JP2007257254A - ファイル管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピクチャトランスファプロトコル(PTP)のようなファイルシステムに非依存な固定長のIDでオブジェクトを管理する場合において、使用メモリサイズを増加させることなく、処理速度の向上を実現する。
【解決手段】PC101とUSBバス102を介して接続されるシステム100は、USBデバイス機能及びメモリカードのホスト機能を有する。システム100は、IDの少なくとも一部のフィールドに、オブジェクトが記録された記録媒体108を管理するファイルシステム上における、該当するオブジェクトの管理情報が記述されている記録媒体上の論理ブロックアドレスを割り当てる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピクチャトランスファプロトコル(PTP)対応の撮像機器(例えば、デジタルスチルカメラ)のような、機器組み込み型の画像蓄積装置に関するものである。
デジタル家電技術の進化により、デジタルスチルカメラ(以下、DSC)とパーソナルコンピュータ(以下、PC)を用いて、個人が、自分で撮影した画像を、手軽に閲覧、保存できるようになってきている。
DSCとPCの間のデータ交換手段として、メモリカードデバイスを介したオフラインでのデータ交換、USB(Universal Serial Bus)(非特許文献1参照)を介したオンラインでのデータ交換等、いくつかの手段が存在するが、PCと周辺機器の間のインターフェース(I/F)としてのUSBのデファクトスタンダード化に伴い、現在では、ほとんどのDSCがUSBを搭載するに至っている。
DSCに実装されているUSB機能としては、従来、PCの外部記憶デバイスとして動作するマスストレージ機能(非特許文献2参照)が使用されてきた。マスストレージ機能は、PCに対してDSCに内蔵または装着されたメモリデバイスへの低水準リード/ライトアクセス機能を提供するものであり、PC上のファイルシステムを介して、DSC(内蔵または装着されたメモリデバイス)に記録された画像データ等の読み出し及び書き込みが可能となる。
マスストレージ機能は、比較的少ない実装量でDSC側の機能が実現できるというメリットがある反面、PC上のファイルシステムを介するため、PCの検索表示用のアプリケーション(ソフトウェア)を用いると、メモリデバイス上のディレクトリ及びファイル構成をそのままユーザに見えてしまう。従って、ユーザの誤操作によって必要なデータを消去してしまう、といった問題も発生し得る。
上記問題の回避、及びユーザインタフェース向上の目的で、画像ファイルを取り扱う専用のPCアプリケーションを別途提供することもあるが、マスストレージ機能を用いた場合、やはりPC上のファイルシステムを介した画像ファイルの検索機能をアプリケーション上で実現することになり、アプリケーション実装工数の増加、及び検索処理時間に起因する応答性の悪化、といったデメリットが生じてしまう。
一方、DSCに代表される静止画像記録デバイスを扱うためのUSB機能として、静止画像キャプチャデバイス機能(非特許文献3参照)も別途標準化されており、マスストレージ機能に代えて静止画像キャプチャデバイス機能を搭載するDSCも増えつつある。
静止画像キャプチャデバイス機能では通信プロトコルにピクチャトランスファプロトコル(以下、PTP)(非特許文献4参照)を使用するが、このPTPは、ファイルシステムに非依存なプロトコルであるということを、特徴の一つとして挙げることができる。
PTPでは、画像ファイル等のオブジェクトを、全てオブジェクトハンドルと呼ばれる32ビットの固定長IDを用いて表現する。PTPホスト(PC等)は、PTPデバイス(DSC等)に対してオブジェクトハンドルリストの取得コマンドを発行することによって、PTPデバイスが有する画像オブジェクトのリストを取得することができる。
従って、静止画像キャプチャデバイス機能を用いると、PC上のファイルシステムを介しての画像ファイル検索が不要となり、PCアプリケーション実装工数の削減、応答性の向上等の効果が期待できる。
「Universal Serial Bus Specification Revision2.0」 Compaq/Hewlett−Packard/Intel/Microsoft/Philips April27,2000 「Universal Serial Bus Mass Storage Class Specification Overview Revision1.2」 USB Implementers’Forum June23,2003 「Universal Serial Bus Still Image Capture Device Definition Revision1.0」 USB Implementers’Forum July11,2000 「PIMA 15740:2000 Photography−Electric still picture imaging−Picture Transfer Protocol(PTP) for Digital Still Photography Devices」 Photographic and Imaging Manufacturers Association,Inc. 2000−07−05
