JP2007243804A - 音声再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】TV受信機等に搭載される音声再生装置において、その設置環境に応じてユーザに聞こえる音声の違いの調整が面倒である。
【解決手段】入力端子INからの原音声信号を調整して再生用音声信号を生成するイコライザ2を備え、通常の音声再生動作では、スピーカ12は再生用音声信号に基づいて音声を生成し送出する。設置環境に応じた周波数特性のキャリブレーションを行うために、所定の基準音声信号を生成する基準信号発生回路4を備え、スイッチ回路6を切り替えて、再生用音声信号に代えて基準音声信号をスピーカ12に入力する。スピーカ12は基準音声信号に応じた音声を送出すると共に、その反射波を受信し帰還音声信号を生成する。スイッチ回路10を切り替えることにより、帰還音声信号は制御回路14へ入力され、制御回路14は帰還音声信号に基づいて、イコライザ2の調整を自動的に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声再生装置に関し、特にテレビジョン(TV)受信機等のオーディオ・ビジュアル(AV)機器における再生音声の好適な状態の実現に関する。
一般的なTV受信機は、スピーカを搭載するためのスペースやバッフルサイズ等の制限、また設置環境などにより、良好な音響状態が得られない場合がある。そのような場合における対応として例えば、イコライザなどを利用して音響状態を調整することが考えられる。また、雑音が多い環境では、イコライザ等より音声信号を加工するという対応の他、ボリュームを上げるといった対応が取られる。
イコライザやボリュームの調整内容は、TV受信機等の音声再生装置が設置された環境や雑音等の状況に応じて異なる。従来は、ユーザが、音声再生装置から再生され聞こえる音声に基づいて当該調整を行うため、ユーザにとって当該調整作業が煩雑であるという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、音声再生装置自体で当該調整を行い、ユーザの負担を軽減することを目的とする。
本発明に係る音声再生装置は、原音声信号を調整して再生用音声信号を生成する音声調整回路と、前記再生用音声信号に基づいて音声を生成し目的空間へ送出するスピーカと、前記スピーカが送出した前記音声を受信し、帰還音声信号を生成する音声入力手段と、所定の基準音声信号を生成する基準信号発生回路と、前記再生用音声信号に代えて前記基準音声信号を前記スピーカへ入力したときの前記帰還音声信号に基づいて、前記音声調整回路での前記原音声信号に対する周波数特性の調整条件を定める制御回路と、を有し、前記制御回路が、前記再生用音声信号に対する前記帰還音声信号の周波数特性が目的周波数特性となることに基づいて前記調整条件を定めるものである。
上記本発明に係る音声再生装置において、前記基準信号発生回路が、互いに異なる周波数の音声に対応する複数の前記基準音声信号を順次、生成するように構成することができる。
また上記本発明に係る音声再生装置において、前記音声入力手段は、前記スピーカで構成することができる。
他の本発明に係る音声再生装置においては、前記音声調整回路が、さらに、実際の帰還音声信号と前記目的周波数特性から予想される予想帰還音声信号との差を相殺する調整を行う。この本発明に係る音声再生装置においては、前記目的周波数特性を、前記原音声信号の周波数特性とし、前記予想帰還音声信号を、前記原音声信号とした構成とすることができる。
本発明によれば、音声再生装置が、スピーカから目的空間へ送出した基準音声信号に応じた音声を受信して、その周波数特性が目的とするものになるように調整するので、ユーザによる調整作業を省くことが可能となる。また、受信により得られる実際の帰還音声信号が目的周波数特性から予想される予想帰還信号に近づくように再生用音声信号を調整することで、ユーザに聞こえる雑音等を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態であるTV受信機に搭載される音声再生装置の概略の回路構成を示すブロック図である。本装置は、イコライザ2、基準信号発生回路4、スイッチ回路6、アンプ8、スイッチ回路10、スピーカ12、及び制御回路14を含んで構成される。本装置は、TV受信信号から取り出された音声信号を原音声信号として入力端子INに入力され、視聴者がいる目的空間へ向けてスピーカ12から音声を再生出力する。
