加工機械を円滑に運転する上で、周囲の粉塵を集塵してクリーンな環境を保つことが求められる。
従来この種の集塵機には、粉塵を含むエアーをファンによって吸引し、このエアーに水を噴霧しあるいはレギュレータに水を噴霧して水膜を形成してこの水膜にエアーを通過させ、水滴又は水膜によって粉塵を捕獲して除去する湿式集塵機(特許文献1)、粉塵を含むエアーをバッグフィルターと接触させ又は通過させ、粉塵を捕獲して除去する乾式集塵機(特許文献2)、湿式及び乾式の両者を組み合わせた方式(特許文献3、特許文献4)、が知られている。
特開昭63−305913号公報 特開昭59−10321号公報 特開2004−148296号公報 特公平07−34847号公報
しかし、従来の湿式集塵機では粉塵が噴霧した水滴と接触せず、あるいは水膜が破壊し再生するまでの間にレギュレータの網目を通過することがあり、粉塵を完全に除去することは難しい。
また、従来の乾式集塵機では大量の粉塵を処理する場合にはフィルターがすぐに目詰まりを起こしやすく、定期的にフィルターを洗浄する必要があって煩雑であるばかりでなく、洗浄の間は集塵を行うことができない。
さらに、湿式及び乾式の組合せ方式の場合には構造が複雑となり、大きなレイアウトスペースを必要とするばかりでなく、コスト高を招来する。
本発明はかかる問題点に鑑み、比較的簡単な構造によって粉塵を確実に除去でき、しかも定期的な洗浄を必要としないようにした集塵機を提供することを課題とする。
本発明に係る集塵機は、粉塵を集塵してエアーから除去するようにした集塵機において、下側の導入口と上側の排出口とが上下方向に延びるエアーの流通路によって接続され、上記導入口から粉塵を含むエアーが導入され、粉塵を除去されたエアーが上記排出口から排出されるハウジングと、該ハウジング内に、上記エアーの流通路を横断して設けられ、エアーに含まれる粉塵を濾過するとともに水に吸着させ、該濾過され吸着された粉塵が水とともに排出されるフィルターと、上記フィルターに上方から水を噴霧して上記フィルターを水で濡れた状態とする噴霧ノズルと、上記ハウジングに搭載され、上記導入口からエアーを導入させて上記排出口から排出させるブロアと、上記排出口とフィルターとの間に設けられ、エアーから水分を分離する気液分離体と、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは上下に延びるエアーの流通路を横断するようにフィルターを設け、フィルターに水を噴霧して常に濡れた状態とし、このフィルターに粉塵を含むエアーを接触させ通過させるようにした点にある。
これにより、エアーに含まれる大きな粉塵はフィルターによって濾過され、フィルターで濾過できないような微細な粉塵は水に吸着される結果、エアーに含まれる粉塵を確実に除去できる。
また、フィルターは常に水で濡れた状態となっているので、エアーに含まれる粉塵がフィルターをすり抜けることはなく、確実な集塵を行うことができる。
さらに、常にフィルターが濡れた状態となるように水を噴霧し、粉塵を水とともに排出するようにしているので、フィルターが目詰まりを起こすことはなく、煩わしい洗浄作業を不要にできるとともに、集塵機の連続運転も可能になる。
また、フィルターを横方向に設け、このフィルターに上方から水を噴霧するようにしたので、構造が簡単で、コスト高を招来することもない。
フィルターは1段でもよいが、確実な集塵を行う上で、フィルターを上下方向に間隔をあけて多段に設け、各段のフィルターに上方から水を噴霧するように構成するのが好ましい。
ブロアは導入口の前方に接続してもよく、導入口とフィルターとの間に配置してもよく、フィルターと排出口との間に配置してもよいが、エアーがフィルターを負荷なく通過できるように、排出口に接続してハウジングに搭載するのがよい。
フィルターからの水はそのままハウジング外に排水してもよいが、排水を処理する設備を必要とする。そこで、ハウジング内の底部にはフィルターから流下した水を受けるタンクを設けるのがよい。
フィルターは粉塵を濾過できるとともに、水に濡れた状態にできればどのような材質で製造してもよいが、例えば紙や布では水に濡れると耐久性が損なわれるおそれがある。そこで、セラミック製の多孔質フィルター、あるいは金属製又はプラスチック製の細径ワイヤーを不織布様に集合させたフィルターを用いるのがよい。
また、フィルターは平板状としてもよいが、エアーとの間で大きな接触面積を得る上で、波形状とするのがよい。
また、フィルターに噴霧する水に、水95重量%に対して例えば5重量%程度の市販の消臭液を含有させると、消臭、例えば室内の消臭を行うことができる。
また、消臭液に代え、水99重量%に対して例えば1重量%程度の亜塩素酸や次亜塩素酸(亜塩素酸ソーダや次亜塩素酸ソーダであってもよい)を含有させると、衣服に付着した煙草臭、焼き肉などの食べ物臭、生ゴミの悪臭などを消臭できるだけでなく、強力な殺菌作用を発揮し、インフルエンザウィルスなどの殺菌も行うことができる。
以下、本発明を具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る集塵機の好ましい実施形態を示す。図において、ハウジング10は直方体形状をなし、底面にはキャスター11及び伸縮自在な脚12が取付けられ、脚12を収縮させると、移動できるようになっている。
ハウジング10の側面にはエアーの導入口13が形成され、ハウジング10の上面にはエアーの排出口14が形成され、排出口14にはブロア24が接続され、導入口13と排出口14との間は上下方向に延びるエアーの流通路25となっている。
また、ハウジング10内には導入口13の上方に複数段、例えば4段の受けフレーム15がエアーの流通路25を横断するように水平にかつ相互に所定の間隔をあけて取付けられ、受けフレーム15にはセラミック製の多孔質フィルター16が固定されており多孔質フィルター16は波形状に製作されてエアーとの十分な接触面積を確保するようになっている。
また、4段の各多孔質フィルター16の上方には2本の給水パイプ17が相互に平行にかつ水平方向に延びて設けられてハウジング10に取付けられ、給水パイプ17には噴霧ノズル18が所定の間隔をあけて取付けられており、噴霧ノズル18は多孔質フィルター16に向けて所定の立体角で水を噴霧し多孔質フィルター16の全面を濡らすようになっている。
ハウジング10内の側方には給水ポンプ19が搭載されるとともに、給水ポンプ19及びブロアの作動を制御する制御機器20が搭載され、又ハウジング10内の底方にはタンク21が設けられ、タンク内21の水には0.8重量%〜1.2重量%程度の亜塩素酸又は次亜塩素酸(亜塩素酸ソーダや次亜塩素酸ソーダであってもよい)が含有され、タンク21内の水は給水ポンプ19によって給水パイプ17に供給される一方、多孔質フィルター16の排水がタンク21で受けられるようになっている。
さらに、ハウジング10内の排出口14の直下には気水分離膜23が設けられ、エアーに含まれる水分を分離するようになっている。
集塵を行う場合、制御機器20を操作して給水ポンプ19及びブロア24を作動させる。給水ポンプ19が作動されると、タンク21内の水が給水パイプ17に供給され、噴霧ノズル18から多孔質フィルター16に向けて噴霧され、多孔質フィルター16の全体が水で濡らされる。
また、ブロア24が作動されると、ハウジング10内のエアーが排出口14から吸い出され、ハウジング20内には導入口13から粉塵を含むエアーが導入される。
このエアーは多孔質フィルター16を通過し、比較的大きな粉塵は最下段の多孔質フィルター16で濾過され、最下段の多孔質フィルター16で濾過しきれない微細な粉塵は最下段の多孔質フィルター16の水に吸着されてエアーに含まれていた粉塵の大部分は最下段の多孔質フィルター16で分離され、最下段の多孔質フィルター16を通過した非常に微細な粉塵は次段の多孔質フィルター16で濾過され水に吸着されて分離され、このような処理が4段の各多孔質フィルター16で行われ、エアーに含まれていた粉塵は確実に除去され、清浄となったエアーは気液分離膜23で水分を分離された後、排出口13及びブロア24を経て大気に放出される。
多孔質フィルター16には噴霧ノズル18から次々と水が噴霧されているので、多孔質フィルター16で除去された粉塵は噴霧された水とともにタンク21に戻されて貯留される。なお、2段目以降の多孔質フィルター16については最下段の多孔質フィルター16を通過した非常に微細な粉塵であるので、そのまま水とともに各多孔質フィルター16を通過してタンク21に戻る。
一定の時間が経過し、タンク21内の水が汚れてくると、運転を停止し、タンク21内の水を新しい水に交換すればよい。
また、タンク21内の水には亜塩素酸又は次亜塩素酸が含有されているので、集塵機を通過したエアーは亜塩素酸又は次亜塩素酸によって消臭され殺菌され、集塵機周囲の空気が消臭され殺菌されることとなる。
本発明に係る集塵機の好ましい実施形態を示す正面構成図である。 上記実施形態を示す側面構成図である。 上記実施形態を示す平面構成図である。
符号の説明
10 ハウジング 13 導入口
14 排出口 16 多孔質フィルター
18 噴霧ノズル 21 タンク
23 気液分離膜 24 ブロア

