JP2007259298A - マルチレート送信方法及び局側端局装置 - Google Patents

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文雄 大道
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Abstract

【課題】受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局が設置されたPONシステムにおいてブロードキャスト通信やマルチキャスト通信を行う場合に、伝送路の帯域を効率的に使用ことができるマルチレート送信方法を提供する。
【解決手段】受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局2に対して同じ内容を送出するPONシステムにおいて、前記子局2が受け取ることのできる伝送レートを用い、且つ使用する伝送レートの数が最小となる伝送レートを1又は複数定め、この伝送レートにより前記送出を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明はマルチレート送信方法及び局側端局装置に関する。さらに詳しくは、伝送レートが異なる複数の子局を含むPONシステムにおいてマルチキャスト通信やブロードキャスト通信を行う場合のマルチレート送信方法及び局側端局装置に関する。
PON(Passive Optical Network)システムは、通信事業者の設備センター側に設置される局側端局装置(OLT:Optical Line Terminal)と、ユーザ(通信加入者)側に設置される宅内装置又は子局(ONU:Optical Terminal Unit)とをスプリッタを介して光ファイバで接続したものである。
このPONシステムは、現状においては、伝送レートが一定(1Gbps)であるが、サービス内容の多様化及び高度化に伴い、伝送レートの異なる様々な子局がシステム内に設置されることが考えられる。
特許文献1には、低速のONU、中速のONU及び高速のONUが光スターカプラーを介して光ファイバで接続されたポイント・ツー・マルチポイント光伝送システムが記載されている。
特開平8−8954号公報
特許文献1は、PON上での時分割マルチレート伝送に関する記載はあるものの、受け取ることのできる伝送レートの異なる様々な子局がシステム内に設置される場合において、全ての子局に対して情報(パケット)を送信するブロードキャスト通信や、特定の複数の子局に対して情報(パケット)を送信するマルチキャスト通信を行うときの伝送レートについては、何も記載されていない。また、他にも、このような伝送レートの決定方法を考慮したものはなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局が設置されたPONシステムにおいてブロードキャスト通信やマルチキャスト通信を行う場合に、伝送路の帯域を効率的に使用ことができるマルチレート送信方法及び局側端局装置を提供することを目的としている。
本発明のマルチレート送信方法は、受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局に対して同じ内容を送出するPONシステムにおいて、前記子局が受け取ることのできる伝送レートを用い、且つ使用する伝送レートの数が最小となる伝送レートを1又は複数定め、この伝送レートにより前記送出を行うことを特徴としている。
本発明のマルチレート送信方法では、受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局に対して同じ内容を送出するに際し、使用する伝送レートの数が最小になるようにしているので、伝送路の帯域を効率的に使用することができる。
使用する伝送レートの数が最小となるように伝送レートを選択するに際し、他の子局と共通して受け取ることのできる伝送レートが2以上存在する場合に、共通する伝送レートのうち最も大きい伝送レートを選択するのが好ましい。この場合、より高い伝送レートを使用して送信を行うことができるので、伝送路をさらに効率的に使用することができる。
また、本発明の局側端局装置は、受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局に対して同じ内容を送出するPONシステムにおいて用いられる局側端局装置であって、前記子局が受け取ることのできる伝送レートを用い、且つ使用する伝送レートの数が最小となる伝送レートを1又は複数定め、この伝送レートにより前記送出を行うように構成されていることを特徴としている。
本発明の局側端局装置は、受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局に対して同じ内容を送出するに際し、使用する伝送レートの数が最小になるようにしているので、伝送路の帯域を効率的に使用することができる。
