JP2007243499A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
効率的な無線基地局間ハンドオーバを実現し、かつCATV網またはIP網等をバックボーンとして当該ネットワーク内を流れる制御情報の量を削減する。
【解決手段】
CATVに接続された複数の制御局11から、それぞれ複数の無線基地局12がツリー構造に接続され、制御局11は、制御局に属する何れかの無線基地局12が所持するべき情報を、当該制御局11に属する全ての無線基地局にブロードキャストし、当該全ての無線基地局12はブロードキャストされた情報を所持する通信システムであって、何れかの無線基地局12は、ハンドオーバを制御するパケット制御装置13を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、下り信号をブロードキャストするCATV網またはIP網等に適用される通信システムに関し、無線基地局が配下端末に送信するべきパケットか否かを自力で判断する通信システムに関し、具体的にはCATV網またはIP網等をバックボーンとする通信システムを構築した場合に、パケットの量を削減し、処理を低減することができる通信システムに関する。
従来、図10に示すように、ISDN網800に無線基地局(図10では81A〜81Zを示す)が接続されている携帯型電話機の通信システムが知られている。各無線基地局(81A〜81Z)には制御局(82A,82B,・・・,82Z)が設けられている。
たとえば、無線基地局81BのサービスエリアSA内の端末T1が、無線基地局81Dのサービスエリア内の端末T2と通信を行う場合、端末T1から発信された『呼設定』は、無線基地局81Bを介して制御局82Bに送信される。そして、制御局82Bは、無線基地局81Bを介して端末T1に『呼受付』を行う。一方、制御局82Dは、制御局82BからISDN網800を介して『呼設定』を受信し、『着呼信号』を無線基地局82Bを介して端末T2に送信する。端末T2は制御局82Bとの間で無線基地局82Bを介して『着呼要求』、『呼設定』、『呼設定』のやり取りを行う。以上のような、やり取りの後に端末T1とT2とは、音声データ、音声以外のデータ等のやり取りを行うことができる。
一方、CATV(コミュニティアンテナテレビジョン)網やIP(インターネットプロトコル)網を電話機のバックボーンとして利用する通信技術が知られている。図10に示した通信システムを、CATV網に利用した例を図11に示す。
図11に示すように、CATV網9は、制御局91を介して、ISDN網910やIP網920に接続されている。CATV網9には、ケーブルモデム921を備えた無線基地局92が接続されており、端末Tは無線基地局92とケーブルテレビ局に設置されたCMTS93との間で、制御パケットのやり取りを行う。CATV網9内には、IP網90が形成されており、IPによる音声データ、音声以外のデータ等の通信を行うことができる。CATV網9内を流れるデータの周波数割り当てを図12に示す。
ところが、通信システムの中には、PHS(パーソナルハンディフォンシステム)のように、無線基地局92のセル(図13に示すような、無線基地局92がカバーするサービスエリア)が小さい場合がある。このような場合には、図11に示した通信システムでは、頻繁にハンドオーバ(セルの変更)が繰り返される。このため、ケーブルモデム921とCMTS93との(もしくは無線基地局92と制御局91との)間で制御パケットのやり取りが頻繁に行われるため、制御トラフィックが極端に増加してしまう。
特に、ISDN網のような伝送速度が遅い網をバックボーンにしている通信システムでは、データ伝送を高速で行おうとすると伝送路に複数回線を敷設しなければならない。すなわち、高速伝送を行うためには、無線基地局の網との接続を複数の回線で行う必要があり、設備費用が膨大なものとなる。
本発明の目的は、下り信号をブロードキャストする通信システムにおいて、制御局に複数の無線基地局をCATV網で接続し、制御局からブロードキャストされたパケットを、無線基地局が配下端末に送信するべきものか否かを自力で判断することで、制御局と制御局のバックボーンネットワークであるISDN網等とのパケットの量を削減し、処理を低減することにある。
本発明の他の目的は、効率的な無線基地局間のハンドオーバを実現し、これによりバックボーンネットワークの制御トラフィックを削減することにある。
本発明の他の目的は、高速なCATV網,IP網等をバックボーンネットワークの一部として使用することで、従来、高速ではなかった携帯型電話機等による通信システムを高速化することにある。
本発明の通信システムは、(1)〜(7)を要旨とする。
(1) 少なくとも1つの制御局にそれぞれ複数の無線基地局が接続され、
前記制御局は、前記制御局に属する何れかの無線基地局の配下端末あてのパケットを、当該制御局に属する全ての無線基地局にブロードキャストする通信システムであって、
