JP2007247428A - ファンのダブテール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンをタービンにより回転駆動されるディスクの周囲に確実に取り付けることができ、かつ入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンに作用する遠心力の半径方向及び軸方向の分力を低い応力で確実に支持することができるファンのダブテール構造を提供する。
【解決手段】タービンにより回転駆動される円板状のディスクの周囲に、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファン20を取り付けるファンのダブテール構造。ディスク10は、その前縁10aから後縁10bまで回転軸の軸心1に対して一定の角度θ1で延び、周方向に一定の角度を隔てる複数のダブテール溝12を有する。ファン20は、その内方端に、ダブテール溝の角度と同一の角度で延びダブテール溝に嵌合可能なダブテール部22を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バイパス比が高く低燃費化と低騒音化が可能なターボファンエンジンに係わり、特に入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンのダブテール構造に関する。
図7は航空機エンジン51(ターボジェットエンジン)の模式的構成図である。この図に示すようにターボジェットエンジンは、空気を取り入れるファン52、取り入れた空気を圧縮する圧縮機53、圧縮した空気により燃料を燃焼させる燃焼器54、燃焼器54の燃焼ガスによりファン52及び圧縮機53を駆動するタービン55、推力増大のため再燃焼させるアフタバーナ56等を備えている。
アフタバーナ56は、三角形断面等を有し下流に循環領域を形成して保炎を行なうフレームホルダ(保炎器)57、燃料を噴出させるための燃料ノズル58、点火栓59等からなり、アウターダクト60の内側のライナ61内を通して排気ノズル62から噴出させ、推力を増大させるようになっている。
上述したターボジェットエンジンにおいて、空気を取り入れるファン52を大型にし、バイパス比を大きくしたものを「ターボファンエンジン」と呼ぶ。バイパス比は、コアエンジン(上述した圧縮機53、燃焼器54及びタービン55)に流入する空気流(コア流れ)に対するこれらをバイパスするバイパス流れの流量比(バイパス流れ/コア流れ)であり、これが大きいほど排気ジェットの流速を下げ、騒音低減と燃料消費率の低減に効果がある。
しかし上述したターボファンエンジンでは、バイパス比を大きくするとファン1段動翼(最前列のファン・ブレード)とこれを囲むケーシング内径が大きくなり、エンジンの重量が増してしまう問題点があった。
すなわちターボファンエンジンのスピンナー63に埋め込まれた構造のファン1段動翼52aは、埋め込み構造のため、ある程度のハブ/チップ比(図8に示す入口ハブ径/入口チップ径:通常0.3程度)が必要となり、入口ハブ径に相当する面積分だけファン入口面積は狭くなる。
そのため低燃費、低騒音を達成するためバイパス比を増やそうとすると、ファン径及び入口ハブ径はさらに大きくなり、エンジンの重量が増えることになる。
そこでこの問題点を解決するために、本発明と同一の出願人は、特許文献1の「ターボファンエンジン」を既に提案している。
このターボファンエンジンは、図9に示すように、空気を取り入れるためのファン1段動翼65と、該ファン1段動翼を回転駆動するスピンナー64とを備え、該スピンナーが、その軸心から半径方向外方に螺旋状に延びスピンナー前面から空気を吸込みファン1段動翼に供給する渦巻翼66を有するものである。
なおこの図で、67、67’は、ケーシング内径、68は流入空気の流れである。
特許文献1の構成によれば、スピンナー64が、その軸心から半径方向外方に螺旋状に延びスピンナー前面から空気を吸込みファン1段動翼65に供給する渦巻翼66を有するので、入口ハブ径に相当するスピンナー前面からも空気を吸込みこれを圧縮してファン1段動翼65に供給することができる。
