JP2007257092A - 障害対応支援方法、障害対応支援装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

障害対応支援方法、障害対応支援装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プログラムモジュール等の複数の構成要素を有する稼動装置の障害に対する対応を支援する障害対応支援方法、障害対応支援装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】障害対応支援装置1は、一の稼動装置の障害に係る障害状況の入力を受け付け(ステップS1)、受け付けた障害状況情報を検索キーとして、他の稼動装置に係る構成要素について、同様の障害状況情報をデータベースから抽出し(ステップS3)、抽出した障害状況情報に係る障害の原因及び対応方法を、受け付けた障害状況情報に係る障害の原因及び対応方法として出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援する障害対応支援方法、該障害対応支援方法を適用した障害対応支援装置、及び該障害対応支援装置を実現するコンピュータプログラムに関し、特に関連する構成要素を有する他の装置の障害関連状況に基づいて障害の対応を支援する障害対応支援方法、障害対応支援装置及びコンピュータプログラムに関する。
顧客により稼動されるコンピュータシステム等の装置の障害に対して、電話等の方法による対応にて復旧を支援するサポートセンタ等の障害対応事業が行われている。また顧客にて稼動される昨今の装置は、顧客での使用目的に応じて様々な設計変更及び仕様変更が行われており、使用目的に特化した装置となっている(例えば特許文献1参照。)。
特開2003−202990号公報
前述の様に顧客毎に装置の設計変更及び仕様変更が行われているため、障害が発生した場合に、他の顧客に対する障害対応方法と同一の方法で解決することができない場合がある。この様な場合、個々の装置毎に異なる対応をしなければならないため、障害に対する対応が容易ではないという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、装置の障害を、装置を構成する構成要素に対応付けて管理し、一の装置の障害状況に基づいて、他の装置に係る構成要素の障害関連情報を抽出することにより、障害に対する対応が容易となる障害対応支援方法、該障害対応支援方法を適用した障害対応支援装置、及び該障害対応支援装置を実現するコンピュータプログラムの提供を目的とする。
第1発明に係る障害対応支援方法は、複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援する障害対応支援装置を用いた障害対応支援方法において、複数の装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報をデータベースに記録し、一の装置の障害に係る障害状況の入力を受け付け、受け付けた障害状況に係る構成要素と同様の構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報を、前記データベースから抽出し、抽出した障害関連情報を出力することを特徴とする。
本発明では、他の装置に係る構成要素の障害関連情報を抽出して出力することにより、一の装置の障害状況に対し、装置全体としての構成が異なる他の装置が備え、一の装置の障害に係る構成要素と同じ構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報に基づいて、障害に対して対応することができるので、顧客毎に設計及び仕様が異なる装置に対しても過去の障害対応の状況を参照することができ、障害に対する対応を容易にすべく支援することが可能である。
第2発明に係る障害対応支援装置は、複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援する障害対応支援装置において、複数の装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報を記録するデータベースから情報を読み取る手段と、一の装置の障害に係る障害状況の入力を受け付ける手段と、受け付けた障害状況に係る構成要素と同様の構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報を、前記データベースから抽出する手段と、抽出した障害関連情報を出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、他の装置に係る構成要素の障害関連情報を抽出して出力することにより、一の装置の障害状況に対し、装置全体としての構成が異なる他の装置が備え、一の装置の障害に係る構成要素と同じ構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報に基づいて、障害に対して対応することができるので、顧客毎に設計及び仕様が異なる装置に対しても過去の障害対応の状況を参照することができ、障害に対する対応を容易にすべく支援することが可能である。
