JP2007274459A - 画像処理装置設定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】リムーバブルメモリを接続した際に、ユーザの意思を反映させながら画像処理装置の設定を行うことが可能なシステムを提供する。
【解決手段】画像処理装置の設定のためのデータが格納されたリムーバブルメモリが装着されたことを検出する装着検出手段と、そのリムーバブルメモリの装着の際に特定の入力キーが操作されたかどうかを検知するキー操作検知手段とを備える。また、リムーバブルメモリが装着され、かつ特定の入力キーの操作が検知されたことにより、画像処理装置の設定を実行するか又は実行しないように制御する設定制御手段を備える。これによりユーザは、リムーバブルメモリの装着時に入力キーを操作するか又はしないかを選択することにより、設定を実行するか又はしないかを決めることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は画像処理装置設定システムに関するものである。
FAXやコピー機等の画像処理装置には操作キーや表示部が設けられている。画像処理装置の設定変更をする際には、設定変更メニューが表示部に表示され、ユーザはそのメニューを見ながら操作キーを操作して設定変更を行う。例えば一部の機能を利用不可にしたり、ID情報を書き換えたりする設定変更を行う。
画像処理装置の設定変更をするシステムに関しては、従来から様々なものが開発されている。例えば下記特許文献1には、初期条件の設定変更を容易に行うためのプリンタが開示されている。
特開平5−85020号公報
従来技術では、予め装置に内蔵されているデータを、予め装置に内蔵されているプログラムが指示する値に書き換えることしかできないため、内蔵プログラムの中に情報が無いものに書き換えることはできない。例えば、内蔵プログラムを新たなものに更新することができない。また、内蔵パラメータを新たな値に更新することができない。この課題を解決するために、画像処理装置の内蔵プログラムを変更したり追加したりする際には、USBメモリ等の着脱可能な記憶媒体(リムーバブルメモリ)を用いることが考えられる。すなわち、新しい、又は追加するプログラムを記憶したリムーバブルメモリを画像処理装置に接続して、そのプログラムを読み取らせて内蔵プログラムの書き換えを行う。また、内蔵パラメータ(機能有効/無効のフラグ、ID情報)の変更をする場合でも、新しいパラメータを記憶したリムーバブルメモリを画像処理装置に接続して、そのパラメータを読み取らせて書き換えを行う。
また、変更対象となる画像処理装置が多いときは、作業を楽に行うために、従来の画像処理装置では、リムーバブルメモリを接続すると、その中に記憶されているプログラムやパラメータの設定が自動的に行われるようになっている。そのため、内蔵プログラムや内蔵パラメータの書き換えとは別の機能を利用しようとしても、リムーバブルメモリにプログラムやパラメータが含まれている場合に、意図しない設定が行われてしまうという問題があった。
つまり従来の画像処理装置は、リムーバブルメモリを接続した際に、格納されているプログラム等を全て設定せざるを得なかった。また、複数のプログラムの中からどれかを選択して設定したり、又は何も設定しないで別の機能を利用することができなかった。そのため、自動設定をする時にユーザの意思を反映できるシステムが望まれていた。
本発明は上述のような事情を背景になされたもので、特に、リムーバブルメモリを接続した際に、変更対象となる画像処理装置が多いときであっても作業を楽に行え、かつユーザの意思を反映させながら画像処理装置を設定できるシステムを提供することを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載の発明は、
リムーバブルメモリが装着される画像処理装置の設定を行うシステムであって、
前記画像処理装置の設定のためのデータが格納された前記リムーバブルメモリが装着されたことを検出する装着検出手段と、
前記リムーバブルメモリの装着の際に特定の入力キーが操作されたかどうかを検知するキー操作検知手段と、
前記リムーバブルメモリが装着され、かつ前記特定の入力キーの操作が検知されたことにより、前記画像処理装置の前記設定を実行するか又は実行しないように制御する設定制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置設定システムである。
