JP2007243937A - 外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラム - Google Patents

外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 外部取得情報の電力線通信システム等において、カメラ等による取得データを良好な通信品質で送受信すること。
【解決手段】 カメラCAと、カメラCAで撮影した映像を取得データとして電力線1を介して送信するデータ送信装置2と、送信された取得データを電力線1を介して受信するデータ受信装置3と、データ受信装置3で受信した取得データを再生表示するモニタ装置4と、を備え、データ受信装置3が、データ送信装置2から送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチを検出し、ノッチの存在する周波数帯域を避けて取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択し、データ送信装置2が、選択されたチャネルの配置に基づいて取得データを送信し、データ受信装置3が、選択されたチャネルの配置に基づいて取得データを受信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、監視用などのカメラ等の外部情報取得装置で取得した映像等のリアルタイム情報を電力線を介して送受信する外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラムに関する。
従来、監視等の目的のために1又は複数のカメラを設置して、撮影した映像をカメラから離れた場所でモニタリングするシステムが用いられている。このカメラの取得データを離れた場所に伝送する際、同軸ケーブル等の専用の通信線を用いて行っているが、この通信線を設置する工事が必要があった。また、無線により取得データを伝送することも行われているが、壁などの電波に対する障害物が多い場所や無線が届かない遠隔地では、良好に取得データを受信することができない問題がある。
このため、特許文献1には、情報の伝送路に電力線を利用した映像モニターシステムが提案されている。また、特許文献2には、カメラユニットにより撮影された監視映像の製造信号をIP化して電力線通信モデムにより電力線に重畳させて伝送する電力線通信型IP監視カメラが提案されている。
特開2000−91962号公報 特開2003−8962号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、カメラで撮影した映像を取得データとして電力線を介して送受信する場合、カメラの設置環境によって伝搬路の状態が異なると共に、通信に使用する周波数の一部にノッチやノイズが存在する場合があり、通信品質が劣化してしまう不都合があった。なお、この対応策として、利用するチャネルのSN比(信号対雑音比)を大きくするために送信電力を大きくする方法もあるが、送信電力を大きくすると、漏洩電界が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、カメラ等の外部情報取得装置による取得データを良好な通信品質で送受信することができる外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の外部取得情報の電力線通信システムは、外部のリアルタイム情報を取得する外部情報取得装置と、前記外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介して送信するデータ送信装置と、送信された前記取得データを電力線を介して受信するデータ受信装置と、前記データ受信装置で受信した前記取得データを表示する出力装置と、を備え、前記データ受信装置が、前記データ送信装置から送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出し、これらノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて前記取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択し、前記データ送信装置が、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信し、前記データ受信装置が、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを受信することを特徴とする。
また、本発明の外部取得情報のデータ送信装置は、外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ受信装置に送信する外部取得情報のデータ送信装置であって、前記データ受信装置に対してパイロットトーンを送信するパイロットトーン送信部と、前記パイロットトーンに応じて前記データ受信装置から返信されるノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて選択された複数のチャネルの配置情報を受信するチャネル情報受信部と、前記受信したチャネルの配置情報に基づいて、電力線通信の際に利用するチャネルを設定する送信チャネル設定部と、前記設定したチャネルに前記取得データを分散配置する処理を行う送信側データ処理部と、前記取得データを電力線