JP2007243643A - 電力線通信装置及び電力線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力線通信を利用するユーザに対して、事前に、実際に使用可能な通信速度の情報を提供する。
【解決手段】ネットワークグループ1〜4に設けられた電力線通信装置A〜Lは、端末機器13,14,23,24,33,34,43,44に通信速度を通知する。また、通知される通信速度は、実際に通信相手となる自ネットワークグループ内の他の電力線通信装置との間での1対1の通信速度に基づいて、各ネットワークグループの時分割によって自ネットワークグループに割り当て可能な通信速度であり、これは、実際に使用可能な通信速度である。
【選択図】図1

Description

本発明は、配電線等の電力線を用いてネットワークを構成するための電力線通信装置(モデム)に関する。
電力線通信(PLC:Power Line Communication)は、各家庭や事業所に引き込まれている配電線を信号伝送路として、商用交流電圧(電流)にデータ通信の信号を重畳させる通信方式であり、新規に通信用の配線を行う必要がないという利点を有する(例えば、特許文献1参照。)。配電線上に設けられたコンセントには電力線通信装置(モデム)が接続され、これに、パソコン等の端末機器が接続される。
なお、例えば地理的に近接した複数の家屋には、通常、共通の変圧器の2次側電路が分岐して引き込まれる。すなわち、これらの家屋の屋内配電線(電灯線)は、相互に繋がっている。
特開平10−145265号公報(第2〜3頁)
上記のような従来の電力線通信において、近接した複数の宅内でそれぞれ電力線通信を行う場合、互いに繋がっている屋内配電線を通じて信号が干渉することがある。その場合、電力線通信に用いられる信号のSN比が低下して通信品質が劣化することにより、電力線通信装置の通信速度が低下する。そのため、電力線通信装置は、高速通信を必要とするサービスを満足に提供することができない状態となる場合がある。ところが、このような状態に至っていても、ユーザはそれを認識することができない。そのため、高速通信を要するサービスを選択すると、実際の通信速度が遅く、例えば動画配信ではコマ落ちが生じたりして、ユーザの不満が募ることになる。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、電力線通信を利用するユーザに対して、事前に、実際に使用可能な通信速度の情報を提供することを目的とする。
本発明の電力線通信装置は、共通の電路から分岐した配電線を信号伝送路とする複数のネットワークグループ内にそれぞれ設けられる電力線通信装置のうちの任意の1つであって、実際に通信相手となる自ネットワークグループ内の他の電力線通信装置との間での1対1の通信速度を把握し、これに基づいて、電力線通信を行う各ネットワークグループの時分割によって自ネットワークグループに割り当て可能な通信速度を通知する機能を有することを特徴とする。
このような電力線通信装置では、端末機器に通信速度を通知することができる。また、通知される通信速度は、1対1の通信速度に基づいて各ネットワークグループの時分割によって自ネットワークグループに割り当て可能な値であり、これは、実際に使用可能な通信速度である。
また、上記電力線通信装置は、自己の周辺に存在するネットワークグループの数nを検知し、1対1の通信速度をnで除した通信速度を通知する機能を有するようにしてもよい。
この場合、各ネットワークグループに均等に時分割を行う場合における通信速度の最低保証値を通知することができる。
また、上記電力線通信装置は、自己の周辺に存在するネットワークグループのうち実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループの数mを検知し、1対1の通信速度をmで除した通信速度を通知する機能を有するようにしてもよい。
この場合、アクティブなネットワークグループのみで等分した通信速度が通知され、これにより、全帯域幅の有効利用を図ることができる。
また、上記電力線通信装置は、アクティブなネットワークグループの少なくとも1グループにおいて時分割で割り当てられた通信時間に空き時間があれば、当該空き時間に相当する通信速度を、1対1の通信速度をmで除した通信速度に加算して、通知する機能を有するようにしてもよい。
この場合、アクティブなネットワークグループにおける空き時間に応じて、1対1の通信速度をmで除した値以上の通信速度が通知され、これにより、全帯域幅の一層の有効利用を図ることができる。