上記発明によると、プログラムやパラメータ等の設定データがリムーバブルメモリに格納されている。そして、そのリムーバブルメモリが装着され、かつ特定の入力キーが操作された場合に、画像処理装置の設定をするように制御される。例えばユーザが設定したいと考えていれば、リムーバブルメモリを装着する際に特定の入力キーを押せば設定がされる。また、ユーザが設定したくないと考えている場合は、リムーバブルメモリを装着する際に特定の入力キーを押さなければ設定されない。
また、上記発明によると、リムーバブルメモリが装着され、かつ特定の入力キーが操作された場合に、画像処理装置の設定をしないように制御できる。例えばユーザが設定したいと考えている場合は、リムーバブルメモリを装着する際に特定の入力キーを押さなければ設定がされる。また、ユーザが設定したくないと考えている場合は、リムーバブルメモリを装着する際に特定の入力キーを押せばよい。
つまり上記発明は、
・リムーバブルメモリ装着時に特定のキーが操作されていたら設定する。
・リムーバブルメモリ装着時に特定のキーが操作されていたら設定せず、操作されていなければ設定する。
のいずれかになっている。これによりユーザは、画像処理装置の設定を行うか否かの意思を、リムーバブルメモリ装着時に反映することが可能となる。
請求項2記載の発明は、
前記入力キーは複数個設けられ、
それぞれの前記入力キーに、異なる種類の前記設定が予め対応付けられており、
前記キー操作検知手段は前記複数個の入力キーのうち、どの入力キーが操作されたかを検知し、
前記設定制御手段は、前記操作された入力キーに対応する前記設定に関して実行するか又は実行しない制御を行う画像処理装置設定システムである。
上記発明によると入力キーが複数個設けられており、それぞれの入力キーに、異なる種類の設定が対応付けられている。例えばリムーバブルメモリに”PRINT001.set”と”PRINT002.set”の2つの設定プログラムを記憶しておき、1番のキーが押下された場合にPRINT001.setを実行し、2番のキーが押下された場合にPRINT002.setを実行する。これによりユーザは、複数の設定プログラムのうち、どの設定プログラムを使って設定を行うか選択することが可能となる。
また、選択されたプログラムによる設定がされないように制御してもよい。上記の例だと、1番のキーが押下された場合にPRINT001.set以外の設定を行い、2番のキーが押下された場合にPRINT002.set以外の設定を行う。これによりユーザは、設定したくないプログラムを選択することが可能となる。
請求項3記載の発明は、
前記リムーバブルメモリが装着され且つ前記特定の入力キーの操作が検知されなかった場合に、前記リムーバブルメモリに格納された画像データを読み出して印刷するダイレクト印刷モードに移行し、前記リムーバブルメモリが装着され且つ前記特定の入力キーの操作が検知された場合に、前記画像処理装置の設定モードに移行するモード移行手段を備える画像処理装置設定システムである。
上記発明によると、リムーバブルメモリが装着された際に特定の入力キーが操作されていなければダイレクト印刷モードになり、特定の入力キーが操作されていれば画像処理装置の設定モードになる。これによりユーザは、ダイレクト印刷モードと設定モードのいずれかを選択的に実行することが可能となる。
請求項4記載の発明は、
前記リムーバブルメモリに格納された前記画像データと前記設定データのうち、前記ダイレクト印刷モードでは前記画像データのみを表示し、前記設定モードでは前記設定データのみを表示するように制御する表示制御手段を備える画像処理装置設定システムである。
リムーバブルメモリには、画像処理装置の設定データ(プログラムやパラメータ)の他に、画像データが格納されている。通常、ダイレクト印刷モードでは画像データのみが必要となり、設定データを表示する必要はない。また、設定モードでは設定データのみが必要となり、画像データを表示する必要ない。そのため上記発明では、ダイレクト印刷モードでは画像データのみを表示し、設定モードでは設定データのみを表示している。これにより、いずれのモードでも必要なデータのみが表示されるようになり、使いやすい画像処理装置となる。
請求項5記載の発明は、
リムーバブルメモリが装着される画像処理装置の設定を行うシステムであって、
前記画像処理装置の設定のためのデータが格納された前記リムーバブルメモリが装着されたことを検出する装着検出手段と、
前記リムーバブルメモリの装着の際に特定の入力キーが操作されなかったかどうかを検知するキー操作検知手段と、
前記リムーバブルメモリが装着され、且つ前記特定の入力キーの操作がされなかったことが検知されたことにより、前記画像処理装置の前記設定を実行しないように制御する設定制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置設定システムである。