前記無線基地局には、パケット制御装置が接続されており、
前記パケット制御装置は、
前記ブロードキャストされたパケットからあて先端末IDを取り出して記憶するあて先端末IDテーブルと、
前記ブロードキャストされたパケットから、携帯端末用パケットのみをスルーする第1のパケットスルーフィルタと、
前記配下端末のID第2のパケットスルーフィルタと、
を有することを特徴とする通信システム。
(2) 前記パケット制御装置は、
端末から無線基地局への接続要求である『呼設定』を受け取った場合において、
当該端末のIDが前記あて先端末IDテーブルに記憶されているときは、前記制御局に『呼設定』を通知することなく前記端末に無線リンクを許可し、
当該端末のIDが前記あて先端末IDテーブルに記憶されていないときは、(当該端末がまだ前記配下端末ではないと判断して)前記制御局との間で接続手順を実行し、前記端末に前記無線リンクを許可する、
ことを特徴とする(1)に記載の通信システム。
(3) 前記パケット制御装置は、
前記配下端末から『ハンドオーバ切断』を受信した場合には、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクを切断する「待機状態」に移行し、
前記「待機状態」において『呼設定』があったときは、(2)に記載の処理を実行し、前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知したときは、上位リンクも前記配下端末との無線リンクも切断する「待ち受け状態」に移行することを特徴とする(1)に記載の通信システム。
(4) 前記パケット制御装置は、第1の設定期間および第1の設定期間よりも長い第2の設定期間を設定し、
前記配下端末からの通信要求信号であるアップリンク信号を第1の設定期間内に受信しないときは、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクが切断されて「信号待ち状態」に移行し、
前記「信号待ち状態」において、
第2の設定期間内に、前記配下端末からアップリンク信号を受信したときは無線リンクを接続して通信を再開し、
前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知したときは上位リンクも前記配下端末との無線リンクも切断する「待ち受け状態」に移行し、
第2の設定期間内に、前記配下端末からアップリンク信号を受信せず、かつ前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知しないときは、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクが切断されている「待機状態」に移行し、
前記「待機状態」において、端末から『呼設定』を受信したときは、(2)に記載の処理を実行し、前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知したときは、上位リンクも前記配下端末との無線リンクも切断されている「待ち受け状態」に移行することを特徴とする(1)に記載の通信システム。
(5) 前記制御局が、前記配下端末からの通信要求信号であるアップリンク信号を第2の設定期間内に受信しないときは、当該制御局が上位リンクを切断することを特徴とする(4)に記載の通信システム。
(6) CATV網またはIP網内に構築されていることを特徴とする(1)から(5)の何れかに記載の通信システム。
(7) 制御パケットの送受信をTCPにより行い、データパケットの送受信をUDPにより行うことを特徴とする(1)から(6)の何れかに記載の通信システム。
本発明では、パケット制御装置は、制御局からパケット受け取った場合に、これを配下端末に送信するべきものか否かを、制御局に問い合わせることなく自力で判断する。したがって、網内を流れる制御パケットの量が大幅に削減される。
特に、ハンドオーバがあるときは、無線基地局は、端末との制御信号のやり取りのみで、端末あてのデータを当該端末に渡すことができる。これは、制御局にとっては、小さいセルの集合を1つの大きなセルのように扱うことができることを意味し制御局の処理量が少なくなる。
ハンドオーバ時の制御信号が総制御信号の中でも大きな割合を有する。本発明では、制御局におけるハンドオーバ手順の実行頻度が少なくなるので、網全体の負荷が軽減される。
さらに、本発明の通信システムでは、以下の効果をも有する。
・端末側から見て、既存の基地局に対する動作と同じ動作で、ハンドオーバやその他の制御が可能となる。
・制御パケットの伝送をTCPにより行うことで制御の確実性が保障される。また、データパケットの伝送をUDPにより行うことで、データの伝送時間の連続性が確保される。
・本発明の通信システムでは、既存の通信システムに使用されるPHS等の電話機をそのまま使用することができる。
図1は本発明の通信システムの実施形態を示す説明図である。図1において、通信システム1は、制御局11と、無線基地局12と、ケーブルインタフェース13と、パケット制御装置14とを備えており、端末Tとの通信を行う。
