JP2007257497A - 入場管理システム、データ処理装置、入場管理方法、及び入場管理プログラム - Google Patents

入場管理システム、データ処理装置、入場管理方法、及び入場管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数人が施設等へ入場する際、グループ毎に順番待ちを発生させずに認証を行い、不審者の侵入を抑止する。
【解決手段】 所定人数と識別情報を記憶するICタグを備えた携帯端末と、ICタグから所定人数と識別情報を読取り、処理装置に送信するタグ装置と、識別情報が記憶部に登録されているか確認し、登録されている場合所定人数にもとづき入場予定人数を算出して記憶部に登録し、認証成功信号を屋外装置に送信し、屋外装置から撮像データを受信し解析して屋外人数を計数し、屋外人数と入場予定人数が一致するかを判定し、一致する場合にゲートを開放し、一致信号を屋内装置に送信し、屋内装置から撮像データを受信し解析して入場人数を計数し、入場人数と入場予定人数とが一致するかを判定し、一致する場合処理を終了し、一致しない場合不一致信号を作動装置に送信する処理装置と、不一致信号を受信し警報の発動等を行う作動装置を有するシステム。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マンションなどの施設等への入場の際のセキュリティを管理する入場管理システムに関し、特に、グループ毎に一括して認証を行うとともに、グループ毎に入場順番待ちが発生せず、認証を受けるグループの代表者が入場口にいない場合でも、そのグループの認証を行うことができる入場管理システム、データ処理装置、入場管理方法、及び入場管理プログラムに関する。
従来、施設等への不正侵入を防止するための様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載のセキュリティシステムによれば、入場適格者に携帯端末を携帯させて、警備制御装置により、警備区画毎に撮像された画像データに基づき監視対象物体の数を計数するとともに、携帯端末と交信してその数を計数し、監視対象物体の数と携帯端末の数を比較して、監視対象物体の数が多ければ、侵入者が存在すると判定して、警報信号を出力することが可能とされている。
また、特許文献2に記載の公開空間におけるセキュリティシステムによれば、撮像手段により撮像した画像を処理して人数をカウントするとともに、ID読み取り手段により携帯端末と通信して読み取られたID情報にもとづき人数をカウントし、これらのカウント値が一致するか否かにより不適格者を検知することが可能とされている。
しかし、これらのセキュリティシステムでは、第三者によって上記携帯端末のうちのいずれかが入手されてしまうと、当該第三者は不正侵入を行うことが可能となり、この不正侵入者を検知することは困難であるという問題があった。
また、これらのセキュリティシステムでは、入場者全員が携帯端末を所持している必要があるため、携帯端末を所持していない入場者がいる場合には、携帯端末の貸し出し等を行う必要が生じるなどシステムの運用にあたっての管理負荷が大きく、様々な施設などへの不正侵入防止に容易に適用し得るものではなかった。
一方、特許文献3に記載の入場管理装置等によれば、複数人数のグループが入館する際に、代表者1人の個人認証を行うことで、代表者以外の同伴者の個人認証を行わずに入館することが可能とされている。
また、特許文献4に記載の電子チケット料金後払いシステム等によれば、例えば、入場管理端末によりゲートの通過人数を検知し、入場する人数が電子チケットの枚数以下である場合にゲートを通過させ、電子チケットの枚数より多い人数が通過すると入場を一時停止したり、警報を鳴らしたりすることが可能とされている。
これら特許文献3や特許文献4に記載の発明によれば、入場者全員に携帯端末などを所持させる必要がなく、第三者に、認証のために必要な携帯端末などを入手されてしまうリスクを軽減することが可能となっている。
特開2005−292942号公報 特開2003−132468号公報 特開2003−288625号公報 特開2002−297823号公報
しかしながら、これらの従来の発明によれば、入場しようとするグループの入場処理が完了するまで、他のグループが入場できないという問題があった。すなわち、これらの発明では、グループ毎に入場順番待ちが発生するため、マンションや電車の入り口など、多くの人々が同時に入場するような構造物には、適用しにくいという問題があった。
また、これらの発明では、代表者が、必ず入場ゲートの近くの装置で個人認証を受ける必要があるという問題があった。このため、代表者が入場ゲートの近くに来られなくなった場合には、グループ全員が入場できなくなってしまうという問題があった。
さらに、これらの発明では、施設などに複数人が同時に入場する場合に適用することは難しく、このような施設などのゲートが開いた場合に便乗して不審者が侵入することを適切に抑止することができないという問題があった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、複数人が同時に施設などへ入場するに際して、グループ毎に認証を可能とし、かつ、グループ毎に入場順番待ちを発生させることなく、認証を受ける代表者が入場口にいない場合でも、グループの認証を行うことが可能で、不審者の侵入を適切に抑止可能な入場管理システム、データ処理装置、入場管理方法、及び入場管理プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の入場管理システムは、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムであって、所定の人数と携帯端末識別情報を記憶するICタグを備えた携帯端末と、ICタグから所定の人数及び携帯端末識別情報を読み取って、データ処理装置に送信するICタグ装置と、携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信するデータ処理装置と、データ処理装置から一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置とを有する構成としてある。
入場管理システムをこのような構成にすれば、複数人が同時に施設などの構造物へ入場するに際して、グループ毎に認証を行うことができる。
また、グループの人数が入場予定人数と一致している場合に、ゲートを開放することができる。
さらに、ゲートを開放した後に、入場人数を計数して、これが入場予定人数と一致しているか否かを判定し、一致していない場合には、警報の発動や入場者の撮像を行うことができるため、ゲートが開いたときに無関係な人が便乗して侵入すると、これを把握することができ、その侵入者を排除することが可能となる。
また、本発明の入場管理システムは、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信した後であって、ゲートが開放される前に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信すると、データ処理装置が、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出し、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と、第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と、第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信する構成としてある。
入場管理システムをこのような構成にすれば、複数人が同時に施設などの構造物へ入場するに際して、グループ毎に認証を行うことができるとともに、グループ毎に入場順番待ちを発生させることなく、入場を可能とすることができる。
すなわち、本発明によれば、あるグループがゲートに到着して認証を受け、ゲートが開く前に、他のグループがゲートに到着して認証を受けた場合、これらのグループ全体について、屋外人数が入場予定人数の合計に一致しているとの判定が得られた場合に、ゲートを開放することができる。
このため、これらのグループの人々は入場順番待ちをすることなく、また各グループの人々が入り交じった状態であっても、セキュリティが確保された状態での入場を行うことが可能となる。
また、本発明の入場管理システムは、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信した後であって、ゲートが開放された後に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信すると、データ処理装置が、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出して、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と、第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、不正入場者存在時作動装置が、データ処理装置から登録されていないことを示す信号又は一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う構成としてある。
入場管理システムをこのような構成にすれば、第一のグループが施設などの構造物へゲートから入場している最中に、第二のグループがゲートに到着した場合、第二のグループの認証が失敗した場合には、警報の発動や入場者の撮像を行うことができる。
また、第二のグループなどが認証を行わずに入場すれば、入場人数が第一のグループの入場予定人数と一致しないこととなり、警報の発動や入場者の撮像が行われる。
そして、第二のグループの認証が成功すれば、第二のグループも入場することができ、この場合は、入場人数は第一と第二のグループの人数の合計に一致するため、警報の発動等は行われない。
これによって、ゲートが開いている場合でも、他のグループは認証を受けて入場することができるとともに、不審者の侵入を適切に抑止することが可能となる。
また、本発明の入場管理システムは、データ処理装置が、屋外人数と入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に、一人当たり入場料金に屋外人数を乗算して合計入場料金を算出し、グループ全体の入場料金の精算処理を実行する構成としてある。
入場管理システムをこのような構成にすれば、グループの入場料金の合計を、データ処理装置に予め登録された代表者のクレジットカード情報にもとづいて、その支払い処理を行うことが可能となる。
また、携帯端末に備えられた電子マネーを保有するICタグなどから、グループの入場料金の合計を引き落とすようにすることも可能である。
また、本発明の入場管理システムは、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムであって、所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号をデータ処理装置に送信する携帯端末と、携帯端末識別情報と暗証番号を入力してデータ処理装置に送信する情報処理装置と、携帯端末から受信した所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、情報処理装置から受信した携帯端末識別情報と暗証番号が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、携帯端末識別情報と暗証番号に対応付けて個人データ記憶部に登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信するデータ処理装置と、データ処理装置から一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置とを有する構成としてある。
入場管理システムをこのような構成にすれば、携帯端末を用いて、予め同伴者人数、携帯端末識別番号、暗証番号をデータ処理装置に登録しておくことにより、施設などの入場口において携帯端末を用いることなく、グループの認証を行うことができる。
すなわち、代表者が入場口に来られない場合などでも、当該グループにおける代表者以外の者が、代表者から携帯端末識別番号と暗証番号の連絡を受けて、これを入場口に備えられた外部装置などから入力し、外部装置からこれをデータ処理装置に送信することで、認証処理を実行するとともに、屋外人数の確認等の処理を行うことが可能である。
また、本発明の入場管理システムは、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムであって、所定の人数と個人識別情報をデータ処理装置に送信する携帯端末と、個人識別情報を記憶するICタグを備えた媒体と、ICタグから個人識別情報を読み取って、データ処理装置に送信するICタグ装置と、携帯端末から受信した所定の人数と個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録し、ICタグ装置から受信した個人識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、個人識別情報に対応付けて登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信するデータ処理装置と、データ処理装置から一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置とを有する構成としてある。
入場管理システムをこのような構成にすれば、代表者がICタグの備えられていない携帯端末を使用している場合でも、個人識別情報を記録することのできるICタグを備えたカードなどを保有していれば、予め入場予定人数と個人識別情報を、携帯端末を用いてデータ処理装置に登録しておくことで、入場口において、カードを用いて認証処理を受けることができる。
すなわち、ICタグ装置によって、カードのICタグから個人識別情報を読み取らせ、これをICタグ装置からデータ処理装置に送信し、認証処理を実行するとともに、屋外人数の確認等の処理を行うことが可能である。
また、本発明のデータ処理装置は、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置であって、携帯端末に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた所定の人数と携帯端末識別情報を受信して、携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部と、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力する撮像データ解析部と、屋外人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、屋内撮像装置に送信し、入場人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信するデータ解析部と、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、ゲートを開放するゲート制御部とを備えた構成としてある。
