JP2007243819A - 画像処理装置 - Google Patents

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均 久保田
Hideo Fujita
偉雄 藤田
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Abstract

【課題】画像メモリへの画像データ記録中に、並行して画像データを表示可能にすることのできる画像処理装置を得る。
【解決手段】撮像手段2は画像データを出力する。セレクタ7は、撮像手段2から出力された画像データをSDRAM22に出力するよう選択を行う。セレクタ8は、SDRAM22から出力された画像データを選択し、この画像データを縮小処理回路9で縮小する。オートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17は、縮小処理回路9で縮小された画像データの後処理を施し、表示用画像データを生成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等において、生成される画像データをリアルタイム表示させる画像処理装置に関するものである。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの分野において、撮像素子からの画像データ処理中に、リアルタイムに画像表示を行う技術が開示されている。例えば、特許文献1に示されるように、撮像素子からの画像データをCPUなどの演算処理手段へ転送する第1のインタフェースと、LCDコントローラなどの画像表示装置へ転送する第2のインタフェースとを備える構成とし、それぞれに対して解像度変換を実施することでリアルタイム表示を可能としている。
特開2000−267642号公報
しかしながら、撮像素子の画素数が増加の一途を辿っている近年の状況では、上述の演算処理手段を専用のハードウェアで構成した場合、画像処理で頻繁に使用する二次元コンボリューション用のラインメモリの大幅な増加を招いてしまう。更に、撮像素子の高画素化に伴い画像処理の質の面でも高いレベルを要求されるため、ラインメモリの必要ライン数も同様に増加する傾向となり、ハードウェア規模の爆発的な増大を招いてしまう。
また、演算処理手段で処理可能な画像サイズに解像度変換を実施した後に画像データをメインメモリに記録するため、ユーザが得る最終的な静止画像の劣化を招いてしまう。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、画像メモリへの画像データ記録中に、並行して画像データを表示可能にすることのできる画像処理装置を得ることを目的とする。
また、画像データの記録中に、容易に任意の画面を選択して表示を可能にすることのできる画像処理装置を得ることを目的とする。
また、画像処理の後処理の一時記録用メモリを削減することを可能にすることのできる画像処理装置を得ることを目的とする。
また、様々な撮像素子や画像処理システムに柔軟に対応し、画像表示の高速化を可能にすることのできる画像処理装置を得ることを目的とする。
また、動画処理中の表示画像を間引き、システムの負荷を抑制することでコマ落ちのない動画像を提供可能にすることのできる画像処理装置を得ることを目的とする。
この発明に係る画像処理装置は、撮像手段から出力される画像データに対して縮小処理を施す縮小処理手段と、縮小処理手段から出力される画像データに基づいて表示用画像データを生成する後処理手段と、縮小処理手段から出力される画像データと、撮像手段から出力される画像データとを選択して画像メモリに出力する第一の選択手段と、画像メモリから出力される画像データと、撮像手段から出力される画像データを選択して縮小処理手段に出力する第二の選択手段とを備えたものである。
この発明の画像処理装置は、第一の選択手段により撮像手段から出力される画像データを画像メモリに出力しながら、第二の選択手段により画像メモリから出力される画像データを縮小処理手段で縮小し、後処理手段で表示用画像データを生成するようにしたので、画像メモリへの画像データ記録中に、並行して画像データを表示可能にすることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による画像処理装置を示す構成図である。
図において、画像処理装置は、レンズ系1、撮像手段2、アナログ処理部3、A/D変換部4、CCDインタフェース(I/F)5、欠陥画素補正部6、セレクタ7,8、縮小処理回路9、フィールド選択回路10、内部タイミング生成部11、画像バス調停回路12、オートホワイトバランス回路(AWB)13、γ(ガンマ)補正部14、画素補間部15、色補正部16、フィルタ処理部17、ラインメモリ18〜21、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)22、表示回路23、動画処理回路24、画像バス25からなる。
レンズ系1は、被写体の光学像を結像させるための光学系である。撮像手段2は、RGB原色ベイヤー配列のCCDや、CMOS等の色フィルタアレイを備え、被写体光を電気信号に変換する手段であり、この撮像手段2は主に静止画記録用として全画素を読み出す全画素モードと、主に動画表示用として、垂直や水平方向の間引きを行うなどしてフレームレートを向上させる高速モードとを備えている。ここでは一例として全画素モードで水平3000画素×垂直2300ラインを4フィールドで読み出し、高速モードでは水平3000画素×垂直460ラインを読み出すものとする。尚、撮像手段2はベイヤー配列に限定する必要はなく、色フィルタに関してもYe、Mg、G、Cyの補色タイプのものを使用してもよい。
