JP2007252283A - 草刈り機 - Google Patents

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JP2007252283A
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JP2006081868A
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Daisuke Fujii
大介 藤井
Yasuo Oshima
泰男 大島
Takeshi Nagatsuka
健 永塚
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Fujii Corp Co Ltd
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Fujii Corp Co Ltd
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Abstract

【課題】草刈り機の刈刃の刈刃ステーの連結機構で、従来は、特殊な部品形状により特定工具でないと着脱できない、部品が煩雑でつけ間違いやつけ忘れが起こりやすい、など草刈り作業性を損なう問題があった。これら刈刃の着脱に関わるトラブルを解消し、草刈り作業能率の向上を目的とする。
【解決手段】刈刃12と刈刃ステー11との連結部を保護するため、連結部の回転方向前面側には連結部着脱操作側の投影面全体を覆う投影面を構成し、回転方向前面側以外の面にはオープン状態にある形状の連結部カバー111を、着脱する際の操作側である固定ナット114側に形成した。連結部着脱操作部を小石など障害物による摩耗損傷から完全に保護すると共に、回転方向前面側以外の三面がオープンになっているため、着脱の際、特殊な工具を必要とせず、汎用工具で、誰でも容易に着脱作業ができ作業性が向上するようになった。
【選択図】図3