一方、本発明は、共通の電路から分岐した配電線を信号伝送路とする複数のネットワークグループ内にそれぞれ設けられた電力線通信装置を用いた電力線通信方法であって、前記電力線通信装置のうち1台が管理装置となって、各ネットワークグループにおける通信を時分割で管理し、前記電力線通信装置の各々は、実際に通信相手となる自ネットワークグループ内の他の電力線通信装置との間での1対1の通信速度を把握し、これに基づいて、電力線通信を行う各ネットワークグループの時分割によって自ネットワークグループに割り当て可能な通信速度を通知することを特徴とする。
このような電力線通信方法では、管理装置による時分割の管理により、各ネットワークグループにおける電力線通信が同時に行われることはないので、信号伝送路上で電力線通信の信号が干渉することはない。従って、通信品質の低下を防止しつつ、割り当てられた通信時間に対応した通信速度の範囲内で通信を行うことができる。一方、このような電力線通信方法では、端末機器に通信速度を通知することができ、しかも、通知される通信速度は、1対1の通信速度に基づいて各ネットワークグループの時分割によって自ネットワークグループに割り当て可能な値であり、これは、実際に使用可能な通信速度である。
また、上記電力線通信方法において、管理装置としての電力線通信装置は、自己の周辺に存在するネットワークグループの数nを検知し、時分割の通信時間を、nグループに均等に割り当てるようにしてもよい。
この場合、各ネットワークグループに均等に時分割を行う場合における、最低保証値としての通信時間を確保することができる。
また、上記電力線通信方法において、管理装置としての電力線通信装置は、自己の周辺に存在するネットワークグループのうち実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループの数mを検知し、時分割の通信時間を、mグループに均等に割り当てるようにしてもよい。
この場合、アクティブなネットワークグループにのみ通信時間が割り当てられ、これにより、全帯域幅の有効利用を図ることができる。
また、上記電力線通信方法において、管理装置としての電力線通信装置は、アクティブなネットワークグループの少なくとも1グループにおいて時分割で割り当てられた通信時間に空き時間があれば、それを他のグループに割り当ててもよい。
この場合、アクティブなネットワークグループにおける空き時間に応じて通信時間の割り当てが行われ、これにより、全帯域幅の一層の有効利用を図ることができる。
また、上記電力線通信方法において、管理装置としての電力線通信装置は、現在アクティブでないネットワークグループの各々に対しても、通信開始に最低限必要な帯域幅を残しておくことが好ましい。
この場合、現在アクティブでないネットワークグループも、後から通信を開始することができる。
本発明の電力線通信装置/電力線通信方法によれば、端末機器(ユーザ)に対して事前に、実際に使用可能な通信速度の情報を提供することができる。
図1は、電力線通信により構築される複数のローカルエリアネットワーク(LAN)グループ(以下、ネットワークグループという。)を示す接続図である。ここでは、地理的に互いに近接した関係にある近隣4軒の家屋H1〜H4内において、それぞれ、独立したネットワークグループ1〜4が構成されている、とする。
図において、高圧配電線5の電圧(例えば6kV)は、変圧器6により降圧され、低圧配電線7に所定の電圧(100/200V)が供給される。この低圧配電線7は分岐し、家屋H1〜H4に引き込まれて屋内配電線71〜74を構成する。すなわち、屋内配電線71〜74はすべて、共通の電路である低圧配電線7から分岐したものである。
家屋H1において、屋内配電線71には電力線通信装置(以下モデムという。)A、B及びCが接続されている。この接続は、モデムA,B,Cの電源プラグをコンセントに差し込むことにより、行われる。このうち1台のモデムAは、光/電気の信号変換を行うO/E変換器12に接続され、このO/E変換器12に屋外から光ファイバ11が接続されている。また、モデムB及びCにはそれぞれ、端末機器(パソコンや、通信機能を持つ家電製品等)13及び14が接続されている。
各モデムA,B,C及びこれらに接続された端末機器13,14は、屋内配電線71を介して、電力線通信による、「ネットワークグループ1」のローカルエリアネットワークを構成する。また、端末機器13はモデムB,AからO/E変換器12及び光ファイバ11を介して、端末機器14はモデムC,AからO/E変換器12及び光ファイバ11を介して、インターネット等の上位ネットワークとの通信が可能である。なお、モデムの数(3個)や端末機器の数(2個)は一例に過ぎず、また、モデムAに代えて、モデムB又はCがO/E変換器12に接続されてもよい(以下同様。)。