また、本発明のデータ処理装置は、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信した後であって、ゲートが開放される前に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信すると、個人データ解析部が、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出し、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、撮像データ解析部が、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、データ解析部が、屋外人数と、個人データ記憶部に登録されている第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、屋内撮像装置に送信し、ゲート制御部が、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、ゲートを開放し、撮像データ解析部が、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力し、データ解析部が、入場人数と、個人データ記憶部に登録されている第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信する構成としてある。
また、本発明のデータ処理装置は、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信した後であって、ゲートが開放された後に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信すると、個人データ解析部が、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出して、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、撮像データ解析部が、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力し、データ解析部が、入場人数と、個人データ記憶部に登録されている第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信する構成としてある。
また、本発明のデータ処理装置は、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置であって、携帯端末から受信した所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、情報処理装置から受信した携帯端末識別情報と暗証番号が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、携帯端末識別情報と暗証番号に対応付けて個人データ記憶部に登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部と、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力する撮像データ解析部と、屋外人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、屋内撮像装置に送信し、入場人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信するデータ解析部と、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、ゲートを開放するゲート制御部とを備えた構成としてある。
また、本発明のデータ処理装置は、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置であって、携帯端末から受信した所定の人数と個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録するとともに、所定の媒体に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた個人識別情報を受信し、個人識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、個人識別情報に対応付けて登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部と、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力する撮像データ解析部と、屋外人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、屋内撮像装置に送信し、入場人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信するデータ解析部と、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、ゲートを開放するゲート制御部とを備えた
構成としてある。
また、本発明の入場管理方法は、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムによる入場管理方法であって、携帯端末に備えられたICタグが、所定の人数と携帯端末識別情報を記憶し、ICタグ装置が、ICタグから所定の人数及び携帯端末識別情報を読み取って、データ処理装置に送信し、データ処理装置が、携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、不正入場者存在時作動装置が、データ処理装置から一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う方法としてある。
また、本発明の入場管理方法は、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信した後であって、ゲートが開放される前に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信すると、データ処理装置が、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出し、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と、第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と、第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信する方法としてある。
また、本発明の入場管理方法は、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信した後であって、ゲートが開放された後に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取ってデータ処理装置に送信すると、データ処理装置が、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出して、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録し、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と、第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、不正入場者存在時作動装置が、データ処理装置から登録されていないことを示す信号又は一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う方法としてある。
また、本発明の入場管理方法は、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムによる入場管理方法であって、携帯端末が、所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号をデータ処理装置に送信し、情報処理装置が、携帯端末識別情報と暗証番号を入力してデータ処理装置に送信し、データ処理装置が、携帯端末から受信した所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、情報処理装置から受信した携帯端末識別情報と暗証番号が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、携帯端末識別情報と暗証番号に対応付けて個人データ記憶部に登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、不正入場者存在時作動装置が、データ処理装置から一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う方法としてある。
また、本発明の入場管理方法は、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムによる入場管理方法であって、携帯端末が、所定の人数と個人識別情報をデータ処理装置に送信し、ICタグ装置が、所定の媒体に備えられたICタグから個人識別情報を読み取って、データ処理装置に送信し、データ処理装置が、携帯端末から受信した所定の人数と個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録し、ICタグ装置から受信した個人識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、個人識別情報に対応付けて登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、屋外人数と入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、入場人数と入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、不正入場者存在時作動装置が、データ処理装置から一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う方法としてある。
また、本発明の入場管理プログラムは、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置に、ゲートの開放を制御させる入場管理プログラムであって、データ処理装置を、携帯端末に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた所定の人数と携帯端末識別情報を受信して、携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力する撮像データ解析部、屋外人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、屋内撮像装置に送信し、入場人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信するデータ解析部、及び、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、ゲートを開放するゲート制御部として機能させる構成としてある。
また、本発明の入場管理プログラムは、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信した後であって、ゲートが開放される前に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信した場合に、個人データ解析部に、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出させ、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録させて、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信させ、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出させ、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録させて、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信させ、撮像データ解析部に、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信させて、この屋外撮像データを解析させて屋外人数を計数させ、この屋外人数をデータ解析部に出力させ、データ解析部に、屋外人数と、個人データ記憶部に登録されている第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定させて、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力させるとともに、屋内撮像装置に送信させ、ゲート制御部に、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号が入力されると、ゲートを開放させ、撮像データ解析部に、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信させて、この屋内撮像データを解析させて入場人数を計数させ、この入場人数をデータ解析部に出力させ、データ解析部に、入場人数と、個人データ記憶部に登録されている第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定させて、一致する場合に処理を終了させ、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信させる構成としてある。
また、本発明の入場管理プログラムは、ICタグ装置が、第一の携帯端末に備えられたICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信した後であって、ゲートが開放された後に、第二の携帯端末に備えられたICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って個人データ解析部に送信した場合に、個人データ解析部に、第一の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出させ、この第一の入場予定人数を個人データ記憶部に登録させて、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信させ、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出させて、この第二の入場予定人数を個人データ記憶部に登録させ、第二の携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信させ、撮像データ解析部に、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信させて、この屋内撮像データを解析させて入場人数を計数させ、この入場人数をデータ解析部に出力させ、データ解析部に、入場人数と、個人データ記憶部に登録されている第一の入場予定人数及び第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定させて、一致する場合に処理を終了させ、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信させる構成としてある。