第3発明に係る障害対応支援装置は、第2発明において、前記構成要素は、コンピュータプログラムであり、構成要素を擬似実行する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明では、擬似実行により障害の再現及び対応方法の確認を行うことができるので、障害に対する的確な対応を行うことが可能である。
第4発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、一の装置の障害に係る障害状況の入力を受け付けた場合に、複数の装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報を記録するデータベースから、受け付けた障害状況に係る構成要素と同様の構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報を抽出させる手順と、コンピュータに、抽出した障害関連情報を出力させる手順とを実行させることを特徴とする。
本発明では、汎用型コンピュータ等のコンピュータにて実行することにより、コンピュータが障害対応支援装置として動作し、他の装置に係る構成要素の障害関連情報を抽出して出力することにより、一の装置の障害状況に対し、装置全体としての構成が異なる他の装置が備え、一の装置の障害に係る構成要素と同じ構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報に基づいて、障害に対して対応することができるので、顧客毎に設計及び仕様が異なる装置に対しても過去の障害対応の状況を参照することができ、障害に対する対応を容易にすべく支援することが可能である。
本発明に係る障害対応支援方法、障害対応支援装置及びコンピュータプログラムは、複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援する障害対応支援装置にて、一の装置の障害に係る障害状況を受け付け、受け付けた障害状況に基づいて、複数の装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報を記録するデータベースから、他の装置に係る構成要素の障害関連情報を抽出して出力する。
この構成により、本発明では、一の装置の障害状況に対し、他の装置の障害関連情報を参照して対応を検討することができる。特に受け付けた障害状況に係る構成要素と同様の構成要素の障害関連情報を抽出することにより、一の装置の障害状況に対し、装置全体としての構成が異なる他の装置が備え、一の装置の障害に係る構成要素と同じ構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報に基づいて、障害に対して対応することができるので、顧客毎に設計及び仕様が異なる装置に対しても過去の障害対応の状況を参照することができ、障害に対する対応を容易にすべく支援することが可能である等、優れた効果を奏する。
さらに本発明は、擬似実行により障害の再現及び対応方法の確認を行うことにより、障害に対する的確な対応を行うことが可能である等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明の障害対応支援装置の構成を示すブロック図である。図1中1は、汎用型コンピュータ等のコンピュータを用いた本発明の障害対応支援装置であり、障害対応支援装置1は、例えば顧客に対し電話等の方法により、顧客先にて稼動する稼動装置の障害の復旧を支援するサポートセンタ等の障害復旧支援担当者により操作される。障害復旧支援の対象となる稼動装置とは、コンピュータシステム等の装置であり、プログラムモジュール、各種デバイス等の複数の構成要素にて構成される。なお復旧支援の対象としては必ずしも顧客の稼動装置に限らず、障害復旧支援担当者と同一又は関連する事業体にて稼動する稼動装置であっても良い。また稼動装置は必ずしもコンピュータシステムに限らず、複数の構成要素を備える装置で有れば様々な稼動装置に適用することが可能である。
稼動装置を構成する各種構成要素は、顧客に応じて仕様変更、設計変更等のカスタマイズが行われており、基本装置となる稼動装置の機種及び型番(バージョン)が同じであっても、構成要素単位で比較した場合、必ずしも全ての構成要素が一致する訳ではない。また異なる機種の稼動装置であっても、同じ構成要素が含まれている場合もある。
