JP2007249742A - 資産運用シミュレーション装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】資産運用シミュレーション結果を表示する際に運用期間とポートフォリオとの対応関係を判り易く表示する。
【解決手段】資産運用シミュレーション装置2は、顧客が資産運用を行う各運用期間を示す情報と、各運用期間でのポートフォリオを特定するための色/模様情報と、ポートフォリオのリスク及びリターンとを対応付けて格納する顧客ポートフォリオ格納部50と、顧客ポートフォリオ格納部50に格納されている各運用期間のポートフォリオのリスク及びリターンに基づいて資産運用シミュレーションを行い、運用期間別の資産運用結果を出力するシミュレーション部20と、運用期間別の資産運用結果を当該運用期間に対応付けて顧客ポートフォリオ格納部50に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いて顧客の端末装置1にグラフ表示する結果画面生成部40とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、資産運用シミュレーション装置及びプログラムに関する。特に本発明は、資産運用を行う顧客の運用期間とポートフォリオとの対応関係を判り易く表示することができる資産運用シミュレーション装置及びプログラムに関する。
確定拠出型年金が広まるにつれて、資産運用のシミュレーションを行うシステムの開発が進んでいる(例えば特許文献1及び2参照)。
また、現在から個人投資家の退職前の期間を複数に区分して、区分毎に異なるポートフォリオを設定してシミュレーションを行うことにより、退職時または満期時において目標額が達成される可能性を高めることができる資産運用設計システムが知られている(例えば特許文献3参照)。
また、資産運用のシミュレーションには、モンテカルロ・シミュレーションが用いられることが多い(例えば特許文献3、非特許文献1及び2参照)。非特許文献2の株式投資シミュレーションのサイトでは、投資銘柄を選択し、かつ投資額、運用期間、及びシミュレーションで参考にすべき投資銘柄の過去のデータ範囲を設定することにより、モンテカルロ・シミュレーションによる資産運用結果をグラフ表示することが掲載されている。
特開2002−329076号公報 特開2002−329078号公報 特開2002−73968号公報 特開2004―62871号公報 石川達也、内田善彦、「モンテカルロ法によるプライシングとリスク量の算出について」、金融研究、日本銀行金融研究所、2002年6月、第21巻、別冊第1号、p.51−90 「Crystal Ball(R)」、[online]、株式会社構造計画研究所、[平成18年1月26日検索]、インターネット<URL:http://www2.kke.co.jp/cb/index.html>
確定拠出型年金において、資産運用を行う運用者のポートフォリオは運用期間の経過につれて変わっていくことが予想される。運用期間の経過で変化するポートフォリオを予め設定し、このようなポートフォリオを用いた資産運用について資産運用シミュレーションを行う場合に、その資産運用結果を表示する際に運用期間とポートフォリオとの対応関係を判り易く表示することが大切である。また、シミュレーションで得られた資産運用結果を見た運用者が運用期間に対応するポートフォリオを変更できるようにすることが望ましい。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、第1の目的は、各運用期間のポートフォリオを予め設定して資産運用シミュレーションを行い、そのシミュレーションで得られた資産運用結果を表示する場合に運用期間とポートフォリオとの対応関係を判り易く表示することができる資産運用シミュレーション装置及びプログラムを提供することにある。また、第2の目的は、資産運用シミュレーションで得られた資産運用結果の表示後に各運用期間のポートフォリオの設定を変更することができる資産運用シミュレーション装置及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の形態に係る資産運用シミュレーション装置は、顧客を識別するための顧客識別情報と、前記顧客が資産運用を行う各運用期間を示す情報と、前記顧客の前記運用期間でのポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて格納する顧客ポートフォリオ格納部と、資産運用を行う顧客の顧客識別情報が入力され、入力された当該顧客識別情報及び前記各運用期間を示す情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納されている各運用期間でのポートフォリオのリスク及びリターンに基づいて資産運用シミュレーションを行い、運用期間別の資産運用結果を出力するシミュレーション部と、前記運用期間別の資産運用結果を当該運用期間及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いてグラフ表示するための運用結果画面データを生成し、前記顧客の端末装置に前記運用結果画面データを表示させる結果画面生成部とを有する。
本発明の第1の形態に係る資産運用シミュレーション装置は、好ましくは、複数のポートフォリオの各々を識別するためのポートフォリオ識別情報と、前記ポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて格納する基準ポートフォリオ格納部と、前記複数のポートフォリオを識別するための各ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンに基づき、各運用期間のポートフォリオが当該各運用期間を通じて同一である場合の資産運用シミュレーションを前記複数のポートフォリオの各々について前記シミュレーション部で行ったときの各資産運用結果を当該ポートフォリオを識別するためのポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いて端末装置にグラフ表示するための参考結果画面データを記憶する記憶手段と、前記運用結果画面データが表示された前記顧客の端末装置に前記顧客により入力されたポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取り、前記記憶手段に記憶されている前記参考結果画面データを前記顧客の端末装置に表示させ、当該顧客の端末装置から前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取る入力画面生成部とをさらに有し、
前記顧客の端末装置は、前記参考結果画面データの表示画面に表示された前記各資産運用結果のグラフのうち前記顧客により選択されたグラフで用いられた前記色又は模様を示す色/模様情報を前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置からの前記色/模様情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得した当該リスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納することにより、前記変更期間及び前記顧客の顧客識別情報に対して前記顧客ポートフォリオ格納部で対応付けされた前記リスク及びリターンを示す情報と前記色/模様情報の更新を行う構成としてもよい。
例えば、前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により選択された当該グラフでのポインタの位置に対応する運用期間を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置から前記ポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取ると、前記記憶手段に記憶されている前記参考結果画面データを前記顧客の端末装置に送信して表示させる構成としてもよい。
本発明の第1の形態に係る資産運用シミュレーション装置は、好ましくは、複数のポートフォリオの各々を識別するためのポートフォリオ識別情報と、前記ポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて格納する基準ポートフォリオ格納部と、前記複数のポートフォリオを識別するための各ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンの各領域を示すリスクリターン関係図であって前記各ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンの各表示領域に当該ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されている色/模様情報が示す色又は模様が用いられたリスクリターン関係図を端末装置に表示するためのリスクリターン関係図データを記憶する記憶手段と、前記運用結果画面データが表示された前記顧客の端末装置に前記顧客により入力されたポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取り、前記記憶手段に記憶されている前記リスクリターン関係図データを前記顧客の端末装置に表示させ、当該顧客の端末装置から前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取る入力画面生成部とをさらに有し、
前記顧客の端末装置は、前記リスクリターン関係図データの表示画面に表示されたリスクリターン図の前記各表示領域のうち前記顧客により選択された表示領域で用いられた前記色又は模様を示す色/模様情報を前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置からの前記色/模様情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得した当該リスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納することにより、前記変更期間及び前記顧客の顧客識別情報に対して前記顧客ポートフォリオ格納部で対応付けされた前記リスク及びリターンを示す情報と前記色/模様情報の更新を行う構成としてもよい。