イコライザ2は、入力端子INからの音声信号を入力され、その周波数特性を制御回路14からの指示に従って調整し、再生用音声信号を生成する音声調整回路である。
基準信号発生回路4は、所定の基準音声信号を生成して出力する。上述のイコライザ2が出力する再生用音声信号は、原音声信号と同様にTV番組等のコンテンツに応じて変化するのに対し、基準信号発生回路4が出力する基準音声信号は、基本的にはコンテンツに依存せず、本装置にて予め決められた音声信号である。例えば、基準信号発生回路4は、基準音声信号として、互いに異なる周波数の音声に対応する複数の音声信号を順次、生成するように構成される。異なる周波数の各基準音声信号の信号強度は、互いに同じとすることもできるし、例えば、原音声信号の平均的な周波数特性を想定し、その周波数特性に応じて設定することもできる。
スイッチ回路6はイコライザ2からの再生用音声信号と基準信号発生回路4からの基準音声信号とのいずれかを後段回路へ出力する。
アンプ8はスイッチ回路6からの出力信号をユーザによるボリューム設定等に応じた増幅率で増幅する。
スイッチ回路10は、アンプ8とスピーカ12とを接続するか、スピーカ12と制御回路14とを接続するかを切り替えることができる。スイッチ回路10は、通常の音声再生動作では、アンプ8とスピーカ12とを接続するように切り替えられ、アンプ8からの再生用音声信号をスピーカ12へ伝達する。
スピーカ12は、スイッチ回路10を経由してアンプ8からの音声信号を入力され、電気的な音声信号を電磁コイル等によって機械的な振動に変換し、音声を発生して目的空間へ送出する。ここで、スピーカ12は、上述した本来の電気信号から音への変換とは逆の動作をすることも可能である。すなわち、音を受信すると、それにより生じる機械的な振動を電気信号に変換するというマイクロホンと同様の機能を果たし得る。本装置では、このスピーカ12にて生じる電気信号を必要に応じてスイッチ回路10を切り替えて制御回路14へ伝達する。
制御回路14は、本装置の各部の制御を行う。特に、制御回路14はスイッチ回路6,10の切り替え制御を行う他、既に述べたようにイコライザ2の周波数特性の調整条件を定め、指示信号をイコライザ2へ出力する。
次に本装置の動作について説明する。本装置は動作モードとして、ユーザに対してTV番組等の音声を送出する通常の音声再生モードと、ユーザに聞こえる再生音声を好適な状態に調整することを目的としたキャリブレーションモードとを備えている。
キャリブレーションモードは例えば、ユーザのスイッチ操作等の指示により開始、実行される。ユーザは、例えば、本装置を搭載したTV受信機を新たな設置場所へ移動させた場合や、TV受信機の周囲の物の配置やその他の音響環境に変更が生じた場合などに適宜、キャリブレーションモードを実行する。
キャリブレーションモードでは、スイッチ回路6は基準信号発生回路4の出力をアンプ8へ入力するように設定され、またスイッチ回路10は時分割で切り替えられ、アンプ8の出力をスピーカ12へ入力する状態とスピーカ12からの電気信号を制御回路14へ入力する状態とを交互に実現する。
基準信号発生回路4は、制御回路14からのトリガ信号を受けて周波数f、持続時間τのパルス状の基準音声信号を生成し出力する。周波数fは制御回路14の指示に応じて変更される。パルス幅τは、TV受信機とユーザとの距離を考慮して設定される。この距離はTV受信機の画面サイズ等に応じて変わりうるが、大抵の場合、1メートル前後から数メートルまでの範囲である。スピーカ12の位置にて、当該範囲の空間からの再生音声の反射波が、送出される再生音声と重複せず弁別可能とするために、τは数ミリ秒以下とするのが好適である。制御回路14はこのパルス幅τの終了に連動してスイッチ回路10を切り替え、スピーカ12を制御回路14に接続させる。また、パルス幅τの制御は、基準信号発生回路4での基準音声信号の持続時間によってではなく、スイッチ回路10の切替によって行うように構成することも可能である。その構成ではスイッチ回路10をスピーカ12と制御回路14とを接続するように切り替えるタイミングが、基準音声信号に応じた再生音声パルスの終了タイミングとなる。
