JP2007248520A - Icチップを有する眼鏡フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】眼鏡フレームの材質、表面処理の品質、各部分のサイズ、ブランド名等のあらゆる情報を知ることができるようにする。
【解決手段】眼鏡フレームの一部、たとえばテンプルに取り付けるモダンの内部に非接触式ICチップおよび外部アンテナからなるインレットを埋設し、ICチップに書き込んだ各種の情報を読み取り機で読み取るようにした。
【選択図】図3
【解決手段】眼鏡フレームの一部、たとえばテンプルに取り付けるモダンの内部に非接触式ICチップおよび外部アンテナからなるインレットを埋設し、ICチップに書き込んだ各種の情報を読み取り機で読み取るようにした。
【選択図】図3
Description
この発明は眼鏡フレームにおけるその品質、ブランド、サイズ等をデザイナー、生産者、流通業者から消費者にいたるまでの種々の情報を管理可能な非接触式ICチップを眼鏡フレームに埋設することにより各種情報や公明な流通を可能とすることができるICチップを有する眼鏡フレームに関するものである。
一般に眼鏡フレームにあっては、生産者から流通業者を介して消費者にいたるまで、そのファッション性も関係して知らせなければならない情報はかなり多いものである。たとえば、眼鏡フレームの材質、その表面処理の品質、眼鏡フレームの各部分のサイズ、ブランド名、生産者名などである。特に、原産地の表示は大切である。そして、従来は、これらの情報は眼鏡フレーム本体に刻印すること、あるいはタグを吊り下げることによってしか伝達することができなかった。そして、刻印が一般的であり、刻印の場合は、刻印幅の大きさは眼鏡フレームの特性から0.5〜2.0mmというかなり小さいものであった。
したがって、一般的には眼鏡フレームの消費者は、上記のような細かくて読み難い刻印の情報を頼りに購入品を決定しており、これは眼鏡フレームの消費者にとって極めて不都合なことである。
この問題を解消するために最も一般的に行われていることは、小売店において店員が口頭やカタログで説明を行うことであるが、店員の口頭による説明では全てのことを説明し得ない場合や、仮に店員が全てを説明したとしても消費者が覚えていられないことが多い。したがって、結果的にはその眼鏡フレームに関する僅かな情報しか有効的に活用されないものであった。
しかしながら、この発明は、従来全く存在しなかった非接触式ICチップを眼鏡フレームの構成部品の一部に埋設し、ICチップの改ざんを防止するとともに、外部からICチップを読み取って眼鏡フレームに関する多くの情報を知ることができ、しかもICチップ自体が眼鏡フレームに埋設されているので形状に影響を与えることがない全く新規な発明である。
この発明は、眼鏡フレームに対して消費者が知りたいあらゆる情報、たとえば、材質、表面処理の品質、各部分のサイズ、ブランド名、メーカー名、原産地等のあらゆる情報を眼鏡フレームに埋設した非接触式ICチップに書き込み、この内容を読み取って、あるいはICチップに予め書き込まれた識別番号に紐付けされサーバ上で管理された詳細情報を読み取って、瞬時にその眼鏡フレームの製造からブランド名までのすべての情報を知ることができるようにすることを目的とする。したがって、消費者に対しては結果的には、たとえば、あるブランド名のタグが付されていてもそのブランド名の眼鏡フレームが本物のブランド品か否かも知ることができる。しかも、非接触式ICタグは眼鏡フレームに埋設されているので眼鏡フレームのデザインに影響を及ぼす恐れは全く無い。
この発明は、眼鏡フレームの一部に、種々な情報を書き込んだ非接触式ICチップを埋設し、該ICチップに記載した情報を読み取るようにした手段を採用した。
そして、前記非接触式ICチップは、眼鏡フレームのテンプルに被嵌するモダンに埋設され、前記ICチップに記載した情報は読み取り機で読み取れるようにし、さらに、前記非接触式ICチップに、書き込み可能部と書き込み不可能部とを設定した手段を採用したものである。
そして、前記非接触式ICチップは、眼鏡フレームのテンプルに被嵌するモダンに埋設され、前記ICチップに記載した情報は読み取り機で読み取れるようにし、さらに、前記非接触式ICチップに、書き込み可能部と書き込み不可能部とを設定した手段を採用したものである。
この発明による眼鏡フレームにあっては、その一部に非接触式ICチップが付されているので、この非接触式ICチップにメーカーが示したい所定の内容を書き込み情報として書き込める機能を有し、さらに、卸商、小売商、消費者等の情報も書き込み可能な機能を有しているので、眼鏡フレームのすべての情報の公正さが保証され、消費者、流通業者、生産者の効率化が促進されて真の消費者保護が実現する。
