JP2007245810A - 車両用ルームランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 照明が不要なところを減光して、照明が必要なところの光量を多くするような最適な配光をなし得る車両用ルームランプ装置を提供する。
【解決手段】 光源4と、光源4を覆って車室内の所要箇所に光を分配するランプカバー5とを備え、車室内の天井フロント部のほぼ中央箇所に配置されて車室内を照明する車両用ルームランプ装置1において、光源1の下方に位置するランプカバー5の内面5aに、車両前後方向にほぼ沿って長手状に延びるほぼ直線状の複数のプリズム構造部11から成る光屈折部12を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車室内の天井フロント部のほぼ中央箇所に配置されて車室内を照明する車両用ルームランプ装置に関し、更に詳しくは、車室内の配光を最適にした車両用ルームランプ装置に関する。
車室内の天井フロント部のほぼ中央箇所に配置される車両用ルームランプ装置100は、光量が足りず、車室内で地図を見たり探し物をしたりするには暗すぎるという傾向がある(図12参照)。そこで、ルームランプ装置とは別に、膝元や足元を照明するためのマップランプ装置を後付けすることが行われる場合がある。このような状況を考慮して、現在では、通常のルームランプ機能にマップランプ機能を付加したルームランプ装置が提供されている。
図13は、従来のルームランプ装置101,102,103を示すものである。具体的には、図13(A)に示すルームランプ装置101は、光源からの光を一様に拡散させるようにした光屈折部αを有するランプカバー101aを備えるものであり、図13(B)に示すルームランプ装置102は、光源からの光を一様に拡散させるようにした光屈折部分α並びに運転席及び助手席にそれぞれスポット光を集中させるようにした光屈折部β,γを有するランプカバー102aを備えるものであり、図13(C)に示すルームランプ装置103は、光源からの光を一様に拡散させるようにした光屈折部α並びに運転席及び助手席をそれぞれ照射させるようにした光透過部δ,εを有するランプカバー103aを備えるものである。このような従来のルームランプ装置101〜103では、1個のルームランプ装置で車室内全体を明るくするために、光源(バルブ)の光の全部又は一部をルームランプカバーにより一様に拡散させている。
また、これらとは別に、中央に集光レンズ(凹レンズ)を配置すると共に、その集光レンズの周りに複数の拡散レンズを配置して成るルームランプ装置(実開昭1−143941号公報)が提案されている。このルームランプ装置にあっては、光源を光軸上の所定位置に移動させると、反射板からの2次焦点にある集光レンズを介してスポット光が車室内に照射され、光源を光軸上に沿ってスライドさせると、周辺の拡散レンズを介して車室内に光が拡散されるようになっている。従って、光源のスライド位置に応じて照射光の拡散範囲が決まるように構成されている。
実開昭1−143941号公報
しかしながら、図13(A)に示すようなルームランプ装置101では、一様に拡散された照明光(拡散光)が得られるが、運転席や助手席に着座している乗員の膝周辺や足元周辺などの、照度を多く必要とする空間における光量が不足する場合がある。その一方で、光源からの光は、車室内空間に一様に光が拡散するため、光源に近い運転席や助手席の乗員の顔や上半身などの照度は高い値を示す場合がある。
また、図13(B)に示すようなルームランプ装置102では、ランプカバー102a,103aが複数の拡散レンズと2つの集光レンズとから構成されており、従って、一様な拡散に対しての2つのスポット光を作り出しているだけである。実際上、運転席や助手席に着座している乗員の膝周辺や足元周辺などの、照度を多く必要とする空間は、室内の2箇所だけではなく、その分布形状も複雑な形をしている。そのため、2つの集光レンズだけでは必要な照度分布を達成することができないのが実状である。また、図13(C)に示すようなルームランプ装置103でも、必要な照度分布を達成することができないのが実状である。
一方、実開昭1−143941号に開示されているルームランプ装置では、1つのスポット光しか作り出すことができない。なお、以上に述べた従来のルームランプ装置の何れにあっても、照明が不要なところを減光して、照明が必要なところの光量を多くするといった機能はない。
