JP2007251658A - 帯域制御装置、帯域制御プログラム、帯域制御方法 - Google Patents

帯域制御装置、帯域制御プログラム、帯域制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストを考慮した帯域制御を行う帯域制御装置、帯域制御プログラム、帯域制御方法を提供する。
【解決手段】複数の回線2a,2b,3の少なくとも一つを用いて中継を行う帯域制御装置1aであって、他の帯域制御装置1bと協働して複数の回線の帯域を制御する帯域制御装置1aにおいて、複数の回線2a,2b,3における自己の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測部15a,15b,15cと、複数の回線2a,2b,3における帯域制御装置1bの通信の状況を第2の通信状況として取得するとともに、第1の通信状況と第2の通信状況とに基づいて、回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、複数の回線2a,2b,3に対して中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御部16とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の回線の帯域の制御を行う帯域制御装置に関するものである。
従来、複数の回線を利用して負荷分散を行うリンク負荷分散装置がある。
なお、本発明の関連ある従来技術として、ユーザ端末からのフロー転送要求に対応する経路を検索し、負荷分散処理を行い、ルータを設定する伝送帯域制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−236198号公報
しかしながら、帯域が保証されないネットワークである帯域非保証型ネットワークは、通信や業務などに利用される場合、必要とする帯域を確保できないことがあり、業務や通信に影響が出ることがあった。一方、帯域が保証されるネットワークである帯域保証型ネットワークは、維持費などのコストが高いことから、導入の際の支障となり、必要な帯域が利用できない場合があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、コストを考慮した帯域制御を行う帯域制御装置、帯域制御プログラム、帯域制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、複数の回線の少なくとも一つを用いて中継を行う帯域制御装置であって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続され、前記他の帯域制御装置と協働して前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御装置において、前記複数の回線における自己の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測部と、前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得部と、前記通信状況計測部により取得された第1の通信状況と前記通信状況取得部により取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御部とを備えたものである。
また、本発明に係る帯域制御装置において、前記帯域制御部は、更に、時刻に対する前記回線状況の変動を記録したものである回線変動情報を取得し、前記回線状況と該回線変動情報とに基づいて、前記振り分けを行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る帯域制御装置において、前記帯域制御部は、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似している場合、前記回線変動情報を用いて前記回線状況の予測を行い、該予測結果に基づいて前記振り分けを行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る帯域制御装置において、前記帯域制御部は、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似していない場合、前記回線状況に基づいて前記回線変動情報を更新することを特徴とするものである。
また、本発明に係る帯域制御装置において、前記帯域制御部は、更に、予め設定された前記回線毎のコストである回線コスト情報と予め設定された負担可能なコストの上限である上限コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る帯域制御装置において、前記帯域制御部は、更に、予めアプリケーション毎に設定された該アプリケーションの所要帯域と該アプリケーションによる削減コストとに基づいて、通信中のアプリケーションに対応する前記所要帯域と前記削減コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記所要帯域と前記削減コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る帯域制御装置において、前記通信状況取得部は更に、前記通信状況計測部により計測された第1の通信状況を、前記他の帯域制御装置へ送信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る帯域制御装置において、前記回線状況は、回線毎の使用中の帯域幅を含み、前記帯域制御部は、予め設定された所要帯域幅を確保するように、前記振り分けを行うことを特徴とするものである。