Description

本発明は草刈り機または類機の芝刈り機の中で主に小形乗用の刈り取り部の刈刃着脱機構に関わるものである。
草刈り機は草刈り作業の負荷又は作業量において刈り取り部の摩耗し劣化した刈刃を新品と交換する手段が必要である。
実開平6−8471
草刈り機の刈刃の刈刃ステーへの連結は従来それぞれの貫通穴同士にボルトを下から通し上側でナット締めにて行っていた。(図8、図9) そのままでは草刈り作業中、土、砂、小石、他異物などによりナットの六角角部が摩耗し工具で着脱しようとしても六角角部をなめ、ナットを回すことが困難になり刈刃の着脱ができなくなるという問題があった。これを解決するためナットを飛び石など障害物から保護する引例の「環状立縁体」を設ける方式(図9)や図8のような折り曲げ式のナットカバーを設ける方式などがあった。しかしいずれの方式もボックスレンチなどの特定工具でないと着脱できない、部品数が多く着脱に手間がかかる、部品を付け忘れる、またナットカバーそのものが損傷し工具が使えなくなる、など刈刃の着脱作業性を損なういくつかの問題があった。又逆に複雑な連結部のゆるみや摩耗損傷により刈刃が草刈り作業中に脱落し吹っ飛んでしまうという、安全上の問題もあった。本発明は刈刃の着脱機構に関わるこれらの問題を解決し、草刈り機の刈刃に関わるトラブルをなくし、また着脱容易にし刈刃着脱作業性を向上させ、草刈り作業能率の向上を目的とする。
上記課題を解決するために本発明において講じた手段は、刈刃と刈刃ステーとの連結部の回転方向前面側には連結部着脱操作側の投影面全体を覆う投影面を構成し、それ以外の面にはオープン状態にある形状の連結部カバーを設けたことである。
本発明は上記手段を施したことにより以下の効果を有する。
連結部回転方向前面側以外の面(三面)は空いているため、刈刃着脱に特殊な工具を必要とせず、工具手段を選ばず、誰でも容易に着脱作業ができ作業性が向上する。
連結部カバーそのものが摩耗損傷しても刈刃の着脱操作には影響せず、刈刃着脱の際のトラブルがなくなり刈刃着脱作業性が向上する。
従来のようにカバー部品を刈刃と重ね固定するための余計な部品がなくなり、着脱時のつけ間違い、つけ忘れ、ゆるみなどのトラブルがなくなり刈刃着脱作業性が向上する。
刈刃をカバー部品など他の余計な部品と重ね固定する必要がなく確実に固定されるため、草刈り作業中に固定が外れ吹っ飛ぶことがなくなり、安全性も向上する。
連結部カバーは連結部投影面だけ覆うのではなく回転方向前面以外の方向からの飛び石などに対してもガードできるよう大きめにした方がよりあらゆる作業環境下における障害物に対応できる。また連結部全方位を覆えばガードはより完璧になるが、着脱作業に特殊な工具を必要とするようになる。回転方向前面側だけで充分であり、後面側の保護はほとんど必要としない。前面側だけの対応で構造は単純かつ製作しやすくなり、又刈刃着脱作業の障害にならず、特殊な工具を必要とせず汎用のレンチ、スパナなどで誰でも容易に着脱作業ができる。回転方向前面側に構成することにより単純な構成且つ作業性に優れたものにすることが出来た。
本発明の第一実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明草刈り機の実施例で左側面図、図2は本発明草刈り機で刈刃と刈刃ステーとの連結状態全体を示す断面図、図3はその連結状態の詳細と着脱状態を示す斜視図、図4は連結部の断面図、図5は着脱状態全体を示す斜視図である。図は見やすくする為一部省略している。草刈り機はエンジン2の出力をエンジンプーリ21から刈刃プーリ14で受け刈刃軸13を介して刈刃ステー11を回転させる。刈刃ステー11の両先端には刈刃12が回転自在に連結されていて草を刈ることができる。一方、エンジンプーリ21から別にトランスミッション3を介し走行駆動車輪4により駆動走行し、ステアリング6の操作で操舵車輪5により舵取りを行う。刈り取り部1は昇降レバー7で昇降出来、刈り取りの草高さを調節できる。
本発明の実施例である刈刃12と刈刃ステー11との連結構成について図2、図3、図4、及び図5で説明する。図5に一対で示してある矢印は刈刃12と刈刃ステー11との回転方向を示す。刈刃12は刈刃ステー11の両端に回転対称にそれぞれの貫通孔を通し、固定用ボルト112、カラー113、固定用ナット114により連結されている。111はこのナット114やボルト112のネジ部を小石など障害物から摩耗損傷を防ぐための本発明の連結部カバーである。カラー113の外径はステー11とカバー111との貫通穴径より小さく、厚みはステー11とカバー111を重ね合わせた板厚より厚めに形成されているため、刈刃12の連結状態は回転自在になっている。回転自在に連結するのは、石など障害物からの逃げ、切れ味向上、消耗品としてのメインテナンス性などによる。以上のように本発明連結部カバー111は従来のナットカバーとは異なり、刈刃12とは共締めになっていない。
連結部カバー111は刈刃12を刈刃ステー11から着脱する際の操作側である固定用ナット114側に折り返すように形成してある。折り返し角度は連結部着脱操作側の固定用ナット114を覆うように幾分鋭角気味に、高さは連結部より幾分高く、幅方向には充分広くして回転方向投影面全体を覆う投影面を構成するようにした。刈り取り部1のケース内のため、回転方向前方の上下方向からの障害物の飛散は少なく、前方左右方向からの飛散が比較的多いためである。またそれと相対する反対側には刈り刃ステー11側に折り返しで回り止めが形成されている。