ところで、車両用ルームランプ装置に関しては、単に照度をアップすればよいというものでもなく、照度を単純にアップした場合の弊害も多いのが実状である。その弊害を具体的に述べると、下記の通りである。
(1) 乗員の顔に光が当たり、誰が乗っているのか、若しくは、乗員が何をしているのかを、車両外部から容易に見られることがある。また、乗員の顔に比較的強い光が当たる(すなわち、乗員の目に光が直接入る)と、目が眩しくなる。
(2) 乗員の上半身に光が当たり、その反射光による容姿が車両のフロントガラスに映り込み、これにより前方視界が見にくくなる。
(3) バックミラーは、ルームランプの下辺りにあり、ルームランプ装置からのバックミラーへの光の照射量が多い場合には、バックミラーによる後方視界が悪くなる。特に、バックミラーに埃などが付着していると、この現象が顕著になる。
以上のように、ルームランプの明るさは、読書や探し物に代表される増光のニーズと秘匿性や安全性などの減光のニーズが混在している。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、照明が不要なところを減光して、照明が必要なところの光量を多くするような最適な配光をなし得る車両用ルームランプ装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明では、光源と、前記光源を覆って車室内の所要箇所に光を分配するランプカバーとを備え、前記車室内の天井フロント部のほぼ中央箇所に配置されて前記車室内を照明する車両用ルームランプ装置において、前記光源の下方に位置する前記ランプカバーの内面に、車両前後方向にほぼ沿って長手状に延びるほぼ直線状の複数のプリズム構造部から成る光屈折部を形成するようにしている。
また、本発明では、前記光屈折部のうちの車両前後方向の後方側箇所に、前記光源からの光をその進行方向に対して車幅方向中央側に向けて屈折させる第1のグループの複数のプリズム構造部を設けるようにしている。
また、本発明では、前記光屈折部のうちの車両前後方向の前方側箇所に、前記光源からの光を車幅方向の左右両部の所定箇所に向けて屈折させる第2のグループの複数のプリズム構造部を設けようにしている。
また、本発明では、前記第2のグループの複数のプリズム構造部の各々における車両後方位置に、前記光源からの光をその進行方向に対して車両前後方向の前方側に向けて屈折させる後方屈折部を設けると共に、前記第2のグループの複数のプリズム構造部の各々における車両前方位置に、前記光源からの光をその進行方向に対して車両前後方向の後方側に向けて屈折させる前方屈折部を設けようにしている。
また、本発明では、前記光屈折部を構成する前記第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部を断面ほぼ三角形状に形成し、前記第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部のうち前記ランプカバーの車幅方向中央側のプリズム構造部を屈折系のプリズム構造部として構成すると共に、前記第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部のうち前記ランプカバーの車幅方向両端側のプリズム構造部を反射系のプリズム構造部として構成するようにしている。
また、本発明では、前記ランプカバーを正面視でほぼ長方形に形成し、その長方形の長軸方向を車幅方向に沿って配置するようにしている。
請求項1に記載の本発明は、光源の下方に位置するランプカバーの内面に、車両前後方向にほぼ沿って長手状に延びるほぼ直線状の複数のプリズム構造部から成る光屈折部を形成したものであるから、光源からルームカバーの内面に到達する光の進行方向を各々のプリズム構造部により車幅方向に所要の屈折角をもって変化させることが可能となるので、照明が不要な空間には光を向けずに、照明を必要とする空間(例えば、運転席や助手席に着座している乗員の膝周辺や足元周辺の空間など)に光を集めることが可能となる。従って、不必要な場所を照射しようとする光を照明が必要な場所に向けることができ、光のエネルギーを有効に使用することができる。また、光屈折部を構成するほぼ直線状の複数のプリズム構造部は、ランプカバーの内面において所定方向(車幅方向)に並んだ状態で形成されることとなるので、光屈折部の設計及び製作(形成)を容易に行うことができる。さらに、上述の構成を採用することにより、ランプカバーを光源に近接配置しても最適な配光が可能となるので、車室内の側への突出量の小さなルームランプ装置にすることができる。かくして、このルームランプ装置は、乗員の目に付きやすいところに配置されることとなるが、圧迫感のない室内ランプとして配置され得る。