障害対応支援装置1は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit) 等の制御手段10と、障害対応支援装置用のコンピュータプログラム2及びデータ等の各種情報を記録したCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory) 等の記録媒体3から各種情報を読み取るCD−ROMドライブ等の補助記憶手段11と、補助記憶手段11により読み取った各種情報を記録するハードディスク等の記録手段12と、情報を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等の記憶手段13とを備えている。そして記録手段12に記録したコンピュータプログラム2を記憶手段13に記憶させ、制御手段10の制御にて実行することにより、コンピュータは、本発明の障害対応支援装置1として動作する。
さらに障害対応支援装置1は、マウス、キーボード等の入力手段14と、モニタ、プリンタ等の出力手段15とを備えている。
記録手段12の記録領域の一部は、各種稼動装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報を記録するデータベース12aとして用いられており、データベース12aに対して、各種情報の記録及び読取を行うことが可能である。さらに記録手段12には、例えば稼動装置の構成要素であるプログラムモジュールを擬似実行するシミュレータ12b等の各種プログラムが記録されている。なお必ずしも障害対応支援装置1の記録手段12にデータベース12aを記録する必要はなく、障害対応支援装置1に接続する他の装置にデータベース12aを記録し、必要に応じて各種情報の記録及び読取を行う様にしても良い。また同様にして他の装置にシミュレータ12bを記録する様にしても良い。シミュレータ12bには、稼動装置の構成要素であるプログラムモジュールが含まれている。稼動装置が構成要素として備えるプログラムモジュールは、稼動装置が備えるデバイスから情報の入力を受け付け、受け付けた情報に基づきデバイスを制御する。これに対しシミュレータ12bとして実行されるプログラムモジュールは、デバイスから受け付けるべき情報を擬似実行用のパラメータとして受け付け、デバイスに対する出力を擬似実行の結果として出力する。
図2は、本発明の障害対応支援装置1が備えるデータベース12aの記録内容を概念的に示す説明図である。データベース12aには、顧客情報、カスタマイズ情報、プロジェクト情報、適用情報、障害状況情報等の各種情報が夫々対応付けられたレコードとして記録されている。顧客情報とは、稼動装置の提供先となる顧客に関する情報であり、顧客名称、顧客ID、業種等の情報が記録されている。カスタマイズ情報とは、稼動装置及び稼動装置の構成要素に関する情報であり、稼動装置の機種名、稼動装置に用いられている構成要素を示すモジュール名、構成要素を更新した日付、構成要素に関するプロジェクト等の情報が記録されている。プロジェクト情報とは、プロジェクトの名称、スケジュール、担当等の情報が記録されている。適用情報とは、プロジェクトの名称、適用状況等の情報が記録されている。障害状況情報とは、障害ID、発生日付、発生内容、エラーコード、エラーメッセージ、構成要素、プロジェクト名称、原因、対応方法、関連障害等の情報が記録されている。図2を用いて説明した様にデータベース12aには、稼動装置に係る構成要素、構成要素の障害に関連する情報等の情報が夫々対応付けて記録されている。なお必ずしも全ての項目にデータが存在する必要はない。例えば構成要素がプロジェクトに関係しない場合、プロジェクトに関連するデータは不要となる。
次に本発明の障害対応支援装置1の処理について説明する。障害復旧支援担当者は、顧客から稼動装置の障害発生の連絡を受けた場合に、顧客名称、復旧支援の対象となる稼動装置の機種名、プロジェクトの名称、障害状況情報等の障害に関連する情報を確認し、確認した情報を障害対応支援装置1に入力する。障害状況情報とは、エラーコード、エラーメッセージ、発生内容等の情報である。図3及び図4は、本発明の障害対応支援装置1の処理を示すフローチャートである。障害対応支援装置1は、コンピュータプログラム2を実行する制御手段10の制御により、入力手段14から一の稼動装置の障害に係る障害状況の入力を受け付ける(ステップS1)。エラーコード等の障害状況情報としては、例えば下記に障害状況情報1として示す情報の入力を受け付ける。
障害状況情報1
機種名:β
プロジェクトの名称:B
エラーコード:er01
エラーメッセージ:日付異常 日=20060132
エラー発生行:234
発生内容
入力データ(ログ) 取引日=20060125