例えば、前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により選択された当該グラフでのポインタの位置に対応する運用期間を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記入力画面生成部は、前記ポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取ると、前記記憶手段に記憶されている前記リスクリターン関係図データを前記顧客の端末装置に送信して表示させる構成としてもよい。
本発明の第1の形態に係る資産運用シミュレーション装置は、好ましくは、前記運用結果画面データが表示された前記顧客の端末装置に前記顧客により入力されたポートフォリオの変更期間を示す情報及び当該変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取る入力画面生成部をさらに有し、
前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記ポートフォリオの変更期間として選択された当該グラフでのポインタの表示位置に対応する運用期間を示す情報と、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様として選択された当該グラフでの当該ポインタの表示位置に対応する色又は模様を示す色/模様情報を、前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置からの前記色/模様情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得した当該リスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納することにより、前記変更期間及び前記顧客の顧客識別情報に対して前記顧客ポートフォリオ格納部で対応付けされた前記リスク及びリターンを示す情報と前記色/模様情報の更新を行う構成としてもよい。
例えば、前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記ポートフォリオの変更期間として選択された当該グラフでの当該ポインタの表示位置に対応する運用期間を前記ポートフォリオの変更期間として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様として選択された当該グラフでの当該ポインタの表示位置に対応する色又は模様を示す色/模様情報を前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置から前記ポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取ると、前記変更期間で適用すべきポートフォリオの選択を促すメッセージを前記顧客の端末装置の前記運用結果画面データの表示画面に表示させる構成としてもよい。
本発明の第1の形態に係る資産運用シミュレーション装置において、前記顧客ポートフォリオ格納部は、顧客を識別するための顧客識別情報と、前記顧客が資産運用を行う各運用期間を示す情報と、前記顧客の前記運用期間でのポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて予め格納しており、前記顧客を識別するための顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に予め格納された前記顧客の各運用期間でのポートフォリオを特定するための色/模様情報の中には互いに異なる色/模様情報が含まれていることが好ましい。
本発明の第1の形態に係る資産運用シミュレーション装置において、前記シミュレーション部は、確定拠出型年金の資産運用を行う顧客の顧客識別情報及び拠出額が入力され、入力された前記顧客識別情報及び前記各運用期間に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納されている各運用期間のポートフォリオのリスク及びリターンと前記拠出額に基づいて確定拠出型年金の資産運用シミュレーションを行う構成としてもよい。
本発明の第2の形態は、コンピュータを、本発明の第1の形態の資産運用シミュレーション装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、各運用期間のポートフォリオのリスク及びリターンを顧客ポートフォリオ格納部で予め設定してシミュレーション部で資産運用シミュレーションを行い、そのシミュレーションで得られた資産運用結果を表示する場合に、運用期間とポートフォリオとの対応関係を判り易く表示することができる資産運用シミュレーション装置及びプログラムを提供することができる。また、資産運用シミュレーションで得られた資産運用結果の表示後に各運用期間のポートフォリオの設定を変更することができる資産運用シミュレーション装置及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る資産運用シミュレーション装置2のブロック構成の一例を示すブロック図である。この資産運用シミュレーション装置2は、コンピュータを用いて確定拠出型年金の資産運用シミュレーションを行う装置である。資産運用シミュレーション装置2によって資産運用のシミュレーション結果を得る場合に、顧客は端末装置1を操作する。端末装置1と資産運用シミュレーション装置2はインターネット等の通信回線を通じて接続される。
資産運用シミュレーション装置2は、入力画面生成部10と、シミュレーション部20と、結果画面生成部40を有する。入力画面生成部10は顧客ポートフォリオ格納部の一例である顧客ポートフォリオデータベース(以下、「顧客ポートフォリオDB」という。)50と基準ポートフォリオ格納部の一例である基準ポートフォリオデータベース(以下、「基準ポートフォリオDB」という。)60にアクセスでき、シミュレーション部20は顧客ポートフォリオDB50と基準ポートフォリオDB60にアクセスでき、結果画面生成部40は顧客ポートフォリオDB60にアクセスできるようになっている。顧客ポートフォリオDB50と基準ポートフォリオDB60は、資産運用シミュレーション装置2と同一のコンピュータ内に設けてもよいし、別のコンピュータ内に設けてもよい。入力画面生成部10、シミュレーション部20、結果画面生成部40、顧客ポートフォリオDB50及び基準ポートフォリオDB60の処理動作をコンピュータに行わせるためのプログラムを資産運用シミュレーション装置2にインストールし、資産運用シミュレーション装置2のコンピュータに入力画面生成部10、シミュレーション部20、結果画面生成部40、顧客ポートフォリオDB50及び基準ポートフォリオDB60の処理動作を行わせる構成としてもよい。
図2は、顧客ポートフォリオDB50のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。この顧客ポートフォリオDB50は、顧客を識別するための顧客識別情報であるユーザIDと、顧客の年齢(年令)と、顧客の毎月の拠出額と、顧客が資産運用を行う各運用期間を示す情報と、当該運用期間における顧客のポートフォリオを識別するためのポートフォリオ識別情報(ポートフォリオID)と、顧客のポートフォリオにおける株式と債券と定期預金の資産配分割合を示す情報と、当該運用期間におけるポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報と、当該運用期間における顧客のポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報とを対応付けて格納する。
例えば、顧客ポートフォリオDB50をリレーショナル・データベース(RDB)を用いて構成し、顧客を識別するための顧客識別情報であるユーザIDを格納するためのユーザIDフィールドと、顧客の年令を格納するための年令フィールドと、顧客の毎月の拠出額を格納するための拠出額フィールドと、顧客が資産運用を行う各運用期間を示す情報を格納するための運用期間フィールドと、当該運用期間における顧客のポートフォリオを識別するためのポートフォリオIDを格納するためのポートフォリオIDフィールドと、当該運用期間での顧客のポートフォリオにおける株式の資産配分割合を示す情報を格納するための株式フィールドと、当該運用期間での顧客のポートフォリオにおける債券の資産配分割合を示す情報を格納するための債券フィールドと、当該運用期間での顧客のポートフォリオにおける定期預金の資産配分割合を示す情報を格納するための定期預金フィールドと、当該運用期間におけるポートフォリオのリスクを示す情報を格納するためのリスクフィールドと、当該運用期間におけるポートフォリオのリターンを示す情報を格納するためのリターンフィールドと、当該運用期間における顧客のポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報を格納するための色/模様情報フィールドとをレコード毎に設け、同一レコードに格納された顧客のユーザIDと、顧客の年令と、顧客の毎月の拠出額と、顧客が資産運用を行う運用期間と、当該運用期間における顧客のポートフォリオのポートフォリオIDと、当該運用期間での顧客のポートフォリオにおける株式の資産配分割合と、当該運用期間での顧客のポートフォリオにおける債券の資産配分割合と、当該運用期間での顧客のポートフォリオにおける定期預金の資産配分割合と、当該運用期間におけるポートフォリオのリスクと、当該運用期間におけるポートフォリオのリターンと、当該運用期間における顧客のポートフォリオを特定するための色/模様情報とを互いに対応付けるようにしてもよい。
図2の顧客ポートフォリオDB50では、ユーザID「U001」及び運用期間「0〜10年」に対応付けて、顧客の年令「19才」、顧客の毎月の拠出額「36000円」、ポートフォリオID「1」、株式の資産配分割合「40%」、債券の資産配分割合「30%」、定期預金の資産配分割合「30%」、ポートフォリオのリスク「0.10」、ポートフォリオのリターン「0.05」、及び色/模様情報「赤」が格納されている。
