JP2007241586A - 通信システム、サーバ装置及びそれらに用いる端末連携方法 - Google Patents

通信システム、サーバ装置及びそれらに用いる端末連携方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の端末を同時に利用するユーザがどの端末からでも違和感なく、プレゼンスサービスの利用やIMの送受信を行うことが可能な通信システムを提供する。
【解決手段】 IM&Pサーバ3では、PC端末1−0,1−1やハンドセット端末2−0,2−1それぞれから設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティ、それぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプ、端末の種別や連携状態に応じて変化するそれぞれの端末のサービス能力を基にプレゼンス制御部32によるユーザのプレゼンス情報の決定と、IM(インスタントメッセージ)制御部31によるIMの送受信制御とを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は通信システム、サーバ装置及びそれらに用いる端末連携方法に関し、特に構内交換機に収容される無線電話端末や有線電話端末とPC(パーソナルコンピュータ)型インタネット電話端末との連携方法に関する。
構内交換機に収容される無線電話端末や有線電話端末とPC型インタネット電話端末とを同一の内線番号で同時に使用することができれば、1人のユーザが自席ではPC型インタネット電話端末を使用し、会議室等に移動している時には無線電話端末を使用するというように、場所に応じて最適な端末を使用することができる。さらに、無線電話端末や有線電話端末とPC型インタネット電話端末との結合を密にすれば、無線電話端末や有線電話端末をPC型インタネット電話端末のハンドセットとして使用することができる。
上記のように、無線電話端末や有線電話端末をPC型インタネット電話端末のハンドセットとして使用する方法としては、構内交換機に予め連携端末情報を登録しておき、端末の発着信時に連携端末の有無に応じて、連携端末との結合を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような端末連携方法で、IM&P(インスタントメッセージ及びプレゼンス)サービスを利用する場合、従来のIM&Pシステムにおいては、端末の識別子毎にプレゼンス情報の管理とIM(インスタントメッセージ)の制御とが行われていたため、複数の端末を1人のユーザが同時に使用する場合には他のユーザが複数の識別子を同一ユーザのものとして把握する必要があり、煩雑である。この場合には、他のユーザが混乱しないように、複数のプレゼンス情報から唯一のプレゼンス情報を決定する技術が必要である。
また、予め定められた条件に基づいて複数のプレゼンス情報から唯一のプレゼンス情報を決定する技術としては、プレゼンス情報変更後の経過時間、プレゼンス情報の種別、平均更新間隔を基にそれぞれのプレゼンス情報について確かさを示す信頼度を計算し、最も信頼度の高いプレゼンス情報を選択するか、もしくは最近にプレゼンスサーバが受信したプレゼンス情報を選択するか、予めユーザが登録した条件に基づいて選択するという方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記の技術では、それぞれの端末のサービス能力に応じたプレゼンス情報の選択ができないため、それぞれの端末の機能に差分がある場合や、ユーザがそれぞれの端末のサービス能力を状況に応じて変更する場合等、ユーザの動的な状況を反映してプレゼンス情報を選択することができない。また、上記の技術では、最も最近にプレゼンスサーバが受信したプレゼンス情報を選択することができるが、最も最近に生成されたプレゼンス情報を選択することができないため、最新のプレゼンス情報を選択することができない。
したがって、上記の技術に対して改善されたプレゼンス情報決定技術が求められる。また、プレゼンスは主にインスタントメッセージと密に連携して利用されるため、プレゼンス情報決定技術と連携したインスタントメッセージ制御とが求められる。
特開2004−229151号公報 特開2004−280229号公報
構内交換機に収容される無線電話端末や有線電話端末と、PC型インタネット電話端末とを連携させる方法について、図1を参照して説明する。図1のPC端末1−0はLAN(Local Area Network)等のインタネット回線を介してIM&Pサーバ3とIM(インスタントメッセージ)を送受するために必要なIMソフトウェア11−0と、プレゼンス情報を送受するために必要なプレゼンスソフトウェア12−0と、構内交換装置4[いわゆるIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange:PBX機能内蔵サーバ)]のような呼接続制御装置と呼制御情報を送受するために必要な呼制御ソフトウェア13−0とを備えている。
PC端末1−0に加え、構内交換装置4に収容される、例えばIM&Pサービス対応無線LAN電話のようなハンドセット端末2−0、もしくはIMサービスのみに対応した無線LAN電話端末や構内PHS(Personal Handy−phone System)のようなIM&Pサービス非対応の無線電話端末や従来の有線電話端末を同一のユーザが使用する場合、ユーザは端末を2重に保持することになる。よって、構内交換装置4で管理される識別子[いわゆる内線番号やSIP−URI(Session Initiation Protocol−Uniform Resource Identifier)]に関しても2重に付与されるため、ユーザにとって機器及び番号の管理が煩雑になる。
ハンドセット端末2−0の発着信時の呼制御情報をPC端末1−0と連携して、通話操作の互換性を保ち、構内交換装置4でそれぞれの識別子を1つに統一管理すれば、移動の自由度が高く、使い易いユーザインタフェースを持つハンドセット端末2−0をPC端末1−0のハンドセットとして使用することができる。
このような端末連携方法において、IM&Pサービスを行う場合、PC端末1−0及びハンドセット端末2−0からユーザが設定するプレゼンス情報は、IM&Pサーバ3で別々の識別子で管理されるため、双方の端末から設定されるプレゼンス情報を他のユーザが購読するには同一ユーザを複数の識別子で指定してバディリストを作成する必要があり、煩雑である。また、IM送信者はIMを送信する際、PC端末1−0とハンドセット端末2−0のどちらか、もしくはその両方にIMを送信するべきかの判断が必要となり、混乱する。