アナログ処理部3は、撮像手段2の制御を行い、画像信号に増幅処理などを行う信号処理部である。A/D変換部4は、アナログ処理部3から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部である。CCDインタフェース5は、A/D変換部4のデジタル画像データに対する領域クリップ処理を行う処理部である。欠陥画素補正部6は、画像処理の前処理の一つである欠陥画素補正処理を行う機能部である。また、図示しないデジタルクランプ、オートフォーカス処理などのその他の前処理部が後段に配置され、CCDインタフェース5からこれら後段側の機能部で前処理手段が構成されている。
セレクタ7は、縮小処理回路9の出力(a入力)と、前処理を施した画像データ(b入力)を選択するセレクタであり、第一の選択手段を構成している。セレクタ8は、前処理を施した画像データ(c入力)と、画像バス調停回路12によって読み出され、内部タイミング生成部11を経由したSDRAM22の画像データ(d入力)を選択するセレクタであり、第二の選択手段を構成している。縮小処理回路9は、画像データの水平縮小処理を実施する縮小処理手段であり、縮小率に応じた動作を行う。尚、縮小処理の詳細については後述する。
フィールド選択回路10は、図示しない制御用マイコン等の制御に基づいて、予め設定した任意のフィールド(またはフレーム)を選択して出力する回路であり、画面選択手段を構成している。また、このフィールド選択回路10は、フィールド(またはフレーム)選択処理を実施しない場合は、入力信号をそのまま出力する(バイパス動作を行う)よう構成されている。内部タイミング生成部11は、画像バス調停回路12によって読み出されたSDRAM22の画像データに垂直/水平同期信号などを付加して、後段の回路が処理可能になるようにタイミングを調整する機能部である。画像バス調停回路12は、画像バス25に接続され、SDRAM22のリード/ライト等における画像バス25の制御を行う回路である。
オートホワイトバランス回路13〜ラインメモリ21は、縮小処理回路9から出力される画像データに基づいて表示用画像データを生成するための後処理手段を構成している。オートホワイトバランス回路13は、フィールド選択回路10から出力された画像データに対してホワイトバランスの調整を行うための回路である。ガンマ補正部14は、画像データに対してガンマ補正処理を行う機能部である。画素補間部15は、画素の補間処理を行う機能部である。色補正部16は、画像データに対して色補正処理を行う機能部である。フィルタ処理部17は、画像データに対する所定のフィルタ処理を行う機能部である。また、ラインメモリ18〜21は、ガンマ補正部14〜フィルタ処理部17が、二次元コンボリューション処理などで使用するための一時記録用メモリである。これらのラインメモリ18〜21は、それぞれの処理で必要なライン数を備えているが、水平方向に関しては撮像手段2の水平3000画素に対して、これより少ない768画素分しか備えていないものとする。
SDRAM22は、画像バス25に接続された画像メモリであり、前処理手段から出力された画像データ、または縮小処理回路9で縮小処理された画像データを記録するメモリである。表示回路23は、図示しないLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスとそれを制御、駆動するための表示回路を含む表示手段である。また、動画処理回路24は、MPEG4などの動画処理回路である。この動画処理回路24は、例えば、Motion JPEGのように静止画を連続的に表示させることで動画を生成するJPEG処理回路であってもよい。
次に、実施の形態1の動作について説明する。
図2〜図5は、撮像手段2からの各フィールドの出力形式を示す説明図である。
図2は撮像手段2の第1フィールドの出力形式を示したものであり、GRラインを出力していることを表す。図3は第2フィールドの出力形式を示したものであり、BGラインを出力していることを表す。図4は第3フィールドの出力形式を示したもので、GRラインを出力していることを表す。図5は第4フィールドの出力形式を示したもので、BGラインを出力していることを表す。
次に、静止画記録中の表示動作について説明する。
静止画記録動作は、撮像手段2から全画素、即ち、水平3000×垂直2300ラインを読出し、高品質の静止画像をユーザが得るための動作である。図示しない制御用マイコン等から静止画記録動作である旨が通知されると、撮像手段2は全画素モードとなり、撮像された全画素データを第1フィールドから順に第4フィールドまで読み出しを行う。読み出された画像データは、アナログ処理部3とA/D変換部4によって所定の処理を施され、CCDインタフェース5による領域クリップ処理、欠陥画素補正部6による補正や図示しないデジタルクランプ、オートフォーカス処理などの前処理が施される。
図6は、静止画記録中の画像バス調停回路12によるSDRAM22のライト及びリード動作とSDRAM22の記録状態、縮小処理回路9の動作と生成された表示データの関係を示したものである。このとき撮像手段2の出力形式は各フィールド単独でRGBの3色が揃うことがないため、一旦、SDRAM22に記録した複数フィールドの画像データを読み出して表示を行う必要がある。従って、図示しない制御用マイコン等の制御に基づき、セレクタ7は前処理を施した画像データ(b入力)を選択し、セレクタ8はSDRAM22から読み出した画像データ(d入力)を選択しているものとし、フィールド選択回路10はバイパス動作をしているものとする。
先ず、図2に示す第1フィールドデータ(GRデータ)が、順次SDRAMライト信号によりSDRAM22に記録される。次に図3に示す第2フィールドデータ(BGデータ)が、SDRAMライト信号によりSDRAM22に記録されるが、この時点でRGB3色の画素が揃い、表示用の画像が生成可能となるので、SDRAM22から第1フィールドの1ライン目(GR)、第2フィールドの1ライン目(BG)、第1フィールドの2ライン目(GR)、第2フィールドの2ライン目(BG)の順で読出しが開始される。読み出された画像データは内部タイミング生成部11を経由して、縮小処理回路9において水平3000画素から後処理で使用するラインメモリ18〜21の768画素以下にまで水平方向の縮小処理が施される。