前記局側端局装置は、各子局が受け取ることのできる伝送レートを記憶したテーブルと、
複数の子局に前記同じ内容を送出するときの、当該内容を記憶する内容記憶部と、
前記複数の子局に送る伝送レートを定める伝送レート選択部と、
定められた各伝送レートで送出するための送信部と、
前記定められた伝送レートに従って、前記内容を前記送信部に伝える処理部と
を備えることができる。この構成によれば、予め記憶されている、各子局が受け取ることのできる伝送レートのテーブルを用いて、使用する伝送レートの数が最小になるように複数の子局に送る伝送レートを定め、この伝送レートで前記内容を送出することができることから、伝送路の帯域を効率的に使用することができる。
本発明のマルチレート送信方法及び局側端局装置によれば、受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局が設置されたPONシステムにおいてブロードキャスト通信やマルチキャスト通信を行う場合に、伝送路の帯域を効率的に使用ことができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明のマルチレート送信方法及び局側端局装置(OLT)の実施の形態を詳細に説明する。
図1は時分割マルチレート通信の説明図であり、ポイント・ツー・マルチポイントの光伝送システムにおける局側端局装置(OLT)1から宅内装置又は子局(ONU)2への時分割マルチレート通信を示している。局側端局装置1から各子局2への通信は、各子局2が受け取ることのできる伝送レートに応じて送信されるが、ポイント・ツー・マルチポイントの光伝送システムの物理的特徴により、局側端局装置1から子局宛への光通信はスプリッタ3を介してすべての子局2に届く。各子局2は、受け取ることのできる伝送レートの光受信信号から、パケットデータを再生し、当該パケットに含まれる論理リンク番号(LLID)から、前記パケットが自局宛であるか否かを判定する。そして、自局宛であれば、前記パケットを子局2内のCPUや、子局2に接続されている端末用装置Tへ前記パケットを中継する。
前記光伝送システムにおいて、ブロードキャスト通信を行う場合には、ブロードキャスト用の論理リンク番号が使用され、送信された伝送レートを受信可能なすべての子局2が、自局宛であると判断し、中継処理を行う。また、マルチキャスト通信を行う場合は、マルチキャスト用の論理リンク番号が使用され、送信された伝送レートが受信可能であり、マルチキャスト用論理リンク番号を中継するように設定されている特定の複数子局2のみが中継処理を行う。
図2は、時分割マルチレート通信を行う、本発明の一実施の形態に係る局側端局装置1の内部構造を示すブロック図である。バックボーンネットワークから受信したパケットは、受信部4を介して中継処理部5に転送される。この中継処理部5は、前記パケットの宛先MACアドレスや、宛先IPアドレスや、VLANタグのVID値等から、当該パケットをブロードキャスト通信するか、マルチキャスト通信するか、又はユニキャスト通信(ある1つの子局宛の通信)するかを判定する。また、中継処理部5は、すべての子局の受け取ることのできる伝送レートテーブル6と、どの子局がマルチキャスト通信を受信するグループに属しているのかを示すマルチキャストグループテーブル7とから、局側端局装置1から送信する伝送レートを後述するようにして決定し、その伝送レートに対応するキュー管理部8a、8b、8cへパケットを転送する。時分割マルチレートスケジューラ9は、各伝送レートのそれぞれのキュー情報(キュー長等)から、スケジューリングのルールに従い、伝送路に送信する伝送レートとキューを選択し、所定の時間、選択したキューにキューイングされたパケットをマルチプレクサ10に送信する。マルチプレクサ10は、時分割マルチレートスケジューラ9で選択された伝送レート送信部(送信部)11a、11b、11cの送信符号部15a、15b、15cから転送されてくるデータ信号を光/電気変換装置(E/O)12に転送し、ここで光信号に変換されたデータ信号がPON上の伝送路上に送信される。図2において、伝送レート送信部11a、11b、11cは、それぞれ1Gbps、2Gbps及び8Gbpsの伝送レートの送信部である。
なお、図2に示される実施の形態では、処理部である中継処理部5において、送るべき情報本体を所定数複製し、これに各伝送レート固有のヘッダーを付けたパケットを前記伝送レートに対応するキュー管理部に送出しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば送信部11a、11b、11cを1つにすることもできる。この場合、この送信部には、伝送レート切り替え手段が設けられ、前記中継処理部5において伝送レート毎にヘッダーだけ付け替えて順次送出されるパケットは、所定の伝送レートでマルチプレクサ10に送信される。