IM&Pサーバ3で複数の端末のプレゼンス情報を1つに管理すればよいが、複数の端末から設定されるプレゼンス情報から、それらの端末を使用するユーザのプレゼンス情報を矛盾のないよう決定するためのプレゼンス情報決定ルールが必要である。IMについても、上記と同様に、どの端末からでも同じ識別子を使用してIMを送受できるようにIM&Pサーバ3で統一管理すればよいが、IMの送り手、受け手の双方で混乱することのないようにするためのIM送受信制御が必要である。
さらに、IMサービスのみに対応した無線LAN電話端末や構内PHSや従来の有線電話端末のようなIM&Pサービス非対応の電話端末をPC端末1−0のハンドセットとして連携する場合には、ハンドセット端末はプレゼンス情報をIM&Pサーバに入力することができないため、ウォッチャーは購読対象のユーザがハンドセットを使用して電話を行っているかどうかを知ることができない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、複数の端末を同時に利用するユーザがどの端末からでも違和感なく、プレゼンスサービスの利用やIMの送受信を行うことができる通信システム、サーバ装置及びそれらに用いる端末連携方法を提供することにある。
本発明による通信システムは、構内交換機に収容されるインスタントメッセージ及びプレゼンスサービスに対応する情報端末と、前記情報端末にハンドセットとして用いられるハンドセット端末とを含む通信システムであって、
前記情報端末及び前記ハンドセット端末から設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティとそれぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記情報端末及び前記ハンドセット端末の種別及び端末の連携状態に応じて変化する前記情報端末及び前記ハンドセット端末各々のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報の決定と前記インスタントメッセージの送受信制御とを行うインスタントメッセージ及びプレゼンスを制御するサーバ装置を備えている。
本発明によるサーバ装置は、構内交換機に収容されるインスタントメッセージ及びプレゼンスサービスに対応する情報端末及び前記情報端末にハンドセットとして用いられるハンドセット端末から設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティとそれぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記情報端末及び前記ハンドセット端末の種別及び端末の連携状態に応じて変化する前記情報端末及び前記ハンドセット端末各々のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報の決定と前記インスタントメッセージの送受信制御とを行うインスタントメッセージ及びプレゼンスを制御する制御手段を備えている。
本発明による端末連携方法は、構内交換機に収容されるインスタントメッセージ及びプレゼンスサービスに対応する情報端末と、前記情報端末にハンドセットとして用いられるハンドセット端末とを含む通信システムに用いる端末連携方法であって、
サーバ装置が、前記情報端末及び前記ハンドセット端末から設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティとそれぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記情報端末及び前記ハンドセット端末の種別及び端末の連携状態に応じて変化する前記情報端末及び前記ハンドセット端末各々のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報の決定と前記インスタントメッセージの送受信制御とを行うインスタントメッセージ及びプレゼンスを制御する処理を実行している。
すなわち、本発明の通信システムは、構内交換機に収容されるインスタントメッセージ及びプレゼンス(以下、IM&Pと称す)サービス対応無線LAN(Local Area Network)電話端末や構内PHS(Personal Handy−phone System)のような従来の無線電話端末や有線電話端末をIM&Pサービス対応PC(バーソナルコンピュータ)型インタネット電話端末のハンドセット及びIM&P端末として同時に利用する場合において、それらの端末のどちらからでも違和感なく、IM&Pサービスを利用することを可能とする。
より具体的に説明すると、本発明の通信システムでは、IM&Pサーバが、それぞれの端末から設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティ、それぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプ、端末の種別や連携状態に応じて変化するそれぞれの端末のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報の決定と、IM(インスタントメッセージ)の送受信制御とを行うことで、複数の端末を同時に利用するユーザ自身や他のユーザが違和感なく、IM&Pサービスを利用することを可能としている。
これによって、本発明の通信システムでは、移動の自由度の高い無線電話端末や使い易いユーザインタフェースを持つ有線電話端末をIM&Pサービス対応PC型インタネット電話端末のハンドセット及びIM&P端末として同時に利用する際、複数の端末から入力されるプレゼンス情報から、それらの端末を使用するユーザのプレゼンス情報を矛盾のないよう決定し、他のユーザに対して公開することを可能にするとともに、どの端末からでもユーザが混乱することないようにIMを送受することを可能にしている。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、複数の端末を同時に利用するユーザがどの端末からでも違和感なく、プレゼンスサービスの利用やIMの送受信を行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による通信システムはPC(パーソナルコンピュータ)端末1−0,1−1と、ハンドセット端末2−0,2−1と、IM&P(インスタントメッセージ及びプレゼンス)サーバ3と、構内交換装置[いわゆるIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange:PBX機能内蔵サーバ)]4と、無線基地局5とから構成されている。
PC端末1−0,1−1は、LAN(Local Area Network)等のインタネット回線を介してIM&Pサーバ3とIM(インスタントメッセージ)を送受するために必要なIMソフトウェア11−0,11−1と、プレゼンス情報を送受するために必要なプレゼンスソフトウェア12−0,12−1と、構内交換装置4との間で呼制御情報を送受するために必要な呼制御ソフトウェア13−0,13−1とを備え、入出力装置14−0,14−1が接続されている。