また、本発明の入場管理プログラムは、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置に、ゲートの開放を制御させる入場管理プログラムであって、データ処理装置を、携帯端末から受信した所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、情報処理装置から受信した携帯端末識別情報と暗証番号が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、携帯端末識別情報と暗証番号に対応付けて個人データ記憶部に登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力する撮像データ解析部、屋外人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、屋内撮像装置に送信し、入場人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信するデータ解析部、及び、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、ゲートを開放するゲート制御部として機能させる構成としてある。
また、本発明の入場管理プログラムは、構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置に、ゲートの開放を制御させる入場管理プログラムであって、データ処理装置を、携帯端末から受信した所定の人数と個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録するとともに、所定の媒体に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた個人識別情報を受信し、個人識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、個人識別情報に対応付けて登録されている所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部、屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数をデータ解析部に出力する撮像データ解析部、屋外人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、屋内撮像装置に送信し、入場人数と個人データ記憶部に登録されている入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信するデータ解析部、及び、データ解析部から屋外人数と入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、ゲートを開放するゲート制御部として機能させる構成としてある。
データ処理装置、入場管理プログラムをこのような構成にし、また入場管理方法をこのような方法にすれば、複数人が同時に施設などの構造物へ入場するにあたり、グループ毎に認証を行うことができる。
また、ゲートを開放した後に、入場人数を計数して、これが入場予定人数と一致しているか否かを判定し、一致していない場合には、警報の発動や入場者の撮像を行うことができるため、ゲートが開いたときに便乗して侵入した不審者を把握することができ、その侵入を抑止することが可能となる。
さらに、複数人が同時に施設などの構造物へ入場するに際して、グループ毎に認証を行うことができるとともに、グループ毎に入場順番待ちを発生させることなく、入場を可能とすることができる。
また、代表者が入場口に来られない場合などでも、他の人が代表者から携帯端末識別番号と暗証番号の連絡を受けて、これを入場口に備えられた外部装置などから入力することで、携帯端末を用いた場合と同様の認証処理や屋外人数の確認等の処理を行うことができる。
さらに、代表者がICタグの備えられていない携帯端末を使用している場合でも、個人識別情報を記録することのできるICタグを備えたカードなどを保有していれば、予め入場予定人数と個人識別情報を、携帯端末を用いてデータ処理装置に登録しておくことで、入場口において、ICタグ付きの携帯端末を用いた場合と同様に、カードにより認証処理等を受けることが可能となる。
本発明によれば、複数人が施設などの構造物へ入場するにあたり、グループ毎に認証を行うことができ、グループの人数が入場予定人数と一致している場合に、ゲートを開放することができる。
また、ゲートを開放した後に、入場人数を計数して、これが入場予定人数と一致しているか否かを判定し、一致していない場合には、警報の発動や入場者の撮像を行うことができるため、ゲートが開いたときに便乗して侵入した不審者を把握することができ、その侵入を抑止することが可能となる。
以下、本発明に係る入場管理システムの好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態に示す本発明の入場管理システムは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。コンピュータのCPUは、プログラムにもとづいてコンピュータの各構成要素に指令を送り、データ処理装置等の動作に必要となる所定の処理、例えば、ICタグ情報解析処理、屋外人数解析処理、入場人数解析処理、データ比較処理等を行わせる。このように、本発明の入場管理システムにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現できるものである。
プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
まず、本発明の実施形態の入場管理システムの概略を、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態の入場管理システムの概略構成を示す図であり、同システムを適用したマンションなどの施設の入口付近を上から見た様子を示している。
同図に示すように、施設の入場口にはゲートが設けられており、ゲートの外側には屋外人数計数エリアが、ゲートの内側には入場人数計数エリアが設けられている。
また、ゲートの外側には、屋外人数計数エリアに存在する人を撮像するための屋外撮像装置30が設けられている。この屋外撮像装置30によって撮像して得られたデータは、データ処理装置50に送信され、屋外人数計数エリアに存在する人数の計数が行われる。
さらに、ゲートの外側にはICタグ装置20と外部装置70が設けられている。
ICタグ装置20は、屋外人数計数エリアに到着したグループの代表者の携帯端末のICタグに記録された情報を読み取るための装置である。読み取られたICタグ情報は、データ処理装置50に送信されて解析され、代表者の携帯端末の認証処理が行われるとともに、この読み取られたICタグ情報に含まれる入場予定人数がデータ処理装置50により取得される。
そして、データ処理装置50により、入場予定人数と屋外人数計数エリアに存在する人数が一致するか否かが判定されて、一致する場合に、ゲートが開放される。
外部装置70は、データ処理装置50による認証処理や各種判定処理がエラーとなった場合に、これらの処理を、データ処理装置50に再度実行させるための命令を入力するために用いられる。また、グループの代表者が入場口に来られない場合などにおいて、代表者の代わりの者が、グループの認証情報を手入力するために用いられる。
ゲートの内側には、入場人数計数エリアに存在する人を撮像するための屋内撮像装置40が設けられている。この屋内撮像装置40によって撮像して得られたデータは、データ処理装置50に送信され、入場人数計数エリアに存在する人数の計数が行われる。
データ処理装置50は、入場予定人数と入場人数計数エリアに存在する人数が一致するか否かを判定する。そして、一致しない場合には、撮像装置62を作動させることにより、入場者を撮像し、不正侵入者を録画することなどが可能となっている。
[第一実施形態]
次に、本発明の第一実施形態の入場管理システムの構成について、図2を参照して説明する。同図は、本実施形態の入場管理システムの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態の入場管理システムは、携帯端末10、IC(Integrated Circuit)タグ装置20、屋外撮像装置30、屋内撮像装置40、データ処理装置50、不正入場者存在時作動装置60、及び外部装置70を有している。
携帯端末10は、マンションなどの施設に入場するグループの代表者が使用する携帯電話機やPHS、PDAなどの装置であり、図2に示すように、ICタグ11、及びデータ記憶部12を備えている。
ICタグ11は、携帯端末に備えることができるものであれば、特に限定されるものではなく、例えばRFID(Radio Frequency
Identification System)タグや、非接触IC「FeliCa:登録商標」(フェリカ:登録商標)などを用いることができる。また、ICタグ11は携帯端末10に内蔵するものとするほか、例えば携帯電話用ストラップ型のものとするなど外部に備えるものとすることもできる。
このICタグ11には、携帯端末10を識別する携帯端末番号(携帯端末識別情報)が記憶されている。
また、ICタグ11には、グループの代表者が、マンションなどの施設に入場する際の同伴者人数を記憶させることができる。この同伴者人数とは、代表者が施設等に入場する際に同伴する人数であり、入場予定人数から代表者の1名を除いた人数である。
入場管理システムにおけるセキュリティを確保するため、同伴者人数をICタグ11に記憶させる際には、暗証番号入力による認証を必要とすることが好ましい。すなわち、携帯端末10は、入力された暗証番号が、事前に携帯端末10に記憶されている所定の暗証番号と一致する場合にのみ、携帯端末10のICタグ11に同伴者人数を入力して記憶可能とすることが好ましい。
携帯端末10は、ICタグ11に記憶されたデータを、一定の保存時間が経過すると、自動的に削除する。これにより、万一携帯端末10が第三者に入手された場合でも、不正に利用されることを抑止することが可能となる。
データ記憶部12は、携帯端末10に内蔵又は外部接続することのできるメモリなどの記憶装置である。データ記憶部12には、ICタグ11に記憶されたデータを自動的に削除するまでの保存時間などを記憶させることができる。このように、使用頻度が高く、変更の少ないデータについては、予めデータ記憶部12に記憶させておくことにより、これらのデータを携帯端末10に毎回入力する手間を省くことが可能となる。
なお、上記の通り、本発明の入場管理システムによれば、携帯端末10は代表者が所持していればよく、入場予定者全員が所持する必要はない。
ICタグ装置20は、ICタグに記憶された情報を読み取って、これをデータ処理装置50に送信する装置であり、ICタグ読取装置21、及びICタグ情報送信部22を備えている。
ICタグ読取装置21は、携帯端末10に備えられたICタグ11に記録されている情報を読み取るICタグリーダ又はICタグリーダライタである。
ICタグ情報送信部22は、ICタグ読取装置21により読み取られた情報をデータ処理装置50に送信する。
屋外撮像装置30は、屋外人数計数エリアに存在する人々を撮影するデジタルビデオカメラなどの装置であり、撮像装置31、及び撮像データ送信部32を備えている。
撮像装置31は、屋外人数計数エリアにおける様子を撮影する装置であり、屋外人数計数エリアにいる人物を撮影することができる。
撮像データ送信部32は、撮像装置31により撮影して得られたデータ(以下、屋外撮影データと称する場合がある。)を、データ処理装置50に送信する。
図2において、屋外撮像装置30は一台のみ示しているが、二台以上とすることも可能である。
屋内撮像装置40も、屋外撮像装置30と同様に、デジタルビデオカメラなどの装置であり、入場人数計数エリアに存在する人々を撮影するものである。
屋内撮像装置40は、撮像装置41、及び撮像データ送信部42を備えている。
撮像装置41は、入場人数計数エリアにおける様子を撮影する装置であり、入場人数計数エリアにいる人物を撮影することができる。
撮像データ送信部42は、撮像装置41により撮影して得られたデータ(以下、屋内撮影データと称する場合がある。)を、データ処理装置50に送信する。
屋内撮像装置40も、入場管理システムにおいて、二台以上設けることが可能である。
データ処理装置50は、入場管理システムにおける各種解析処理等を実行するものであり、パーソナルコンピュータやサーバ等とすることができる。
このデータ処理装置50は、図2に示すように、撮像データ解析部51、個人データ解析部52、ゲート制御部53、個人データ記憶部54、データ解析部55、及び通信インタフェース56,57を備えている。
撮像データ解析部51は、屋外撮像装置30における撮像データ送信部32から屋外撮像データを通信インタフェース56を介して受信し、この屋外撮像データにもとづき屋外人数計数エリアに存在する人数(以下、屋外人数と称する場合がある。)を計数する。
また、屋内撮像装置40における撮像データ送信部42から屋内撮像データを受信し、この屋内撮像データにもとづき入場した人数(以下、入場人数と称する場合がある。)を計数する。
そして、撮像データ解析部51は、計数された屋外人数及び入場人数をデータ解析部55に出力する。
なお、屋外撮像データ及び屋内撮像データは、人数を計数するために使用するデータであれば、そのデータの種類は問わない。
計数方法としては、例えば、所定の基準データと撮像データとを比較してその差分又は変化から、計数エリア内に存在する人数を計数する方法や、撮像データから人の形状などの特徴にもとづき計数エリア内に存在する人を検出し、その数を計数する方法などの従来公知の各種方法を用いることができる。
個人データ解析部52は、ICタグ読取装置21によってICタグ11から読み取られたデータを、ICタグ情報送信部22から受信する。このデータには、携帯端末10の携帯端末番号と、同伴者人数が含まれている。
そして、個人データ解析部52は、受信した携帯端末番号を、個人データ記憶部54に記憶されている携帯端末番号と照合し、これらが一致するか否かを判定する。
判定の結果、これらが一致する場合、個人データ解析部52は、受信した同伴者人数に、代表者の分の1名を合計した入場予定人数を個人データ記憶部54に記憶させ、携帯端末10の認証が成功したことを示す信号を、屋外撮像装置30に送信する。
一致しない場合は、個人データ解析部52は、携帯端末10の認証に失敗したことを示す信号を外部装置70に送信し、外部装置70は、この認証に失敗したことを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる。
ゲート制御部53は、データ解析部55から屋外にいる人数と入場予定人数が一致したことを示す信号を入力すると、ゲートを開放する。
なお、本発明において、ゲートの閉鎖タイミングについては、従来公知の各種方法を用いることができる。例えば、最後に人が通過してから、一定時間内に人がゲートを通過しない場合に、ゲート制御部53によりゲートの閉鎖を行うことができる。
個人データ記憶部54は、グループの代表者の携帯端末10の携帯端末番号を記憶する。この携帯端末番号は、第三者によって他の携帯端末を使用した不正侵入が行われることを防止するために用いられるものであり、本発明の入場管理システムを適用した施設に入場する前に、事前に個人データ記憶部54に登録すべきものである。
携帯端末番号の登録方法としては、例えば携帯端末10から通信回線を介してデータ処理装置50にアクセスし、携帯端末番号を個人データ記憶部54に記憶させるなどの方法とすることができるが、この方法に特に限定されるものではない。携帯端末番号は、一度登録しておけば、入場の度に事前に入力する必要はない。