図1ではCATV網110をバックボーンの一部として本発明の通信システム1が構築されている。
制御局11の下位側に複数の無線基地局12がツリー状に接続され、無線基地局12の上位側(制御局11側)には、ケーブルインタフェース13と、パケット制御装置14とが接続されている。
制御局11は、制御局11に属する何れかの無線基地局12の配下端末あてのパケットを、その制御局11に属する全ての無線基地局12にブロードキャストする。
無線基地局12は、無線送信機121と無線受信機122とを備えており、端末Tとの間で通信する。
ケーブルインタフェース13は、本実施形態ではケーブルモデムとしての役割をパケット制御装置14とで分担している。
パケット制御装置14は、あて先端末IDテーブル141と、第1のパケットスルーフィルタ142と、第2のパケットスルーフィルタ143と、コントローラ144とを備えている。なお、パケット制御装置14の機能は、実質上ケーブルインタフェース13がその一部を分担することができるし、無線基地局12がその一部を分担することもできる。
あて先端末IDテーブル141は、携帯端末用パケットMTPから取り出したあて先端末IDを記憶する。このあて先端末IDは、図1では第2のパケットスルーフィルタ143から取り出しているが、取り出す箇所は第2のパケットスルーフィルタ143の前段であればどこでもよく、たとえば第1のパケットスルーフィルタ142において取り出してもよい。
第1のパケットスルーフィルタ142は、ブロードキャストされたパケットから、携帯端末用パケットのみをスルーする。
第2のパケットスルーフィルタ143は、携帯端末用パケットのあて先端末IDが無線基地局12に無線リンクが形成されている端末TのIDと同じであるときは、第1のパケットスルーフィルタ142がスルーした携帯端末用パケットをさらにスルーして下位に送る。このスルーしたパケットは、無線基地局12の無線送信機121により端末Tに送信される。
第1のパケットスルーフィルタ142および第2のパケットスルーフィルタ143は、レジスタ等あて先端末IDを記憶する記憶手段を有してもよい。
コントローラ144は、第1のパケットスルーフィルタ142や第2のパケットスルーフィルタ143の制御等、パケット制御装置14の全体を制御する。
通信システム1では、パケット制御装置14が、制御局11から受け取ったパケットのあて先端末IDをあて先端末IDテーブル141に記憶している。そしてパケット制御装置14が、受け取ったパケットを端末Tに送信するべきか否か、制御局11に問い合わせることなく自力で判断している。したがって、制御局11と、制御局11の上位に接続されているISDN網等とでやり取りするパケットの量が大幅に削減され、制御局11での処理が低減される。
図2は、図1に示した通信システム1の全体説明図である。図2では、ISDN網120に、CATV網110が接続されている。CATV網110は、端末(ここではPHS端末)Tのバックボーンネットワークの一部を構成している。制御局11の下位にはケーブルモデム終端システム(CMTS)15が設けられており、さらにその下位には複数の無線基地局12が制御局11に対して(あるいはCMTS15に対して)ツリー状に接続されている。
無線基地局12には、ケーブルインタフェース13とパケット制御装置14とが接続されている。なお、図2では、ISDN網120には、制御局21と一体化している無線基地局22が接続されている。また、CATV網110には2つの制御局11が接続されているが、1つの制御局11が接続されていてもよいし、3つ以上の制御局11が接続されていてもよい。
図3は、本発明の通信システム1において使用される携帯端末用パケット(ここではPHS用のパケット)の生成処理を示すフローチャートであり、図4は携帯端末用パケットに対するパケット制御装置14の処理を示すフローチャートである。なお、図3には携帯端末用パケットが生成される過程でのデータのフレーム構造を併記してある。以下では、制御局11、無線基地局12、ケーブルインタフェース13、パケット制御装置14を図1または図2を参照して説明する。
図3のフローチャートにおいて、制御局11はISDN網120から端末あての信号を受け取ると、これをPDU(Protocol Data Unit)フレームに変換した後(S101)、PHS信号識別のためのヘッダを付加して、CMTS15に送信する(S102)。
CMTS15は、PHSヘッダを付加したPDUフレームを受け取ると、これに種別などを記載したDOCSIS(Data Over Cable Service Interface Specifications(登録商標))独自のCableMAC(Cable Media Access Control)ヘッダを付加し、CableMACパケットを生成する(S103)。