を介して前記データ受信装置に送信するデータ送信部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の外部取得情報のデータ受信装置は、外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ送信装置から受信する外部取得情報のデータ受信装置であって、前記データ送信装置からパイロットトーンを受信するパイロットトーン受信部と、前記受信したパイロットトーンの受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出する検出部と、前記検出したノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて電力線通信を行う際に利用する複数のチャネルの配置を選択する使用チャネル選択部と、前記選択したチャネルの配置情報を前記データ送信装置に対して送信するチャネル情報送信部と、前記データ送信装置から前記取得データを受信するデータ受信部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の外部取得情報の電力線通信方法は、外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ送信装置から送信してデータ受信装置で受信する外部取得情報の電力線通信方法であって、前記データ送信装置により、電力線を介して信号を送信する第1のステップと、前記データ受信装置により、前記データ送信装置から送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出し、これらノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて前記取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択する第2のステップと、前記データ送信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信する第3のステップと、前記データ受信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを受信する第4のステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明の外部取得情報の電力線通信プログラムは、外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ送信装置から送信してデータ受信装置で受信する際の外部取得情報の電力線通信プログラムであって、前記データ送信装置により、電力線を介して信号を送信する第1のステップと、前記データ受信装置により、前記データ送信装置から送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出し、これらノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて前記取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択する第2のステップと、前記データ送信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信する第3のステップと、前記データ受信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを受信する第4のステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
これらの外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラムでは、送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出し、これらノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択して送受信するので、常にノッチ又はノイズの存在しない周波数帯域に最適配置されたチャネルを利用して電力線通信を行うことが可能となり、通信品質を向上させることができる。これにより、カメラ等の外部情報取得装置の設置環境に応じて異なる伝搬路の状態に対応して、常に良好に外部情報取得装置の取得データを送受信することが可能になる。
また、本発明の外部取得情報の電力線通信システムは、前記外部情報取得装置及び前記データ送信装置が複数箇所に設けられ、前記データ受信装置が、前記外部情報取得装置及び前記データ送信装置毎に前記取得データを多重化伝送可能にそれぞれの前記チャネルの配置を選択し、前記データ送信装置が、対応する前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信し、前記データ受信装置が、複数の前記データ送信装置から送信される前記取得データを多重受信することを特徴とする。
すなわち、この外部取得情報の電力線通信システムでは、各外部情報取得装置で得られた取得データが、対応する各データ送信装置から最適配置されたチャネルに分散配置されて多重化伝送されるので、これらの取得データをデータ受信装置で同時に多重受信することで、複数の外部情報取得装置による取得データを高品質に送受信することができる。
