JP2007263540A - 弓道用の弓 - Google Patents

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Abstract

【課題】中空で外殻が繊維強化樹脂材料から成る弓道用の弓を形成することで、要求性能に応じて、軽量化と同時に曲げ強度、曲げ弾性率等の特性を満たすことが可能な繊維強化樹脂材料製の弓道用の弓を提供する。
【解決手段】弓1は、外殻を繊維強化樹脂製材料によって積層巻回して繊維強化樹脂層20が形成され且つ、外殻内部に中空部2が形成された構成となっている。繊維強化樹脂層の少なくとも1層が引張り弾性率40GPa以上100GPa以下の強化繊維からなる低弾性率層によって構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、弓道に用いられる弓に関するものである。
従来、弓道では、竹材と木材を積層させ貼り合わせた弓が使用されてきた。
現在、弓道競技は、男女共に近的が28m、遠的が60mの距離で行われている。ところで、女性は一般的に非力であるため、通常、弓力の弱い弓を使用していることがほとんどである。従って、軽量化、最適な剛性化がされた弓道用の弓の開発が要望されていた。
また近年、弓道用の弓として、軽量で且つ曲げ強度及び弾性などの機械的特性が優れているという理由から、例えば強化繊維として炭素繊維やガラス繊維を使用した繊維強化樹脂製品にて形成されたものが開発されてきている。
例えば、特許文献1には、木材或は竹などを複数層積層して構成される芯材の内側及び外側の両面に、複数の繊維強化樹脂層が積層されて形成されてなる弓道用の弓が開示されている。
特開平5−149694号公報
前記特許文献1に開示されている弓の場合、前記竹材と木材を積層させ貼り合わせた弓と比較した場合、軽量化はされているが、木材或は竹などを複数層積層して構成される芯材の内側及び外側の両面に、複数の繊維強化樹脂層が積層されて形成されているため、芯材が存在するということは、その分だけ弓の質量が増加してしまう。
また、竹材と木材を積層させ層間と芯材と繊維強化樹脂層の層間には、接着剤層が前記層間に介在されることになり、介在されるとこの接着剤層により、弓が重量化、大外径化し、これにより、弓の比強度、比剛性が低下する虞がある。また、接着剤の量が過大となり易く、この場合は、成形時に接着剤溜まりが形成される虞があり、強度が安定せず、たわんだ際、層間での剥離が生ずる。
従って、繊維強化樹脂材料を積層し、硬化させた積層体で弓の中空外殻体の一部を形成する場合には、弓を引いた時のたわみによる層間の剥離を防止することが重要である。
更に、繊維強化樹脂材料を積層したときに強化繊維の偏在によって樹脂過多部分やボイド部分が発生し易くなるといった欠陥が発生し易くなる傾向がある。
そこで、本発明は、上記問題を解決することで、中空で外殻が繊維強化樹脂材料から成る弓道用の弓を形成することで、要求性能に応じて、軽量化と同時に曲げ強度、曲げ弾性率等の特性を満たすことが可能な繊維強化樹脂材料製の弓道用の弓を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る弓道用の弓は、外殻を繊維強化樹脂製材料によって積層して繊維強化樹脂層を形成させてなる弓道用の弓において、前記繊維強化樹脂層の少なくとも1層が、引張り弾性率40GPa以上100GPa以下の強化繊維からなる低弾性率層によって構成され、且つ、外殻内部に中空部が形成されていることを特徴とする弓道用の弓である。
本発明の請求項2に係る弓道用の弓は、請求項1に係わる弓道用の弓であって、前記繊維強化樹脂層の少なくとも1層は、強化繊維を一方向に引き揃えた複数の繊維シートを互いに異方向に積み重ねた積層体とし、前記積層体を厚さ方向に縫合糸で編んだ積層シートからなる積層シート層によって構成されてことを特徴とする弓道用の弓である。
本発明の請求項3に係る弓道用の弓は、請求項2に係わる弓道用の弓であって、前記繊維シートは、強化繊維を開繊処理した開繊糸を一方向に引き揃えた繊維シートであることを特徴とする弓道用の弓である。
本発明の弓道用の弓によれば、繊維強化樹脂層の少なくとも1層が引張り弾性率40GPa以上100GPa以下の強化繊維からなる低弾性率層によって構成され、且つ、外殻内部に中空部が形成されていることで、要求性能に応じて、軽量化と同時に曲げ強度、曲げ弾性率等の特性を満たすことができる。
