JP2007272894A - データ書込方法及びデータ書込装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1のソース位置から始まるソースストレージ範囲にある第1のソースデータから生成される第1の宛先データが、アラインされていない位置から始まる宛先ストレージ範囲に書き込まれるデータ書込方法を提案する。書込方法は、第1のソース位置の前の第2のソース位置から始まるストレージ範囲から、第1のソースデータを含む第2のソースデータを抽出するステップと、第2のソースデータから、第1の宛先データを含む第2の宛先データを生成するステップと、第2の宛先データを、アラインされた位置から始まるストレージ範囲に書き込むステップとを有し、第2のソース位置は、第1の宛先データがアラインされていない位置から始まるストレージ範囲に書き込まれるように設定される。
【選択図】図4
Description
なお、所定の生成処理において、比率r及び距離dは、定数値であってもよく、更なるパラメータに従属していてもよい。値r及びdは、r=r(SP1)及びd=d(SP1)のように、第1のソース位置の値SP1に基づいていてもよい。
第2のソース位置SP2の生成の場合と同様に、比率r及び距離d’はここで、定数は、定数値であってもよく、更なるパラメータに従属していてもよい。
ここで、Aは、拡張宛先ストレージ範囲24の開始位置24aの値であり、Dは、アラインされていない位置22aの値Pと、アラインされた位置24aの値Aとの間の差分である。値Aは、アラインされた位置を表し、したがって、システムのベクトル長をVとすると、Vの倍数になる。
ここで、Nは、拡張されたソースストレージ範囲27の開始位置27aの値であり、Sは、ソースストレージ範囲21の開始位置21aの値であり、Eは、拡張されたソースストレージ範囲27の開始位置27aと、ソースストレージ範囲21の開始位置21aとの間の距離である。
ここで、Dは、アラインされていない位置22aの値Pと、アラインされた位置24aの値Aとの間の差分であり、rは、生成処理23のサイズ比率である。
ここで、N’は、拡張されたソースストレージ範囲27の終了位置27bの値であり、S’は、ソースストレージ範囲21の終了位置21bの値であり、E’は、拡張されたソースストレージ範囲27と、ソースストレージ範囲21との終了位置間の距離であり、D’は、拡張宛先ストレージ範囲24と、宛先ストレージ範囲22との終了位置間の距離である。
ここで、A’は、拡張宛先ストレージ範囲24の終了位置24bの値である。
Claims (36)
- アラインメント制約を有するシステムにおいてデータを書き込むデータ書込方法であって、第1のソース位置(21a)から始まるストレージ範囲(21)にある第1のソースデータ(21’)から生成される第1の宛先データ(22’)が、アラインされていない位置(22a)から始まるストレージ範囲(22)に書き込まれるデータ書込方法において、
上記第1のソース位置(21a)の前の第2のソース位置(27a)から始まるストレージ範囲(27)から、上記第1のソースデータ(21’)を含む第2のソースデータ(27’)を抽出するステップと、
上記第2のソースデータ(27’)から、上記第1の宛先データ(22’)を含む第2の宛先データ(24’)を生成(23)するステップと、
上記第2の宛先データ(24’)を、アラインされた位置(24a)から始まるストレージ範囲(24)に書き込むステップとを有し、
上記第2のソース位置(27a)は、上記第1の宛先データ(22’)が上記アラインされていない位置(22a)から始まるストレージ範囲に書き込まれるように設定されるデータ書込方法。 - 上記第1の宛先データ(22’)は、入力データから出力データを生成する処理によって生成され、
上記出力データのサイズと上記入力データのサイズとの間の関係を反映する比率に基づいて上記第2のソース位置(27a)を判定するステップを有することを特徴とする請求項1記載のデータ書込方法。 - 上記第2のソース位置(27a)は、上記アラインされていない位置(22a)と、上記アラインされた位置(24a)との間の距離に基づいて判定されることを特徴とする請求項2記載のデータ書込方法。
- 上記第2のソース位置(27a)は、上記第1のソース位置(21a)の値をSP1とし、上記第2のソース位置(27a)の値をSP2とし、上記出力データのサイズと、上記入力データのサイズとの比率をrとし、上記アラインされていない位置(22a)と、上記アラインされた位置(24a)との間の距離をdとして、以下の式に基づいて判定されることを特徴とする請求項2又は3記載のデータ書込方法。