また、本発明は、複数の回線の少なくとも一つを用いる中継を帯域制御装置のコンピュータに実行させる帯域制御プログラムであって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置であり当該帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続された前記他の帯域制御装置と協働して、前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御プログラムにおいて、前記複数の回線における自己の帯域制御装置の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測ステップと、前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得ステップと、前記通信状況計測ステップにより取得された第1の通信状況と前記通信状況取得ステップにより取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明は、複数の回線の少なくとも一つを用いる中継を行う帯域制御装置を用いて前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御方法であって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置であり当該帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続された前記他の帯域制御装置と協働する帯域制御方法において、前記複数の回線における自己の帯域制御装置の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測ステップと、前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得ステップと、前記通信状況計測ステップにより取得された第1の通信状況と前記通信状況取得ステップにより取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御ステップとを実行するものである。
以上説明したように、回線毎の状況を監視し、監視結果に基づいて必要と判断した場合のみ帯域保証型ネットワークを使用することにより、複数の回線を適切なコストで利用することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。この図は、2つのイントラネット4a,4bを接続するための構成を示している。イントラネット4aは、帯域制御装置1aを介して帯域非保証型ネットワーク(回線)2a,2b、帯域保証型ネットワーク(回線)3に接続される。更に、帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3は、帯域制御装置1bを介してイントラネット4bに接続される。帯域制御装置1aと帯域制御装置1bは、同じ構成であり、ネットワークインタフェース11、ネットワークインタフェース12a,12b,12c、帯域振り分け部13、帯域統合部14、通信状況計測部15a,15b,15c、帯域制御部16を備える。
帯域非保証型ネットワーク2a,2bは、安価な定額の回線であり、帯域保証型ネットワーク3は、高価な従量課金の回線である。
次に、本実施の形態に係る帯域制御装置の動作の概要について説明する。
ネットワークインタフェース12a,12b,12cは、帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3のそれぞれから受信したデータを、接続された通信状況計測部15a,15b,15cに送信する。通信状況計測部15a,15b,15cは、ネットワークインタフェース12a,12b,12cから受信したデータを帯域統合部14へ送信するとともに、そのデータを監視した結果を通信状況として帯域制御部16に渡す。帯域統合部14は、帯域非保証型ネットワーク2または帯域保証型ネットワーク3から、ネットワークインタフェース12と通信状況計測部15を介して受信したデータを統合し、ネットワークインタフェース11へ送る。ネットワークインタフェース11は、帯域統合部14から受信したデータをイントラネット4aへ送信する。
また、帯域制御部16は、回線状況に基づいて帯域制御処理を行うことにより、回線毎の帯域を決定し、帯域振り分け率として帯域振り分け部13に渡す。また、ネットワークインタフェース11は、イントラネット4aから受信したデータを帯域振り分け部13へ送信する。帯域振り分け部13は、帯域振り分け率に従って、ネットワークインタフェース11からのデータを帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3(それぞれ通信状況計測部15a,15b,15cを介して)に振り分けて送信する。通信状況計測部15a,15b,15cは、帯域振り分け部13から受信したデータをそれぞれに接続されたネットワークインタフェース12a,12b,12cに送信するとともに、そのデータを監視した結果を通信状況として帯域制御部16に渡す。ネットワークインタフェース12a,12b,12cは、通信状況計測部15a,15b,15cから受信したデータをそれぞれ帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3へ送信する。
また、帯域制御装置1aの帯域制御部16は、帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3を介して(更に、それぞれネットワークインタフェース12aと通信状況計測部15a、ネットワークインタフェース12bと通信状況計測部15b、ネットワークインタフェース12cと通信状況計測部15cを介して)帯域制御装置1bの帯域制御部16と接続され、その間で自己が計測した通信状況の交換を行う。
次に、本実施の形態に係る帯域制御処理について説明する。
図2は、本実施の形態に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、帯域制御部16は、通信状況計測部15から得られる実際に送受信が行われた帯域(帯域幅、または、通過したパケット数、あるいは、通過したデータ量)、アプリケーション名などを通信状況として計測する(S111)。次に、帯域制御部16は、帯域制御装置1bの帯域制御部16との間で、通信状況の交換を行い(S112)、イントラネット4a側の帯域と帯域制御装置1aにより計測された通信状況と帯域制御装置1bにより計測された通信状況を比較し(S113)、比較結果とイントラネット4a側の帯域に基づいて、回線毎の状況を回線状況として算出する(S114)。