従来は、リムーバブルメモリを装着する際に入力キーの操作は求められず、設定がすぐに行われていた。しかし上記発明によると、リムーバブルメモリの装着時に入力キーが操作されないと設定されない。そのため、例えば画像データと設定プログラムが両方とも格納されたリムーバブルメモリを装着し、ダイレクト印刷をしたいとユーザが考えている場合でも、誤って設定をしなくてすむ。
本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本実施形態ではFAX機能、コピー機能、スキャナ機能を備えた複合機を画像処理装置2の例として用いるが、本発明を実施する上でこれらの全ての機能を備える必要はなく、少なくとも一つの機能を備えていれば足りる。
図1は画像処理装置2のブロック図である。図示するように、画像処理装置2はCPU6,RAM7,ROM8,ゲートアレイ9,NCU(Network Control Unit:網制御装置)10,モデム11,EEPROM12,コーデック13,DMAC(Direct Memory Access Controller)14などを含んで構成されている。これらの部品はバスライン20により相互に接続されている。バスライン20には、アドレスバス、データバス、および制御信号線が含まれる。また、ゲートアレイ9には読取部15、印刷部16、入力キー4(操作部)、表示部17、リムーバブルメモリ3を装着するインターフェース(I/F)部18、及び外部接続部19が接続されている。NCUには、電話回線21が接続されている。
リムーバブルメモリ3は例えばUSBメモリやスマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、小型HDD等の記憶媒体であり、I/F部18に着脱自在に装着されている。リムーバブルメモリ3には設定データ5や画像データ30が記憶されており、画像処理装置2側でこれらのデータを読み取って、設定変更や画像印刷を行う。
図2に、リムーバブルメモリ3に記憶された情報の例を示す。このように、リムーバブルメモリ3に設定パラメータ5a、設定プログラム5b、追加プログラム5c、画像データ30、キー設定情報26が記憶されている。設定プログラム5b等は”PRINT001.set”,”PRINT002.set”,”PRINT003.set”等のファイル名28が付けられている。
設定パラメータ5a、設定プログラム5b、追加プログラム5cの特徴を図3に示す。設定パラメータ5aは例えば、印刷用紙のサイズや向き、使用するトレイや両面/片面などの、設定を行うためのパラメータである。設定プログラム5bは、画像処理装置2に記憶されているプログラム全体を書き換えるためのプログラムである。ここでプログラムとは例えば印刷プログラムや表示プログラムなどであり、これらに不具合があったりバージョンアップしたりする場合に書き換えが行われる。また、追加プログラム5cは画像処理装置2のプログラムに一部追加をするためのプログラムである。
画像処理装置2は複数の機種があり、設定データ5は機種毎に対応したものになっている。図3の例では、設定パラメータ5aは機種1に対応するが、他の機種には対応しない。同様にして、設定プログラム5bは機種2に対応し、追加プログラム5cは機種3に対応している。
一方、図4に示すように、ROM8には装着検出プログラム8a、キー操作検知プログラム8b、設定制御プログラム8c、モード移行プログラム8d、表示制御プログラム8e等の各種プログラムが記憶されている。
装着検出プログラム8aは、リムーバブルメモリが装着されたことを検出するプログラムである。キー操作検知プログラム8bは、リムーバブルメモリがI/F部18に装着された際に特定の入力キー4が操作されたかどうかを検知するプログラムである。設定制御プログラム8cは、リムーバブルメモリが装着され、かつ特定の入力キーの操作が検知されたことにより、画像処理装置2の設定を実行するか又は実行しないように制御するプログラムである。モード移行プログラム8dは、リムーバブルメモリ3が装着され且つ特定の入力キーの操作が検知されなかった場合にダイレクト印刷モードに移行し、リムーバブルメモリ3が装着され且つ特定入力キーの操作が検知された場合に、画像処理装置2の設定モードに移行するプログラムである。表示制御プログラム8eは、リムーバブルメモリ3に格納された画像データ30と設定データ5のうち、ダイレクト印刷モードでは画像データ30のみを表示し、設定モードでは設定データ5のみを表示するように制御するプログラムである。