項目A=“”(未入力)
項目B=9
上記の障害状況情報1において、機種名及びプロジェクトの名称は、データベース12aに記録されている項目と同様である。エラーコードとは、例えばプログラムバグによる障害が発生し、プログラムの実行が停止した場合に出力される符号である。エラーメッセージとは障害の発生に伴い出力される情報、障害そのものの情報等の情報である。上記の障害状況情報1では、本来有り得ない日付を示す20060132(2006年1月32日を示す)というエラーメッセージが出力されたことを示している。エラー発生行とは、エラーに関するプログラムの実行行である。発生内容とは、エラー発生に関する入力内容等の記録である。
入力を受け付けた障害対応支援装置1は、当該稼動装置に対する同様の障害の発生の有無を判定し、同様の障害発生の前歴が有ると判定した場合、前歴に係る対応方法等の情報をデータベース12aから抽出して出力手段15から出力する。
当該稼動装置に対する同様の障害発生の前歴が無いと判定した場合、本発明の障害対応支援方法に係る処理を実行する。障害対応支援装置1は、受け付けた障害状況情報を検索キーとして、他の稼動装置に係る構成要素について、同様の障害状況情報がデータベース12aに記録されているか否かを判定する(ステップS2)。上記の障害状況情報1として示した情報の入力を受け付けた場合、下記に障害状況情報2として示す情報がデータベース12aに記録されていた場合、他の稼動装置に係る構成要素で、同様の障害状況情報が記録されていると判定する。
障害状況情報2
機種名:α
プロジェクトの名称:A
エラーコード:er01
エラーメッセージ:日付異常 日=20060132
エラー発生行:234
原因
構成要素:モジュールabc
データ:取引日=20051225
詳細
発生条件 項目A=“”(未入力)
かつ 項目B=9
かつ 項目Cの繰り返しが5
かつ 取引日の日>25(25以上)
対応方法 モジュールabc修正
修正行=123
備考 取引日から1週間後(7日後)を算出する際、翌月繰り越しを考慮する
修正前擬似実行情報 起動シェル:xxx1
起動パラメータ・データ:yyy1
修正後擬似実行情報 起動シェル:xxx2
起動パラメータ・データ:yyy1
上記の障害状況情報2において、機種名、プロジェクトの名称、エラーコード、エラーメッセージ及びエラー発生行とは、上記の障害状況情報1と同様であるので説明を省略する。詳細とは、障害状況情報2に示す障害が発生した場合の発生条件、対応、及びその結果を示している。発生条件とは、障害状況情報2に示す障害が発生する原因となる条件である。対応方法とは、障害状況情報2に示す障害に対して行った対応であり、ここではモジュールabcの実行行123を修正するという対応を行ったことを示している。修正前擬似実行情報とは、障害状況情報2に示す障害に係る構成要素を擬似実行するシミュレータ12bを用いて障害を再現した結果であり、修正後擬似実行情報とは、モジュールabcの123行の修正に対応する修正をシミュレータ12bに対して行った上で、シミュレータ12bを擬似実行して障害に対する対応の結果を再現した結果である。
障害対応支援装置1は、ステップS2において、例えば上記の障害状況情報1のエラーコード、エラーメッセージ及びエラー発生行と同様のエラーコード、エラーメッセージ及びエラー発生行が示された上記の障害状況情報2がデータベース12aに記録されていることを検出した場合、同様の障害状況情報がデータベース12aに記録されていると判定する。
ステップS2において、同様の障害状況情報が記録されていると判定した場合(ステップS2:YES)、障害対応支援装置1は、該当する障害状況情報、即ち障害状況情報2を抽出し(ステップS3)、障害状況情報2に係るシミュレータ12bを起動し、シミュレータ12bの障害状況情報2に係るパラメータを、障害状況情報1に係るパラメータに修正した障害状況情報1に係るシミュレータ12bを擬似実行し(ステップS4)、擬似実行の結果が障害状況情報2の修正前擬似実行情報として示す実行結果と合致するか否かを判定する(ステップS5)。
障害状況情報2に係るシミュレータ12bとは、障害状況情報2に係る稼動装置が、障害状況情報2に係る障害を発生した場合の構成要素の処理を擬似実行するプログラムである。即ち稼動装置が備える構成要素に対して入力されるべき情報を、シミュレータ12bに対しパラメータとして入力することで、シミュレータ12bは、入力されたパラメータに対する処理を擬似実行し、処理の結果を出力する。シミュレータ12bが擬似実行の結果として出力する処理の結果は、稼動装置が備える構成要素の処理の結果として稼動装置が備えるデバイスに対して出力される制御命令と見なすことができる。従ってシミュレータ12bの擬似実行の結果から稼動装置の構成要素の動作を推定することができる。
