JP2007241229A - 光情報検出方法、光情報検出器及びデータサンプリング方法 - Google Patents

光情報検出方法、光情報検出器及びデータサンプリング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光情報格納媒体に格納された光情報を效率的に検出できるようにする光情報検出方法、光情報検出器、データサンプリング方法を提供する。
【解決手段】バランスドコードワードでコーディングされたソースデータページのイメージを1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出し、上記検出された検出イメージの光強度分布を用い、上記検出イメージが有するサンプリング可能なバリッド検出ピクセルと補正が必要なインバリッド検出ピクセルの分布規則性を判別し、上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応されるバランスドコードワード検出領域別に区分し、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングすることを含むことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は光情報検出方法、光情報検出器及び光情報サンプリング方法に関するものであり、光情報格納媒体に格納された光情報を效率的に検出できる光情報検出方法と、光情報検出器及びデータサンプリング方法に関するものである。
最近、大容量格納能力を有する次世代格納システムに対する要求が増大しながら、ホログラフィ(Holography)を用いた光処理システム、即ち、ホログラフィック(Horographic)光処理システムが注目されている。
ホログラフィック光情報処理システムは、データ情報を含む信号光(Signal Beam)とその信号光と異なる角度から照射される参照光(Reference Beam)を光情報格納媒体の所定の位置で交差させ、このとき、発生する干渉パターンを光情報格納媒体に格納する。また、格納されたデータ情報の再生の際には格納された干渉パターンに参照光を照射し、このとき、干渉パターンによって発生する回折イメージを用いて元来のデータを復元する。
このようなホログラフィック光情報処理システムは、多様な多重化技法を用いて光情報格納媒体の同一位置にデータを重畳させて格納することが可能であり、その重畳格納されたデータを互いに分離して再生できるので、超大容量のデータ格納システムを実現できる。このとき、上記多重化技法には角度多重化、波長多重化、位相符号多重化などがある。
ホログラフィック光情報処理システムはデジタルデータを所定のページ単位で処理し、このようなページ単位のデータをデータページという。即ち、ホログラフィック光情報処理システムはデータページ単位でデータを処理する。このようなデータページ単位の光情報処理過程は米国特許第6,807,671号明細書、特開平第10−97791号公報などに詳細に記載されている。
一例として、ホログラフィック光情報処理システムは、入力データをデータページ単位にエンコーディングし、エンコーディングされた各2進データをそれぞれのピクセルに対応させて2次元的なデータページのイメージに生成した後、これを信号光に投影させて光情報格納媒体に照射する。このような光学的変調は空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)を用いて実行されてもよい。
このとき、光情報格納媒体には上記信号光とは異なる角度から照射される参照光が入射される。上記信号光と参照光とは光情報格納媒体内で互いに干渉を起こし、上記信号光に含まれたデータページのイメージが干渉パターンの形態で光情報格納媒体に記録される。
このような過程によって光情報格納媒体に記録されたデータページのイメージは参照光を上記干渉パターンに照射することによって再生できる。再生されたデータページのイメージは受光配列素子、例えば、CMOSセンサ(Complementary Metal−Oxide Semiconductor sensor)またはCCD(Charge Coupled Device)を用いて検出されてもよい。このとき、検出されたデータページのイメージは所定の信号処理及びデコーディング過程を通して原本データとして再生される。
一方、上記受光配列素子を用いてデータページのイメージを検出する際には以下のような多様なサンプリング技法が用いられてもよい。
1.1:1ピクセルマッチング(Pixel Maching)法
1:1ピクセルマッチング技法は、再生されたデータページイメージのピクセル(以下、データピクセルと略称)と受光配列素子のピクセル(以下、受光ピクセルと略称)とを1:1にマッチングさせる方法である。このような1:1ピクセルマッチング技法は1個のデータピクセルが1個の受光ピクセルに直接対応されるので、イメージ検出の際の格納密度が高い。
実際にデータページのイメージ再生の際には光情報格納媒体の収縮(Shrinkage)や回転(Rotation)の影響により受光配列素子に結像される再生イメージの位置が変わり、その結果ミスアラインメント(Misalignment)が発生してデータピクセルと受光ピクセルとが互いに非マッチングしてしまう。
上記1:1ピクセルマッチング技法はデータピクセル大きさの1/2以上の非マッチングが発生する場合、受光配列素子により検出されたデータページのイメージがひどく劣化(Degradation)してしまう現象をもたらす。従って、ピクセル非マッチングが激しければ正確な情報を得ることができない。
2.1:3オーバーサンプリング(Oversampling)法
1:3オーバーサンプリング法、1個のデータピクセルを9個(3×3)の検出ピクセルで検出するようにする方法である。1:3オーバーサンプリング法の場合、データピクセルと検出ピクセルとの間の非マッチングが発生しても9個の検出ピクセルのうち、中心に位置する検出ピクセルはデータピクセルの光を検出できる。従って、再生されたデータページのイメージが受光配列素子のいずれの位置に存在しても中心の検出ピクセルで検出したイメージから信頼性のあるデータを得ることができる。
しかしながら、このような1:3オーバーサンプリング法は、イメージ検出の際に1個のデータピクセルを検出するために9個の検出ピクセルが必要となるため、格納密度がたいへん低い。例えば、1200×1200検出ピクセルからなる受光配列素子を用いる場合、1個のデータページには400×400のデータのみを含めることになる。従って、システムの安定性は確保することができるが、ホログラフィックメモリの最も大きな長所である格納能力が低下するという深刻な短所を有する。
3.1:2オーバーサンプリング法
1:2オーバーサンプリング法は、1個のデータピクセルを4個(2×2)の検出ピクセルで検出するようにする方法である。1:2オーバーサンプリング法も上記で説明した1:3オーバーサンプリング法と同様に、ピクセルの非マッチングが発生しても4個の検出ピクセルのうち1個はデータピクセルの光を検出でき、信頼性のあるデータを得ることができる。しかしながら、このような1:2オーバーサンプリング法もピクセルマッチング法と比較して情報格納密度が25%しか達しないという短所がある。
このように、従来のピクセルマッチング法は格納密度は良いが、ピクセル間のミスアラインメントにたいへん脆弱という短所があり、従来の1:3オーバーサンプリング法及び1:2オーバーサンプリング法の場合、データ検出の信頼性は高いが、格納密度がたいへん低いという問題点がある。従って、データ検出の信頼性を保障し、且つ高い格納密度を満たすことができる光情報検出方法が要求されている。
米国特許第6,807,671号明細書 特開平第10−97791号公報
本発明は、このような問題点を解決するためのものであり、1:N(Nは1より大きい非整数)オーバーサンプリング及びバランスドコードワード(Balanced Code)を用いて光情報格納媒体に格納された光情報を效率的に検出できるようにする光情報検出方法を提供することに本発明の第1の目的がある。