従って、エンジン前方の全面積がそのままファン1段動翼65の空気流入面積になるのでファン径を小さくすることができ、エンジン重量の削減が可能となる。
また上述したターボファンエンジンのファン1段動翼65と渦巻翼66は、一体に連結することにより、それぞれの翼表面を滑らかに繋げることができ、空気の吸込み・圧縮を効率よく行うことができる。以下、ファン1段動翼65と渦巻翼66を一体化し、スピンナー前面からも空気を吸込み、実質的なハブ/チップ比を0とすることができるファンを「ゼロハブチップ比ファン」と呼ぶ。
特開2004−27854号公報、「ターボファンエンジン」 米国特許第6,764,282号明細書、“BLADE FOR TURBINE ENGINE”
ターボファンエンジンのファン・ブレードは、タービンにより回転駆動される円板状のディスク(又はスピンナー)の周囲に取り付ける必要がある。そのため従来、ファン・ブレードの根元部に前後方向に延びるダブテール部を設け、このダブテール部をディスク周囲に設けたダブテール溝に嵌合させるダブテール構造が一般的に採用されている。
かかる従来のダブテール構造では、ダブテール部及びダブテール溝は、ディスクの回転軸Z−Zに平行に設けられ、ファン・ブレードに作用する遠心力が軸方向の分力を発生させないようにしていた。以下、この構造を「平行ダブテール構造」と呼ぶ。
しかし、ファン・ブレードの取り付けられるドーナツ状流路の内側の直径変化が大きい場合、平行ダブテール構造を採用すると、ダブテール部及びダブテール溝の直径を流路の最小径以下に小さくする必要が生じ、ダブテール部及びダブテール溝に発生する応力が過大となるおそれがあった。
そこで、図10に示すダブテール部及びダブテール溝を回転軸に対して傾斜させたダブテール構造が提案されている(例えば、特許文献2)。この図において、71はディスク、73はブレード、77はダブテール、79はタブである。
以下、この構造を「傾斜ダブテール構造」と呼ぶ。
しかし、上述したゼロハブチップ比ファンの場合、ハブ/チップ比が0〜0.35であり、ゼロハブチップ比ファンの取り付けられるドーナツ状流路の内側の直径は、ゼロ又はゼロに近いため、平行ダブテール構造は本質的に適用できない問題点があった。
また、傾斜ダブテール構造を適用する場合でも、ゼロハブチップ比ファンの前側部分(上述した渦巻翼に相当する部分)の遠心力をディスク(又はスピンナー)で支持することができなかった。
さらに、ゼロハブチップ比ファンに傾斜ダブテール構造を適用する場合、ファン・ブレードに作用する遠心力の軸方向分力が大きいため、特許文献2に開示されるタブのような剪断面積の小さい構造では、発生する応力が過大となるおそれがあった。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンをタービンにより回転駆動されるディスクの周囲に確実に取り付けることができ、かつ入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンに作用する遠心力の半径方向及び軸方向の分力を低い応力で確実に支持することができるファンのダブテール構造を提供することにある。
本発明によれば、タービンにより回転駆動される円板状のディスクの周囲に、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンを取り付けるファンのダブテール構造であって、
前記ディスクは、その前縁から後縁まで回転軸の軸心に対して一定の角度で延び、周方向に一定の角度を隔てる複数のダブテール溝を有し、
前記ファンは、その内方端に、前記ダブテール溝の角度と同一の角度で延び該ダブテール溝に嵌合可能なダブテール部を有する、ことを特徴とするファンのダブテール構が提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記ファンは、回転中心付近の空気を吸込み可能であり実質的な入口ハブ径がゼロ又はゼロに近く、ハブ/チップ比が0〜0.35であるゼロハブチップ比ファンである。