ハンドセット端末2−0,2−1は、IMソフトウェア21−0,21−1と、プレゼンスソフトウェア22−0,22−1と、呼制御ソフトウェア23−0,23−1とを備えている。IM&Pサーバ3はIMを送受する機能と、プレゼンスサーバの機能とを備えている。つまり、IM&Pサーバ3はIM制御部31と、プレゼンス制御部32と、端末連携制御部33と、端末連携情報記憶部34と、プレゼンス記憶部35とを備えている。
PC端末1−0とハンドセット端末2−0とはユーザAが使用する端末であり、PC端末1−1とハンドセット端末2−1とはユーザBが使用する端末である。構内交換装置4には予めPC端末1−0と連携するハンドセット端末2−0の情報を1対1に登録している。同様に、PC端末1−1と連携するハンドセット端末2−1の情報も1対1に登録している。
構内交換装置4はユーザAによるPC端末1−0からハンドセット端末2−1への発信要求を受信すると、PC端末1−0とハンドセット端末2−0との呼状態を結合し、ハンドセット端末2−1とPC端末1−1との両機器に対してハンドセット端末2−0が呼接続要求を行っていることを通知する。構内交換装置4は着信を認知したユーザBがハンドセット端末2−1を着信応答状態とした段階で、ハンドセット端末2−0とハンドセット端末2−1との通話路を確立する。
また、構内交換装置4はユーザAによるハンドセット端末2−0からハンドセット端末2−1への発信要求を受信すると、PC端末1−0とハンドセット端末2−0との呼状態を結合し、ハンドセット端末2−1とPC端末1−1との両機器に対してハンドセット端末2−0が呼接続要求を行っていることを通知する。構内交換装置4は着信を認知したユーザBがハンドセット端末2−1を着信応答状態とした段階で、ハンドセット端末2−0とハンドセット端末2−1との通話路を確立すると同時に、PC端末1−0と接続状態の連携を行う。
尚、ユーザAがPC端末1−0を自宅に忘れた際等、ハンドセット端末が利用できない場合には、PC端末1−0から構内交換装置4に対して連携状態の解除を設定することで、PC端末1−0の入出力装置14−0をハンドセットとして利用することができる。以上の操作にて、ハンドセット端末2−0と連携するPC端末1−0、ハンドセット端末2−1と連携するPC端末1−1のLAN上での連携を構内交換装置4が認識する。
ユーザA及びユーザBがIM&Pサービスを利用する際、PC端末1−0、ハンドセット端末2−0、PC端末1−1、ハンドセット端末2−1はIM&Pサーバ3にそれぞれ異なる識別子[いわゆる内線番号やSIP−URI(Session Initiation Protocol−Uniform Resource Identifier)]で接続される。
尚、図1に示すように、一人のユーザが複数の識別子を使用している場合、他のユーザが電話をかける際や、プレゼンス情報を参照する際、IMを送信する際に混乱するため、他のユーザには唯一の識別子を公開する。以下の説明では、ハンドセットの識別子を他のユーザに対して公開するものとし、その識別子をメイン識別子と呼ぶ。
次に、プレゼンスサービスの基本動作について説明する。プレゼンスサービスは、プレゼンス情報をプレゼンスサーバに対して発行するプレゼンティティ、プレゼンティティのプレゼンス情報の購読をプレゼンスサーバに対して要求するウォッチャー、プレゼンティティから発行されたプレゼンス情報をウォッチャーに通知するプレゼンスサーバから構成される。
多くの場合、プレゼンスサービス対応端末は、プレゼンティティとウォッチャーとの両方を備え、図1に示す各端末におけるプレゼンスソフトウェアもこの両方を備えているものとする。ユーザAがPC端末1−0及びハンドセット端末2−0で、ユーザBがPC端末1−1及びハンドセット端末2−1で自端末のバディリストに端末を追加すると、各端末はその識別子とともにIM&Pサーバ3に購読要求を送信する。購読要求を受信したIM&Pサーバ3は該当端末のプレゼンス情報を通知する。
ユーザAがPC端末1−0及びハンドセット端末2−0で、ユーザBがPC端末1−1及びハンドセット端末2−1で離席、会議中等自身のプレゼンス情報を入力すると、各端末はその識別子とともにIM&Pサーバ3に対してプレゼンス情報を発行する。IM&Pサーバ3はプレゼンティティのプレゼンス情報に変化があった場合、そのプレゼンティティを購読している全てのウォッチャーに対してプレゼンス情報を通知する。
続いて、IMサービスの基本動作について説明する。ユーザAがPC端末1−0及びハンドセット端末2−0で、ユーザBがPC端末1−1及びハンドセット端末2−1でIMを送信すると、各端末はその識別子とともにIM&Pサーバ3にIM送信要求を送信する。IM&Pサーバ3は送信先端末にIMを転送する。送信先には送信元端末の識別子が通知される。
次に、端末連携システムにおけるプレゼンスサービスの利用方法について説明する。IM&Pサーバ3には予め、PC端末1−0とハンドセット端末2−0との組み合わせ、PC端末1−1とハンドセット端末2−1との組み合わせで識別子を1対1に登録しており、IM&Pサーバ3はPC端末1−1からハンドセット端末2−0に対する購読要求を受信すると、端末連携情報を確認し、ハンドセット端末2−0のプレゼンス情報とPC端末1−0のプレゼンス情報とを比較し、予め設定されたルールに基づいて適切と判断したプレゼンス情報を選択し、PC端末1−1に通知する。
同様に、IM&Pサーバ3はハンドセット端末2−1からハンドセット端末2−0に対する購読要求を受信すると、端末連携情報を確認し、ハンドセット端末2−0のプレゼンス情報とPC端末1−0のプレゼンス情報とを比較し、予め設定されたルールに基づき適切と判断したプレゼンス情報を選択し、ハンドセット端末2−1に通知する。
IM&Pサーバ3はPC端末1−0からのプレゼンス情報の発行を受信した場合、PC端末1−0のプレゼンス情報を記憶し、PC端末1−0のプレゼンス情報と、ハンドセット端末2−0のプレゼンス情報とを予め設定されたルールに基づいて比較し、適切と判断したプレゼンス情報を選択して通知する。同様に、IM&Pサーバ3はハンドセット端末2−0からのプレゼンス情報の発行を受信した場合、ハンドセット端末2−0のプレゼンス情報を記憶し、ハンドセット端末2−0のプレゼンス情報と、PC端末1−0のプレゼンス情報とを予め設定されたルールに基づいて比較し、適切と判断したプレゼンス情報を選択して通知する。
次に、ハンドセット端末とPC端末とから設定されたプレゼンス情報から適切なプレゼンス情報を選択する方法について説明する。インタネット電話プレゼンスシステム、IMシステムにおいて、プレゼンス情報は主に適切な通信手段を決定するための情報として利用される。例えば、連絡を取りたい相手のプレゼンス情報が「会議中」であればIMで用件を伝える、「オフライン(外出中)」であれば電子メールにする、「電話中」ではない人を探して電話をかける、といった適切な通信手段の選択が可能となる。