ここで、回線状況は、回線毎の帯域、回線毎のパケットロスト(ロストデータ量)、回線毎の遅延時間、などを含む。このうち、帯域は、通信状況計測部15a,15b,15cにより計測される。以後、帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3の回線状況における帯域の値(それぞれ通信状況計測部15a,15b,15cにより計測された帯域の値)をそれぞれA,B,Cとする。また、パケットロストは、帯域制御装置1bが各回線に送信したパケット数と帯域制御装置1bが各回線から受信したパケット数との比較結果により得られる。また、遅延時間は、処理S112において帯域制御装置1bへのpingなどを実行することにより、計測される。
次に、帯域制御部16は、予め設定された所要帯域をDとするとき、条件「A+B<D」(帯域非保証型ネットワーク2a,2bだけを用いて所要帯域が確保できる)を満たすか否かの判断を行う(S211)。条件を満たす場合(S211,Y)、帯域制御部16は、帯域保証型ネットワーク3を使用することを決定し、帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3を用いる帯域振り分け率(回線毎の帯域の設定値)を帯域振り分け部13に渡し(S212)、このフローを終了する。条件を満たさない場合(S211,N)、帯域制御部16は、帯域保証型ネットワーク3を使用しないことを決定し、帯域非保証型ネットワーク2a,2bだけを用いる帯域振り分け率を帯域振り分け部13に渡し(S213)、このフローを終了する。以後、このフローを繰り返す。
なお、予め遅延時間の上限を設定しておき、帯域制御部16は、処理S211の条件に、更に回線状況における遅延時間が上限を超えないことを加え、帯域保証型ネットワーク3を利用するか否かの判断を行っても良い。また、予めパケットロストの上限を設定しておき、帯域制御部16は、処理S211の条件に、更に回線状況におけるパケットロストが上限を超えないことを加え、帯域保証型ネットワーク3を利用するか否かの判断を行っても良い。
本実施の形態によれば、回線毎の状況を監視し、監視結果に基づいて必要と判断した場合のみ帯域保証型ネットワークを使用することにより、複数の回線を適切なコストで利用することができる。
実施の形態2.
まず、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成について説明する。
図3は、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図3において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。新たに時刻処理部21、回線変動情報DB(Database)22を備える。
時刻処理部21は、日付、曜日、時間帯など、所定の単位時間毎の時刻を帯域制御部16に渡す。帯域制御部16は、所定の単位時間毎の時刻と所定の単位時間毎の回線状況とを対応付けたものを回線変動情報として、回線変動情報DB22に格納する。
図4は、本実施の形態に係る回線変動情報DBの内容の具体例を示す表である。この具体例において、回線変動情報DB22は、1時間毎のレコードを持つ。レコードは、通信状況計測部15a,15b,15cで計測された1時間毎の平均の帯域[Mbps]が記録されている。また、この具体例は、所要帯域D=20Mbpsの場合を示す。この具体例において、月曜日の0時台から4時台までは、A+B≧Dであり、帯域非保証型ネットワーク2a,2bだけを用いているが、5時台は、A+B<Dとなり、帯域非保証型ネットワーク2a,2bと帯域保証型ネットワーク3を用いている。この表は、月曜日の0時台から23時台までの回線変動情報だけを示しているが、更に、この表と同様にして他の曜日の表が回線変動情報DB22に記録されている。
ここでは、曜日別にまとめられた回線変動情報DB22の例について説明したが、月別、日別、年別にまとめられた回線変動情報DB22を用いても良いし、それらを組み合わせた回線変動情報DB22を用いても良い。
次に、本実施の形態に係る帯域制御処理について説明する。
図5は、本実施の形態に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。図5において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。まず、帯域制御部16は、実施の形態1と同様にして処理S111〜S114を実行する。
次に、帯域制御部16は、回線変動情報DB22の中で現在時刻付近に対応する回線変動情報を取得し(S121)、取得した回線変動情報における帯域の推移と取得した回線状況における帯域の推移とを比較し、2つの帯域が同様に推移するか(2つの帯域の変動が類似しているか)否かの判断を行う(S221)。同様の推移である場合(S221,Y)、帯域制御部16は、取得した回線変動情報を事前の回線状況として使用し(回線状況よりも早いタイミングで回線変動情報を使用し)(S222)、実施の形態1と同様の処理S211〜S213の処理を行い、このフローを終了する。一方、同様の推移でない場合(S221,N)、帯域制御部16は、取得した回線状況を所定の単位時間にわたって統計処理(所定の単位時間にわたって平均化)したものを現在時刻に対応させ、回線変動情報を更新し(S223)、実施の形態1と同様、取得した回線状況を用いて(S224)、処理S211〜S213を実行し、このフローを終了する。以後、このフローを繰り返す。
なお、回線変動情報に、遅延時間を含め、帯域の変動と同様にして遅延時間の変動を予測し、予測結果に基づいて事前に帯域制御を行っても良い。また、回線変動情報に、パケットロストを含め、帯域の変動と同様にしてパケットロストの変動を予測し、予測結果に基づいて事前に帯域制御を行っても良い。
本実施の形態によれば、回線変動情報を蓄積しておき、現在時刻に対応する時間帯の回線変動情報を用いて帯域の変動を予測し、事前に帯域制御を行うことにより、帯域制御の遅れを防ぐことができる。
実施の形態3.
