JP2007274862A - モータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】待機中の燃料費を低減する。排ガスによる大気汚染、騒音等の問題を軽減する。
【解決手段】発電機2から主モータ5への電力の供給ラインL1に蓄電装置13を接続する。待機中、蓄電装置13の蓄電量Wを監視し、蓄電量Wが所定値Wth1を上回った場合にはエンジン1の運転を停止し、蓄電量Wが所定値Wth2(Wth2<Wth1)を下回った場合にはエンジン1を高燃費効率の出力状態(例えば、最大エンジン出力の20%以上)で運転し、蓄電装置13への蓄電を行う。実稼働中、蓄電装置13は、主モータ5の負荷が小さい場合、主モータ5への余剰な電力によって蓄電される。実稼働中、蓄電装置13は、主モータ5において回生エネルギーが発生した場合、この回生エネルギーによって蓄電される。実稼働中、主モータ5の負荷が大きい場合、主モータ5への電力が蓄電装置13からの電力によって補われる。
【選択図】 図1
【解決手段】発電機2から主モータ5への電力の供給ラインL1に蓄電装置13を接続する。待機中、蓄電装置13の蓄電量Wを監視し、蓄電量Wが所定値Wth1を上回った場合にはエンジン1の運転を停止し、蓄電量Wが所定値Wth2(Wth2<Wth1)を下回った場合にはエンジン1を高燃費効率の出力状態(例えば、最大エンジン出力の20%以上)で運転し、蓄電装置13への蓄電を行う。実稼働中、蓄電装置13は、主モータ5の負荷が小さい場合、主モータ5への余剰な電力によって蓄電される。実稼働中、蓄電装置13は、主モータ5において回生エネルギーが発生した場合、この回生エネルギーによって蓄電される。実稼働中、主モータ5の負荷が大きい場合、主モータ5への電力が蓄電装置13からの電力によって補われる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、エンジンで発電機を駆動して電力を発生させ、この発電機が発生する電力によってモータを駆動するモータ駆動装置に関するものである。
従来より、クレーンや車両などでは、エンジンで発電機を駆動して電力を発生させ、この発電機が発生する電力によってモータを駆動している。以下、このエンジンと発電機を用いたモータ駆動方式をエンジン駆動発電方式と呼ぶ。
図10にエンジン駆動発電方式を採用した従来のクレーンのシステム構成の概略を示す(例えば、特許文献1参照)。同図において、1はエンジン、2はエンジン1によって駆動される発電機、3は発電機2が発生する交流の電力を直流の電力に変換するコンバータ、4はコンバータ3によって変換された直流の電力を所定の周波数(例えば、60Hz)の交流電力に変換するインバータ、5はインバータ4によって変換された所定の周波数の交流電力によって駆動される主モータ(動力用モータ)、6はブレーキ、7は減速機、8はドラム、9は吊具にセットされた荷物、10は発電機2からの電力の供給を受けて作動する主モータ5以外の補機(水銀灯、クーラなど)、11は操作器、12は全体の動作を制御する制御装置である。
このクレーンにおいて、オペレータは、操作器11を介して制御装置12へ、「実稼働中」、「待機中」などの操作モードを指示する。また、所定時間、操作器11を操作しないと、自動的に待機中になる。なお、「実稼働中」とは、主モータ5を用いた荷物9の巻き上げや巻き下げなどの実作業を行う操作モードであり、「待機中」とは主モータ5を用いた実作業を行わず補機10のみへの給電を行う操作モード(主モータ5の駆動を行わない状態で補機10を作動させる操作モード)である。
〔実稼働中〕
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「実稼働中」の指示を受けると、まずは補機10のみを作動させる状態とすると共に、エンジン1を起動し、所定の回転数(例えば、1800rpm)で回転させる(図11(a)に示すt1点)。このエンジン1の回転により、発電機2が駆動され、交流の電力が発生する。
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「実稼働中」の指示を受けると、まずは補機10のみを作動させる状態とすると共に、エンジン1を起動し、所定の回転数(例えば、1800rpm)で回転させる(図11(a)に示すt1点)。このエンジン1の回転により、発電機2が駆動され、交流の電力が発生する。
発電機2が発生した交流の電力は、コンバータ3によって直流の電力に変換され、インバータ4へ送られる。インバータ4は、コンバータ3によって変換された直流の電力を所定の周波数の交流電力に変換し、主モータ5へ送る。これにより、主モータ5は、給電状態とされる。また、補機10へも発電機2からの電力が送られ、給電状態とされる。