また、請求項2に記載の本発明は、光屈折部のうちの車両前後方向の後方側箇所に、光源からの光をその進行方向に対して車幅方向中央側に向けて屈折させる第1のグループの複数のプリズム構造部を設けるようにしたものであるから、運転席及び助手席のヘッドレストに向かう光を第1のグループの複数のプリズム構造部によりヘッドレスト間の空間を通るように屈折させて後部席の中央箇所及びその近辺に届くようにすることができ、これに伴って運転席及び助手席に着座している乗員が眩しくないようにすることができると共に、照明を必要とする後部席の側にも十分な強度の照射光を提供することができる。
また、請求項3に記載の本発明は、光屈折部のうちの車両前後方向の前方側箇所に、光源からの光を車幅方向の左右両部の所定箇所に向けて屈折させる第2のグループの複数のプリズム構造部を設けるようにしたものであるから、光源からの光を第2のグループの複数のプリズム構造部により集光して、運転席や助手席に着座している乗員の膝周辺や足元周辺の空間などのような照明を必要とする空間を照明することが可能となる。さらに、ランプカバーの作製時に、材料の流れが良くなり、これによって、プリズム構造部の角部分にも材料が行き届き、プリズム構造部の形状が精確なものにすることができ、ひいては、乗員の目に付きやすいランプカバーの外観を良好にすることが可能となる。
また、請求項4に記載の本発明は、第2のグループの複数のプリズム構造部の各々における車両後方位置に、光源からの光をその進行方向に対して車両前後方向の前方側に向けて屈折させる後方屈折部を設けると共に、第2のグループの複数のプリズム構造部の各々における車両前方位置に、光源からの光をその進行方向に対して車両前後方向の後方側に向けて屈折させる前方屈折部を設けるようにしたものであるから、ランプカバーの内面にほぼ直線状に形成される1本のプリズム構造部に後方屈折部及び前方屈折部が設けられることとなるので、これにより光を車両前後方向に屈折させて集光することができ、所望の空間を適宜に照明することができる。すなわち、車室内の光の最適配分を簡単に達成することが可能となる。なお、後方屈折部と前方屈折部(及び中間部分)との境界部分にて段差が生じることとなるが、プリズム構造部をほぼ直線状に連続して形成できるので、材料の流れが良くなり、プリズム構造部の形成(特に、角部分)が容易である。
また、請求項5に記載の本発明は、光屈折部を構成する第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部を断面ほぼ三角形状に形成し、第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部のうちランプカバーの車幅方向中央側のプリズム構造部を屈折系のプリズム構造部として構成すると共に、第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部のうちランプカバーの車幅方向両端側のプリズム構造部を反射系のプリズム構造部として構成したものであるから、次のような作用効果を奏することができる。すなわち、光源から遠くなるランプカバーの車幅方向両端部の近辺では、光源からの光の入射角度が大きくなるため、車室内の必要とする方向に光を屈折させるには大きな屈折角度が必要になり、単純な屈折では達成できないのであるが、プリズム構造部(光屈折部)の内部の反射を利用して光を屈折させることにより、大きな屈折角度を達成でき、無駄の無い光の配分が可能となる。また、車幅方向中央側のプリズム構造部を屈折系のプリズム構造部とし、かつ、車幅方向両端側のプリズム構造部を反射系のプリズム構造部として構成することは、ランプカバーの形状にとって有利である。