まず、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成について説明する。
図6は、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図6において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。新たに上限コスト設定部31、回線コストDB32を備える。
上限コスト設定部31は、予め上限コスト(負担可能なコスト)が格納されている。回線コストDB32は、予め回線毎の回線コスト情報が格納されている。回線コスト情報は、その回線を利用することにより増加する回線コストである。
次に、本実施の形態に係る帯域制御処理について説明する。
図7は、本実施の形態に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。図7において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。まず、帯域制御部16は、実施の形態1と同様にして処理S111〜S114を実行する。次に、帯域制御部16は、回線コストDB32に格納された回線コスト情報を取得し、取得した回線状況と回線コスト情報とに基づいて、帯域保証型ネットワーク3を利用するケースのコストと、帯域保証型ネットワーク3を利用しないケースのコストとを算出する(S131)。ここで、2つのケースのコストは、利用する回線の回線コスト情報を合計して算出する。
次に、帯域制御部16は、2つのケースのコストを比較し(S132)、条件「上述した2つのケースのうち帯域保証型ネットワーク3を利用するケースの方が低コスト、かつ、そのコスト負担を許可する(そのコストが上限コスト設定部31に格納された上限コストを超えない)」を満たすか否かの判断を行う(S231)。
条件を満たす場合(S231,Y)、帯域制御部16は、帯域保証型ネットワーク3を使用することを決定し、帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3を用いる帯域振り分け率を帯域振り分け部13に渡し(S232)、このフローを終了する。条件を満たさない場合(S231,N)、帯域保証型ネットワーク3を使用しないことを決定し、帯域非保証型ネットワーク2a,2bだけを用いる帯域振り分け率を帯域振り分け部13に渡し(S233)、このフローを終了する。以後、このフローを繰り返す。
なお、予め遅延時間の上限を設定しておき、帯域制御部16は、処理S231の条件に、更に回線状況における遅延時間が上限を超えないことを加え、帯域保証型ネットワーク3を利用するか否かの判断を行っても良い。また、予めパケットロストの上限を設定しておき、帯域制御部16は、処理S231の条件に、更に回線状況におけるパケットロストが上限を超えないことを加え、帯域保証型ネットワーク3を利用するか否かの判断を行っても良い。
本実施の形態によれば、回線のコストを考慮した回線の振り分けを行うことができる。
実施の形態4.
まず、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成について説明する。
図8は、本実施の形態に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図8において、図6と同一符号は図6に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。新たにアプリケーションコスト(アプリコスト)DB41を備える。
アプリケーションコストDB41は、予め設定されたアプリケーションやコストの情報を格納する。図9は、本実施の形態に係るアプリケーションコストDBの内容の具体例を示す表である。アプリケーションコストDB41は、アプリケーション毎に設定されたアプリケーション情報を格納する。各アプリケーション情報は項目として、アプリケーション名、所要帯域、コスト効果、超過時従量利用を持つ。
この具体例におけるアプリケーション名は、VoIP(Voice over Internet Protocol)、TV会議、Web、Mail、DBである。所要帯域は、確保すべき帯域である。コスト効果は、そのアプリケーションを用いることにより削減されるコストである。つまり、そのアプリケーションを用いない場合の業務により増加するコストである。例えば、TV会議を用いない場合、実際の会議の場所に移動する業務になるため、旅費や移動時間の人件費などのコストが、TV会議のコスト効果になる。超過時従量利用は、上限コストを超過した場合の帯域保証型ネットワーク3の利用方法であり、「継続」(コスト度外視で、所要帯域の条件を優先する)または「切断」(アプリケーションの使用を制限し、上限コストの条件を優先する)が設定される。
次に、本実施の形態に係る帯域制御処理について説明する。
図10は、本実施の形態に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。図10において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。まず、帯域制御部16は、実施の形態1と同様にして処理S111〜S114を実行する。次に、帯域制御部16は、回線状況から使用中のアプリケーション名を取得し、アプリケーションコストDB41に格納されたアプリケーション情報のうち、使用中のアプリケーション名に対応するアプリケーション情報と、回線コストDB32に格納された回線コスト情報とを取得する。次に、帯域制御部16は、取得した回線状況、アプリケーション情報、回線コスト情報に基づいて、帯域保証型ネットワーク3を利用するケースのコストと、帯域保証型ネットワーク3を利用しないケースのコストとを算出する(S141)。ここで、2つのケースのコストは、利用する回線の回線コスト情報によるコストの増加分、アプリケーション情報のコスト効果によるコストの減少分を合計して算出する。
次に、帯域制御部16は、2つのケースのコストを比較し(S142)、条件「上述した2つのケースのうち帯域保証型ネットワーク3を利用するケースの方が低コスト、かつ、そのコスト負担を許可する(そのコストが上限コスト設定部31に格納された上限コストを超えない)」を満たすか否かの判断を行う(S241)。ここで、コスト負担を許可する場合とは、実施の形態3と同様、上限コスト設定部31に格納された上限コストを超えない場合であるが、使用するアプリケーションのアプリケーション情報における超過時従量利用の値が「継続」であれば、算出されたコストが上限コストを超えてもコストの負担を許可し、超過時従量利用の値が「切断」であれば、算出されたコストが上限コストを超えるとコストの負担を許可しない。