図7は、縮小処理回路9において、GR成分を1/4に縮小する方法を示した説明図である。
図示のように、奇数画素位置となるG成分については、全ての画素について同じ重み付け処理を行い4で除算する。偶数画素位置となるR成分については、水平縮小後の画素重心をG成分と等間隔にするために、最初のR1画素は使用せず、以降5画素を使用して中心3画素に2、両端1画素については1の重み付け処理を行い8で除算する。この処理をBGラインを含めた全てのラインに施し、1ラインの画素数を749画素に縮小する。
これにより、後処理となるオートホワイトバランス回路13、ガンマ補正部14、画素補間部15、色補正部16、フィルタ処理部17は、1画面の水平方向を一度に処理することができ、表示処理用のデータを静止画記録中に生成することが可能となる。
次に、高品質の静止画像をユーザが得るための、SDRAM22の全画素データを処理する静止画生成動作について説明する。
後処理となるガンマ補正部14、画素補間部15、色補正部16およびフィルタ処理部17は、それぞれ水平768画素分のラインメモリ18〜21しか備えておらず、水平3000画素を一度に処理することができない。そこで、図示しない制御用マイコン等の制御により、SDRAM22に記録された画像データを垂直方向に4分割して読み出し、水平750画素×垂直2300ライン単位で処理を行う。
分割して読み出された画像データは、オートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17によって、オートホワイトバランス、ガンマ補正、画素補間、色補正およびフィルタ処理などの後処理を施され、画像バス調停回路12によって再びSDRAM22に記録される。この処理を分割された画像データに対して合計4回実施し画像合成することで、全画素の画像データが全て処理される。これら処理した画像データに対して圧縮処理等を施し、図示しないメモリカードなどの外部記録装置に転送することで、ユーザは最終的な画像データを手に入れることが可能となる。
上記のような構成と制御を行うことで、フィールド分割読出しを行う撮像手段2を使用した場合でも、全画素の静止画記録中に表示画像を高速に生成することができ、ユーザが、記録中の画像を直ちに確認することが可能となる。
また、奇数画素位置と偶数画素位置の水平縮小後の画像中心を等間隔とすることで、画質劣化の少ない高品質の表示画像を提供することができる。
尚、上記実施の形態1では画像表示について述べているが、生成した画像をサムネイル画像としてSDRAM22に記録することも可能である。
また上記実施の形態における縮小処理回路9の動作は1/4とする場合について述べているが、他の縮小率についても同様な処理を行えばよい。例えば縮小率を2/3とした場合は図8のような処理を行うことで、奇数画素位置と偶数画素位置の水平縮小後の画像中心を等間隔にすることが可能となる。
以上のように、実施の形態1の画像処理装置によれば、それぞれが色成分を持つ複数の画素データからなる画像データを出力する撮像手段と、撮像手段から出力される画像データに対して縮小処理を施す縮小処理手段と、撮像手段から出力される画像データまたは縮小処理手段から出力される画像データを記録する画像メモリと、縮小処理手段から出力される画像データに基づいて表示用画像データを生成する後処理手段と、縮小処理手段から出力される画像データと、撮像手段から出力される画像データとを選択して画像メモリに出力する第一の選択手段と、画像メモリから出力される画像データと、撮像手段から出力される画像データを選択して縮小処理手段に出力する第二の選択手段とを備えたので、画像メモリへの画像データ記録中に、並行して画像データを表示可能にすることができる。
また、実施の形態1の画像処理装置によれば、縮小処理手段から出力される画像データから任意の画面を選択して出力する画面選択手段を備え、後処理手段は、画面選択手段の出力する画像データを入力するようにしたので、画像データの記録中に、容易に任意の画面を選択して表示を可能にすることができる。
また、実施の形態1の画像処理装置によれば、後処理手段は、撮像手段の水平方向の画素数より少ない一時記録用メモリを備えたので、画像処理の後処理の一時記録用メモリを削減することができる。
また、実施の形態1の画像処理装置によれば、第一の選択手段で撮像手段から出力される画像データを画像メモリに出力するよう選択すると共に、第二の選択手段で画像メモリから出力される画像データを選択し、撮像手段から出力される画像データを画像メモリへ記録中に、並行して画像メモリからの出力画像データに対して縮小処理手段で縮小処理を行い、後処理手段において後処理を施して表示用画像データを生成するようにしたので、更に、様々な撮像素子や画像処理システムに柔軟に対応し、画像表示の高速化を可能にすることができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、撮像手段2からの画像データの出力形式として、1フィールドで表示用画像データとして必要な色成分が揃うよう、1フィールドにおいて、色成分が異なる画素データのラインを同時に出力するようにしたものである。ここで、図面上の構成は実施の形態1と同様であるため、図1を援用して説明する。
図9〜図12は、撮像手段2からの第1〜第4フィールドの出力形式を示した説明図である。
図9は撮像手段2の第1フィールドの出力形式を示したものであり、RGラインとGBラインを交互に出力していることを表す。図10は第2フィールドの出力形式を示したものであり、GBラインを出力していることを表す。図11は第3フィールドの出力形式を示したもので、RGラインを出力していることを表す。図12は第4フィールドの出力形式を示したもので、GBラインとRGラインを交互に出力していることを表す。
以下、静止画記録中の表示動作について説明する。