CMTS15は、CableMACパケットにDOCSISデータ識別子であるMPEG−2ヘッダを付加し、複数のMPEG−2フレームを生成する(S104)。
制御局11およびCMTS15は、S104までの処理を制御局11が受信した各信号に対して行う。そしてCMTS15は、生成したこれら複数のMPEG−2フレームを時分割多重(TDM)して1つのデータにし(S105)、この時分割多重されたデータをデジタル変調し(S106)、CATV網110にブロードキャストする(S107)。
図4のフローチャートにおいて、制御局11からダウンストリーム(送信)されたPHSパケットはブロードキャストされるため、全てのパケット制御装置14はケーブルインタフェース13を介してこれを受信する(S108)。パケット制御装置14は、受信した信号をデジタル復調する(S109)。
パケット制御装置14は、複数のMPEG−2フレームが時分割多重されているデータの中に、DOCSISデータがあるか否かを検出し(S110)、DOCSISデータがある場合には(S110で「Yes」)、そのフレームを取り出し(S111)、取り出したフレームのCableMACヘッダでデータの種類を判別する(S112)。S110において、DOCSISデータがない場合には(S110で「No」)、データは廃棄される(S117)。
パケット制御装置14は、CableMACヘッダでDOCSISデータがあれば(S113の「DOCSISデータ」)、CableMACヘッダを外し(S114)、PHSヘッダの有無を確認し(S115)、PHSヘッダがあれば全て無線基地局12へスルーする(S116)。S113で「映像データ」であるときは、データを廃棄する(S117)。
なお、ケーブルインタフェース13に換えて既存のケーブルモデムを本通信システム1に使用した場合、ケーブルモデムはPDUフレームの先頭にあるあて先MACアドレスを確認しようとする。しかしPHSヘッダがPDUフレームの前に付加しているパケットが到着した場合、ケーブルモデムはPHSヘッダも含めてPDUフレームと認識し、先頭にあるPHSヘッダがあて先MACアドレスとは異なっているため、パケットを廃棄してしまう。よって、既存のケーブルモデムの機能を改変して、PHSヘッダが付加しているパケットを端末までスルーできるようにしなければならない。
次に、パケット制御装置14がハンドオーバを行う場合の作用を以下に説明する。
(a)本実施形態では、パケット制御装置14は、『呼設定』等の各種制御が終了するごとにTCPコネクションを切断する。通常の、TCPコネクションは、端末Tと無線基地局12との間の通信が開始されるときに、制御局11と無線基地局12との間で確立され、両者間での通信が終了するときまで維持される。それにより、制御局11は、どの無線基地局12とリンクが確立されているかを知ることができる。
ところが、本実施形態でこれと同様に、TCPコネクションを確立したままにしておくと、音声データの通信中(通話中)、音声以外のデータの通信中の何れの場合にも、ハンドオーバが生じた際にTCPコネクションを新たに確立しなおす必要が生じる。すなわち、パケット制御装置14は、ハンドオーバの際に制御信号を発生することになり、CATV網110を流れるトラフィックが十分に低減できなくなる。
そこで、本実施形態では、各制御が終わるごとにTCPコネクションを切断するようにして、データ(制御信号以外の音声データや音声以外のデータ)はUDPにより送信することにしている。これにより、パケット制御装置14は、音声データの通信中(通話中)、音声以外のデータの通信中の何れの場合にも制御局11とのリンクをフリーに保つことができる。すなわち、パケット制御装置14は、同じ制御局11に属する無線基地局12へのハンドオーバに関しては、TCPコネクションを制御局11との間で確立する必要がなくなる。
(b)パケット制御装置14は、端末から『呼設定』を受け取った場合において、端末TのIDがあて先端末IDテーブル141に記憶されているときは、端末Tが前記配下端末であると判断して、制御局11に『呼設定』を通知することなく端末Tにハンドオーバを許可する。また、端末TのIDがあて先端末IDテーブル141に記憶されていないときは、パケット制御装置14は端末Tがまだ配下端末ではないと判断して、制御局11との間でハンドオーバ手順を実行し、端末Tにハンドオーバを許可する。
端末Tが無線基地局12の配下へ移動し、パケット制御装置14へ『ハンドオーバ要求』信号を無線基地局12へ送信した場合、パケット制御装置14は、当該端末Tあてのパケットを所持していないかを確認する。パケット制御装置14は、端末Tあてのパケットを所持していれば、端末Tとの間で無線リンクを形成して通信を開始し、所持していなければ制御局11にハンドオーバがあったことを通知し、制御局11は再発呼を行う。
端末Tが『ハンドオーバ切断(HO切断)』信号を無線基地局12へ送信した場合、パケット制御装置14は、上位リンクとの接続(制御局11と無線基地局12とのリンク)を保持したまま、端末Tと無線基地局12との無線リンクのみを切断する。このような処理をパケット制御装置14が行うためには、端末Tは、『ハンドオーバ切断(HO切断)』信号を発信する機能を備えておく必要がある。