条件を満たす場合(S241,Y)、帯域制御部16は、帯域保証型ネットワーク3を使用することを決定し、帯域非保証型ネットワーク2a,2b、帯域保証型ネットワーク3を用いる帯域振り分け率を帯域振り分け部13に渡し(S242)、このフローを終了する。条件を満たさない場合(S241,N)、帯域保証型ネットワーク3を使用しないことを決定し、帯域非保証型ネットワーク2a,2bだけを用いる帯域振り分け率を帯域振り分け部13に渡し(S243)、このフローを終了する。以後、このフローを繰り返す。
なお、アプリケーションコストDB41に、アプリケーション毎の遅延時間の上限を設定しておき、帯域制御部16は、処理S241の条件に、更に回線状況における遅延時間が上限を超えないことを加え、帯域保証型ネットワーク3を利用するか否かの判断を行っても良い。また、アプリケーションコストDB41に、アプリケーション毎のパケットロストの上限を設定しておき、帯域制御部16は、処理S241の条件に、更に回線状況におけるパケットロストが上限を超えないことを加え、帯域保証型ネットワーク3を利用するか否かの判断を行っても良い。
本実施の形態によれば、アプリケーションコストDB41として、アプリケーション毎の所要帯域、コスト効果、超過時従量利用の有無などを設定しておくことにより、アプリケーション毎のコストに見合った帯域制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係る帯域制御装置は、ネットワーク中継装置に容易に適用することができ、ネットワーク中継装置の性能をより高めることができる。ここで、ネットワーク中継装置には、例えばルータ、プロキシサーバ、負荷分散装置等が含まれ得る。
更に、帯域制御装置を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、帯域制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、帯域制御装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
なお、通信状況取得部は、実施の形態における帯域制御部に対応する。また、帯域制御部は、実施の形態における帯域制御部と帯域振り分け部に対応する。また、通信状況計測ステップは、実施の形態における処理S111に対応する。また、通信状況取得ステップは、実施の形態における処理S112に対応する。また、帯域制御ステップは、実施の形態における処理S113以降に対応する。
(付記1) 複数の回線の少なくとも一つを用いて中継を行う帯域制御装置であって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続され、前記他の帯域制御装置と協働して前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御装置において、
前記複数の回線における自己の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測部と、
前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得部と、
前記通信状況計測部により取得された第1の通信状況と前記通信状況取得部により取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御部と
を備える帯域制御装置。
(付記2) 付記1に記載の帯域制御装置において、
前記帯域制御部は、更に、時刻に対する前記回線状況の変動を記録したものである回線変動情報を取得し、前記回線状況と該回線変動情報とに基づいて、前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
(付記3) 付記2に記載の帯域制御装置において、
前記帯域制御部は、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似している場合、前記回線変動情報を用いて前記回線状況の予測を行い、該予測結果に基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
(付記4) 付記3に記載の帯域制御装置において、
前記帯域制御部は、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似していない場合、前記回線状況に基づいて前記回線変動情報を更新することを特徴とする帯域制御装置。
(付記5) 付記1乃至付記3のいずれかに記載の帯域制御装置において、
前記帯域制御部は、更に、予め設定された前記回線毎のコストである回線コスト情報と予め設定された負担可能なコストの上限である上限コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
(付記6) 付記5に記載の帯域制御装置において、
前記帯域制御部は、更に、予めアプリケーション毎に設定された該アプリケーションの所要帯域と該アプリケーションによる削減コストとに基づいて、通信中のアプリケーションに対応する前記所要帯域と前記削減コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記所要帯域と前記削減コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
(付記7) 付記1乃至付記6のいずれかに記載の帯域制御装置において、
前記通信状況取得部は更に、前記通信状況計測部により計測された第1の通信状況を、前記他の帯域制御装置へ送信することを特徴とする帯域制御装置。
(付記8) 付記1乃至付記7のいずれかに記載の帯域制御装置において、
前記回線状況は、回線毎の使用中の帯域幅を含み、
前記帯域制御部は、予め設定された所要帯域幅を確保するように、前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
(付記9) 付記8に記載の帯域制御装置において、
前記帯域制御部は、更に前記第1の回線状況と前記第2の回線状況に基づいて回線毎にロストデータ量を算出し、該ロストデータ量を前記回線状況に含め、該ロストデータ量が予め設定されたアプリケーション毎のロストデータ量許容値を超えないように前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
(付記10) 付記8または付記9に記載の帯域制御装置において、
