JP2007253334A - Plane - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、鉋に関するものである。 The present invention relates to a bag.
鉋は、一般に鉋台に設けた嵌合孔のガイド溝に沿って前端縁に刃縁を形成した鉋身を嵌合孔に嵌合し、この鉋身に押さえ金として裏金を押圧重合している。 In general, a saddle is formed by fitting a slime having a blade edge on the front edge along a guide groove of a fitting hole provided in the saddle base into a fitting hole, and pressing and polymerizing a back metal as a presser to the slime. .
この鉋身は、従来、軟鉄の地金に前端刃縁として鋼を鍛接した構成や、全体を鋼製として前端に刃縁を研ぎ出す構成が一般的であったが、上記鍛接や研ぎ出し作業が極めて厄介であり、また、砥石によるメンテナンス等が厄介であることから現在は替刃式が採用されることも多い。 Conventionally, this structure was generally constructed by forging steel as the front edge of a soft iron ingot, or by grinding the edge at the front edge as a whole made of steel. Since it is extremely troublesome and maintenance with a grindstone is troublesome, a replaceable blade type is often employed at present.
替刃式は、鉋身の前端部に替刃板が着脱自在に設けられる構成であり、この替刃式であれば、砥石による砥ぎ作業が不要で新たな替刃板に交換するだけで良く、それだけ作業性に秀れることになる。 The replaceable blade type is a configuration in which a replaceable blade plate is detachably provided at the front end of the slimming. With this replaceable blade type, grinding work with a grindstone is unnecessary and only a new replaceable blade plate is exchanged. It ’s good, and it ’s excellent workability.
ところで、替刃板の前端刃縁の左右両角部は耳が立たないように(中央部に対して角部が没入するように)研磨加工されてR形状等となっている。これは、前端刃縁の角部(刃板のエッジ)が中央部に対して突出若しくは面一状態であると上記切削の際にこの角部が被加工物と当接し、痕を付けてしまうからである(耳が立って鉋身より幅広の削り面に段が出てしまう。)。 By the way, the left and right corners of the front edge of the replacement blade plate are polished to have an R shape or the like so that the ears do not stand up (so that the corners are immersed with respect to the center). This is because, when the corner (edge of the blade plate) of the front edge edge protrudes or is flush with the center portion, the corner comes into contact with the workpiece during the cutting, and leaves a mark. This is because the ears will stand up and a step will appear on the surface that is wider than the slime.
しかしながら、替刃板の前端刃縁角部の研磨加工は極めて手間がかかり、鋼製板を打ち抜き加工した後、刃付け加工を行って形成した刃板の前端刃縁の左右両角部に夫々上記研磨加工を行うのは、非常に生産性が悪くコスト高となるのは避けられない。 However, the polishing of the front edge of the blade edge of the replacement blade plate is extremely laborious, and after punching the steel plate, it is performed on the left and right corners of the front edge of the blade edge of the blade plate formed by cutting the blade, respectively. It is inevitable that the polishing process is very productive and expensive.