反面、静止画像キャプチャデバイス機能では、オブジェクトハンドルリストの生成等における画像オブジェクトのオブジェクトハンドルへのマッピング処理をDSCで行うため、DSCにおけるオブジェクトハンドル処理速度の向上は、システム全体の応答性を向上する上で必要不可欠である。
ところで、PTPにおいては、前述の通り32ビットのオブジェクトハンドルによるファイルシステム非依存なプロトコルを用いてオブジェクトを管理するが、DSC内部でメモリデバイスに記録されたファイル(オブジェクト)を扱う場合、DSCに実装されたファイルシステム経由でアクセスする必要がある。
そして、ファイルシステム経由でファイルにアクセスする場合、ルートディレクトリを基点とした絶対ファイルパス、もしくは特定のディレクトリを基点とした相対ファイルパスによってアクセスすべきファイルを特定する。
従って、DSC上にPTPを実装するためには、オブジェクトハンドルとファイルパスを対応付けるための何らかの手段を講じなければならない。
一つの手段としては、オブジェクトハンドルリストの生成工程において、ファイルシステムを介して画像オブジェクトの検索を実行するが、この時に対応付けられるオブジェクトハンドルとファイルパスの組み合わせを、PTPのセッションが有効な間、リストとして保持する方法がある。
この方法によれば、オブジェクトハンドルとファイルパスの変換処理に要する時間を短縮できるというメリットがある一方、リストを保持するためには、多くのメモリを消費してしまうというデメリットも伴う。特に、扱うオブジェクトの数が増えれば、消費するメモリサイズも比例して大きくなるため、オブジェクト数に一定の上限値を設けるような制約を設定しない限り、DSCのようなメモリサイズに制約のある組み込み機器に適用することは難しい。
そこで、メモリサイズの削減のため、上述のようなリストを保持しないで、オブジェクトハンドルとファイルパスとの間に一定の変換則を適用する方法を考える。
この場合、まず、入力されたオブジェクトハンドルから、変換処理によってファイルパスを取得することになるが、オブジェクトハンドルは32ビットの固定長であり、オブジェクトハンドル−ファイルパスの互換性を確保した上で、ファイルシステム上に存在する全てのディレクトリとファイルにオブジェクトハンドルをマッピングすることは、非常に困難である。
ここでは一例として、カメラファイルシステム(DCF)規格準拠のJPEGファイルに、DCFディレクトリ番号、及びDCFファイル番号の若い順に0x00000001、0x00000002、0x00000003、・・・と昇順でオブジェクトハンドルをマッピングしたとすると、例えば、オブジェクトハンドルが0x0000FFFFのJPEGファイルのファイルパスを得るには、0xFFFF=65535個のJPEGファイルを、ファイルシステムを介して順次検索する必要がある。
上記の方法では、DCFディレクトリ番号、DCFファイル番号が大きいほど、変換処理に時間がかかってしまうことになり、常に軽快な動作が要求される組み込み機器においては、処理速度の面で許容し難い問題と言える。
以上より、解決しようとする問題点は、ファイルシステムを介してメモリデバイスにアクセスする組み込み機器上に、PTP等のファイルシステムに非依存な固定長のIDでオブジェクトを管理するプロトコルを実装する場合において、使用メモリサイズを増加させることなく、処理速度の向上を実現することである。
本発明は、固定長のIDによってオブジェクトを管理する際に、IDの少なくとも一部のフィールドは、オブジェクトが記録された記録媒体を管理するファイルシステム上における、該当するオブジェクトの管理情報が記述されている記録媒体上の論理ブロックアドレスであることを、最も主要な特徴とする。
本発明のファイル管理方法では、上記IDを入力としてオブジェクトにアクセスする場合、上記IDから、該当するオブジェクトの管理情報が記述されている記録媒体上の論理ブロックアドレスを直接算出することで、ファイルシステムを介してオブジェクトの検索処理を実行することなく該当するオブジェクトを参照することが可能になるため、該当するオブジェクトのファイルシステム上での配置に依存して応答性が悪化することのない、軽快なアクセス性能を得ることができる、という利点がある。
本発明は、固定長のIDによってオブジェクトを管理する際のアクセス性能の向上という目的を、処理量と使用メモリサイズの増加を最小限に抑えた構成で実現した。以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるファイル管理方法を実現するためのシステム構成の一例を示したブロック図である。