これら装着検出プログラム8a、キー操作検知プログラム8b、設定制御プログラム8c、モード移行プログラム8d、表示制御プログラム8eをCPU6が実行することで、本発明の装着検出手段、キー操作検知手段、設定制御手段、モード移行手段、表示制御手段がそれぞれ実現される。
図1に戻る。NCU10は公衆電話回線21に接続されて回線の接続/切断等の網制御を行うものである。また、RAM7はCPU6の作業領域や、読み取った画像の展開領域用ラインバッファメモリなどとして用いられる。モデム11は、ファクシミリデータの変調や復調などを行う。ROM8は図4に示す各種プログラムの他、設定値などのデータを記憶している。コーデック13はファクシミリデータの符号化や復号化を行う。DMAC14は、主にRAM7へのデータの書き込みや読み出しを行う。
ゲートアレイ9は、CPU6と読取部15等の各部との入出力インターフェースとして機能する。読取部15は、イメージセンサやLED光源などを備え、原稿などから文字や図形などの画像を読み取る。印刷部16は、たとえばインクジェット方式あるいはレーザー方式などにより、文字や図形などの画像を印刷する。外部接続部19は、たとえばセントロニクスパラレルインターフェイス、あるいはUSB(Universal Serial Bus)などといった規格に対応する接続ポートを備え、パーソナルコンピュータ(PC)との間でデータや信号を交換する。
EEPROM12(Electronically Erasable and Programmable ROM)は図14に示すように、設定情報12aや各種プログラム12b〜12dを記憶している。設定情報12aは、用紙のサイズや向き等の、画像処理装置2の設定に関する情報である。FAX制御プログラム12b、スキャナ制御プログラム12c、コピー制御プログラム12dは、それぞれFAX機能、スキャナ機能、コピー機能を制御するためのプログラムである。設定変更をする際には、リムーバブルメモリ3に記憶されている設定データ5が読み出され、設定情報12aや各種プログラム12b〜12dの書き換えが行われる。
図10に操作パネル22の例を示す。このように、操作パネル22に表示部17、入力キー4、上下スクロールキー23、実行キー24、キャンセルキー25等が配置されており、ユーザはこれらのキーを操作することで、画像処理装置2を操作したり、設定を行ったりする。入力キー4は、図10の実施例ではテンキーとされているが、文字を入力するキーであってもよい。また、表示部17はLCDなどのパネルであって、動作状態や操作ガイダンスなどを表示する。
次に、キー設定情報26の例を図5に示す。このようにキー設定情報26には、入力キー4に関する情報27と、設定するか又はしないかの情報29とが互いに対応付けられている。図5の例では、リムーバブルメモリ3を装着し、それと同時に1キーが押されている場合に、プログラムの設定をし、2〜9キーのいずれかが押された場合には、プログラムの設定をしない。リムーバブルメモリ3に図2のようにプログラム等が記憶されている場合、1キーを押しながらリムーバブルメモリ3を差し込むと、”PRINT001.set”,”PRINT002.set”,”PRINT003.set”の全てのプログラムの設定がされる。また、2〜9キーのいずれかを押しながらリムーバブルメモリ3を差し込んでも、何も設定されない。
キー設定情報26の別の例を図6に示す。この例では、リムーバブルメモリ3を装着し、それと同時に2キーが押下されている場合に、プログラムの設定をせず、1キーおよび3〜9キーのいずれかが押下されている場合には、設定がされる。例えば1キーを押しながらリムーバブルメモリ3を差し込むと、”PRINT001.set”,”PRINT002.set”,”PRINT003.set”の全てのプログラムの設定がされる。3〜9キーのいずれかを押下しても同様である。また、2キーを押しながらリムーバブルメモリ3を差し込むと、何も設定がされない。
図5、図6のようにキー設定をすることで、画像処理装置2の設定を行うか又は行わないかを、リムーバブルメモリ3の装着時にユーザの意思で制御できるようになる。
キー設定情報26の別の例を図7に示す。この例では、入力キー4に関する情報27と、設定データ5のファイル名28と、設定するか又はしないかの情報29が対応付けられている。例えば、リムーバブルメモリ3を装着する際に1キーを押下するとPRINT001.setが設定され、2キーを押下するとPRINT002.setが設定され、3キーを押下するとPRINT003.setが設定される。また、リムーバブルメモリ3の装着時に4キーを押下すると全ての設定プログラム5bの設定がされ、5キーを押下すると全ての設定プログラム5bの設定がされない。6〜9キーを押下したり、どれも押下しなかった場合は、どの設定プログラム5bの設定もされない。