図3は図2に示される伝送レート送信部11a、11b、11cの詳細説明図である。キュー管理部8a、8b、8cは、宛先子局ごとの複数のユニキャストキュー、マルチキャストグループごとのマルチキャストキュー、及び1つのブロードキャストキューを有しており、前記中継処理部5から中継されたパケットを指示されたキューにキューイングする。
次に本発明における伝送レートの決定方法について説明する。図4は、光伝送路に接続されているすべての子局が受け取ることのできる伝送レートを示すテーブルの一例である。局側端局装置1の中継処理部5は、かかるテーブルに基づいて、ユニキャスト通信とブロードキャスト通信時の伝送レートを決定する伝送レート選択部として機能するとともに、子局に送出する内容を記憶する内容記憶部13を備えている。
まず、ユニキャスト通信の場合には、前記テーブルより、宛先子局が受け取ることのできる伝送レートのなかから最も高速な伝送レートを選択する。例えば、ONU5がユニキャスト通信の宛先の場合には、最も高速である4Gbpsが選択される。
また、ブロードキャスト通信の場合は、図5のフローチャートに示されるように、まず、準備段階として、各子局が受け取ることのできる伝送レートのうち最大の伝送レートを図4に示されるテーブルに設けた「MAX」の列に記入する(図6参照。ステップS0)。ついで、1つの伝送レートのみ受け取ることができる子局の伝送レートをブロードキャスト通信用の伝送レートとして選択する(ステップS1)。複数の伝送レートを受け取ることができる子局に対しては、受け取ることができる伝送レートのうちいずれか1つの伝送レートでブロードキャスト通信を行うことができるが、1つの伝送レートだけを受け取ることができる子局に対しては当該1つの伝送レートでブロードキャスト通信を行う必要があることから、ステップS1のような選択をまず行う。図6の例の場合、ONU1が2Gbpsのみ、ONU3が16Gbpsのみを受け取ることができるので、2Gbpsと16Gbpsをブロードキャスト通信用の伝送レートとして選択する。
次に複数の伝送レートを受け取ることができる子局に対して、ブロードキャスト通信する伝送レートを決定する。すでに、ステップS1において、ONU1とONU3用に2Gbpsと16Gbpsの伝送レートでブロードキャスト通信することにしているが、伝送路を効率的に使用するために、この2Gbps又は16Gbpsを伝送レートとして受け取ることができる子局は、このレートを使用してブロードキャスト通信を実行することにする(ステップS2)。図6の場合、ONU2は2Gbpsの伝送レート、ONU6は16Gbpsの伝送レートでブロードキャスト通信を実行する。なお、複数の伝送レートが候補となる場合には、最大の伝送レートを選択する。例えば、図6において、ONU2が16Gbpsも受け取ることができると仮定すると、このONU2は他の子局と共通する伝送レートとして2Gbpsと16Gbpsを有することになるが、この場合、2Gbpsと16Gbpsのうち大きい方の16GbpsをONU2の伝送レートとして選択する。3つ以上の伝送レートが共通する場合は、そのうち最も大きい伝送レートを選択する。
ついで、ブロードキャスト通信用の伝送レートが決定されていない子局(ONU4及びONU5)について伝送レートを決定する。各子局が受け取ることのできる最大の伝送レートを比較し、最小の伝送レートをブロードキャスト通信用の伝送レートとする(ステップS3)。図6の場合、ONU4の最大伝送レートである8Gbpsと、ONU5の最大伝送レートである4Gbpsとを比較し、小さい方の4Gbpsをブロードキャスト通信用の伝送レートとする。
次に、ステップS3で選択された伝送レートを受け取ることができる子局は、当該伝送レートをブロードキャスト通信用の伝送レートとする(ステップS4)。図6の場合、ONU4は4Gbpsも受け取ることができることから、ONU4については4Gbpsが伝送レートとなる。
ついで、すべての子局についてブロードキャスト通信用の伝送レートが決定されているか否かが判断される(ステップS5)。そして、伝送レートが決定されていない子局が残っている場合は、ステップS3に戻り、前述した処理が繰り返し実行される。
結局、図6の場合、ONU1は2Gbps、ONU2は2Gbps、ONU3は16Gbps、ONU4は4Gbps、ONU5は4Gbps、ONU6は16Gbpsの伝送レートでブロードキャスト通信を行うことになる。そして、中継処理部5は、2Gbps、4Gbps及び16Gbpsの伝送レートの送信部11のキュー管理部8にブロードキャスト通信用のパケットを送出する。
なお、ブロードキャスト通信用の伝送レートの決定は他の方法によっても行うことができる。図7は、ブロードキャスト通信において伝送レートを決定する方法の他の例のフローチャートである。