ステップS4では、障害状況情報2に係るシミュレータ12bに対し、障害状況情報2のモジュールabcの取引日のデータを、「20051225」から「20060125」に修正して擬似実行する。またステップS5では、擬似実行の結果、起動シェルが「xxx1」となり、起動パラメータ・データが「yyy1」となった場合、擬似実行の結果が障害状況情報2の修正前の実行結果と合致すると判定する。擬似実行の結果が合致した場合、障害状況情報1に係る障害発生の原因は、障害状況情報2に係る障害発生の原因と同様であると推定することができる。
ステップS5において、擬似実行の結果が合致すると判定した場合(ステップS5:YES)、障害対応支援装置1は、障害状況情報2に係る稼動装置に対応付けられたカスタマイズ情報をデータベース12aから抽出し(ステップS6)、抽出したカスタマイズ情報及び障害状況情報2に基づいて、障害に対する対応として、構成要素であるモジュールの修正(カスタマイズ)の実績の有無を判定する(ステップS7)。モジュールの修正とは、例えばデバッグを示す。
ステップS7において、修正の実績が有ると判定した場合(ステップS7:YES)、障害対応支援装置1は、障害状況情報2に係るシミュレータ12bを、カスタマイズ情報に基づき修正し(ステップS8)、修正した障害状況情報に係るシミュレータ12bを起動し、シミュレータ12bの障害状況情報2に係るパラメータを、障害状況情報1に係るパラメータに修正した障害状況情報1に係るシミュレータ12bを擬似実行し(ステップS9)、擬似実行の結果が障害状況情報2の修正前擬似実行情報として示す実行結果と合致するか否かを判定する(ステップS10)。
ステップS10では、擬似実行の結果、起動シェルが「xxx2」となり、起動パラメータ・データが「yyy2」となった場合、擬似実行の結果が障害状況情報2の修正後の実行結果と合致すると判定する。擬似実行の結果が合致した場合、障害状況情報1に係る障害に対し、障害状況情報2に係る障害に対する対応と同様の対応を行うことで、障害が解消し復旧すると推定することができる。
ステップS10において、擬似実行の結果が合致すると判定した場合(ステップS10:YES)、障害対応支援装置1は、障害状況情報2に係る障害の原因及び対応方法を、障害状況情報1に係る障害の原因及び対応方法として出力手段15から出力する(ステップS11)。出力された内容を確認した障害復旧支援担当者は、出力された内容に基づくサポートを顧客に対して行う。
ステップS2において、同様の障害状況情報が記録されていないと判定した場合(ステップS2:NO)、障害対応支援装置1は、受け付けた障害状況情報に類似する障害状況情報をデータベース12aから抽出し(ステップS12)、抽出した障害状況情報を出力手段15から出力する(ステップS13)。ステップS12における類似する障害状況情報とは、例えば受け付けた障害状況情報に係るエラーコードが複数である場合に、複数のエラーコードの論理積を検索キーとするのではなく、複数のエラーコードの論理和を検索キーとして検索される障害状況情報である。また受け付けた障害状況情報に係るエラーコードと同系統のエラーコードを検索キーとして検索される障害状況情報である。
ステップS5において、擬似実行の結果が合致しないと判定した場合(ステップS5:NO)、障害対応支援装置1は、ステップS3にて抽出した障害状況情報及びステップS4の擬似実行の結果を出力手段15から出力する(ステップS14)。
ステップS7において、修正の実績が無いと判定した場合(ステップS7:NO)、障害対応支援装置1は、障害状況情報2に係るシミュレータ12bを起動し、障害状況情報2に示されている対応方法に基づく対応を行った上で、シミュレータ12bの障害状況情報2に係るパラメータを、障害状況情報1に係るパラメータに修正した障害状況情報1に係るシミュレータ12bを擬似実行し(ステップS15)、擬似実行の結果が障害状況情報2の修正前擬似実行情報として示す実行結果と合致するか否かを判定する(ステップS16)。修正の実績が無いと判定した場合の対応とは、入力する内容そのものが間違っており、構成要素自体に修正を加える必要がない場合、構成要素を修正する方法を見出せず、構成要素を修正しない方法で対応した場合等の状況下で行った対応である。
ステップS16において、擬似実行の結果が合致すると判定した場合(ステップS16:YES)、ステップS11へ進み、障害の原因及び対応方法を出力する(ステップS11)。出力された内容を確認した障害復旧支援担当者は、出力された内容に基づくサポートを顧客に対して行う。
ステップS10において、擬似実行の結果が合致しないと判定した場合(ステップS10:NO)、障害対応支援装置1は、ステップS3にて抽出した障害状況情報、ステップS6にて抽出したカスタマイズ情報、及びステップS9の擬似実行の結果を出力手段15から出力する(ステップS17)。