また、本発明の外部取得情報の電力線通信システムは、前記外部情報取得装置が、前記リアルタイム情報として撮影した映像を前記取得データとするカメラを少なくとも含み、前記出力装置が、前記取得データを再生表示するモニタ装置を含むことを特徴とする。
また、本発明の外部取得情報の電力線通信システムは、前記外部情報取得装置が、前記リアルタイム情報として取得した音声を前記取得データとするマイクを少なくとも含み、前記出力装置が、前記取得データを再生するスピーカ装置を含むことを特徴とする。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラムによれば、信号の受信状態に応じて、取得データの通信を行う複数のチャネルの最適配置を行って送受信するので、常にノッチ又はノイズの存在しない周波数帯域で高品質な電力線通信を行うことが可能となり、カメラ等の外部情報取得装置の設置環境に応じて異なる伝搬路の状態に対応して、常に良好に外部情報取得装置の取得データを送受信することが可能になる。特に、複数箇所に外部情報取得装置を設置する場合には、これらの外部情報取得装置による複数の取得データを多重化伝送可能にチャネルの最適配置をそれぞれ行うので、データ受信装置において高品質な多重受信を同時に行うことができる。
以下、本発明に係る外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラムの第1実施形態を、図1から図7を参照しながら説明する。
本実施形態の外部取得情報の電力線通信システムは、図1に示すように、例えば建物の各所(本実施形態では、玄関先、2階の部屋等の2箇所)に設置された監視用等のカメラ(外部情報取得装置)CAでリアルタイム情報として撮影した映像を取得データとして電力線1を介してデータ送信装置2から送信してデータ受信装置3で受信する際のカメラ映像の電力線通信システムである。このカメラ映像の電力線通信システムは、カメラCAと、カメラCAで撮影した映像を取得データとして電力線1を介して送信するデータ送信装置2と、送信された取得データを電力線1を介して受信するデータ受信装置3と、データ受信装置3で受信した取得データを再生表示するモニタ装置(出力装置)4と、を備えている。
上記カメラCAは、CCD(Charge coupled device)等を備えたもので、CCD等で撮影した映像をデジタルデータとして信号化し、接続された上記データ送信装置2に送る機能を有している。
上記データ送信装置2は、カメラCAに接続されていると共に電力線1のコンセント部1aに接続可能なプラグ部2aを備えている。このデータ送信装置2は、データ受信装置3に対し信号としてパイロットトーンを電力線1を介して送信する機能を有している。
また、上記データ受信装置3は、電力線1のコンセント部1aに接続可能なプラグ部2aを備えていると共に、モニタ装置4に接続されている。そして、データ受信装置3は、データ送信装置2から送信されたパイロットトーン(信号)の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチを検出し、これらノッチの存在する周波数帯域を避けて取得データの送受信を行う複数のチャネル(サブチャネル)の配置を選択する機能を有している。そして、データ送信装置2は、選択されたチャネルの配置に基づいて取得データを送信すると共に、データ受信装置3は、選択されたチャネルの配置に基づいて取得データを受信する機能を有している。
上記モニタ装置4は、液晶ディスプレイ等のモニタ4aと、上記データ受信装置3からの取得データをモニタ4aに再生表示するコンピュータ本体4bと、を有するパーソナルコンピュータである。
電力線1は、データ送信装置2及びデータ受信装置3に対して、接続されたプラグ部2aを介してこれらを駆動するための電力を供給する。なお、カメラCAは、データ送信装置2を介して電力線1から電力が供給されると共に、モニタ装置4は、データ受信装置3を介して電力線1から電力が供給される。
これらデータ送信装置2及びデータ受信装置3の構成について、以下にさらに詳細に説明する。
上記データ送信装置2は、図2に示すように、パイロットトーン送信部21と、チャネル情報受信部22と、送信チャネル設定部23と、データ記憶部24と、データ処理部(送信側データ処理部)25と、データ送信部26と、を有する。
パイロットトーン送信部21は、パイロットトーン(信号)の周波数を連続的に変化させる機能を有する。この周波数が連続的に変化するパイロットトーンのデータは、電力線1を介してデータ受信装置3に送信される。
チャネル情報受信部22は、パイロットトーンに応じてデータ受信装置3から返信されるノッチの存在する周波数帯域を避けて選択された複数のチャネルの配置情報(以下、「チャネル情報」と称す)を電力線1を介して受信する機能を有する。この際、本実施形態では、複数のカメラCA及びデータ送信装置2が電力線1に接続されているので、データ受信装置3からカメラCA毎、すなわちデータ送信装置2毎に個別の「チャネル情報」が割り振られて返信されるため、チャネル情報受信部22は、対応する「チャネル情報」のみを受信するように設定されている。
また、チャネル情報受信部22は、電力線1を介して受信した「チャネル情報」を、送信チャネル設定部23に対して出力する機能を有する。
また、送信チャネル設定部23は、チャネル情報受信部22から入力される「チャネル情報」に基づいて、電力線通信の際に利用するチャネルを設定し、データ処理部25に対して出力する機能を有する。