オペレータは、荷物9を搬送したい場合、操作器11を介して制御装置12へ、巻き上げや巻き下げなどの作業指令を送る。これにより、制御装置12は、その作業指令に応じた方向へ主モータ5を回転させる。この主モータ5の回転により、減速機7およびドラム8を介して、荷物9が巻き上げられたり、巻き下げられたりする。この実作業中、制御装置12は、必要なパワーが得られるように、エンジン1の出力(エンジン出力)を調整する。
〔待機中〕
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「待機中」の指示を受けると、エンジン1の出力を低出力状態とする(図11(b)に示すt2点)。なお、エンジン1の回転数は、そのままの状態を維持する。エンジン1の回転数はそのままの状態を維持し、これにより、発電機2での発電が続けられ、補機10の最大電力を賄い得る最低限の電力が確保される。
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「待機中」の指示を受けると、エンジン1の出力を低出力状態とする(図11(b)に示すt2点)。なお、エンジン1の回転数は、そのままの状態を維持する。エンジン1の回転数はそのままの状態を維持し、これにより、発電機2での発電が続けられ、補機10の最大電力を賄い得る最低限の電力が確保される。
しかしながら、図11に示されるような制御方法では、待機中、常にエンジンを回転させているため、燃料費がかかり、排ガスによる大気汚染、騒音などの問題が生じる。
なお、特許文献2には、発電機で発生した電力をバッテリに蓄え、このバッテリに蓄えられた電力を補機へ供給するようにすることが記載されている。また、バッテリの蓄電量を監視し、蓄電量が所定値を下回るとエンジンの運転を開始し、蓄電量が所定値を上回るとエンジンの運転を停止するようにすることが記載されている。
この特許文献2に示された技術を図10に示した従来のシステムに適用した場合、発電機2から主モータ5への電力の供給ラインにバッテリを接続し、待機中、そのバッテリに蓄えられた電力を補機10へ供給するようにすることが考えられる。また、待機中、バッテリの蓄電量を監視し、蓄電量が所定値を下回るとエンジン1の運転を自動的に開始し、蓄電量が所定値を上回るとエンジン1の運転を自動的に停止するようにすることが考えられる。
この場合、図12に図11に対応するタイムチャートを示すように、待機中、エンジン1が間欠的に駆動され、バッテリへの蓄電が行われる。これにより、待機中、常にエンジンが回転するということがなくなり、燃料費が低減されると共に、排ガスによる大気汚染、騒音などの問題も軽減される。
しかしながら、この場合、バッテリへの蓄電中、エンジン1は低出力状態で回転する。エンジンの特性上、低出力状態では、図13にP1点として示すように、KW当たりの燃費が悪い。すなわち、低燃費効率の出力状態で、エンジン1が回転する。このため、待機中の燃料費は、期待するほど下がらない。
なお、発電機から主モータへの電力の供給ラインにバッテリを接続する技術については、特許文献3〜10などにも示されている。しかし、これらの文献には、バッテリの蓄電量を監視してエンジンを間欠的に運転することについては記載されておらず、特許文献2に示された技術を図10に示した従来のシステムに適用した場合に考えられる上述した問題の解決策を得ることはできない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、排ガスによる大気汚染、騒音などの問題を軽減すると共に、待機中の燃料費をさらに低減することが可能なモータ駆動装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、エンジンと、このエンジンによって駆動される発電機と、この発電機が発生する電力の供給を受けて駆動される主モータと、発電機からの電力の供給を受けて作動する補機とを備えたモータ駆動装置において、発電機からの主モータへの電力の供給ラインに接続された蓄電装置と、現在の操作モードが待機中とされている場合、蓄電装置の蓄電量を監視し、蓄電量が所定値を上回った場合にはエンジンの運転を停止し、蓄電量が所定値を下回った場合にはエンジンを高燃費効率の出力状態で運転する蓄電量監視手段とを設けたものである。
この発明によれば、待機中、蓄電装置の蓄電量が監視され、蓄電量が所定値を上回るとエンジンの運転が停止され、蓄電量が所定値を下回るとエンジンの運転が開始される。これにより、待機中、常にエンジンが回転するということがなくなり、燃料費が低減されると共に、排ガスによる大気汚染、騒音などの問題が軽減される。