同様に、家屋H2においては、屋内配電線72にモデムD、E及びFが接続され、モデムDはO/E変換器22を介して光ファイバ21と接続されている。また、モデムD,Eにはそれぞれ、端末機器23,24が接続されている。各モデムD,E,F及びこれらに接続された端末機器23,24は、屋内配電線72を介して、電力線通信による、「ネットワークグループ2」のローカルエリアネットワークを構成する。
家屋H3においては、屋内配電線73にモデムG、H及びIが接続され、モデムGはO/E変換器32を介して光ファイバ31と接続されている。また、モデムG,Iにはそれぞれ、端末機器33,34が接続されている。各モデムG,H,I及びこれらに接続された端末機器33,34は、屋内配電線73を介して、電力線通信による、「ネットワークグループ3」のローカルエリアネットワークを構成する。
家屋H4においては、屋内配電線74にモデムJ、K及びLが接続され、モデムJはO/E変換器42を介して光ファイバ41と接続されている。また、モデムK,Lにはそぞれ、端末機器43,44が接続されている。各モデムJ,K,L及びこれらに接続された端末機器43,44は、屋内配電線74を介して、電力線通信による、「ネットワークグループ4」のローカルエリアネットワークを構成する。
図2は、上記モデムA〜Lにおける、電力線通信に関する内部回路構成の一例を示すブロック図である。図において、モデムA〜Lは、電力線への信号送受信を行うために変復調処理等を行うPLC送受信部81、通信制御等を行う制御部82、電力線通信搬送波の信号/雑音比(S/N比)を検出するSN検出部83を備えている。電源供給と通信とを兼ねる電源コード84のプラグ85を、屋内配電線71〜74上に設けられたコンセント86に差し込むことにより、モデムA〜Lにおいて電力線通信が可能な状態となる。
電力線通信が可能な状態となった上記モデムA〜Lの各々は、自己の周辺にある全てのモデムと通信を行い、自己からそれらへのトポロジーを認識することができる。ここで、全てのモデムとは、図1において、例えばモデムAから見れば、自己のネットワークグループ1内の他のモデムB,Cのみならず、共通の低圧配電線7の下で相互に屋内配電線71〜74が繋がっているところの他のネットワークグループ2,3,4における全てのモデムD〜Lが含まれる。
例えば、同一のネットワークグループに属するモデムは全て同一のSSID(Service Set Identity)を使用しているので、モデム間通信により、そのモデムはどのネットワークグループに属するか、自己の周辺にネットワークグループが幾つ存在するか、等の情報を、各モデムが取得することができる。また、S/N比や受信電力から距離を把握することができる。
なお、仮に、図1において例えば家屋H4のみが他の家屋H1,H2,H3から比較的遠く離れていたとして、そのために、ネットワークグループ1〜3におけるモデムA〜Iのいずれからも、ネットワークグループ4のモデムJ,K,Lと通信できなかったとすると、ネットワークグループ1〜3のモデムA〜Iから見たネットワークグループ4のモデムJ,K,Lへのトポロジーは認識されないことになる。しかしながら、この場合には、ネットワークグループ1〜3におけるモデムA〜Iのいずれかと、ネットワークグループ4のモデムJ,K,Lのいずれかとの間で、同時にそれぞれ電力線通信を行ったとしても、信号の干渉による通信品質の低下の恐れはない。すなわち、認識されないモデムとは、信号の干渉の恐れがないので同時通信可能(時分割で通信を管理する必要がない。)であり、逆に、干渉の恐れのあるモデムは当然に認識される、ということになる。
次に、互いに信号の干渉の恐れがある上記ネットワークグループ1〜4間で、電力線通信の信号の干渉が起こるのを防止する制御について説明する。各ネットワークグループ1〜4においては、いずれか1つのモデムがネットワークグループ単位でのマスター(以下、個別マスターという。)となって自ネットワークグループ内の通信の管理・制御を行う。基本的には、ネットワークグループ内で最初に電源オンとなったモデムが、個別マスターとなる。なお、その他には、一番機能の優れたモデムが個別マスターになるようにしてもよい。
図3は、図1のモデムA〜Lによって構成されるトポロジーの一例を示す図である。ネットワークグループ1〜4において、まず最初に、ネットワークグループ1が立ち上がったとする。ここで「立ち上がる」とは、モデムを設置して原始的にネットワークグループを構成した場合や、電源オフの状態から電源オンにしてネットワークグループを構成した場合が含まれる。また、ネットワークグループ1内でモデムAが最初に電源オンとなり、個別マスターとなっている、とする。