スピーカ12は、基準音声信号に応じた再生音声の送出に引き続いて、目的空間からの反射波を受信する。上述のようにスイッチ回路10の切替によって、スピーカ12が反射波に応じて生じる電気信号である帰還音声信号は制御回路14へ入力される。
制御回路14は、例えば、基準音声信号の強度と帰還音声信号の強度との比γに基づいて、目的空間での反射音の大きさを検知して、イコライザ2の周波数fでの設定値を定めることができる。また、複数の周波数fの基準音声信号それぞれに対する比γのセットが与える周波数特性が所望の特性となるように、イコライザ2の周波数特性の調整条件を定めることができる。
ここで、スピーカ12は、周囲にて生じる環境音も、目的空間からの反射波と一緒に受信する。また、スピーカ12から送出される再生音声は、スピーカ12自体の特性を反映し、反射波もそのスピーカ12の特性を反映する。すなわち、帰還音声信号には、環境音やスピーカ12の特性の影響も含まれる。制御回路14は、イコライザ2の調整によって、これらの影響下での再生音声がユーザに提供しようとする所望の周波数特性となるようにすることが可能である。
制御回路14は、上述のように互いに異なる周波数fを有する複数種類の基準音声信号を1回ずつ、基準信号発生回路4に順次、生成させることができる。また、制御回路14は基準信号発生回路4にこの動作を複数サイクル、繰り返させたり、同じ周波数fの基準音声信号を複数回ずつ連続して生成させるように構成することもできる。制御回路14はこのように、同じ周波数fの基準音声信号に対する帰還音声信号を複数回得る場合、それらを平均する等の処理を行ってイコライザ2を設定することができる。このようにすることで、例えば、環境音の時間的な変動の影響を軽減することができる。
制御回路14は、帰還音声信号に基づいてイコライザ2の周波数特性を設定し、キャリブレーションモードを終了する。
音声再生モードでは、スイッチ回路6はイコライザ2の出力をアンプ8へ入力し、またスイッチ回路10はアンプ8の出力をスピーカ12へ入力するように切り替えられる。これにより、入力端子INに入力された原音声信号はイコライザ2にて周波数特性を調整された後、アンプ8にて増幅され、スピーカ12にて音声に変換されて目的空間に送出され、ユーザに再生音声が提供される。イコライザ2は上述のキャリブレーションモードにより周波数特性を調整されており、音声再生モードではユーザに好適な音響での再生音声を提供することが可能となる。
[第2の実施形態]
図2は、本発明の第2の実施形態であるTV受信機に搭載される音声再生装置の概略の回路構成を示すブロック図である。本実施形態において上記第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して説明の簡略化を図る。本装置は、イコライザ2、基準信号発生回路4、アンプ8、スピーカ12、制御回路14、マイクロホン20、混合回路22,24、スイッチ回路26を含んで構成される。本装置は、上記第1の実施形態の装置と同様、TV受信信号から取り出された音声信号を原音声信号として入力端子INに入力され、視聴者がいる目的空間へ向けてスピーカ12から音声を再生出力する。
マイクロホン20は、外部からの音声を電気的な帰還音声信号に変換する。上記第1の実施形態ではスピーカ12がマイクロホンの機能を兼ねたが、本装置では音声出力の機能と音声入力の機能とをそれぞれスピーカ12及びマイクロホン20に分けて実現している。この構成により、本装置では、スピーカ12から再生音声を出力しつつ、同時に、その反射波及びこれに重畳したノイズ等の環境音をマイクロホン20で電気的な帰還音声信号に変換することができる。マイクロホン20にて生成される帰還音声信号は、制御回路14及び混合回路22に入力される。