静止画記録動作は、撮像手段2から全画素、即ち水平3000×垂直2300ラインを読出し、高品質の静止画像をユーザが得るための動作である。図示しない制御用マイコン等から静止画記録動作である旨が通知されると撮像手段2は全画素モードとなり、撮像された全画素データを第1フィールドから順に第4フィールドまで読出しを行う。読み出された画像データはアナログ処理部3とA/D変換部4によって所定の処理を施され、CCDインタフェース5による領域クリップ処理、欠陥画素補正部6による補正や図示しないデジタルクランプ、オートフォーカス処理などの前処理が施される。
図13は、静止画記録中の画像バス調停回路12によるSDRAM22のライト及びリード動作とSDRAM22の記録状態、縮小処理回路9の動作と生成された表示データの関係を示したものである。
このとき第一の選択手段であるセレクタ7は前処理を施した画像データ(b入力)を選択し、第二の選択手段であるセレクタ8は前処理を施した画像データ(c入力)を選択しているものとし、フィールド選択回路10は1フィールド目を選択して出力する動作をしているものとする。
まず図9の第1フィールドデータ(RG/GBデータ)が順次SDRAMライト信号によりSDRAM22に記録される。ところでこの第1フィールドデータはRGB3色の画素が揃っているので、このフィールドのデータのみで表示用の画像データの作成が可能である。従ってこの第1フィールドのデータを、セレクタ8のc入力を経由させて縮小処理回路9において水平縮小処理を施す。このとき縮小処理回路9は実施の形態1と同様な動作を行い、水平3000画素から後処理で使用するラインメモリ18〜21の768画素以下にまで水平方向の縮小処理が施される。
縮小された第1フィールドの画像データはフィールド選択回路10で選択出力され、後処理となるオートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17において、1画面の水平方向が一度に処理される。これにより表示処理用のデータを静止画記録中に生成することが可能となる。第2フィールド以降についてはSDRAM22への記録のみが行われ、縮小処理回路9およびフィールド選択回路10は停止状態となる。
上記のような構成と制御を行うことで、フィールド分割読出しを行う撮像手段を使用した場合でも、全画素の静止画記録中に表示画像を高速に生成することができ、ユーザが、記録中の画像を直ちに確認することが可能となる。
また、奇数画素位置と偶数画素位置の水平縮小後の画像中心を等間隔とすることで、画質劣化の少ない高品質の表示画像を提供することができる。
尚、上記実施の形態2では画像表示について述べているが、生成した画像をサムネイル画像としてSDRAM22に記録することも可能である。
以上のように、実施の形態2の画像処理装置によれば、第一の選択手段で撮像手段から出力される画像データを画像メモリに出力するよう選択すると共に、第二の選択手段で撮像手段から出力される画像データを選択し、撮像手段から出力される画像データを画像メモリへ記録中に、並行して撮像手段から出力される画像データに対して縮小処理手段で縮小処理を行い、画面選択手段と後処理手段で処理を施して表示用画像データを生成するようにしたので、画像メモリへの画像データ記録中に、並行して画像データを直ちに表示可能にすることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、動画記録中の表示動作に関するものであり、図面上の構成は実施の形態1と同様であるため、図1を援用して説明する。
動画処理は、ユーザが被写体の画角合わせを行い被写体画像を滑らかに連続表示させている際に、MPEGやモーションJPEG処理を施して画像を記録するものである。しかし画像処理システムによっては、画像バス25に高い負荷をかけることになり、動画の実時間処理が困難な場合がある。このような場合は画像バス25の負荷を減らすために、表示処理のフレームレートを落とすフレーム間引きを行い、後処理前の動画像データの記録を優先させる必要がある。
撮像手段2はフレームレートを向上させるために、垂直方向の加算と間引きを行って水平3000画素×垂直460ラインを読み出す。図示しない制御用マイコン等から動画処理動作である旨が通知されると撮像手段2は高速モードとなり、画像データの読出しを開始する。読み出された画像データはアナログ処理部3とA/D変換部4によって所定の処理を施され、CCDインタフェース5による領域クリップ処理、欠陥画素補正部6による補正や図示しないデジタルクランプ、オートフォーカス処理などの前処理が施される。
図14は、動画像データ記録中の画像バス調停回路12によるSDRAM22のライトおよびリード動作とSDRAM22の記録状態、縮小処理回路9の動作と生成された表示データの関係を示したものである。
このとき第一の選択手段であるセレクタ7は縮小処理を施した画像データ(a入力)を選択し、第二の選択手段であるセレクタ8は前処理を施した画像データ(c入力)を選択しているものとし、フィールド選択回路10は3フレームおきに画像データを選択して出力する動作をしているものとする。
先ず、1フレームから順次、前処理を施され、縮小処理回路9で水平縮小された画像データがSDRAMライト信号によりSDRAM22に記録される。縮小処理回路9の動作は、実施の形態1と同様であるためここでの説明は省略する。このときフィールド選択回路10は1フレーム、4フレーム、7フレームのように3フレームに1回の割合で縮小処理回路9からの縮小画像データを後処理へ選択出力する。選択出力された画像データは、オートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17によって、1画面の水平方向が一度に処理され、3フレームに1回の割合で表示回路23によって表示される。
上記の一連の動画像の記録及びフレーム間引き表示が終了した後、SDRAM22に記録された画像データに対し、1フレーム毎にオートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17により、オートホワイトバランス、ガンマ補正、画素補間、色補正およびフィルタ処理の後処理を施すことで、最終的な動画像データをユーザは得ることができる。
