JP2007260878A - 非回転パイプ電極による細穴放電加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】細穴放電加工機で細径のパイプ電極を回転させない構成とし、給液及び給電の機構が簡単、確実となり、加工穴の形状精度が向上する加工方法を提供する。
【解決手段】XY2軸とC軸テーブルとZ軸を備えるNC放電加工機において、回転テーブル上に被加工物を設置し、指定位置に細穴を放電加工するとき、C軸回転中心Oと被加工物の細穴加工中心点Pとの距離をRと設定する。C軸が旋回すると点Pは半径Rの円を描くから、電極中心をP点に一致させた後、XY2軸の円弧補間運動により前記半径Rの円の運動を追従させると電極は常にP点上にある。そのとき、電極は加工物から見れば電極P点を中心としてC軸の回転角と同じ角速度で自転している。電極をZ軸により上下に放電間隙制御して細穴を放電加工することが出来る。電極への給液と通電は非回転であるから確実強固に実施することが可能である。
【選択図】図1
【解決手段】XY2軸とC軸テーブルとZ軸を備えるNC放電加工機において、回転テーブル上に被加工物を設置し、指定位置に細穴を放電加工するとき、C軸回転中心Oと被加工物の細穴加工中心点Pとの距離をRと設定する。C軸が旋回すると点Pは半径Rの円を描くから、電極中心をP点に一致させた後、XY2軸の円弧補間運動により前記半径Rの円の運動を追従させると電極は常にP点上にある。そのとき、電極は加工物から見れば電極P点を中心としてC軸の回転角と同じ角速度で自転している。電極をZ軸により上下に放電間隙制御して細穴を放電加工することが出来る。電極への給液と通電は非回転であるから確実強固に実施することが可能である。
【選択図】図1
Description
この発明は、加工電極と被加工体間の相対的な送り位置決めのために数値制御装置を備えた細穴放電加工装置による細穴放電加工方法、特に、前記加工電極として細径のパイプ電極を用い、加工液を電極先端から噴出させながらパイプ電極を軸の廻りに回転させながら、相対的なZ軸送りを与えて放電加工する細穴放電加工方法に関する。
ここに云う細穴とは丸穴で比較的にL/D(深さ/直径)の大きなものである。ドリルでは加工不可能な条件でも放電加工により可能なものがあり、産業上多くの事例がある。その方式には多くの分類がなされるが、電極の運動状態で静止式と回転式があり、またパイプ通液式と棒状電極無通液式がある。
現今殆んどの例がパイプ電極回転式で高圧給液式である。パイプ電極を使用する放電加工では電極消耗が避けられないので長い電極の使用が必要である。また深部での放電現象は高熱を発し、加工屑を排出せねばならないから高圧の給液が必要となる。電極の回転は消耗を均一化して穴の曲がりを防ぐとともに、加工屑排出促進の効果もある。
このような細くて長いパイプ電極を回転させ、しかも高圧の給液をし、またしかも回転するパイプにパルス電流を通電するという条件を満たすためにさまざまな工夫が凝らされている(例えば、特許文献1−2参照。)。
現今殆んどの例がパイプ電極回転式で高圧給液式である。パイプ電極を使用する放電加工では電極消耗が避けられないので長い電極の使用が必要である。また深部での放電現象は高熱を発し、加工屑を排出せねばならないから高圧の給液が必要となる。電極の回転は消耗を均一化して穴の曲がりを防ぐとともに、加工屑排出促進の効果もある。
このような細くて長いパイプ電極を回転させ、しかも高圧の給液をし、またしかも回転するパイプにパルス電流を通電するという条件を満たすためにさまざまな工夫が凝らされている(例えば、特許文献1−2参照。)。
上述のように現行の方式は細いパイプ電極を回転させ、しかも高圧の加工液を給液し、またパルス電流を回転する細径の電極に通電する機構を備えるため設計上さまざまの制約を受けている。
又、高圧通液のためのジョイントは大きな摩擦抵抗を伴い、更に回転通電機構(移動体間通電機構)が加わるから回転動力機構が過大になる。放電加工電源から見ると移動体間通電機構の損失抵抗は加工性能に大きな障害となっている。もし細径のパイプ電極が回転しないで済むのであれば装置は簡素となり性能が向上する。