SP2=SP1−d/r - 上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)のサイズに基づいて、及び上記アラインされていない位置(22a)と上記アラインされた位置(24a)との間の距離に基づいて上記第2のソース位置(27a)を判定するステップを更に有する請求項1乃至4いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記アラインされた位置(24a)は、上記アラインされていない位置(22a)の前の最初のアラインされた位置であることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記第2のソースデータ(27’)のサイズは、上記第2の宛先データ(24’)が、上記アラインされた位置(24a)と、更なるアラインされた位置(24b)との間に適合するように選択されることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記第1の宛先データ(22’)は、上記入力データから上記出力データを生成する処理によって生成され、上記第2のソースデータ(27’)のストレージ範囲は、上記出力データのサイズと、上記入力データのサイズの間の関係を反映する比率に基づいて判定される第3のソース位置(27b)で終了することを特徴とする請求項7記載のデータ書込方法。
- 上記第3のソース位置(27b)は、上記アラインされた位置(24a)と、上記更なるアラインされた位置(24b)との間の距離に基づいて判定されることを特徴とする請求項8記載のデータ書込方法。
- 上記第3のソース位置(27b)は、上記第3のソース位置(27b)の値をSP3とし、上記第2のソース位置(27a)の値をSP2とし、上記出力データのサイズと、上記入力データのサイズとの比率をrとし、上記アラインされた位置(24a)と、上記更なるアラインされた位置(24b)との間の距離をd’として、以下の式に基づいて判定されることを特徴とする請求項8又は9記載のデータ書込方法。
SP3=SP2+d’/r - 上記第2のソースデータ(27’)のストレージ範囲の終了位置として定義される上記第3のソース位置(27b)は、上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)のサイズに基づいて、及び上記アラインされた位置(24a)と、上記更なるアラインされた位置(24b)との間の距離に基づいて判定されることを特徴とする請求項7乃至10いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記更なるアラインされた位置(24b)は、上記第1の宛先データ(22’)のストレージ範囲の後ろの最初のアラインされた位置であることを特徴とする請求項7乃至11いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)は、ビデオデータであることを特徴とする請求項1乃至12いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)は、オーディオデータであることを特徴とする請求項1乃至13いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記第2の宛先データ(24’)は、フィルタ又は線形フィルタによって生成されることを特徴とする請求項1乃至14いずれか1項記載のデータ書込方法。
- 上記第2の宛先データ(24’)は、線形フィルタ、非線型フィルタ、データレート変更フィルタ又はデータ遅延フィルタによって生成されることを特徴とする請求項1乃至15いずれか1項記載のデータ書込方法。
- ベクトルベースのシステムのアラインされていない位置(22a)から始まるストレージ範囲に、ソースストレージ範囲(21)に含まれたデータから生成された宛先データ(22’)を書き込むデータ書込方法において、
上記ソースストレージ範囲(21)を拡張する(28、29)ステップと、
上記拡張されたソースストレージ範囲(27)内のデータから、上記宛先データ(22’)を含む一時的データ(24’)を生成するステップと、
上記宛先データ(22’)が上記アラインされていない位置(22a)から始まるストレージ範囲に書き込まれるように拡張された、アラインされた位置(24a)から始まる上記ベクトルベースのシステムのストレージ範囲に上記一時的データ(24’)を書き込むステップとを有するデータ書込方法。 - コンピュータシステムにおいて実行され、請求項1乃至17いずれか1項記載のデータ書込方法を実現するコンピュータプログラム製品。
- 第1のソース位置(21a)から始まるストレージ範囲に第1のソースデータ(21’)を格納する第1のメモリ(31)と、
上記第1のソースデータ(21’)から第1の宛先データ(22’)を生成(23)する処理ユニットと、
アラインされていない位置(22a)から始まるストレージ範囲に上記第1の宛先データ(22’)を受け入れるアラインメント制約を有する第2のメモリ(32)と、
抽出手段と、
書込手段とを備え、
上記抽出手段は、上記第1のメモリ(31)における、上記第1のソース位置(21a)より前の第2のソース位置(27a)から始まるストレージ範囲から、上記第1のソースデータ(21’)を含む第2のソースデータ(27’)を抽出し、
上記処理ユニットは、上記第2のソースデータ(27’)から、上記第1の宛先データ(22’)を含む第2の宛先データ(24’)を生成し、
上記書込手段は、上記第2の宛先データ(24’)を上記第2のメモリ(32)のアラインされた位置(24a)から始まるストレージ範囲に書き込み、
上記抽出手段によって用いられる上記第2のソース位置(27a)は、上記第1の宛先データ(22’)が、上記アラインされていない位置(22a)から始まる上記第2のメモリ(32)のストレージ範囲に保存されるように設定されるデータ書込装置。 - 上記処理ユニットの上記出力データのサイズと、上記処理ユニットの上記入力データのサイズとの間の関係を反映する比率に基づいて上記第2のソース位置(27a)を判定する判定手段を更に備える請求項19記載のデータ書込装置。