また、1:N(Nは1より大きい非整数)オーバーサンプリングを用いて光情報格納媒体に格納された光情報を效率的に検出できるようにする装置の構成を有する光情報検出器を提供することに本発明の第2の目的がある。
また、1:N(Nは1より大きい非整数)オーバーサンプリングの際に光情報のデータを效率的にサンプリングできるデータサンプリング方法を提供することに本発明の第3の目的がある。
このような本発明の第1の目的を達成するための本発明による光情報検出方法は、バランスドコードワード(Balanced Codeword)でコーディングされたソースデータページのイメージを1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出し、上記検出された検出イメージの光強度(intensity)分布を用い、上記検出イメージが有するサンプリング可能なバリッド検出ピクセル(Valid)と補正が必要なインバリッド(invalid)検出ピクセルの分布規則性を判別し、上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応するバランスドコードワード検出領域別に区分し、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングすることを含むことを特徴とする。
本発明の第2の目的を達成するための本発明による光情報検出器は、バランスドコードワードでコーディングされたソースデータページのイメージを1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出する光検出部と、上記検出された検出イメージの光強度分布を用い、上記検出イメージが有するサンプリング可能なバリッド検出ピクセルと補正が必要なインバリッド検出ピクセルの分布規則性を判別し、上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応するバランスドコードワード検出領域別に区分した後、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングする光情報処理部を含むことを特徴とする。
本発明の第3の目的を達成するための本発明によるデータサンプリング方法は、1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出されたバランスドコードワードでコーディングされたデータページの検出イメージからデータをサンプリングする方法において、上記検出イメージの光強度分布を演算して上記データページが有するフレームマークに対応するフレームマーク検出領域を検出し、上記検出されたフレームマーク検出領域の光分布を用いて上記検出イメージに存在するバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルの分布規則性を判別し、上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応したバランスドコードワード検出領域単位に区分し、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングすることを含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の目的を達成するための本発明によるもう1つのデータサンプリング方法は、1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出したバランスドコードワードでコーディングされたデータページの検出イメージからデータをサンプリングする方法において、上記検出されたイメージを上記バランスドコードワードに対応されたバランスドコードワード検出領域別に区分し、上記検出イメージの光強度分布を考慮して上記バランスドコードワード検出領域内の検出ピクセルをバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルに分類し、上記バランスドコードワードの光分布特性を用い、上記分類されたバリッド検出ピクセルの光情報を判別して上記バリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルのデータを検出し、上記判別されたデータピクセルの値及び上記インバリッド検出ピクセルの光情報を演算して上記インバリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルのデータを検出することを含むことを特徴とする。
以上説明した通り、本発明によると、1:N(Nは1より大きい非整数)オーバーサンプリングを介して光情報格納媒体に格納されている光情報を效率的に検出できる。特に、データページの検出イメージに存在するバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとの分布規則性をバランスドコードワードのサンプリングの際に適切に用いることができるようになる。
以下、本発明の望ましい実施例を添付された図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の望ましい実施例による光情報検出器を備える光情報再生装置の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、光情報再生装置はレーザ光のような光を発生させて光情報格納媒体(20)に照射する光照射部(10)を含んでもよい。光照射部(10)によって照射される光は光情報格納媒体(20)に所定の角度で入射される。上記光情報格納媒体(20)には多数のデータページが干渉パターンの形態で格納されている。このとき、上記干渉パターンはホログラフィック(Horographic)干渉パターンであってもよい。また、光照射部(10)によって入射される光はそのホログラフィック干渉パターンを再生するための参照光(Reference Beam)及び位相共役(Phase Conjugation)参照光のうちいずれか1つであってもよい。
上記光情報格納媒体(20)に格納された干渉パターンに光が入射されると、干渉パターンによる回折によってデータページのイメージが再生される。このとき、再生されたデータページのイメージは光情報検出器(100)により検出され、補正及びサンプリングを通して2進データで出力される。次いで、出力された2進データはデコーディング部(30)によってデコーディングされて原本データとして再生される。
図2は図1に示した本発明の望ましい実施例による光情報検出器(100)の構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、本発明の望ましい実施例による光情報検出器(100)はバランスドコードワード(Balanced Codeword)でコーディングされたソースデータページのイメージを1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出する光検出部(110)を含む。
このとき、1:Nの超過検出ピクセルとは、ソースデータページのデータピクセル1個がN×N個の検出ピクセルに対応されるように光学系を構成するという意味である。即ち、1:Nのオーバーサンプリングが可能になるようにデータを検出するものである。
例えば、Nが1.5である1:1.5の超過検出ピクセルでは、1個のデータピクセルが1.5×1.5個の検出ピクセルに対応されるので、2×2データピクセルは3×3検出ピクセルにマッピング(Mapping)できる。また、他の例として、Nが1.33の1:1.33の超過検出ピクセルでは、1個のデータピクセルが1.33個の検出ピクセルに対応されるので、3×3データピクセルは4×4検出ピクセルとマッピングできる。
望ましくは、上記光検出部(110)は上記1:Nの超過検出ピクセル、即ち、ソースデータページイメージが有する1個のデータピクセル当たりN×N個の割合で検出ピクセルが配置され、各検出ピクセルはその内部にそれより小さい水平幅または垂直幅を有する光検出領域を通して上記データピクセルのイメージを検出する。
図3はこのような光検出部(110)の検出ピクセル配置構造を示す平面図である。図3に示したグリッドは検出ピクセル(C)を表すものであり、検出ピクセル(C)内に斜線で表示された部分は実際にイメージを検出できる光検出領域(P)を意味する。