又、高圧通液のためのジョイントは大きな摩擦抵抗を伴い、更に回転通電機構(移動体間通電機構)が加わるから回転動力機構が過大になる。放電加工電源から見ると移動体間通電機構の損失抵抗は加工性能に大きな障害となっている。もし細径のパイプ電極が回転しないで済むのであれば装置は簡素となり性能が向上する。
以上よりこの発明により解決しようとする課題を列記すると、次の1乃至4項のように整理される。本発明はこれらの課題を解決するために提案されるものである。
1.細径のパイプ電極を回転させるため電極の振れ回り、曲がりが避けられない。
2.そのため、穴の形状精度、位置精度が保ち難く、電極の座屈損傷が起きやすい。
3.通液機構が複雑・高価で、液漏れ損失と摩擦損失が大きい。
4.通電機構(移動体間通電機構)が複雑で損失が大きい。
1.細径のパイプ電極を回転させるため電極の振れ回り、曲がりが避けられない。
2.そのため、穴の形状精度、位置精度が保ち難く、電極の座屈損傷が起きやすい。
3.通液機構が複雑・高価で、液漏れ損失と摩擦損失が大きい。
4.通電機構(移動体間通電機構)が複雑で損失が大きい。
[NC放電加工機の構成、機能]
直交XY2軸テーブル、C軸回転テーブル、NC制御装置のXY軸円弧補間とC軸直線補間が同期制御される(準備作業などのためXY軸制御には直線補間機能をも備えることが望ましい。)。
C軸回転テーブル上面に被加工物テーブルが他から絶縁されて設けられ、被加工物テーブルには加工電源からの通電機構(移動体間通電機構)が設けられる。
Z軸機構には上下運動可能なZ軸ヘッドが設けられて細穴加工電極を保持する。細穴加工電極はZ軸運動軸と平行に保持され回転しない。通電機構、通液機構が電極に固定的に強固に取り付けられ、それぞれ、放電加工電源と加工液供給装置に接続される。
Z軸制御運動は電極と被加工物との間隙に生ずる放電現象を適正に保つように上下運動を制御する通常公知の方法で運動を制御し加工を進行させる。
なお、必要に応じ電極先端に曲がり防止の電極ガイドを設けることは自由である。
C軸回転機構には高分解能のエンコーダが設けられ、回転角度とXY軸円弧補間運動が正確に同期するようにNC制御される。
直交XY2軸テーブル、C軸回転テーブル、NC制御装置のXY軸円弧補間とC軸直線補間が同期制御される(準備作業などのためXY軸制御には直線補間機能をも備えることが望ましい。)。
C軸回転テーブル上面に被加工物テーブルが他から絶縁されて設けられ、被加工物テーブルには加工電源からの通電機構(移動体間通電機構)が設けられる。
Z軸機構には上下運動可能なZ軸ヘッドが設けられて細穴加工電極を保持する。細穴加工電極はZ軸運動軸と平行に保持され回転しない。通電機構、通液機構が電極に固定的に強固に取り付けられ、それぞれ、放電加工電源と加工液供給装置に接続される。
Z軸制御運動は電極と被加工物との間隙に生ずる放電現象を適正に保つように上下運動を制御する通常公知の方法で運動を制御し加工を進行させる。
なお、必要に応じ電極先端に曲がり防止の電極ガイドを設けることは自由である。
C軸回転機構には高分解能のエンコーダが設けられ、回転角度とXY軸円弧補間運動が正確に同期するようにNC制御される。
[加工方法とプログラム]
C軸の角度原点θ=0とXY座標系原点を一致させる。被加工物をC軸テーブルの任意の位置に固定設置して加工点PとC軸中心Oとの距離Rを求める。
後述する数式(1)、(2)、及び(3)により数式(4)のプログラムを作成する。
電極中心をP点にあわせ、先端を被加工物表面に接近させ加工を開始する。Z軸制御が開始されると加工が進行する。所定の深さに達したとき加工終了信号を発し加工を終了する。
C軸の角度原点θ=0とXY座標系原点を一致させる。被加工物をC軸テーブルの任意の位置に固定設置して加工点PとC軸中心Oとの距離Rを求める。
後述する数式(1)、(2)、及び(3)により数式(4)のプログラムを作成する。
電極中心をP点にあわせ、先端を被加工物表面に接近させ加工を開始する。Z軸制御が開始されると加工が進行する。所定の深さに達したとき加工終了信号を発し加工を終了する。
本発明によれば、以下1乃至4に列記する効果がある。
1.細径電極を回転させないため電極の振れ回り、曲がりがない。