また、ユーザID「U001」及び運用期間「11〜20年」に対応付けて、顧客の年令「19才」、顧客の毎月の拠出額「36000円」、ポートフォリオID「2」、株式の資産配分割合「30%」、債券の資産配分割合「35%」、定期預金の資産配分割合「35%」、ポートフォリオのリスク「0.08」、ポートフォリオのリターン「0.04」、及び色/模様情報「紫」が格納されている。
また、ユーザID「U001」及び運用期間「21〜30年」に対応付けて、顧客の年令「19才」、顧客の毎月の拠出額「36000円」、ポートフォリオID「3」、株式の資産配分割合「20%」、債券の資産配分割合「40%」、定期預金の資産配分割合「40%」、ポートフォリオのリスク「0.06」、ポートフォリオのリターン「0.03」、及び色/模様情報「黄」が格納されている。
また、ユーザID「U001」及び運用期間「31〜42年」に対応付けて、顧客の年令「19才」、顧客の毎月の拠出額「36000円」、ポートフォリオID「4」、株式の資産配分割合「10%」、債券の資産配分割合「45%」、定期預金の資産配分割合「45%」、ポートフォリオのリスク「0.04」、ポートフォリオのリターン「0.02」、色/模様情報「緑」が格納されている。
なお、顧客ポートフォリオDB50では、上記具体例のように、一のユーザIDに対して運用期間「0〜10年」、「11〜20年」、「21〜30年」及び「31〜42年」に対応する4レコードが割り当てられ、ユーザIDフィールドにユーザIDが予め格納されており、運用期間フィールドに運用期間を示す情報が予め格納されており、ポートフォリオIDフィールドにポートフォリオIDが予め格納されており、株式フィールドに株式の資産配分割合が格納されており、債券フィールドに債券の資産配分割合が予め格納されており、定期預金フィールドに定期預金の資産配分割合が予め格納されており、リスクフィールドにリスクを示す情報が予め格納されており、リターンフィールドにリターンを示す情報が予め格納されており、色/模様情報フィールドに色/模様情報が予め格納されており、一のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオ格納部50に予め格納された顧客の各運用期間でのポートフォリオを特定するための色/模様情報の中には互いに異なる色/模様情報が含まれているものとする。
図3は、基準ポートフォリオDB60のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。この基準ポートフォリオ格納部60は、ポートフォリオを識別するためのポートフォリオIDと、当該ポートフォリオにおける株式と債券と定期預金の資産配分割合を示す情報と、当該ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報と、当該ポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報とを対応付けて格納する。
例えば、基準ポートフォリオDB60をリレーショナル・データベース(RDB)を用いて構成し、ポートフォリオを識別するためのポートフォリオIDを格納するためのポートフォリオIDフィールドと、当該ポートフォリオにおける株式の資産配分割合を示す情報を格納するための株式フィールドと、当該ポートフォリオにおける債券の資産配分割合を示す情報を格納するための債券フィールドと、当該ポートフォリオにおける定期預金の資産配分割合を示す情報を格納するための定期預金フィールドと、当該ポートフォリオのリスクを示す情報を格納するためのリスクフィールドと、当該ポートフォリオのリターンを示す情報を格納するためのリターンフィールドと、当該ポートフォリオを特定するための色/模様情報を格納するための色/模様情報フィールドをレコード毎に設け、同一レコードに格納されたポートフォリオIDと、株式の資産配分割合と、債券の資産配分割合と、定期預金の資産配分割合と、ポートフォリオのリスクと、ポートフォリオのリターンと、ポートフォリオを特定するための色/模様情報とを互いに対応付けるようにしてもよい。
図3の基準ポートフォリオ格納部60では、4種類以上のポートフォリオに関する情報が格納されており、ポートフォリオID「1」に対応付けて、株式の資産配分割合「40%」、債券の資産配分割合「30%」、定期預金の資産配分割合「30%」、ポートフォリオのリスク「0.10」、ポートフォリオのリターン「0.05」、色/模様情報「赤」が格納されている。
また、ポートフォリオID「2」に対応付けて、株式の資産配分割合「30%」、債券の資産配分割合「35%」、定期預金の資産配分割合「35%」、ポートフォリオのリスク「0.08」、ポートフォリオのリターン「0.04」、色/模様情報「紫」が格納されている。
また、ポートフォリオID「3」に対応付けて、株式の資産配分割合「20%」、債券の資産配分割合「40%」、定期預金の資産配分割合「40%」、ポートフォリオのリスク「0.06」、ポートフォリオのリターン「0.03」、色/模様情報「黄」が格納されている。
また、ポートフォリオID「4」に対応付けて、株式の資産配分割合「10%」、債券の資産配分割合「45%」、定期預金の資産配分割合「45%」、ポートフォリオのリスク「0.04」、ポートフォリオのリターン「0.02」、色/模様情報「緑」が格納されている。
図4は、端末装置1及び資産運用シミュレーション装置2の処理動作の一例を示すフローチャートである。先ず、顧客の端末装置1は当該顧客を識別するための顧客識別情報であるユーザID(一例として「U001」)と初期画面要求を資産運用シミュレーション装置2に送信する(ステップS2)。資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からユーザID「U001」と初期画面要求を受け取ると、初期入力画面を表示するための初期画面データをユーザID「U001」の顧客の端末装置1に送信する(ステップS4)。顧客の端末装置1は、資産運用シミュレーション装置2から受信した初期画面データに従って初期入力画面を表示する(ステップS6)。初期入力画面には、顧客の年令を入力する入力欄と毎月の拠出額を入力する入力欄と送信ボタンが表示される。
顧客の端末装置1は、顧客により当該顧客の年令及び拠出額が初期入力画面に入力されて送信ボタンが操作されると(ステップS8)、入力された年令及び拠出額の情報を初期データとして資産運用シミュレーション装置2に送信する(ステップS9)。なお、資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からの初期画面要求を受け取ると、資産運用シミュレーションを実行する諸条件を入力するための初期入力画面のウェブページを顧客の端末装置1に送信し、顧客の端末装置1はブラウザにより表示された初期入力画面のウェブページにおいて顧客によって入力された資産運用シミュレーション用の諸条件の初期データを資産運用シミュレーション装置2に送信する構成としてもよく、顧客の端末装置1は資産運用シミュレーション装置2へのアクセス時に顧客を識別するためのユーザID(例えば「U001」)を自動的に資産運用シミュレーション装置2に送信するようにしてもよい。
資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からユーザIDと初期データを受け取ると、受け取った初期データに含まれる年令と拠出額をユーザID及び各運用期間に対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納することにより初期値の設定を行い(ステップS10)、ユーザIDを含むシミュレーション実行指示をシミュレーション部20に送る。例えば、資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10は、顧客の端末装置1から顧客の年令「19才」と拠出額「36000円」を含む初期データとユーザID「U001」を受け取ると、受け取った初期データに含まれる年令「19才」と拠出額「36000円」をユーザID「U001」及び各運用期間「0〜10年」、「11〜20年」、「21〜30年」、「31〜42年」に対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納し、ユーザID「U001」を含むシミュレーション実行指示をシミュレーション部20に送る。
シミュレーション部20は、入力画面生成部10からユーザIDを含むシミュレーション実行指示を受け取ると、ユーザID及び各運用期間を示す情報に対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている顧客の年令と拠出額と各運用期間でのポートフォリオのリスク及びリターンに基づいて資産運用シミュレーションを行い(ステップS12)、運用期間別の資産運用結果をユーザIDとともに結果画面生成部40に出力する。例えば、シミュレーション部20は、入力画面生成部10からユーザID「U001」を含むシミュレーション実行指示を受け取ると、ユーザID「U001」及び各運用期間「0〜10年」、「11〜20年」、「21〜30年」、「31〜42年」を示す情報に対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている顧客の年令「19才」と毎月の拠出額「36000円」と各運用期間でのポートフォリオのリスク及びリターンに基づいて資産運用シミュレーションを行い、年金受給開始年令(一例として60才)になるまでの運用期間別の毎年の資産運用結果をユーザID「U001」とともに出力する。資産運用シミュレーションを行うシミュレーション部20は、図2の顧客ポートフォリオDB50に格納された情報から、運用期間「0〜10年」での顧客のポートフォリオのリスクとして「0.10」を用いるとともにリターンとして「0.05」を用い、運用期間「11〜20年」での顧客のポートフォリオのリスクとして「0.08」を用いるとともにリターンとして「0.04」を用い、運用期間「21〜30年」での顧客のポートフォリオのリスクとして「0.06」を用いるとともにリターンとして「0.03」を用い、運用期間「31〜41年」での顧客のポートフォリオのリスクとして「0.04」を用いるとともにリターンとして「0.02」を用いる。なお、顧客の現在年令が19歳である場合は、確定拠出型年金の受給開始年令60才までの運用期間は0〜41年(=60才−19才)であり、このような加減算の演算は自動的に行われるようになっている。
