JP2007260017A - 食器洗浄乾燥装置および食器洗浄乾燥方法 - Google Patents

食器洗浄乾燥装置および食器洗浄乾燥方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、食器洗浄乾燥装置における加熱乾燥工程において、噴射および排水に使用するポンプを無負荷運転することにより、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタから発生する臭いを低減する食器洗浄乾燥装置および食器洗浄乾燥方法に関するものである。
【解決手段】本発明の食器洗浄乾燥装置は、洗浄、すすぎ、乾燥をシーケンス制御により順次実行し、食器の自動洗浄乾燥を行うためのものである。前記食器洗浄乾燥装置は、所定のシーケンスによって食器等を洗浄および/またはすすぎを行った後、加熱乾燥を行う。本発明の食器洗浄乾燥装置は、従来、前記加熱乾燥時に使用されていなかった、ポンプ手段を利用して、無負荷運転を行うだけで、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを乾燥することができ、洗浄庫内の臭いを低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程を順次実行し、食器等の自動洗浄乾燥を行う食器洗浄乾燥装置および食器洗浄乾燥方法に関するものである。特に、本発明は、食器洗浄乾燥装置の運転終了後の洗浄槽内に残る臭いを低減できる食器洗浄乾燥装置および食器洗浄乾燥方法に関するものである。本明細書において、前記「食器等」は、キッチンにおいて使用する調理用の道具等も含むものとする。
従来の食器洗浄乾燥装置は、食器等を洗浄庫内に配置し、起動スイッチを操作した後、希望の洗浄コースを選択し、スタートスイッチを操作することで、選択された各工程の運転条件に従い、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程の順で順次実行され、自動で食器等の洗浄から乾燥まで行われ、食器等を洗い乾燥させるようになっている。たとえば、図3は食器洗浄乾燥装置のコース別工程内訳が記載されている。
食器洗浄乾燥装置におけるシーケンス制御は、主に、洗浄、すすぎ、乾燥の各工程から構成される。前記洗浄工程は、予洗い工程と、本洗い工程とからなり、洗浄庫内に水を一定量貯めておき、前記水をヒータで加熱しながらポンプで加圧した水を食器等に向けて噴射することで、大まかな汚れを落とした後、本洗い工程で食器等を清浄にする。前記洗浄工程は、コース毎に設定されている時間の経過およびコース毎に設定されている設定水温までの到達を監視し、時間の経過および水温が設定温度に到達した時に、洗浄庫内の水を排水し、洗浄工程を終了して、次のすすぎ工程に移る。
次のすすぎ工程は、選択コースによって異なるが、再度洗浄庫内に水を一定量貯め、ヒータを使用せずに、ポンプで加圧した水を食器等に向けて噴射して行う水すすぎ工程と、再度洗浄庫内に水を一定量貯め、ヒータで加熱しながら、ポンプで加圧した水を食器等に向けて噴射して食器等を湯すすぎする湯すすぎ工程とからなり、水すすぎ工程の後、湯すすぎ工程を行うことにより、食器類に付着した汚れおよび/または洗剤を除去する。
最後の乾燥工程は、食器類の加熱乾燥を行うため、加熱手段および送風手段からなる。前記加熱手段は、洗浄庫内の空気の温度を上昇させ、前記送風手段は、たとえば、ファンモータであり、洗浄庫外の空気を吸気し、洗浄庫内における湿度の高い空気を洗浄庫外へ排出させる。前記食器洗浄乾燥装置は、前記加熱手段および送風手段により、所定時間経過後に乾燥運転を終了させ、効率良く食器類を乾燥させる。
たとえば、特開2001−258817号公報に記載された食器乾燥装置は、食器収納室内の下部に、水分を十分に吸収した空気を排出する排気口を設ける。外気は、送風ファンにより取り込まれ、ヒータにより加熱され、暖かく乾燥した空気となり、吸気通路および吸気口を通って食器収納室に供給される。食器収納室に供給された空気は、食器収納室の上方に移動し滞留して、水分を十分に吸収するとともに、次第に温度が低下し、湿った冷たい空気となって、食器収納室の下方に降下する。加熱された新しい乾いた暖かい空気は、食器収納室内に次々に供給されると、食器収納室内の上部に滞留した空気が降下し、下部に滞留した飽和空気が排気口から排出される。
特開2001−258817号公報