また、前記ファンのダブテール部は、中間部から後縁まで延び前記ダブテール溝に嵌合可能な主ダブテール部と、前縁から中間部まで延びる補助ダブテール部とからなり、
更に、ファンの前方に前記ディスクに固定可能なスピンコーンを備え、該スピンコーンは、その内周部に前記複数の補助ダブテール部と嵌合する複数の補助ダブテール溝を有する。
また、前記主ダブテール部は、その周方向の幅が後方側が前方側より狭い一定勾配のテーパー側部を有し、
前記ダブテール溝は、主ダブテール部の前記テーパー側部に嵌合するテーパー溝側部を有する、ことが好ましい。
また、前記主ダブテール部は、その半径方向の底面が後方側が前方側より浅い一定勾配のテーパー底部を有し、
前記ダブテール溝は、主ダブテール部の前記テーパー底部に嵌合するテーパー溝底部を有する、ことが好ましい。
また、前記ファンの空気流路の内周面を構成するプラットホーム部は、その周方向の幅が後方側が前方側より狭い一定勾配のテーパー側部を有し、
前記ディスクは、前記テーパー側部に嵌合するテーパー突起部を有する、ことが好ましい。
また、前記ファンのダブテール部は、その後方端にダブテール溝に直交する垂直後面を有し、
さらに前記ディスクの後端面に固定され、前記垂直後面に密着してその後方移動を防止する後部リテーナを有する、ことが好ましい。
上記本発明の構成によれば、ディスクが、その前縁から後縁まで回転軸の軸心に対して一定の角度で延びるダブテール溝を有し、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンが、ダブテール溝の角度と同一の角度で延び該ダブテール溝に嵌合可能なダブテール部を有するので、ファンをディスクの周囲に確実に取り付けることができ、ファンに作用する遠心力をダブテール部とダブテール溝を介してディスクに確実に伝達することができる。
また、ダブテール部とダブテール溝は、回転軸の軸心に対して一定の角度で延びるので、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンを取り付ける場合でも、十分長いダブテール溝を設定することができ、ダブテール部とダブテール溝に発生する応力を十分小さく抑えることができる。
また、ファンのダブテール部を、主ダブテール部と補助ダブテール部とで構成し、更に、ファンの前方に前記ディスクに固定可能なスピンコーンを備え、このスピンコーンの補助ダブテール溝で補助ダブテール部を支持する構成により、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンのハブ径が小さい部分に作用する遠心力を、スピンコーンを介して確実に支持し確実にディスクに伝達することができる。
さらに、主ダブテール部の周方向の幅、主ダブテール部の半径方向の底面、又はプラットホーム部の周方向の幅を一定勾配のテーパー状にし、ダブテール溝又はディスクに対応するテーパー受け面を設けることにより、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンに作用する遠心力のダブテール溝に沿った分力を広い面積による低い応力で確実に支持することができる。
また、ファンのダブテール部の後方端にダブテール溝に直交する垂直後面を設け、ディスクの後端面に固定された、後部リテーナをその垂直後面に密着させる構成により、後部リテーナに発生する内部応力を低減することができる。
以下本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図6は、ファンとディスクを分離して示す斜視図であり、嵌め合わせ構造を模式的に示している。
本発明のダブテール構造は、図示しないタービンにより回転駆動されるディスク10の周囲に設けられたダブテール溝に、ファン20のダブテール部を取り付けるものである。
図1は、本発明のダブテール構造を備えたファンの横断面図であり、回転軸の軸心1の上側のみを示している。
また図2は、図1のA−A線における断面図、図3は、図1のB−B線における断面図、図4は、図1のC−C線における断面図である。