図3を参照すると、各検出ピクセル(C)内には各検出ピクセル(C)の垂直幅よりも小さい垂直幅を有する光検出領域(P)が備えらている。
望ましくは、上記光検出領域(P)の垂直幅は検出ピクセル(C)が有する垂直幅に比べてほぼ1/2程度の大きさを各々有してもよい。この場合、検出ピクセル(C)の垂直幅をYと定義すると、光検出領域(P)の垂直幅は0.5Yと表現される。一方、実施形態によっては光検出領域の水平幅を光検出ピクセルが有する水平幅の1/2程度の大きさを有するように構成してもよい。
上記光検出領域(P)は検出ピクセル(C)内部で多様な位置に配置できる。例えば、図3では各光検出領域(P)が検出ピクセル(C)の上側に配置されているが、光検出領域(P)は検出ピクセル(C)の中心部に位置することもでき、下側にも配置されることができる。但し、それぞれの検出ピクセル(C)に配置される光検出領域(P)は各検出ピクセル(C)内で全て同一の位置に存在することが望ましい。
上記検出ピクセル(C)はCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)ピクセルまたはCCD(Charge Coupled Device)ピクセルとしてもよい。この場合、上記光検出領域(P)はCMOSピクセルまたはCCDピクセルの実際の受光部であり、光検出領域(P)を除外した残りの領域は回路領域などのように受光が不可能な領域である。
一方、光情報検出器(100)は光情報処理部(120)を含んでもよい。上記光情報処理部(120)は光検出部(110)により検出されたデータページの検出イメージの光強度分布を用い、上記検出イメージが有するバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとの分布規則性を判別する。
また、光情報処理部(120)は、上記検出イメージをソースデータページが有するバランスドコードワードに対応するバランスドコードワード検出領域単位に区分し、上記判別された分布の規則性及び上記バランスドコードワードが有する固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングする機能を実行する。
このとき、バリッド検出ピクセルとは、各検出ピクセルの値をそのままサンプリングして用いることができる検出ピクセルを意味する。即ち、バリッド検出ピクセルは対応される1個のデータピクセルの値のみを検出した検出ピクセルを意味する。
一方、インバリッド検出ピクセルとは、サンプリングの際に該当検出ピクセルの値をそのまま用いることができず、所定の演算を通して補正してはじめてサンプリングに用いることができる検出ピクセルを意味する。即ち、インバリッド検出ピクセルは複数のデータピクセルの値を同時に検出した検出ピクセルを意味する。
このようなバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルの概念と分布特性は図面を参照して以下詳細に説明する。
上記光情報処理部(120)は光検出部(110)により検出されたデータページの検出イメージが有する検出ピクセルカラムと検出ピクセルローとの光強度分布を演算してフレームマーク検出領域を検出するフレームマーク検出領域検出部(121)と、上記検出されたフレームマーク検出領域の光分布を用いて検出イメージのマッチング状態を判別し、その判別されたマッチング状態を用いてバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとの分布特性を判別するバリッド/インバリッド検出ピクセル分布判別部(122)、及び上記検出イメージをソースデータページが有するバランスドコードワードに対応されるバランスドコードワード検出領域別に区分し、上記バリッド/インバリッド検出ピクセル分布判別部によって判別された分布の規則性、及び上記バランスドコードワードが有する固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングするサンプリング部(130)を含むことができる。
図4は本発明の望ましい実施例による光情報検出方法の流れを示すフローチャートであって、これは図2に示されている光情報検出器(100)を介して遂行できる。以下、図2及び図4を参照して本発明の望ましい実施例による光情報検出方法を説明する。
図4に示されているように、まず、光検出部(110)は参照光によって再生される光情報格納媒体に格納されたデータページのイメージ、即ち、ソースデータページのイメージを1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出する(ステップ:S1)。
このとき、上記光検出部(110)の検出ピクセルの構造は図3に示した構造が適用されてもよい。即ち、各検出領域(P)の垂直幅は検出ピクセル(C)の垂直幅の1/2程度の大きさを有することになる。しかしながら、このような構造は実施形態によって多様に変形されて適用されてもよい。
図5は参照光によって再生されるソースデータページのイメージを示す図の一例であり、図6は光検出部により検出されたデータページの検出イメージを示す図の一例である。
まず、図5を参照すると、ソースデータページ(200)はデータ情報を有するデータ領域(240)及びそのデータ領域(240)の位置と範囲を区分できるようにするためのフレームマーク(210、220、230)を含む。
上記データ領域(240)はバランスドコードでコーディングされている。バランスドコードとは、再生信号のビットエラー率(BER:Bit Error Rate)を減少させるために用いられるコードであって、光情報格納の際にデジタル入力データをpビットの単位でブロック化し、ブロック別に「1」と「0」が同一の個数を有するqビットのバランスドコードワードに変換させる。これをp:qバランスドコーディングという。
例えば、6:8バランスドコーディングの場合、6ビットの2進データを「1」と「0」の個数が同じである8ビットのバランスドコードワードに変換させる。このとき、6ビットの2進データが有することができる64個の情報は8ビットのうち「1」と「0」が同じである個数を有する組合せと関連づけられる。
一方、上記フレームマーク(210、220、230)は、データ領域(240)の外に枠形態で存在し、水平フレームマーク(210)及び垂直フレームマーク(220、230)に区分される。また、上記垂直フレームマーク(220、230)は第1フレームマーク(220)と第2フレームマーク(230)とを含んでもよい。このとき、上記フレームマークの構造は枠形態のみならず、水平及び垂直マッチングの識別が可能な多様な形態に変形できることはもちろんである。
上記水平フレームマーク(210)はオン値を有するデータピクセルが連続的に配列された1個のデータピクセルローで構成される。また、第1垂直フレームマーク(220)及び第2垂直フレームマーク(230)はオン値を有するデータピクセルが連続的に配列された1個のデータピクセルカラムで各々構成される。もちろんこのようなフレームマークの構造は実施態様によって多様に変形されてもよい。
このような構成のソースデータページ(200)は光検出部(110)によって図6に例示したような形状で検出される。図6を参照すると、検出イメージ(300)はソースデータページ(200)のデータ領域(240)に対応するデータ検出領域(340)、及びソースデータページ(200)のフレームマーク(210、220、230)に対応するフレームマーク検出領域(310、320、330)を含む。
このとき、上記フレームマーク検出領域(310、320、330)は水平フレームマーク(210)及び垂直フレームマーク(220、230)に対応して各々検出される水平フレームマーク検出領域(310)及び垂直フレームマーク検出領域(320、330)に区分される。
上記フレームマーク(210、220、230)はオン値を有するデータピクセルが連続的に配列されるので、その周囲の領域に比べて光強度がはるかに大きい。従って、そのフレームマーク(210、220、230)に対応して検出されるフレームマーク検出領域(310、320、330)は検出イメージ(200)に存在する他の領域に比べてその光強度が格段に大きい。