データ記憶部24には、カメラCAから入力された取得データが一時的に記憶され、データ処理部25に対して記憶している取得データを出力する機能を有している。
データ処理部25は、データ記憶部24から入力される取得データを圧縮処理した後、ノッチの存在する周波数帯域を避けたチャネルに分散配置する処理を行い、処理した取得データをデータ送信部26に対して出力するように設定されている。
データ送信部26は、送信チャネル設定部23から入力された取得データを、電力線1を介してデータ受信装置3に対して送信する。
なお、上述したデータ処理部25は、図3に示す回路11を有している。データ処理部25は、4つのサブチャネル(X0−Y0、X1−Y1、X2−Y2、X3−Y3)に対して、係数テーブル(図示省略)に記録される係数α、βを乗算し、加減算の処理を繰り返す。以下に、図3に示した回路11の具体的な処理方法について説明する。
始めに、サブチャネル(X0−Y0)に中心周波数を乗算した結果から、サブチャネル(X1−Y1)に中心周波数を乗算した結果を求める。次に、サブチャネル(X1−Y1)に中心周波数を乗算した結果からサブチャネル(X2−Y2)に中心周波数を乗算した結果を求める。次に、サブチャネル(X2−Y2)に中心周波数を乗算した結果からサブチャネル(X3−Y3)に中心周波数を乗算した結果を求める。
このようにして、データ処理部25は、再帰的プロセスを用いて送信信号であるマルチチャネル信号Zを算出する。
なお、図3において、単位演算部100は、各サブチャネルをサブチャネル単位で処理するのに必要な乗算器、加算器、減算器の組み合わせから構成される。ここで、処理するサブチャネル数を増加させたい場合は、増加させたい数だけ単位演算部100を多段接続すればよい。
このように、再帰的プロセスを用いることで、マルチチャネル通信システムにおいて、送信処理するサブチャネル数の変更に合せてハードウェアの構成を変更することが簡便になる。
データ処理部25を、図3のように構成することにより、ノッチの存在する周波数帯域のサブチャネルについてはデータ送信に使用せず、ノッチの存在しない周波数帯域のサブチャネルに取得データを分散させて配置することにより、通信品質の良好な電力線通信を行うことが可能となる。
上記データ受信装置3は、パイロットトーン受信部31と、ノッチ検出部(検出部)32と、使用チャネル選択部33と、チャネル情報送信部34と、データ受信部35と、データ処理部36と、を有する。
パイロットトーン受信部31は、データ送信装置2から電力線1を介して送信されるパイロットトーンのデータを受信し、ノッチ検出部32に対して出力する機能を有する。
ノッチ検出部32は、パイロットトーン受信部31から入力されたパイロットトーンのノッチの状態を調べ、ノッチが存在する周波数帯域の情報を、「ノッチ情報」として検出し、使用チャネル選択部33に対して出力する機能を有する。
使用チャネル選択部33は、ノッチ検出部32から入力された「ノッチ情報」に基づいて、検出したノッチの存在する周波数帯域を避けて電力線通信を行う際に利用する複数のチャネルの配置を選択し、これを「チャネル情報」として電力線1を介してデータ送信装置2に対して送信する機能を有する。
この際、本実施形態では、複数のカメラCA及びデータ送信装置2が電力線1に接続されているので、使用チャネル選択部33は、カメラCA毎、すなわちデータ送信装置2毎に取得データを多重化伝送可能にそれぞれのチャネルの配置を個別に選択する機能を有する。すなわち、使用チャネル選択部33では、データ受信装置3で多重受信可能にするため、互いにチャネルが重複しないようにデータ送信装置2毎に「チャネル情報」が個別に選択される。なお、この際、所要品質を維持可能な範囲であれば互いにチャネルが重複しても構わない。また、互いにチャネルが重複するものがあっても、同時に送信される確率が低い場合は、時間分割して送信するようにしてもよい。
また、使用チャネル選択部33は、データ処理部35に対して各「チャネル情報」を出力する機能を有する。
データ受信部35は、データ送信装置2から送信される「取得データ」を電力線1を介して受信し、データ処理部36に対して出力する機能を有する。この際、本実施形態では、複数のカメラCA及びデータ送信装置2が電力線1に接続されているので、データ受信部35は、各データ送信装置2から送信される複数の「取得データ」を電力線1を介して多重受信し、それぞれの「取得データ」をデータ処理部36に対して出力する機能を有する。
データ処理部36は、使用チャネル選択部33から出力される「チャネル情報」に基づいて、データ受信部35から入力されるノッチの存在しない周波数帯域でかつ多重伝送可能なチャネルに分散されて配置されていた各取得データの復元を行い、圧縮された取得データを解凍処理してモニタ装置4に対して出力する機能を有する。
モニタ装置4は、データ処理部35から入力された各「取得データ」の再生を行うと共に、各「取得データ」をハードディスク等に記録する機能を有する。なお、データ処理部36における上記圧縮された取得データを解凍処理する機能を、モニタ装置4側に持たせても構わない。その場合、モニタ装置4において、取得データは圧縮処理された状態で記録するようにしても構わない。