また、個人データ記憶部54は、個人データ解析部52から入力した入場予定人数(同伴者人数+1)を記憶する。
さらに、携帯端末10から通信回線を介して受信した入場予定人数を記憶することもできる。
データ解析部55は、撮像データ解析部51から屋外人数計数エリアにいる人数の計数結果を入力すると、この屋外人数を個人データ記憶部54に記憶された入場予定人数と照合し、これらが一致するか否かを判定する。
そして、一致した場合、データ解析部55は、ゲートの開放を指示させるため、一致していることを示す信号をゲート制御部53に送信する。
一方、一致しない場合、データ解析部55は、外部装置70に屋外人数が入場予定人数と一致していないことを示す信号を送信し、外部装置70は、屋外人数が入場予定人数と一致していないことを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる。
また、データ解析部55は、撮像データ解析部51から入場人数計数エリアにいる人数の計数結果を入力すると、この入場人数を個人データ記憶部54に記憶された入場予定人数と照合し、これらが一致するか否かを判定する。
そして、一致した場合、データ解析部55は、処理を終了する。これによって、本発明の入場管理システムにおける一連の動作は完了する。
一方、一致しない場合、データ解析部55は、不正侵入者が存在することを意味する、一致しないことを示す信号を不正入場者存在時作動装置60における警報発動装置61及び撮像装置62に送信する。
通信インタフェース56は、携帯端末10,ICタグ装置20,屋外撮像装置30,屋内撮像装置40,外部装置70と、データ処理装置50における各解析部との通信を仲介する装置である。すなわち、携帯端末10やICタグ装置20等と、撮像データ解析部51、個人データ解析部52、及びデータ解析部55とは、この通信インタフェース56を介して、情報の送受信を行う。
通信インタフェース57は、データ解析部55と、警報発動装置61及び撮像装置62との通信を仲介する装置である。
不正入場者存在時作動装置60は、マンションなどの施設に実際に入場した人数が、個人データ記憶部54に記憶されている入場予定人数と一致しない場合、例えばゲートが開いたときに不審者が突然現れて入場した場合などのように入場人数が入場予定人数よりも多くなり、不正入場者が存在すると判定されたような場合に、作動する装置であり、図2に示すように、警報発動装置61、撮像装置62、及び撮像データ記憶装置63を備えている。
警報発動装置61は、データ解析部55から不正侵入者が存在することを示す信号を受信すると、警報を発動する。
撮像装置62は、データ解析部55から不正侵入者が存在することを示す信号を受信すると、撮像を開始し、入場者を録画する。
撮像データ記憶装置63は、撮像装置62から撮像して得られたデータを入力して、これを記憶する。
外部装置70は、入場者の操作によって、屋外撮像装置30に対して、屋外人数計数エリアの撮像を指示する信号を送信したり、屋内撮像装置40に対して、入場人数計数エリアの撮像を指示する信号を送信する。
これによって、屋外撮像装置30や屋内撮像装置40からデータ処理装置50に撮像データが送信され、データ処理装置50において屋外人数計数エリアにいる人数や入場人数計数エリアにする人数の再計数を行わせることが可能となる。
また、外部装置70は、入場者の操作によって、ICタグ装置20に対して、携帯端末10のICタグ11に記憶されたデータの再読み込みを指示する信号を送信することもできる。
外部装置70は、図2に示すように、データ入力装置71、入力データ送信部72、及びメッセージ表示部73を備えている。
データ入力装置71は、入場者等の操作によって、各種指示要求情報等を外部装置70に入力する。
入力データ送信部72は、データ入力装置71から入力されたデータを、屋外撮像装置30、屋内撮像装置40、データ処理装置50等に送信する。
メッセージ表示部73は、データ処理装置50から受信した信号に対応するメッセージを表示する。
なお、図示しないが、外部装置70において、入場を管理するセンターと通信する機能を設け、何からの異常があった場合に、入場管理システムの利用者等が、センターと通信できるようにすることも好ましい。
次に、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順について、図3を参照して説明する。同図は、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態は、代表者とその同伴者からなるグループが、施設等に入場する場合の入場管理システムに関するものである。
まず、マンションなどの施設への入場を行おうとするグループの代表者により、事前に、携帯端末10は同伴者人数を入力する(ステップ10)。この同伴者人数の入力は、第三者によって不正に行われることを防止するため、携帯端末10に暗証番号を入力して認証に成功した後に行えるようにすることが好ましい。
携帯端末10への同伴者人数の入力は、ゲートから離れている場所でも、ゲートに到着してからでも勿論可能である。
入力された同伴者人数は、携帯端末10のICタグ11に記憶される。なお、ICタグ11における同伴者人数のデフォルト値を「0」名に設定しておくことで、代表者が1名で入場する場合に、同伴者人数として「0」名を入力する手間を省くことができる。
次に、代表者とその同伴者からなるグループは、ICタグ11に記憶された同伴者人数が自動的に削除されるまでの一定時間内に、ゲートに到着する(ステップ11)。
そして、携帯端末10のICタグ11に記憶されているデータを、ICタグ装置20におけるICタグ読取装置21によって読み取らせる。このとき読み取られるデータには、携帯端末番号と同伴者人数が含まれる。
そして、これらのデータは、ICタグ情報送信部22によりデータ処理装置50に送信される。
データ処理装置50における個人データ解析部52は、受信した携帯端末番号を、個人データ記憶部54に記憶されている携帯端末番号と照合し、受信した携帯端末番号と一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されているか否かを判定する(ステップ12,13)。
受信した携帯端末番号に一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されている場合(ステップ13のYes)、個人データ解析部52は、携帯端末番号と共に読み取られた同伴者人数に代表者の1名を合計した入場予定人数を個人データ記憶部54に記憶させる。
また、携帯端末10の認証に成功したことを示す信号を、屋外撮像装置30に送信する。
一方、受信した携帯端末番号に一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されていない場合(ステップ13のNo)、個人データ解析部52は、携帯端末10の認証に失敗したことを示す信号を外部装置70に送信する。
外部装置70は、認証に失敗したことを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる(ステップ14)。
そして、代表者は、再度ICタグ読取装置21に携帯端末10のICタグ11に記憶された情報を読み取らせて、個人データ解析部52による上述したステップ12におけるICタグ情報の解析処理から再実行させることができる。
なお、図示していないが、ステップ10の同伴者人数の入力処理から再実行することも勿論可能である。
次に、屋外撮像装置30は、個人データ解析部52から携帯端末10の認証が成功したことを示す信号を入力すると、撮像装置31により屋外人数計数エリアに存在する代表者及びその同伴者からなるグループの人物を撮像し、撮像して得られたデータを撮像データ送信部32によりデータ処理装置50における撮像データ解析部51に送信する。
次に、撮像データ解析部51は、屋外撮像データを受信すると、これを解析して、屋外人数計数エリアにいる人数を計数し(ステップ15)、得られた屋外人数をデータ解析部55に出力する。
データ解析部55は、屋外人数を入力すると、この屋外人数を個人データ記憶部54に記憶されている入場予定人数と照合して、一致するか否かを判定する(ステップ16)。
そして、屋外人数が入場予定人数と一致している場合(ステップ16のYes)、データ解析部55は、屋外人数が正常であることを示す信号(屋外人数が入場予定人数と一致していることを示す信号)をゲート制御部53に出力する。
ゲート制御部53は、屋外人数が正常であることを示す信号を入力すると、ゲートを開放する(ステップ18)。
これによって、グループは、施設内に入場することが可能となる。
一方、屋外人数が入場予定人数と一致していない場合(ステップ16のNo)、データ解析部55は、屋外人数が異常であることを示す信号(屋外人数が入場予定人数と一致していないことを示す信号)を外部装置70に送信する。
外部装置70は、屋外人数が異常であることを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる(ステップ17)。
このとき、外部装置70におけるデータ入力装置71に、屋外人数の再計数を行う指示情報を入力することで、当該指示情報の信号が入力データ送信部72から屋外撮像装置30に送信され、上述したステップ15の屋外人数解析処理から再度実行することができる。
また、データ解析部55は、屋外人数が正常である場合、入場人数を撮像することを指示するため、屋外人数が正常であることを示す信号を屋内撮像装置40に送信する。
屋内撮像装置40は、屋外人数が正常であることを示す信号を受信すると、撮像装置41により入場人数計数エリアに存在する代表者及びその同伴者からなるグループの人物を撮像し、撮像して得られたデータを撮像データ送信部42によりデータ処理装置50における撮像データ解析部51に送信する。
次に、撮像データ解析部51は、屋内撮像データを受信すると、これを解析して、入場人数計数エリアにいる人数を計数し(ステップ19)、得られた入場人数をデータ解析部55に出力する。なお、入場人数は、ゲートが一旦開いた後、ゲートが閉じるまでにゲートを通過した人数と考えることができる。
データ解析部55は、入場人数を入力すると、この入場人数を個人データ記憶部54に記憶されている入場予定人数と照合して、一致するか否かを判定する(ステップ20,21)。
そして、入場人数が入場予定人数と一致している場合(ステップ21のYes)、データ解析部55は、処理を終了し、これによって入場管理システムにおける一連の動作は完了する。
このように、屋内撮像装置40を用いて再度入場人数を計数し、これが入場予定人数と一致するか否かを判定する理由は、ゲートが開いた後、突然背後から不審者が現れて入場したような場合でも、不正侵入があったことを的確に把握することができるようにするためである。
一方、入場人数が入場予定人数と一致していない場合(ステップ21のNo)、データ解析部55は、入場人数が異常であることを示す信号(入場人数が入場予定人数と一致していないことを示す信号)を不正入場者存在時作動装置60における警報発動装置61及び撮像装置62に送信する。
そして、警報発動装置61は、警報を発動し、撮像装置62は、入場した人物の録画を開始する(ステップ22)。録画したデータは、撮像データ記憶装置63に記憶され、後で参照することができる。
なお、施設内において、不正入場者を録画するための撮像装置62を設けていることを、ゲートの入り口などにわかりやすく表示しておくことが望ましい。このようにすれば、不正侵入者に対して心理的負荷をかけ、不正侵入を未然に防止することができる。
また、入場人数が入場予定人数と一致していない場合に、外部装置70におけるデータ入力装置71に、入場人数の再計数を行う指示情報を入力することで、当該指示情報の信号が入力データ送信部72から屋内撮像装置40に送信され、ステップ19の処理から再度実行するようにすることができる。
以上説明したように、本実施形態の入場管理システムによれば、マンションなどの施設に、あるグループが入場する場合、グループの代表者の携帯端末を用いて、グループ全員の認証を行うことができ、グループ全員を同時に入場可能とすることができる。
また、グループの入場直後に再度その人数の確認処理を実行することで、ゲートが開いた際に便乗して入場した侵入者を検出することができる。
そして、侵入者がいた場合には、警報を発動するとともに、侵入者を撮像することも可能となる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、説明する。
本実施形態は、複数のグループが、施設等に入場する場合における入場管理システムに関するものであり、あるグループがゲートに到着した後、ゲートが開く前に他のグループが到着したときに、最適な認証処理を実行する点で第一実施形態と異なる。
本実施形態の入場管理システムの構成は、図2と同様のものとすることができるが、以下の通り、各構成の機能において第一実施形態と異なる点がある。
すなわち、本実施形態の入場管理システムのデータ処理装置50におけるデータ解析部55は、屋外人数の解析処理にあたり、先にゲートに到着し、代表者による携帯端末10の認証を正常に終えた第一のグループについて個人データ記憶部54に記憶されている入場予定人数と、第一のグループがゲートに到着した後、ゲートが開く前にゲートに到着し、代表者による携帯端末10の認証を正常に終えた第二のグループについて個人データ記憶部54に記憶されている入場予定人数とを合計する。
その合計値は、第一のグループの代表者の携帯端末10のICタグ11に記憶されている同伴者人数と、第二のグループの代表者の携帯端末10のICタグ11に記憶されている同伴者人数と、それぞれのグループの代表者の2名を合計した値となる。
そして、データ解析部55は、撮像データ解析部51から入力した屋外撮像データにもとづき計数した屋外人数と、入場予定人数の合計値とを照合して、これらが一致するか否かを判定する。
判定の結果、一致する場合、データ解析部55は、屋外人数が正常であることを示す信号を、ゲート制御部53に出力するとともに、屋内撮像装置40に送信する。
一方、一致しない場合、データ解析部55は、屋外人数が異常であることを示す信号を、外部装置70に送信する。
さらに、本実施形態の入場管理システムのデータ処理装置50におけるデータ解析部55は、撮像データ解析部51から入力した屋内撮像データにもとづき計数した入場人数と、入場予定人数の合計値とを照合して、これらが一致するか否かを判定する。
判定の結果、一致する場合、データ解析部55は、処理を終了する。
一方、一致しない場合、データ解析部55は、入場人数が異常であることを示す信号を、不正入場者存在時作動装置60における警報発動装置61及び撮像装置62に送信する。
また、本実施形態の入場管理システムのデータ処理装置50におけるゲート制御部53は、各グループについての携帯端末10の認証が成功したことを示す信号と、屋外人数が正常であることを示す信号にもとづいて、ゲートの開閉処理を行うことができる。
例えば、上記各信号に携帯端末番号を保有させ、屋外撮像装置30から屋外人数が正常であることを示す信号と共に受信した携帯端末番号が、最後にゲート制御部53から携帯端末10の認証が成功したことを示す信号と共に入力した携帯端末番号と同一である場合にのみゲートを開放するようにすることができる。
次に、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順について、図4を参照して説明する。