このような点を用い、フレームマーク検出領域検出部(121)は検出イメージ(300)の光強度分布を演算してフレームマーク検出領域(310、320、330)を検出する(ステップ:S2)。
即ち、フレームマーク検出領域検出部(121)は、光検出部(110)により検出されたデータページの検出イメージ(300)に存在する検出ピクセルローが有する検出ピクセルの光強度の和を各々検出した後、その周囲の領域より光強度の和が格段に大きい検出ピクセルローが含まれた領域を検出して水平フレームマーク検出領域(310)を検出する。
また、同様に、フレームマーク検出領域検出部(121)はデータページの検出イメージ(300)に存在する検出ピクセルカラムが有する検出ピクセルの光強度の和を各々検出した後、その周囲の領域より光強度の和が格段に大きい検出ピクセルカラムが含まれた領域を検出して第1垂直フレームマーク検出領域(320)及び第2垂直フレームマーク検出領域(330)を検出する。
このとき、上記検出イメージ(300)はソースデータページ(200)を1:1.5の超過検出ピクセルを介して検出したイメージであるので、ソースデータページ(200)のフレームマーク(210、220、230)が1個のデータピクセルカラムまたはデータピクセルローで構成されていても、検出イメージ(300)上では複数の検出ピクセルカラムまたは検出ピクセルローで検出させることができる。例えば、垂直フレームマーク検出領域(320、330)は最大3個の検出ピクセルカラムで検出させるることができ、水平フレームマーク検出領域(310)は2個の検出ピクセルローで検出させることができる。
このようなフレームマーク検出領域(310、320、330)の検出ピクセルカラムまたは検出ピクセルローが表す光強度分布を用いるとソースデータページ(200)と検出イメージ(300)との間のマッチング状態を検出できる。
さらに、バリッド/インバリッド検出ピクセル分布特性判別部(122)は、フレームマーク検出領域検出部(121)により検出された水平フレームマーク検出領域(310)及び垂直フレームマーク検出領域(320、330)の光情報を用いてフレームマーク(210、220、230)のマッチング状態を判別する(ステップ:S3)。
図7は検出されたフレームマーク検出領域の光分布を用いたマッチング例を示す図の一例である。
図7の図示において、小さいグリッドは検出ピクセルを表し、大きいグリッドはデータピクセルを表す。また、図7の上段と左段に付加された数字は検出ピクセルカラムと検出ピクセルローの番号を表し、下段と右段に表示されたグラフは各検出ピクセルカラムと検出ピクセルローとの光強度の和を表すグラフである。また、検出ピクセル内の斜線部分は各検出ピクセルの検出領域を意味する。
図7を参照すると、データページの検出イメージが有する検出ピクセルロー(Row1、...)のうちRow1とRow2との光強度の和が他の検出ピクセルローが有する光強度の和より格段に大きく、Row2がRow1より大きい光強度の和を有することが分かる。
従って、水平フレームマーク(210)は図7に示したように、Row2によってバリッド(Valid)に検出されたと判別できる。なぜならば、光検出部(110)が有する各検出ピクセルの実際の検出領域の垂直幅は検出ピクセルの垂直幅より1/2の大きさを有するので、これにマッピングされる水平フレームマーク(210)は最大2個までの検出ピクセルローにより検出され、その2個のうち1つの検出ピクセルローは水平フレームマークを必ずバリッドに検出するためである。
一方、第1垂直フレームマーク(220)はColumn2によってバリッドに検出される。なぜならば、第1垂直フレームマーク(220)はColumn1とColumn2及びColumn3によって分散されるように検出されたが、Column2の光強度の和が隣接したColumn1やColumn3の光強度の和より格段に大きいためである。
また、第2垂直フレームマーク(230)はColumn6とColumn7によって分散されるように検出される。なぜなら、第2垂直フレームマーク(230)はColumn6とColumn7との光強度の和が他の領域よりははるかに大きい光強度の和を有するが、2つの検出ピクセルカラムColumn6及びColumn7の光強度の和が近似し、Column2の光強度の和よりは小さいためである。
このように、水平フレームマーク検出領域のRow1及びRow2と、第1垂直フレームマーク検出領域のColumn1、Column2、Column3及び第2垂直フレームマーク検出領域のColumn6及びColumn7の光強度分布を用いるとフレームマークのマッチング状態を判別できる。この判別結果を用いるとデータページ検出イメージに存在するバリッド検出ピクセルとインバリッド(Invalid)検出ピクセルが有する分布の規則性を見出すことができる。
これに伴い、データページの検出イメージに存在するバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとの分布規則性を判別する過程が遂行される(ステップ:S4)。このような過程はバリッド/インバリッド検出ピクセル分布判別部(122)によって実行される。
上記に言及したように、上記バリッド検出ピクセルは各検出ピクセルの値をそのままサンプリングして用いることができる検出ピクセルを意味する。即ち、バリッド検出ピクセルは対応する1個のデータピクセルの値のみを検出した検出ピクセルを意味できる。反面、インバリッド検出ピクセルは、サンプリングの際に各検出ピクセルの値をそのまま用いることができず、所定の補正を経てサンプリングに用いることができる検出ピクセルを意味する。即ち、インバリッド検出ピクセルは複数のデータピクセルの値を同時に検出した検出ピクセルを意味できる。
図8は図7に示したマッチング状態による検出ピクセルの分布規則性を説明するための図の一例である。
まず、バリッド検出ピクセルはバリッド検出ピクセルローとバリッド検出ピクセルカラムとの交差点をさがすことにより検出できる。このとき、バリッド検出ピクセルローは1つのデータピクセルローが有する光情報のみを検出した検出ピクセルのローを意味し、インバリッド検出ピクセルローは複数のデータピクセルローが有する光情報を同時に検出したローを意味できる。同様に、バリッド検出ピクセルカラムは1つのデータピクセルカラムが有する光情報のみを完全に検出した検出ピクセルカラムを意味し、インバリッド検出ピクセルカラムは複数のデータピクセルカラムが有する光情報を同時に検出したローを意味できる。従って、バリッド検出ピクセルローとバリッド検出ピクセルカラムとが交差する地点がバリッド検出ピクセルとなる。
図8を参照すると、まずデータページの検出イメージに存在する検出ピクセルローは、2個のバリッド検出ピクセルローと1個のインバリッド検出ピクセルローとが繰り返される規則性を有する。
例えば、Row2は水平フレームマーク(210)の光情報のみを正確に検出したのでバリッド検出ピクセルローである。次いで、Row3はバリッド検出ピクセルロー、Row4はインバリッド検出ピクセル、Row5はバリッド検出ピクセル、Row6はバリッド検出ピクセル、Row7はインバリッド検出ピクセル、Row8はバリッド検出ピクセルになる。従って、このような検出ピクセルローの規則性は垂直方向のバリッド及びインバリッド規則性を意味する。
しかしながら、データピクセルと検出ピクセルとは1:1.5の比率を有し、検出領域の垂直幅は検出ピクセルが有する垂直幅の1/2の大きさを有するので、全てのデータピクセルローは少なくともいずれか1つのバリッド検出ピクセルローにより検出される。従って、特定のデータピクセルローの値をサンプリングするためには上記規則性に応じてバリッドした検出ピクセルローのみを選択すると良いので別途の補正が必要なくなる。
一方、データピクセルローと検出ピクセルローとが垂直にパーフェクトマッチングされる場合が発生することがあるが、この場合、2個のバリッド検出ピクセルローが1つのデータピクセルローを同一に検出する場合が発生することになる。この場合は2つのうち1つの検出ピクセルローのみを選択して検出するとよい。従って、いかなるデータピクセルローであってもバリッド検出ピクセルにより検出可能であるので垂直方向にはインバリッドな検出に起因する補正が必要ない。