ハンドセット端末とPC端末とのように、プレゼンス情報の設定元が複数ある場合には、単純にプレゼンス情報が設定される度にウォッチャーへ通知すると、プレゼンス情報の不整合が生じることがある。例えば、ハンドセット端末が起動したまま、PC端末をシャットダウンさせた時、PC端末はシャットダウン時に「オフライン」をIM&Pサーバ3に通知するとすれば、ハンドセット端末は起動しているのにもかかわらず「オフライン」となってしまう。また、ハンドセット端末で通話を行っており、プレゼンス情報が「電話中」となっている時にPC端末を起動させた際、PC端末は起動時に「オンライン」をIM&Pサーバ3に通知するとすれば、ハンドセット端末で通話をしているのにもかかわらず「オンライン」となってしまう。
ハンドセット端末とPC端末とのどちらでも電話とIM機能を利用することができるならば、「オフライン」とすべきなのはハンドセット端末とPC端末との両端末がオフラインの場合であり、ハンドセット端末とPC端末とのどちらかが電話中であれば「電話中」であるべきである。
このように、プレゼンス情報の持つ意味に応じて適切なプレゼンス情報を選択しなければならない。しかし、プレゼンス情報の持つ意味をIM&Pサーバ3で分析するのは困難であるため、予めプレゼンス情報にはその意味に応じたプライオリティ付けをしておき、各端末から設定されたプレゼンス情報が異なる場合には、プライオリティの高いプレゼンス情報を選択する。インタネット電話システムにおいては、「電話中」のプライオリティが最も高く、「オフライン」のプライオリティが最も低い。それ以外のプレゼンス情報のプライオリティはその中間であるとする。
また、PC端末に音声入出力装置を備えていない場合や、ハンドセット端末の電源OFF時や圏外時には電話とIMとを受けたくない場合のために、ハンドセット端末のみでしか電話とIMとを受けられないように連携設定をすることもできる。このような連携状態の場合、PC端末に接続されたハンドセットを用いて通話を行う機能とIM受信機能とは無効となるため、ハンドセット端末が電源OFFや圏外の場合には、PC端末が起動していてもプレゼンス情報を「オフライン」とすべきである。
このように、連携端末のサービス能力に応じた適切なプレゼンス情報の選択が必要である。各端末は自端末のサービス能力の情報をプレゼンス情報に含めて発行し、IM&Pサーバ3はその情報を基にプレゼンス情報を選択する。連携端末の一方がサービス能力を持たない場合には、IM&Pの機能と電話の機能とが利用可能な端末のプレゼンス情報を選択する。
さらに、端末とIM&Pサーバ3との間の通信に、UDP(User Datagram Protocol)のような信頼性のないトランスポートを使用し、さらにハンドセット端末は無線LAN、PC端末は有線LANというように端末間で通信環境が異なる場合には、各端末から発行されるプレゼンス情報をIM&Pサーバ3が受信する順序が逆転する可能性がある。
例えば、無線LANを使用するハンドセット端末で「休憩中」と設定したあとすぐに、有線LANを使用するPC端末で「会議中」と設定した場合、無線LANの伝送遅延等によって、IM&Pサーバ3では「休憩中」より先に「会議中」のプレゼンス発行要求を受信し、「会議中」であるにもかかわらず、「休憩中」のプレゼンス情報が最新のものとして扱われてしまう。
通常、端末がプレゼンス情報発行のメッセージに付加するシーケンス番号によって、IM&Pサーバ3側でメッセージ受信順序の異常を検出することができるが、この方法では、複数の端末から発行されるメッセージの順序管理は行えない。端末はプレゼンス情報にそのプレゼンス情報が変更された時のタイムスタンプを含めて発行し、IM&Pサーバ3ではそのタイムスタンプを端末間のプレゼンス発行順序管理に使用する。
本実施例では、複数の端末から設定されたプレゼンス情報から唯一のプレゼンス情報を選択するために、プレゼンス情報のプライオリティ、プレゼンス情報が生成されたタイムスタンプ、連携端末のサービス能力の情報を用いる。
この場合、IM&Pサーバ3は、まず各端末から設定されたプレゼンス情報のプライオリティを確認し、プライオリティが等しい場合に、タイムスタンプが最近のプレゼンス情報を選択する。IM&Pサーバ3は、プライオリティが異なる場合、各端末のサービス能力を確認する。IM&Pサーバ3は、サービス能力が等しい場合、プライオリティの高いプレゼンス情報を選択する。IM&Pサーバ3は、サービス能力が異なる場合、IMと電話の機能が利用可能状態となっている端末のプレゼンス情報を選択する。
尚、プレゼンスサービスにおいて端末連携を行っている場合、例えばハンドセット側でプレゼンス情報が変更されたことは連携しているPC端末側にも反映されないと、ユーザが端末を持ち替えた際に混乱する。そこで、端末間でプレゼンス情報を同期させるために、各端末には連携端末情報として他のユーザに公開するメイン識別子を設定し、各端末は連携端末情報が設定されている場合、その識別子に対する購読要求を端末起動時等に行う。自端末内で保持し、画面に表示するプレゼンス情報はIM&Pサーバ3から通知されるメイン識別子のプレゼンス情報と同期させる。
図1においては、ハンドセット端末2−0には連携端末情報として、PC端末1−0の識別子が設定されている。ユーザAがPC端末1−0でプレゼンス情報を変更した結果、ハンドセット端末2−0はIM&Pサーバ3から通知されるPC端末1−0のプレゼンス情報を自端末のプレゼンス情報とする。同様に、PC端末1−0には連携端末情報として、ハンドセット端末2−0の識別子が設定されている。ユーザAがハンドセット端末2−0でプレゼンス情報を変更した結果、PC端末1−0はIM&Pサーバ3から通知されるハンドセット端末2−0のプレゼンス情報を自端末のプレゼンス情報とする。この方法によって、各端末で設定したプレゼンス情報は連携端末間で共有されるため、端末持ち替え時等にユーザが混乱することがない。
また、連携端末による変更だけでなく、スケジューラ等外部のアプリケーションがIM&Pサーバ3における端末のプレゼンス情報を直接変更する場合にも、その変更が変更対象の端末に反映されることによって、ユーザはスケジューラ等によるプレゼンス情報の自動入力を確認することができる。さらに、連携端末が設定するプレゼンス情報に応じて、IMや電話の機能を無効にする等の自端末のサービス能力を変更させることや、自端末をシャットダウンさせることができる。
以上の方法によって、本実施例では、端末連携を行っている端末のどちらからでも違和感なくプレゼンス情報を購読及び発行することができる。
次に、端末連携システムにおけるIMサービスの利用方法について説明する。以下、ユーザAがユーザBへIMを送信する場合の動作について説明する。
ユーザAがハンドセット端末2−0を使用してIMを送信する場合、ハンドセット端末2−0はその識別子とともに宛先情報としてハンドセット端末2−1の識別子を指定し、IM&Pサーバ3に対してIM送信要求を行う。IM&Pサーバ3はハンドセット端末2−1に対して、ハンドセット端末2−0の識別子を送信元情報としてIMを転送する。
