JP2007235495A - ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置 - Google Patents

ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 移動通信端末(UE)の事業者ID(PLMN−ID)に基づいて、基地局制御装置(RNC)の情報のみを用いて移動通信端末のハンドオーバをの規制制御を可能とする。
【解決手段】 移動通信端末200の事業者ID(PLMN−ID)毎に、アクセス可能なエリアを登録するためのデータベースを、予め基地局制御装置10に用意しておく。移動通信端末200のハンドオーバ処理に際して、当該移動通信端末が有するPLMN−IDに基づいて、基地局制御装置10は自身のデータベースの情報のみを参照して、当該移動通信端末200のハンドオーバの規制の有無を判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明はハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置に関し、特に移動通信端末の特定エリアへのハンドオーバを規制制御する方式の改良に関するものである。
移動通信システムにおいては、移動通信端末(UE)の移動によるハンドオーバが必要になるが、UEが特定エリアへ入った場合には、ハントオーバを規制することも必要となる。移動通信システム方式の一つであるUMTS(Universal Mobile Telecommunications System) の規格では、移動通信端末(UE)が、アクセス可能な事業者ID(PLMN(Public Land Mobile Network)−ID)のリストを保持し、このリストに含まれるPLMN−IDのセルに対してのみ位置登録処理を行う仕組みは用意されてはいるが、この仕組みによって、通信中であるUEのハンドオーバを規制することはできない。
また、UE毎に、アクセス可能なシェアードネットワークエリア(SNA/位置登録エリア(LA:Location Area )の集合体)のリストを、コアネットワーク(CN)から基地局制御装置(RNC)に通知してもらい、この情報を元にRNCがUEのハンドオーバやアクセスを特定のエリアに規制する手順は、UMTSの規格で標準化されている。しかし、この仕組みは、RNC単独で実現することは不可能であり、CNでもSNAをUE毎に定義し、RNCに通知する機能が必要となる(特許文献1参照)。また、この仕組みでは、LAよりも狭いエリアでUEのアクセスを規制することは不可能である。
一方、MVNO(Mobile Virtual Network Operator )の登場等により、1つのUMTSネットワークの特定のエリアを、一部のユーザにのみ利用可能にすることが今後要求されると予想される。また、複数の事業者のGSM(Global System for Mobile communications )ネットワークが既に用意されているエリアで、UMTSネットワークを新たに用意するケースも多々あるため、ユーザのローミング契約に基づき、UMTSからGSMにUEをハンドオーバさせる際に、ユーザ毎に異なるGSMネットワークにハンドオーバさせることも要求される。
なお、PHS方式の移動通信システムのハンドオーバ規制方式の例が、特許文献2に開示されている。この方式では、CNである電子交換機において、予め指定された特定エリアに対してハンドオーバの規制をなすものである。
特表2004−519179号公報 特開平10−327451号公報
上述したように、RNCはCN側からUEのハンドオーバを規制するための情報を取得することが必要であり、RNC単独でハンドオーバのエリアの規制を行うことができないという問題がある。また、UEの事業者ID(PLMN−ID)に基づいて選択的にハンドオーバ規制制御をなすこともできないという問題もある。
本発明の目的は、UEの事業者ID(PLMN−ID)に基づいて、RNCの情報のみを用いてUEのハンドオーバの規制制御を可能としたハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置を提供することである。
本発明によるハンドオーバ規制制御システムは、移動通信端末のハンドオーバの規制制御システムであって、移動通信端末の事業者IDに基づいて、当該移動通信端末がアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを、基地局制御装置に設けたことを特徴とする。
本発明によるハンドオーバ規制制御方法は、移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法であって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなすステップを含むことを特徴とする。
本発明による基地局制御装置は、上記のハンドオーバ規制制御システムを含むことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法をコンピュターに実行させるためのプログラムであって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなす処理を含むことを特徴とする。
本発明によれば、UEのPLMN−IDに基づいてアクセス可能なエリアを登録するためのデータベースを、予めRNCにて用意しておくようにしたので、RNCの情報のみを用いてUEのハンドオーバを特定のエリアに対して規制可能とすることができるという効果がある。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。図1は本発明の実施例が適用されるシステム構成図である。本実施例のシステム構成には、UMTSのコアネットワーク(CN)、基地局制御装置(RNC)、基地局(NodeB)、セル、端末(UE)、及びGSMのコアネットワーク(CN)、基地局制御装置(BSC:Base Station Cotroller)、基地局(BTS:Base Transceiver Station)が含まれるものとする。
図1を参照すると、CN400は事業者AのCNであり、RNC10が接続されている。CN410は事業者BのCNであり、RNC20が接続されている。CN420は事業者CのCNであり、BSC30が接続されている。RNC10はNodeB300、NodeB310を制御する。NodeB300はセル100、セル110、セル120を制御する。NodeB310はセル130を制御する。RNC20はNodeB320、NodeB330を制御する。NodeB320はセル140、セル150を制御する。BSC30はBTS330を制御し、BTS330はセル160、セル170を制御する。
セル130に対して、セル120、セル140、セル160が隣接しており、UE200がセル130で通信中であった場合、UEはセル120、セル140、セル160にハンドオーバ可能であるものとする。
また、各セルとPLMN−ID、位置登録エリアID(LAI)との関係は以下の通りであるものとする。
PLMN−ID A:セル100、セル110、セル120、セル130
PLMN−ID B:セル140、セル150
PLMN−ID C:セル160、セル170
LAI#1:セル100、セル110、セル120
LAI#2:セル130
LAI#3:セル140、セル150
LAI#4:セル160、セル170
本実施例では、RNC10において、図2に示す様に、UEのハンドオーバを制御するためのデータベース11を用意する。図2においては、RNC10の概略機能ブロック図を示しており、このデータベース11を参照するためのデータベース参照部12と、この参照結果に基づいてハンドオーバ規制判定をなすハンドオーバ規制判定部13と、ハンドオーバ処理をなすハンドオーバ処理部14とを含んでいる。
図3〜12はデータベース11の内容の例をそれぞれ示す図であり、このデーベースの内容に応じて以下に本発明の実施例について説明する。まず、図3を参照すると本発明の第1の実施例のデーベースの内容が示されており、UEのPLMN−ID毎に、UEがアクセス可能なLAIが登録されている。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、RNC10のデーベース参照部12によりこのデータベース11を参照し、この参照結果に基づいて、ハンドオーバ規制判定部13は、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。