しかし、前記従来の食器洗浄乾燥装置は、コースの全工程が終了した後に洗浄庫から食器等を取り出そうとすると、洗浄庫を開けた時に、洗浄庫内で発生した臭いが気になるユーザが少なくない。前記食器洗浄乾燥装置は、長時間放置状態に置かれた場合、残滓フィルタに残された残滓等が臭いの発生原因となり、ユーザに不快感を与えてしまう要因となる。本出願人は、前記臭いの発生原因を追求したところ、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタに水分が残されていることをつきとめた。本出願人は、前記洗浄循環配管内、排気管内、残滓フィルタに残された水分を十分に蒸発させることにより、洗浄庫内から発生する臭いを除去できることを見出した。
以上のような課題を解決するために、本発明は、加熱乾燥工程において、洗浄庫における洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタに残された水分を十分に蒸発させることにより、洗浄庫内の臭いを低減できる食器洗浄乾燥装置および食器洗浄乾燥方法を提供することを目的とする。本発明は、一定時間、噴射および排水に使用するポンプを乾燥時に稼働して、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタに残された水分を十分に蒸発させることにより、洗浄庫内の臭いを低減できる食器洗浄乾燥装置および食器洗浄乾燥方法を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の食器洗浄乾燥装置は、洗浄、すすぎ、乾燥をシーケンス制御により順次実行し、食器の自動洗浄乾燥を行うものであり、前記洗浄および/またはすすぎを行うための水を洗浄庫内へ供給するように制御される給水手段と、前記洗浄庫内の水および空気の温度を検出し、所定の温度に加熱する加熱手段と、前記洗浄庫内へ空気を送廃棄する空気送廃棄手段と、前記洗浄庫内に水を噴射および/または前記洗浄庫内の水を排水するとともに、乾燥時に洗浄循環配管内および排気管内を乾燥させるポンプ手段と、前記各手段の制御、および洗浄、すすぎ、乾燥のシーケンス制御を行う制御装置とを少なくとも備えていることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の食器洗浄乾燥装置は、第1発明のポンプ手段を乾燥時に少なくとも1回、所定時間稼働させることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の食器洗浄乾燥装置は、第1発明のポンプ手段を乾燥時に断続的に稼働させることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の食器洗浄乾燥装置は、第1発明のポンプ手段を乾燥時に断続的に稼働させるとともに、前記稼働時間を徐々に長くまたは短くすることを特徴とする。
(第5発明)
第5発明の食器洗浄乾燥方法は、洗浄工程と、すすぎ工程と、加熱乾燥工程とを少なくとも有し、これらの工程をシーケンス制御により処理するものであり、洗浄庫内へ水を供給する給水弁を制御するとともに、前記水および空気を所定の温度に加熱制御する食器等の洗浄および/またはすすぎ工程と、ポンプ手段により、前記洗浄庫内の水を加圧噴射および廃棄を行うとともに、洗浄循環配管内および排気管内を前記ポンプ手段の稼働により乾燥させる加熱乾燥工程とを少なくとも備えていることを特徴とする。
(第6発明)
第6発明の食器洗浄乾燥方法は、第5発明の加熱乾燥工程でポンプ手段を少なくとも1回、所定時間稼働させることを特徴とする。
(第7発明)
第7発明の食器洗浄乾燥方法は、第5発明の加熱乾燥工程でポンプ手段を断続的に稼働させることを特徴とする。
(第8発明)
第8発明の食器洗浄乾燥方法は、第5発明の加熱乾燥工程でポンプ手段を断続的に稼働させるとともに、前記稼働時間を徐々に長くまたは短くすることを特徴とする。
本発明によれば、加熱乾燥時に使用されていなかったポンプを使用して、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを乾燥させて、洗浄庫内の臭いを低減することができる。
本発明によれば、加熱乾燥時にポンプを無負荷運転により、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを乾燥させることができるため、新たな電気部品の追加がなく、少ない電力の追加だけで、食器洗浄乾燥装置の臭いを低減することができる。
(第1発明)