ユーザAがPC端末1−0を使用してIMを送信する場合、PC端末1−0はその識別子とともに宛先情報としてハンドセット端末2−1の識別子を指定し、IM&Pサーバ3に対してIM送信要求を行う。IM&Pサーバ3には予め、PC端末1−0とハンドセット端末2−0との組み合わせ、PC端末1−1とハンドセット端末2−1との組み合わせで、それぞれ識別子を1対1に登録しており、IM&Pサーバ3はハンドセット端末2−1に対して、ハンドセット端末2−0の識別子を送信元情報としてIMを転送する。PC端末1−0、ハンドセット端末2−0のどちらからでもIMを送信することができ、どちらで送信してもIM送信先には同じ送信元情報が通知される。
ユーザBがユーザAからIMを受信する場合、この時、ユーザBはPC端末1−1の付近でハンドセット端末2−1をハンドセットとして使用しているのか、ハンドセット端末2−1のみを持って会議室等に移動しているのか、ハンドセット端末2−1を会議室等に置き忘れていることを知らずにPC端末1−1の前にいるのか、またはハンドセット端末2−1を自宅に忘れてPC端末1−1のみを使用しているのか、といったユーザBのIM受信環境をIM送信者やIM&Pサーバ3が判断するのは難しい。そこで、ユーザBがどちらの端末でもIMを受信できるようにするには、PC端末1−1とハンドセット端末2−1との両方にIMを送信する必要がある。
しかしながら、ハンドセット端末2−1の電源OFF時や圏外時には、IMを一切受けたくない場合のために、ハンドセット端末2−1のみでしかIMを受けられないように連携設定をする場合がある。このような連携状態の場合、PC端末1−1のIM受信機能が無効となり、IM&Pサーバ3はPC端末1−1に対してIMを送信する必要はない。このように、連携端末のサービス能力に応じたIMの転送が必要である。プレゼンスサービスに対応していない端末を除き、各端末は自端末のサービス能力の情報をプレゼンス情報に含めて発行する。IM&Pサーバ3はその情報を基にIMの転送先制御を行う。
尚、ユーザAがユーザBへIMを送信する際、はじめは、文字入力のしやすいキーボード等を備えたPC端末1−0を使用してIMのやりとりをしているが、その後、会議の時間が近づき、ハンドセット端末2−0を持って会議室に向かうというケースがある。この時、上述した方法によって、会議室へ向かう移動中にも続けて、今度はハンドセット端末2−0を使用して同じ相手とIMを行うことが可能である。
しかしながら、上述した方法によって、ユーザBから受信するIMはPC端末1−0及びハンドセット端末2−0の両方で受信することができるが、それまでPC端末1−0を使用して自身が発言していたメッセージはハンドセット端末2−0のIMチャット画面に履歴として存在しないため、自身の発言を確認することができず、会話の流れが失われてしまう。
ユーザAがPC端末1−0を使用してIMを送信する際には、同時にハンドセット端末2−0にも同じ内容を送信し、PC端末1−0とハンドセット端末2−0とにおける発言内容を一致させることで、違和感なく、チャット中に端末を乗り換えられるようにする。
図2〜図7は本発明の一実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の一実施例による通信システムの動作について説明する。図2は、PC端末1−0またはハンドセット端末2−0がプレゼンス情報の購読要求を行う際のPC端末1−0またはハンドセット端末2−0とIM&Pサーバ3との処理例を示している。以下、図2を参照してプレゼンス情報の購読要求を行う際のPC端末1−0またはハンドセット端末2−0とIM&Pサーバ3との処理について説明する。
ユーザがPC端末1−0及びハンドセット端末2−0の一方(端末Xとする)を使用し、他の端末Yをバディリストに登録すると、端末XはIM&Pサーバ3に対して購読要求を送信する(図2のステップS1)。
IM&Pサーバ3におけるプレゼンス制御部32は購読要求を受信すると(図2ステップS11)、端末Yのウォッチャーリストに端末Xを登録し(図2ステップS12)、端末連携制御部33に対して端末Yの識別子を基にプレゼンス情報の取得を要求する(図2ステップS13)。プレゼンス制御部32は端末連携制御部33から返却された端末Yのプレゼンス情報を取得し(図2ステップS14)、購読要求を送信した端末Xに通知し(図2ステップS15)、端末Xはプレゼンス情報の通知を受信する(図2ステップS2)。
ここで、図3は上記のIM&Pサーバ3における端末連携制御部33のプレゼンス処理例を示している。以下、図3を参照してIM&Pサーバ3における端末連携制御部33のプレゼンス処理について説明する。
端末連携制御部33はプレゼンス情報取得要求を受信すると(図3ステップS21)、要求された識別子を基に端末連携情報記憶部34から端末連携情報を検索する(図3ステップS22)。端末連携制御部33は検索結果を基に連携端末の存在の有無を判定し(図3ステップS23)、連携端末が存在しない場合、存在する唯一の端末のプレゼンス情報を選択する(図3ステップS31)。また、連携端末が存在する場合、端末連携制御部33はそれぞれの端末のプレゼンス情報を取得する(図3ステップS24)。
端末連携制御部33は複数のプレゼンス情報があるかを確認し(図3ステップS25)、複数存在しない場合、存在する唯一の端末のプレゼンス情報を選択する(図3ステップS31)。また、端末連携制御部33は複数のプレゼンス情報が存在する場合、それぞれのプレゼンス情報のプライオリティを確認し(図3ステップS26)、プライオリティが等しい場合、そのうち最近のタイムスタンプを含むプレゼンス情報を選択する(図3ステップS28)。
端末連携制御部33はプライオリティが異なる場合、サービス能力を確認し(図3ステップS27)、連携端末がサービス能力を双方同時に備えていない場合、サービス能力を備えた一方の端末のプレゼンス情報を選択する(図3ステップS29)。また、端末連携制御部33は連携端末の双方がサービス能力を備えている場合、プライオリティの高いプレゼンス情報を選択する(図3ステップS30)。端末連携制御部33は、以上の処理によって選択された唯一のプレゼンス情報を返却する(図3ステップS32)。
図4はPC端末1−0またはハンドセット端末2−0がプレゼンス情報の発行を行う際のPC端末1−0またはハンドセット端末2−0とIM&Pサーバ3との処理例を示している。以下、図4を参照してプレゼンス情報の発行を行う際のPC端末1−0またはハンドセット端末2−0とIM&Pサーバ3との処理について説明する。
ユーザがPC端末1−0及びハンドセット端末2−0の一方(端末Xとする)を使用し、プレゼンス情報を設定すると、端末XはIM&Pサーバ3に対してプレゼンス情報を発行する(図4ステップS41)。IM&Pサーバ3のプレゼンス制御部32は発行を受信すると(図4ステップS51)、発行されたプレゼンス情報をプレゼンス記憶部35に保存し(図4ステップS52)、端末Xのウォッチャーリストを取得する(図4ステップS53)。