UE200がセル130に在圏して通信中の場合に、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図3のデータベースによりUE200のアクセス可能なLAIは#1,#2,#3に限定されるために、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図3のデータベースによりUE200のアクセス可能なLAIは#2,#3に限定されるために、RNC10はUE200をセル120、160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図3のデータベースによりUE200のアクセス可能なLAIは#2,#4に限定されるために、RNC10はUE200をセル120、140にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例の効果としては、RNCは、CNからハンドオーバを規制するための情報を取得することなく、RNC単独でハンドオーバするエリアを規制することができる。また、UEのPLMN−ID毎に、ハンドオーバ可能なエリアを規制することができる。更に、UEのハンドオーバ可能なエリアを、位置登録エリア(LA)単位で規制することができる。
本発明の第2の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベース11の内容を工夫している。本例では、RNC10における、UEのハンドオーバを制御するためのデータベース11の内容が図4に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、UEのアクセスを禁止するLAIを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図4のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合に、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図4のデータベースによりUE200はLAI#1へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図4のデータベースによりUE200はLAI#3へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図4のデータベースによりUE200はLAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例の効果としては、第1の実施例の効果に加えて、UEのアクセスを禁止するLAIを登録するようにしているために、アクセスを規制したいエリアが一部に限定されている場合、データベースに登録するLAIが少なくて済む。
本発明の第3の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。本例では、RNC10におけるデータベースの内容が図5に示されている。このデータベースでは、セルのLAI毎に、アクセスが許容されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図5のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図5のデータベースによりUE200はLAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図5のデータベースによりUE200はLAI#3へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図5のデータベースによりUE200はLAI#1へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例では、第1の実施例の効果とほぼ同等の効果が得られる。
本発明の第4の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。本例では、RNC10におけるデータベースの内容が図6に示されている。このデータベースでは、セルのLAI毎に、アクセスが禁止されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図6のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図6のデータベースによりUE200はLAI#1,LAI#3へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120、セル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図6のデータベースによりUE200はLAI#1,LAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図6のデータベースによりUE200はLAI#3,LAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例では、第2の実施例の効果とほぼ同等の効果が得られる。
本発明の第5の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。本例では、RNC10におけるデータベースの内容が図7に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、アクセスが許容されているセルのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図7のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図7のデータベースによりUE200はPLMN−ID Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図7のデータベースによりUE200はPLMN−ID Bへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図7のデータベースによりUE200はPLMN−ID B,Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、RNCは、CNからハンドオーバを規制するための情報を取得せずに、RNC単独でハンドオーバするエリアを規制することができる。また、UEのPLMN−ID毎に、ハンドオーバ可能なエリアを規制することができる。更に、UEのハンドオーバ可能なエリアを、PLMN−ID単位で規制することができる。
本発明の第6の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図8に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、アクセスが禁止されているセルのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図8のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図8のデータベースによりUE200はPLMN−ID Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図8のデータベースによりUE200はPLMN−ID Bへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図8のデータベースによりUE200はPLMN−ID B,Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、第5の実施例の効果に加えて、UEのアクセスを禁止するセルのPLMN−IDを登録しているために、アクセスを規制したいPLMN−IDが一部に限定されている場合、データベースに登録するPLMN−IDが少なくて済むことになる。