また、請求項6に記載の本発明は、ランプカバーを正面視でほぼ長方形に形成し、その長方形の長軸方向を車幅方向に沿って配置するようにしたものであるから、次のような作用効果を奏することができる。すなわち、ランプカバーの長軸方向に沿って長く延びるほぼ直線状のプリズム構造部から成る光屈折部を設けるようにした場合には、光源からランプカバーの光屈折部に到達する光の入射角度が長軸方向の各部において大きく変わるので、所望の方向に光を屈折させるためには、プリズム構造部単体が延びる方向に沿って、光の入射角度に対応した形状変化が必要となり、各プリズム構造部に形状が複雑化することとなる。これに対し、プリズム構造部をランプカバーの短軸方向に沿って短く延びるように構成すれば、光の入射角度の変化の範囲は相対的に小さくなり、プリズム構造部単体が延びる方向に沿って、必要とする屈折角度の変化が小さくなるため、各プリズム構造部の形状を単純化することができて形成が容易となる。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用ルームランプ装置について図1〜図11を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用ルームランプ装置1を備えた自動車2を示している。図1に示すように、自動車2の天井3のフロント部(天井フロント部)には、ルームランプ装置1が車幅方向のほぼ中央箇所に配置されており、このルームランプ装置1によって車室内が照明されるようになっている。上述のルームランプ装置1は、図2及び図3に示すように、光源4と、この光源4を覆って車室内の所要箇所に光を分配するランプカバー5とを備える自動車部品である。なお、図1及び図2において、Gはフロントガラス、Rはルーフライニングである。
図4は、ルームランプ装置1を構成するランプカバー5を示すものであって、本実施形態におけるランプカバー5は、光源4の下方に位置するほぼ長方形の底壁6と、この底壁6の周縁から上方に立ち上がる側壁7とを一体成形して成る、正面視でほぼ長方形をなす樹脂部品(例えば、ポリカーボネイト製)である。そして、ランプカバー5の底壁6には、車両前方側の領域にスイッチ操作用摘み8(図2及び図3参照)を収容する長穴9が車幅方向に沿って延びるように設けられている。そして、底壁6の内面6aには、前記長穴9の周囲箇所に例えばピラミッド型の一様拡散レンズ部10が形成されると共に(レンズ自体は図示省略)、ランプカバー5の内面5aであってかつ前記拡散レンズ部10よりも車両後方側の領域に、車両前後方向(すなわち、ほぼ長方形の底壁6の長軸方向)にほぼ沿って長手状に延びるほぼ直線状の複数のプリズム構造部11から成る光屈折部12が形成されている。なお、本実施形態においては、各プリズム構造部11の断面形状は、図5,図9,及び図10に示す如く断面ほぼ三角形となされている。また、ランプカバー5の側壁7には、側壁7の立ち上がり方向に沿って延びる多数の断面半円柱形状部(縦ライン)から成る一様拡散レンズ部13が形成されている。なお、上述の拡散レンズ部10のダイヤカット加工及び一様拡散レンズ部13のローレット加工のピッチは、光の入射面が広がり過ぎないように、例えば8〜15mmに設定されている。
図5(A),(B)は、ランプカバー5の内面5a(具体的には、ランプカバー5の底壁6の内面6a、並びに、底壁6と周壁7の後壁部7aとの間の隅部Y)に形成されるほぼ直線状の複数のプリズム構造部11を誇張してモデル化した図であり、実際には、各々のプリズム構造部11は極めて幅挟の微細な寸法に形成されて(細分化することにより、プリズムの厚さの最大値を小さくすることが可能である)、図示の数より多くの数の微細なプリズム構造部11が設けられている。なお、複数のプリズム構造部11から成る光屈折部12が設けられる領域は、前記長穴9よりも車両後方側の内面領域であり、前記長穴9の周囲の内面領域には、図示を省略したが従来公知の微細な一様拡散用のプラミッド型プリズム(図示省略)から成る光屈折部(すなわち、既述の一様拡散レンズ部10)が設けられている。
ここで、ランプカバー5の内面5aに形成される複数のプリズム構造部11について述べると、次の通りである。すなわち、ランプカバー5の内面5aには、その形成領域に応じて異なる5つのタイプのプリズム構造部11が各ブロックに分けた領域(図1及び図8に示す格子状に仕切られた複数のブロック領域B)に組み合わされて設けられるようになっている。本実施形態では、図6(A),(B),(C)にそれぞれ示されるような配光特性(プリズム特性)を有するプリズム構造部11がランプカバー5の内面5aの所定のブロック領域に形成されている。図6(A)に示すプリズム構造部11は、光源4からの光14を左側に屈折させる屈折系のプリズム構造部(プリズム1)であり、図6(B)に示すプリズム構造部11は、中央に集光させる屈折系のプリズム構造部(プリズム2)であり、図6(C)に示すプリズム構造部11は、光源4からの光14を左側に反射させることにより光路を大きく変える反射系のプリズム構造部(プリズム3)である。