- 上記判定手段は、上記アラインされていない位置(22a)と、上記アラインされた位置(24a)との間の距離に基づいて上記第2のソース位置(27a)を判定することを特徴とする請求項20記載のデータ書込装置。
- 上記判定手段は、上記第1のソース位置(21a)の値をSP1とし、上記第2のソース位置(27a)の値をSP2とし、上記出力データのサイズと、上記入力データのサイズとの比率をrとし、上記アラインされていない位置(22a)と、上記アラインされた位置(24a)との間の距離をdとして、以下の式に基づいて判定されることを特徴とする請求項20又は21記載のデータ書込装置。
SP2=SP1−d/r - 上記判定手段は、上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)のサイズに基づいて、及び上記アラインされていない位置(22a)と上記アラインされた位置(24a)との間の距離に基づいて上記第2のソース位置(27a)を判定することを特徴とする請求項19乃至22いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記アラインされた位置(24a)は、上記アラインされていない位置(22a)の前の最初のアラインされた位置であることを特徴とする請求項19乃至23いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記判定手段は、上記第2の宛先データ(24’)が、上記アラインされた位置(24a)と、更なるアラインされた位置(24b)との間に適合するように上記第2のソースデータ(27’)のサイズを選択することを特徴とする請求項19乃至24いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記判定手段は、上記処理ユニットの上記出力データのサイズと、上記処理ユニットの上記入力データのサイズとの間の関係を反映する比率に基づいて、上記第2のソースデータ(27’)のストレージ範囲が終了する位置である第3のソース位置(27b)を判定することを特徴とする請求項25記載のデータ書込装置。
- 上記判定手段は、上記アラインされた位置(24a)と、上記更なるアラインされた位置(24b)との間の距離に基づいて、上記第3のソース位置(27b)を判定することを特徴とする請求項26記載のデータ書込装置。
- 上記第3のソース位置(27b)は、上記第3のソース位置(27b)の値をSP3とし、上記第2のソース位置(27a)の値をSP2とし、上記出力データのサイズと、上記入力データのサイズとの比率をrとし、上記アラインされた位置(24a)と、上記更なるアラインされた位置(24b)との間の距離をd’として、以下の式に基づいて判定されることを特徴とする請求項26又は27記載のデータ書込装置。
SP3=SP2+d’/r - 上記判定手段は、上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)のサイズに基づいて、及び上記アラインされた位置(24a)と、上記更なるアラインされた位置(24b)との間の距離に基づいて、上記第2のソースデータ(27’)のストレージ範囲の終了位置として定義される上記第3のソース位置(27b)を判定することを特徴とする請求項25乃至28いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記更なるアラインされた位置(24b)は、上記第1の宛先データ(22’)のストレージ範囲の後ろの最初のアラインされた位置であることを特徴とする請求項25乃至29いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)は、ビデオデータであることを特徴とする請求項19乃至30いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記第1のソースデータ(21’)及び上記第1の宛先データ(22’)は、オーディオデータであることを特徴とする請求項19乃至31いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記第2の宛先データ(24’)は、フィルタ又は線形フィルタによって生成されることを特徴とする請求項19乃至32いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記第2の宛先データ(24’)は、線形フィルタ、非線型フィルタ、データレート変更フィルタ又はデータ遅延フィルタによって生成されることを特徴とする請求項19乃至33いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記第1のメモリ(31)及び第2のメモリ(32)は、共通のメモリの一部であることを特徴とする請求項19乃至34いずれか1項記載のデータ書込装置。
- 上記判定手段は、演算手段又は1又は複数のルックアップテーブルであることを特徴とする請求項20乃至23、25乃至27及び29いずれか1項記載のデータ書込装置。
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