2.加工穴の形状精度、位置精度が良く、電極の座屈損傷がない。
3.通液機構が簡単・強固・安価で、液漏れ損失と摩擦損失がない。
4.細径電極への通電機構(固着式)が簡単となり通電損失、摩擦損失が少ない。
1.細径電極を回転させないため電極の振れ回り、曲がりがない。
2.加工穴の形状精度、位置精度が良く、電極の座屈損傷がない。
3.通液機構が簡単・強固・安価で、液漏れ損失と摩擦損失がない。
4.細径電極への通電機構(固着式)が簡単となり通電損失、摩擦損失が少ない。
NC装置の性能は現今大きく向上しているが、細穴放電加工には位置決め以外には利用されていない。本発明はNC装置の補間速度と軸送り運動精度の向上により実現されるもので、C軸テーブルの回転とXY2軸の円弧補間を同期させることにより、被加工物の任意の位置に細いパイプ電極で放電加工による細穴加工をおこなうものである。
加工装置は、通常のXY2軸NC制御の放電加工機であって、XYテーブル上にNC制御されるエンコーダ付きのC軸テーブルを設置する。回転するテーブルは放電加工電源の二つの出力端子の一方に接続され被加工物に放電加工電流を供給するが、回転テーブルへの通電機構(移動体間通電機構)は公知の摺動式のものが容易に用いられ、テーブル機構が電極機構に比べて摺動面積、接触圧力に十分な余力を有する故に通電損失、摩擦損失が障害とならない。
Z軸運動は電極と被加工物との放電間隙を適正に制御しながら細穴加工を進行させる上下運動であって通常公知の方式であり、NC制御を伴う場合もある。Z軸ヘッドに取り付けられる細径パイプ電極はZ軸運動軸に正確に平行を保たれ、前記放電加工電源の他方の端子に固着接続され、さらに加工液供給装置よりの高圧液の導管に固着接続される。電極は回転しないから通電、通液は公知の容易で簡易な構成、方法で実施され抵抗損失、摩擦損失、漏れ損失の障害が生じない。
前記XY2軸と回転C軸テーブルとZ軸を備えるNC放電加工機の回転テーブル上に被加工物を設置し、指定位置に細穴を放電加工する場合、C軸中心Oと加工中心点Pとの距離をRとして読み取る。C軸が旋回すると点Pは半径Rの円を描くから、電極中心をP点に一致させた後、XY2軸の円弧補間運動により前記半径Rの円の運動を追従させると電極は常にP点上にある。そのとき、加工物から見れば電極はP点を中心としてC軸の回転角と同じ回転角で自転している。かくして、電極Z軸により上下に制御運動して細穴電極穴を加工することが出来る。電極への給液と通電は非回転であるから確実強固に実施することが可能である。
このとき、NC装置に与えるべきNC命令は、つぎのようにして計算されNCコード化される。
C=θ (数式1)
Xi=Rsinθ (数式2)
Yi=Rcosθ (数式3)
NCコードは数式1によりC軸が回転し、数式2と数式3により点(Xi.Yi)の座標値と半径Rの値を指令値として円弧補間運動が行なわれる。C軸とXY2軸円弧補間運動は同期して運動する。したがって命令コードは一例として(数式4)となる。
{(直線補間コードG91)+C+θi}、{(円弧補間コードG92)+XiYi+R}、{速度命令} (数式4)
ただし、NC装置の仕様によっては1ブロックを角度2π以下にする。
総回転回数(n)は予め知ることができないから数式4をマクロとして回転回数を無制限に繰り返し、別に発する停止命令により終了させる。
C=θ (数式1)
Xi=Rsinθ (数式2)
Yi=Rcosθ (数式3)
NCコードは数式1によりC軸が回転し、数式2と数式3により点(Xi.Yi)の座標値と半径Rの値を指令値として円弧補間運動が行なわれる。C軸とXY2軸円弧補間運動は同期して運動する。したがって命令コードは一例として(数式4)となる。
{(直線補間コードG91)+C+θi}、{(円弧補間コードG92)+XiYi+R}、{速度命令} (数式4)
ただし、NC装置の仕様によっては1ブロックを角度2π以下にする。
総回転回数(n)は予め知ることができないから数式4をマクロとして回転回数を無制限に繰り返し、別に発する停止命令により終了させる。
Z軸は電極の回転に関係なく被加工物と電極の間の電圧、電流の状態によりサーボ動作により上下運動をさせ加工をし進行させる。所要の深さに至って停止させる。なお加工中には加工液をパイプ電極を通じて高圧に注入する。