続いて、ネットワークグループ2が立ち上がり、かつ、モデムDがネットワークグループ2内の個別マスターであるとすると、先に立ち上がっているネットワークグループ1の個別マスターであるモデムAが、自ネットワークグループ1内の管理・制御と共に、ネットワークグループ1及び2の全体を管理する「管理装置」としての全体マスター(Master of master)となる。モデムAによるネットワークグループ2の管理は、そのネットワークグループ内の個別マスターであるモデムDに対して行われる。
同様に、ネットワークグループ3及び4が順次立ち上がり、かつ、それぞれモデムG及びJがネットワークグループ3及び4内の個別マスターであるとすると、先に立ち上がっているネットワークグループ1の個別マスターであるモデムAが、自ネットワークグループ1内の管理・制御と共に、ネットワークグループ1〜4の全体を管理する全体マスターとなる。モデムAによるネットワークグループ3及び4の管理は、それぞれの個別マスターであるモデムG及びJに対して行われる。
こうしてネットワークグループ1〜4の全体マスターとなったモデムAは、ネットワークグループごとの宅内の電力線通信が同時に行われることのないように、時分割で通信時間を分け合う管理をする。この管理の具体的なパターンとしては、例えば以下の3パターンが考えられる。図4〜6はそれぞれ、管理の処理のパターン1〜3を示すフローチャートである。かかる処理は、全体マスターであるモデムAにおいて所定周期で繰り返し実行される。
《パターン1》
まず、パターン1の処理について図4を参照して説明する。図4において、モデムAは、自己の周辺に存在するネットワークグループすなわち、ネットワークグループ1〜4のうち立ち上がっているグループをすべて検知する(ステップP11)。そして、モデムAは、立ち上がっているn個(n=1〜4)のネットワークグループに対して均等に、時分割で通信時間を割り当てる(ステップP12)。なお、仮に、他に立ち上がっているネットワークグループがなければ、自ネットワークグループ1に通信時間を独占的に割り当てることができる。
このような管理により、各ネットワークグループにおける電力線通信が同時に行われることはないので、低圧配電線7から分岐した信号伝送路上で電力線通信の信号が干渉することはない。従って、通信品質の低下を防止しつつ、割り当てられた通信時間に対応した通信速度の範囲内で通信を行うことができる。
《パターン2》
次に、パターン2の処理について図5を参照して説明する。図5において、モデムAは、ネットワークグループ1〜4のうち立ち上がっているグループをすべて(n個)検知するとともに、そのうち実際に通信を行っている(データパケットの通信を行っている、の意)アクティブなネットワークグループを検知する(ステップP21)。そして、アクティブなネットワークグループがm個(m≦n)ある場合、モデムAは、m個のアクティブなネットワークグループに均等に、時分割で通信時間を割り当てる(ステップP22〜P23)。但し、このとき、アクティブでない(n−m)個のネットワークグループに対しても、後から通信を開始することができるように、最低限の帯域幅(例えば1Mbps/グループ)を残しておくことが必要となる。
一方、アクティブなネットワークグループがない場合には、モデムAは、立ち上がっているn個のネットワークグループに対して均等に、時分割で通信時間を割り当てる(ステップP22〜P24)。
このような管理により、各ネットワークグループにおける電力線通信が同時に行われることはないので、低圧配電線7から分岐した信号伝送路上で電力線通信の信号が干渉することはない。従って、通信品質の低下を防止しつつ、割り当てられた通信時間に対応した通信速度の範囲内で通信を行うことができる。また、アクティブなネットワークグループに割り当てることにより、全帯域幅の有効利用を図ることができる。
《パターン3》
次に、パターン3の処理について図6を参照して説明する。図6において、モデムAは、ネットワークグループ1〜4のうち立ち上がっているグループをすべて(n個)検知するとともに、そのうち実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループ(m個)を検知する(ステップP31)。また、モデムAは、アクティブな各ネットワークグループについて、現時点で割り当てられている使用可能帯域幅(使用可能通信時間)αと、実際に使用している実使用帯域幅(実使用通信時間)βとを検知する。
次にモデムAは、アクティブなネットワークグループがあるか否かを判断し(ステップP32)、無い場合には、立ち上がっているn個のネットワークグループに対して均等に、時分割で通信時間を割り当てる(ステップP35)。一方、アクティブなネットワークグループがある場合には、モデムAは、α及びβから、そのネットワークグループに割り当てられている通信時間に空き時間があるか否かを判断する(ステップP33)。