またこの実施形態において、ファン20は、回転中心付近の空気を吸込み可能であり、実質的な入口ハブ径がゼロ又はゼロに近く、ハブ/チップ比が0〜0.35であるゼロハブチップ比ファンである。
なお図1において、1はディスク10及びゼロハブチップ比ファン20の回転軸の軸心、2は空気流路、3は空気流路の内周面、4はディスク10を回転可能に支持する軸受、5は流入空気の流れである。
ゼロハブチップ比ファン20は、空気を取り入れるためのファン1段動翼20aと回転中心付近から空気を吸込みこれを圧縮しファン1段動翼に供給する渦巻翼20bが一体に連結され、それぞれの翼表面が滑らかに繋がるように形成されている。なお、この例において、ゼロハブチップ比ファン20の実質的なハブ/チップ比は0ではないが、これを0とすることもできる。
図1、図2において、ディスク10は、周方向に一定の角度(例えば、この例では30°)を隔てる複数(例えば、この例では12)のダブテール溝12を有する。またこのダブテール溝12は、ディスク10の前縁10aから後縁10bまで回転軸の軸心1に対して一定の角度θで延びる。
一定の角度θは、前方が軸心1に近く、後方が軸心1から離れる角度であり、空気流路2の内周面3に沿った角度であるのがよい。なおこの例において、角度θは、約30°である。
ゼロハブチップ比ファン20は、その内方端に、ダブテール部22を有する。ダブテール部22は、ディスク10のダブテール溝12の角度と同一の角度θ1で延び、ダブテール溝12に嵌合可能に構成されている。
図1において、ゼロハブチップ比ファン20のダブテール部22は、中間部から後縁まで延びダブテール溝12に直接嵌合可能な主ダブテール部22aと、前縁から中間部まで補助ダブテール部22bとからなる。主ダブテール部22aはファン1段動翼20aに対応する位置に設け、補助ダブテール部22bは渦巻翼20bに対応する位置に設けるのがよい。
補助ダブテール部22bの回転軸の軸心1に対する角度θは、主ダブテール部22aと同一の角度θで延びるのが好ましい。
しかし、本発明はこれに限定されず、角度θを角度θと異なる角度に設定してもよい。また、補助ダブテール部22bの角度θは、必須ではなく、回転軸の軸心1に平行に構成してもよい。
図1において本発明のダブテール構造は、更に、ゼロハブチップ比ファン20の前方(図で左側)にディスク10に連結金具15で固定可能なスピンコーン30を備える。
スピンコーン30は、その内周部に複数の補助ダブテール部22bと嵌合する複数(例えば、この例では12)の補助ダブテール溝32を有する。この補助ダブテール溝32は、ダブテール溝12に対応する周方向位置に一定の角度(例えば、この例では30°)を隔てて設けられている。
この例では、スピンコーン30は、さらに連結金具35でその先端に取り付けられたコーンヘッド36を有する。
実質的な入口ハブ径がゼロ又はゼロに近いゼロハブチップ比ファン20の場合、空気流路2の内周面3は、ゼロ又はゼロに近い小径からその3倍以上(この例で約3倍)に達する大径にその流路直径が大きく変化する。そのため、補助ダブテール部22bの取付部の直径は、主ダブテール部22aの取付部の最大直径の1/3以下となる。
また、補助ダブテール部22bに作用する遠心力は、その外側に位置する渦巻翼20bに作用する遠心力であり、主ダブテール部22aに作用するファン1段動翼20aの遠心力に比較すると小さい。
従って、補助ダブテール部22bの大きさは、主ダブテール部22aの大きさよりも十分小さく設定するのがよい。
上述した構成により、ディスク10が、その前縁10aから後縁10bまで回転軸の軸心1に対して一定の角度θで延びるダブテール溝12を有し、ゼロハブチップ比ファン20が、ダブテール溝12の角度と同一の角度θで延びダブテール溝に嵌合可能なダブテール部22(主ダブテール部22a)を有するので、ゼロハブチップ比ファン20をディスク10の周囲に確実に取り付けることができ、ゼロハブチップ比ファン20に作用する遠心力をダブテール部(主ダブテール部22a)とダブテール溝12を介してディスク10に確実に伝達することができる。