まず、準備段階として、各子局が受け取ることのできる伝送レートのうち最大の伝送レートを図4に示されるテーブルに設けた「MAX」の列に記入する(図6参照。ステップS10)。ついで、ブロードキャスト通信用の伝送レートが決定していない子局について、各子局が受け取ることのできる最大の伝送レートの中から、最小の伝送レートをブロードキャスト通信用の伝送レートとして選択する(ステップS11)。最初はすべての子局について、伝送レートが決定されていないので、すべての子局の伝送レートの最大値の比較が行われる。図6の場合、ONU1の最大伝送レート(2Gbps)が他の子局の最大伝送レートに比べて最も小さいことから、この2Gbpsがブロードキャスト通信用の伝送レートとして選択される。
ついで、ステップS11で選択した伝送レートを受け取ることができる子局は、そのレートをブロードキャスト通信用の伝送レートとする(ステップS12)。図6の場合、ONU2が2Gbpsの伝送レートを受け取ることができることから、ONU2は2Gbpsを伝送レートとする。
次に、すべての子局についてブロードキャスト通信用の伝送レートが決定されているか否かが判断される(ステップS13)。そして、伝送レートが決定されていない子局が残っている場合は、ステップS3に戻り、前述した処理が繰り返し実行される。図6の場合、ONU1及びONU2以外の子局について、ステップS11の処理が繰り返される。そして、ONU5の4Gbpsが、各子局の最大伝送レートの中で最も小さい伝送レートであることから、ブロードキャスト通信用の伝送レートとして選択される。ついで、ONU4が、この4Gbpsを受け取ることができることから、当該4GbpsをONU4の伝送レートとして選択する。残りのONU3及びONU6については、最大伝送レートの中で最も小さい伝送レートが16Gbpsであることから、この16Gbpsをブロードキャスト通信用の伝送レートとして選択する。これにより、すべての子局のブロードキャスト通信用の伝送レートが決定されたことになり、決定処理は終了する。
図8は、ある1つのマルチキャストグループに属する子局と、当該子局が受け取ることのできる伝送レートを示している。局側端局装置1の中継処理部5は、かかるテーブルに基づいて、マルチキャスト通信時の伝送レートを決定する。1つのマルチキャストグループテーブルには、同一の情報を受信・中継する子局が登録される。CDNのような映画配信サービスでは、1つのマルチキャストグループが1つの番組チャンネルに対応する。子局は端末用装置が受信する番組チャンネルに対応したマルチキャストグループに属することになる。
マルチキャスト通信の場合も、図8のようなマルチキャストグループテーブル(本マルチキャストグループに属する子局と当該子局が受け取ることのできる伝送レートが登録されている)を参照しつつ、伝送レートが決定される。
基本的には、図5に示されるブロードキャスト通信用の伝送レートを決定する方法と同様であるが、まず、図9のフローチャートに示されるように、準備段階として、各子局が受け取ることのできる伝送レートのうち最大の伝送レートを図8に示されるテーブルに設けた「MAX」の列に記入する(図10参照。ステップS20)。ついで、1つの伝送レートのみ受け取ることができる子局の伝送レートをマルチキャスト通信用の伝送レートとして選択する(ステップS21)。複数の伝送レートを受け取ることができる子局に対しては、受け取ることができる伝送レートのうちいずれか1つの伝送レートでマルチキャスト通信を行うことができるが、1つの伝送レートだけを受け取ることができる子局に対しては当該1つの伝送レートでマルチキャスト通信を行う必要があることから、ステップS21のような選択をまず行う。図10の例の場合、ONU1が2Gbpsのみを受け取ることができるので、2Gbpsをマルチキャスト配信用の伝送レートとして選択する。
次に複数の伝送レートを受け取ることができる子局に対して、マルチキャスト通信する伝送レートを決定する。すでに、ステップS21において、ONU1用に2Gbpsの伝送レートでマルチキャスト通信することにしているが、伝送路を効率的に使用するために、この2Gbpsを伝送レートとして受け取ることができる子局は、このレートを使用してマルチキャスト通信を実行することにする(ステップS22)。図10の場合、ONU2は2Gbpsの伝送レートでマルチキャスト通信を実行する。なお、複数の伝送レートが候補となる場合には、最大の伝送レートを選択する。
ついで、マルチキャスト通信用の伝送レートが決定されていない子局(ONU4及びONU5)について伝送レートを決定する。各子局が受け取ることのできる最大の伝送レートを比較し、最小の伝送レートをマルチキャスト通信用の伝送レートとする(ステップS23)。図10の場合、ONU4の最大伝送レートである8Gbpsと、ONU5の最大伝送レートである4Gbpsとを比較し、小さい方の4Gbpsをマルチキャスト通信用の伝送レートとする。