反面、データページ検出イメージに存在する検出ピクセルカラムは1個のバリッド検出ピクセルカラムと2個のインバリッド検出ピクセルカラムとが繰り返される規則性を有する。
例えば、先に第1垂直フレームマーク(220)が正確に検出されたColumn2はバリッド検出ピクセルカラムであると判別できるので、Column3はインバリッド検出ピクセルカラム、Column4はインバリッド検出ピクセルカラム、Column5はバリッド検出ピクセルカラム、Column6はインバリッド検出ピクセルカラム、Column7はインバリッド検出ピクセルカラム、Column8はバリッド検出ピクセルカラムなどになる。
このような検出ピクセルカラムの規則性は水平方向のバリッド及びインバリッド規則性を意味できる。
しかしながら、データピクセルと検出ピクセルとは1:1.5の比率を有し、検出領域の水平幅は検出ピクセルが有する水平幅と同一であるので、データピクセルカラムはバリッド検出ピクセルカラムのみでも検出されるが、場合に応じてインバリッド検出ピクセルカラムによっても検出される。例えば、第2垂直フレームマーク(230)の場合、インバリッド検出ピクセルカラムのColumn6はColumn7により検出されたことが分かる。従って、水平方向のみを考慮する際はインバリッド検出に起因する別途の補正が必要になる。
このような過程を通してバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとの分布規則性が判別されると、次いで、サンプリング部(123)は検出イメージのデータ検出領域をソースデータページのバランスドコードワードに対応するバランスドコードワード検出領域単位に区分し(ステップ:S5)、上記分布規則性とバランスドコードワードが有する固有の光分布特性を用いて各バランスドコードワード検出領域の値のサンプリングを実行する(ステップ:S6)。
図9は上記サンプリング過程の細部の流れを示すフローチャートである。また、図10は1個のバランスドコードワード検出領域を示す図の一例であり、6:8バランスドコードワードとそのバランスドコードワードを検出したバランスドコードワード検出領域の対応関係を示す。図10の図示において小さいグリッドは検出ピクセルを意味して大きいグリッドはデータピクセルを意味する。また、検出ピクセル内にある斜線部分は検出領域を意味する。
以下、図9及び図10を参照してバランスドコードワード検出領域に対するサンプリング過程を詳細に説明する。図10に示されているように、1:1.5オーバーサンプリングでは8個のデータピクセルを有するバランスドコードワードは12個の検出ピクセルを有するバランスドコードワード検出領域に対応してもよい。
このとき、バランスドコードワード検出領域は複数の検出ピクセルが水平に羅列された形態を有するので、先に判別された水平方向の検出ピクセルの分布によるとバリッド検出ピクセル1個とインバリッド検出ピクセル2個とが繰り返される。
このような分布規則性を用いてバランスドコードワード検出領域内のバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとを分類する(ステップ:S11)。このとき、先にも言及したように垂直方向にはインバリッド検出に対する補正が必要ないので考慮しなくても良い。
例えば、図10に示した最初の検出ピクセルであるccd1がバリッド検出ピクセルであると、バランスドコードワード検出領域に存在する検出ピクセル(ccd1〜ccd12)のうちccd1、ccd4、ccd7、ccd10はバリッド検出ピクセルであり、残りのccd2、ccd3、ccd5、ccd6、ccd8、ccd9、ccd11、ccd12はインバリッド検出ピクセルになる。
このとき、上記ccd1は最初のデータピクセルのS1に対応され、ccd4は3番目データピクセルであるS3に対応され、ccd7は5番目データピクセルであるS5に対応され、ccd10は7番目データピクセルであるS7に対応される。従って、データピクセルS1、S3、S5及びS7の値は各々バリッド検出ピクセルであるccd1、ccd4、ccd7及びccd10の光情報を用いて検出されることができる。
バリッド検出ピクセルccd1、ccd4、ccd7及びccd10が有する光情報は単純な光強度情報であるので、これを2進データに変換するためには各バリッド検出ピクセルの光情報がオン(On)値か或いはオフ(Off)値かを判別すべきである。
このような判別にはバランスドコードワードが有する固有の光分布特性を用いることができる。上記バランスドコードワードが有する固有の光分布特性とは、バランスドコードワード内に存在するオンピクセルとオフピクセルとの個数は常に同一であるということである。また、バランスドコードワードが有する他の特性はバランスドコードワード内に存在するオンピクセルとオフピクセルとは連続的に交差配列されないということである。なぜならば、オンピクセルとオフピクセルとが連続的に配列されると、隣接したオンピクセルの影響により全体的な信号対雑音比(SNR)が著しく悪くなるためである。このような理由によってバランスドコードワードを用いる際はオン/オフピクセルの交差配列はほぼ用られない。
このようなバランスドコードワードの特性に応じて上記バリッド検出ピクセルccd1、ccd4、ccd7及びccd10が有する光情報は少なくとも1つのオン(On)値と少なくとも1つのオフ(Off)値を必ず有するようになる。
従って、上記バリッド検出ピクセルの光強度を検出してもっとも光強度が大きい検出ピクセルはオン値を有すると判別してサンプリングし、もっとも光強度が小さい検出ピクセルはオフ値を有すると判別してサンプリングする(ステップ:S12)。これによって、検出するバランスドコードワードのデータピクセルのうち2個のデータピクセルの値は検出される。
このとき、上記過程を用いて検出されるオン検出ピクセルの光強度Imaxは以下の式1のように表現されることができる。
Imax=Max{I(ccd1)、I(ccd4)、I(ccd7)、I(ccd10)} (式1)
このとき、I(ccd#)は各検出ピクセルが有する光強度を意味する。(#はピクセル番号)
また、上記過程を用いて検出されるオフ検出ピクセルの光強度Iminは以下の式2のように表現されることができる。
Imin=min{I(ccd1)、I(ccd4)、I(ccd7)、I(ccd10)} (式2)
一方、残りの判別されない残りの2個のバリッド検出ピクセルが有する値は上記検出されたオン検出ピクセルの光強度Imaxとオフ検出ピクセルの光強度Iminとを演算して検出する(ステップ:S13)。
まず、もう1つのオン検出ピクセルIccd#(On)は以下の式3を用いて判別されることができる。
Iccd#(On)>(Imax−Imin)/2+Imin (式3)
即ち、もう1つのオン検出ピクセルはバリッド検出ピクセルが有するもっとも大きい光強度値からもっとも小さい光強度値を引いて2で割った値に上記もっとも小さい光強度値を足す値より大きい光強度を有するバリッド検出ピクセルと判別される。
逆に、もう1つのオフ検出ピクセルIccd#(off)は以下の式4を介して判別できる。
Iccd#(off)<(Imax−Imin)/2+Imin (式4)
即ち、もう1つのオン検出ピクセルはバリッド検出ピクセルが有するもっとも大きい光強度値からもっとも小さい光強度値を引いて2で割った値に上記もっとも小さい光強度値を足す値より小さい光強度を有するバリッド検出ピクセルと判別できる。
このような過程を通してccd1、ccd4、ccd7及びccd10の値が全て得られると、その値に対応するバランスドコードワードのデータピクセルS1、S3、S5及びS7の値で検出する(ステップ:S14)。従って、バリッド検出ピクセルに対応するデータピクセルの値は全て検出される。
一方、上記バリッド検出ピクセル演算過程は以下のような方法でも実行可能である。即ち、バリッド検出ピクセルのうちもっとも光強度が大きい検出ピクセルはオン値を有すると判別してサンプリングし、もっとも光強度が小さい検出ピクセルはオフ値を有すると判別してサンプリングした後、上記検出されたオン検出ピクセルが有する光強度値の1/2以上の検出ピクセルをもう1つのオン検出ピクセルと判別し、1/2以下の検出ピクセルをオフピクセルと判別することである。