同図は、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
まず、本実施形態の前提として、第一のグループの代表者により、事前に、その携帯端末10に同伴者人数の入力が行われ、第一のグループがゲートに到着したが、ゲートがまだ開いていない状態(図3のステップ11〜ステップ16のいずれかにある状態)であったとする。
一方、第二のグループの代表者も、事前に、その携帯端末10に同伴者人数を入力して(ステップ30)、携帯端末10のICタグ11に同伴者人数を記憶させる。
そして、第二のグループが、ICタグ11に記憶された同伴者人数が自動的に削除されるまでの時間内であって、ゲートが開いて第一のグループが入場可能となる前に、ゲートに到着したとする(ステップ31)。
次に、第二のグループの代表者の携帯端末10のICタグ11に記憶されているデータがICタグ装置20におけるICタグ読取装置21によって読み取られ、図3に示す第一実施形態におけるステップ12〜14と同様の処理が実行される(ステップ32〜ステップ34)。なお、ステップ34は、ステップ33の判定結果がNoである場合にのみ実行される。
その結果、個人データ解析部52により第二のグループについての認証が成功すると(ステップ33のYes)、すなわち、第二のグループの携帯端末10の携帯端末番号に一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されている場合、個人データ解析部52は、第二のグループの代表者の携帯端末10のICタグ11から読み取られた同伴者人数に代表者の1名を合計した入場予定人数を、携帯端末番号に対応付けて個人データ記憶部54に記憶させる。
また、第二のグループの携帯端末10の認証に成功したことを示す信号を、屋外撮像装置30に送信するとともに、ゲート制御部53に出力する。このとき、この認証が成功したことを示す信号に、携帯端末10の携帯端末番号を付加して、送信及び出力処理を実行する。
次に、第一のグループの認証が成功して、まだゲートが開いていない場合、ゲート制御部53には、第一のグループの携帯端末10の認証が成功したことを示す信号が入力され、かつ、屋外人数が正常であることを示す信号がまだ入力されていない状態である。
ステップ33がYesの場合、ゲート制御部53には、第二のグループの携帯端末10の認証が成功したことを示す信号が入力される。
このとき、ゲート制御部53は、第二のグループの携帯端末番号を伴う屋外人数が正常であることを示す信号が、データ解析部55から送信されてくるまで、ゲートの開放を待つ状態となる。
屋外撮像装置30は、第二のグループの携帯端末10の認証が成功したことを示す信号を受信すると、屋外撮像装置30における撮像装置31は、屋外人数計数エリアに存在する人物を撮像し、撮像データ送信部32は、撮像して得られたデータをデータ処理装置50に送信する。
このとき、屋外撮像装置30は、第一のグループにおける携帯端末10の認証が成功したことを示す信号を受信して、既に屋外人数計数エリアに存在する人物を撮像し、撮像したデータをデータ処理装置50に送信している場合でも、再度同様の処理を実行する。
これによって、第一のグループ及び第二のグループにおける人物が撮像され、その撮像データがデータ処理装置50における撮像データ解析部51に送信されることとなる。
また、屋外撮像装置30は、第二のグループの携帯端末10の認証が成功したことを示す信号と共に受信した携帯端末番号を撮像データに付加して、データ処理装置50に送信する。
撮像データ解析部51は、屋外撮像装置30から受信した撮像データにもとづいて、屋外人数計数エリアにいる人数を計数し(ステップ35)、その計数結果の屋外人数をデータ解析部55に送信する。このとき、撮像データ解析部51は、屋外人数に、屋外撮像装置30から受信した携帯端末番号を付加して、データ解析部55に出力する。
次に、データ解析部55は、撮像データ解析部51から屋外人数を入力すると、これを個人データ記憶部54に記憶された、第一のグループ及び第二のグループの入場予定人数を合算して得られた入場予定人数と照合し、これらが一致するか否かを判定する(ステップ36)。
そして、一致した場合(ステップ36のYes)、データ解析部55は、ゲート制御部53に屋外人数が正常であることを示す信号を送信する。この信号には、第二のグループの携帯端末10の携帯端末番号が付加されている。
一方、一致しない場合(ステップ36のNo)、データ解析部55は、外部装置70に屋外人数が異常であることを示す信号を送信し、外部装置70は、屋外人数が異常であることを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる(ステップ37)。
このとき、外部装置70におけるデータ入力装置71に、屋外人数の再計数を行う指示情報を入力することで、当該指示情報の信号が入力データ送信部72から屋外撮像装置30に送信され、上述したステップ35の屋外人数解析処理から再度実行することができる。
ゲート制御部53は、データ解析部55から屋外人数が正常であることを示す信号を受信すると、これに付加されている携帯端末番号が、最後に受信した認証が成功したことを示す信号における携帯端末番号と一致するかどうかを判定し、一致している場合にゲートを開放する(ステップ38)。
本実施形態の場合、開放を指示する信号における携帯端末番号も、認証が成功したことを示す信号における携帯端末番号も共に、第二のグループにおける携帯端末10の携帯端末番号であるため、一致することになる。
また、データ解析部55は、屋外人数が正常である場合、入場人数を撮像することを指示するため、屋外人数が正常であることを示す信号を屋内撮像装置40に送信する。
屋内撮像装置40は、入場人数を撮像することを指示する信号を受信すると、撮像装置41により入場人数計数エリアに存在する人物を撮像し、撮像して得られたデータを撮像データ送信部42によりデータ処理装置50における撮像データ解析部51に送信する。
次に、撮像データ解析部51は、撮像データを受信すると、これを解析して、入場人数計数エリアにいる人数を計数し(ステップ39)、得られた入場人数をデータ解析部55に出力する。
データ解析部55は、入場人数を入力すると、この入場人数を個人データ記憶部54に記憶されている、第一のグループ及び第二のグループの入場予定人数を合算して得られた入場予定人数と照合して、一致するか否かを判定する(ステップ40,41)。
以降の動作(ステップ41のYes,No、ステップ42)については、第一実施形態における動作(ステップ21のYes,No、ステップ22)と同様である。
以上説明したように、本実施形態の入場管理システムによれば、あるグループが施設のゲートに到着し、ゲートが開く前に、他のグループがゲートに到着した場合、これらのグループの人数の合計と入場予定人数の合計とを比較してゲートの開放処理を行うことができるため、複数のグループが施設に同時に入場してもセキュリティを確保することが可能となる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態の入場管理システムの構成について、図5を参照して説明する。同図は、本実施形態の入場管理システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態は、複数のグループが、施設等に入場する場合における入場管理システムに関するものであり、あるグループがゲートに到着した後であって、ゲートが開いた後に他のグループが到着したときに、最適な認証処理を実行できる点で第一実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態では、第二のグループが入場口に到着したときには、既にゲートが開いているため、第二グループの屋外人数が入場予定人数と一致しているか否かの判定は行わない。
その具体的な実現方法は、特に限定されるものではないが、例えば以下のようにすることができる。
本実施形態のゲート制御部53は、ゲートを開放すると、ゲートを開放したことを示す信号を個人データ解析部52に出力し、ゲートを閉鎖すると、ゲートを閉鎖したことを示す信号を個人データ解析部52に出力する。
これによって、本実施形態の個人データ解析部52では、ゲートの開閉状況を把握することができる。このとき、個人データ解析部52は、ゲートの開閉状況を例えばフラグにより管理することができる。
そして、個人データ解析部52は、ゲートが開放されているときに、第二のグループにおける携帯端末10の認証が成功しても、すなわちICタグ装置20から受信した携帯端末番号に一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されていると判定しても、認証が成功したことを示す信号を屋外撮像装置30に送信しない。
これによって、第二のグループにおける携帯端末10の認証が成功しても、屋外人数の解析処理は行われないことになる。
なお、個人データ解析部52は、ゲートが閉鎖されているときに、第二のグループにおける携帯端末10の認証が成功すると、認証が成功したことを示す信号を屋外撮像装置30に送信するが、本実施形態は、この場合に関するものではない。
また、個人データ解析部52は、ゲートが開放されているときに、第二のグループにおける携帯端末10の認証に失敗すると、すなわちICタグ装置20から受信した携帯端末番号に一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されていないと判定すると、携帯端末10の認証に失敗したことを示す信号を、不正入場者存在時作動装置60における警報発動装置61及び撮像装置62に送信する。
なお、個人データ解析部52は、ゲートが閉鎖されているときに、第二のグループにおける携帯端末10の認証が失敗すると、認証に失敗したことを示す信号を、外部装置70に送信するが、本実施形態は、この場合に関するものではない。
また、本実施形態のデータ解析部55は、屋外人数の解析処理にあたり、第二実施形態における場合と同様に、個人データ記憶部54に記憶されている第一のグループの入場予定人数と、第二のグループの入場予定人数とを合算して、入場予定人数の合計値を算出する。
そして、データ解析部55は、撮像データ解析部51から入力した屋内撮像データにもとづき計数した入場人数と、入場予定人数の合計値とを照合して、これらが一致するか否かを判定する。
判定の結果、一致する場合、データ解析部55は、処理を終了する。
一方、一致しない場合、データ解析部55は、入場人数が異常であることを示す信号を、不正入場者存在時作動装置60における警報発動装置61及び撮像装置62に送信する。
次に、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順について、図6を参照して説明する。
同図は、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
まず、本実施形態の前提として、第一のグループの代表者により、事前に、その携帯端末10に同伴者人数の入力が行われ、第一のグループについてのICタグ情報の読み取り、解析、認証、及び屋外人数が入場予定人数と一致するか否かの判定が行われて、ゲートが既に開いている状態(図3のステップ18の状態)であったとする。
一方、第二のグループの代表者も、事前に、その携帯端末10に同伴者人数を入力して(ステップ50)、携帯端末10のICタグ11に同伴者人数を記憶させる。
そして、第二のグループが、ICタグ11に記憶された同伴者人数が自動的に削除されるまでの時間内であって、ゲートが開き、第一のグループが入場している最中に、ゲートに到着したとする(ステップ51)。
次に、第二のグループの代表者の携帯端末10のICタグ11に記憶されているデータがICタグ装置20におけるICタグ読取装置21によって読み取られ、図3に示す第一実施形態におけるステップ12,13と同様のICタグ情報の解析処理及び登録データと一致するか否かの判定処理が実行される(ステップ52,53)。
本実施形態の個人データ解析部52は、第二のグループにおける携帯端末10の認証に成功した場合、すなわちICタグ装置20から受信した携帯端末番号に一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されている場合(ステップ53のYes)、携帯端末番号と共に受信した同伴者人数に代表者の1名を合計した第二のグループの入場予定人数を、携帯端末番号に対応付けて個人データ記憶部54に記憶させる。
このとき、個人データ解析部52は、既にゲート制御部53からゲートを開放したことを示す信号を入力して、ゲートが開放されていることを認識しているため、第二のグループにおける携帯端末10の認証が成功したことを示す信号を屋外撮像装置30に送信しない。
このため、第二のグループにおける携帯端末10の認証が成功しても、屋外人数の解析処理は実行されない。
そして、第二のグループの人は、第一のグループの人と共に、ゲートから施設に入場することになる(ステップ55)。
一方、個人データ解析部52は、第二のグループにおける携帯端末10の認証に失敗した場合、すなわちICタグ装置20から受信した携帯端末番号に一致する携帯端末番号が個人データ記憶部54に登録されていない場合(ステップ53のNo)、携帯端末10の認証に失敗したことを示す信号を不正入場者存在時作動装置60における警報発動装置61及び撮像装置62に送信する。
そして、警報発動装置61により警報が発動されるとともに、撮像装置62により施設内の撮影が開始される(ステップ54)。これによって、不正侵入者を録画することが可能となる。
また、データ解析部55は、第一のグループについて屋外人数が正常であることを示す信号をゲート制御部53に送信した際に、入場人数を撮像することを指示するため、屋外人数が正常であることを示す信号を屋内撮像装置40にも送信している。
このとき、屋内撮像装置40は、第一のグループ及び第二のグループの人を撮影することになり、撮像データを撮像データ解析部51に送信する。
そして、撮像データ解析部51で入場人数が計数され(ステップ56)、これがデータ解析部55に出力される。
データ解析部55は、入場人数と、第一のグループ及び第二のグループの入場予定人数を合算して得られた入場予定人数とを比較し、一致するか否かを判定する(ステップ57,58)。
そして、入場人数が入場予定人数と一致している場合、データ解析部55は、処理を終了する(ステップ58のYes)。
一方、入場人数が入場予定人数と一致していない場合(ステップ58のNo)、データ解析部55は、入場人数が異常であることを示す信号を不正入場者存在時作動装置60における警報発動装置61及び撮像装置62に送信する。
そして、警報発動装置61は、警報を発動し、撮像装置62は、入場した人物の録画を開始する(ステップ59)。
以上説明したように、本実施形態の入場管理システムによれば、あるグループが施設のゲートに到着し、ゲートが開いた後に、他のグループがゲートに到着した場合、他のグループの認証が失敗すれば、警報発動や撮像処理を行うことができる。
また、入場した人数の合計と入場予定人数の合計とを比較して、一致していない場合、警報発動や撮像処理を行うことができる。
このため、ゲートが開いてから他のグループがゲートに到着した場合でも、セキュリティを確保することが可能となる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について、説明する。
本実施形態は、グループの代表者が施設等の入場口に来られない場合における入場管理システムに関するものであり、グループの代表者の携帯端末10を入場口で用いることなく、グループの認証を行うことが可能な点で第一実施形態と異なる。