前記帯域制御部は更に、前記他の帯域制御装置との間の回線毎の遅延時間を計測し、前記回線状況に含め、該遅延時間が予め設定されたアプリケーション毎の遅延時間許容値を超えないように前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
(付記11) 複数の回線の少なくとも一つを用いる中継を帯域制御装置のコンピュータに実行させる帯域制御プログラムであって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置であり当該帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続された前記他の帯域制御装置と協働して、前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御プログラムにおいて、
前記複数の回線における自己の帯域制御装置の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測ステップと、
前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得ステップと、
前記通信状況計測ステップにより取得された第1の通信状況と前記通信状況取得ステップにより取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御ステップと
をコンピュータに実行させる帯域制御プログラム。
(付記12) 付記11に記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記帯域制御ステップは、更に、時刻に対する前記回線状況の変動を記録したものである回線変動情報を取得し、前記回線状況と該回線変動情報とに基づいて、前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記13) 付記12に記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記帯域制御ステップは、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似している場合、前記回線変動情報を用いて前記回線状況の予測を行い、該予測結果に基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記14) 付記13に記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記帯域制御ステップは、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似していない場合、前記回線状況に基づいて前記回線変動情報を更新することを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記15) 付記11乃至付記14のいずれかに記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記帯域制御ステップは、更に、予め設定された前記回線毎のコストである回線コスト情報と予め設定された負担可能なコストの上限である上限コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記16) 付記15に記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記帯域制御ステップは、更に、予め設定されたアプリケーション毎の所要帯域と削減コストとに基づいて、通信中のアプリケーションに対応する所要帯域と削減コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記所要帯域と前記削減コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記17) 付記11乃至付記16のいずれかに記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記通信状況取得ステップは更に、前記通信状況計測ステップにより計測された第1の通信状況を、前記他の帯域制御装置へ送信することを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記18) 付記11乃至付記17のいずれかに記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記回線状況は、回線毎の使用中の帯域幅を含み、
前記帯域制御部は、予め設定された所要帯域幅を確保するように、前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記19) 付記18に記載の帯域制御プログラムにおいて、
前記帯域制御ステップは、更に前記第1の回線状況と前記第2の回線状況に基づいて回線毎にロストデータ量を算出し、該ロストデータ量を前記回線状況に含め、該ロストデータ量が予め設定されたアプリケーション毎のロストデータ量許容値を超えないように前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御プログラム。
(付記20) 複数の回線の少なくとも一つを用いる中継を行う帯域制御装置を用いて前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御方法であって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置であり当該帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続された前記他の帯域制御装置と協働する帯域制御方法において、
前記複数の回線における自己の帯域制御装置の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測ステップと、
前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得ステップと、
前記通信状況計測ステップにより取得された第1の通信状況と前記通信状況取得ステップにより取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御ステップと
を実行する帯域制御方法。