ここで、アクティブなネットワークグループのいずれにも空き時間が無い場合、モデムAは、m個のアクティブなネットワークグループに均等に、時分割で通信時間を割り当てる(ステップP36)。但し、このとき、アクティブでない(n−m)個のネットワークグループに対しても、後から通信を開始することができるように、最低限の帯域幅(例えば1Mbps/グループ)を残しておくことが必要となる。
一方、アクティブなネットワークグループのいずれかに空き時間がある場合、モデムAは、この空き時間を考慮して、m個のアクティブなネットワークグループに通信時間を割り当てる(ステップP34)。この割り当ては、全体として空き時間をなるべく減らして全帯域幅を有効活用するように行われ、各グループの空き時間に応じて通信時間の割り当てが増加又は削減される。
このような管理により、各ネットワークグループにおける電力線通信が同時に行われることはないので、低圧配電線7から分岐した信号伝送路上で電力線通信の信号が干渉することはない。従って、通信品質の低下を防止しつつ、割り当てられた通信時間に対応した通信速度の範囲内で通信を行うことができる。また、アクティブなネットワークグループにおける空き時間に応じて通信時間の割り当てを行うことにより、全帯域幅の一層の有効利用を図ることができる。
なお、図1において、例えばネットワークグループ2における端末機器23及びモデムDから光ファイバ21を介しての上位(インターネット等)への通信、又は、ネットワークグループ3における端末機器33及びモデムGから光ファイバ31を介しての上位への通信は、電力線通信を利用しないので、それぞれ自由に通信が可能である。
次に、上記のような全体マスターの管理下において、各ネットワークグループ1〜4に割り当て可能な通信速度情報を事前に提供する各モデムA〜Lの機能について説明する。ここで、通信速度情報の提供を受ける「ユーザ」が、例えば図1のネットワークグループ4における端末機器43(実際にはその使用者)であるとする。従って、以下の説明における機能主体となるモデムは、モデムKである。電力線通信は、同一ネットワークグループ内で可能であり、端末機器43においては、モデムK,Jを介したインターネット接続又は、モデムK,Lを介した端末機器44との通信が可能である。
図7〜9はそれぞれ、通信速度情報を提供する処理のパターン1〜3を示すフローチャートである。かかる処理は、モデムKにおいて所定周期で繰り返し実行される。また、これらのパターン1〜3は、前述の全体マスターによる管理のパターン1〜3にそれぞれ対応して選択・実行されるものとする。
《パターン1》
まず、パターン1の処理について図7を参照して説明する。図7において、モデムKは、自己の周辺に存在するネットワークグループすなわち、ネットワークグループ1〜4のうち立ち上がっているグループをすべて検知する(ステップS11)。
そして、モデムKは、自ネットワークグループ4の他にネットワークグループが存在するか否かを判断する(ステップS12)。
ここで、他にネットワークグループが存在しない場合、モデムKは、端末機器43に対して、モデムKとモデムJ(又はモデムL)との間の1対1の通信速度vを通知する(ステップS14)。すなわち、この場合にはネットワークグループ4が通信時間を独占できるので、1対1の通信速度vがそのまま通知される。なお、この1対1の通信速度vは、通信相手となるモデムJ又はLから受信する信号のS/N比に基づいて、安定した通信品質を維持することが可能な最大限の速度として決定される。
一方、他にネットワークグループが存在する場合には、モデムKは、1対1の通信速度vを、ネットワークグループの全数nで除した値を端末機器43に通知する(ステップS13)。即ち、図1の構成において全てのネットワークグループ1〜4が立ち上がっている場合は、1対1の通信速度vの1/4の値が、モデムKから端末機器43に通知される。この値は、均等に時分割を行う場合における通信速度の最低保証値となる。
以上のようにして、端末機器43には、全体マスターによるパターン1の管理に対応した、実際に使用可能な通信速度の情報が提供される。そして、この情報を端末機器43のディスプレイ等に表示することにより、使用者は事前に、どのようなサービスを良好な通信品質で受けることが可能かを、判断することができる。
《パターン2》
次に、パターン2の処理について図8を参照して説明する。図8において、モデムKは、自己の周辺に存在するネットワークグループすなわち、ネットワークグループ1〜4のうち立ち上がっているグループをすべて検知するとともに、そのうち実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループを検知する(ステップS21)。