本発明は、上述のような現状に鑑み成されたもので、刃板の前端刃縁角部を一々研磨する必要なく、簡易な改良でこの前端刃縁の角縁が被加工物に接触して傷を付けることを極めてコスト安に且つ確実に阻止できる極めて実用性に秀れた鉋を提供するものである。 The present invention has been made in view of the above situation, and it is not necessary to grind the front edge edge portion of the blade plate one by one, and the corner edge of the front edge edge comes into contact with the workpiece with a simple improvement. It is an object of the present invention to provide a bag with excellent practicality capable of reliably and reliably preventing scratching.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
被加工物1上をスライド移動させる鉋台2と、この鉋台2に設けられた嵌合孔3に嵌合する鉋身4と、この鉋身4の先端に重合せしめられる刃板6とから成り、この刃板6の前端刃縁9が前記鉋台2の下面より前記嵌合孔3を介して前記被加工物1側にやや突出状態となるように前記鉋身4を前記鉋台2の嵌合孔3に配設して、この鉋台2を前記被加工物1上でスライド移動させることで、前記刃板6の前端刃縁9により被加工物1の表面を切削し得る鉋であって、前記刃板6を前記鉋身4に押さえ付ける押さえ付け部を備え、この押さえ付け部により刃板6を鉋身4に押さえ付けることで、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲せしめられるように前記鉋身4を構成したことを特徴とする鉋に係るものである。
It consists of a
また、前記鉋身4にして前記刃板6の左右両縁部10と対向する位置に夫々、前記押さえ付け部により刃板6を鉋身4に押さえ付けた際、この刃板6の左右両縁部10を前記被加工物1と離反する方向に撓み湾曲せしめ得る湾曲ガイド部11を設けたことを特徴とする請求項1記載の鉋に係るものである。
Further, when the
また、被加工物1上をスライド移動させる鉋台2と、この鉋台2に設けられた嵌合孔3に嵌合する鉋身4と、この鉋身4の先端に設けた嵌合係止部5に嵌合係止される刃板6と、この刃板6を前記嵌合係止部5に押さえ付ける押さえ付け部8を有し前記鉋身4に重合する裏金7とから成り、この裏金7と前記鉋身4とで挟持固定される前記刃板6の前端刃縁9が前記鉋台2の下面より前記嵌合孔3を介して前記被加工物1側にやや突出状態となるように前記鉋身4を前記鉋台2の嵌合孔3に配設して、この鉋台2を前記被加工物1上でスライド移動させることで、前記刃板6の前端刃縁9により被加工物1の表面を切削し得る鉋であって、前記裏金7の押さえ付け部8により前記刃板6を前記鉋身4の嵌合係止部5に押さえ付けることで、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲せしめられるように前記鉋身4の嵌合係止部5及び前記裏金7の押さえ付け部8を構成したことを特徴とする鉋に係るものである。
Further, a
また、前記鉋身4の嵌合係止部5にして前記刃板6の左右両縁部10と対向する位置に夫々、前記裏金7の押さえ付け部8により前記刃板6を前記鉋身4の嵌合係止部5に押さえ付けた際、この刃板6の左右両縁部10を前記被加工物1と離反する方向に撓み湾曲せしめ得る湾曲ガイド部11を設け、前記裏金7の押さえ付け部8は、前記刃板6の前記湾曲ガイド部11による前記撓み湾曲を許容し得る形状に設定して、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲することでこの刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から浮上し得るように構成したことを特徴とする請求項3記載の鉋に係るものである。
In addition, the
また、前記鉋身4の先端に前記刃板6が嵌合係止する前記嵌合係止部5を凹設し、この凹設された嵌合係止部5の左右両端部の段差面を垂直面でなく滑らかな湾曲傾斜面に設定してこの湾曲傾斜面を前記湾曲ガイド部11に設定したことを特徴とする請求項3,4のいずれか1項に記載の鉋に係るものである。
Further, the
また、前記裏金7の押さえ付け部8の左右両端部12の下面を前記湾曲ガイド部11の湾曲形状と略合致する湾曲形状面に設定して、略同湾曲形状の前記湾曲ガイド部11と前記押さえ付け部8の左右両端部12の下面とで前記刃板6の左右両縁部10を挟持押圧することで、この刃板6の左右両縁部10を撓ませて前記湾曲ガイド部11及び前記押さえ付け部8の左右両端部12の下面に沿った湾曲形状に変形せしめ得るように構成したことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の鉋に係るものである。
Further, the lower surfaces of the left and
本発明は、上述のように構成したから、刃板の前端刃縁の左右両縁部が被加工物に対して離反した方向に湾曲することでこの前端刃縁の左右両角部が被加工物に接触することが阻止され、従って、この刃板の前端刃縁の左右両角部を研磨加工せずとも耳が立つことがなく、例えば鋼製板を打ち抜き・直線刃付け加工しただけの安価な刃板を使用することが可能となる極めて実用性に秀れた鉋となる。 Since the present invention is configured as described above, the left and right edges of the front edge of the blade plate are curved in a direction away from the workpiece, so that the left and right corners of the front edge are at the workpiece. Therefore, the left and right corners of the front edge of the blade plate are not heard without being polished, and for example, a steel plate is punched and straight bladed. It will be an extremely practical kite that allows the use of a blade plate.