上記のように動画像データのフレーム間引き表示を行うことで画像バス25の負荷を低減し、コマ落ちのない動画像データをユーザは最終的に得ることが可能となる。
また、奇数画素位置と偶数画素位置の水平縮小後の画像中心を等間隔とすることで、画質劣化の少ない高品質の表示画像を提供することができる。
また、水平縮小処理後の画像データを外部メモリに記録するので、記録に要するメモリ領域を削減することが可能となる。
以上のように、実施の形態3の画像処理装置によれば、第一の選択手段で縮小処理手段から出力される画像データを画像メモリに出力するよう選択すると共に、第二の選択手段で撮像手段から出力される画像データを選択し、撮像手段から出力される画像データを縮小処理手段で縮小した後に画像メモリに記録し、並行して縮小処理を施した画像データに対して、画面選択手段と後処理手段で処理を施して表示用画像データを生成するようにしたので、動画処理中の表示画像を間引き、システムの負荷を抑制することでコマ落ちのない動画像を提供することができる。
実施の形態4.
図15は、この発明の実施の形態4による画像処理装置を示す構成図である。
実施の形態4の画像処理装置は、レンズ系1、撮像手段2、アナログ処理部3、A/D変換部4、CCDインタフェース(I/F)5、欠陥画素補正部6、第一の縮小処理回路9a、第二の縮小処理回路9b、フィールド選択回路10、内部タイミング生成部11、画像バス調停回路12、オートホワイトバランス回路(AWB)13、γ(ガンマ)補正部14、画素補間部15、色補正部16、フィルタ処理部17、ラインメモリ18〜21、SDRAM22、表示回路23、動画処理回路24、画像バス25、第1のスイッチ26、第2のスイッチ27からなる。
ここで、実施の形態1と異なる構成は、第一の縮小処理回路9a、第二の縮小処理回路9b、第1のスイッチ26および第2のスイッチ27であり、その他の構成については対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
第一の縮小処理回路9aは、前処理を施した画像データに水平縮小処理を施すか、またはバイパス処理を行う第一の縮小処理手段である。第二の縮小処理回路9bは、画像バス調停回路12によって読み出され、内部タイミング生成部11を経由したSDRAM22の画像データに水平縮小処理を施すか、またはバイパス処理を行う第二の縮小処理手段である。尚、これら第一の縮小処理回路9aおよび第二の縮小処理回路9bにおける縮小処理に関する構成は実施の形態1における縮小処理回路9と同様である。
第1のスイッチ26は、フィールド選択回路10の画像データを内部タイミング生成部11に出力するためのスイッチであり、第2のスイッチ27は、画像バス調停回路12を経由してSDRAM22から読み出した画像データを内部タイミング生成部11に出力するためのスイッチである。
以下、静止画記録中の表示動作について説明する。
尚、実施の形態4において、撮像手段2からの出力形式については実施の形態1における図2〜図5と同様であるため、これら図2〜図5を用いて説明する。
静止画記録動作は、撮像手段2から全画素、即ち水平3000×垂直2300ラインを読出し、高品質の静止画像をユーザが得るための動作である。図示しない制御用マイコン等から静止画記録動作である旨が通知されると撮像手段2は全画素モードとなり、撮像された全画素データを第1フィールドから順に第4フィールドまで読出しを行う。これらの読出し動作は図2〜図5に示した動作と同様である。読み出された画像データはアナログ処理部3とA/D変換部4によって所定の処理を施され、CCDインタフェース5による領域クリップ処理、欠陥画素補正部6による補正や図示しないデジタルクランプ、オートフォーカス処理などの前処理が施される。
図16は、静止画記録中の画像バス調停回路12によるSDRAM22のライト及びリード動作とSDRAM22の記録状態、第一の縮小処理回路9aと第二の縮小処理回路9bの動作と生成された表示データの関係を示したものである。このとき第1のスイッチ26は、フィールド選択回路10の画像データを内部タイミング生成部11に出力しないOFFの状態であり、第2のスイッチ27は画像バス調停回路12を経由してSDRAM22から読み出した画像データを内部タイミング生成部11に出力するONの状態である。また、第一の縮小処理回路9aは縮小処理を行わず、入力データをそのまま出力するバイパス動作状態である。
先ず、図2の第1フィールドデータ(GRデータ)が順次SDRAMライト信号によりSDRAM22に記録される。次に、図3の第2フィールドデータ(BGデータ)がSDRAMライト信号によりSDRAM22に記録されるが、この時点でRGB3色の画素が揃い表示用の画像が生成可能となるので、SDRAM22から第1フィールドの1ライン目(GR)、第2フィールドの1ライン目(BG)、第1フィールドの2ライン目(GR)、第2フィールドの2ライン目(BG)の順で読出しが開始される。読み出された画像データは内部タイミング生成部11を経由して、第二の縮小処理回路9bにおいて水平3000画素から後処理で使用するラインメモリ18〜21の768画素以下にまで水平方向の縮小処理が施される。尚、第二の縮小処理回路9bにおける縮小処理の詳細は実施の形態1と同様であるため割愛する。
これにより、後処理を施すオートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17は、1画面の水平方向を一度に処理することができ、表示処理用のデータを静止画記録中に生成することが可能となる。
次に、高品質の静止画像をユーザが得るための、SDRAM22の全画素データを処理する静止画生成動作について説明する。