そして、モデムKは、自ネットワークグループ4の他にネットワークグループが存在するか否かを判断する(ステップS22)。
ここで、他にネットワークグループが存在しない場合、モデムKは、端末機器43に対して、モデムKとモデムJ(又はモデムL)との間の1対1の通信速度vを通知する(ステップS25)。すなわち、この場合にはネットワークグループ4が通信時間を独占できるので、1対1の通信速度vがそのまま通知される。
他にネットワークグループが存在する場合には、モデムKは、その中で実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループがあるか否かを判断し(ステップS23)、無い場合には1対1の通信速度vを使用可能な最大値として端末機器43に通知する(ステップS26)。すなわち、この場合にはネットワークグループ4が通信時間を独占できるので、1対1の通信速度vが使用可能最大値となる。一方、アクティブなネットワークグループある場合には、モデムKは、その数mで1対1の通信速度vを除した値を、使用可能な最大値として端末機器43に通知する(ステップS24)。なお、この数mには、自ネットワークグループ4を含めるものとする。
以上のようにして、端末機器43には、全体マスターによるパターン2の管理に対応した、実際に使用可能な通信速度の情報が提供される。そして、この情報をディスプレイ等に表示することにより、使用者は事前に、どのようなサービスを良好な通信品質で受けることが可能かを、判断することができる。また、アクティブなネットワークグループのみを考慮とした通信速度情報の提供であるため、全帯域幅の有効利用を図ることができる。
《パターン3》
次に、パターン3の処理について図9を参照して説明する。図9において、モデムKは、自己の周辺に存在するネットワークグループすなわち、ネットワークグループ1〜4のうち立ち上がっているグループをすべて検知するとともに、そのうち実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループを検知する(ステップS31)。また、モデムKは、アクティブな各ネットワークグループについて、割り当てられている使用可能帯域幅(使用可能通信時間)αと、実際に使用している実使用帯域幅(実使用通信時間)βとを検知する。
そして、モデムKは、自ネットワークグループ4の他にネットワークグループが存在するか否かを判断する(ステップS32)。
ここで、他にネットワークグループが存在しない場合、モデムKは、端末機器43に対して、モデムKとモデムJ(又はモデムL)との間の1対1の通信速度vを通知する(ステップS36)。すなわち、この場合にはネットワークグループ4が通信時間を独占できるので、1対1の通信速度vがそのまま通知される。
他にネットワークグループが存在する場合には、モデムKは、その中で実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループがあるか否かを判断し(ステップS33)、無い場合には1対1の通信速度vを使用可能な最大値として端末機器43に通知する(ステップS37)。すなわち、この場合にはネットワークグループ4が通信時間を独占できるので、1対1の通信速度vが使用可能最大値となる。
一方、アクティブなネットワークグループがある場合、モデムKは、その各ネットワークグループについて帯域使用割合(β/α)をチェックし、アクティブなネットワークグループが全体として、1対1の通信速度帯域幅を全て使用しているか否かを判断する(ステップS34)。そして、全て使用している場合には、モデムKは、アクティブなネットワークグループの数mで1対1の通信速度vを除した値を、使用可能な最大値として端末機器43に通知する(ステップS38)。なお、この数mには、自ネットワークグループ4を含めるものとする。
また、1対1の通信速度帯域幅を全て使用していなかった場合、すなわち、アクティブなネットワークグループの少なくとも1グループにおいて時分割で割り当てられた通信時間に空き時間があれば、それを他のグループに割り当てる。具体的には、例えばモデムKから見た他のネットワークグループ1〜3が全てアクティブであり、かつ、それぞれの帯域使用割合が(β1/α1)、(β2/α2)、(β3/α3)とすると、1対1の通信速度vに以下の式(1)による係数pを乗じたものが、端末機器43に通知される使用可能な最大値となる。
p=(1/m)+(1/m)・{1−(β1/α1)}+(1/m)・{1−(β2/α2)}+(1/m)・{1−(β3/α3)} ...(1)