このような過程は以下の式5及び式6によって各々表現される。
Iccd#(On)>Imax/2 (式5)
Iccd#(off)<Imax/2 (式6)
一方、このようなバリッド検出ピクセルのサンプリング過程(S12〜S14)の実行が終わると、残りのインバリッド検出ピクセルが有する光情報を補正し(ステップ:S15)、それに対応するデータピクセルを検出する(ステップ:S16)。この過程では上記インバリッド検出ピクセルの値の演算及び隣接したバリッド検出ピクセルの値が考慮されるべきである。
図11は図10に示したインバリッド検出ピクセルのうちccd2とccd3に対応されるデータピクセルの値を検出するための関連部分を示す図の一例であり、他のインバリッド検出ピクセルに対応するデータピクセルの値も同様に検出できる。
図11を参照すると、データピクセルS2は、インバリッド検出ピクセルccd2とccd3に全て対応しているため、データピクセルS2の値を求めるためには、まず2個の検出ピクセルccd2及びccd3が検出した総光強度を1つの検出ピクセル単位で換算すべきである。
即ち、ccd2とccd3の光強度を足した値を2で割って平均値を算出する。これは以下の式7のように表現されることができる。
Iav={I(ccd2)+I(ccd3)}/2 (式7)
このとき、Iavはccd2とccd3との平均値を意味する。
しかしながら、上記ccd2により検出された光強度値には上記データピクセルS1の光情報が含まれている。同様に、上記ccd3により検出された光強度値には隣接したデータピクセルS3の光情報が含まれている。
従って、上記演算されたIavから隣接したデータピクセルS1とS3とによる光の影響を除去すべきである。これのためには、まずccd2にデータピクセルS1の光が如何に影響を与えたかを検出すべきであり、これは先に説明した垂直フレーム検出領域を用いて検出できる。
即ち、データピクセルS1がオン値である場合、ccd2で検出される光値は先に図7で説明した第1垂直フレームマーク検出領域を用いて演算をすることができる。理解の便宜のために図7を参照すると、第1垂直フレームマーク検出領域は検出ピクセルカラム1と検出ピクセルカラム2及び検出ピクセルカラム3を用いて検出されるが、実際に第1フレームマークを正確に検出したバリッド検出ピクセルカラムは検出ピクセルカラム2であり、その次のカラムである検出ピクセルカラム3により検出された光情報は隣接したデータピクセルカラムである第1垂直フレームマークによる光値が影響を及ぼしたものであるので、検出ピクセルカラム3の光強度をその検出ピクセルカラム3が有する検出ピクセルの個数で割ると上記データピクセルS1がオン値である場合ccd2で検出される光値を算出できる。
これを数式で表現して一般化させると式8の通りである。
Figure 2007241229
このとき、AはデータピクセルS1がオン値を有する場合ccd2で検出される光強度を意味し、I(CCDk+1)はもっとも光強度が大きい検出ピクセルカラムの次の検出ピクセルカラムが有する光強度の和を意味する。また、Mは上記次の検出ピクセルカラムが有する検出ピクセルの数を意味する。
同様に、データピクセルS3がオン値である場合、ccd3で検出される光値も求めることができるが、これを数式で表現すると式9の通りである。
Figure 2007241229
このとき、BはデータピクセルS3がオン値を有する場合、ccd3で検出される光強度を意味し、I(CCDk−1)はもっとも光強度が大きい検出ピクセルカラムの以前の検出ピクセルカラムが有する光強度の和を意味する。また、Lは上記以前の検出ピクセルカラムが有する検出ピクセルの数を意味する。
このように、データピクセルS1とデータピクセルS3とによって不必要に検出された光強度AとBが各々求められると、データピクセルS1とデータピクセルS3とが有する値を考慮して上記ccd2とccd3の光強度の平均値IavからAまたはBを引く。
上記データピクセルS1とデータピクセルS3とが有することができる値は4つの場合に分けることができる。このとき、上記データピクセルS1とデータピクセルS3との値は先に説明したバリッド検出ピクセルサンプリング過程で既に求めた値である。
まず、データピクセルS1がオン値であり、データピクセルS3がオフ値を有する場合、データピクセルS1は検出ピクセルccd2に影響を与えるようになるので、上記IavからAを引く。このとき、上記データピクセルS3はオフ値を有するため、ccd3には影響がないので、Bは引かなくてもよい。
このような方法で算出される不必要な光情報が除去されたccd2とccd3との平均値Iav2は以下の式10で表現される。
Iav2=Iav−A (式10)
また、上記データピクセルS1がオフ値であり、データピクセルS3がオン値を有する場合、データピクセルS1はccd2に影響を与えず、データピクセルS3のみccd3に影響を与えるので、上記IavからBを引く。この場合、上記不必要な光情報が除去された値Iav2は以下の式11で表現される。
Iav2=Iav−B (式11)
また、上記データピクセルS1とデータピクセルS3とが全てオン値を有する場合、両側のデータピクセルによってccd2とccd3が)全て影響を受けるので、上記IavからAとBを引く。この場合、上記不必要な光情報が除去された値Iav2は以下の式12で表現される。
Iav2=Iav−A−B (式12)
最後に、上記データピクセルS1とデータピクセルS3とが全てオフ値を有する場合があるが、この場合、両側のデータピクセルがccd2とccd3に影響を及ぼさないので、AまたはBを引く必要がない。
このように、所望でない不必要な光情報が除去されたccd2とccd3の平均値Iav2が求められる。しかしながら、計算されたIav2は1つの検出ピクセルでデータピクセルS2の光情報を全て検出する場合ではなく、2個の検出ピクセルで割って光を検出する場合の光強度値を計算したものであるので、1つのデータピクセルから1つの検出ピクセルが光を全部受け入れる場合の光強度で換算すべきである。
即ち、データピクセルの水平幅が検出ピクセルの水平幅より1.5倍の大きさを有するので、検出しようとするデータピクセルS2の光強度値で換算しようとした場合、上記計算されたIav2に3/2を掛ける。
これを数式で表現すると、以下の式13の通りである。
Is2=Iav×3/2 (式13)
このとき、Is2はデータピクセルS2の光強度値を意味する。
このような過程を通してデータピクセルS2の光強度値が算出される。これと同一の過程を通して図10に示したデータピクセルS4、S6及びS8の光強度値を算出できる。
データピクセルS4、S6及びS8の光強度値が全て算出されると、算出された光強度値がオン値か或いはオフ値かを検出して2進数化すべきであり、その過程は先に説明したデータピクセルS1、S3、S5及びS7の検出過程と同様の過程を通して実行できる。
まず、算出されたデータピクセルS2、S4、S6、S8の光強度値のうちもっとも光強度が大きい値はオン値であり、もっとも光強度が小さい値はオフ値で算出する。
上記算出されるもっとも大きい光強度値Ismaxともっとも小さい光強度値Isminの計算過程を数式で各々表現すると以下の式14及び式15の通りである。
Ismax=max{I(S2)、I(S4)、I(S6)、I(S8)} (式14)
このとき、I(S#)は各データピクセルが有する光強度を意味する。(#はピクセル番号)
Ismin=Max{I(S2)、I(S4)、I(S6)、I(S8)} (式15)
このように、2個のデータピクセル値が検出されると、残りの2個のデータピクセル値は以下の式16及び式17を用いてそのオンまたはオフを判別できる。即ちオン値を有するデータピクセルIs#(On)は以下の式16を用いて判別できる。
Is#(On)>(Ismax−Ismin)/2+Ismin (式16)
また、オフ値を有するデータピクセルIs#(off)は以下の式17を用いて判別できる。
Is#(On)<(Ismax−Ismin)/2+Ismin (式17)