なお、本システムにおけるパイロットトーンや取得データの各処理部、すなわちパイロットトーン送信部21、チャネル情報受信部22、送信チャネル設定部23、データ記憶部24、データ処理部25、データ送信部26、パイロットトーン受信部31、ノッチ検出部32、使用チャネル選択部33、チャネル情報送信部34、データ受信部35、データ処理部36、モニタ装置4等は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部はコンピュータシステムとしてメモリ及びCPU(中央集積装置)により構成され、各処理部の機能及び後述する本実施形態の通信方法を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
すなわち、上記プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムであり、前述した機能及び後述する通信方法の一部を実現するためであってもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電力線、電話回線等の通信回線(通信線)のように、情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ或いはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
次に、本実施形態による外部取得情報の電力線通信システムの動作、すなわちカメラ映像の電力線通信方法について、図5及び図6を参照して説明する。
始めに、各データ送信装置2及びデータ受信装置3のプラグ部2aを電力線1のコンセント部1aに接続した状態で、各データ送信装置2のパイロットトーン送信部21は、図5及び図6の(a)に示すように、パイロットトーンpの周波数を連続的にf1、f2、f3、f4と変化させながら、電力線1を介してデータ受信装置3に対して送信する(ステップS01)。
なお、ここではデータ送信装置2の設置環境、特に電力線1の周囲に存在する家電製品などの影響により、データ受信装置3が受信する周波数帯域に、図6の(b)に示すようなノッチn1、n2が生じている場合について説明する。
データ受信装置3のパイロットトーン受信部31は、データ送信装置2のパイロットトーン送信部21から送信されるパイロットトーンを、電力線1を介して受信する(ステップS02)。
次に、データ受信装置3のノッチ検出部32は、受信したパイロットトーンについて使用する周波数帯域でノッチが存在するか否かを検出する(ステップS03)。
データ送信装置2とデータ受信装置3との間の電力線の通信環境には、図6の(b)に示したようなノッチn1、n2が発生しているため、データ受信装置3のパイロットトーン受信部31が受信するパイロットトーン(図6の(c)参照)にもノッチn1、n2に対応する歪みが生じる。
なお、本実施形態では、複数のカメラCA及びデータ送信装置2が電力線1に接続されているので、このようなノッチの発生状況は、各データ送信装置2の設置環境毎に異なり、データ受信装置3のノッチ検出部32は、各データ送信装置2からのパイロットトーン毎にノッチが存在する周波数帯域を検出する。
次に、データ受信装置3の使用チャネル選択部33は、ノッチ検出部32が検出したノッチが存在する周波数帯域を避けるように、電力線通信で利用する複数のチャネルの配置を選択する(ステップS04)。
そして、データ受信装置3のチャネル情報送信部34は、使用チャネル選択部33が選択したノッチが存在しない周波数帯域のチャネルc1、c2、c3、c4(図6の(d)参照)を「チャネル情報」として、電力線1を介してデータ送信装置2のチャネル情報受信部22に対して送信する(ステップS05)。
チャネル情報送信部34から送信された「チャネル情報」は、データ送信装置2のチャネル情報受信部22において受信される(ステップS06)。
データ送信装置2の送信チャネル設定部23は、チャネル情報受信部22が受信した「チャネル情報」に基づいて、電力線通信の際に利用するノッチの存在しない周波数帯域のチャネルc1、c2、c3、c4(図6の(d)参照)を設定する(ステップS07)。
データ送信装置2のデータ処理部25は、データ記憶部24に記憶されている取得データを圧縮処理すると共に、送信チャネル設定部23で設定したチャネルc1、c2、c3、c4を利用して電力線通信を行うように、取得データを分散させて各チャネルに配置する処理を行う(ステップS08)。
データ送信装置2のデータ送信部26は、データ処理部25でノッチの存在しないチャネルに配置された取得データを、電力線1を介して、データ受信装置3のデータ受信部35に対して送信する(ステップS09)。
データ受信装置3のデータ受信部35は、電力線1を介して、データ送信装置2からデータを受信する(ステップS10)。
次に、データ受信装置3のデータ処理部36は、データ受信部35が受信したノッチの存在しないチャネルに配置された取得データの復元を行うと共に、圧縮された取得データを解凍する(ステップS11)。
そして、モニタ装置4は、データ処理部36が復元・解凍した「取得データ」の再生を行う(ステップS12)と共に、取得データを記録する。
上記チャネル配置の処理について、本実施形態では、複数のカメラCA及びデータ送信装置2が電力線1に接続されているので、データ受信装置3の使用チャネル選択部33は、データ送信装置2毎に多重伝送可能にチャネルの配置を設定する。そして、チャネル情報送信部34は、電力線1を介して各データ送信装置2のチャネル情報受信部22に対してそれぞれ対応する「チャネル情報」を送信する。