本実施形態の入場管理システムの構成は、図2と同様のものとすることができるが、以下の通り、各構成の機能において第一実施形態と異なる点がある。
すなわち、本実施形態の個人データ解析部52は、外部装置70のデータ入力装置71により入力された携帯端末番号及び暗証番号を、入力データ送信部72から受信すると、これらを個人データ記憶部54に記憶されている携帯端末番号及び暗証番号と照合し、一致するか否かを判定する。
判定の結果、これらが一致する場合、個人データ解析部52は、認証が成功したことを示す信号を屋外撮像装置30に送信する。
また、一致しない場合、個人データ記憶部54は、認証に失敗したことを示す信号を外部装置70に送信し、外部装置70は、認証に失敗したことを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる。
次に、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順について、図7を参照して説明する。同図は、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
まず、グループの代表者以外の任意の者は、代表者と連絡を取り合って、代表者に入場予定人数を連絡する(ステップ70)。
代表者は、携帯端末10によりデータ処理装置50にアクセスして、入場予定人数と暗証番号を送信し、データ処理装置50における個人データ記憶部54は
これらを記憶する(ステップ71)。このとき、入場予定人数と暗証番号は、携帯端末10の携帯端末番号に対応付けられて個人データ記憶部54に記憶される。
そして、代表者は、暗証番号と携帯端末10の携帯端末番号をグループの代表者以外の任意の者に連絡する。
なお、この暗証番号は、グループが施設に入場する際の認証のために使用されるものであり、代表者の携帯端末10から入場予定人数を入力する際の認証のために用いるものとは異なるものである。
次に、代表者を除いたグループの残りの人がゲートに到着し(ステップ72)、グループの代表者以外の任意の者は、外部装置70におけるデータ入力装置71に、暗証番号と代表者の携帯端末10の携帯端末番号を入力する(ステップ73)。
外部装置70における入力データ送信部72は、入力された暗証番号と携帯端末番号を個人データ解析部52に送信する。
そして、個人データ解析部52は、受信した暗証番号及び携帯端末番号が、ステップ71において、個人データ記憶部54に記憶された暗証番号及び携帯端末番号と一致するか否かを確認する(ステップ74,75)。
これらがいずれも一致した場合(ステップ75のYes)、個人データ記憶部54は、認証が成功したことを示す信号を、屋外撮像装置30に送信する。
一方、個人データ解析部52は、受信した暗証番号及び携帯端末番号が、個人データ記憶部54に記憶されていな場合、認証に失敗したことを示す信号を外部装置70に送信する。
外部装置70は、認証に失敗したことを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる(ステップ76)。
本実施形態の入場管理システムにおける以降の動作(ステップ77〜ステップ84)については、第一実施形態における動作(ステップ15〜ステップ22)と同様である。
以上説明したように、本実施形態の入場管理システムによれば、認証に用いる携帯端末10を所持する代表者が、入場口に来られない場合でも、代表者がグループの任意の者から連絡を受けて、遠隔地において、携帯端末10から入場予定人数及び暗証番号を入力し、データ処理装置50に送信して、これらを携帯端末番号と共に個人データ記憶部54に記憶させておくことができる。
そして、代表者を除くグループにおける任意の者が、ゲート近辺に置かれた外部装置70から携帯端末番号及び暗証番号を入力すると、これらがデータ処理装置50に送信され、その組み合わせが個人データ記憶部54に記憶されているか否かを判定することで、認証を受けることができる。
このため、本実施形態の入場管理システムによれば、代表者が施設に来られなくなった場合でも、グループの認証を行うことができる。
また、代表者が事前に代表者を含む入場予定人数及び暗証番号を携帯端末10からデータ処理装置50に送信して、携帯端末番号と共に個人データ記憶部54に記憶させておけば、代表者が携帯端末10を所持し忘れた場合など、入場口に携帯端末10を持って行かない場合でも、グループの認証を行うことが可能となる。
[第五実施形態]
次に、本発明の第五実施形態について、説明する。
本実施形態は、あるグループの代表者が、ICタグが搭載されていない携帯端末を所持している場合における入場管理システムに関するものであり、ICタグが搭載されたIDカードなどのカードを用いて、グループの認証を行うことが可能な点で第一実施形態と異なる。
本実施形態の入場管理システムの構成は、図2と同様のものとすることができるが、携帯端末10ではなく、ICタグが搭載されていない携帯端末が用いられる。また、データ処理装置における各構成等の機能において、以下のように第一実施形態と異なる点がある。
すなわち、本実施形態の個人データ解析部52は、ICタグ装置20から個人識別情報を受信すると、これに一致する個人識別情報が個人データ記憶部54に登録されているかどうかを判定する。
そして、受信した個人識別情報に一致する個人識別情報が個人データ記憶部54に登録されている場合、個人データ解析部52は、カードの認証に成功したことを示す信号を個人識別情報と共に、屋外撮像装置30に送信し、ゲート制御部53に出力する。そして、以降の屋外撮像装置30、屋内撮像装置40、及びデータ処理装置50間のデータの送受信にあたっては、この個人識別情報が付加される。
一方、受信した個人識別情報に一致する個人識別情報が個人データ記憶部54に登録されていない場合、個人データ解析部52は、カードの認証に失敗したことを示す信号を外部装置70に送信する。
次に、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順について、図8を参照して説明する。同図は、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
まず、グループの代表者は、ICタグが搭載されていない携帯端末によりデータ処理装置50にアクセスして(ステップ90)、同伴者人数と代表者の個人識別情報を送信し、データ処理装置50における個人データ記憶部54は、これらを記憶する(ステップ91)。
次に、代表者とその同伴者からなるグループが、ゲートに到着すると(ステップ92)、代表者は、カードのICタグに記憶されているデータを、ICタグ装置20におけるICタグ読取装置21により読み取らせる。このとき、読み取らせるデータには、代表者の個人識別情報が含まれる。
読み取られた個人識別情報は、ICタグ装置20におけるICタグ情報送信部22によりデータ処理装置50における個人データ解析部52に送信される。
そして、個人データ解析部52は、受信した個人識別情報に一致する個人識別情報が個人データ記憶部54に登録されているかどうかを判定する(ステップ93,94)。
受信した個人識別情報に一致する個人識別情報が個人データ記憶部54に登録されている場合(ステップ94のYes)、個人データ解析部52は、カードの認証に成功したことを示す信号を個人識別情報と共に、屋外撮像装置30に送信する。
一方、受信した個人識別情報に一致する個人識別情報が個人データ記憶部54に登録されていない場合(ステップ94のNo)、個人データ解析部52は、カードの認証に失敗したことを示す信号を外部装置70に送信する。
外部装置70は、認証に失敗したことを示す信号を受信すると、これに対応するエラーメッセージをメッセージ表示部73に表示させる(ステップ95)。
このとき、代表者により、再度ICタグ読取装置21にカードのICタグに記憶された個人識別情報を読み取らせて、ステップ93のICタグ情報の解析処理から再実行させることができる。
次に、屋外撮像装置30は、個人データ解析部52からカードの認証が成功したことを示す信号を入力すると、撮像装置31により屋外人数計数エリアに存在する代表者及びその同伴者からなるグループの人物を撮像し、撮像して得られたデータを個人識別情報と共に、撮像データ送信部32によりデータ処理装置50における撮像データ解析部51に送信する。
次に、撮像データ解析部51は、撮像データを受信すると、これを解析して、屋外人数計数エリアにいる人数を計数し(ステップ96)、得られた屋外人数を個人識別情報と共にデータ解析部55に出力する。
データ解析部55は、屋外人数を入力すると、個人データ記憶部54から個人識別情報に対応する入場予定人数を取得し、屋外人数と入場予定人数とを照合して、一致するか否かを判定する(ステップ97)。
本実施形態の入場管理システムにおける以降の動作(ステップ98〜ステップ103)については、第一実施形態における動作(ステップ17〜ステップ22)と同様である。だたし、ステップ100においても、入場予定人数は個人識別情報に対応付けて個人データ記憶部54に記憶されているものが用いられる。
以上説明したように、本実施形態の入場管理システムによれば、グループの代表者が、ICタグを搭載していない携帯端末しかもっていない場合でも、個人識別情報が記憶されたICタグを備えたIDカードなどを保有している場合には、予め個人識別情報及び入場予定人数を携帯端末によりデータ処理装置50に登録しておくことで、ICタグを備えたIDカードを用いてグループの認証を行い、その入場を可能とすることができる。
[第六実施形態]
次に、本発明の第六実施形態の入場管理システムの構成について、図9を参照して説明する。同図は、本実施形態の入場管理システムの構成を示すブロック図である。
上記各実施形態は、マンションなどの施設に入場する場合を想定しているが、同様の構成を、施設のみならず電車などを含む各種構造物に入場する場合に適用することも可能である。
本実施形態における入場管理システムは、このような構造物への入場に際し、その入場料金を代表者の携帯端末10におけるICタグに記憶された電子マネーなどから引き落とすことができる点で第一実施形態と異なる。
図9に示すように、本実施形態の入場管理システムにおけるICタグ装置20は、ICタグ読み書き装置(リーダライタ)23と、ICタグ情報送受信部24を備えている。
また、本実施形態の入場管理システムにおけるデータ処理装置50は、第一実施形態における構成に加えて、料金精算部58を備えている。
料金精算部58は、データ解析部55から屋外人数が正常であることを示す信号と屋外人数を入力すると、屋外人数に一人当たりの入場料金を乗算して、合計入場料金を算出し、この合計入場料金と料金精算を行う指示を示す信号をICタグ装置20に送信する。入場管理システムのその他の構成については、第一実施形態におけるものと同様である。
次に、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順について、図10を参照して説明する。同図は、本実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
まず、本実施形態におけるステップ110〜ステップ117の動作は、第一実施形態における動作(ステップ10〜ステップ17)と同様である。
次に、データ処理装置50におけるデータ解析部55により、屋外人数が入場人数と一致すると判定された場合(ステップ116のYes)、データ解析部55は、屋外人数が正常であることを示す信号と屋外人数(入場予定人数)をゲート制御部53に出力するとともに、料金精算部58に出力する。
料金精算部58は、屋外人数が正常であることを示す信号を入力すると、屋外人数に一人当たりの入場料金を乗算して、合計入場料金を算出し、この合計入場料金と料金精算を行う指示を示す信号をICタグ装置20に送信する。
そして、ICタグ装置20におけるICタグ情報送受信部24は、合計入場料金と料金精算を行う指示を示す信号を受信すると、これらをICタグ読み書き装置23に出力し、ICタグ読み書き装置23は、合計入場料金をICタグに記憶されている電子マネーから減算する(ステップ118)。
ICタグ読み書き装置23は、ICタグにおける電子マネーに対して、合計入場料金を減算する処理に成功すると、これを示す情報をICタグ情報送受信部24を介して、図示しない電子マネー管理サーバに送信する。
そして、当該構造物の提供側への合計入場料金の入金処理が行われる。このような合計入場料金についての精算処理自体は、従来公知の方法を用いて行うことができる。
これによって、グループ全体の入場料金を代表者の携帯端末10におけるICタグ11に記憶された電子マネーから引き落とすことが可能となる。
以降の動作(ステップ119〜ステップ123)については、第一実施形態における動作(ステップ18〜ステップ22)と同様である。
なお、予め個人データ記憶部54に代表者のクレジットカード情報を登録しておき、ステップ118を行うことなくステップ122の登録データの判定においてYesであった場合や、ステップ118において、当該クレジットカードによりグループ全体の入場料金を精算するようにすることも可能である。
また、上記ステップ113において、携帯端末10の認証に成功した場合に、グループ全体の入場料金を代表者の携帯端末10におけるICタグ11に記憶された電子マネーから引き落としたり、あるいは、予め個人データ記憶部54に登録されている代表者のクレジットカード情報にもとづいてグループ全体の入場料金を精算することも可能である。
以上説明したように、本実施形態の入場管理システムによれば、グループが施設などに入場するにあたり、代表者の携帯端末10を用いてグループの認証を行うと共に、合わせてグループ全体の入場料金の精算を行うことが可能となる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態における入場管理システムを組み合わせた構成とし、複数グループが同時に入場する場合に、各グループ毎に入場料金を精算することができるようにすることなどが可能である。
また、携帯端末10に搭載するICタグを、その他の非接触型無線通信機能を備えた装置に置き換えて、本発明の入場管理システムを構成することも可能である。
さらに、上記各実施形態では、代表者が携帯端末10に予め入場予定人数を登録するにあたって、暗証番号による認証を行っているが、認証方法としてはこれに限定されるものではなく、例えば顔画像、指紋、虹彩、声紋、静脈の紋様、人工的に人体に埋め込んだインプラント等の生体情報による人物認証など各種方法を適用することが可能である。
また、携帯端末10に入場予定人数等を入力する場合のみならず、例えばゲートの入り口において、上記のような生体情報により個人認証を行う装置を設置して、二重に個人認証を行うことで、さらなるセキュリティレベルの向上を図ることが可能となる。
また、屋外撮像装置30や屋内撮像装置40は、人数を計数するためのデータを確保できるものであれば、その他の機器に置き換えることが可能である。
また、入場管理システムを、屋外撮像装置30を省略した構成とすることもできる。この場合、入場予定人数と屋外人数との照合を行うことができないため、セキュリティレベルは低下するが、屋外撮像装置30を省略することで、その設置費用及び管理費用の発生を抑えることが可能となる。
さらに、代表者が携帯端末10に入力する人数を、同伴者の人数ではなく、代表者も含めたグループ全員の人数とするように、入場予定人数の計算方法を変更することも可能である。