図1は加工装置の実施例である。
ベース1に直立するコラム2にZ軸ガイド3が設けられZ軸ヘッド4が案内され、図示しないモータとねじによりZ軸運動する。Z軸運動は電極26と被加工物27との放電間隙を適正に維持するように制御モータドライバ29(Z)により駆動される。放電間隙は加工電源16により電極間電圧を検知して判断される。電極ヘッド5が絶縁板5aを介して電気的に絶縁して取り付けられ、後述する図4の電極保持機構と通液機構19が用意されている。
ベース1に直立するコラム2にZ軸ガイド3が設けられZ軸ヘッド4が案内され、図示しないモータとねじによりZ軸運動する。Z軸運動は電極26と被加工物27との放電間隙を適正に維持するように制御モータドライバ29(Z)により駆動される。放電間隙は加工電源16により電極間電圧を検知して判断される。電極ヘッド5が絶縁板5aを介して電気的に絶縁して取り付けられ、後述する図4の電極保持機構と通液機構19が用意されている。
図において、主軸穴としてテーパ穴41がZ軸と平行に設けられテーパスリーブ41aによりパイプ電極26を保持する。テーパスリーブ41aはスリットを加工された弾性構造の鋼製でありふくろナット44によりカラー43とパッキン42を介して押入れされると収縮してパイプ電極26を堅く保持する。パッキン42も変形して、上部の加工液ジョイント19からの加工液の漏液を遮断する。
加工液ジョイント19はふくろナット19aとジョイント19bからなり、通液チューブ21を漏れなく中継してパイプ電極26の穴に結ぶ。
加工液ジョイント19はふくろナット19aとジョイント19bからなり、通液チューブ21を漏れなく中継してパイプ電極26の穴に結ぶ。
図5の電極ブッシュ保持部14は電極が余りにも細く、或いは余りにも長いために生ずるかもしれない曲がり、振動を防ぐためのもので電極ガイド装置15をZ軸ガイド3に上下調節自由にT溝ねじ15aで固定する。上下位置は被加工物の上方に自由である。ブッシュ保持部14の中心はパイプ電極26と正確に一致させ、穴径は電極径に緩く滑合する。ブッシュ保持部14には、例えば図5のセラミックブッシュ14aのような絶縁物を用いて電気的に絶縁する。
図1において、ベース1にはY軸方向に運動するサドル9上でX軸方向に運動するXYテーブル10が載せられ、それぞれ図示しないモータとねじによりXY運動がNC装置28と制御モータドライバ29により指令制御されることは通常のNC工作機械と同じである。さらに、XYテーブル10の上でC軸テーブル12が図示しないC軸制御モータによりC軸旋回運動をする。C軸テーブル12の上に被加工物27が設置される。C軸テーブルの構造は図3のようである。テーブル12は絶縁板38により上下に分離され、絶縁された上部の外周に集電環31を巻き通電ブラシ32と摺動接触させる。通電ブラケット34とホルダ33は絶縁板37を介してXYテーブル10に設置され、内部に集電ブラシ32、スプリング36、調整ねじ35を蔵する。かくして、加工電源の一方の端子は通電線25により被加工物に接続される。他方の端子は通電線24により中継ジョイント23及び通電ジョイント22を介して電極ヘッド5からパイプ電極26に接続される。
加工液供給装置17はポンプ18より軟質管21とジョイント19を介して加工液をパイプ電極26に供給し、排出液をタンクに戻す。
図2はC軸テーブル12に設置された被加工物27の加工中の動きと、数値制御座標X、Y、Cの関係と関係式を図示したものである。この装置を用いて細穴電極による放電加工を実施するには、まずC軸の角度原点(θ=0、R=0)とXY座標系原点を一致させる。被加工物をC軸テーブルの任意の位置に固定設置して加工点Pと中心Oとの距離Rを求める。前記数式(1)、(2)、及び(3)により前記数式(4)のプログラムを作成する電極中心をP点にあわせ、先端を被加工物表面に接近させて加工を開始する。Z軸制御により加工が進行する。所定の深さに達したとき加工終了信号を発し加工を終了する。
この実施例ではZ軸コラムが独立しているが、Z軸コラムがXY2軸テーブルの上に立ち、C軸回転テーブルが独立した態様でも同様である。
この発明は、簡潔な構成で、高精度の細穴放電加工機を提供することができる。