例えば、チャネル情報受信部22は、図7の(a)に示すように、一方のデータ送信装置2からのパイロットトーンを受信して検出したノッチが存在する周波数帯域を避けるようにかつ多重伝送可能にチャネル配置を選択した第1のチャネル情報(チャネルc11〜c18)と、図7の(b)に示すように、他方のデータ送信装置2からのパイロットトーンを受信して検出したノッチが存在する周波数帯域を避けるようにかつ多重伝送可能にチャネル配置を選択した第2のチャネル情報(チャネルc21〜c28)と、をチャネル情報受信部22に対して送信する。
これにより、各データ送信装置2は、図7の(a)(b)に示すように、受信した対応する第1のチャネル情報(チャネルc11〜c18)及び第2のチャネル情報(チャネルc21〜c28)に基づいて取得データを分散配置して電力線1を介してデータ受信装置3に対して送信を行う。そして、データ受信装置3では、図7の(c)に示すように、両方のデータ送信装置2からの各取得データを多重受信する。すなわち、一方のデータ送信装置2からチャネルc11〜c18に分散配置されて送信された取得データと、他方のデータ送信装置2からチャネルc21〜c28に分散配置されて送信された取得データと、は、互いに重ならずにデータ受信装置3に同時に多重受信される。
従来、電力線1を使用した電力線通信では、漏洩電界や消費電力の関係から、データ送信装置2から出力する電力をあまり大きくできないという問題があった。しかし、上述した本発明の実施形態による外部取得情報の電力線通信システムを使用すれば、ノッチの生じていない周波数帯域のチャネルに、送信する取得データを分散させて配置して電力線通信を行うことにしたため、通信に要する消費電力を小さくすることができるとともに、通信品質の良好な状態を保ちながら電力線通信を行うことが可能となる。
また、電力線通信に要する消費電力を小さくすることが可能であるため、電力線1から発生する漏洩電界を小さくすることができる。よって、通信品質がより良好な状態で電力線通信を行うことができる。
特に、連続して送られてくる画像を表示するために、一定速度以上の通信速度を常に確保しなければならないという問題があるが、本実施形態のシステムを利用すれば、そのような問題を解決することができる。
また、全てのマルチチャネルを使用して電力線通信を行うのではなく、ノッチの存在しないチャネルを選択して利用するため、データ送信装置2が消費する電力を低減させることもできる。
このように、カメラCAの設置環境に応じて異なる伝搬路の状態に対応して、常に良好にカメラCAの取得データを送受信することが可能になる。
また、各カメラCAで撮影された映像の取得データが、対応する各データ送信装置2から最適配置されたチャネルに分散配置されて多重化伝送されるので、これらの取得データをデータ受信装置3で同時に多重受信することで、複数のカメラCAによる取得データを高品質に送受信することができる。
次に、本発明に係る第2実施形態について、以下に説明する。なお、以下の実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、外部情報取得装置としてカメラCAで映像をリアルタイム情報として取得し、これを取得データとして通信するカメラネットワークを構成しているのに対し、第2実施形態では、図8に示すように、さらに外部情報取得装置として複数のマイクMを備え、これらマイクMで音声をリアルタイム情報として取得し、これを取得データとして通信する多元聴音システムを含む多元画像音声収集システムを構成している点である。
また、この第2実施形態では、モニタ装置4に、マイクMが取得した音声の取得データを再生するスピーカ装置が組み込まれている。
すなわち、第2実施形態では、第1実施形態と同様にカメラCAで撮影した映像の取得データ(映像データ)が多重受信されると共に、同時にマイクMが取得した音声の取得データ(音声データ)も同様に多重受信により電力線1を介して電力線通信される。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、具体的な構成についてはこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が可能である。
上述した実施形態では、ノッチの検出を電力線通信を始める前に一度だけ行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、データ送信装置2とデータ受信装置3の間で電力線通信を行っている間も継続的にノッチの検出を行うようにして、常にノッチの存在しない周波数帯域のチャネルを利用して通信を行うことも可能である。このような構成にすれば、電力線通信を行う際の通信品質をより向上させることができる。
また、上述した実施形態では、データ送信装置2のパイロットトーン送信部21から送信されるパイロットトーンの状態を、データ受信装置3のノッチ検出部32で調べることにより、ノッチが存在する周波数帯域を検出する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、パイロットトーンの周波数を連続的に変化させるのではなく、通信に使用する全周波数帯域でパイロットトーンを一斉に送信し、そのパイロットトーンをデータ受信装置3で受信してノッチが存在する周波数帯域を検出することにより、ノッチの存在しない周波数帯域を利用した電力線通信を行うことも可能である。