Claims (7)

  1. 粉塵を集塵してエアーから除去するようにした集塵機において、
    下側の導入口と上側の排出口とが上下方向に延びるエアーの流通路によって接続され、上記導入口から粉塵を含むエアーが導入され、粉塵を除去されたエアーが上記排出口から排出されるハウジングと、
    該ハウジング内に、上記エアーの流通路を横断して設けられ、エアーに含まれる粉塵を濾過するとともに水に吸着させ、該濾過され吸着された粉塵が水とともに排出されるフィルターと、
    上記フィルターに上方から水を噴霧して上記フィルターを水で濡れた状態とする噴霧ノズルと、
    上記ハウジングに搭載され、上記導入口からエアーを導入させて上記排出口から排出させるブロアと、
    上記排出口とフィルターとの間に設けられ、エアーから水分を分離する気液分離体と、を備えたことを特徴とする集塵機。
  2. 上記フィルターが上下方向に間隔をあけて多段に設けられ、各段のフィルターに上方から水が噴霧されるようになっている請求項1記載の集塵機。
  3. 上記ブロアは上記排出口に接続されている請求項1記載の集塵機。
  4. 上記ハウジンク内の底部には上記フィルターから流下した水を受けるタンクが設けられている請求項1記載の集塵機。
  5. 上記フィルターがセラミック製の多孔質フィルターである請求項1記載の集塵機。
  6. 上記フィルターに噴霧される水には消臭液が含有されている請求項1記載の集塵機。
  7. 上記フィルターに噴霧される水には亜塩素酸又は次亜塩素酸が含有されている請求項1記載の集塵機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125683A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Jinko Fukui 集塵方法及び集塵装置
JP2012165964A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Kuraray Trading Kk 空気中の煙およびヤニの捕捉装置

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