実施の形態1において説明したように、後処理を施すオートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17は、それぞれ水平768画素分のラインメモリ18〜21しか備えておらず、水平3000画素を一度に処理することができない。そこでSDRAM22に記録された画像データを垂直方向に4分割して読み出し、水平750画素×垂直2300ライン単位で処理を行う。
分割して読み出された画像データは、オートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17によって後処理が施され、画像バス調停回路12によって再びSDRAM22に記録される。この処理を分割された画像データに対して合計4回実施することで、全画素の画像データが全て処理される。これら処理した画像データに対して圧縮処理等を施し、図示しないメモリカードなどの外部記録装置に転送することで、ユーザは最終的な画像データを手に入れることが可能となる。
上記のような構成と制御を行うことで、フィールド分割読出しを行う撮像手段を使用した場合でも、全画素の静止画記録中に表示画像を高速に生成することができ、ユーザが、記録中の画像を直ちに確認することが可能となる。
また、奇数画素位置と偶数画素位置の水平縮小後の画像中心を等間隔とすることで、画質劣化の少ない高品質の表示画像を提供することができる。
以上のように、実施の形態4の画像処理装置によれば、それぞれが色成分を持つ複数の画素データからなる画像データを出力する撮像手段と、撮像手段から出力される画像データを入力し、画像データに対して縮小処理を施すか、またはバイパス処理を行う第一の縮小処理手段と、第一の縮小処理手段から出力される画像データを記録する画像メモリと、第一の縮小処理手段から出力される画像データまたは画像メモリから出力される画像データに対して縮小処理を施すか、またはバイパス処理を行う第二の縮小処理手段と、第二の縮小処理手段からの画像データに基づいて表示用画像データを生成する後処理手段とを備えたので、画像メモリへの画像データ記録中に、並行して画像データを表示可能にすることができる。
また、実施の形態4の画像処理装置によれば、第一の縮小処理手段がバイパス処理を選択し、撮像手段から出力される画像データを画像メモリへ記録中に、並行して画像メモリからの出力画像データに対して第二の縮小処理手段で縮小処理を施すようにしたので、更に、様々な撮像素子や画像処理システムに柔軟に対応し、画像表示の高速化を可能にすることができる。
実施の形態5.
実施の形態5は、第一の縮小処理回路9aおよび第二の縮小処理回路9bを備えた構成において、実施の形態2と同様に、撮像手段2から交互にラインを読出すようにしたものであり、図面上の構成は実施の形態4と同様であるため、図15を援用して説明する。また、撮像手段2からの第1〜第4フィールドの出力形式については実施の形態2における図9〜図12と同様であるため、これら図9〜図12も援用して説明する。
以下、静止画記録中の表示動作について説明する。
静止画記録動作は、撮像手段2から全画素、即ち水平3000×垂直2300ラインを読出し、高品質の静止画像をユーザが得るための動作である。図示しない制御用マイコン等から静止画記録動作である旨が通知されると撮像手段2は全画素モードとなり、撮像された全画素データを第1フィールドから順に第4フィールドまで読出しを行う。読み出された画像データはアナログ処理部3とA/D変換部4によって所定の処理を施され、CCDインタフェース5による領域クリップ処理、欠陥画素補正部6による補正や図示しないデジタルクランプ、オートフォーカス処理などの前処理が施される。
図17は、静止画記録中の画像バス調停回路12によるSDRAM22のライト及びリード動作とSDRAM22の記録状態、第一の縮小処理回路9aと第二の縮小処理回路9bの動作と生成された表示データの関係を示したものである。このとき第1のスイッチ26は、フィールド選択回路10の画像データを内部タイミング生成部11に出力するONの状態であり、第2のスイッチ27は画像バス調停回路12を経由してSDRAM22から読み出した画像データを内部タイミング生成部11に出力しないOFFの状態である。また、第一の縮小処理回路9aは縮小処理を行わず、入力データをそのまま出力するバイパス動作状態である。
先ず、図9の第1フィールドデータ(RG/GBデータ)が順次SDRAMライト信号によりSDRAM22に記録される。ところで、この第1フィールドデータはRGB3色の画素が揃っているので、このフィールドのデータのみで表示用の画像データの作成が可能である。従って、この第1フィールドのデータをフィールド選択回路10で選択出力し、第1のスイッチ26を経由させて第二の縮小処理回路9bにおいて水平縮小処理を施す。このとき、第二の縮小処理回路9bは実施の形態1の縮小処理回路9と同様な動作を行い、水平3000画素から後処理で使用するラインメモリ18〜21の768画素以下にまで水平方向の縮小処理が施される。縮小された第1フィールドの画像データは、後処理を施すオートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17において、1画面の水平方向が一度に処理される。これにより表示処理用のデータを静止画記録中に生成することが可能となる。第2フィールド以降についてはSDRAM22への記録のみが行われ、第二の縮小処理回路9bおよびフィールド選択回路10は停止状態となる。
上記のような構成と制御を行うことで、フィールド分割読出しを行う撮像手段を使用した場合でも、全画素の静止画記録中に表示画像を高速に生成することができ、ユーザが、記録中の画像を直ちに確認することが可能となる。
また、奇数画素位置と偶数画素位置の水平縮小後の画像中心を等間隔とすることで、画質劣化の少ない高品質の表示画像を提供することができる。
尚、上記実施の形態5では画像表示について述べているが、生成した画像をサムネイル画像としてSDRAM22に記録することも可能である。