プレゼンス制御部32は端末連携制御部33に対して端末Xの識別子を基にプレゼンス情報の取得を要求する(図4ステップS54)。プレゼンス制御部32は端末連携制御部33から返却された端末Xのプレゼンス情報を取得し(図4ステップS55)、ウォッチャーリストに存在する全ての端末に通知する(図4ステップS56)。端末Xは事前に自端末に対する購読要求を行っているため、プレゼンス情報の通知を受信し(図4ステップS42)、受信したプレゼンス情報を自端末のプレゼンス情報として画面表示に反映する(図4ステップS43)。
尚、ここで、IM&Pサーバ3における端末連携制御部33のプレゼンス処理については、上述した図3に示す処理と同様にして行われる。
図5はIM&Pサーバ3におけるIMの処理例を示している。以下、図5を参照してIM&Pサーバ3におけるIMの処理について説明する。
ユーザがPC端末1−0(端末X’とする)もしくはハンドセット端末2−0(端末Xとする)を使用し、他の端末Yに対するIMを送信すると、PC端末X’もしくはハンドセット端末XはIM&Pサーバ3に対してIM送信要求を送信する(図5ステップS61)。
IM&Pサーバ3におけるIM制御部31はIM送信要求を受信すると(図5ステップS81)、端末連携制御部33に対して端末Yの識別子を基にIM送信先の情報の取得を要求し、IM送信先の識別子を取得する(図5ステップS82)。IM制御部31は有効なIM送信先が1箇所以上返却されたかを判定し(図5ステップS83)、有効なIM送信先が1つも返却されない場合、端末X’に対して送信失敗を通知する(図5ステップS87)。
IM制御部31は有効なIM送信先が返却された場合、端末連携制御部33に対して端末X’の識別子を基にIM送信元の情報の取得を要求し、送信元のメイン識別子を取得する(図5ステップS84)。IM制御部31はIMの送信元識別子をメイン識別子に置き換え(図5ステップS85)、取得したIM送信先に対してIMを転送する(図5ステップS86)。端末YはIMを受信する(図5ステップS101,S111)。
IM制御部31は送信した全てのIMが送信失敗となった場合、端末X’に対して送信失敗を通知し、いずれかのIMの送信に成功した場合、端末X’に対して送信成功を通知する(図5ステップS87)。端末X’はIM送信結果を受信する(図5ステップS62)。
IM制御部31はいずれかのIM送信に成功した場合(図5ステップS88)、続けて端末連携制御部33に対して端末X’の識別子を基にIM送信先の情報の取得を要求し、IM送信先の識別子を取得する(図5ステップS89)。IM制御部31は取得したIM送信先のうち、送信元以外の識別子が存在するかを判定する(図5ステップS90)。存在する場合、IM制御部31は該当端末に対して同じ内容のIMを転送し(図5ステップS91)、端末XはIMを受信する(図5ステップS71)。
図6はIM&Pサーバ3における端末連携制御部33のIM送信先取得要求の処理例を示している。以下、図6を参照してIM&Pサーバ3における端末連携制御部33のIM送信先取得要求の処理について説明する。
端末連携制御部33はIM送信先取得要求を受信すると(図6ステップS121)、要求された識別子を基に端末連携情報記憶部34から端末連携情報を検索する(図6ステップS122)。端末連携制御部33は検索結果を基に連携端末のプレゼンス情報を確認する(図6ステップS123)。
端末連携制御部33は全ての端末のプレゼンス情報がオフラインかどうかを判定し(図6ステップS124)、オフラインである場合、端末の識別子を選択しない(図6ステップS128)。端末連携制御部33はプレゼンス情報がオフラインではない端末が1つでも存在する場合、それらの端末のサービス能力を確認する(図6ステップS125)。
さらに、端末連携制御部33はそのうち全ての端末についてIM機能が無効であることが明示されているかどうかを判定し(図6ステップS126)、全ての端末についてIM機能の無効が明示されている場合、端末の識別子を選択しない(図6ステップS128)。端末連携制御部33はIM機能が無効と明示されていない端末が1以上存在する場合、それらの端末の識別子を選択する(図6ステップS127)。端末連携制御部33は以上の処理によって選択された端末の識別子を返却する(図6ステップS129)。
図7はIM&Pサーバ3における端末連携制御部33のIM送信元取得要求の処理例を示している。以下、図7を参照してIM&Pサーバ3における端末連携制御部33のIM送信元取得要求の処理について説明する。
端末連携制御部33はIM送信先取得要求を受信すると(図7ステップS131)、要求された識別子を基に端末連携情報記憶部34から端末連携情報を検索する(図7ステップS132)。端末連携制御部33は検索結果を基に連携端末の存在の有無を判定し(図7ステップS133)、存在しない場合、唯一の端末の識別子を選択し(図7ステップS135)、存在する場合、そのうちメイン識別子を選択する(図7ステップS134)。端末連携制御部33は以上の処理によって選択された端末の識別子を返却する(図7ステップS136)。
このように、本実施例では、それぞれの端末が設定したプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティ、プレゼンス情報が生成されたタイムスタンプ、端末の機能や連携状態に応じて変化するそれぞれの端末のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報を決定するため、複数の端末を同時に利用するユーザがどの端末からでも違和感なく、プレゼンスサービスを利用することができる。
また、本実施例では、連携しているどの端末を使用してIMを送信してもIM&Pサーバ3が相手先には唯一の識別子を通知し、また、送信先ユーザの連携端末のプレゼンス情報と、連携状態に応じて変化するサービス能力とを基に、IM受信可能な端末を選択してIMを送信するため、複数の端末を同時に利用するユーザがどの端末からでも違和感なく、IMを送受信することができる。
さらに、本実施例では、相手が送信するIMをユーザが利用する複数の連携端末で受信し、またユーザが送信するIMを自身の連携端末で受信するため、複数の端末を同時に利用するユーザが違和感なく、チャット中に端末を乗り換えることができる。
図8は本発明の他の実施例による通信システムの構成例を示すブロック図である。図8においては、IMサービス対応無線LAN電話端末や構内PHSのような従来の無線電話端末や有線電話端末等をIM&Pサービス対応パーソナルコンピュータ型インタネット電話端末のハンドセットとして使用する際の構成を示している。ここで、ハンドセット端末2a−0,2a−1はプレゼンス情報を送受するために必要なプレゼンスソフトウェアを備えていない点が上述した本発明の一実施例と異なっている。