また、データ送信装置2が通信を行う周波数帯域の中から任意のチャネルを選択してパイロットトーンを送信し、データ受信装置3で、そのチャネルの中にノッチが存在することが検出された場合にだけ、別の周波数帯域のチャネルを選択し直して電力線通信を行うようにすることも可能である。
また、上述した実施形態では、4個又は8個のチャネルを使用して電力線通信を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意のチャネル数を使用して電力線通信を行うことが可能である。
さらに、予め検出したノッチパターンを避けて選択したチャネルのパターンに従ってパイロットトーンを送信しても構わない。この場合、通信に使用する周波数帯域全体をパイロットトーンでスイープする場合に比べて、短時間でノッチの検出を行うことができ、ノッチパターンが大きく変動することが少ない家屋等における取得データの送受信に好適である。
また、上記実施形態では、家電製品等が追加接続された際にノッチが生じると、チャネル全体を変更することで、ノッチを回避しているが、ノッチにより劣化した取得データ(キャリア)のチャネルのみをノッチのない周波数帯域に逐次ダイナミックに変更しても構わない。
上記実施形態では、ノッチを検出してノッチの存在しない周波数帯域を利用した電力線通信を行うが、ノッチでなくノイズを同様に検出してノイズの存在しない周波数帯域を利用して同様に取得データの電力線通信を行っても構わない。
また、モニタ装置4のコンピュータ本体4bで、入力・記録された取得データをIP化し、コンピュータ本体4bに接続されたインターネット網等のネットワークを介して外部から取得データを見ることができるようにしても構わない。
上記第2実施形態では、外部情報取得装置として複数のカメラCA及びマイクMを備えているが、外部情報取得装置として複数のマイクMだけを備えた多元聴音システムとしても構わない。
上記各実施形態は、セキュリティシステムとして好適であるが、他にホーム・オートメーションシステムやビル・オートメーションシステム等にも適用可能である。
本発明の第1実施形態による外部取得情報の電力線通信システムを示す全体構成図である。 第1実施形態における外部取得情報のデータ送信装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態において、データ演算処理を行う回路を示す回路図である。 第1実施形態における外部取得情報のデータ受信装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態において、外部取得情報の電力線通信方法における処理の流れを示すシーケンス図である。 第1実施形態において、パイロットトーンの送信波形、ノッチの発生状況を示す波形、パイロットトーンの受信波形及び通信を行う際の取得データの波形を示した図である。 第1実施形態において、2つのデータ送信装置から多重化伝送される各取得データのチャネルの配置状態及びデータ受信装置によって多重受信される各取得データのチャネルの配置状態を示す図である。 本発明の第2実施形態による外部取得情報の電力線通信システムを示す全体構成図である。
符号の説明
1…電力線、2…データ送信装置、21…パイロットトーン送信部、22…チャネル情報受信部、23…送信チャネル設定部、24…データ記憶部、25…データ処理部(送信側データ処理部)、26…データ送信部、3…データ受信装置、31…パイロットトーン受信部、32…ノッチ検出部(検出部)、33…使用チャネル選択部、34…チャネル情報送信部、35…データ受信部、36…データ処理部、4…モニタ装置(出力装置)、CA…カメラ(外部情報取得装置)、M…マイク(外部情報取得装置)

Claims (8)

  1. 外部のリアルタイム情報を取得する外部情報取得装置と、
    前記外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介して送信するデータ送信装置と、
    送信された前記取得データを電力線を介して受信するデータ受信装置と、
    前記データ受信装置で受信した前記取得データを表示する出力装置と、を備え、
    前記データ受信装置が、前記データ送信装置から送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出し、これらノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて前記取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択し、
    前記データ送信装置が、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信し、
    前記データ受信装置が、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを受信することを特徴とする外部取得情報の電力線通信システム。
  2. 請求項1に記載の外部取得情報の電力線通信システムにおいて、
    前記外部情報取得装置及び前記データ送信装置が複数箇所に設けられ、
    前記データ受信装置が、前記外部情報取得装置及び前記データ送信装置毎に前記取得データを多重化伝送可能にそれぞれの前記チャネルの配置を選択し、
    前記データ送信装置が、対応する前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信し、