結果画面生成部40は、シミュレーション部20から運用期間別の資産運用結果とユーザIDを受け取ると、運用期間別の資産運用結果を当該運用期間及びユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いてグラフ表示するための結果画面データを生成し(ステップS14)、顧客の端末装置1に結果画面データを送信する(ステップS16)。例えば結果画面生成部40は、シミュレーション部20から運用期間「0〜41年」の毎年の資産運用結果とユーザID「U001」を受け取ると、運用期間「0〜41年」の毎年の資産運用結果を当該運用期間及びユーザID「U001」に対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いてグラフ表示するための結果画面データを生成し、ユーザID「U001」の顧客の端末装置1に結果画面データを送信する。図2の顧客ポートフォリオDB50に格納された情報から、顧客の端末装置1で結果画面データを表示する際に、運用期間「0〜10年」での資産運用結果の表示色として「赤」が用いられ、運用期間「11〜20年」での資産運用結果の表示色として「紫」が用いられ、運用期間「21〜30年」での資産運用結果の表示色として「黄」が用いられ、運用期間「31〜41年」での資産運用結果の表示色として「緑」が用いられるようになっている。
顧客の端末装置1は、資産運用シミュレーション装置2から結果画面データを受け取ると、当該結果画面データに従って運用期間別の資産運用結果をグラフ表示する(ステップS18)。上記の例では、資産運用結果のグラフの表示画面において、運用期間「0〜10年」での資産運用結果は赤色で表示され、運用期間「11〜20年」での資産運用結果は紫色で表示され、運用期間「21〜30年」での資産運用結果は黄色で表示され、運用期間「31〜41年」での資産運用結果は緑色で表示される。したがって、顧客は、いずれの運用期間にどのポートフォリオが適用されたかを視覚的に容易に把握することができる。この顧客の端末装置1は、運用期間別の資産運用結果をグラフ表示するとともに、資産運用シミュレーションを行った運用期間別のポートフォリオの設定を変更するか否かを選択するための操作ボタンを表示する。例えば、運用期間別のポートフォリオを変更する場合はポートフォリオを変更すべき運用期間である変更期間を資産運用結果の表示グラフ上でマウスポインタにより選択して変更要に対応する第1の操作ボタンを操作し、運用期間別のポートフォリオを変更しない場合は変更不要に対応する第2の操作ボタンを操作することを促すメッセージと第1及び第2の操作ボタンとを表示する。
顧客の端末装置1は、ポートフォリオの設定を変更する旨の第1の操作ボタンが顧客により選択された場合に(ステップS19:No)、資産運用結果の表示画面で顧客が選択したポートフォリオの変更期間を含む変更指示とユーザIDを資産運用シミュレーション装置2に送信する。資産運用シミュレーション装置2は、顧客の端末装置1からポートフォリオの変更期間を含む変更要通知とユーザIDを受け取ると、当該ユーザIDの顧客の運用期間別のポートフォリオの設定を修正するための処理を行い(ステップS20)、修正後の運用期間別のポートフォリオにより資産運用シミュレーションを再実行するためにステップ12に戻る。
顧客の端末装置1は、ポートフォリオの設定を変更しない旨の第2の操作ボタンが顧客により選択された場合に(ステップS19:Yes)、ポートフォリオの設定を変更せずに確定する旨の変更不要通知とユーザIDを資産運用シミュレーション装置2に送信する。資産運用シミュレーション装置2は、顧客の端末装置1からポートフォリオの設定を変更せずに確定する旨の変更不要通知とユーザIDを受け取ると、変更不要通知を受け取ったことを示す情報を顧客の端末装置1に送信して表示させ、本フローチャートの処理を終了する。
図5は、図4のフローチャートにおけるステップS12、すなわち資産運用シミュレーションの処理の一例を示すフローチャートである。シミュレーション部20では、ステップS12の開始時において運用期間Tが1に初期設定されており、ユーザIDを含むシミュレーション実行指示を受け取ると、当該ユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている顧客の年令を読み出し、年金受給開始年令から顧客の年令を減じた最大運用期間Tmaxを用いて、運用期間Tが最大運用期間Tmax以下であるか否かを判断する(ステップS122)。シミュレーション部20は、シミュレーション実行指示に含まれるユーザIDと各運用期間と資産運用結果を対応付けて記憶するメモリを有しており、メモリ上の各運用期間は0年から42年までの各年数からなり、当該各運用期間の資産運用結果は初期値0となっている。運用期間Tが最大運用期間Tmaxよりも大きい場合は(ステップS122:No)、メモリの記憶内容であるユーザIDと、最大運用期間Tmaxまでの各年数(但し、最大運用期間Tmaxが0以下のときは年数を0年とする)からなる各運用期間とその資産運用結果を結果画面生成部40に出力して本フローチャートの処理を終了し、運用期間Tが最大運用期間Tmax以下である場合は(ステップS122:Yes)、ステップS123に進む。例えばシミュレーション部20は、ユーザID「U001」を含むシミュレーション実行指示を受け取ると、ユーザID「U001」に対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている顧客の年令「19才」を読み出し、年金受給開始年令「60才」から顧客の年令「19才」を減じた最大運用期間Tmax「41年」を用いて、運用期間Tが最大運用期間Tmax「41年」以下であるか判断する。
ステップS123において、シミュレーション部20は、ユーザID及び運用期間Tに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている、運用期間Tに対応するポートフォリオのリスク及びリターンと拠出額を読み出し(ステップS123)、読み出したリスク及びリターンと拠出額に基づいてその年の資産運用結果をシミュレーションし、ユーザID及び運用期間Tに対応付けて資産運用結果をメモリに記憶する(ステップS124)。この資産運用シミュレーションは、例えばモンテカルロ・シミュレーションにより行われる。モンテカルロ・シミュレーションにおける演算回数は、一例として1万回以上200万回以下の範囲で、演算時間とシミュレーションの精度のバランスを考慮した上で任意に設定することができる。例えば運用期間T=1である場合は、運用期間「1年」が含まれる運用期間「0〜10年」及びユーザID「U001」に対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている拠出額「36000円」とリスク「0.10」及びリターン「0.05」を読み出し、読み出したこれらの値を資産運用シミュレーションに用いるようにする。
次に、シミュレーション部20は運用期間Tを1だけ増やし(ステップS125)、上記ステップS122〜S124の処理を、運用期間Tが最大運用期間Tmaxよりも大きくなるまで(ステップS122:No)繰り返す。なお、2回目以降の処理における資産運用シミュレーションは、ユーザID及び運用期間Tに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納されている拠出額とリスク及びリターンに基づき、前回のシミュレーションで得られた資産運用結果に1年分の拠出額を加えた値を用いて行われるようになっている。
図6は、図4のフローチャートのステップS6において顧客の端末装置1に表示される初期画面の一例を示す説明図である。この図6に例示する初期画面では、顧客は現在年令及び毎月の拠出額を所定の欄に入力した後、送信ボタンをマウス等のポインティングデバイスでクリック操作することにより、顧客の端末装置1は顧客の年令及び拠出額からなる初期データを当該顧客のユーザIDとともに資産運用シミュレーション装置2に送信するようになっている。
図7は、図4のフローチャートのステップS18において顧客の端末装置1に表示される結果表示画面の一例を示す説明図である。この図7に例示する結果表示画面では、横軸を運用期間(年)とし、縦軸を資産運用結果(円)として運用期間別の資産運用結果が棒グラフで表示されている。棒グラフの各棒(データマーカ)は、その年(運用期間)に対して顧客ポートフォリオDB50で対応付けされた色/模様情報が示す色又は模様で塗りつぶされている。この例では、資産運用結果の棒グラフの表示画面において、運用期間「0〜10年」(期間A)での資産運用結果を示す各棒は赤色で表示され、運用期間「11〜20年」(期間B)での資産運用結果を示す各棒は紫色で表示され、運用期間「21〜30年」(期間C)での資産運用結果を示す各棒は黄色で表示され、運用期間「31〜41年」(期間D)での資産運用結果を示す各棒は緑色で表示される。したがって、顧客は、いずれの運用期間にどのポートフォリオが適用されているかを視覚的に容易に把握することができる。なお、シミュレーションで得られる資産運用結果はリスクを考慮して計算されているため幅を有しているが、図7の例ではシミュレーションで得られる資産運用結果の中間値を棒グラフで示している。
また、資産運用結果は折れ線グラフで表示する構成としてもよく、この場合は運用期間を示す横軸と折れ線(データマーカ)の間の領域が上記色/模様情報が示す色又は模様で塗りつぶされ、例えば運用期間「0〜10年」(期間A)での資産運用結果を示す折れ線と横軸との間の領域は赤色で表示され、運用期間「11〜20年」(期間B)での資産運用結果を示す折れ線と横軸との間の領域は紫色で表示され、運用期間「21〜30年」(期間C)での資産運用結果を示す折れ線と横軸との間の領域は黄色で表示され、運用期間「31〜41年」(期間D)での資産運用結果を示す折れ線と横軸との間の領域は緑色で表示される。
図8は、図4のフローチャートのステップS20、すなわち運用期間毎に適用されるポートフォリオの変更処理の第1例を説明するためのフローチャートであり、図9は図8のフローチャートのステップS218において端末装置1に表示されるポートフォリオ選択画面の第1例を示す説明図であり、図8、図9等を参照して運用期間に適用されるポートフォリオの変更処理の第1例を説明する。