本発明の他の実施例におけるプレゼンスサービスの端末連携方法について説明する。ハンドセット端末2a−0はプレゼンス機能を備えていないため、IM&Pサーバ3上ではハンドセット端末2a−0のプレゼンス情報が存在せず、NULLである。したがって、常に、PC端末1−0によって設定されたプレゼンス情報がハンドセット端末2a−0のプレゼンス情報としてウォッチャーに通知される。
ハンドセット端末2a−0はプレゼンス機能を備えていないため、ハンドセット端末2a−0で通話を行っている場合に、ハンドセット端末2a−0からIM&Pサーバ3に対して「電話中」のプレゼンス情報を直接発行することはできない。ハンドセット端末2a−0で通話を行っている場合には、構内交換装置4によってPC端末1−0とハンドセット端末2a−0との間で接続状態の連携が行われるため、ハンドセット端末2a−0で通話を行っているというプレゼンス情報はPC端末1−0が代理でIM&Pサーバ3に対して発行する。
この時、PC端末1−0でプレゼンス情報を「秘密」に設定している場合には、ハンドセット端末2a−0で通話を行っていても、「電話中」のプレゼンス情報を発行しない等、PC端末1−0で保持するルールに基づいてプレゼンス情報を発行することが可能である。
本実施例によるIMの動作は上述した本発明の一実施例と同様である。尚、ハンドセット端末2a−0が構内PHSのような従来の無線電話端末や有線電話端末などである場合には、IMの機能を備えていないため、IMサービスはPC端末1−0で行う。
図9は本発明の他の実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図8及び図9を参照して本発明の他の実施例による通信システムの動作について説明する。図9は、ハンドセット端末2a−0が通話を行う際のハンドセット端末2a−0、PC端末1−0、呼接続装置、IM&Pサーバ3の処理例を示している。
ユーザがハンドセット端末2a−0を使用して発信操作を行うと、ハンドセット端末2−0は呼接続装置に対して発信要求を送信する(図9ステップS161)。呼接続装置は発信要求を受信すると(図9ステップS151)、受信した発信元情報を基にデータベースを検索し、端末連携情報を得る(図9ステップS152)。呼接続装置はハンドセット端末2a−0の連携端末(PC端末1−0)に対して、発信情報を送信すると同時に(図9ステップS153)、着信先端末に対して着信要求を送信する(図9ステップS154)。
着信先端末は着信要求を受信し(図9ステップS141)、発信元端末の連携端末であるPC端末1−0は発信情報を受信する(図9ステップS171)。発信情報を受信したPC端末1−0は予め設定されたプレゼンス情報設定ルールに基づいてプレゼンス情報を決定し(図9ステップS172)、決定したプレゼンス情報をIM&Pサーバ3に対して発行する(図9ステップS173)。IM&Pサーバ3はプレゼンス情報の発行を受信する(図9ステップS181)。
着信先でユーザが応答操作を行うと、着信先端末は呼接続装置に対して応答を通知する(図9ステップS142)。呼接続装置は応答通知を受信すると(図9ステップS155)、ハンドセット端末2a−0に対して応答を通知する(図9ステップS156)。ハンドセット端末2a−0は応答を受信し(図9ステップS162)、通話状態となる。同時に、呼接続装置はハンドセット端末2a−0の連携端末であるPC端末1−0に対して応答情報を送信し(図9ステップS157)、PC端末1−0は発信情報を受信する(図9ステップS174)。
発信情報を受信したPC端末1−0は予め設定されたプレゼンス情報設定ルールに基づいてプレゼンス情報を決定し(図9ステップS175)、決定したプレゼンス情報をIM&Pサーバ3に対して発行する(図9ステップS176)。IM&Pサーバ3はプレゼンス情報の発行を受信する(図9ステップS182)。
このように、本実施例では、呼接続装置から通知されるハンドセット端末2−0の呼情報を基にプレゼンス機能を備えた連携端末(PC端末1−0)がIM&Pサーバ3に対してプレゼンス情報を代理発行するため、プレゼンス機能を備えていないハンドセット端末2−0の呼情報をプレゼンス情報に反映することができる。
本発明の一実施例による通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の他の実施例による通信システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の他の実施例による通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1−0,1−1 PC端末
2−0,2−1,
2a−0,2a−1 ハンドセット端末
3 IM&Pサーバ
4 構内交換装置
5 無線基地局
11−0,11−1,
21−0,21−1 IMソフトウェア
12−0,12−1,
22−0,22−1 プレゼンスソフトウェア
13−0,13−1,
23−0,23−1 呼制御ソフトウェア
14−0,14−1 入出力装置
31 IM制御部
32 プレゼンス制御部
33 端末連携制御部
34 端末連携情報記憶部
35 プレゼンス記憶部

Claims (18)

  1. 構内交換機に収容されるインスタントメッセージ及びプレゼンスサービスに対応する情報端末と、前記情報端末にハンドセットとして用いられるハンドセット端末とを含む通信システムであって、
    前記情報端末及び前記ハンドセット端末から設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティとそれぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記情報端末及び前記ハンドセット端末の種別及び端末の連携状態に応じて変化する前記情報端末及び前記ハンドセット端末各々のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報の決定と前記インスタントメッセージの送受信制御とを行うインスタントメッセージ及びプレゼンスを制御するサーバ装置を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記サーバ装置は、それぞれの端末が設定したプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティと前記プレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記端末の機能及び連携状態に応じて変化するそれぞれの端末のサービス能力とを基にユーザのプレゼンス情報を決定することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記サーバ装置は、連携しているどの端末を使用して前記インスタントメッセージが送信されても相手先に唯一の識別子を通知し、送信先ユーザの連携端末のプレゼンス情報と前記サービス能力とを基に前記インスタントメッセージ受信可能な端末を選択して前記インスタントメッセージを送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信システム。