以上のように、実施の形態5の画像処理装置によれば、第一の縮小処理手段がバイパス処理を選択し、撮像手段から出力される画像データを画像メモリへ記録中に、並行して撮像手段から出力される画像データに対して第二の縮小処理手段で縮小処理を施すようにしたので、画像メモリへの画像データ記録中に、並行して画像データを直ちに表示可能にすることができる。
実施の形態6.
実施の形態6は、第一の縮小処理回路9aおよび第二の縮小処理回路9bを備えた構成において、実施の形態3と同様に、動画記録中の表示動作に関するものであり、図面上の構成は実施の形態4と同様であるため、図15を援用して説明する。
以下、実施の形態6の動画処理について説明する。
動画処理は、ユーザが被写体の画角合わせを行い被写体画像を滑らかに連続表示させている際に、MPEGやモーションJPEG処理を行い、処理画像を記録するものである。しかし画像処理システムによっては、画像バス25に高い負荷をかけることになり、動画の実時間処理が困難な場合がある。このような場合は画像バス25の負荷を減らすために、表示処理のフレームレートを落とすフレーム間引きを行い、後処理前の動画像データの記録を優先させる必要がある。
撮像手段2はフレームレートを向上させるために、垂直方向の加算と間引きを行って水平3000画素×垂直460ラインを読み出す。図示しない制御用マイコン等から動画処理動作である旨が通知されると撮像手段2は高速モードとなり、画像データの読出しを開始する。読み出された画像データはアナログ処理部3とA/D変換部4によって所定の処理を施され、CCDインタフェース5による領域クリップ処理、欠陥画素補正部6による補正や図示しないデジタルクランプ、オートフォーカス処理などの前処理が施される。
図18は、動画像データ記録中の画像バス調停回路12によるSDRAM22のライト及びリード動作とSDRAM22の記録状態、第一の縮小処理回路9aと第二の縮小処理回路9bの動作と生成された表示データの関係を示したものである。このとき、第1のスイッチ26は、フィールド選択回路10の画像データを内部タイミング生成部11に出力するONの状態であり、第2のスイッチ27は画像バス調停回路12を経由してSDRAM22から読み出した画像データを内部タイミング生成部11に出力しないOFFの状態である。また、第二の縮小処理回路9bは縮小処理を行わず、入力データをそのまま出力するバイパス動作状態である。
先ず、1フレームから順次、前処理を施され第一の縮小処理回路9aで水平縮小された画像データがSDRAMライト信号によりSDRAM22に記録される。第一の縮小処理回路9aの動作は、実施の形態1における縮小処理回路9と同様であるためここでの説明は省略する。このとき、フィールド選択回路10は、1フレーム、4フレーム、7フレームのように、3フレームに1回の割合で第一の縮小処理回路9aからの縮小画像データを後段側へ選択出力する。選択出力された画像データは、オートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17において、1画面の水平方向が一度に処理され、3フレームに1回の割合で表示回路23によって表示される。
上記の一連の動画像の記録及びフレーム間引き表示が終了した後、SDRAM22に記録された画像データに対し、1フレーム毎に、オートホワイトバランス回路13〜フィルタ処理部17によって後処理を施すことで、最終的な動画像データをユーザは得ることができる。
上記のように動画像データのフレーム間引き表示を行うことで画像バスの負荷を低減し、コマ落ちのない動画像データをユーザは最終的に得ることが可能となる。
また、奇数画素位置と偶数画素位置の水平縮小後の画像中心を等間隔とすることで、画質劣化の少ない高品質の表示画像を提供することができる。
以上のように、実施の形態6の画像処理装置によれば、第一の縮小処理手段は、撮像手段から出力される画像データに対して縮小処理を行い、縮小処理を行った画像データを画像メモリへ記録すると共に、第二の縮小処理手段はバイパス処理を選択するようにしたので、動画処理中の表示画像を間引き、システムの負荷を抑制することでコマ落ちのない動画像を提供することができる。
この発明の実施の形態1による画像処理装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1における第1フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における第2フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における第3フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における第4フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における各部の処理タイミングを示す説明図である。 この発明の実施の形態1における縮小処理回路の縮小動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における縮小処理回路の縮小動作の他の例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における第1フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における第2フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における第3フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における第4フィールドの出力形式を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における各部の処理タイミングを示す説明図である。 この発明の実施の形態3における各部の処理タイミングを示す説明図である。 この発明の実施の形態4による画像処理装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4における各部の処理タイミングを示す説明図である。 この発明の実施の形態5における各部の処理タイミングを示す説明図である。 この発明の実施の形態6における各部の処理タイミングを示す説明図である。