また、入場管理システムにおける不正入場者存在時作動装置60に備えられる撮像装置62、及び撮像データ記憶部63は、これらと同等の機能を他の装置に備えることで、省略することができる。例えば、撮像装置62の機能を屋内撮像装置40に保有させ、撮像データ記憶部63の機能をデータ処理装置50に保有させる構成とすることも可能である。
さらに、上記各実施形態では、入場人数を計数する手段として、屋内撮像装置40における撮像装置41を用いているが、例えばゲートを回転ドアとして、ドアの回転数から入場人数を計数するなど、他の手段を用いて同様の機能を実現することも可能である。
また、第二実施形態及び第三実施形態では、2つのグループが入場する場合について説明したが、グループが3つ以上である場合にも、適用することが可能である。
さらに、上記各実施形態においては、不正入場者存在時作動装置60が作動した場合に、再度入場人数を計数するための指示を入力する装置として、外部装置70を用いているが、施設の内部に外部装置70と同様の機能を備えた装置を設けて、ゲートの内部から再計数の指示を入力できるようにするなど適宜変更することが可能である。
本発明は、マンションや電車などのような、複数の人が同時に入場することのある構造物におけるセキュリティシステムなどとして好適に用いることが可能である。
本発明の実施形態の入場管理システムの概観を示す図である。 本発明の第一実施形態の入場管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第三実施形態の入場管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第三実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第四実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第五実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第六実施形態の入場管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第六実施形態の入場管理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯端末
11 ICタグ
12 データ記憶部
20 ICタグ装置
21 ICタグ読取装置
22 ICタグ情報送信部
23 ICタグ読み書き装置
24 ICタグ情報送受信部
30 屋外撮像装置
31 撮像装置
32 撮像データ送信部
40 屋内撮像装置
41 撮像装置
42 撮像データ送信部
50 データ処理装置
51 撮像データ解析部
52 個人データ解析部
53 ゲート制御部
54 個人データ記憶部
55 データ解析部
56,57 通信インタフェース
58 料金精算部
60 不正入場者存在時作動装置
61 警報発動装置
62 撮像装置
63 撮像データ記憶部
70 外部装置
71 データ入力装置
72 入力データ送信部
73 メッセージ表示部

Claims (21)

  1. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムであって、
    所定の人数と携帯端末識別情報を記憶するICタグを備えた携帯端末と、
    前記ICタグから前記所定の人数及び前記携帯端末識別情報を読み取って、データ処理装置に送信するICタグ装置と、
    前記携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信するデータ処理装置と、
    前記データ処理装置から前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う前記不正入場者存在時作動装置と、を有する
    ことを特徴とする入場管理システム。
  2. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信した後であって、前記ゲートが開放される前に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信すると、
    前記データ処理装置が、
    前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出し、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と、前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を前記屋内撮像装置に送信し、
    前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と、前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の入場管理システム。
  3. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信した後であって、前記ゲートが開放された後に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信すると、
    前記データ処理装置が、
    前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出して、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と、前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記不正入場者存在時作動装置が、前記データ処理装置から前記登録されていないことを示す信号又は前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の入場管理システム。
  4. 前記データ処理装置が、前記屋外人数と前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に、一人当たり入場料金に前記屋外人数を乗算して合計入場料金を算出し、グループ全体の入場料金の精算処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の入場管理システム。
  5. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムであって、
    所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号をデータ処理装置に送信する携帯端末と、
    携帯端末識別情報と暗証番号を入力して前記データ処理装置に送信する情報処理装置と、
    前記携帯端末から受信した前記所定の人数と前記携帯端末識別情報と前記暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、前記情報処理装置から受信した前記携帯端末識別情報と前記暗証番号が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記携帯端末識別情報と前記暗証番号に対応付けて前記個人データ記憶部に登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ処理装置と、
    前記データ処理装置から前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う前記不正入場者存在時作動装置と、を有する
    ことを特徴とする入場管理システム。
  6. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムであって、
    所定の人数と個人識別情報をデータ処理装置に送信する携帯端末と、
    前記個人識別情報を記憶するICタグを備えた媒体と、
    前記ICタグから前記個人識別情報を読み取って、前記データ処理装置に送信するICタグ装置と、
    前記携帯端末から受信した前記所定の人数と前記個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録し、前記ICタグ装置から受信した前記個人識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記個人識別情報に対応付けて登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ処理装置と、
    前記データ処理装置から前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う前記不正入場者存在時作動装置と、を有する
    ことを特徴とする入場管理システム。
  7. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置であって、
    携帯端末に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた所定の人数と携帯端末識別情報を受信して、前記携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部と、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力する撮像データ解析部と、
    前記屋外人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、前記屋内撮像装置に送信し、前記入場人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ解析部と、
    前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、前記ゲートを開放するゲート制御部と、を備えた
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  8. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信した後であって、前記ゲートが開放される前に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信すると、
    前記個人データ解析部が、前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出し、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、
    前記撮像データ解析部が、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数を前記データ解析部に出力し、
    前記データ解析部が、前記屋外人数と、前記個人データ記憶部に登録されている前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、前記屋内撮像装置に送信し、
    前記ゲート制御部が、前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、前記ゲートを開放し、
    前記撮像データ解析部が、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力し、
    前記データ解析部が、前記入場人数と、前記個人データ記憶部に登録されている前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信する
    ことを特徴とする請求項7記載のデータ処理装置。
  9. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信した後であって、前記ゲートが開放された後に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信すると、
    前記個人データ解析部が、前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出して、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記撮像データ解析部が、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力し、
    前記データ解析部が、前記入場人数と、前記個人データ記憶部に登録されている前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信する
    ことを特徴とする請求項7記載のデータ処理装置。
  10. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置であって、
    携帯端末から受信した所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、情報処理装置から受信した携帯端末識別情報と暗証番号が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記携帯端末識別情報と前記暗証番号に対応付けて前記個人データ記憶部に登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部と、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力する撮像データ解析部と、
    前記屋外人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、前記屋内撮像装置に送信し、前記入場人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ解析部と、
    前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、前記ゲートを開放するゲート制御部と、を備えた
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  11. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置であって、
    携帯端末から受信した所定の人数と個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録するとともに、所定の媒体に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた前記個人識別情報を受信し、前記個人識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記個人識別情報に対応付けて登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部と、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力する撮像データ解析部と、
    前記屋外人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、前記屋内撮像装置に送信し、前記入場人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ解析部と、
    前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、前記ゲートを開放するゲート制御部と、を備えた