また、繊維強化繊維層の少なくとも1層は、強化繊維を一方向に引き揃えた複数の繊維シートを互いに異方向に積み重ねた積層体とし、前記積層体を厚さ方向に縫合糸で編んだ積層シートからなる積層シート層によって構成されているため、一方向プリプレグを用いるときのように複数枚の積層をあえて必要としないので、同じ強度、剛性であれば繊維強化樹脂層の肉厚をより薄くすることが可能となり、弓の質量を大幅に低減することができる。また、変形したときの強化繊維のズレが防止され、これにより、層間の剥離、破損等が生じ難くい。
更に、前記繊維シートは、強化繊維を開繊処理した開繊糸を一方向に引き揃えた繊維シートで構成されているため、繊維シートの表面平滑性も向上させることができ、積層して積層シートにしたときの樹脂過多部分やボイド部分が発生することがない。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の弓道用の弓を説明する全体図、図2は、弓の断面円形状を説明する断面図である。
図1、図2に示すように本実施形態の弓1は、外殻を繊維強化樹脂製材料によって積層して繊維強化樹脂層20が形成され且つ、外殻内部に中空部2が形成された構成となっている。
また、その質量は320g〜380gで、弓1の全長は、2210mmとしている。このような弓1は、例えば、強化繊維を、合成樹脂としてエポキシ樹脂を用いた繊維強化樹脂材料を弓成形用の芯材に卷回積層して形成した繊維強化樹脂層20としている。
図2は、弓1の断面円形状を説明する断面図である。前記弓1は、断面中空体からなり、該弓1の外殻内部には、中空部2が形成されることで、従来の弓に比べ、弓の軽量化が図られ得るように構成させている。
また、前記弓1の厚さtは、軽量化と強度の兼ね合いより、好ましくは0.5mm〜2.5mm、より好ましくは0.8mm〜2mmとするのが望ましい。前記厚さが、0.6未満であると、例えば、肉厚が過度に薄くなって強度低下を招き、一方、2.5mmを超えると肉厚が過度に厚くなって質量増加を招く傾向があるなど、強度向上と質量増加とのバランスを損ねることになる。
前記繊維強化樹脂層20は、例えば、図3に示すように、芯材3にその内側から、強化繊維の引張弾性率が40Gpa以上100Gpa以下からなる低弾性率プリプレグ10aを弓の全長にわたり巻回配置した低弾性率層10Aと、弓中心軸に対して繊維強化樹脂材料の繊維が略平行となるように配置したストレートプリプレグ11aを弓の全長にわたり卷回配置したストレート層11Aと、弓中心軸に対して繊維強化樹脂材料の繊維が±20°〜60°の角度を有するように配置したバイアスプリプレグ12aを弓の全長にわたり卷回配置したバイアス層12Aと、弓中心軸に対して繊維強化樹脂材料の繊維が略平行となるように配置したストレートプリプレグ11bを弓の全長にわたり卷回配置したストレート層11Bと、弓中心軸に対して繊維強化樹脂材料の繊維が±20°〜60°の角度を有するように配置したバイアスプリプレグ12bを弓の全長にわたり卷回配置したバイアス層12Bと、最外層として、弓中心軸に対して繊維強化樹脂材料の繊維が略平行となるように配置したストレートプリプレグ11cを弓の全長にわたり卷回配置したストレート層11Cと、を含む構成としている。
また、本実施の形態の前記低弾性率層10Aとしては、ガラス繊維からなる強化繊維の引張弾性率が70Gpaで、相互に直行する経糸及び緯糸が相互に織られた構造の平織クロスプリプレグからなる低弾性率プリプレグ10aで形成してあり、樹脂含有量40重量%、繊維の目付け量が150g/m2、厚さが0.1mmで構成されている。
上記のように、本発明による弓は、ストレート層、フープ層、バイアス層等様々な方向の強化繊維を含む繊維強化樹脂層を積層させ、該繊維強化樹脂層の少なくとも1層が後述する低弾性率層を配することによって、弓に多様な性能を具備させることができる。
また、前記低弾性率層は、引張り弾性率40GPa以上100GPa以下の強化繊維からなる低弾性率層よって構成されていることを特徴としている。
前記低弾性率層の強化繊維として、引張弾性率が40GPa以上100GPa以下の強化繊維を用いているのは、弓としての曲げ弾性率の特性を満たすことが可能とすることができるためである。これにより要求性能に応じて、軽量化と同時に曲げ強度、曲げ弾性率等の特性を満たすことができる。