以上のようにして、端末機器43には、全体マスターによるパターン3の管理に対応した、実際に使用可能な通信速度の情報が提供される。そして、この情報をディスプレイ等に表示することにより、使用者は事前に、どのようなサービスを良好な通信品質で受けることが可能かを、判断することができる。また、アクティブなネットワークグループのみを考慮し、かつ、空き時間も考慮した通信速度情報の提供であるため、全帯域幅の一層の有効利用を図ることができる。
なお、以上の処理動作は、モデムKとモデムJ(又はモデムL)との間の通信について説明したが、他のネットワークグループ内のモデム間通信(データ通信)についても同様であり、端末機器13,14,23,24,33,34及び44が接続されている各モデムは、使用可能な通信速度を対応する端末機器に通知することができる。
図10は、図1のネットワークグループ構成における、上記のような全体マスターによる通信時間の割り当て又は、各モデムによる通信速度情報の提供を円グラフで概念的に示す図である。すなわち、パターン1でネットワークグループ1〜4が立ち上がっているとすれば、(a)に示すように、通信時間(又は帯域幅)はネットワークグループ1〜4に対して1/4ずつ均等に割り付けられる。また、通信速度情報の提供については、各モデムから端末機器に対して1対1の通信速度vの1/4の値が通知される。
次に、パターン2でネットワークグループ1,2がアクティブであるとすると、(b)に示すように、アクティブでないネットワークグループ3,4に対して最低限の帯域幅が残され、それ以外はアクティブなネットワークグループ1,2で2等分される。また、ネットワークグループ1,2,4がアクティブであるとすると、(c)に示すように、アクティブでないネットワークグループ3に対して最低限の帯域幅が残され、それ以外はアクティブなネットワークグループ1,2,4で3等分される。
一方、通信速度情報の提供に関しては、現状が(b)の状態であれば、アクティブなネットワークグループ1,2のモデムから端末機器に対して、1対1の通信速度vの1/2の通信速度が、使用可能最大値として通知される。なお、正確にはネットワークグループ3,4用に残した帯域幅相当の通信速度を、vから減じた値の1/2が通知されるべきである(そうしてもよい。)が、上記帯域が比較的小さいため、その誤差は小さい。一方、これから通信開始可能なネットワークグループ3,4のモデムから端末機器に対しては、mの値に自グループを含めることにより、1対1の通信速度vの1/3の通信速度が、使用可能最大値として通知される。
また、現状が(c)の状態であれば、アクティブなネットワークグループ1,2,4のモデムから端末機器に対して、1対1の通信速度vの1/3の通信速度が、使用可能最大値として通知される。なお、上記と同様に、正確にはネットワークグループ3用に残した帯域幅相当の通信速度を、vから減じた値の1/3が通知されるべきであるが、その誤差は小さい。一方、これから通信開始可能なネットワークグループ3のモデムから端末機器に対しては、mの値に自グループを含めることにより、1対1の通信速度vの1/4の通信速度が、使用可能最大値として通知される。
そして、パターン3では、例えば(d)の状態、すなわち、ネットワークグループ1〜4はすべてアクティブであり、かつ、通信時間が4等分されているが、ネットワークグループ1〜3には空き時間(空白部分)が存在するという状態から、割り当てられた通信時間に空き時間がないネットワークグループ4に対して他のネットワークグループ1〜3の空き時間を、本来の割り当て(1/4)に加算して(e)の状態とすることができる。
このとき、ネットワークグループ4に割り当てられる通信時間より使用可能な通信速度は、上記式(1)より、(v/4)+(v/4)・{1−(β1/α1)}+(v/4)・{1−(β2/α2)}+(v/4)・{1−(β3/α3)}となる。(d)の状態においてネットワークグループ4(他のグループ1〜3も同様。)のモデムから端末機器には、この値が通知されることになる。
なお、上述のようなモデムの機能は、図1のような戸建ての近隣家屋によるネットワークグループの他、マンション等の集合住宅における各家のLANや、1つのビル内での独立した複数のLAN等、共通の電路から分岐した配電線を信号伝送路とする電力線通信の種々の利用形態においても同様に適用することができる。
また、図1の構成においては、全体マスターとなったモデムがネットワークグループ1〜4の通信を管理するが、仮に、全体マスターの管理に従わないネットワークグループのモデムがあったとしたら、上記のような通信速度情報の通知の意義が減殺される。従って、そのような場合には、そのモデムの要求は受け付けない、という対抗措置をとるようにしてもよい。