第1発明の食器洗浄乾燥装置は、洗浄、すすぎ、乾燥をシーケンス制御により順次実行し、食器の自動洗浄乾燥を行うためのものである。食器洗浄乾燥装置の給水手段は、所定のシーケンスによって食器等を洗浄および/またはすすぎを行うために水道水からの水を供給するように制御されている。前記加熱手段は、前記洗浄庫内の水および空気の温度を検出し、所定の温度に加熱して、洗浄および/またはすすぎを効率よく行えるようにしている。
送廃棄手段は、食器等を乾燥する際に、前記洗浄庫内へ空気を取り入れ、食器等の水分を除去した湿気の多い空気を前記洗浄庫外へ廃棄するためのものである。ポンプ手段は、前記洗浄庫内に貯められた水を加圧噴射して、食器等を洗浄した水、およびその後、すすぎを行った水を排水するとともに、乾燥時に洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタに乾燥した空気を送り、乾燥後に食器等を取り出す際の悪臭を防止する。制御装置は、前記各手段の制御、および洗浄、すすぎ、乾燥のシーケンス制御をユーザの設定に基づいて実行する。第1発明は、従来、乾燥時に使用されていなかった、ポンプ手段を利用して、無負荷運転を行うだけで、前記洗浄循環配管内および排気管内を乾燥することができる。
(第2発明)
第2発明の食器洗浄乾燥装置は、第1発明のポンプ手段を乾燥時に少なくとも1回、所定時間稼働させ、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタに乾燥した空気を所定量だけ送り、省エネルギーで、かつ、乾燥後に食器等を取り出す際の悪臭を防止している。
(第3発明)
第3発明の食器洗浄乾燥装置は、第1発明のポンプ手段を乾燥時に断続的に稼働させ、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを乾燥させて、乾燥後に食器等を取り出す際の悪臭を防止している。第3発明のポンプ手段は、断続的に稼働されるため、無駄なエネルギーを使用せずに、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを効率良く乾燥させることができる。
(第4発明)
第4発明の食器洗浄乾燥装置は、第1発明のポンプ手段を乾燥時に断続的に稼働させるとともに、前記稼働時間を徐々に長くまたは短くすることにより、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを効率良く乾燥させることができる。
(第5発明)
第5発明の食器洗浄乾燥方法は、洗浄工程と、すすぎ工程と、加熱乾燥工程とを少なくとも有し、これらの工程をシーケンス制御により処理するためのものである。前記食器等の洗浄および/またはすすぎ工程は、給水弁を制御して、洗浄庫内へ水の供給を制御しているとともに、必要に応じて所定の温度に、前記水および空気を加熱している。加熱乾燥工程は、ファンモータを稼働して、洗浄庫内に空気を取り入れるとともに、湿気を帯びた空気を廃棄する。また、前記加熱乾燥工程は、洗浄工程および/またはすすぎ工程において、水を噴射または給水に使用するポンプ手段を稼働して、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを乾燥させる。第5発明は、従来乾燥工程において使用されていなかったポンプ手段を洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタの乾燥に使用しているので、特別な手段を用いずに、乾燥後に食器等を取り出す際の臭いを防止することができる。
(第6発明から第8発明)
第6発明から第8発明の食器洗浄乾燥方法における加熱乾燥工程は、前記ポンプ手段の稼働方法を、少なくとも1回、所定時間稼働させる、断続的に稼働させるとともに、前記稼働時間を徐々に長くまたは短くする、等のいずれかを採用することにより、効率の良い洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタの乾燥方法としている。
図1は本発明の実施例である食器洗浄乾燥装置を説明するための概略構成図である。図1において、食器洗浄乾燥装置は、食器洗浄乾燥室11と、加熱乾燥を行うヒータ12と、洗浄およびすすぎ水等を前記食器洗浄乾燥室11に供給するとともに、前記水を排水するポンプ13と、乾燥のために温度の高い風を送るファンモータ14と、前記ヒータ12、ポンプ13、ファンモータ14等を制御する制御装置15とから少なくとも構成されている。食器洗浄乾燥室11内には、ブーメラン形状の水または湯を噴出する上部噴射部112、および下部噴射部113が設けられている。前記上部噴射部112、および下部噴射部113には、ノズルが設けられており、前記ノズルから加圧された水が噴射して、食器等を洗浄する。