また、ダブテール部22とダブテール溝12は、回転軸の軸心1に対して一定の角度で延びるので、実質的な入口ハブ径がゼロ又はゼロに近いゼロハブチップ比ファンを取り付ける場合でも、十分長いダブテール溝12を設定することができ、ダブテール部とダブテール溝に発生する応力を十分小さく抑えることができる。
また、ゼロハブチップ比ファン20のダブテール部22を、主ダブテール部22aと補助ダブテール部22bとで構成し、更に、ゼロハブチップ比ファン22の前方にディスク10に固定可能なスピンコーン30を備え、このスピンコーンの補助ダブテール溝32で補助ダブテール部22bを支持する構成により、ゼロハブチップ比ファン20のハブ径がゼロ又はゼロに近い部分に作用する遠心力を、スピンコーン30を介して支持し確実にディスク10に伝達することができる。
図1において本発明のダブテール構造は、更に、ゼロハブチップ比ファン20のダブテール部22(この例では主ダブテール部22a)は、その後方端にダブテール溝12に直交する垂直後面23を有する。
さらに、本発明のダブテール構造は、ディスク10の後端面(後縁10b)に図示しない連結金具(例えばボルト、ナット)で固定された後部リテーナ16を有する。
後部リテーナ16の一部は、垂直後面23に沿って曲げられており、その前面が垂直後面23に密着して主ダブテール部22aの後方移動を防止するようになっている。
この構成により、主ダブテール部22aの後面を回転軸の軸心1に直交する面とした場合と比較して、接触面の面圧をほぼ一定にでき、後部リテーナに発生する内部応力を低減することができる。
図5は、主ダブテール部の模式図であり、(A)は主ダブテール部の側面図、(B)はそのB−B矢視図、(C)はC−C断面図である。
図2、図3および図5において、主ダブテール部22aは、その周方向の幅Bが後方側(図2)が前方側(図3)より狭い一定勾配のテーパー側部24aを有する。またダブテール溝12は、主ダブテール部22aのテーパー側部24aに嵌合するテーパー溝側部12aを有する。
この構成により、テーパー側部24aとテーパー溝側部12aが楔状に広い面積で接触し、ゼロハブチップ比ファン20に作用する遠心力のダブテール溝12に沿った分力Fは、ディスク10の周方向圧縮力に分散されるので、遠心力の分力Fを広い面積による低い応力で確実に支持することができる。
また、図2、図3および図5において、主ダブテール部22aは、その半径方向の底面(深さH)が後方側(図2)が前方側(図3)より浅い一定勾配のテーパー底部24bを有する。また、ダブテール溝12は、主ダブテール部22aのテーパー底部24bに嵌合するテーパー溝底部12bを有する。
この構成により、テーパー底部24bとテーパー溝底部12bが楔状に広い面積で接触し、ゼロハブチップ比ファン20に作用する遠心力のダブテール溝12に沿った分力Fは、ディスク10の半径方向力に分散されるので、遠心力の分力Fを広い面積による低い応力で確実に支持することができる。
さらに、図2、図3において、ゼロハブチップ比ファン20の空気流路2の内周面3を構成するプラットホーム部26は、その周方向の幅Lが後方側(図2)が前方側(図3)より狭い一定勾配のテーパー側部26aを有する。また、ディスク10は、テーパー側部26aに嵌合するテーパー突起部11を有する。テーパー突起部11は、ディスク10と一体に形成されているのがよい。
この構成により、テーパー側部26aとテーパー突起部11が楔状に広い面積で接触し、ゼロハブチップ比ファン20に作用する遠心力のダブテール溝12に沿った分力Fは、ディスク10の周方向圧縮力に分散されるので、遠心力の分力Fを広い面積による低い応力で確実に支持することができる。
なお、上述した垂直後面23と後部リテーナ16、テーパー側部24aとテーパー溝側部12a、テーパー底部24bとテーパー溝底部12b、及びテーパー側部26aとテーパー突起部11は、すべては必須ではなく、そのいずれかの手段、あるいはいくつかの組み合わせにより、遠心力の分力Fを広い面積による低い応力で確実に支持することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