また、本発明において、蓄電量が所定値を下回ると、エンジンは高燃費効率の出力状態で回転する。すなわち、KW当たりの燃費が良い状態(例えば、最大エンジン出力の20%以上)でエンジンが回転し、蓄電装置への蓄電が行われる。これにより、待機中の燃料費がさらに低減する。
また、本発明において、蓄電量が所定値を下回ると、エンジンは高燃費効率の出力状態で回転する。すなわち、KW当たりの燃費が良い状態(例えば、最大エンジン出力の20%以上)でエンジンが回転し、蓄電装置への蓄電が行われる。これにより、待機中の燃料費がさらに低減する。
なお、本発明において、蓄電量の監視中に用いる所定値は、エンジンの運転を停止する場合の所定値を第1の所定値、エンジンの運転を開始する場合の所定値を第2の所定値とした場合、第1の所定値≧第2の所定値の関係にあればよい。通常は、ヒステリシスを持たせるために、第1の所定値と第2の所定値とは異なる値とする。
本発明において、蓄電装置への蓄電は、発電機が発生する余剰な電力および主モータで発生した回生エネルギーによって行われる。例えば、待機中、エンジンを運転すると、補機への余剰な電力が生じ、この余剰な電力によって蓄電が行われる。また、実稼働中、主モータの負荷が小さい場合には、主モータや補機への余剰な電力が生じ、この余剰な電力によって蓄電装置への蓄電が行われる。また、実稼働中、荷物の巻き下げなどによって主モータが空転すると、主モータに回生エネルギーが生じ、この回生エネルギーによって蓄電が行われる。
なお、本発明において、実稼働中、主モータの負荷が大きく、発電機からの主モータへの電力が不足する場合には、その不足分が蓄電装置からの電力によって補われる。また、本発明において、主モータとしては、巻上用、横行用、走行用などのモータが想定され、これらのモータ単独であってもよいし、組合せであってもよい。
本発明によれば、待機中、蓄電装置の蓄電量を監視し、蓄電量が所定値を上回った場合にはエンジンの運転を停止し、蓄電量が所定値を下回った場合にはエンジンを高燃費効率の出力状態で運転するようにしたので、排ガスによる大気汚染、騒音などの問題を軽減すると共に、待機中の燃料費をさらに低減することが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るモータ駆動装置を搭載したクレーンのシステム構成の一例を示す図である。同図において、図10と同一符号は図10を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態では、コンバータ3とインバータ4との間の電力の供給ラインL1に、すなわち発電機2からの主モータ5への電力の供給ラインに、蓄電装置13を接続している。また、蓄電装置13に対して蓄電量監視装置14を設け、操作器11から制御装置12への操作モード指令を蓄電量監視装置14へも与えるようにしている。
蓄電量監視装置14は、操作器11から操作モードとして「待機中」の指示を受けると、その「待機中」の指示を受けている間、蓄電装置13の蓄電量Wを監視し、蓄電量Wが第1の所定値Wth1を上回った場合にはエンジン1へ運転停止指令を送り、蓄電量Wが第2の所定値Wth2(Wth2<Wth1)を下回った場合にはエンジン1へ高燃費効率の出力状態での運転を指示する運転開始指令を送る機能を有している。
なお、本実施の形態では、エンジン1の高燃費効率の出力状態(KW当たりの燃費が良い状態)を最大エンジン出力の20%とし(図13に示すP2点)、蓄電量Wが所定値Wth2を下回った場合、最大エンジン出力の20%での運転を指示する運転開始指令をエンジン1へ送るようにしている。
〔実稼働中〕
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「実稼働中」の指示を受けると、エンジン1を起動し、所定の回転数(例えば、1800rpm)で回転させる(図2(a)に示すt1点)。このエンジン1の回転により、発電機2が駆動され、交流の電力が発生する。
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「実稼働中」の指示を受けると、エンジン1を起動し、所定の回転数(例えば、1800rpm)で回転させる(図2(a)に示すt1点)。このエンジン1の回転により、発電機2が駆動され、交流の電力が発生する。