なお、図6(C)に示す反射系のプリズム構造部11から成る、中央付近以外(光源4から遠く離れた)のレンズは、ほぼ垂直方向の側面(光源4側のプリズム面)を入射面とし、上方の面を反射面として内部の反射を利用して大きな屈折角度を得て、ランプカバー5を通して車室内に光を照射するように構成されている。さらに、図6(A)及び図6(C)に示すものとは反対のタイプ(形状が左右逆のもの)があり(図示省略)、本実施形態では、これらのものも含め、計5つのタイプのプリズム構成で、以下に述べるような目的とする配光を実現している。
図6,図9,図10,及び図11において、「1L」は、プリズム1のように光を左に屈折させるプリズムを記述し、「1R」は、プリズム1の形態で右に屈折させるプリズムを記述している。同様に、曲面プリズム3についても、左に反射させる場合のプリズムを「3L」、右に反射させるプリズムを「3R」と記述している。一方、プリズム2は、中央に(光軸上に)集光させるものであり、「3」と記述している。
図7は、一般的なプリズムの4つのタイプのセル構造を示している。図7(A)に示す平面プリズム20aは、平面ベース21上に平面22を有するプリズムを構成したものであり、ベース底面の法線とプリズム上平面の法線との成す角度により光の屈折が生じる。(ベースの厚さ)+(プリズムの厚さ)のMAX値(a+b)が、樹脂金型成形上の厚さの限界値となる。垂直な平面と上平面との成す角度θは均一である。また、図7(B)に示す平面プリズム20bは、曲面ベース23上に平面22を有するプリズムを構成したものである。実際のベースは、一般的に曲面であるため、平面プリズム20bが使われる。この変法として、ベースの曲面を平面に近似して、平面プリズム1のプリズムを作成する場合もある。また、図7(C)に示す曲面プリズム20cは、平面ベース21上に曲面24を有するプリズムを構成したものである。曲面のベースを平面に近似して、曲面プリズムを構成することも可能である。但し、この場合には、曲面の曲率が小さいことが必須となる。また、図7(D)に示す曲面プリズム20dは、曲面ベース23上に曲面24を有するプリズムを構成したものである。この曲面プリズム20dの稜線Mは、底面のカーブから均一な高さhを有する。なお、プリズム構造部11が形成されるランプカバー5の底壁6及び隅部Y(すなわち、その上にプリズムを形成するためのベース)は、一般的に、曲面を有する曲面ベース23にて構成される。
曲率の小さな曲面ベース23の場合には、曲面上の4点を決め、その4点から構成される平面を近似平面として、その平面上に平面プリズムを構成する。この平面プリズムは、図7(A)の平面プリズム20aと図7(B)の平面プリズム20bとの中庸のプリズム(中庸プリズム)である。また、曲率の大きな曲面ベース23上に形成するプリズムは、平面を近似することが困難であり、曲面プリズムでも限界がある。従って、曲面ベース23の曲線とプリズムの稜線M,Nが等間隔hを保つような曲面プリズム20dが有効である。曲面プリズム20dは、底面に垂直な平面上に稜線M,Nを描き、その稜線M,Nから等しい角度(θ)を保つことにより曲面を作成する(図7(D)参照)。
次に、目的とする配光を達成するための構成、すなわち、ルームランプ装置1からの光を自動車の運転席及び助手席の間を通して後部席の中央個所及びその近辺に向けると共に、自動車の前席(運転席及び助手席)に着座している乗員の顔、胸に向けられる光をその乗員の膝周辺に集めるための複数のプリズム構造部11の基本構成について、以下に述べる。
まず、光屈折部12のうちの車両前後方向の後方側箇所すなわちランプカバー5の隅部Y(第1段のブロック領域P1)に、光源4からの光14をその進行方向に対して車幅方向中央側に向けて屈折させる第1のグループ(図8に示すグループI及びIIを含む第1のグループ)のプリズム構造部11が設けられている。そして、光屈折部12のうちの車両前後方向の前方側箇所(第2段〜第4段のブロック領域P2,P3,P4)に、光源4からの光14を車幅方向の左右両部の所定箇所に向けて屈折させる第2のグループ(図8に示すグループIII及びIVを含む第2のグループ)のプリズム構造部11が設けられている。