電力線通信により構築される複数のローカルエリアネットワークグループを示す接続図である。 図1の各モデムにおける、電力線通信に関する内部回路構成の一例を示すブロック図である。 図1の各モデムによって構成されるトポロジーの一例を示す図である。 全体マスターのモデムによって行われる管理の処理におけるパターン1のフローチャートである。 全体マスターのモデムによって行われる管理の処理におけるパターン2のフローチャートである。 全体マスターのモデムによって行われる管理の処理におけるパターン3のフローチャートである。 各モデムによって行われる通信速度の通知の処理におけるパターン1のフローチャートである。 各モデムによって行われる通信速度の通知の処理におけるパターン2のフローチャートである。 各モデムによって行われる通信速度の通知の処理におけるパターン3のフローチャートである。 図1のネットワークグループ構成における、全体マスターによる通信時間の割り当て又は、各モデムによる通信速度情報の提供を、円グラフで概念的に示す図である。
符号の説明
1〜4 ネットワークグループ
7 低圧配電線
13,14,23,24,33,34,43,44 端末機器
71〜74 屋内配電線(信号伝送路)
A〜L モデム(電力線通信装置)

Claims (9)

  1. 共通の電路から分岐した配電線を信号伝送路とする複数のネットワークグループ内にそれぞれ設けられる電力線通信装置のうちの任意の1つであって、
    実際に通信相手となる自ネットワークグループ内の他の電力線通信装置との間での1対1の通信速度を把握し、これに基づいて、電力線通信を行う各ネットワークグループの時分割によって自ネットワークグループに割り当て可能な通信速度を通知する機能を有することを特徴とする電力線通信装置。
  2. 自己の周辺に存在するネットワークグループの数nを検知し、前記1対1の通信速度をnで除した通信速度を通知する機能を有する請求項1記載の電力線通信装置。
  3. 自己の周辺に存在するネットワークグループのうち実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループの数mを検知し、前記1対1の通信速度をmで除した通信速度を通知する機能を有する請求項1記載の電力線通信装置。
  4. 前記アクティブなネットワークグループの少なくとも1グループにおいて時分割で割り当てられた通信時間に空き時間があれば、当該空き時間に相当する通信速度を、前記1対1の通信速度をmで除した通信速度に加算して、通知する機能を有する請求項3記載の電力線通信装置。
  5. 共通の電路から分岐した配電線を信号伝送路とする複数のネットワークグループ内にそれぞれ設けられた電力線通信装置を用いた電力線通信方法であって、
    前記電力線通信装置のうち1台が管理装置となって、各ネットワークグループにおける通信を時分割で管理し、
    前記電力線通信装置の各々は、実際に通信相手となる自ネットワークグループ内の他の電力線通信装置との間での1対1の通信速度を把握し、これに基づいて、電力線通信を行う各ネットワークグループの時分割によって自ネットワークグループに割り当て可能な通信速度を通知する
    ことを特徴とする電力線通信方法。
  6. 前記管理装置としての電力線通信装置は、自己の周辺に存在するネットワークグループの数nを検知し、時分割の通信時間を、nグループに均等に割り当てる請求項5記載の電力線通信方法。
  7. 前記管理装置としての電力線通信装置は、自己の周辺に存在するネットワークグループのうち実際に通信を行っているアクティブなネットワークグループの数mを検知し、時分割の通信時間を、mグループに均等に割り当てる請求項5記載の電力線通信方法。
  8. 前記管理装置としての電力線通信装置は、アクティブなネットワークグループの少なくとも1グループにおいて時分割で割り当てられた通信時間に空き時間があれば、それを他のグループに割り当てる請求項7記載の電力線通信方法。
  9. 前記管理装置としての電力線通信装置は、現在アクティブでないネットワークグループの各々に対しても、通信開始に最低限必要な帯域幅を残しておく請求項7又は8に記載の電力線通信方法。
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JP2011147170A (ja) * 2005-04-28 2011-07-28 Sony Electronics Inc ネットワークの帯域管理

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