    前記データ受信装置が、複数の前記データ送信装置から送信される前記取得データを多重受信することを特徴とする外部取得情報の電力線通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の外部取得情報の電力線通信システムにおいて、
    前記外部情報取得装置が、前記リアルタイム情報として撮影した映像を前記取得データとするカメラを少なくとも含み、
    前記出力装置が、前記取得データを再生表示するモニタ装置を含むことを特徴とする外部取得情報の電力線通信システム。
  4. 請求項1又は2に記載の外部取得情報の電力線通信システムにおいて、
    前記外部情報取得装置が、前記リアルタイム情報として取得した音声を前記取得データとするマイクを少なくとも含み、
    前記出力装置が、前記取得データを再生するスピーカ装置を含むことを特徴とする外部取得情報の電力線通信システム。
  5. 外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ受信装置に送信する外部取得情報のデータ送信装置であって、
    前記データ受信装置に対してパイロットトーンを送信するパイロットトーン送信部と、
    前記パイロットトーンに応じて前記データ受信装置から返信されるノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて選択された複数のチャネルの配置情報を受信するチャネル情報受信部と、
    前記受信したチャネルの配置情報に基づいて、電力線通信の際に利用するチャネルを設定する送信チャネル設定部と、
    前記設定したチャネルに前記取得データを分散配置する処理を行う送信側データ処理部と、
    前記取得データを電力線を介して前記データ受信装置に送信するデータ送信部と、
    を有することを特徴とする外部取得情報のデータ送信装置。
  6. 外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ送信装置から受信する外部取得情報のデータ受信装置であって、
    前記データ送信装置からパイロットトーンを受信するパイロットトーン受信部と、
    前記受信したパイロットトーンの受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出する検出部と、
    前記検出したノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて電力線通信を行う際に利用する複数のチャネルの配置を選択する使用チャネル選択部と、
    前記選択したチャネルの配置情報を前記データ送信装置に対して送信するチャネル情報送信部と、
    前記データ送信装置から前記取得データを受信するデータ受信部と、
    を有することを特徴とする外部取得情報のデータ受信装置。
  7. 外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ送信装置から送信してデータ受信装置で受信する外部取得情報の電力線通信方法であって、
    前記データ送信装置により、電力線を介して信号を送信する第1のステップと、
    前記データ受信装置により、前記データ送信装置から送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出し、これらノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて前記取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択する第2のステップと、
    前記データ送信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信する第3のステップと、
    前記データ受信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを受信する第4のステップと、
    を有することを特徴とする外部取得情報の電力線通信方法。
  8. 外部情報取得装置で取得したリアルタイム情報を取得データとして電力線を介してデータ送信装置から送信してデータ受信装置で受信する際の外部取得情報の電力線通信プログラムであって、
    前記データ送信装置により、電力線を介して信号を送信する第1のステップと、
    前記データ受信装置により、前記データ送信装置から送信された信号の受信状態に応じて、電力線通信に利用する周波数帯域に存在するノッチ又はノイズを検出し、これらノッチ又はノイズの存在する周波数帯域を避けて前記取得データの送受信を行う複数のチャネルの配置を選択する第2のステップと、
    前記データ送信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを送信する第3のステップと、
    前記データ受信装置により、選択された前記チャネルの配置に基づいて前記取得データを受信する第4のステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする外部取得情報の電力線通信プログラム。
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