本発明は、乾燥時に、前記ポンプ13を無負荷運転させることで、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタに空気を送り込み、乾燥させる。前記ポンプ13からの空気は、洗浄循環配管内、排気管内、および残滓フィルタを乾燥状態にすることができるため、洗浄庫内の食器等を取り出す際に、臭いが発生することを低減できる。
前記制御装置15は、食器洗浄乾燥室11内の温度を検出する温度検出手段151および水位を検出する水位検出手段152からの情報に基づいて、食器洗浄乾燥室11内の温度および水を所定の水位まで供給するように給水弁153を制御する。また、前記表示操作部155は、水の供給、予洗い、本洗い、水すすぎ、湯すすぎ、加熱乾燥等の時間を任意に設定するとともに、これらを表示部によりユーザが確認することができる。
スピーカ154は、前記表示操作部155により設定した状態を音声等によりユーザに知らせるためのものである。さらに、前記表示操作部155は、設定により、洗いだけあるいはすすぎだけを選択することもできる。又、必要に応じて、前記表示操作部155は、洗い、すすぎ、加熱乾燥の温度、時間等を任意に選択することもできる。
図3に示すように、コースには、標準、念入り、快速がある。前記標準コースは、たとえば、洗い57℃、1分の水すすぎ2回、70℃の湯すすぎ、70℃20分の乾燥である。念入りコースは、たとえば、洗い57℃、1分の水すすぎ3回、70℃の湯すすぎ、70℃30分の乾燥である。快速コースは、たとえば、洗い50℃、1分の水すすぎ2回、50℃の湯すすぎ、70℃10分の乾燥である。
図2は本発明における食器洗浄乾燥装置の一実施例を説明するためのフローチャートである。図2において、食器洗浄乾燥装置は、図1の表示操作部155の設定を終了した後、図示されていない開始ボタンを押すことにより運転が開始される(ステップ211)。洗浄工程は、前記運転開始の指示を受けると、制御装置15により給水弁153が開き、庫内に水の給水が開始される(ステップ212)。
前記制御装置15は、庫内の水位を前記水位検出手段152により監視しており、所定水位に達したか否かを調べる(ステップ213)。前記制御装置15は、庫内の水位が所定の水位に達していないと判断した場合、給水を継続する。前記制御装置15は、所定の水位に達したと判断した場合、給水弁153を閉鎖し、給水を終了する(ステップ214)。次に、前記制御装置15は、ポンプ13を回転させ、庫内の水を庫内の上下に設けられたブーメラン形状の上部噴射部112、および下部噴射部113に加圧して供給し、各ノズルから噴射した水により予洗い工程を開始する(ステップ215)。
前記制御装置15は、ヒータ12により、水を加熱するとともに、ポンプ13を回転させて、庫内の水を庫内上下に設けられたブーメラン形状の上部噴射部112、下部噴射部113に加圧し、ノズルから供給することで、本洗い工程を開始する(ステップ216)。前記本洗い工程は、水温が目標温度に達するまで継続される。前記制御装置15は、前記水温が目標温度に達したか否かを調べる(ステップ217)。前記制御装置15は、前記水温が目標温度に達していないと判断した場合、加熱を継続する。
前記制御装置15は、前記水温が目標温度に達したと判断した場合、前記ヒータ12の加熱を停止するとともに、ポンプ13を逆回転させることにより、給水を排水に変える(ステップ218、219)。前記水すすぎ工程は、本洗い工程と同様に動作するが、本洗い工程と異なり、目標温度の設定を低くするか、あるいはヒータ12をオンせずに、一定時間継続する。
湯すすぎ工程は、本洗い工程とほとんど同様に動作するが、目標温度を高めに設定している。水温が55℃程度まで上昇すると、庫内の湯気は、発生し始める。運転コース毎に湯すすぎの目標温度は、異なるため、湯すすぎの目標温度が55℃より低いコースでは湯気が発生しないが、55℃以上の場合、湯気が発生する。
加熱乾燥工程は、水を給水せずに、ヒータ12とファンモータ14を駆動して、温風で食器類の乾燥を行う。前記乾燥方法は、庫内温度を比較的低い温度(たとえば、70℃)で一定に保ち、時間を規定しておく方法と、高温(たとえば、90℃)となるまで継続する方法がある。湯すすぎ工程の終了直後は、庫内にまだ湯気が多く残されているため、加熱乾燥工程開始から少しずつファンモータ14の制御風量を大きくして、庫内の空気と湯気を徐々に排出する(ステップ220)。