次に、ステップS23で選択された伝送レートを受け取ることができる子局は、当該伝送レートをブロードキャスト通信用の伝送レートとする(ステップS24)。図10の場合、ONU4は4Gbpsも受け取ることができることから、ONU4については4Gbpsが伝送レートとなる。
ついで、すべての子局についてマルチキャスト通信用の伝送レートが決定されているか否かが判断される(ステップS25)。そして、伝送レートが決定されていない子局が残っている場合は、ステップS23に戻り、前述した処理が繰り返し実行される。
結局、図10の場合、ONU1は2Gbps、ONU2は2Gbps、ONU4は4Gbps、ONU5は4Gbpsの伝送レートでマルチキャスト通信を行うことになる。そして、中継処理部5は、2Gbpsと4Gbpsの伝送レートの送信部のキュー管理部にマルチキャスト通信用のパケットを送出する。
なお、マルチキャスト通信用の伝送レートの決定は他の方法によっても行うことができ、例えば図7のフローチャートに示される方法(図7はブロードキャスト通信用の伝送レートの決定方法であるが、同様の手法をマルチキャスト通信用の伝送レートを決定する際に用いることができる)によっても伝送レートを決定することができる。
時分割マルチレート通信の説明図である。 本発明の局側端局装置の一実施の形態のブロック図である。 図2に示される伝送レート送信部の詳細説明図である。 システム内の全子局の伝送レートテーブルを示す図である。 ブロードキャスト通信において伝送レートを決定する方法の一例のフローチャートである。 受け取ることのできる最大伝送レートの列を設けた伝送レートテーブルを示す図である。 ブロードキャスト通信において伝送レートを決定する方法の他の例のフローチャートである。 マルチキャストグループの伝送レートテーブルを示す図である。 マルチキャスト通信において伝送レートを決定する方法の一例のフローチャートである。 受け取ることのできる最大伝送レートの列を設けた伝送レートテーブルを示す図である。
符号の説明
1 局側端局装置(OLT)
2 子局(ONU)
3 スプリッタ
4 受信部
5 中継処理部
6 伝送レートテーブル
7 マルチキャストグループテーブル
8a、8b
8c キュー管理部
9 時分割マルチレートスケジューラ
10 マルチプレクサ
11a、11b
11c 伝送レート送信部(送信部)
12 E/O変換部
13 内容記憶部

Claims (4)

  1. 受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局に対して同じ内容を送出するPONシステムにおいて、前記子局が受け取ることのできる伝送レートを用い、且つ使用する伝送レートの数が最小となる伝送レートを1又は複数定め、この伝送レートにより前記送出を行うことを特徴とするマルチレート送信方法。
  2. 使用する伝送レートの数が最小となるように伝送レートを選択するに際し、他の子局と共通して受け取ることのできる伝送レートが2以上存在する場合に、共通する伝送レートのうち最も大きい伝送レートを選択する請求項1に記載のマルチレート送信方法。
  3. 受け取ることのできる伝送レートが互いに異なる複数の子局に対して同じ内容を送出するPONシステムにおいて用いられる局側端局装置であって、前記子局が受け取ることのできる伝送レートを用い、且つ使用する伝送レートの数が最小となる伝送レートを1又は複数定め、この伝送レートにより前記送出を行うように構成されていることを特徴とする局側端局装置。
  4. 各子局が受け取ることのできる伝送レートを記憶したテーブルと、
    複数の子局に前記同じ内容を送出するときの、当該内容を記憶する内容記憶部と、
    前記複数の子局に送る伝送レートを定める伝送レート選択部と、
    定められた各伝送レートで送出するための送信部と、
    前記定められた伝送レートに従って、前記内容を前記送信部に伝える処理部と
    を備える請求項3に記載の局側端局装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105539A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Sumitomo Electric Ind Ltd 光加入者線端局装置、それを含んだ通信システムおよびフレーム送信方法
JP2009177318A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Mitsubishi Electric Corp 光通信システム及び局側装置

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