顧客は、端末装置1に表示された結果表示画面において、ポートフォリオを変更すべき運用期間である変更期間を選択し、変更要に対応する第1の操作ボタンを操作する(ステップS202)。この変更期間の選択は、例えば運用結果画面が図7に示したグラフ表示画面である場合、棒グラフの棒をポインタで選択することにより行われる。
顧客の端末装置1は、運用結果画面データの表示画面に表示された資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて顧客により選択された当該グラフでのポインタの位置に対応する運用期間をポートフォリオの変更期間を示す情報として含む変更要通知を、顧客のユーザIDとともに資産運用シミュレーション装置2に送信する(ステップS214)。例えば、運用期間「0〜10年」(期間A)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「0〜10年」が選択され、運用期間「11〜20年」(期間B)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「11〜20年」が選択され、運用期間「21〜30年」(期間C)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「21〜30年」が選択され、運用期間「31〜41年」(期間D)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「31〜41年」が選択されるようになっている。
資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からポートフォリオの変更期間を示す情報を含む変更要通知と顧客のユーザIDを受け取ると、ポートフォリオの選択を行うためのポートフォリオ選択画面の画面データとして参考結果画面データを顧客の端末装置1に送信する(ステップS216)。
参考結果画面データは、各ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク及びリターンに基づき、各運用期間「1〜42年」のポートフォリオが当該各運用期間「1〜42年」を通じて同一である場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの各資産運用結果を当該ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いて端末装置1にグラフ表示するための画面データであり、入力画面生成部10の記憶手段に予め記憶されている。
例えば、図3の基準ポートフォリオDB60のデータを用いる場合は、参考結果画面データは少なくとも第1から第4の画面データを含む。
第1の画面データは、ポートフォリオID「1」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.10」及びリターン「0.05」と予め設定された所定の拠出額(一例として36000円/月)とに基づき、各運用期間「1〜42年」のポートフォリオがポートフォリオID「1」のポートフォリオである場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの運用期間別の資産運用結果をポートフォリオID「1」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す赤色を用いて顧客の端末装置1にグラフ表示するための画面データである。
第2の画面データは、ポートフォリオID「2」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.08」及びリターン「0.04」と予め設定された所定の拠出額(一例として36000円/月)とに基づき、各運用期間「1〜42年」のポートフォリオがポートフォリオID「2」のポートフォリオである場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの運用期間別の資産運用結果をポートフォリオID「2」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す紫色を用いて顧客の端末装置1にグラフ表示するための画面データである。
第3の画面データは、ポートフォリオID「3」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.06」及びリターン「0.03」と予め設定された所定の拠出額(一例として36000円/月)とに基づき、各運用期間「1〜42年」のポートフォリオがポートフォリオID「3」のポートフォリオである場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの運用期間別の資産運用結果をポートフォリオID「3」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す黄色を用いて顧客の端末装置1にグラフ表示するための画面データである。
第4の画面データは、ポートフォリオID「4」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.04」及びリターン「0.02」と予め設定された所定の拠出額(一例として36000円/月)とに基づき、各運用期間「1〜42年」のポートフォリオがポートフォリオID「4」のポートフォリオである場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの運用期間別の資産運用結果をポートフォリオID「4」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す緑色を用いて顧客の端末装置1にグラフ表示するための画面データである。
顧客の端末装置1は、資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10から受信した参考結果画面データに従って各資産運用結果をグラフ表示する(ステップS218、図9参照)。すなわち各運用期間「1〜42年」のポートフォリオが当該各運用期間「1〜42年」を通じて同一である場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの各資産運用結果が、当該ポートフォリオのポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いて図9に示すようにポートフォリオ選択欄2181にグラフ表示され、このときの各グラフは図7の運用結果画面の表示グラフよりも縮小表示されるようになっている。同一のポートフォリオに関する表示には、運用結果画面及び参考結果画面において同一の色又は模様が用いられるため、顧客にとってポートフォリオを視覚的に把握しやすくなっている。
また、ポートフォリオの選択を行うための参考結果画面データの表示画面では、図9に例示するように、ポートフォリオの変更期間に適用すべきポートフォリオの資産運用グラフの選択を促すメッセージ欄2182も表示され、この欄2182にはステップS202で選択された変更期間を示す情報がメッセージ中に運用期間としてデフォルトで表示され、変更期間が0〜10年であるときは一例として「運用期間0〜10年に適用すべきポートフォリオの資産運用グラフを選択して送信ボタンをクリックして下さい。」という案内文をメッセージ欄2182に表示する。
顧客は、図9の参考結果画面データの表示画面において、ステップS202で選択した変更期間に適用すべきポートフォリオのグラフを選択して送信ボタンを操作し(ステップS220)、ポートフォリオの選択結果を示す情報を資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10に送信する(ステップS222)。本例において顧客は、参考結果画面データの表示画面においてグラフをポインタで選択することにより、変更期間で適用すべきポートフォリオを選択することができるようになっている。
この場合に、顧客の端末装置1は、参考結果画面データの表示画面に表示された各資産運用結果のグラフのうち顧客により選択されたグラフで用いられた色又は模様を示す色/模様情報を、変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報としてユーザIDとともに入力画面生成部10に送信する。入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からの色/模様情報に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得したポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報をポートフォリオの変更期間を示す情報及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納することにより、変更期間及びユーザIDに対して顧客ポートフォリオDB50で対応付けされたリスク及びリターンを示す情報と色/模様情報の更新を行い、当該ユーザIDを含むシミュレーション実行指示をシミュレーション部20に送ることで、図4のフローチャートのステップS12に戻って再シミュレーションが行われることになる。なお、入力画面生成部10は、上記ポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報をポートフォリオの変更期間を示す情報及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納する場合に、ポートフォリオの変更期間が「31〜41年」であるときは当該変更期間を含む運用期間「31〜42年」及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納するとよい。