また、請求項2〜6記載の発明においては、本発明を一層容易に実現できる一層実用性に秀れたものとなる。 Moreover, in invention of Claims 2-6, it becomes the thing which was excellent in the further practical use which can implement | achieve this invention more easily.
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 Embodiments of the present invention that are considered suitable (how to carry out the invention) will be briefly described with reference to the drawings, illustrating the operation of the present invention.
鉋身4の先端に重合せしめられる刃板6を、例えば鉋身4に重合する裏金7の押さえ付け部8等により鉋身4に押さえ付けた際、刃板6の左右両縁部10が、例えば鉋身4にして前記刃板6の左右両縁部10と対向する位置に夫々設けた湾曲ガイド部11等により被加工物1から離反する方向に撓み湾曲せしめられる。
When the
従って、鉋台2を被加工物1上をスライド移動させてこの被加工物1の表面を切削する際、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から浮上することになり、この刃縁6の前端刃縁9の角部が切削作用を発揮せず、耳が立ってしまうことを阻止できる。
Accordingly, when the table 2 is slid on the workpiece 1 to cut the surface of the workpiece 1, the left and
即ち、従来のように刃板6の前端刃縁9の左右両角部に、手間のかかる研磨加工を一々施す必要なく、単に鋼製板を打ち抜き・刃付け加工を行っただけの安価な刃板6を用いることが可能となる。
That is, it is not necessary to perform both the left and right corners of the
よって、本発明は、鉋身4に刃板6を押し付けた際、この刃板6の左右両縁部10を被加工物1から離反する方向に撓み湾曲せしめ得る湾曲ガイド部11等を前記鉋身4に設けるだけで、従来必須であった刃板6(替刃板)の前端刃縁9の角部の研磨加工を不要とすることが可能となる。
Therefore, according to the present invention, when the
即ち、刃板6の加工工程を削減して刃板6の量産性を向上させることができ、しかも、研磨加工用の高価な工作装置等も不要となるから、それだけ安価に刃板6を製造可能となり、替刃式でメンテナンスに手間がかからず作業性に秀れるのは勿論、刃板6がより安価となることで切れ味の落ちた刃板6を惜しむことなく切れ味の良い新たな刃板6に交換でき、常に良好な刃縁で被加工物1を切削することが可能な極めて実用的な鉋を実現できることになる。
In other words, it is possible to improve the mass productivity of the
また、例えば、前記裏金7の押さえ付け部8は、前記刃板6の前記湾曲ガイド部11による前記撓み湾曲を許容し得る形状に設定して、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲することでこの刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から浮上し得るように構成した場合には、一層容易に且つ確実に刃板6の前端刃縁9の左右両縁部10を前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲させて前端刃縁9の角部が被加工物1に当接することを阻止できる。
Further, for example, the
また、例えば、前記鉋身4の先端に前記刃板6が嵌合係止する前記嵌合係止部5を凹設し、この凹設された嵌合係止部5の左右両端部の段差面を垂直面でなく滑らかな湾曲傾斜面に設定してこの湾曲傾斜面を前記湾曲ガイド部11に設定した場合には、前記刃板6の左右両縁部10のみを湾曲させて前端刃縁9中央部への影響を可及的に抑制することが可能となる。
In addition, for example, the
また、例えば、前記裏金7の押さえ付け部8の左右両端部12の下面を前記湾曲ガイド部11の湾曲形状と略合致する湾曲形状面に設定して、略同湾曲形状の前記湾曲ガイド部11と前記押さえ付け部8の左右両端部12の下面とで前記刃板6の左右両縁部10を挟持押圧することで、この刃板6の左右両縁部10を撓ませて前記湾曲ガイド部11及び前記押さえ付け部8の左右両端部12の下面に沿った湾曲形状に変形せしめ得るように構成した場合には、刃板6の板厚が多少厚くても確実に左右両縁部10を所望の湾曲形状に変形させることが可能となる。
Further, for example, the lower surface of the left and
本発明の具体的な実施例1について図1〜6に基づいて説明する。 A specific embodiment 1 of the present invention will be described with reference to FIGS.