本装置において、入力端子INに入力される原音声信号を調整して、アンプ8及びスピーカ12を介して目的空間へ再生される再生用音声信号を生成する音声調整回路は、イコライザ2、混合回路22,24で構成される。本装置の音声調整回路は、音響環境にかかわらず目的空間にて原音声信号に応じた音声がユーザに提供されるように、再生用音声信号を生成する。すなわち、本装置の音声調整回路は、原音声信号の周波数特性を目的周波数特性とし、マイクロホン20により得られる帰還音声信号の周波数特性が原音声信号の周波数特性となるように調整条件を定める。
混合回路22は、マイクロホン20からの帰還音声信号Sとイコライザ2にて調整された音声信号Sとを入力され、両者の差信号(S−S)を生成して混合回路24へ出力する。
混合回路24は、入力端子INに入力される原音声信号Sと混合回路22からの差信号(S−S)とを入力され、両者の差信号である(S−S+S)を生成し、これを再生用音声信号Sとしてスイッチ回路26へ出力する。
スイッチ回路26は混合回路24からの再生用音声信号と基準信号発生回路4からの基準音声信号とのいずれかをアンプ8へ出力する。
アンプ8にて増幅された再生用音声信号はスピーカ12へ出力され、再生音声として目的空間へ送出される。
制御回路14は、本装置の各部の制御を行う。特に、制御回路14はスイッチ回路26の切り替え制御を行う他、イコライザ2の周波数特性の調整条件を定め、指示信号をイコライザ2へ出力する。
次に本装置の動作について説明する。本装置は動作モードとして、ユーザに対してTV番組等の音声を送出する通常の音声再生モードと、ユーザに聞こえる再生音声を好適な状態に調整することを目的としたキャリブレーションモードとを備えている。
キャリブレーションモードは上記第1の実施形態と同様、例えば、ユーザのスイッチ操作等の指示により開始、実行される。
キャリブレーションモードでは、スイッチ回路26は基準信号発生回路4の出力をアンプ8へ入力するように設定される。その上で、制御回路14は、基準信号発生回路4を上記第1の実施形態と基本的に同様に制御して、スピーカ12から基準音声信号に応じた再生音声が送出される。ここで、本装置では音声出力手段であるスピーカ12と別個に音声入力手段としてマイクロホン20を備えたことにより、基準音声信号のパルス幅τは、再生音声とその反射波とがスピーカ12の位置にて重複するか否かに関係なく設定することができ、比較的長く設定することも可能である。
マイクロホン20は、基準音声信号に応じた再生音声の送出に同期して、目的空間からの音声を受信する。マイクロホン20が出力する帰還音声信号は制御回路14にて利用される。なお、このとき、混合回路22に入力された帰還音声信号は、スイッチ回路26が混合回路24側を選択していないため、スピーカ12からの再生音声に影響を与えない。
制御回路14は、上記第1の実施形態と同様にして、イコライザ2の周波数特性の調整条件を定めることができる。すなわち、制御回路14は、反射波や環境音の影響下での再生音声が原音声信号に応じた音声となるようにイコライザ2を調整することが可能である。制御回路14はイコライザ2に周波数特性を設定して、キャリブレーションモードを完了する。このキャリブレーションモードの完了時には、帰還音声信号SはSに調整されており、この帰還音声信号Sを与える再生用音声信号S(=S−S+S)はイコライザ2の出力音声信号Sに等しくなる。
音声再生モードでは、スイッチ回路26は混合回路24の出力をアンプ8へ入力するように切り替えられる。これにより、入力端子INに入力された原音声信号Sはイコライザ2等からなる音声調整回路にて周波数特性を調整された後、アンプ8にて増幅され、スピーカ12にて音声に変換されて目的空間に送出され、ユーザに原音声信号に応じた再生音声が提供される。
また、本装置では、マイクロホン20にて音声再生モードにおいてもフィードバック制御を行うことにより、キャリブレーションモード時に対する音響環境の変化に対応可能である。すなわち、音声調整回路は、音声再生モードにてマイクロホン20から実際に得られる帰還音声信号Sと目的周波数特性から予想される帰還音声信号(予想帰還音声信号)との差を相殺する調整を行う。ここで、本装置の目的周波数特性は上述のように原音声信号の周波数特性であり、その目的周波数特性から予想される帰還音声信号は原音声信号Sに相当する。