なお、キー設定情報26は、図2に示すようにリムーバブルメモリ3に記憶してもよいし、ROM8に記憶してもよい。キー設定情報26をリムーバブルメモリ3に記憶する場合は、ファイル名28と入力キー4の対応をユーザが自由に設定することが可能となる。ROM8に記憶する場合は、ファイル名28を固定にする。
大きな会社では多数の画像処理装置2を使用しており、部署毎に異なる設定プログラム5bを用いたり、異なる設定パラメータ5aを用いたりする場合がある。これら多数の画像処理装置2のプログラムを変更する場合、従来はリムーバブルメモリ3を装着した際に、その中に記憶されている設定プログラム5bで自動的に設定されてしまうため、リムーバブルメモリ3には部署毎、または機種毎に対応した設定プログラム5bを1種類だけしか記憶させることができなかった。そのため、画像処理装置2の設定変更をする者(例えばサービスマン)は、複数個のリムーバブルメモリ3を持ち、その中から部署または機種に対応した設定プログラム5bが記憶されているリムーバブルメモリ3を選ぶ必要があった。しかし図7の実施例では、1個のリムーバブルメモリ3に複数種類の設定プログラム5bを記憶し、そのうちのどれかを選択して設定させることが可能であるため、サービスマンは複数個のリムーバブルメモリ3を持つ必要がない。
次に図8、図9のフローチャートを用いて、装着検出プログラム8a、キー操作検知プログラム8b、設定制御プログラム8cの動作について説明する。まず、ユーザがリムーバブルメモリ3を装着すると(S1)、装着されたことが装着検出プログラム8aによって検出される(S2)。次にS3に移り、リムーバブルメモリ3の装着と同時に押下されたキーを取得する。ここでは、例えば入力キー4がテンキーである場合、1〜9のうちのどれが押下されたか、又はどれも押下されていないかを検出する。その後、S4の設定可否判断処理を行う。
S4の処理は、図9に示すように、S7〜S12のステップからなる。まずS7では、キー設定情報26(図5〜6参照)を検索し、押下された入力キー4に対応付けられた情報を取得する。次にS8に移り、設定をするか否かの判断を行う。例えば図7のようにキー設定がされている場合、何もキーを押さなければ“設定しない”と判断されて、S12に移る。また、キー1〜4のどれかを押下すれば“設定する”と判断されて、S9に移る。S9では、対応する設定プログラム5bをリムーバブルメモリ3の中から検索する。その後、設定データ5が存在するか否かを判断し(S10)、存在すればS11に移り、存在しなければS12に移る。
S4(S7〜S12)の処理が終了した後、図8のS5に移り、設定の可否を判断する。ここでは、設定プログラム5bが画像処理装置2の機種に対応したものであるか否かを判断する。ここで設定可能の場合はS6に移って設定処理を実行し、設定できない場合はS6を飛ばして終了する。
次に図10〜図12を使って、本発明の別の実施形態について説明する。図10は、ダイレクト印刷モードの表示例である。上述したように、リムーバブルメモリ3には設定パラメータ5a、設定プログラム5b、追加プログラム5c、画像データ30、キー設定情報26等が記憶されている(図2参照)。リムーバブルメモリ3を装着した際に入力キー4を何も押下しないと、ダイレクト印刷モードに移行し、図10の表示がされる。ダイレクト印刷モードは、リムーバブルメモリ3に記憶された画像データ30を読み出して、パーソナルコンピュータ等を介さずに印刷するためのモードである。このモードでは、設定パラメータ5aや設定プログラム5b等は必要ないため、表示されない。
ダイレクト印刷モードでは図10に示すように、印刷可能な画像データ30のファイル名28が表示され、その右側に選択マーク31が表示される。ユーザは上下キー23を操作することにより、表示中の画像データ30のいずれかを選択することが可能である。そして実行キー24を押下すると、選択された画像データ30が印刷される。
一方、リムーバブルメモリ3を装着した際に特定の入力キー4を押下すると、図11の設定モードに移行する。設定モードでは、設定パラメータ5aや設定プログラム5bのファイル名28が表示され、選択および設定が可能になっている。このモードでは画像データ30は不要なので、表示されない。