実施例1は、図1に図示したように被加工物1上をスライド移動させる鉋台2と、この鉋台2に設けられた嵌合孔3に嵌合する鉋身4と、この鉋身4の先端に設けた嵌合係止部5に嵌合係止される刃板6と、この刃板6を前記嵌合係止部5に押さえ付ける押さえ付け部8を有し前記鉋身4に重合する裏金7とから成り、この裏金7と前記鉋身4とで挟持固定される前記刃板6の前端刃縁9が前記鉋台2の下面より前記嵌合孔3を介して前記被加工物1側にやや突出状態となるように前記鉋身4を前記鉋台2の嵌合孔3に配設して、この鉋台2を前記被加工物1上でスライド移動させることで、前記刃板6の前端刃縁9により被加工物1の表面を切削し得る鉋であって、前記裏金7の押さえ付け部8により前記刃板6を前記鉋身4の嵌合係止部5に押さえ付けることで、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲せしめられるように前記鉋身4の嵌合係止部5及び前記裏金7の押さえ付け部8を構成したものである。
In the first embodiment, as shown in FIG. 1, a
具体的には、前記鉋身4の嵌合係止部5にして前記刃板6の左右両縁部10と対向する位置に夫々、前記裏金7の押さえ付け部8により前記刃板6を前記鉋身4の嵌合係止部5に押さえ付けた際、この刃板6の左右両縁部10を前記被加工物1と離反する方向に撓み湾曲せしめ得る湾曲ガイド部11を設け、前記裏金7の押さえ付け部8は、前記刃板6の前記湾曲ガイド部11による前記撓み湾曲を許容し得る形状に設定して、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲することでこの刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から浮上し得るように構成している。
Specifically, the
従って、裏金7を有する一般的な鉋と同様に、裏金7により鉋身4の前端刃縁9を押さえ付けるだけで、前記刃板6の左右両縁部10が撓み湾曲せしめられ、他の押さえ付け用の構造を必要とすることがなく、鉋身4に湾曲ガイド部11を設けるだけの簡易な改良で実現できることになる。
Therefore, just like pressing a
また、実施例1においては、図2に図示したように前記鉋身4の先端に前記刃板6が嵌合係止する前記嵌合係止部5を凹設し、この凹設された嵌合係止部5の左右両端部の段差面を垂直面でなく滑らかな湾曲傾斜面に設定してこの湾曲傾斜面を前記湾曲ガイド部11に設定している。
Further, in the first embodiment, as shown in FIG. 2, the
従って、一般的な替刃式の鉋に設けられる鉋身4の先端に嵌合係止する嵌合係止部5の左右両端部の段差面を湾曲傾斜面に設定するだけで、前記湾曲ガイド部11を実現できることになる。
Therefore, the bending guide can be obtained simply by setting the stepped surfaces of the left and right ends of the
具体的には、前記湾曲傾斜面が刃板6の左右両縁部10と当接する部位をなだらかな湾曲傾斜面に設定する(言い換えれば、従来の替刃式の鉋の嵌合係止部の左右両端部の段差面から内方に突出するように湾曲傾斜面を設ける。)。
Specifically, the portion where the curved inclined surface contacts the left and
更に、図3に図示したように前記裏金7の押さえ付け部8の左右両端部12の下面を前記湾曲ガイド部11の湾曲形状と略合致する湾曲形状面に設定して、図3(b)に図示したように略同湾曲形状の前記湾曲ガイド部11と前記押さえ付け部8の左右両端部12の下面とで前記刃板6の左右両縁部10を挟持押圧することで、この刃板6の左右両縁部10を撓ませて前記湾曲ガイド部11及び前記押さえ付け部8の左右両端部12の下面に沿った湾曲形状に変形せしめ得るように構成している。
Further, as shown in FIG. 3, the lower surfaces of the left and
従って、裏金7の押さえ付け部8により鉋身4の嵌合係止部5に刃板6を押し付ける際、前記湾曲ガイド部11と共に押さえ付け部8の左右両端部によってもこの刃板6の左右両縁部10が撓み湾曲せしめられるから、この撓み湾曲がより確実且つスムーズに行われることになり、より肉厚の刃板6であっても良好に撓ませることが可能となり、また、この刃板6に破損等が生じにくい構成となる。更に、湾曲させたい刃板6の左右両縁部10のみを撓ませることができ、中央部を湾曲させてしまうことを可及的に阻止できる。
Therefore, when the
各部を具体的に説明する。 Each part will be specifically described.
