JP2007248257A - 車両用路上障害物検出装置、路上障害物検出方法および路上障害物検出装置付き車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両に設けられ、路面に照射するレーザ光の車両に対する俯角を変化させて、レーザ光を路面に照射する位置と車体との距離である前方注視点距離を可変にするレーザレーダ1と、照射されたレーザ光が障害物に反射した反射波からレーザレーダと障害物との距離を検出し、レーザレーダと障害物との距離と、路面に照射するレーザ光の車両に対する俯角とから、障害物の路面からの高さを演算する第1高さ演算部5fと、レーザ光が照射された障害物の影の長さを検出し、障害物の影の長さと、路面に照射するレーザ光の車両に対する俯角とから、障害物の路面からの高さを演算する第2高さ演算部5gと、障害物の路面からの高さ演算を、第1高さ演算部5fと、第2高さ演算部5gとに切替える切替え部5eとを設けた。
【選択図】 図1
Description
図4は、コントローラ5において行われる処理の流れを示すフローチャートである。
前方注視点距離が設定値未満の場合には、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS7→ステップS8→ステップS9→ENDと進む。
(第1高さ演算)
次に、レーザレーダ1とレーザ光が照射されている領域との距離を求め、この距離から路面高さを演算する方法について述べる。本実施例では、この方法による計測を第1高さ演算と称する。
L = c・t … (1)
レーザレーダ1は、路面から高さHの位置に設けられる。よって、照射点13の路面からの高さZは、次の式によって求められる。
Z=H-L・cosθ・sinη
次に、レーダレーダ1により照射したレーザ光から路面の高さデータを取得し、路面の高さデータの取得できなかった領域(障害物等の影)から路面高さを演算する方法について述べる。本実施例ではこの方法を第2高さ演算と称する。
Zh = Ls・tanη
第1高さ演算では、レーザレーダ1のレーザ光20が照射されている領域(以下、この領域のことをスポット15と称する)において、異なる高さ方向の形状が含まれると誤差が生じる。スポット15は、レーザレーダ1がレーザ光20を照射する俯角ηが小さくなるに伴って大きくなるので、スポット15内に異なる高さ形状が含まれる可能性が高くなる。つまり、本実施例では車速が大きくなるほど前方注視点距離を遠くに設定するために、俯角ηを小さくしているので、車速が大きくなるほど第1高さ演算による高さ演算の誤差は大きくなる。
(第2高さ演算の誤差)
D1 = G・tanη
D2 = 2G・tanη
ただし、0<η≦90°
よって、D1<D2となる。
D3 = G・tanη1
D4 = G・tanη2
ただし、0<η2<η1≦90°
よって、D3>D4となる。
D5 = G・tanη1
D6 = 2G・tanη2
ただし、0<η2<η1≦90°
第1高さ演算は、前方注視点距離が遠くなるほど、つまり車速が速くなるほど誤差が大きくなる。一方、第2高さ演算は前方注視点距離に関わらず誤差は一定に発生する。図14は、前方注視点距離に応じた第1高さ演算と第2高さ演算による誤差の大きさをシミュレーションによって計測した結果である。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例1に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
2 車輪速センサ
5 コントローラ
5a 車両挙動演算部
5b 前方注視点距離演算部
5d 高さ演算部
5e 切替え部
5f 第1高さ演算部
5g 第2高さ演算部
Claims (7)
- 車両に設けられ路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角を変化させてレーザ光を路面に照射する位置と車体との距離である前方注視点距離を可変にするレーザレーダと、
照射されたレーザ光が障害物に反射した反射波から前記レーザレーダと障害物との距離を検出する距離検出手段と、
レーザレーダと障害物との距離と路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角とから障害物の路面からの高さを演算する第1の高さ演算手段と、
レーザ光が照射された障害物の影の長さを検出する長さ検出手段と、
障害物の影の長さと前記路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角とから前記障害物の路面からの高さを演算する第2の高さ演算手段と、
前方注視点距離に応じて、前記第1の高さ演算手段と前記第2の高さ演算手段とに切替える切替え手段と、
を設けたことを特徴とする車両用路上障害物検出装置。 - 請求項1に記載の車両用路上障害物検出装置において、
前記切替え手段は、前記前方注視点距離が長くなり前記第1の高さ演算手段により演算した前記障害物の路面からの高さの誤差が前記第2の高さ演算手段により演算した前記障害物の路面からの高さの誤差よりも大きくなる前方注視点距離において前記第1の高さ演算手段と前記第2の高さ演算手段とを切替える手段であることを特徴とする車両用路上障害物検出装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用路上障害物検出装置において、
前記第2の高さ演算手段は、前記障害物の影の長さと前記路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角の余弦との乗算によって演算する手段であることを特徴とする車両用路上障害物検出装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用路上障害物検出装置において、
前記レーザレーダは、車速に比例して前記前方注視点距離を長くすることを特徴とする車両用路上障害物検出装置。 - レーザ光を路面に照射する位置と車体との距離である前方注視点距離に応じて、障害物の路面からの高さをレーザレーダと障害物との距離から演算する手段とレーザ光が照射された障害物の影の長さから演算する手段とを切替える車両用路上障害物検出装置。
- レーザレーダから路面に照射するレーザ光の車両に対する俯角を変化させてレーザ光を路面に照射する位置と車体との距離である前方注視点距離を可変にする手順と、
前記前方注視点距離に応じて、前記障害物の路面からの高さを演算する手段としてレーザレーダと障害物との距離と前記路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角とから演算する手段と前記障害物の影の長さと前記路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角とから演算する手段とを選択する手順と、
選択された手段によって前記障害物の路面からの高さを演算する手順と
からなる路上障害物検出方法。 - 路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角を変化させてレーザ光を路面に照射する位置と車体との距離である前方注視点距離を可変にするレーザレーダと、
照射されたレーザ光が障害物に反射した反射波から前記レーザレーダと障害物との距離を検出する距離検出手段と、
レーザレーダと障害物との距離と路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角とから障害物の路面からの高さを演算する第1の高さ演算手段と、
前記レーザ光が照射された障害物の影の長さを検出する長さ検出手段と、
前記障害物の影の長さと前記路面に照射するレーザ光の前記車両に対する俯角とから、前記障害物の路面からの高さを演算する第2の高さ演算手段と、
前記前方注視点距離に応じて、前記第1の高さ演算手段と第2の高さ演算手段とに切替える切替え手段と、
を設けたことを特徴とする路上障害物検出装置付き車両。
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