本装置の音声調整回路による、マイクロホン20から実際に得られる帰還音声信号Sと予想帰還音声信号に相当するSとの差を相殺する調整動作を説明する。実際の帰還音声信号Sと原音声信号Sとの差成分をδと表すことにすると、S=S+δである。上述のように、本装置の回路構成では、再生用音声信号SはS=S−S+Sであるので、SがS+δとなったとき、SはS−δに調整される。キャリブレーションモードでの調整完了時には、上述のようにS=Sを実現するSはS=Sであったから、S=S+δに対して本装置の音声調整回路が再生用音声信号Sとして生成するS−δは、帰還音声信号Sに生じた変分δを相殺する信号となる。
以上説明したように、本装置の音声調整回路は、音声再生モードにおいて目的空間の音響環境、例えばノイズの状態が変化しても、再生用音声信号Sにその変化分の逆相の信号を加算して、その変化を打ち消し、ユーザに聞こえる再生音声を、キャリブレーションモードにて設定された好適な状態に保つことが可能である。
なお、上述の構成では原音声信号の周波数特性を目的周波数特性として設定したが、他の周波数特性を目的周波数特性として設定するように音声調整回路を構成することも可能である。例えば、目的周波数特性を有する音声信号をSと表すと、入力端子INに入力された原音声信号SをまずイコライザによりSに変換した上でイコライザ2及び混合回路24へ入力する構成とすれば、上述の議論でのSが全てSに置き換わり、Sに応じた再生音声がユーザに提供される。
本発明の第1の実施形態であるTV受信機に搭載される音声再生装置の概略の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態であるTV受信機に搭載される音声再生装置の概略の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 イコライザ、4 基準信号発生回路、6,10,26 スイッチ回路、8 アンプ、12 スピーカ、14 制御回路、20 マイクロホン、22,24 混合回路。

Claims (5)

  1. 原音声信号を調整して再生用音声信号を生成する音声調整回路と、
    前記再生用音声信号に基づいて音声を生成し目的空間へ送出するスピーカと、
    前記スピーカが送出した前記音声を受信し、帰還音声信号を生成する音声入力手段と、
    所定の基準音声信号を生成する基準信号発生回路と、
    前記再生用音声信号に代えて前記基準音声信号を前記スピーカへ入力したときの前記帰還音声信号に基づいて、前記音声調整回路での前記原音声信号に対する周波数特性の調整条件を定める制御回路と、
    を有し、
    前記制御回路は、前記再生用音声信号に対する前記帰還音声信号の周波数特性が目的周波数特性となることに基づいて前記調整条件を定めること、
    を特徴とする音声再生装置。
  2. 請求項1に記載の音声再生装置において、
    前記基準信号発生回路は、互いに異なる周波数の音声に対応する複数の前記基準音声信号を順次、生成すること、を特徴とする音声再生装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の音声再生装置において、
    前記音声入力手段は、前記スピーカであること、を特徴とする音声再生装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の音声再生装置において、
    前記音声調整回路は、さらに、実際の帰還音声信号と前記目的周波数特性から予想される予想帰還音声信号との差を相殺する調整を行うこと、を特徴とする音声再生装置。
  5. 請求項4に記載の音声再生装置において、
    前記目的周波数特性は、前記原音声信号の周波数特性であり、
    前記予想帰還音声信号は、前記原音声信号であること、
    を特徴とする音声再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20100215193A1 (en) * 2009-02-25 2010-08-26 Conexant Systems, Inc. Speaker Distortion Deduction System and Method

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