本連結部カバー111の構成にて前記連結部の着脱操作側である固定用ナット114は回転方向前面からの障害物からはもちろん、それ以外の方向からの障害物に対しても保護することが出来る。この必要機能を満たした上で更に、回転方向前面側以外の三面が空いているため、着脱の際、特定工具を使う必要性が無く汎用工具で誰でも簡単に着脱作業することができる。また充分な着脱スペースがあるためカバー111そのものが摩耗損傷あるいは最悪変形したとしても着脱作業に大きな影響はない。
また本構成で刈刃12は固定用ボルト112−刈刃12−カラー113−固定用ナット114で専用にカラー固定されるため、動作中にゆるみ外れてしまうというトラブルを大幅に改善することが出来る。部品数も少なくなって装着忘れも改善できている。比較として図8、図9に従来のナットカバーを重ね合わせて連結する方式を示す。連結部品過多のため確実締結のための部品も余分に増えている。
現在の草刈り機は、刈刃12は前記理由でほとんどステー11に回転自在に連結されることから、従来方式のナットカバー(図8、図9)はこれに共締めされる構成が常識になっていた。そのためおのずと形状は環状ないし筒状になり、着脱に特定工具が必要になり、作業がわずらわしいものになっていた。またカバーそのものが摩耗損傷や変形した場合には工具の使用が出来ず、刈刃12の着脱が困難にもなっていた。更に共締めすることから連結部品が多くなってしまい、つけ間違い、つけ忘れ、ゆるみなどが発生する原因にもなっていた。本発明はまた連結部カバー111の止め方を刈刃12と共締めにせず、刈刃は刈刃で専用固定し、カバーはそれとは別止めにするようあえて従来常識に挑戦した結果、得られた成果でもある。
実施例では(図3)単純な板金曲げ構成にしてあるが、従来のように全周を囲まないまでも(前記理由でその必要はない)固定ナット部114を囲むように半月状にすればより保護は完璧になるが製造コストがかかる。結果、その分左右に広げるようにしてある。実施例では固定用ナット114に座付きつぶしナットを使用したが、ダブルナットを使用しても割ピン用ナットを使用してもよい。もちろんボルトナット以外のものでもよい。連結部着脱操作側の回転方向前面側に本連結部カバー111を構成することで着脱操作部の障害物からの摩耗損傷を防ぐことが出来、且つ刈刃12の着脱作業性を向上させることが出来る。
図6に本発明の第二実施例を示す。刈刃ステー11の刈刃12の回り止め用予備穴を利用し、連結部カバー111aの回り止めを形成した構造になっている。この構成にてカバー111aの前後のつけ間違いを防ぐことが出来る。
図7に本発明の第三実施例を示す。連結部を保護するための連結部カバー111bを、着脱する際の可動側である固定ナット114側に折り返しで刈刃ステー11に一体で形成してある。折り返し角度は連結部を覆うように幾分鋭角気味に、高さは連結部より幾分高く、幅方向には充分広くして連結部着脱可動側の投影面全体を覆う投影面を構成するようにしてある。
この構成にすることにより刈刃交換時の交換部品点数が大幅に少なくなりメインテナンス性が向上するだけでなく、従来方法で発生する部品のつけ忘れによるトラブルを完全に解消することができる。また連結部カバー111bを刈刃ステー11に一体にすることで、材質、板厚など堅牢強固なものに形成することが出来、摩耗寿命を大幅に伸ばすことが出来る。刈刃12とその取り付け部品は(従来式ナットカバーもしかり)消耗部品としての性格上摩耗損傷しやすいのに対し、刈刃ステー11は機体構成品として維持できるよう堅牢強固にしてある。
屋外作業機で小石、砂などの障害物から摩耗損傷を防ぐ回転体の重要部位の全てに使用が可能である。
本第1実施例を示す草刈り機の左側面図である。 本第1実施例の刈刃と刈刃ステーの連結状態を示す断面図である。 本第1実施例の刈刃と刈刃ステーの連結状態と着脱状態との詳細を示す斜視図である。 本第1実施例の刈刃と刈刃ステーの連結状態を示す断面図である。 本第1実施例の刈刃と刈刃ステーの着脱状態の全体を示す斜視図である。 本第2実施例の刈刃と刈刃ステーの連結状態を示す斜視図と断面図である。 本第3実施例の刈刃と刈刃ステーの連結状態を示す斜視図と断面図である。 従来の刈刃と刈刃ステーの連結部を保護するためにナットカバーを用いる方式の一つを示す図である。 従来の刈刃と刈刃ステーの連結部を保護するためにナットカバーを用いる方式の一つを示す図である。
符号の説明
1 刈り取り部
2 エンジン
3 トランスミッション
4 走行駆動車輪
5 操舵車輪
6 ステアリング
7 昇降レバー
11 刈刃ステー
12 刈刃
13 刈刃軸
14 刈刃プーリ

Claims (3)

  1. 刈り取り部の刈刃と刈刃ステーとの端を機械部品などにより、該刈刃を回転自在に重ね合わせ、該ステーと着脱自在に連結した草刈り機において、該連結部の回転方向前面側には連結部の着脱操作側の投影面全体を覆う投影面を構成し、回転方向前面側以外の面にはオープン状態にある形状の連結部カバーを、該ステー上に設けたことを特徴とする草刈り機の刈刃の刈刃ステーとの連結機構。
  2. 前記連結部カバーの前記刈刃ステー上への装着を、前記刈刃の刈刃ステーへの連結固定とは別に、非回転で連結したことを特徴とする請求項1に記載する草刈り機の刈刃の刈刃ステーとの連結機構。
  3. 前記連結部カバーを前記刈刃ステーに一体で形成したことを特徴とする請求項1に記載する草刈り機の刈刃の刈刃ステーとの連結機構。
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