また、ICチップは非接触式であるので外部から見えない部位に埋設することができるので眼鏡フレームのデザイン性、ファッション性を阻害する恐れはない。
そして、非接触式ICチップを眼鏡フレームの一部に埋設させたことで、情報の改ざんなど不公正なこともできなくなり、ICチップ自体の損傷やICチップの取り替え等を防止することができる。
そして、非接触式ICチップを眼鏡フレームの一部に埋設させたことで、情報の改ざんなど不公正なこともできなくなり、ICチップ自体の損傷やICチップの取り替え等を防止することができる。
そして、ICチップが付された眼鏡フレームは、消費者の積極的な購買意欲を起こし、また流通業者の商品選択幅を拡げて商品管理の効率化、消費者に対してのサービスも実現することができる。製造業者は、その者の技術を公正で品位の高い商品に付加して消費者に届けることができる。さらに、眼鏡フレームにおけるブランドの保持、公正な価格決定にも寄与することができるという効果を有している。
眼鏡フレームにおいて、眼鏡フレーム本体に種々の情報を書き込んだ非接触式ICチップを埋設することで、このICチップに書き込んだ情報をいつでも取り出すことができて眼鏡フレームのすべての情報を瞬時に得ることができる。
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
図1にはこの発明による眼鏡フレームの実施の形態が示されていて、この眼鏡フレーム1はブリッジ2を介して連結された左右一対のリム3、3と、この左右一対のリム3、3の外側にそれぞれ取り付けられた鎧4、4と、両鎧4、4にそれぞれ開閉方向に回動可能に連結されたテンプル5、5とを有しており、テンプル5、5の端部には図2に示すようなモダン6、6がそれぞれ被嵌している。
図1にはこの発明による眼鏡フレームの実施の形態が示されていて、この眼鏡フレーム1はブリッジ2を介して連結された左右一対のリム3、3と、この左右一対のリム3、3の外側にそれぞれ取り付けられた鎧4、4と、両鎧4、4にそれぞれ開閉方向に回動可能に連結されたテンプル5、5とを有しており、テンプル5、5の端部には図2に示すようなモダン6、6がそれぞれ被嵌している。
なお、8、8は両リム3、3の内側に取り付けられた脚7、7に取り付けられて使用者の鼻の両側で保持するためのノーズパッド、9、9は両リム3、3によって保持されているレンズである。
上記のような眼鏡フレーム1の両テンプル5、5およびこのテンプル5、5に被嵌するモダン6、6は図2〜図5に示すように構成されており、図2はモダンを示す図、図3は組み合わされた状態を示す図、図4は図3のA−A線に沿って見た図、図5は図3のB−B線に沿って見た図である。モダン6、6は中央部に端部が細くなっているテンプル5、5の端部が差し込み可能であるように、端部が狭くなっている孔10が設けられ、この孔10内にテンプル5、5の端部を差し込んで取り付け、これによりモダン6、6が使用者の耳部に接触するようになっている。
なお、テンプルとモダンの形状、取付け方法は上記に限定されたものではない。
なお、テンプルとモダンの形状、取付け方法は上記に限定されたものではない。
前記モダン6にはその内部に外部アンテナ15と、ICチップ16とで構成されたインレット17が埋設されており、インレット17の全体の長さはモダン6の長さよりも非常に短くなっている。言い換えれば、インレット17の全体の長さよりもモダン6の方が遙に長く形成されているので、モダン6の外面からインレット17が全く表出しないようになっている。したがって、図4および図5から明らかなように、モダン6の内部に外部アンテナ15とICチップ16とからなるインレット17が埋設されている。
上記のようにモダン6にICチップ16を埋設し、しかもICチップ16には外部アンテナ15が設けられているので、ICチップ16に記載された情報は非接触で外部から読み取ることができる。
すなわち、この発明は、あらゆる分野で拡大する情報を非接触式ICチップで対応しようとするものである。今まで、眼鏡フレームにおいては、そのサイズ、ファッション性のためにIC化搭載は不可能と思われていた。しかし、情報の拡大、商品のグローバル化、消費者の自己責任などによりIC化は必要な技術となってきた。
まず、IC化で大きな問題であるICチップの小型化は日立製作所製のミューチップという名称のICチップで達成できた。すなわち、使用するICチップ16は0.4mm角の大きさでありメモリ容量128bit(10進法で38桁)で書き換え不可能なIDを持つ無線自動認識ICチップ(日立製作所製でミューチップという名称)である。
また、上記ICチップ16と外部アンテナ15とで構成されるインレット17とは、タグを作るための部品であり、外部アンテナ15のサイズは最小3mm×2.5mmで、最大厚さは0.25mmである。