木製の鉋台2には、嵌合孔3が形成されており、この嵌合孔3の左右両側面には、鉋身4の左右両端部が配設されるガイド溝13が形成されている。
The
また、鉋台2の嵌合孔3の左右両側面には、前記鉋身4と前記裏金7とを押える押さえ棒14が架設されている。この押さえ棒14は固定状態で設けられている。
Further, on both the left and right side surfaces of the
また、嵌合孔3の前記押さえ棒14と対向する位置には添設面15が設けられており、前記ガイド溝13によりガイドされた鉋身4の下面はこの添設面15に添設される。
Further, an
鉋身4は鋼製であり、この鉋身4の先端に前記嵌合孔3のガイド溝に配設される左右両端部を残すように前記嵌合係止部5が凹設されている。
The slimming
嵌合係止部5は平面視略矩形状であり、この嵌合係止部5の左右両端部の段差面(嵌合係止部5の底面と前記鉋身4の左右両端部表面との段差面)を前記滑らかな湾曲傾斜面に設定している。
The
この湾曲傾斜面は、前記刃板6の左右両縁部10全体が撓み湾曲し得る長さに形成している。具体的には、刃板6の左右両縁部10との当接面の全長に渡って形成している。従って、極めて良好に刃板6の左右両縁部10を撓み湾曲させることができる。
The curved inclined surface is formed in such a length that the entire left and
尚、本実施例においては、湾曲ガイド部11を滑らかな湾曲傾斜面としているが、例えば図6(a)に図示したように、段差部17を形成した構成としても良い。この場合、図6(b)に図示したように、刃板6が裏金7により押さえ付けられた際、段差部17の角部が支点となって刃板6の左右両縁部10が湾曲せしめられることになる。
In this embodiment, the curved guide portion 11 is a smooth curved inclined surface. However, for example, as shown in FIG. 6A, a stepped
裏金7は鋼製であり、この裏金7の押さえ付け部8は、鉋身4の嵌合係止部5に嵌合係止する刃板6よりやや幅狭に設定している。これは湾曲ガイド部11により撓み湾曲せしめられる刃板6の左右両縁部10の変形を良好に許容するためである。
The
また、裏金7先端の押さえ付け部8の左右両端部12の下面は前記嵌合係止部5の湾曲傾斜面(湾曲ガイド部11)の湾曲形状と略一致する湾曲形状面に設定されている。図中、符号16は肩である。尚、本実施例においては、裏金7の左右両端部12の下面を湾曲形状面としているが、例えば、単にこの裏金7を前記湾曲ガイド部11間より幅狭に形成する等、裏金7は刃板6の左右両縁部10の湾曲を阻害しない形状であれば良い。
Further, the lower surfaces of the left and
従って、鉋身4の嵌合係止部5と裏金7の押さえ付け部8とで刃板6の前端刃縁9がやや突出するように挟持した状態で、鉋身4の左右両端部を前記ガイド溝13に挿通せしめて押さえ棒14と添設面15との間に鉋身4と裏金7とを、例えば鉋身4の後端をハンマー等で叩いて挿通せしめると、裏金7が押さえ棒14により鉋身4側に押圧されて裏金7は鉋身4に押圧重合され、裏金7の押さえ付け部8により刃板6は鉋身4に押さえ付けられることになる。
Accordingly, the left and right end portions of the
この際、更に鉋身4の後端を叩いて刃板6の前端刃縁9の突出度を調整すると共に、裏金7の後端も叩いて押さえ付け部8による刃板6の押さえ量を調整する。
At this time, the rear end of the
刃板6は鋼製であり、鋼製の板を打ち抜き成形した後、刃付け加工を行うことで形成されている。尚、刃付け加工は前端だけでなく後端にも施される。また、この刃板6の左右両端部を夫々、刃板6の全幅の一割以下の範囲で湾曲せしめることで、刃板6の前端刃縁9の中央部の変形を良好に阻止できることを確認している。
The
従って、図4,5に図示したように被加工物1の表面を切削する際、刃板6の左右両縁部10が撓み湾曲することで、刃板6の前端刃縁9の角部がこの被加工物1から浮上することになり、この前端刃縁9の角部を被加工物1に当接させることなく、切削加工を行えることになる。