  4. 相手が送信する前記インスタントメッセージをユーザが利用する複数の連携端末で受信し、ユーザが送信する前記インスタントメッセージを当該ユーザ自身の連携端末で受信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の通信システム。
  5. 前記ハンドセット端末の呼情報を基に、プレゼンス機能を備えた連携端末が前記サーバ装置に対してプレゼンス情報を代理発行することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の通信システム。
  6. 前記ハンドセット端末は、少なくとも無線LAN(Local Area Network)電話端末、構内PHS(Personal Handy−phone System)、有線電話端末とのいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の通信システム。
  7. 構内交換機に収容されるインスタントメッセージ及びプレゼンスサービスに対応する情報端末及び前記情報端末にハンドセットとして用いられるハンドセット端末から設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティとそれぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記情報端末及び前記ハンドセット端末の種別及び端末の連携状態に応じて変化する前記情報端末及び前記ハンドセット端末各々のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報の決定と前記インスタントメッセージの送受信制御とを行うインスタントメッセージ及びプレゼンスを制御する制御手段を有することを特徴とするサーバ装置。
  8. 前記制御手段は、それぞれの端末が設定したプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティと前記プレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記端末の機能及び連携状態に応じて変化するそれぞれの端末のサービス能力とを基にユーザのプレゼンス情報を決定することを特徴とする請求項7記載のサーバ装置。
  9. 前記制御手段は、連携しているどの端末を使用して前記インスタントメッセージが送信されても相手先に唯一の識別子を通知し、送信先ユーザの連携端末のプレゼンス情報と前記サービス能力とを基に前記インスタントメッセージ受信可能な端末を選択して前記インスタントメッセージを送信することを特徴とする請求項7または請求項8記載のサーバ装置。
  10. 前記制御手段は、相手先が送信する前記インスタントメッセージをユーザが利用する複数の連携端末に送信し、当該ユーザが送信する前記インスタントメッセージを当該ユーザ自身の連携端末に送信することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載のサーバ装置。
  11. 前記制御手段は、前記ハンドセット端末の呼情報を基に、プレゼンス機能を備えた連携端末が代理発行するプレゼンス情報を受信して保持することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載のサーバ装置。
  12. 前記ハンドセット端末が、少なくとも無線LAN(Local Area Network)電話端末、構内PHS(Personal Handy−phone System)、有線電話端末とのいずれかであることを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか記載のサーバ装置。
  13. 構内交換機に収容されるインスタントメッセージ及びプレゼンスサービスに対応する情報端末と、前記情報端末にハンドセットとして用いられるハンドセット端末とを含む通信システムに用いる端末連携方法であって、
    サーバ装置が、前記情報端末及び前記ハンドセット端末から設定されたプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティとそれぞれのプレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記情報端末及び前記ハンドセット端末の種別及び端末の連携状態に応じて変化する前記情報端末及び前記ハンドセット端末各々のサービス能力を基にユーザのプレゼンス情報の決定と前記インスタントメッセージの送受信制御とを行うインスタントメッセージ及びプレゼンスを制御する処理を実行することを特徴とする端末連携方法。
  14. 前記サーバ装置が、それぞれの端末が設定したプレゼンス情報の持つ意味に応じたプライオリティと前記プレゼンス情報が生成されたタイムスタンプと前記端末の機能及び連携状態に応じて変化するそれぞれの端末のサービス能力とを基にユーザのプレゼンス情報を決定することを特徴とする請求項13記載の端末連携方法。
  15. 前記サーバ装置が、連携しているどの端末を使用して前記インスタントメッセージが送信されても相手先に唯一の識別子を通知し、送信先ユーザの連携端末のプレゼンス情報と前記サービス能力とを基に前記インスタントメッセージ受信可能な端末を選択して前記インスタントメッセージを送信することを特徴とする請求項13または請求項14記載の端末連携方法。
  16. 相手が送信する前記インスタントメッセージをユーザが利用する複数の連携端末で受信し、ユーザが送信する前記インスタントメッセージを当該ユーザ自身の連携端末で受信することを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか記載の端末連携方法。
  17. 前記ハンドセット端末の呼情報を基に、プレゼンス機能を備えた連携端末が前記サーバ装置に対してプレゼンス情報を代理発行することを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか記載の端末連携方法。
  18. 前記ハンドセット端末は、少なくとも無線LAN(Local Area Network)電話端末、構内PHS(Personal Handy−phone System)、有線電話端末とのいずれかであることを特徴とする請求項13から請求項17のいずれか記載の端末連携方法。
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