発電機2が発生した交流の電力は、コンバータ3によって直流の電力に変換され、インバータ4へ送られる。インバータ4は、コンバータ3によって変換された直流の電力を所定の周波数の交流電力に変換し、主モータ5へ送る。これにより、主モータ5は、給電状態とされる。また、補機10へも発電機2からの電力が送られ、給電状態とされる。
オペレータは、荷物9を搬送したい場合、操作器11を介して制御装置12へ、巻き上げや巻き下げなどの作業指令を送る。これにより、制御装置12は、その作業指令に応じた方向へ主モータ5を回転させる。この主モータ5の回転により、減速機7およびドラム8を介して、荷物9が巻き上げられたり、巻き下げられたりする。この実作業中、制御装置12は、必要なパワーが得られるように、エンジン1の出力(エンジン出力)を調整する。
また、荷物9の巻き下げなどによって主モータ5が空転すると、主モータ5に回生エネルギーが生じ、この回生エネルギーによって蓄電装置13への蓄電が行われる(図4参照)。また、主モータ5の負荷が大きく、発電機2からの主モータ5への電力が不足する場合には、その不足分が蓄電装置13からの電力によって補われる(図5参照)。
〔待機中〕
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「待機中」の指示を受けると、補機10のみを作動させる状態とする。また、蓄電量監視装置14は、操作器11から操作モードとして「待機中」の指示を受けると、蓄電装置13の蓄電量Wの監視を開始する(図2(c)に示すt3点)。
制御装置12は、操作器11から操作モードとして「待機中」の指示を受けると、補機10のみを作動させる状態とする。また、蓄電量監視装置14は、操作器11から操作モードとして「待機中」の指示を受けると、蓄電装置13の蓄電量Wの監視を開始する(図2(c)に示すt3点)。
図2(c)に示すt3点では蓄電量Wが所定値Wth1と所定値Wth2との間にある。この場合、蓄電量監視装置14は、エンジン1へ運転停止指令を送る。これにより、エンジン1の運転が停止し(図2(a),(b)に示すt3点)、発電機2の駆動が中断される。
エンジン1の停止中、補機10への給電は、蓄電装置13からの電力によって行われる(図6参照)。補機10における電力消費に伴い、蓄電装置13の蓄電量Wが低下し、所定値Wth2を下回ると(図2(c)に示すt4点)、蓄電量監視装置14はエンジン1へ運転開始指令を送る。これにより、エンジン1の運転が開始され(図2(a)に示すt4点)、エンジン1が高燃費効率の出力状態(最大エンジン出力の20%)とされる(図2(b)に示すt4点)。
エンジン1の運転が開始されると、発電機2の駆動が再開され、発電機2からの補機10への給電が再開される(図7参照)。また、発電機2からの補機10への余剰な電力がコンバータ3を介して蓄電装置13へ送られ、この余剰な電力によって蓄電装置13への蓄電が行われる。
蓄電装置13の蓄電量Wが上昇し、所定値Wth1を上回ると(図2(c)に示すt5点)、蓄電量監視装置14はエンジン1へ運転停止指令を送る。これにより、エンジン1の運転が停止し(図2(a),(b)に示すt5点)、発電機2での発電が停止される。これによって、補機10への給電は、蓄電装置13からの電力によって行われるようになる(図6参照)。
以下同様にして、蓄電装置13の蓄電量Wが低下し、所定値Wth2を下回る毎に、エンジン1が間欠的に運転される。これにより、待機中、常にエンジン1が回転するということがなくなり、燃料費が低減されると共に、排ガスによる大気汚染、騒音などの問題が軽減される。また、蓄電量Wが所定値Wth2を下回ると、エンジン1が高燃費効率の出力状態(KW当たりの燃費が良い状態)で回転するので、待機中の燃料費がさらに低減する。
なお、上述した実施の形態では、蓄電装置13をコンバータ3とインバータ4との間の電力の供給ラインL1に接続するようにしたが、例えば図8に示すように、蓄電装置13の前段にコンバータ15を設け、このコンバータ15を介して発電機2とコンバータ3との間の電力の供給ラインL2に接続するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、発電機2とコンバータ3との間の電力の供給ラインL2に補機10を接続するようにしたが、例えば図9に示すように、コンバータ3とインバータ4との間の電力の供給ラインL1にインバータ16を介して補機10を接続するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、ヒステリシスを持たせるために、所定値Wth1と所定値Wth2の値を異ならせたが、所定値Wth1と所定値Wth2とを同じ値としてもよい。