一方、前記引張り弾性率100GPa以上の繊維であると、曲げ剛性値が高くなってしまい、的中精度を低下させる要因となってしまう。また、前記引張り弾性率40GPa以下の繊維であると、弓を放った矢の飛翔中の方向安定性が得られない可能性かある。
なお、この前記低弾性率層以外の繊維強化樹脂層を形成する繊維強化樹脂材料は、弾性率100GPa〜600GPaの強化繊維からなるプリプレグで形成してあり、樹脂含有量25重量%〜45重量%、繊維の目付け量が50g/m2〜200g/m2、厚さが0.05mm〜0.2mmで構成されている。
本発明の弓を構成する繊維強化樹脂層において使用される強化繊維としては、ガラス繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ボロン繊維などを例示でき、好ましくは、ガラス繊維、炭素繊維がより好ましい。強化繊維は、単独または2種類以上を併用して使用することもできる。
また、繊維強化樹脂製材料に用いられる合成樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられるが、強度や剛性設計の点から熱硬化性樹脂、中でもエポキシ樹脂が好ましい。
次に第二の実施形態を説明する。
図1、図2に示す弓1は、外殻を繊維強化樹脂製材料によって積層巻回して繊維強化樹脂層20が形成され、且つ、外殻内部に中空部2が形成されている。
そして、図4に示すように前記繊維強化繊維層20の少なくとも1層は、強化繊維を一方向に引き揃えた複数の繊維シート30A、30B、30C、30Dを互いに異方向に積み重ねた積層体とし、前記積層体を厚さ方向に貫通して積層体の表面と裏面の間を往復する縫合糸24で編んだ積層シート13aからなる積層シート層13Aによって構成されている。
また、本実施例の前記繊維シートは、強化繊維を開繊処理した開繊糸を一方向に引き揃えた繊維シートで構成されている。前記開繊処理は、強化繊維束の繊維(開繊糸)を一平面上に均一に且つ平行に拡げて並べられた状態を示す。
従って、前記繊維シートは、強化繊維を開繊処理した開繊糸を一方向に引き揃えた繊維シートで構成されているため、繊維シートの表面平滑性も向上させることができ、積層して積層シートにしたときの樹脂過多部分やボイド部分が発生することがない。
弓1に形成される前記繊維強化樹脂層20は、例えば、図5に示すように、その内側から、強化繊維の引張弾性率が40Gpa以上100Gpa以下からなる低弾性率プリプレグ10bを弓の全長にわたり巻回配置した低弾性率層10Bと積層シート13aを弓の全長にわたり卷回配置した積層シート層13Aと、最外層として、弓中心軸に対して繊維強化樹脂材料の繊維が略平行となるように配置したストレートプリプレグ11dを弓の全長にわたり卷回配置したストレート層11Dとを含む構成としている。
前記積層シート13aは、繊維シートの強化繊維の引き揃え方向を互いに異方向に積み重ねた積層体で、図6に示すように、例えば、4層に積み重ねた積層体で、前記4層の繊維シートは、繊維を0°に引き揃えた繊維シート30Aと、前記繊維シートAに対して90°に引き揃えた繊維シート30Bと、前記繊維シートAに対して+45°に引き揃えた繊維シート30Cと、前記繊維シートAに対して−45°に引き揃えた繊維シート30Dを、縫合糸24で編んだものである。
この図6に示す積層シートの例では、強化繊維の方向、即ち繊維の引き揃えた方向が積層シートの長さ方向に対して順に0°、90°、−45°、+45°になっている。なお、一方向に引き揃えた繊維強化材を積層する角度は0°、±45°、90°に限定されず、任意の角度とすることができる。
前記積層シートの1枚の厚さは、配置させる部位により適宜選択するものであるが、通常0.05〜0.8mmが好ましい。
また、前記積層シートの目付は1枚当り50〜500g/m2が好ましく、50〜200g/m2がより好ましい。前記積層シートの目付が50g/m2未満の場合は、積層シートの強度低下、対応するフィラメントの作製が難しいので好ましくない。目付が500g/m2を超える場合は、積層シートの表面摩擦係数が大きくなり、加工時にケバが発生し易くなり、好ましくない。
前記積層シートは、繊維シートが積層状態のまま縫合糸によって一体的に縫合される。縫合糸は、例えば積層シートの長さ方向に並行に、互いに一定の間隔をあけて設けられる。縫合糸は、樹脂が硬化するまでの間、下層部及び上層部の積層状態を保ち、繊維糸条の所定の配向を乱さないために用いられるものである。