ステップS16において、擬似実行の結果が合致しないと判定した場合(ステップS16:NO)、障害対応支援装置1は、ステップS3にて抽出した障害状況情報及びステップS15の擬似実行結果を出力手段15から出力する(ステップS18)。
ステップS13、ステップS14、ステップS17及びステップS18にて障害状況情報等の情報が出力された場合、障害復旧支援担当者は、出力された内容に基づいて、対応方法を検討し、顧客に対してサポートを行う。ステップS13、ステップS14、ステップS17及びステップS18により出力される内容は、ステップS11にて出力される内容と異なり、障害原因及び対応方法を示すものではないため、障害復旧支援担当者は、出力された内容及び顧客との情報交換により障害原因を推定し、対応方法を検討することになる。
なおデータベース12aから抽出された障害状況情報が複数である場合、夫々の障害状況情報に対してシミュレータ12bによる擬似実行等の同様の処理が行われる。また障害状況情報が複数である場合、障害状況情報及び障害状況情報に基づく各種処理の結果は、発生時期順等の所定の順序に基づく並び替えが行われた上で出力される。
前記実施の形態では、構成要素が擬似実行可能なコンピュータプログラムである形態を示したが、本発明はこれに限らず、各種デバイス、プラント等の構成要素を備える稼動装置に対して適用することも可能である。
本発明の障害対応支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明の障害対応支援装置が備えるデータベースの記録内容を概念的に示す説明図である。 本発明の障害対応支援装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の障害対応支援装置の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 障害対応支援装置
12a データベース
12b シミュレータ
2 コンピュータプログラム
3 記録媒体

Claims (4)

  1. 複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援する障害対応支援装置を用いた障害対応支援方法において、
    複数の装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報をデータベースに記録し、
    一の装置の障害に係る障害状況の入力を受け付け、
    受け付けた障害状況に係る構成要素と同様の構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報を、前記データベースから抽出し、
    抽出した障害関連情報を出力する
    ことを特徴とする障害対応支援方法。
  2. 複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援する障害対応支援装置において、
    複数の装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報を記録するデータベースから情報を読み取る手段と、
    一の装置の障害に係る障害状況の入力を受け付ける手段と、
    受け付けた障害状況に係る構成要素と同様の構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報を、前記データベースから抽出する手段と、
    抽出した障害関連情報を出力する手段と
    を備えることを特徴とする障害対応支援装置。
  3. 前記構成要素は、コンピュータプログラムであり、
    構成要素を擬似実行する手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の障害対応支援装置。
  4. コンピュータに、複数の構成要素を有する装置の障害に対する対応を支援させるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、一の装置の障害に係る障害状況の入力を受け付けた場合に、複数の装置に係る構成要素の障害に関する障害関連情報を記録するデータベースから、受け付けた障害状況に係る構成要素と同様の構成要素又は類似する構成要素の障害関連情報を抽出させる手順と、
    コンピュータに、抽出した障害関連情報を出力させる手順と
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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