実施の形態1に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る回線変動情報DBの内容の具体例を示す表である。 実施の形態2に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態3に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る帯域制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態4に係るアプリケーションコストDBの内容の具体例を示す表である。 実施の形態4に係る帯域制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1a,1b 帯域制御装置、2a,2b 帯域非保証型ネットワーク、3 帯域保証型ネットワーク、4a,4b イントラネット、11,12a,12b,12c ネットワークインタフェース、13 帯域振り分け部、14 帯域統合部、15a,15b,15c 通信状況計測部、16 帯域制御部。

Claims (10)

  1. 複数の回線の少なくとも一つを用いて中継を行う帯域制御装置であって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続され、前記他の帯域制御装置と協働して前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御装置において、
    前記複数の回線における自己の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測部と、
    前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得部と、
    前記通信状況計測部により取得された第1の通信状況と前記通信状況取得部により取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御部と
    を備える帯域制御装置。
  2. 請求項1に記載の帯域制御装置において、
    前記帯域制御部は、更に、時刻に対する前記回線状況の変動を記録したものである回線変動情報を取得し、前記回線状況と該回線変動情報とに基づいて、前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
  3. 請求項2に記載の帯域制御装置において、
    前記帯域制御部は、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似している場合、前記回線変動情報を用いて前記回線状況の予測を行い、該予測結果に基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
  4. 請求項3に記載の帯域制御装置において、
    前記帯域制御部は、前記回線状況と前記回線変動情報とを比較し、前記回線状況の変動が前記回線変動情報と類似していない場合、前記回線状況に基づいて前記回線変動情報を更新することを特徴とする帯域制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の帯域制御装置において、
    前記帯域制御部は、更に、予め設定された前記回線毎のコストである回線コスト情報と予め設定された負担可能なコストの上限である上限コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
  6. 請求項5に記載の帯域制御装置において、
    前記帯域制御部は、更に、予めアプリケーション毎に設定された該アプリケーションの所要帯域と該アプリケーションによる削減コストとに基づいて、通信中のアプリケーションに対応する前記所要帯域と前記削減コストを取得し、前記回線コスト情報と前記上限コストと前記所要帯域と前記削減コストと前記回線状況とに基づいて前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の帯域制御装置において、
    前記通信状況取得部は更に、前記通信状況計測部により計測された第1の通信状況を、前記他の帯域制御装置へ送信することを特徴とする帯域制御装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の帯域制御装置において、
    前記回線状況は、回線毎の使用中の帯域幅を含み、
    前記帯域制御部は、予め設定された所要帯域幅を確保するように、前記振り分けを行うことを特徴とする帯域制御装置。
  9. 複数の回線の少なくとも一つを用いる中継を帯域制御装置のコンピュータに実行させる帯域制御プログラムであって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置であり当該帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続された前記他の帯域制御装置と協働して、前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御プログラムにおいて、
    前記複数の回線における自己の帯域制御装置の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測ステップと、
    前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得ステップと、
    前記通信状況計測ステップにより取得された第1の通信状況と前記通信状況取得ステップにより取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御ステップと
    をコンピュータに実行させる帯域制御プログラム。
  10. 複数の回線の少なくとも一つを用いる中継を行う帯域制御装置を用いて前記複数の回線の帯域を制御する帯域制御方法であって、当該帯域制御装置と異なる他の帯域制御装置であり当該帯域制御装置に前記複数の回線を介して接続された前記他の帯域制御装置と協働する帯域制御方法において、
    前記複数の回線における自己の帯域制御装置の通信の状況を第1の通信状況として計測する通信状況計測ステップと、
    前記複数の回線における前記他の帯域制御装置の通信の状況を第2の通信状況として取得する通信状況取得ステップと、
    前記通信状況計測ステップにより取得された第1の通信状況と前記通信状況取得ステップにより取得された第2の通信状況とに基づいて、前記回線毎の状況である回線状況を算出し、該回線状況に基づいて、前記複数の回線に対して前記中継に用いる帯域の振り分けを行う帯域制御ステップと
    を実行する帯域制御方法。
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