端末Tが『HO切断』信号を発信する機能を備えていない場合、パケット制御装置14が端末Tからのアップリンク信号を第1の設定期間内に受信しないときは、「信号待ち状態」に移行するようにできる。「信号待ち状態」とは、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクが切断されており、無線リンクを再開することができない状態である。
「信号待ち状態」において、第2の設定期間内に、配下端末からアップリンク信号を受信したときは無線リンクの「接続状態」に戻り、制御局11により上位リンクが切断されたことを検知したときは「待ち受け状態」に移行する。ここで、「待ち受け状態」とは、上位リンクも前記配下端末との無線リンクも切断されている状態である。また、「信号待ち状態」において、第2の設定期間内に、端末Tからアップリンク信号を受信せず、かつ制御局11により上位リンクが切断されたことを検知しないときは、「待機状態」に移行する。「待機状態」とは、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクが切断されており、無線リンクを再開することができない状態である。
「待機状態」において『ハンドオーバ要求』があったときは、ハンドオーバ許可の処理を実行し、前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知したときは、上位リンクも配下端末との無線リンクも切断されている「待ち受け状態」に移行する。
以下、ハンドオーバ確立時の動作を詳細に説明する。
図5は、端末Tが待機中の無線基地局12のサービスエリアSAに、他の無線基地局12のサービスエリアSAからハンドオーバする場合の説明図であり、図2に示した通信システムの一部を抜き出して示してある。図2の無線基地局12を符号12A,12Bで、図2のケーブルインタフェース13を符号13A,13Bで、図2のパケット制御装置14を符号14A,14Bでそれぞれ示してある。
図6(A),(B)のフローチャートにより、図5における無線基地局12A、ケーブルインタフェース13A、パケット制御装置14Aの動作を中心に説明する。
図6(A)は、端末Tがハンドオーバ切断機能を持っている場合の通信システム1における処理を示している。無線基地局12Aが待ち受け状態にある場合(S201,S202の「NO」)、無線基地局12BのサービスエリアSA内の端末Tや無線基地局22内のサービスエリアSA内の端末Tから『HO要求(ハンドオーバ要求)』信号を受信したものとする(S202の「YES」)。
図5のパケット制御装置14Aのコントローラ144(図1参照)は、無線基地局12Aが端末Tに送信するべき情報(端末Tあてのデータパケット)を所有しているか否かを、あて先端末IDテーブル141を参照して判断する。前述したように、あて先端末IDテーブル141には、無線基地局12Aが制御局11からパケット制御装置14Aを介してスルーしたデータのPHSヘッダに記載されている端末IDが記載されている。
すなわち、あて先端末IDテーブル141に記憶されたあて先端末IDに、『HO要求』に含まれる端末IDと同じ端末IDがあるか否かを検索し(S203)、同じ端末IDがあるときは(S204の「YES」)、制御局11に『HO要求』の通知をすることなく、ただちにハンドオーバを許可し端末Tと無線リンクを形成する(S207)。
S203において同じ端末IDがないときは(S204の「NO」)、『HO要求』を制御局11に通知する。この通知には端末TのIDが含まれている。この通知は制御局11に対する『発呼要求』であり、制御局11は通知を受けると所定の手順を実行し、無線基地局12Aは制御局11との間で上位リンクを確立する(S206)。この後無線基地局12Aと端末Tとの間に無線リンクが確立され(S207)、通信状態となる(S208)。
またここでは端末Tがハンドオーバ切断機能を持っている。端末Tは「HO切断」を送信し、無線基地局12Aが「HO切断」を受信したときは(S209の「YES」)、図8のステップS301に処理を渡し、「HO切断」を受信しないときは(S209の「NO」)、処理をS208に戻し、通信状態を維持する。
図6(B)は、端末Tがハンドオーバ切断機能を持っていない場合の通信システム1における処理を示している。この場合には、所定時間の無信号の状態が継続したときに、無線リンク切断が行われる。
S201〜S208までの処理は、図6(A)の場合と同じである。
S208の通信状態にある場合において、コントローラ144は、第1の設定期間(最後に端末Tからのアップリンク信号があってから所定時間が経過するまでの期間)内に、端末Tから無線基地局12へアップリンク信号があるか否かをチェックする(S210)。第1の設定期間内にアップリンク信号がある場合には処理をS208に戻し通信状態を維持し(S210の「YES」)、アップリンク信号がない場合には(S210の「NO」)、切断処理(図9のS401)に処理を渡す。