なお、上記ICチップ(ミューチップ)は書き換え禁止領域(読み出し専用領域)に予め書き込まれた識別番号のみを有していて、偽造、改ざん、コピーの防止に大きな威力を発揮できて、高セキュリティを実現でき、商品の真正性判別、信頼性の確保および管理効率アップなどに有効である。
また、上記ICチップ16と外部アンテナ15とで構成されるインレット17とは、タグを作るための部品であり、外部アンテナ15のサイズは最小3mm×2.5mmで、最大厚さは0.25mmである。
なお、上記ICチップ(ミューチップ)は書き換え禁止領域(読み出し専用領域)に予め書き込まれた識別番号のみを有していて、偽造、改ざん、コピーの防止に大きな威力を発揮できて、高セキュリティを実現でき、商品の真正性判別、信頼性の確保および管理効率アップなどに有効である。
眼鏡フレームはその形状が無限であり、あらゆる部品のサイズが小さいが、本発明に使用しているICチップ16および外部アンテナ15からなるインレット17を殆どの眼鏡部品にも埋設することができて、殆どの眼鏡部品の管理を行うこともできる。
なお、前記実施の形態としてモダンにICチップおよび外部アンテナからなるインレットを埋設した場合について説明したが、これに限定することなく、たとえば、表面に複数層のコーティングを行って色彩を出したテンプルであっても内部に本発明に使用したICチップおよび外部アンテナからなるインレットを埋設することが可能であり、埋設箇所は問わないものである。
1 眼鏡フレーム
2 ブリッジ
3 リム
4 鎧
5 テンプル
6 モダン
7 脚
8 ノーズパッド
9 レンズ
10 孔
15 外部アンテナ
16 ICチップ
17 インレット
2 ブリッジ
3 リム
4 鎧
5 テンプル
6 モダン
7 脚
8 ノーズパッド
9 レンズ
10 孔
15 外部アンテナ
16 ICチップ
17 インレット
Claims (3)
- 眼鏡フレームの一部、または眼鏡フレームの部品の一部に種々な情報を書き込んだ非接触式ICチップおよび外部アンテナからなるインレットを埋設して、該非接触式ICチップに記載した情報を読み取るようにしたことを特徴とするICチップを有する眼鏡フレーム。
- 前記非接触式ICチップおよび外部アンテナからなるインレットは、眼鏡フレームのテンプルに被嵌するモダンに埋設されている請求項1記載のICチップを有する眼鏡フレーム。
- 前記非接触式ICチップに、書き込み可能領域と、読み出し専用領域とを設定した請求項1、2に記載のICチップを有する眼鏡フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006067954A JP2007248520A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | Icチップを有する眼鏡フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006067954A JP2007248520A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | Icチップを有する眼鏡フレーム |
Publications (1)
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JP2007248520A true JP2007248520A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=38592935
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JP2006067954A Pending JP2007248520A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | Icチップを有する眼鏡フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007248520A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019533177A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-11-14 | 広東井泰科技有限公司Guangdong Jingtai Technology Co.,Ltd. | メガネ及びその偽造防止検証方法、システム並びに端末装置 |
-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006067954A patent/JP2007248520A/ja active Pending
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