符号の説明
2 撮像手段、7 セレクタ(第一の選択手段)、8 セレクタ(第二の選択手段)、9 縮小処理回路(縮小処理手段)、9a 第一の縮小処理回路(第一の縮小処理手段)、9b 第二の縮小処理回路(第二の縮小処理手段)、10 フィールド選択回路(画面選択手段)、13 オートホワイトバランス回路、14 ガンマ補正部、15 画素補間部、16 色補正部、17 フィルタ処理部、18〜21 ラインメモリ(一時記録用メモリ)、22 SDRAM(画像メモリ)、23 表示回路。

Claims (10)

  1. それぞれが色成分を持つ複数の画素データからなる画像データを出力する撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像データに対して縮小処理を施す縮小処理手段と、
    前記撮像手段から出力される画像データまたは前記縮小処理手段から出力される画像データを記録する画像メモリと、
    前記縮小処理手段から出力される画像データに基づいて表示用画像データを生成する後処理手段と、
    前記縮小処理手段から出力される画像データと、前記撮像手段から出力される画像データとを選択して前記画像メモリに出力する第一の選択手段と、
    前記画像メモリから出力される画像データと、前記撮像手段から出力される画像データを選択して前記縮小処理手段に出力する第二の選択手段とを備えた画像処理装置。
  2. 縮小処理手段から出力される画像データから任意の画面を選択して出力する画面選択手段を備え、後処理手段は、当該画面選択手段の出力する画像データを入力するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 後処理手段は、撮像手段の水平方向の画素数より少ない一時記録用メモリを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 第一の選択手段で撮像手段から出力される画像データを画像メモリに出力するよう選択すると共に、第二の選択手段で前記画像メモリから出力される画像データを選択し、
    前記撮像手段から出力される画像データを前記画像メモリへ記録中に、並行して前記画像メモリからの出力画像データに対して縮小処理手段で縮小処理を行い、後処理手段において後処理を施して表示用画像データを生成することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 第一の選択手段で撮像手段から出力される画像データを画像メモリに出力するよう選択すると共に、第二の選択手段で前記撮像手段から出力される画像データを選択し、
    前記撮像手段から出力される画像データを前記画像メモリへ記録中に、並行して当該撮像手段から出力される画像データに対して縮小処理手段で縮小処理を行い、画面選択手段と後処理手段で処理を施して表示用画像データを生成することを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1項記載の画像処理装置。
  6. 第一の選択手段で縮小処理手段から出力される画像データを画像メモリに出力するよう選択すると共に、第二の選択手段で撮像手段から出力される画像データを選択し、
    前記撮像手段から出力される画像データを前記縮小処理手段で縮小した後に前記画像メモリに記録し、並行して縮小処理を施した画像データに対して、画面選択手段と後処理手段で処理を施して表示用画像データを生成することを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. それぞれが色成分を持つ複数の画素データからなる画像データを出力する撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像データを入力し、当該画像データに対して縮小処理を施すか、またはバイパス処理を行う第一の縮小処理手段と、
    前記第一の縮小処理手段から出力される画像データを記録する画像メモリと、
    前記第一の縮小処理手段から出力される画像データまたは前記画像メモリから出力される画像データに対して縮小処理を施すか、またはバイパス処理を行う第二の縮小処理手段と、
    前記第二の縮小処理手段からの画像データに基づいて表示用画像データを生成する後処理手段とを備えた画像処理装置。
  8. 第一の縮小処理手段がバイパス処理を選択し、撮像手段から出力される画像データを画像メモリへ記録中に、並行して前記画像メモリからの出力画像データに対して前記第二の縮小処理手段で縮小処理を施すことを特徴とする請求項7項記載の画像処理装置。
  9. 第一の縮小処理手段がバイパス処理を選択し、撮像手段から出力される画像データを画像メモリへ記録中に、並行して前記撮像手段から出力される画像データに対して前記第二の縮小処理手段で縮小処理を施すことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  10. 第一の縮小処理手段は、撮像手段から出力される画像データに対して縮小処理を行い、当該縮小処理を行った画像データを画像メモリへ記録すると共に、第二の縮小処理手段はバイパス処理を選択することを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
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JP2015109592A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 三菱電機株式会社 画像合成装置及び画像合成プログラム

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