次に、ハンドオーバ切断時の動作を詳細に説明する。
図7は、端末Tが、無線リンクが形成されている無線基地局12のサービスエリアから、他の無線基地局12のサービスエリアにハンドオーバする場合の説明図であり、図2の通信システムのうちの一部を抜き出して示してある。図2の無線基地局12を符号12A,12Bで、図2のケーブルインタフェース13を符号13A,13Bで、図2のパケット制御装置14を符号14A,14Bでそれぞれ示してある。
図8は、図6(A)のS209において『HO切断』信号を受信した場合における、その後の動作を示すフローチャートである。パケット制御装置14Aは、『HO切断』信号を受信したときは(図6(A)のS209)、上位リンクは接続したまま、すなわちケーブルインタフェース13Aと制御局11とのリンクを確保したまま、端末Tとの無線リンクのみ切断し(S301)、「待機状態」に移行する(S302,S303の「NO」)。
S301の「信号待ち状態」で信号を受信したときは(S303の「YES」)、『HO要求』か否かをチェックし(S304)、『HO要求』信号であるときは(S304の「YES」)、S203(図6(A)参照)の端末IDの検索に処理を渡す。S304において『HO要求』信号でないときは(S304の「NO」)、制御局11により上位リンクであるISDN網120からの切断があるか否かをチェックし(S305)、切断されているときはS201(図6(A)参照)の待ち受け状態に処理を戻し(S305の「YES」)、切断されていないときは(S305の「NO」)、S302の「信号待ち状態」を維持する。
図9は、図6(B)のS210において、第1の設定期間内に応答がない場合における、その後の動作を示すフローチャートである。パケット制御装置14Aは第1の設定期間内に応答がないときは(図6(B)のS210)、上位リンクは接続したまま、すなわちケーブルインタフェース13Aと制御局11とのリンクを確保したまま、端末Tとの無線リンクのみ切断し(S401)、「信号待ち状態」に移行する(S402)。
S402の「信号待ち状態」で、端末Tからのアップリンク信号を無線基地局12Aが受信したときは(S403の「YES」)、処理をS207(図6(B)参照)に戻し、アップリンク信号を受信しないときは(S403の「NO」)、制御局11の上位リンクであるISDN網120からの切断があるか否かをチェックする(S404)。ISDN網120からの切断があるときは、S201(図6(B)参照)の待ち受け状態に処理を戻し(S404の「YES」)、切断がないときは(S404の「NO」)、第2の設定期間を経過したか否かをチェックする。第2の設定期間を経過していないときは(S405の「NO」)、S402の「信号待ち状態」を維持する。
第2の設定期間を経過し(S405の「YES」)、制御局11に無線基地局12A以外の他の無線基地局12からのアップリンク信号が送信されなかった場合(S451で「NO」)、制御局11は上位リンクのISDN網120を切断する(S452)。そして、S201の待ち受け状態に処理を戻す。
制御局11に他の無線基地局12からアップリンク信号が送信された場合(S451で「YES」)、無線基地局12Aは「待機状態」に移行する(S408)。
S408の「待機状態」において『HO要求』があったときは(S409の「YES」)、S204(図6(B)参照)に処理を戻し、ないときは(S409の「NO」)制御局11の上位リンクであるISDN網120からの切断があるか否かを検知し、切断がないときは(S410の「YES」)処理をS408に戻し「待機状態」を維持し、切断があるときは(S410の「NO」)S201(図6(B)参照)の「待ち受け状態」に処理を戻す。
本発明の通信システムの基本構成を示す説明図である。 本発明の通信システムの概略説明図である。 制御装置およびCMTSにおけるPHSパケット作成の処理を説明するためのフローチャートおよびPHSパケットのフレーム構造を示す図である。 パケット制御装置における処理を説明するためのフローチャートである。 待機中の無線基地局のサービスエリアに、他の無線基地局のサービスエリアからハンドオーバする場合の説明図であり、 ハンドオーバ接続時における無線基地局、ケーブルインタフェース、HO制御装置の動作例を示すフローチャートである。 端末が、無線リンクが形成されている無線基地局のサービスエリアから、他の無線基地局のサービスエリアにハンドオーバする場合の説明図である。 ハンドオーバ切断時における無線基地局、ケーブルインタフェース、HO制御装置の動作例を示すフローチャートである。 ハンドオーバ切断時における無線基地局、ケーブルインタフェース、HO制御装置の他の動作を示すフローチャートである。 従来の携帯型電話の通信システムを示す説明図である。 図10に示した通信システムを、CATV網に利用した例を示す図である。 CATV網内を流れるデータの周波数割り当て図である。 無線基地局がカバーするサービスエリアが小さい無線基地局の説明図である。