本発明のダブテール構造を備えたファンの横断面図である。 図1のA−A線における断面図である。 図1のB−B線における断面図である。 図1のC−C線における断面図である。 主ダブテール部の模式図である。 図6は、ファンとディスクを分離して示す斜視図である。 従来のターボファンエンジンの構成図である。 ハブ/チップ比の説明図である。 特許文献1の「ターボファンエンジン」の構成図である。 特許文献2の「傾斜ダブテール構造」の構成図である。
符号の説明
1 回転軸の軸心、2 空気流路、3 空気流路の内周面、
4 軸受、5 流入空気の流れ、
10 ディスク、10a 前縁、10b 後縁、11 テーパー突起部、
12 ダブテール溝、12a テーパー溝側部、12b テーパー溝底部、
15 連結金具、16 後部リテーナ、
20 ゼロハブチップ比ファン、20a ファン1段動翼、20b 渦巻翼、
22 ダブテール部、22a 主ダブテール部、22b 補助ダブテール部、
23 垂直後面、24a テーパー側部、24b テーパー底部、
26a テーパー側部、
30 スピンコーン、32 補助ダブテール溝、
35 連結金具、36 コーンヘッド

Claims (7)

  1. タービンにより回転駆動される円板状のディスクの周囲に、入口ハブ径が出口ハブ径より小さいファンを取り付けるファンのダブテール構造であって、
    前記ディスクは、その前縁から後縁まで回転軸の軸心に対して一定の角度で延び、周方向に一定の角度を隔てる複数のダブテール溝を有し、
    前記ファンは、その内方端に、前記ダブテール溝の角度と同一の角度で延び該ダブテール溝に嵌合可能なダブテール部を有する、ことを特徴とするファンのダブテール構造。
  2. 前記ファンは、回転中心付近の空気を吸込み可能であり実質的な入口ハブ径がゼロ又はゼロに近く、ハブ/チップ比が0〜0.35であるゼロハブチップ比ファンである、ことを特徴とする請求項1に記載のファンのダブテール構造。
  3. 前記ファンのダブテール部は、中間部から後縁まで延び前記ダブテール溝に嵌合可能な主ダブテール部と、前縁から中間部まで延びる補助ダブテール部とからなり、
    更に、ファンの前方に前記ディスクに固定可能なスピンコーンを備え、該スピンコーンは、その内周部に前記複数の補助ダブテール部と嵌合する複数の補助ダブテール溝を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のファンのダブテール構造。
  4. 前記主ダブテール部は、その周方向の幅が後方側が前方側より狭い一定勾配のテーパー側部を有し、
    前記ダブテール溝は、主ダブテール部の前記テーパー側部に嵌合するテーパー溝側部を有する、ことを特徴とする請求項3に記載のファンのダブテール構造。
  5. 前記主ダブテール部は、その半径方向の底面が後方側が前方側より浅い一定勾配のテーパー底部を有し、
    前記ダブテール溝は、主ダブテール部の前記テーパー底部に嵌合するテーパー溝底部を有する、ことを特徴とする請求項3に記載のファンのダブテール構造。
  6. 前記ファンの空気流路の内周面を構成するプラットホーム部は、その周方向の幅が後方側が前方側より狭い一定勾配のテーパー側部を有し、
    前記ディスクは、前記テーパー側部に嵌合するテーパー突起部を有する、ことを特徴とする請求項3に記載のファンのダブテール構造。
  7. 前記ファンのダブテール部は、その後方端にダブテール溝に直交する垂直後面を有し、
    さらに前記ディスクの後端面に固定され、前記垂直後面に密着してその後方移動を防止する後部リテーナを有する、ことを特徴とする請求項1に記載のファンのダブテール構造。
JP2006068518A 2006-03-14 2006-03-14 ファンのダブテール構造 Active JP4911286B2 (ja)

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