上記式16と式17は先に説明した式3と式4と同一の概念を有する。
即ち、オンデータピクセルは先に検出されたもっとも大きい光強度値にもっとも小さい光強度値を引いて2で割った値に上記もっとも小さい光強度値を足す値より大きい光強度を有するデータピクセルであり、逆に、もっと小さい光強度を有するデータピクセルはオフデータピクセルと判定される。
また、残りの2個のデータピクセルのオン/オフ判別過程は先に説明した式5及び式6に示した概念でも判定可能であることはもちろんである。即ち、検出されたもっとも大きい光強度値の1/2より大きければオンデータピクセルと判別し、小さければオフデータピクセルと判別するものである。
一方、上記データピクセルS2、S4、S6及びS8、即ち、インバリッド検出ピクセルを用いて検出されたデータピクセルのオン/オフを判別する過程はバランスドコードワードが有するオン/オフの個数を用いて以下のような簡単な方法でも実行可能である。
例えば、既判別されたデータピクセルS1、S3、S5及びS7のうちオン値を有するデータピクセルが3個であり、オフ値を有するデータピクセルが1個であると、データピクセルS2、S4、S6及びS8のオン/オフ値の判別においてもっとも光強度が大きいオンピクセル1つのみ検出すると、残りは計算する必要無しにオフピクセルと判定できる。なぜならば、バランスドコードワード内のオンピクセルとオフピクセルは同一であるためである。
また、既判別されたデータピクセルS1、S3、S5及びS7のうちオン値を有するデータピクセルが1個であり、オフ値を有するデータピクセルが3個であると、データピクセルS2、S4、S6及びS8のオン/オフ値の判別においてもっとも光強度が小さいオフピクセル1つのみ検出すると残りは計算する必要無しにオンピクセルと判定できる。
また、既判別されたデータピクセルS1、S3、S5及びS7のうちオン値を有するデータピクセルが2個であり、オフ値を有するデータピクセルが2個であると、データピクセルS2、S4、S6及びS8のオン/オフ値の判別においてもっとも光強度が小さいオフピクセルを検出し、2番目に光強度が小さいピクセルはオフ値と判別できる。同様に、もっとも光強度が大きいオンピクセルを検出し、2番目に光強度が大きいピクセルはオフ値と判別できる。
従って、前述した過程を通してデータピクセルS2、S4、S6及びS8の値が全て検出され、先にバリッド検出ピクセルを用いてデータピクセルS1、S3、S5及びS7の値が全て検出されたので、バランスドコードワード検出領域により検出されたバランスドコードワードの全てのデータピクセル値が検出される。
このような過程を通してそれぞれのデータ領域のバランスドコードワード値が全て検出されると、その値を組合せてデコーディングすることによって元来のデータが復元される。
本発明の望ましい実施例による光情報検出器を備える光情報再生装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した光情報検出器の構成を示すブロック図である。 図2に示した光検出部の検出ピクセル配置構造を示す平面図である。 本発明の望ましい実施例による光情報検出方法の流れを示すフローチャートである。 参照光によって再生されるソースデータページのイメージを示す図の一例である。 光検出部により検出されたデータページの検出イメージを示す図の一例である。 検出されたフレームマーク検出領域の光分布を用いたマッチング例を示す図の一例である。 図7に示したマッチング状態による検出ピクセルの分布規則性を説明するための図の一例である。 バランスドコードワード検出領域の区分及びサンプリング過程を説明するためのフローチャートである。 1個のバランスドコードワード検出領域を示す図の一例である。 図10に示したインバリッド検出ピクセルのうちccd2とccd3に対応するデータピクセルの値を検出するための関連部分を示す図の一例である。
符号の説明
10 光照射部
20 光情報格納媒体
30 デコーディング部
100 光情報検出器
110 光検出部
120 光情報処理部
121 フレームマーク検出領域検出部
122 バリッド/インバリッド検出ピクセル分布判別部
200 ソースデータページ
210、220、230 フレームマーク
240 データ領域
300 検出イメージ
310、320、330 フレームマーク検出領域
340 データ検出領域
C 検出ピクセル
P 光検出領域

Claims (20)

  1. バランスドコードワードでコーディングされたソースデータページのイメージを1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出し、
    上記検出された検出イメージの光強度分布を用い、上記検出イメージが有するサンプリング可能なバリッド検出ピクセルと補正が必要なインバリッド検出ピクセルとの分布規則性を判別し、
    上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応するバランスドコードワード検出領域別に区分し、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングする、
    ことを含むことを特徴とする光情報検出方法。
  2. 請求項1に記載の光情報検出方法において、
    上記分布規則性の判別は、
    上記検出された検出イメージを用いて上記ソースデータページのフレームマークに対応するフレームマーク検出領域を検出し、
    上記検出されたフレームマーク検出領域の各検出ピクセルカラム及び各検出ピクセルローの光強度分布を用いて上記バリッド検出ピクセル及びインバリッド検出ピクセルの分布規則性を判別する
    ことを含むことを特徴とする光情報検出方法。
  3. 請求項2に記載の光情報検出方法において、
    上記フレームマーク検出領域の検出は上記検出イメージに存在する各検出ピクセルカラム及び各検出ピクセルローの光強度の和を検出し、他の領域より光強度の和が格段に大きい検出ピクセルカラム及び検出ピクセルローが含まれた領域を検出することを特徴とする光情報検出方法。
  4. 請求項2に記載の光情報検出方法において、
    上記フレームマークは少なくとも1つの水平フレームマーク及び少なくとも1つの垂直フレームマークを含み、
    上記少なくとも1つの水平フレームマークに対応して検出される水平フレームマーク検出領域が有する複数の検出ピクセルローの光強度分布を比較して垂直方向の上記分布規則性を判別し、上記少なくとも1つの垂直フレームマークに対応して検出される垂直フレームマーク検出領域が有する複数の検出ピクセルカラムの光強度分布を用いて水平方向の上記分布規則性を判別することを特徴とする光情報検出方法。
  5. 請求項1に記載の光情報検出方法において、
    上記バリッド検出ピクセルは1つのデータピクセルの光情報のみを検出した検出ピクセルであり、上記インバリッド検出ピクセルは複数のデータピクセルの光情報を検出した検出ピクセルであることを特徴とする光情報検出方法。
  6. 請求項1に記載の光情報検出方法において、
    上記サンプリングは、
    上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応するバランスドコードワード検出領域別に区分し、
    上記バランスドコードワード検出領域内の検出ピクセルを上記バランスドコードワードの固有の光分布特性に基づいて上記バリッド検出ピクセルと上記インバリッド検出ピクセルとに分類し、
    上記バリッド検出ピクセルの値はサンプリングし、上記インバリッド検出ピクセルは所定の演算を用いて補正した後サンプリングする、
    ことを含むことを特徴とする光情報検出方法。
  7. 請求項6に記載の光情報検出方法において、
    上記分類されたバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとのサンプリングは、
    上記分類されたバリッド検出ピクセルの光情報を判別して上記バリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルの値を検出し、