なお、各運用期間「1〜42年」のポートフォリオが当該各運用期間「1〜42年」を通じて同一である場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの各資産運用結果を当該ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いて端末装置1にグラフ表示するための画面データを入力画面生成部10の記憶手段に予め記憶しておき、年金受給開始年令から顧客の年令を減じた最大運用期間Tmaxまでの各運用期間(例えばユーザID「U001」の場合は各運用期間「1〜41年」)のポートフォリオが当該各運用期間「1〜41年」を通じて同一である場合の資産運用シミュレーションをシミュレーション部20で行ったときの各資産運用結果を当該ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いて端末装置1にグラフ表示するための画面データを、ポートフォリオ選択画面の画面データとしてステップS216で顧客の端末装置1に送信する構成としてもよい。
図10は、図8のフローチャートのステップS218において端末装置1に表示されるポートフォリオ選択画面の第2例を示す説明図である。図8、図10等を参照して運用期間に適用されるポートフォリオの変更処理の第2例を説明する。
顧客は、端末装置1に表示された結果表示画面において、ポートフォリオを変更すべき運用期間である変更期間を選択し、変更要に対応する第1の操作ボタンを操作する(ステップS202)。この変更期間の選択は、例えば運用結果画面が図7に示したグラフ表示画面である場合、棒グラフの棒をポインタで選択することにより行われる。
顧客の端末装置1は、運用結果画面データの表示画面に表示された資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて顧客により選択された当該グラフでのポインタの位置に対応する運用期間をポートフォリオの変更期間を示す情報として含む変更要通知を、顧客のユーザIDとともに資産運用シミュレーション装置2に送信する(ステップS214)。例えば、運用期間「0〜10年」(期間A)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「0〜10年」が選択され、運用期間「11〜20年」(期間B)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「11〜20年」が選択され、運用期間「21〜30年」(期間C)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「21〜30年」が選択され、運用期間「31〜41年」(期間D)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「31〜41年」が選択されるようになっている。
資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からポートフォリオの変更期間を示す情報を含む変更要通知と顧客のユーザIDを受け取ると、ポートフォリオの選択を行うためのポートフォリオ選択画面の画面データとしてリスクリターン関係図データを顧客の端末装置1に送信する(ステップS216)。
リスクリターン関係図データは、各ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク及びリターンの各領域を示すリスクリターン図であって各ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク及びリターンの各表示領域に当該ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す色又は模様が用いられたリスクリターン関係図を端末装置1に表示するための画面データであり、入力画面生成部10の記憶手段に予め記憶されている。
例えば、図3の基準ポートフォリオDB60のデータを用いる場合は、リスクリターン関係図データの表示画面におけるリスクリターン関係図は少なくとも第1から第4の表示領域を含む。
リスクリターン関係図において、ポートフォリオID「1」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.10」及びリターン「0.05」と色/模様情報「赤」に基づき、リスクリターン関係図のリスク「0.10」及びリターン「0.05」の座標を含む楕円領域からなる第1の表示領域(第1の楕円表示領域)には赤色が用いられる。
また、リスクリターン関係図において、ポートフォリオID「2」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.08」及びリターン「0.04」と色/模様情報「紫」に基づき、リスクリターン関係図のリスク「0.08」及びリターン「0.04」の座標を含む楕円領域からなる第2の表示領域(第2の楕円表示領域)には紫色が用いられる。
また、リスクリターン関係図において、ポートフォリオID「3」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.06」及びリターン「0.03」と色/模様情報「黄」に基づき、リスクリターン関係図のリスク「0.06」及びリターン「0.03」の座標を含む楕円領域からなる第3の表示領域(第3の楕円表示領域)には黄色が用いられる。
また、リスクリターン関係図において、ポートフォリオID「4」に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク「0.04」及びリターン「0.02」と色/模様情報「緑」に基づき、リスクリターン関係図のリスク「0.04」及びリターン「0.02」の座標を含む楕円領域からなる第4の表示領域(第4の楕円表示領域)には緑色が用いられる。
顧客の端末装置1は、資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10から受信したリスクリターン関係図データに従ってリスクリターン関係図を表示する(ステップS218、図10参照)。すなわち、各ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク及びリターンの各領域を示すリスクリターン関係図であって各ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているリスク及びリターンの各表示領域に当該ポートフォリオIDに対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されている色/模様情報が示す色又は模様が用いられたリスクリターン関係図が端末装置1に表示される。同一のポートフォリオに関する表示には、運用結果画面及びリスクリターン関係図において同一の色又は模様が用いられるため、顧客にとってポートフォリオを視覚的に把握しやすくなっている。
また、ポートフォリオの選択を行うためのリスクリターン関係図データの表示画面では、図10に例示するように、ポートフォリオの変更期間に適用すべきポートフォリオのリスク・リターン領域の選択を促すメッセージ欄2182も表示され、この欄2182にはステップS202で選択された変更期間を示す情報がメッセージ中に運用期間としてデフォルトで表示され、変更期間が0〜10年であるときは一例として「運用期間0〜10年に適用すべきポートフォリオのリスク及びリターンを示す領域を選択して送信ボタンをクリックして下さい。」という案内文をメッセージ欄2182に表示する。
顧客は、図10のリスクリターン関係図データの表示画面において、ステップS202で選択した変更期間に適用すべきポートフォリオのリスク及びリターンの楕円表示領域を選択して送信ボタンを操作し(ステップS220)、ポートフォリオの選択結果を示す情報を資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10に送信する(ステップS222)。本例において顧客は、リスクリターン関係図の表示画面において楕円表示領域をポインタで選択することにより、変更期間で適用すべきポートフォリオを選択することができるようになっている。
この場合に、顧客の端末装置1は、リスクリターン関係図データの表示画面に表示されたリスクリターン関係図の各楕円表示領域のうち顧客により選択された楕円表示領域で用いられた色又は模様を示す色/模様情報を、変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報としてユーザIDとともに入力画面生成部10に送信する。入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からの色/模様情報に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得したポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報をポートフォリオの変更期間を示す情報及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納することにより、変更期間及びユーザIDに対して顧客ポートフォリオDB50で対応付けされたリスク及びリターンを示す情報と色/模様情報の更新を行い、当該ユーザIDを含むシミュレーション実行指示をシミュレーション部20に送ることで、図4のフローチャートのステップS12に戻って再シミュレーションが行われることになる。なお、入力画面生成部10は、上記ポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報をポートフォリオの変更期間を示す情報及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納する場合に、ポートフォリオの変更期間が「31〜41年」であるときは当該変更期間を含む運用期間「31〜42年」及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納するとよい。
運用期間に適用されるポートフォリオの変更処理の第3例として、ポートフォリオ選択画面として資産運用結果の結果表示画面を用いる例を説明する。
顧客は、端末装置1に表示された結果表示画面において、ポートフォリオを変更すべき運用期間である変更期間を選択し、変更要に対応する第1の操作ボタンを操作する(ステップS202)。この変更期間の選択は、例えば資産運用結果の結果表示画面が図7に示したグラフ表示画面である場合、棒グラフの棒をポインタで選択することにより行われる。