1:ベース
2:コラム
3:ガイド
4:Z軸ヘッド
5:電極ヘッド
5a:絶縁板
9:サドル
10:XYテーブル
12:C軸テーブル
13:テーブル通電機構
14:保持部
15:電極ガイド装置
16:加工電源
17:加工液供給装置
18:加工液ポンプ
19:加工液ジョイント
20:中継ジョイント
21:軟質管
22:通電ジョイント
23:中継ジョイント
24:通電線
25:通電線
26:パイプ電極
27:被加工物
28:NC装置
29:制御モータドライバ
19a:ふくろナット
19b:ジョイント
41:テーパ孔
41a:テーパスリーブ
42:パッキン
43:カラー
44:ふくろナット
14a:セラミックブッシュ
15a:T溝ねじ
31:集電環
32:通電ブラシ
33:ホルダ
34:通電ブラケット
35:スプリング調整ねじ
36:スプリング
37:絶縁板
38:絶縁板
2:コラム
3:ガイド
4:Z軸ヘッド
5:電極ヘッド
5a:絶縁板
9:サドル
10:XYテーブル
12:C軸テーブル
13:テーブル通電機構
14:保持部
15:電極ガイド装置
16:加工電源
17:加工液供給装置
18:加工液ポンプ
19:加工液ジョイント
20:中継ジョイント
21:軟質管
22:通電ジョイント
23:中継ジョイント
24:通電線
25:通電線
26:パイプ電極
27:被加工物
28:NC装置
29:制御モータドライバ
19a:ふくろナット
19b:ジョイント
41:テーパ孔
41a:テーパスリーブ
42:パッキン
43:カラー
44:ふくろナット
14a:セラミックブッシュ
15a:T溝ねじ
31:集電環
32:通電ブラシ
33:ホルダ
34:通電ブラケット
35:スプリング調整ねじ
36:スプリング
37:絶縁板
38:絶縁板
Claims (2)
- XY2軸とC軸回転テーブルとZ軸を備えるNC放電加工機において、Z軸ヘッドに細径のパイプ電極の上端部をZ軸と平行に固定し、前記Z軸ヘッドに加工液供給装置からパイプ電極内に加工液を強制注入する通液機構と、放電加工電源の一方の端子からパイプ電極の上端部の固定部を介して放電加工電流を通電させる静止体間通電装置を固着させ、前記C軸回転テーブルはベース又はXYテーブル上に絶縁すると共に回転自在に装着され、前記放電加工電源の他方の端子と移動体間通電機構を介して通電させ、C軸中心Oと加工中心点Pとの距離をRとし、前記点Pと電極中心とを一致させた後、下記数式(1)、(2)、及び(3)で計算されるXY2軸の円弧補間運動をもって、前記C軸テーブルの円運動を同期追従させることにより電極を前記加工中心点Pの自転運動をさせ、前記Z軸の放電間隙制御運動を併用して放電加工を進行させることを特徴とする円形細穴放電加工方法。
C=θ (数式1)
Xi=Rsinθ (数式2)
Yi=Rcosθ (数式3) - 前記細径のパイプ電極の先端に上下に移動自由に設置できるガイドブッシュを備える請求項1に記載の細穴放電加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006092614A JP2007260878A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 非回転パイプ電極による細穴放電加工方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262245A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Mitsubishi Electric Corp | 細穴放電加工装置 |
CN105215537A (zh) * | 2015-10-09 | 2016-01-06 | 航天工程装备(苏州)有限公司 | 一种用于搅拌摩擦焊接ac双摆头机头 |
-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006092614A patent/JP2007260878A/ja active Pending
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