図1において、本実施の形態によるシステム100は、USB B レセプタクル103、USBデバイスコントローラ104、メモリカードコントローラ106、CPU109とメモリ110とを有するシステムコントローラ111により構成される。また、USBデバイスコントローラ104、メモリカードコントローラ106及びシステムコントローラ111の間はCPUバス105を介して通信する。本システム100は、USBバス102を介してパーソナルコンピュータ(PC)101と通信し、メモリカードバス107を介して記録媒体であるメモリカード108と通信する。つまり、本システム100は、USBデバイス機能及びメモリカードのホスト機能を有している。
図2は、システムコントローラ111上に実装される、本発明の実施の形態1の処理を実現するためのソフトウェアプロトコルスタック図である。
図2において、メモリカードコントローラデバイスドライバ(Memory Card DD)201はメモリカードコントローラ(Memory Card Controller)106を制御するためのデバイスドライバ、USBデバイスコントローラデバイスドライバ(UDC DD)202はUSBデバイスコントローラ(USB Device Controller)104を制御するためのデバイスドライバである。本システムは、上記コントローラとデバイスドライバの協調動作により、メモリカードプロトコル通信、USBプロトコル通信を実現する。
メモリカードコントローラデバイスドライバ201の上位層にはFAT(File Allocation Table)ファイルシステムライブラリ(FAT FileSystem Lib)204を構築し、FAT12/16フォーマットのメモリカード108をサポートする。FATファイルシステムの上位層にはカメラファイルシステムライブラリ(DCF Lib)205を構築し、更にその上位層には、オブジェクトハンドルライブラリ(ObjectHandle Lib)206を構築する。DCFライブラリ205は、デジタルスチルカメラ(DSC)における標準ファイルフォーマットであるDCF規格をサポートするためのライブラリとして機能し、DCF規格で定義されたファイル及びディレクトリの管理を行う。オブジェクトハンドルライブラリ206は、ピクチャトランスファプロトコル(PTP)で用いられるオブジェクト管理手段であるオブジェクトハンドルをFATファイルシステム上で実現するためのライブラリである。本システムでは、FATファイルシステム上に存在するファイル及びディレクトリのうち、DCF規格に準拠したJPEG画像ファイルをオブジェクトハンドルによる管理対象とする。
UDCデバイスドライバ202の上位層には静止画像キャプチャデバイスクラスライブラリ(SIDC Class Lib)207を構築する。SICDクラスライブラリ207はUDCデバイスドライバ202が提供するUSBの論理通信路(エンドポイント)を制御して、USB静止画像キャプチャデバイスクラスで定義されたエンドポイント構成の構築、及びクラスデバイスリクエストのサポートを司る。
オブジェクトハンドルライブラリ206とSICDクラスライブラリ207の上位層にはPTPライブラリ(PTP Lib)208を構築する。PTPライブラリ208はUSB静止画像キャプチャデバイスクラス上でのPTPプロトコル通信(PTP over USB)を制御するためのライブラリである。オブジェクトハンドルを介した(メモリカード108上の)オブジェクトへのアクセスには、オブジェクトハンドルライブラリ206を利用する。
最上位層にはシステムアプリケーション(System Application)209を構築する。システムアプリケーション209は、下位モジュール群が提供する機能の制御と、本システム全体の管理を司る。また、ソフトウェアモジュール間の通信、同期等の処理はリアルタイムOS(RTOS)203によって管理されている。
なお、図中のS/Wはソフトウェア、H/Wはハードウェアの意味である。
次に、本発明の実施の形態1におけるファイル管理方法の具体的な動作について説明する。
まず、メモリカード108上に記録されたDCF規格準拠JPEG画像ファイルにオブジェクトハンドルを割り当てる場合の処理を以下に示す。今、本システムは、PC101との、USBバス102を介してのPTP over USB通信が開始可能な状態にあるものとする。
PTP over USB通信が開始可能な状態に遷移すると、PC101は、本システムに対して以下のPTPオペレーションを発行する。本システムは各々のオペレーションに対して、応答すべきデータセット及びレスポンス、もしくはレスポンスを返却する。
(1)GetDeviceInfo(デバイス情報の取得)
(2)OpenSession(PTPセッションの確立)
(3)GetStorageIDs(総ストレージ数(有効な物理及び論理パーティションの総和)の取得)
(4)GetStorageInfo(ストレージ情報の取得)
この時、上記オペレーションはオブジェクトを対象とするコマンドではない。従って、上記オペレーションないしレスポンスにおいては、オブジェクトハンドルに関連する処理は発生しない。オブジェクトハンドルを用いてオブジェクトにアクセスするために、PC101は次のPTPオペレーションを発行する。