Accordingly, when the surface of the workpiece 1 is cut as shown in FIGS. 4 and 5, the left and
実施例1は上述のように構成したから、鉋身4の先端に重合せしめられる刃板6を、鉋身4に重合する裏金7の押さえ付け部8により鉋身4に押さえ付けた際、刃板6の左右両縁部10が、鉋身4にして前記刃板6の左右両縁部10と対向する位置に夫々設けた湾曲ガイド部11及び裏金7の押さえ付け部8の左右両端部12の下面により押圧挟持され、被加工物1から離反する方向に良好に且つ確実に撓み湾曲せしめられる。
Since Example 1 is configured as described above, when the
従って、鉋台2を被加工物1上をスライド移動させてこの被加工物1の表面を切削する際、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から浮上することになり、この刃縁6の前端刃縁9の角部が切削作用を発揮せず、耳が立ってしまうことを確実に阻止できる。
Accordingly, when the table 2 is slid on the workpiece 1 to cut the surface of the workpiece 1, the left and
即ち、従来のように刃板6の前端刃縁9の左右両角部に、手間のかかる研磨加工を一々施す必要なく、単に鋼製板を打ち抜き・刃付け加工を行っただけの安価な刃板6を用いることが可能となる。
That is, it is not necessary to perform both the left and right corners of the
よって、実施例1は、鉋身4に刃板6を押し付けた際、この刃板6の左右両縁部10を被加工物1から離反する方向に撓み湾曲せしめ得る湾曲ガイド部11等を前記鉋身4に設けるだけで、従来必須であった刃板6(替刃板)の前端刃縁9の角部の研磨加工を不要とすることが可能となる。
Therefore, in the first embodiment, when the
即ち、刃板6の加工工程を削減して刃板6の量産性を向上させることができ、しかも、研磨加工用の高価な工作装置等も不要となるから、それだけ安価に刃板6を製造可能となり、替刃式でメンテナンスに手間がかからず作業性に秀れるのは勿論、刃板6がより安価となることで切れ味の落ちた刃板6を惜しむことなく切れ味の良い新たな刃板6に交換でき、常に良好な刃縁で被加工物1を切削することが可能な極めて実用的な鉋を実現できることになる。
In other words, it is possible to improve the mass productivity of the
従って、実施例1は、刃板の前端刃縁の左右両縁部が被加工物に対して離反した方向に湾曲することでこの前端刃縁の左右両角部が被加工物に接触することが阻止され、従って、この刃板の前端刃縁の左右両角部を研磨加工せずとも耳が立つことがなく、例えば鋼製板を打ち抜き・刃付け加工しただけの安価な刃板を使用することが可能となる極めて実用性に秀れた鉋となる。 Accordingly, in the first embodiment, the left and right edges of the front edge of the blade plate are curved in a direction away from the workpiece, so that the left and right corners of the front edge can contact the workpiece. Therefore, without using the right and left corners of the edge of the front edge of this blade plate, it will not be heard, and for example, an inexpensive blade plate made by punching and cutting a steel plate will be used. It will be a highly practical bag that can be used.