    上記検出されたデータピクセルの値及びインバリッド検出ピクセルの光情報を用いて上記バランスドコードワード内の残りのデータピクセル値を検出する、
    ことを含むことを特徴とする光情報検出方法。
  8. 請求項7に記載の光情報検出方法において、
    上記バリッド検出ピクセルの光情報の判別の際には上記バリッド検出ピクセルのうちもっとも光強度が大きい少なくとも1つのバリッド検出ピクセルはオン値と判別し、もっとも光強度が小さい少なくとも1つのバリッド検出ピクセルはオフ値と判別することを特徴とする光情報検出方法。
  9. 請求項8に記載の光情報検出方法において、
    上記オン値と判別されたオン検出ピクセルの光強度及び上記オフ値と判別されたオフ検出ピクセルの光強度を演算して残りのバリッド検出ピクセルのオン/オフ値を判別することを特徴とする光情報検出方法。
  10. 請求項7に記載の光情報検出方法において、
    上記残りのデータピクセル値の検出は、
    複数のインバリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルの値を検出するために上記複数のインバリッド検出ピクセルの光情報及び隣接したデータピクセルによる影響を演算して上記残りのデータピクセルの光情報を検出し、
    上記検出された残りのデータピクセルの光情報を比較して上記残りのデータピクセルが有するオン/オフ値を各々検出する、
    ことを含むことを特徴とする光情報検出方法。
  11. 請求項10に記載の光情報検出方法において、
    上記オン/オフ値の検出は上記残りのデータピクセルのうち光強度がもっとも大きい少なくとも1つのデータピクセルはオン値と判別し、光強度がもっとも小さい少なくとも1つのデータピクセルはオフ値と判別することを特徴とする光情報検出方法。
  12. 請求項11に記載の光情報検出方法において、
    上記オン値と判別されたオンデータピクセルの光強度及び上記オフ値と判別されたオフデータピクセルの光強度を演算して未検出のデータピクセルのオン/オフ値を判別することを特徴とする光情報検出方法。
  13. 請求項11に記載の光情報検出方法において、
    上記オン/オフ値の検出は上記バランスドコードワード内の既に検出された上記データピクセルの値による場合の数を考慮することを特徴とする光情報検出方法。
  14. バランスドコードワードでコーディングされたソースデータページのイメージを1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出する光検出部と、
    上記検出された検出イメージの光強度分布を用い、上記検出イメージが有するバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとの分布規則性を判別し、上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応するバランスドコードワード検出領域別に区分し、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングする光情報処理部
    を含むことを特徴とする光情報検出器。
  15. 請求項14に記載の光情報検出器において、
    上記光検出部は、
    上記1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて光情報を検出するための複数の検出ピクセルを備え、上記検出ピクセルはそれより1/2程度の小さい水平幅又は垂直幅のうちいずれか1つを有する検出領域を用いて上記光情報を検出することを特徴とする光情報検出器。
  16. 請求項14に記載の光情報検出器において、
    上記光情報処理部は、
    上記検出された検出イメージの各検出ピクセルカラム及び各検出ピクセルローの光強度分布を用いて上記ソースデータページが有するフレームマークに対応するフレームマーク検出領域を検出するフレームマーク検出領域検出部と、
    上記検出されたフレームマーク検出領域の光情報を用い、上記検出イメージが有する上記分布規則性を判別するバリッド/インバリッド検出ピクセル分布判別部と、
    上記検出イメージを上記バランスドコードワード検出領域別に区分し、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの固有の光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングするサンプリング部を含むことを特徴とする光情報検出器。
  17. 1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出されたバランスドコードワードでコーディングされたデータページの検出イメージからデータをサンプリングする方法において、
    上記検出イメージの光強度分布を演算して上記データページが有するフレームマークに対応するフレームマーク検出領域を検出し、上記検出されたフレームマーク検出領域の光分布を用いて上記検出イメージに存在するバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとの分布規則性を判別し、
    上記検出イメージを上記バランスドコードワードに対応したバランスドコードワード検出領域単位に区分し、上記判別された分布規則性及び上記バランスドコードワードの光分布特性を用いて上記バランスドコードワード検出領域のデータをサンプリングする、
    ことを含むことを特徴とするデータサンプリング方法。
  18. 1:N(Nは1より大きい非整数)の超過検出ピクセルを用いて検出されたバランスドコードワードでコーディングされたデータページの検出イメージからデータをサンプリングする方法において、
    上記検出されたイメージを上記バランスドコードワードに対応したバランスドコードワード検出領域別に区分し、上記検出イメージの光強度分布を用いて上記バランスドコードワード検出領域内の検出ピクセルをバリッド検出ピクセルとインバリッド検出ピクセルとに分類し、
    上記バランスドコードワードの固有の光分布特性を用い、上記分類されたバリッド検出ピクセルの光情報を判別して上記バリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルのデータを検出し、
    上記判別されたデータピクセルの値及び上記インバリッド検出ピクセルの光情報を演算して上記インバリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルのデータを検出することを含むことを特徴とするデータサンプリング方法。
  19. 請求項18に記載のデータサンプリング方法において、
    上記バリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルの値の検出は、
    上記分類されたバリッド検出ピクセルのうちもっとも光強度が大きい少なくとも1つのバリッド検出ピクセルをオン値と判別し、もっとも光強度が小さい少なくとも1つのバリッド検出ピクセルをオフ値と判別し、
    上記判別されたバリッド検出ピクセルの光強度を演算し、上記バランスドコードワード検出領域内の残りのバリッド検出ピクセルが有する値を判別する
    ことをを含むことを特徴とするデータサンプリング方法。
  20. 請求項18に記載のデータサンプリング方法において、
    上記インバリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルの値の検出は、
    上記分類されたインバリッド検出ピクセルの光情報及び上記判別されたデータピクセルの値を演算してインバリッド検出ピクセルにより検出されたデータピクセルの光情報を算出し、
    上記バランスドコードワードの固有の光分布特性に応じて上記算出されたデータピクセルの光情報を比較及び演算して上記算出された各データピクセルの値を検出する
    ことを含むことを特徴とするデータサンプリング方法。
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