顧客の端末装置1は、運用結果画面データの表示画面に表示された資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて顧客により選択された当該グラフでのポインタの位置に対応する運用期間をポートフォリオの変更期間を示す情報として含む変更要通知を、顧客のユーザIDとともに資産運用シミュレーション装置2に送信する(ステップS214)。例えば、運用期間「0〜10年」(期間A)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「0〜10年」が選択され、運用期間「11〜20年」(期間B)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「11〜20年」が選択され、運用期間「21〜30年」(期間C)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「21〜30年」が選択され、運用期間「31〜41年」(期間D)の領域にポインタが配置されて選択されると運用期間「31〜41年」が選択されるようになっている。
資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からポートフォリオの変更期間を示す情報を含む変更要通知と顧客のユーザIDを受け取ると、当該変更期間で適用すべきポートフォリオの選択を促すメッセージをポートフォリオ選択画面データとして顧客の端末装置1に送信する(ステップS216)。
顧客の端末装置1は、受信したメッセージを結果表示画面に表示する(ステップS218)。メッセージの表示欄には、ステップS202で選択された変更期間を示す情報がメッセージ中に運用期間としてデフォルトで表示され、変更期間が0〜10年であるときは一例として「運用期間0〜10年に適用すべきポートフォリオの領域を選択して送信ボタンをクリックして下さい」という案内文をメッセージ欄に表示すると共に送信ボタンを表示する。
顧客は、メッセージが表示された結果表示画面において、ステップS202で選択した変更期間に適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様を選択して送信ボタンを操作し(ステップS220)、ポートフォリオの選択結果を示す情報を資産運用シミュレーション装置2の入力画面生成部10に送信する(ステップS222)。
この場合に、顧客の端末装置1は、運用結果画面データの表示画面に表示された資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて顧客により変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様として選択された当該グラフでの当該ポインタの表示位置に対応する色又は模様を示す色/模様情報を、ユーザIDとともに入力画面生成部10に送信する。入力画面生成部10は、顧客の端末装置1からの色/模様情報に対応付けて基準ポートフォリオDB60に格納されているポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得したポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報をポートフォリオの変更期間を示す情報及びユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納することにより、変更期間及びユーザIDに対して顧客ポートフォリオDB50で対応付けされたリスク及びリターンを示す情報と色/模様情報の更新を行い、当該ユーザIDを含むシミュレーション実行指示をシミュレーション部20に送ることで、図4のフローチャートのステップS12に戻って再シミュレーションが行われることになる。なお、入力画面生成部10は、上記ポートフォリオIDと株式、債券及び定期預金の資産配分割合とリスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報をポートフォリオの変更期間を示す情報及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納する場合に、ポートフォリオの変更期間が「31〜41年」であるときは当該変更期間を含む運用期間「31〜42年」及び顧客のユーザIDに対応付けて顧客ポートフォリオDB50に格納するとよい。
図11は、図4のフローチャートのステップS20、すなわち運用期間に適用されるポートフォリオの変更処理の第4例を示すフローチャートである。本例では、ステップS202〜S220までの処理は、図8のフローチャートの処理と略同様であるが、運用期間「0〜10年」、「11〜20年」、「21〜30年」、「31〜41年」のうち、複数の運用期間に対するポートフォリオの選択を行うことができるようになっている。例えば、ステップS202では図7の資産運用結果の結果表示画面が表示され、当該結果表示画面において、第1の運用期間区分「0〜10年」(期間A)、第2の運用期間区分「11〜20年」(期間B)、第3の運用期間区分「21〜30年」(期間C)、第4の運用期間区分「31〜41年」(期間D)のうち複数の運用期間区分に対して適用すべきポートフォリオの選択を行うことができ、例えばステップS218のポートフォリオ選択画面には変更終了ボタンを兼ねた送信ボタンと変更継続ボタンが表示され、ステップS202で選択した変更期間に対して適用すべきポートフォリオをステップS220で選択して変更継続ボタンを操作すると(ステップS221:No)、ステップS202に戻って資産運用結果の結果表示画面が表示されるが、ステップS202で選択した変更期間に対して適用すべきポートフォリオをステップS220で選択して送信ボタンを操作すると(ステップS221:Yes)、ステップS202〜S221の処理ループでそれまでにステップS202で選択された変更期間と当該変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報がユーザIDとともに入力画面生成部10に送信される(ステップS222)。このように、複数のポートフォリオの再設定を行ってから、資産運用の再シミュレーションを行うようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
本発明の実施形態に係る資産運用シミュレーション装置2のブロック構成の一例を示すブロック図である。 顧客ポートフォリオDB50のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。 基準ポートフォリオDB60のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。 端末装置1及び資産運用シミュレーション装置2の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおけるステップS12の処理の一例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS6で端末装置1に表示される初期画面の一例を示す説明図である。 図4のフローチャートのステップS18で端末装置1に表示される結果表示画面の一例を示す説明図である。 図4のフローチャートにおけるステップS20の処理の第1例を示すフローチャートである。 図8のフローチャートのステップS218で端末装置1に表示されるポートフォリオ選択画面の第1例を示す説明図である。 図8のフローチャートのステップS218で端末装置1に表示されるポートフォリオ選択画面の第2例を示す説明図である。 図4のフローチャートにおけるステップS20の処理の第2例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…端末装置、2…資産運用シミュレーション装置、10…入力画面生成部、20…シミュレーション部、40…結果表示画面生成部、50…顧客ポートフォリオ格納部(顧客ポートフォリオDB)、60…基準ポートフォリオ格納部(基準ポートフォリオDB)

Claims (10)

  1. 顧客を識別するための顧客識別情報と、前記顧客が資産運用を行う各運用期間を示す情報と、前記顧客の前記運用期間でのポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて格納する顧客ポートフォリオ格納部と、
    資産運用を行う顧客の顧客識別情報が入力され、入力された当該顧客識別情報及び前記各運用期間を示す情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納されている各運用期間でのポートフォリオのリスク及びリターンに基づいて資産運用シミュレーションを行い、運用期間別の資産運用結果を出力するシミュレーション部と、
    前記運用期間別の資産運用結果を当該運用期間及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いてグラフ表示するための運用結果画面データを生成し、前記顧客の端末装置に前記運用結果画面データを表示させる結果画面生成部と
    を有する資産運用シミュレーション装置。
  2. 複数のポートフォリオの各々を識別するためのポートフォリオ識別情報と、前記ポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて格納する基準ポートフォリオ格納部と、
    前記複数のポートフォリオを識別するための各ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンに基づき、各運用期間のポートフォリオが当該各運用期間を通じて同一である場合の資産運用シミュレーションを前記複数のポートフォリオの各々について前記シミュレーション部で行ったときの各資産運用結果を当該ポートフォリオを識別するためのポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されている色/模様情報が示す色又は模様を用いて端末装置にグラフ表示するための参考結果画面データを記憶する記憶手段と、