符号の説明
1 通信システム
11 制御局
12 無線基地局
13 ケーブルインタフェース
14 パケット制御装置
15 CMTS
110 CATV網
120 ISDN網

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの制御局にそれぞれ複数の無線基地局が接続され、
    前記制御局は、前記制御局に属する何れかの無線基地局の配下端末あてのパケットを、当該制御局に属する全ての無線基地局にブロードキャストする通信システムであって、
    前記無線基地局には、パケット制御装置が接続されており、
    前記パケット制御装置は、
    前記ブロードキャストされたパケットからあて先端末IDを取り出して記憶するあて先端末IDテーブルと、
    前記ブロードキャストされたパケットから、携帯端末用パケットのみをスルーする第1のパケットスルーフィルタと、
    前記配下端末のID第2のパケットスルーフィルタと、
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記パケット制御装置は、
    端末から無線基地局への接続要求である『呼設定』を受け取った場合において、
    当該端末のIDが前記あて先端末IDテーブルに記憶されているときは、前記制御局に『呼設定』を通知することなく前記端末に無線リンクを許可し、
    当該端末のIDが前記あて先端末IDテーブルに記憶されていないときは、(当該端末がまだ前記配下端末ではないと判断して)前記制御局との間で接続手順を実行し、前記端末に前記無線リンクを許可する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記パケット制御装置は、
    前記配下端末から『ハンドオーバ切断』を受信した場合には、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクを切断する「待機状態」に移行し、
    前記「待機状態」において『呼設定』があったときは、請求項2に記載の処理を実行し、前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知したときは、上位リンクも前記配下端末との無線リンクも切断する「待ち受け状態」に移行することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記パケット制御装置は、第1の設定期間および第1の設定期間よりも長い第2の設定期間を設定し、
    前記配下端末からの通信要求信号であるアップリンク信号を第1の設定期間内に受信しないときは、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクが切断されて「信号待ち状態」に移行し、
    前記「信号待ち状態」において、
    第2の設定期間内に、前記配下端末からアップリンク信号を受信したときは無線リンクを接続して通信を再開し、
    前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知したときは上位リンクも前記配下端末との無線リンクも切断する「待ち受け状態」に移行し、
    第2の設定期間内に、前記配下端末からアップリンク信号を受信せず、かつ前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知しないときは、上位リンクは確保されているが当該配下端末との無線リンクが切断されている「待機状態」に移行し、
    前記「待機状態」において、端末から『呼設定』を受信したときは、請求項2に記載の処理を実行し、前記制御局により上位リンクが切断されたことを検知したときは、上位リンクも前記配下端末との無線リンクも切断されている「待ち受け状態」に移行することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記制御局が、前記配下端末からの通信要求信号であるアップリンク信号を第2の設定期間内に受信しないときは、当該制御局が上位リンクを切断することを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. CATV網またはIP網内に構築されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の通信システム。
  7. 制御パケットの送受信をTCPにより行い、データパケットの送受信をUDPにより行うことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の通信システム。
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