ここで、ランプカバー5に採用するプリズム3タイプ(図6(A),(B),(C)に示す3タイプ)のグループ分けについて述べると、次の通りである。まず、図8に示すように、ランプカバー5の内面5aうちの隅部Yには、図7(D)の曲面プリズム20dが用いられ、図8に示すような車幅方向の中央寄り個所のグループIとしては、図6(A)のプリズム1(1L),図6(B)のプリズム2,及び図示省略のプリズム1(1R)の組に合わせで配設されると共に、図8に示すような車幅方向の両側箇所のグループIIとしては、図6(C)のプリズム3(3L)及び図示省略のプリズム3(3R)の組み合わせで配設され、これにより、光源4からの光14を図10(A),(B)に示すように車幅方向中央側へ集光させるようになっている。なお、この部分は型の抜き手方向である関係上、一般の環状フレネルレンズでは実現できないため、縦長のほぼ直線状(リニア)のプリズム構造部11(いわゆるリニア形フレネルレンズ)としている。
そして、ランプカバー5の内面5aのうちの底壁6の内面6aには、図7(b)の平面プリズム20bの変法である中庸プリズムが用いられると共に、図8に示すような車幅方向の中央寄り個所のグループIII(左右のブロックに分けられる)の左側のブロックには、図6(A)のプリズム1(IL),図6(B)のプリズム2,及び図6(C)のプリズム3(3R)の組み合わせでこれらのプリズム単体が配設され、これにより図9(A),(B)に示すように助手席の乗員の膝周辺に集光されるようになっている。また、このグループIIIの右側には、ランプカバー5の中心線(平面視で光源4と交差する軸線)を対称軸として上述の左側のブロックとは左右対称のプリズム構成により、運転席の乗員の膝周辺に集光されるようになっている。さらに、図8に示すような車幅方向の左右両側個所のグループIV(左右のブロックに分けられる)も前記グループIIIと同様の構成が採用され、光源4からの光14を運転席及び助手席の乗員の膝周辺に集光するように構成されている。
さらに具体的に述べると、第1及び第2のグループの複数のほぼ直線状のプリズム構造部11のうちランプカバー5の内面5aの車幅方向中央側のプリズム構造部11、すなわち、グループI及びIIIとして配設されるプリズム構造部11としては、図6(A)及び(B)に示す屈折系のプリズムが採用されている。そして、第1及び第2のグループの複数のほぼ直線状プリズム構造部11のうちランプカバー5の底壁6の車幅方向両端側のプリズム構造部11、すなわち、グループII及びIVとして配設されるプリズム構造11としては、屈折角度を十分に大きく確保するために、図6(C)に示す反射系のプリズムが採用されている。
一方、図10(C)に示すように、第2のグループ(グループI及びII)の複数のプリズム構造部11の各々における車両後方位置(第4段のブロック領域P4)には、光源4からの光14をその進行方向に対して車両前後方向の前方側に向けて屈折させる後方屈折部15aが設けられると共に、この第2のグループの複数のプリズム構造部11の各々における車両前方位置(第2段のブロック領域P2)には、光源4からの光14をその進行方向に対して車両前後方向の後方側に向けて屈折させる前方屈折部15bがそれぞれ設けられている。従って、第2のグループの各1本のプリズム構造部11には、後方屈折部15a及び前方屈折部15bが設けられており、これにより光源4からの光14が図10(C)に示す如く車両前後方向において屈折されて乗員の膝周辺に集光されるようになっている。
かくして、グループI及びII(第1のグループ)の曲面プリズム20d(プリズム構造部11)の光学的特性により、図9(A),(B),(C)並びに図11に示すような配光、すなわち、光をセンターライン上(車両中央ライン上)に集めて焦点を1つにするような配光(具体的には、図11に示すように、例えば運転席30及び助手席31のヘッドレスト(図示せず)の間の空間に焦点Fを生じせしめて当該ヘッドレストに向かう方向への光を減少させる一方、図11に示す如く前記焦点Fに集められた光を前記焦点Fから後方に広げて、後部席32の中央箇所及びその周辺ひいては後部席32に着座する乗員を照明するような配光)が達成されるようになっている。これに加えて、グループIII及びIV(第2のグループ)のプリズム構造部11により、図10(A),(B)に示すようなフレネルレンズ構成による集光と、図10(c)に示すような各プリズム構造部11の後方屈曲部15a及び前方屈曲部15bのプリズム構成による集光とを組み合わせて成る配光、すなわち、光を運転席及び助手席の乗員の膝周辺(2箇所)にそれぞれ集めるような配光が達成されるようになっている。図1は、上述のようなランプカバー5を備えたルームランプ装置1により達成される配光特性を示している。