また、上述した実施の形態では、エンジンの高燃費効率の出力状態を最大エンジン出力の20%としたが、この値はエンジンの種類などによっても異なるものであり、一概に何%以上とは言えない。発明者らの実験などによれば、最大エンジン出力の20%以上とすることにより、良好な結果が得られた。
また、上述した実施の形態では、エンジンの高燃費効率の出力状態を最大エンジン出力の20%としたが、この値はエンジンの種類などによっても異なるものであり、一概に何%以上とは言えない。発明者らの実験などによれば、最大エンジン出力の20%以上とすることにより、良好な結果が得られた。
また、上述した実施の形態では、荷物9の搬送作業として巻き上げや巻き下げを行うものとして説明したが、荷物9を前後方向へ搬送したり、左右方向へ搬送したりする場合もある。このような場合も、巻き下げ時と同様にして、主モータ5に回生エネルギーが生じると、この回生エネルギーによって蓄電装置13への蓄電が行われる。
また、上述した実施の形態では、制御装置12とは別の装置として蓄電量監視装置14を設けたが、蓄電量監視装置14の機能を制御装置12に付加するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、クレーンへの適用例として説明したが、車両などに適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、クレーンへの適用例として説明したが、車両などに適用してもよい。
1…エンジン、2…発電機、3…コンバータ、4…インバータ、5…主モータ、6…ブレーキ、7…減速機、8…ドラム、9…荷物、10…補機、11…操作器、12…制御装置、13…蓄電装置、14…蓄電量監視装置、15…コンバータ、16…インバータ、L1,L2…電力の供給ライン。
Claims (2)
- エンジンと、このエンジンによって駆動される発電機と、この発電機が発生する電力の供給を受けて駆動される主モータと、前記発電機からの電力の供給を受けて作動する前記主モータ以外の補機とを備えたモータ駆動装置において、
前記発電機からの前記主モータへの電力の供給ラインに接続された蓄電装置と、
現在の操作モードが前記主モータの駆動を行わない状態で前記補機を作動させる待機中とされている場合、前記蓄電装置の蓄電量を監視し、蓄電量が所定値を上回った場合には前記エンジンの運転を停止し、蓄電量が所定値を下回った場合には前記エンジンを高燃費効率の出力状態で運転する蓄電量監視手段と
を備えることをことを特徴とするモータ駆動装置。 - 請求項1に記載されたモータ駆動装置において、
前記蓄電装置は、前記発電機が発生する余剰な電力および前記主モータで発生した回生エネルギーによって蓄電される
ことを特徴とするモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006100076A JP2007274862A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | モータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007274862A true JP2007274862A (ja) | 2007-10-18 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2007274862A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012043479A1 (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | 三菱重工業株式会社 | ハイブリッド式駆動装置、クレーン制御装置、及びクレーン装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10155203A (ja) * | 1997-11-14 | 1998-06-09 | Nissan Motor Co Ltd | 発電装置 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006100076A patent/JP2007274862A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10155203A (ja) * | 1997-11-14 | 1998-06-09 | Nissan Motor Co Ltd | 発電装置 |
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