ダイレクト印刷モード又は設定モードを表示する際のフローチャートを図12に示す。ユーザがリムーバブルメモリ3を装着すると(S13)、装着されたことが装着検出プログラム8aによって検出される(S14)。次にS15に移り、リムーバブルメモリ3の装着と同時に押下されたキーを取得する。ここでは、例えば入力キー4がテンキーである場合、数字1〜9のうちのどれが押下されたか、又はどれも押下されていないかを検出する。その後、キー設定情報26を取得する(S16)。この実施例のキー設定情報26は、例えば図13に示すように、特定の入力キー4と、移行するモードとを対応付けたものである。この例では、1〜9キーのいずれか一つが押下された場合は設定モードに移行し、どれも押下されない場合はダイレクト印刷モードに移行するようになっている。
図12に戻る。S16の処理が終了した後、ダイレクトモードに移行するか否かの判断を行う(S17)。ここでYesの場合はS18に移ってダイレクト印刷モードを表示する。また、Noの場合はS19に移り、設定モードを表示する。
このように上記実施例では、リムーバブルメモリ3を装着した際に特定の入力キー4が操作されていれば設定モードに移行し、操作されていなければダイレクト印刷モードに移行するので、どちらのモードにするかユーザが決めることができる。
また、設定モードよりもダイレクト印刷モードを使用することが多い。使用頻度が高いダイレクト印刷モードに移行する時は、入力キー4の操作が必要でないため、操作が簡単である。
画像処理装置のブロック図。 リムーバブルメモリに記憶されている情報の例。 設定データの特徴をまとめた表 ROMに記憶されているプログラム。 キー設定情報の例。 キー設定情報の他の例。 キー設定情報の他の例。 全体のフローチャート。 設定可否判断をするためのフローチャート。 ダイレクト印刷モードの表示例。 設定モードの表示例。 図8、図9とは別のフローチャート。 キー設定情報の他の例。 EEPROMに記憶されている情報。
符号の説明
1 画像処理装置設定システム
2 画像処理装置
3 リムーバブルメモリ
4 入力キー
5 設定データ
8a 装着検出プログラム
8b キー操作検知プログラム
8c 設定制御プログラム
8d モード移行プログラム
8e 表示制御プログラム
30 画像データ

Claims (5)

  1. リムーバブルメモリが装着される画像処理装置の設定を行うシステムであって、
    前記画像処理装置の設定のためのデータが格納された前記リムーバブルメモリが装着されたことを検出する装着検出手段と、
    前記リムーバブルメモリの装着の際に特定の入力キーが操作されたかどうかを検知するキー操作検知手段と、
    前記リムーバブルメモリが装着され、かつ前記特定の入力キーの操作が検知されたことにより、前記画像処理装置の前記設定を実行するか又は実行しないように制御する設定制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置設定システム。
  2. 前記入力キーは複数個設けられ、
    それぞれの前記入力キーに、異なる種類の前記設定が予め対応付けられており、
    前記キー操作検知手段は前記複数個の入力キーのうち、どの入力キーが操作されたかを検知し、
    前記設定制御手段は、前記操作された入力キーに対応する前記設定に関して実行するか又は実行しない制御を行う請求項1記載の画像処理装置設定システム。
  3. 前記リムーバブルメモリが装着され且つ前記特定の入力キーの操作が検知されなかった場合に、前記リムーバブルメモリに格納された画像データを読み出して印刷するダイレクト印刷モードに移行し、前記リムーバブルメモリが装着され且つ前記特定の入力キーの操作が検知された場合に、前記画像処理装置の設定モードに移行するモード移行手段を備える請求項1または2記載の画像処理装置設定システム。
  4. 前記リムーバブルメモリに格納された前記画像データと前記設定データのうち、前記ダイレクト印刷モードでは前記画像データのみを表示し、前記設定モードでは前記設定データのみを表示するように制御する表示制御手段を備える請求項3記載の画像処理装置設定システム。
  5. リムーバブルメモリが装着される画像処理装置の設定を行うシステムであって、
    前記画像処理装置の設定のためのデータが格納された前記リムーバブルメモリが装着されたことを検出する装着検出手段と、
    前記リムーバブルメモリの装着の際に特定の入力キーが操作されなかったかどうかを検知するキー操作検知手段と、
    前記リムーバブルメモリが装着され、且つ前記特定の入力キーの操作がされなかったことが検知されたことにより、前記画像処理装置の前記設定を実行しないように制御する設定制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置設定システム。
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