さらに、グループI〜IVのプリズム構造部11のルームカバー5の両側領域S1,S2(図8参照)、すなわち、ルームカバー5の底壁6の車幅方向後方側の端縁部分及び側壁7の左右両側の後方側部分の内面には、既述の断面半円柱形状の複数の一様拡散レンズ部13が形成されており、この一様拡散レンズ部13により光が左右方向に拡散されてこの拡散光によりドア付近が照明されるようになっている。
以上の如く構成した車両用ルームランプ装置1によれば、次のような作用効果を奏することができる。まず、第1のグループ(グループI及びII)のプリズム構造部11により、光源4からの光14を例えば自動車の運転席30と助手席31のヘッドレスト(図示せず)との間の空間に集光させてから後部席の中央個所及びその近辺へ向かわせることができると共に(図1及び図11参照)、反射系及び屈折系のリニア形フレネルレンズから成る第2のグループ(グループIII及びIV)のプリズム構造部11の採用により、ターゲットとなる平面への配光を自在に実現することが可能となり、例えば運転席及び助手席の乗員の膝周辺(2箇所)に集光させてその部分の照度を上げることができる(図1及び図10(A),(B),(c)参照)。すなわち、本実施形態の車両用ルームランプ装置1によれば、ランプカバー5の底壁6における縦方向(車両前後方向)では、図8に示すグループIII及びIVの区分けによるフレネルレンズとしての機能を果たすと共に、その横方向(車幅方向)では、図8に示す第2段〜第4段のブロック領域P2〜P4の区分けによる通常のプリズムの機能を果たすこととなり、これにより環状形フレネルレンズではできなかった2次元配光特性の自在な調整が可能となる。その結果、不必要な場所を照射することとなる光を照明が必要な場所に振り向けることができ、光のエネルギーを有効に使用できる。従って、ルームランプ装置1を点灯しても、運転席30及び助手席31に着座している乗員の顔に強い照明光が当たることがなく、従って乗員の目が眩しくなるなどの不快感を与えず済むと共に、車外から車室内の乗員が容易に見えてしまうことがないようにすることができる。また、ルームランプ装置1を点灯しても、運転席30及び助手席31に着座している乗員の上半身がフロントガラスG(図1及び図2参照)へ映り込んでしまうようなことが少なく、そのような映り込みにより視界が妨げられるような不具合を回避することが可能である。また、車両走行中に、助手席31の乗員が、地図を見たり、CDをセットしたりするときに、運転者に気遣いなくルームランプ装置1を点灯できる。しかも、ルームランプ装置1を点灯しても、バックミラーへの光の入射量(ひいては、反射量)が少ないため、後方視界をあまり妨げられることがない。さらに、ルームランプ装置1の一様拡散とスポット光の混合で見られる照射面の照度の不整合部がないため、違和感がない。また、既存のルームランプに代えて実施実施形態のランプカバー5を取り付けるだけで、配光分布を目的とする分布に変えることができる。
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、ルームランプ5の底壁6の車幅方向の両側部に配設される反射系のプリズム構造部11(図6(C)に示すようなプリズム構成部)から出射する光を自動車のサイドドアの側に振り向けるようにしても良い。
本発明の一実施形態に係る車両用ルームランプ装置が備えられた自動車を示すと共に、この車両用ルームランプ装置による照明の状態を示すための図である。 車両用ルームランプ装置の取付個所の縦断面図である。 図2におけるX−X線断面図である。 車両用ルームランプ装置の平面,正面,及び側面をそれぞれ示す図である。 車両用ルームランプ装置のランプカバーを示すものであって、図5(A)はランプカバーを裏側から見た斜視図、図5(B)はルームカバーを裏側から見た背面図である。 図6(A),図6(B),図6(C)は、配光のために用いられる3つのタイプのプリズム(プリズム構造部)の配光特性をそれぞれ示す図である。 図7(A),図7(B),図7(C),図7(D)は、4つのタイプのプリズム形状をそれぞれ示す図である。 ルームカバーの内面に形成されるプリズム構造部の配設位置を示すルームカバーの背面図である。 図9(A),図9(B),図9(C)は、ルームカバーの底壁の内面に設けられた第1のグループのプリズム構造部による光の屈折を示す図である。 図10(A),図10(B),図10(C)は、ルームカバーの底壁の内面に設けられた第2のグループのプリズム構造部(フレネルレンズ)による光の屈折を示す図である。 第1のグループのプリズム構造部により屈折された光の経路(光路)を示す平面図である。 一様拡散型のランプカバーを備えた従来の車両用ルームランプ装置にて照明した場合の照明状態を示す図である。 図13(A),図13(B),図13(C)は、それぞれ、従来の車両用ルームランプ装置に用いられるランプカバーの平面図である。