風量制御は、ファンモータ14を使用し位相制御を利用することにより、制御が容易になる。加熱乾燥開始時は、通電を短くすることで、制御風量を抑え、経過時間とともに通電時間を長くすることで、ファンモータ14の制御風量を大きくする。湯気が無くなるタイミングであれば、庫内の制御風量は、通常の風量となっても問題がない。
前記制御装置15は、所定の時間を経過したか否かを調べる(ステップ221)。前記制御装置15は、一定の時間内であれば、制御風量を少しずつ大きくしてファンモータ14を回転させる。前記制御装置15は、前記所定時間が経過したと判断した場合、ポンプ13の無負荷運転を開始する(ステップ222)。前記制御装置15は、前記ポンプ13の無負荷運転が所定時間経過したか否かを調べる(ステップ223)。前記制御装置15は、前記ポンプ13の無負荷運転が所定時間経過したと判断した場合、運転を終了する(ステップ224)。
前記ポンプ13の乾燥工程における運転は、少なくとも1回、所定時間連続する場合、所定の時間を置いて断続的に運転する場合、前記断続時間を徐々に長くまたは短く運転する場合等、食器等の量、あるいは、洗浄庫の大きさ等に応じて決めることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本実施例における食器洗浄乾燥装置の庫内、ヒータ、ポンプ、ファンモータ、制御装置等は、公知または周知のものを利用することができる。
本発明の実施例である食器洗浄乾燥装置を説明するための概略構成図である。(実施例1) 本発明における食器洗浄乾燥装置の一実施例を説明するためのフローチャートである。 食器洗浄乾燥装置のコース別工程内訳が記載されている。
符号の説明
11・・・食器洗浄乾燥室
112・・・上部噴射部
113・・・下部噴射部
12・・・ヒータ
13・・・ポンプ
14・・・ファンモータ
15・・・制御装置
151・・・温度検出手段
152・・・水位検出手段
153・・・給水弁
154・・・スピーカ
155・・・表示操作部

Claims (8)

  1. 洗浄、すすぎ、乾燥をシーケンス制御により順次実行し、食器の自動洗浄乾燥を行う食器洗浄乾燥装置において、
    前記洗浄および/またはすすぎを行うための水を洗浄庫内へ供給するように制御される給水手段と、
    前記洗浄庫内の水および空気の温度を検出し、所定の温度に加熱する加熱手段と、
    前記洗浄庫内へ空気を送廃棄する空気送廃棄手段と、
    前記洗浄庫内に水を噴射および/または前記洗浄庫内の水を排水するとともに、乾燥時に洗浄循環配管内および排気管内を乾燥させるポンプ手段と、
    前記各手段の制御、および洗浄、すすぎ、乾燥のシーケンス制御を行う制御装置と、
    を少なくとも備えていることを特徴とする食器洗浄乾燥装置。
  2. 前記ポンプ手段は、乾燥時に少なくとも1回、所定時間稼働させることを特徴とする請求項1に記載された食器洗浄乾燥装置。
  3. 前記ポンプ手段は、乾燥時に断続的に稼働させることを特徴とする請求項1に記載された食器洗浄乾燥装置。
  4. 前記ポンプ手段は、乾燥時に断続的に稼働させるとともに、前記稼働時間を徐々に長くまたは短くすることを特徴とする請求項1に記載された食器洗浄乾燥装置。
  5. 洗浄工程と、すすぎ工程と、加熱乾燥工程とを少なくとも有し、これらの工程をシーケンス制御により処理する食器洗浄乾燥方法において、
    洗浄庫内へ水を供給する給水弁を制御するとともに、前記水および空気を所定の温度に加熱制御する食器等の洗浄および/またはすすぎ工程と、
    ポンプ手段により、前記洗浄庫内の水を加圧噴射および廃棄を行うとともに、洗浄循環配管内および排気管内を前記ポンプ手段の稼働により乾燥させる加熱乾燥工程と、
    を少なくとも備えていることを特徴とする食器洗浄乾燥方法。
  6. 前記加熱乾燥工程は、前記ポンプ手段を少なくとも1回、所定時間稼働させることを特徴とする請求項5に記載された食器洗浄乾燥方法。
  7. 前記加熱乾燥工程は、前記ポンプ手段を断続的に稼働させることを特徴とする請求項5に記載された食器洗浄乾燥方法。
  8. 前記加熱乾燥工程は、前記ポンプ手段を断続的に稼働させるとともに、前記稼働時間を徐々に長くまたは短くすることを特徴とする請求項5に記載された食器洗浄乾燥方法。
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