(5)GetObjectHandles(アクセス可能な全オブジェクトに関するオブジェクトハンドルのリスト、及びオブジェクトハンドル数の取得)
PTPライブラリ208は、GetObjectHandlesオペレーションを受信すると、オブジェクトハンドルライブラリ206にオブジェクトハンドルリストの取得処理を要求する。オブジェクトハンドルライブラリ206は、DCFライブラリ205、FATファイルシステムライブラリ204を介して、メモリカード108上に記録された、DCF規格準拠JPEG画像ファイルの検索を実行する。ここで、本発明の実施の形態1においては、メモリカード108上には、DCF規格準拠JPEG画像ファイルが1画像(¥DCIM¥100AAAAA¥AAAA0001.JPG)だけ存在していたものとする。
検索によって、¥DCIM¥100AAAAA¥AAAA0001.JPGが存在する、という結果が得られるので、引き続き、¥DCIM¥100AAAAA¥AAAA0001.JPGにオブジェクトハンドルを割り当てる処理に移行する。オブジェクトハンドルは、32ビットの固定長であること、PTPセッション確立中は値が変化しないこと、全ストレージ上にわたってユニークであること、特別な意味を有する値(0x00000000,0xFFFFFFFF)は使用しないこと、という条件を満足していれば、任意の値を割り当てることが許されているので、この条件を逸脱しない範囲での最適化を図る。
オブジェクトハンドルで指定されたオブジェクトの属性情報やオブジェクトの実体を、より高速に取得するために、本発明の実施の形態1におけるファイル管理方法では、¥DCIM¥100AAAAA¥AAAA0001.JPGのオブジェクトハンドルとして、¥DCIM¥100AAAAA¥AAAA0001.JPGのFATファイルシステム上でのディレクトリエントリ情報の先頭が存在する、メモリカード108の論理セクタアドレスを割り当てる。この処理は、オブジェクトハンドルライブラリ206が、FATファイルシステムライブラリ204を介して実行する。
オブジェクトハンドルライブラリ206はオブジェクトハンドルリストの取得処理結果として、オブジェクトハンドル数=1、オブジェクトハンドル=0xXXXXXXXX(=¥DCIM¥100AAAAA¥AAAA0001.JPGのディレクトリエントリ情報の先頭が存在する論理セクタアドレス)を算出し、PTPライブラリ208はこの結果に基づき、PC101に対して、オブジェクトハンドルアレイ(オブジェクトハンドル数+オブジェクトハンドルリスト)、及びレスポンスを返却する。
PC101は、GetObjectHandlesオペレーションないしレスポンスによって、アクセスすべき全オブジェクトハンドルを得ると、引き続き、オブジェクトハンドルをパラメータとして、以下のオペレーションを発行する。
(6)GetObjectInfo(オブジェクトハンドルで指定されたオブジェクトに関する情報の取得)
(7)GetObject(オブジェクトハンドルで指定されたオブジェクトデータの取得)
ここで、パラメータとして指定されたオブジェクトハンドルから、メモリカード108上に記録されたDCF規格準拠JPEG画像ファイルにアクセスする場合の処理について説明する。
PTPライブラリ208は、GetObjectInfoオペレーション、或いはGetObjectオペレーションを受信すると、オブジェクトハンドルライブラリ206に、オブジェクト情報取得処理、或いはオブジェクト取得処理を要求する。オブジェクトハンドルライブラリ206は、パラメータとして指定されたオブジェクトハンドルをそのままパラメータとして、FATファイルシステムライブラリ204に対してオブジェクトハンドル→ファイルパス変換処理を要求する。FATファイルシステムライブラリ204は、指定されたオブジェクトハンドル=対象オブジェクトのディレクトリエントリ情報の先頭が存在する論理セクタアドレス、であることから、メモリカードコントローラデバイスドライバ201を介し、該当する論理セクタアドレスのデータを読み出して解析することにより、該当するオブジェクトのディレクトリエントリ情報を取得することができる。
FATファイルシステムライブラリ204は、取得したディレクトリエントリ情報から、該当するファイル(¥DCIM¥100AAAAA¥AAAA0001.JPG)の開始クラスタアドレス、ファイル名、ファイルサイズ等の情報を取得することで、該当するファイルへのアクセスが可能となり、ファイルパス、及びファイルアクセスハンドルをオブジェクトハンドルライブラリ206に返却する。オブジェクトハンドルライブラリ206は、画角等、画像ファイル固有のオブジェクト情報に関しては、DCFライブラリ205を介して、オブジェクトデータ等、FATファイルシステムから参照できるデータに関しては、FATファイルシステムライブラリ204から直接取得し、結果をPTPライブラリ208に返却する。
PTPライブラリ208は、上記の結果に基づき、PC101に対して、オブジェクト情報データセット、或いはオブジェクトデータ、及びレスポンスを返却する。