本発明の具体的な実施例2について図7,8に基づいて説明する。 A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
実施例2は、押さえ付け部として螺子体(の頭部)を採用した例であり、その余は実施例1と同様である。具体的には、図7,8に図示したように、被加工物1上をスライド移動させる鉋台2と、この鉋台2に設けられた嵌合孔3に嵌合する鉋身4と、この鉋身4の先端に設けた嵌合係止部5に嵌合係止される刃板6と、この刃板6を前記嵌合係止部5に押さえ付ける押さえ付け部8を有し前記鉋身4に重合する裏金7とから成り、この裏金7と前記鉋身4とで挟持固定される前記刃板6の前端刃縁9が前記鉋台2の下面より前記嵌合孔3を介して前記被加工物1側にやや突出状態となるように前記鉋身4を前記鉋台2の嵌合孔3に配設して、この鉋台2を前記被加工物1上でスライド移動させることで、前記刃板6の前端刃縁9により被加工物1の表面を切削し得る鉋であって、前記刃板6に螺子体20の尾部21が挿通される挿通孔23を形成し、この螺子体20の尾部21には前記鉋身4の嵌合係止部5に設けられた螺子孔24と螺合する螺子部を設け、螺子体20を前記挿通孔23に挿通し、前記螺子部を前記螺子孔24と螺合することで、この螺子体20の頭部22により前記刃板6が前記嵌合係止部5に押さえ付けられるように構成し、この螺子体20により前記刃板6を前記鉋身4の嵌合係止部5に押さえ付けることで、前記刃板6の左右両縁部10が前記被加工物1から離反する方向に撓み湾曲せしめられるように前記鉋身4を構成したものである。尚、図8中、符号25は螺子体20の頭部22を逃げる逃げ部である。
The second embodiment is an example in which a screw body (head) is used as the pressing portion, and the rest is the same as the first embodiment. Specifically, as shown in FIGS. 7 and 8, a
即ち、実施例2においては、裏金7はあくまで刃板6の前端刃縁の押さえ量を調整するものであり、前記螺子体20の頭部22により前記刃板6が嵌合係止部5に押さえ付けられることで、前記嵌合係止部5に設けた湾曲ガイド部11により撓み湾曲せしめられるように構成している(図8(b)参照)。但し、螺子体20の頭部22による押さえ付けが不十分であった場合には、勿論裏金7の押さえ付け部8によっても押さえ付けられる。
In other words, in the second embodiment, the
実施例2のように螺子体20を用いる場合、より確実に且つ精密に刃板6の左右両縁部10を撓み湾曲せしめることができる。特に、刃板6にして湾曲せしめられる左右両縁部10よりやや中央部寄り位置に夫々螺子体20の尾部21が挿通される挿通孔23を設けたから、刃板6の中央部を確実に嵌合係止部5に密着させることができ、前記湾曲ガイド部11により確実に刃板6の左右両縁部10のみを湾曲させて刃板6の前端刃縁9の中央部への影響を最小限に抑えることができることになる。
When the
本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 The present invention is not limited to the first and second embodiments, and the specific configuration of each component can be appropriately designed.
1 被加工物
2 鉋台
3 嵌合孔
4 鉋身
5 嵌合係止部
6 刃板
7 裏金
8 押さえ付け部
9 前端刃縁
10 左右両縁部
11 湾曲ガイド部
12 左右両端部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
10 Left and right edges
11 Curved guide
12 Left and right ends
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