    前記運用結果画面データが表示された前記顧客の端末装置に前記顧客により入力されたポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取り、前記記憶手段に記憶されている前記参考結果画面データを前記顧客の端末装置に表示させ、当該顧客の端末装置から前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取る入力画面生成部と
    をさらに有し、
    前記顧客の端末装置は、前記参考結果画面データの表示画面に表示された前記各資産運用結果のグラフのうち前記顧客により選択されたグラフで用いられた前記色又は模様を示す色/模様情報を前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、
    前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置からの前記色/模様情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得した当該リスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納することにより、前記変更期間及び前記顧客の顧客識別情報に対して前記顧客ポートフォリオ格納部で対応付けされた前記リスク及びリターンを示す情報と前記色/模様情報の更新を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の資産運用シミュレーション装置。
  3. 前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により選択された当該グラフでのポインタの位置に対応する運用期間を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、
    前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置から前記ポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取ると、前記記憶手段に記憶されている前記参考結果画面データを前記顧客の端末装置に送信して表示させる
    ことを特徴とする請求項2記載の資産運用シミュレーション装置。
  4. 複数のポートフォリオの各々を識別するためのポートフォリオ識別情報と、前記ポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて格納する基準ポートフォリオ格納部と、
    前記複数のポートフォリオを識別するための各ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンの各領域を示すリスクリターン関係図であって前記各ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンの各表示領域に当該ポートフォリオ識別情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されている色/模様情報が示す色又は模様が用いられたリスクリターン関係図を端末装置に表示するためのリスクリターン関係図データを記憶する記憶手段と、
    前記運用結果画面データが表示された前記顧客の端末装置に前記顧客により入力されたポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取り、前記記憶手段に記憶されている前記リスクリターン関係図データを前記顧客の端末装置に表示させ、当該顧客の端末装置から前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取る入力画面生成部と
    をさらに有し、
    前記顧客の端末装置は、前記リスクリターン関係図データの表示画面に表示されたリスクリターン図の前記各表示領域のうち前記顧客により選択された表示領域で用いられた前記色又は模様を示す色/模様情報を前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、
    前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置からの前記色/模様情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得した当該リスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納することにより、前記変更期間及び前記顧客の顧客識別情報に対して前記顧客ポートフォリオ格納部で対応付けされた前記リスク及びリターンを示す情報と前記色/模様情報の更新を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の資産運用シミュレーション装置。
  5. 前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により選択された当該グラフでのポインタの位置に対応する運用期間を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、
    前記入力画面生成部は、前記ポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取ると、前記記憶手段に記憶されている前記リスクリターン関係図データを前記顧客の端末装置に送信して表示させる
    ことを特徴とする請求項4記載の資産運用シミュレーション装置。
  6. 前記運用結果画面データが表示された前記顧客の端末装置に前記顧客により入力されたポートフォリオの変更期間を示す情報及び当該変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報と前記顧客の顧客識別情報を前記顧客の端末装置から受け取る入力画面生成部をさらに有し、
    前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記ポートフォリオの変更期間として選択された当該グラフでのポインタの表示位置に対応する運用期間を示す情報と、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様として選択された当該グラフでの当該ポインタの表示位置に対応する色又は模様を示す色/模様情報を、前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、
    前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置からの前記色/模様情報に対応付けて前記基準ポートフォリオ格納部に格納されているリスク及びリターンを示す情報を取得し、取得した当該リスク及びリターンを示す情報と当該色/模様情報を前記ポートフォリオの変更期間を示す情報及び前記顧客の顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納することにより、前記変更期間及び前記顧客の顧客識別情報に対して前記顧客ポートフォリオ格納部で対応付けされた前記リスク及びリターンを示す情報と前記色/模様情報の更新を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の資産運用シミュレーション装置。
  7. 前記顧客の端末装置は、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記ポートフォリオの変更期間として選択された当該グラフでの当該ポインタの表示位置に対応する運用期間を前記ポートフォリオの変更期間として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、前記運用結果画面データの表示画面に表示された前記資産運用結果のグラフ上にポインタが配置されて前記顧客により前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色又は模様として選択された当該グラフでの当該ポインタの表示位置に対応する色又は模様を示す色/模様情報を前記変更期間で適用すべきポートフォリオを特定するための色/模様情報として前記顧客の顧客識別情報とともに前記入力画面生成部に送信し、
    前記入力画面生成部は、前記顧客の端末装置から前記ポートフォリオの変更期間を示す情報と前記顧客の顧客識別情報を受け取ると、前記変更期間で適用すべきポートフォリオの選択を促すメッセージを前記顧客の端末装置の前記運用結果画面データの表示画面に表示させる
    ことを特徴とする請求項6記載の資産運用シミュレーション装置。
  8. 前記顧客ポートフォリオ格納部は、顧客を識別するための顧客識別情報と、前記顧客が資産運用を行う各運用期間を示す情報と、前記顧客の前記運用期間でのポートフォリオを特定するための色又は模様を示す色/模様情報と、前記ポートフォリオのリスク及びリターンを示す情報とを対応付けて予め格納しており、前記顧客を識別するための顧客識別情報に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に予め格納された前記顧客の各運用期間でのポートフォリオを特定するための色/模様情報の中には互いに異なる色/模様情報が含まれている
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の資産運用シミュレーション装置。
  9. 前記シミュレーション部は、確定拠出型年金の資産運用を行う顧客の顧客識別情報及び拠出額が入力され、入力された前記顧客識別情報及び前記各運用期間に対応付けて前記顧客ポートフォリオ格納部に格納されている各運用期間のポートフォリオのリスク及びリターンと前記拠出額に基づいて確定拠出型年金の資産運用シミュレーションを行う
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の資産運用シミュレーション装置。
  10. コンピュータを、請求項1〜9の何れかに記載の資産運用シミュレーション装置として機能させるためのプログラム。

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