PC101は、取得すべき全てのオブジェクトの取得が完了すると、次のオペレーションを発行する。
(8)CloseSession(PTPセッションの終了)
最後に、本システムが、PC101に上記オペレーションに対するレスポンスを返却すると、一連のPTPセッションが完了する。
なお、本発明の実施の形態1においては、単一の画像ファイルだけを取り扱う場合について説明したが、複数の画像ファイルを取り扱う場合であっても、対象とすべき全画像ファイルに対してオブジェクトハンドルをマッピングしたオブジェクトハンドルアレイを生成することで同様に実現することができる。取り扱うファイルタイプも、JPEG画像ファイルだけでなく、TIFF形式の画像ファイル、MPEG方式の動画ファイル、メタデータ等を取り扱うスクリプトファイル、その他のファイル、或いはディレクトリであっても構わない。
また、記録媒体が、複数の物理、或いは論理パーティションを有する場合であれば、オブジェクトハンドルの一部のビットフィールドをストレージ識別ビットに割り当てることで、本発明の実施の形態1と同様の管理方法を適用することができる。
さらに、本発明の実施の形態1においては、ファイルシステムが、FAT12/16形式の場合について述べたが、本発明の有効性はファイルシステム形式には非依存であり、FAT32形式、NTFS形式、或いはそれ以外のファイルシステムであっても構わない。
オブジェクトハンドルにマッピングする値に関しても、本発明の実施の形態1で示したディレクトリエントリのセクタアドレスだけでなく、それ以外の管理情報のセクタアドレス、あるいはクラスタアドレスであった場合も、本発明の有効性が損なわれるものではない。
本発明にかかるファイル管理方法は、固定長のIDによってオブジェクトを管理する際、IDの少なくとも一部のフィールドに、該当するオブジェクトの管理情報が記述されている記録媒体上の論理ブロックアドレスを設定することから、PTP等のファイルシステムに非依存な通信プロトコルをサポートする画像ストレージデバイス(DSC等)において、画像ファイルの数やディレクトリ構成に応答性が影響されることなく、常に軽快なアクセス性能を維持することが求められる用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1のファイル管理方法を実現するためのシステム構成の一例を示すブロック図 同ファイル管理方法を実現するためのソフトウェアプロトコルスタック図
符号の説明
101 パーソナルコンピュータ(PC)
102 USBバス
103 USB B レセプタクル
104 USBデバイスコントローラ
105 CPUバス
106 メモリカードコントローラ
107 メモリカードバス
108 メモリカード
109 CPU
110 メモリ
111 システムコントローラ
201 メモリカードコントローラデバイスドライバ
202 USBデバイスコントローラ(UDC)デバイスドライバ
203 リアルタイムOS(RTOS)
204 FATファイルシステムライブラリ
205 カメラファイルシステム(DCF)ライブラリ
206 オブジェクトハンドルライブラリ
207 静止画像キャプチャデバイス(SICD)クラスライブラリ
208 ピクチャトランスファプロトコル(PTP)ライブラリ
209 システムアプリケーション

Claims (6)

  1. 固定長のIDによってオブジェクトを管理し、前記IDの少なくとも一部のフィールドは、前記オブジェクトが記録された記録媒体の管理情報領域に記述された、前記オブジェクトについての管理情報の前記記録媒体上における論理ブロックアドレスであることを特徴とするファイル管理方法。
  2. 前記IDから、前記オブジェクトについての管理情報の前記記録媒体上における論理ブロックアドレスを取得し、前記論理ブロックアドレスを用いて前記記録媒体上に記録された前記オブジェクトについての管理情報を読み出すことを特徴とする請求項1記載のファイル管理方法。
  3. 前記オブジェクトについての管理情報は、前記記録媒体上に構築されたファイルシステム仕様に基づいて、前記オブジェクトを参照すべく記述されていることを特徴とする請求項1または2記載のファイル管理方法。
  4. 前記オブジェクトの管理情報は、前記ファイルシステム仕様に基づく、ディレクトリエントリの論理ブロックアドレスであることを特徴とする請求項3記載のファイル管理方法。
  5. 少なくとも前記IDによって前記オブジェクトを管理している間は、前記記録媒体へのアクセス属性を、前記記録媒体からの読み出し専用とすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のファイル管理方法。
  6. 前記IDは、ピクチャトランスファプロトコルのオブジェクトハンドルであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のファイル管理方法。
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