符号の説明
1 車両用ルームランプ装置
2 自動車
3 天井
4 光源
5 ランプカバー
5a 内面
6 底壁
7 周壁
11 プリズム構造部
12 光屈折部
14 光
15a 後方屈折部
15b 前方屈折部
20a,20b 平面プリズム
20c,20d 曲面プリズム
30 運転席
31 助手席
32 後部席

Claims (6)

  1. 光源と、前記光源を覆って車室内の所要箇所に光を分配するランプカバーとを備え、前記車室内の天井フロント部のほぼ中央箇所に配置されて前記車室内を照明する車両用ルームランプ装置において、前記光源の下方に位置する前記ランプカバーの内面に、車両前後方向にほぼ沿って長手状に延びるほぼ直線状の複数のプリズム構造部から成る光屈折部を形成したことを特徴とする車両用ルームランプ装置。
  2. 前記光屈折部のうちの車両前後方向の後方側箇所に、前記光源からの光をその進行方向に対して車幅方向中央側に向けて屈折させる第1のグループの複数のプリズム構造部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ルームランプ装置。
  3. 前記光屈折部のうちの車両前後方向の前方側箇所に、前記光源からの光を車幅方向の左右両部の所定箇所に向けて屈折させる第2のグループの複数のプリズム構造部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ルームランプ装置。
  4. 前記第2のグループの複数のプリズム構造部の各々における車両後方位置に、前記光源からの光をその進行方向に対して車両前後方向の前方側に向けて屈折させる後方屈折部を設けると共に、前記第2のグループの複数のプリズム構造部の各々における車両前方位置に、前記光源からの光をその進行方向に対して車両前後方向の後方側に向けて屈折させる前方屈折部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用ルームランプ装置。
  5. 前記光屈折部を構成する前記第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部を断面ほぼ三角形状に形成し、前記第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部のうち前記ランプカバーの車幅方向中央側のプリズム構造部を屈折系のプリズム構造部として構成すると共に、前記第1及び第2のグループの複数のプリズム構造部のうち前記ランプカバーの車幅方向両端側のプリズム構造部を反射系のプリズム構造部として構成したことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の車両用ルームランプ装置。
  6. 前記ランプカバーを正面視でほぼ長方形に形成し、その長方形の長軸方向を車幅方向に沿って配置するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用ルームランプ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012133375A1 (ja) * 2011-03-28 2012-10-04 株式会社フジクラ 照明装置
JP2017212036A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2019519423A (ja) * 2016-05-26 2019-07-11 サン−ゴバン グラス フランス 乗り物のための発光する積層グレージングルーフとそれを組み込んだ乗り物及び前記グレージングルーフの製造

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