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  12. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムによる入場管理方法であって、
    携帯端末に備えられたICタグが、所定の人数と携帯端末識別情報を記憶し、
    ICタグ装置が、前記ICタグから前記所定の人数及び前記携帯端末識別情報を読み取って、データ処理装置に送信し、
    前記データ処理装置が、前記携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記不正入場者存在時作動装置が、前記データ処理装置から前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う
    ことを特徴とする入場管理方法。
  13. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信した後であって、前記ゲートが開放される前に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信すると、
    前記データ処理装置が、
    前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出し、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と、前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を前記屋内撮像装置に送信し、
    前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と、前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信する
    ことを特徴とする請求項12記載の入場管理方法。
  14. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信した後であって、前記ゲートが開放された後に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記データ処理装置に送信すると、
    前記データ処理装置が、
    前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出し、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出して、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録し、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と、前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記不正入場者存在時作動装置が、前記データ処理装置から前記登録されていないことを示す信号又は前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う
    ことを特徴とする請求項12記載の入場管理方法。
  15. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムによる入場管理方法であって、
    携帯端末が、所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号をデータ処理装置に送信し、
    情報処理装置が、携帯端末識別情報と暗証番号を入力して前記データ処理装置に送信し、
    前記データ処理装置が、前記携帯端末から受信した前記所定の人数と前記携帯端末識別情報と前記暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、前記情報処理装置から受信した前記携帯端末識別情報と前記暗証番号が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記携帯端末識別情報と前記暗証番号に対応付けて前記個人データ記憶部に登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記不正入場者存在時作動装置が、前記データ処理装置から前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う
    ことを特徴とする入場管理方法。
  16. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムによる入場管理方法であって、
    携帯端末が、所定の人数と個人識別情報をデータ処理装置に送信し、
    ICタグ装置が、所定の媒体に備えられたICタグから前記個人識別情報を読み取って、前記データ処理装置に送信し、
    前記データ処理装置が、前記携帯端末から受信した前記所定の人数と前記個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録し、前記ICタグ装置から受信した前記個人識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記個人識別情報に対応付けて登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信し、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、前記屋外人数と前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合に前記ゲートを開放するとともに、一致することを示す信号を屋内撮像装置に送信し、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、前記入場人数と前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を不正入場者存在時作動装置に送信し、
    前記不正入場者存在時作動装置が、前記データ処理装置から前記一致しないことを示す信号を受信すると、警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う
    ことを特徴とする入場管理方法。
  17. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置に、ゲートの開放を制御させる入場管理プログラムであって、
    前記データ処理装置を、
    携帯端末に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた所定の人数と携帯端末識別情報を受信して、前記携帯端末識別情報が個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力する撮像データ解析部、
    前記屋外人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、前記屋内撮像装置に送信し、前記入場人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ解析部、及び、
    前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、前記ゲートを開放するゲート制御部
    として機能させるための入場管理プログラム。
  18. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信した後であって、前記ゲートが開放される前に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信した場合に、
    前記個人データ解析部に、前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出させ、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録させて、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信させ、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出させ、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録させて、第二の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信させ、
    前記撮像データ解析部に、前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信させて、この屋外撮像データを解析させて屋外人数を計数させ、この屋外人数を前記データ解析部に出力させ、
    前記データ解析部に、前記屋外人数と、前記個人データ記憶部に登録されている前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定させて、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力させるとともに、前記屋内撮像装置に送信させ、
    前記ゲート制御部に、前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号が入力されると、前記ゲートを開放させ、
    前記撮像データ解析部に、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信させて、この屋内撮像データを解析させて入場人数を計数させ、この入場人数を前記データ解析部に出力させ、
    前記データ解析部に、前記入場人数と、前記個人データ記憶部に登録されている前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定させて、一致する場合に処理を終了させ、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信させる
    ことを実行させるための請求項17記載の入場管理プログラム。
  19. 前記ICタグ装置が、第一の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第一の人数及び第一の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信した後であって、前記ゲートが開放された後に、第二の前記携帯端末に備えられた前記ICタグから第二の人数及び第二の携帯端末識別情報を読み取って前記個人データ解析部に送信した場合に、
    前記個人データ解析部に、前記第一の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、前記第一の人数にもとづき第一の入場予定人数を算出させ、この第一の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録させて、第一の携帯端末の認証に成功したことを示す信号を前記屋外撮像装置に送信させ、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認させ、登録されている場合に、前記第二の人数にもとづき第二の入場予定人数を算出させて、この第二の入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録させ、前記第二の携帯端末識別情報が前記個人データ記憶部に登録されていない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信させ、
    前記撮像データ解析部に、前記屋内撮像装置から屋内撮像データを受信させて、この屋内撮像データを解析させて入場人数を計数させ、この入場人数を前記データ解析部に出力させ、
    前記データ解析部に、前記入場人数と、前記個人データ記憶部に登録されている前記第一の入場予定人数及び前記第二の入場予定人数の合計とが一致するか否かを判定させて、一致する場合に処理を終了させ、一致しない場合にこれを示す信号を前記不正入場者存在時作動装置に送信させる
    ことを実行させるための請求項17記載の入場管理プログラム。
  20. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置に、ゲートの開放を制御させる入場管理プログラムであって、
    前記データ処理装置を、
    携帯端末から受信した所定の人数と携帯端末識別情報と暗証番号を対応付けて個人データ記憶部に登録し、情報処理装置から受信した携帯端末識別情報と暗証番号が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記携帯端末識別情報と前記暗証番号に対応付けて前記個人データ記憶部に登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力する撮像データ解析部、
    前記屋外人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、前記屋内撮像装置に送信し、前記入場人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ解析部、及び、
    前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、前記ゲートを開放するゲート制御部
    として機能させるための入場管理プログラム。
  21. 構造物へのグループの入場を遮断するゲートを有する入場管理システムにおけるデータ処理装置に、ゲートの開放を制御させる入場管理プログラムであって、
    前記データ処理装置を、
    携帯端末から受信した所定の人数と個人識別情報を対応付けて個人データ記憶部に登録するとともに、所定の媒体に備えられたICタグからICタグ装置により読み取られた前記個人識別情報を受信し、前記個人識別情報が前記個人データ記憶部に登録されているかを確認し、登録されている場合に、前記個人識別情報に対応付けて登録されている前記所定の人数にもとづき入場予定人数を算出し、この入場予定人数を前記個人データ記憶部に登録して、認証に成功したことを示す信号を屋外撮像装置に送信する個人データ解析部、
    前記屋外撮像装置から屋外撮像データを受信して、この屋外撮像データを解析して屋外人数を計数し、この屋外人数をデータ解析部に出力し、屋内撮像装置から屋内撮像データを受信して、この屋内撮像データを解析して入場人数を計数し、この入場人数を前記データ解析部に出力する撮像データ解析部、
    前記屋外人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数が一致するか否かを判定して、一致する場合にこれを示す信号をゲート制御部に出力するとともに、前記屋内撮像装置に送信し、前記入場人数と前記個人データ記憶部に登録されている前記入場予定人数とが一致するか否かを判定して、一致する場合に処理を終了し、一致しない場合にこれを示す信号を警報の発動及び/又は入場者の撮像を行う不正入場者存在時作動装置に送信する前記データ解析部、及び、
    前記データ解析部から前記屋外人数と前記入場予定人数が一致することを示す信号を入力すると、前記ゲートを開放するゲート制御部
    として機能させるための入場管理プログラム。
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