従って、このような機能を発揮する限り、縫合糸としてはどのようなものを用いてもよいが、表面の平滑さを出すために、なるべく細いものを用いることが好ましい。縫合糸としては、例えば、縫合糸の材質としては、例えばポリエステル糸、ナイロン糸、ポリエチレン糸、ポリプロピレン糸、ガラス繊維糸、炭素繊維糸等を挙げることができる。また、縫合糸による縫合方法は、特に限定されないが、本実施例では、チェーン編み方法を採用している。
上記のように、繊維強化繊維層の少なくとも1層は、強化繊維を一方向に引き揃えた複数の繊維シートを互いに異方向に積み重ねた積層体とし、前記積層体を厚さ方向に縫合糸で編んだ積層シートからなる積層シート層によって構成されているため、一方向プリプレグを用いるときのように複数枚の積層をあえて必要としないので、同じ強度、剛性であれば繊維強化樹脂層の肉厚をより薄くすることが可能となり、弓の質量を大幅に低減することができる。また、変形したときの強化繊維のズレが防止され、これにより、層間の剥離、破損等が生じ難くい。
更に、積層シートは、糸が交差せず直線走行するので、織物に比べ薄く平滑なクロスとなり、樹脂含浸性など物性面での優位性が見られる。
また、前記積層シートは、繊維をバイアス方向ならびに0度、90度と多軸・多層での積層が可能であるため、一方向シートによる積層の手間とバイアス方向でのカットロスの減少でコスト軽減ができる。
本発明の弓を構成する積層シート層において使用される強化繊維としては、ガラス繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ボロン繊維などを例示でき、好ましくは、ガラス繊維、炭素繊維がより好ましい。強化繊維は、単独または2種類以上を併用して使用することもできる。
また、本発明の積層シート層を構成する積層シートに用いられる合成樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられるが、強度や剛性設計の点から熱硬化性樹脂、中でもエポキシ樹脂が好ましい。
なお、本発明の弓は、弓形状の芯材の外周に繊維強化樹脂材料を配設したのち、該芯材を抜き取って中空部を得る工程と、該中空部の内部に弾力性を有するチューブを挿入し、予備成形体を得る工程と、該予備成形体を所望の弓形状を有する金型内に配置して型締め後、前記チューブ内に内圧を加えて膨張させることにより、前記予備成形体を成形型の型内面に沿わせて加圧加熱して樹脂を硬化させて弓を成形している。弓の表面は研磨を行った後に、塗装している。
本発明の弓道用の弓を説明する全体図。 弓の断面形状を説明する断面図。 繊維強化樹脂層の構成を示す説明図。 第二実施例の繊維強化樹脂層の構成を示す説明図。 第二実施例の繊維強化樹脂層の構成を示す説明図。 積層シートを示す説明図。
符号の説明
1 弓
2 中空部
3 芯材
10A 低弾性率層
10a 低弾性プリプレグ
10B 低弾性率層
10b 低弾性プリプレグ
11A ストレート層
11a ストレートプリプレグ
11B ストレート層
11b ストレートプリプレグ
11C ストレート層
11c ストレートプリプレグ
11D ストレート層
11d トレートプリプレグ
12A バイアス層
12a バイアスプリプレグ
12B バイアス層
12b バイアスプリプレグ
13A 積層シート層
13a 積層シート
20 繊維強化樹脂層
24 縫合糸
30A 繊維シート
30B 繊維シート
30C 繊維シート
30D 繊維シート

Claims (3)

  1. 外殻を繊維強化樹脂製材料によって積層して繊維強化樹脂層を形成させてなる弓道用の弓において、前記繊維強化樹脂層の少なくとも1層が、引張り弾性率40GPa以上100GPa以下の強化繊維からなる低弾性率層によって構成され、且つ、外殻内部に中空部が形成されていることを特徴とする弓道用の弓。
  2. 前記繊維強化樹脂層の少なくとも1層は、強化繊維を一方向に引き揃えた複数の繊維シートを互いに異方向に積み重ねた積層体とし、前記積層体を厚さ方向に縫合糸で編んだ積層シートからなる積層シート層によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の弓道用の弓。
  3. 前記繊維シートは、強化繊維を開繊処理した開繊糸を一方向に引き揃えた繊維シートであることを特徴とする請求項2に記載の弓道用の弓。
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