本発明の第7の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図9に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、UEのアクセスを許容するセルを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図9のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図9のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図9のデータベースによりUE200はセル120、セル160へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル120、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図9のデータベースによりUE200はセル120、セル140へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120、セル140にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、RNCは、CNからハンドオーバを規制するための情報を取得せずに、RNC単独でハンドオーバするエリアを規制することができる。また、UEのPLMN−ID毎に、ハンドオーバ可能なエリアを規制することができる。更に、UEのハンドオーバ可能なエリアをセル単位で規制することができる。
本発明の第8の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図10に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、UEのアクセスを禁止するセルを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図10のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図10のデータベースによりUE200はセル120へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図10のデータベースによりUE200はセル140へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図10のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、第7の実施例の効果に加えて、UEのアクセスを禁止するセルをUEのPLMN−ID毎に登録するため、アクセスを規制したいセルが一部に限定されている場合、データベースに登録するセル数が少なくて済む。
本発明の第9の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図11に示されている。このデータベースでは、セル毎に、アクセスが許容されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図11のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図11のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図11のデータベースによりUE200はセル140へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図11のデータベースによりUE200はセル120へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
本例では、第7の実施例と同等な効果がある。
本発明の第10の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図12に示されている。このデータベースでは、セル毎に、アクセスが禁止されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図12のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図12のデータベースによりUE200はセル120へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図12のデータベースによりUE200はセル140へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図12のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例では、第8の実施例と同等な効果がある。
本発明は、図1に示した様なシステムの他に、一つのUMTSネットワークを複数のオペレータで共有するケース(MVNO(Mobile Virtual Network Operator )等)にも適用が可能であり、また、あるUMTSネットワークを保有するオペレータが、複数の隣接GSMネットワークのオペレータとローミング契約を結んでいるようなケースにも適用可能である。
なお、上記実施例におけるRNCの動作は、その動作手順をプログラムとしてROMなどの記録媒体に格納しておき、これをコンピュータに読み取らせて実行させる様に構成できることは明白である。
本発明が適用されるシステム構成の例を示す図である。 図1のRNC10の概略機能ブロック図である。 本発明の第1の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第2の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第3の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第4の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第5の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第6の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第7の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第8の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第9の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第10の実施例でのデータベースの内容を示す図である。
符号の説明
10,20 RNC
11 データベース
12 データベース参照部
13 ハンドオーバ規制判定部
14 ハンドオーバ処理部
30 BSC
100,110,120,130,
140,150,160,170, セル
200 UE
300,310,320 NodeB
330 BTS
400,410,420 CN

Claims (9)

  1. 移動通信端末のハンドオーバの規制制御システムであって、移動通信端末の事業者IDに基づいて、当該移動通信端末がアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを、基地局制御装置に設けたことを特徴とするハンドオーバ規制制御システム。
  2. 前記データベースには、前記移動通信端末の事業者ID毎に、前記アクセス許容/禁止エリア(LA:Location Area )が登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  3. 前記データベースには、前記エリアを特定するエリアID毎に、アクセスが許容/禁止されている前記移動通信端末の事業者IDが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  4. 前記データベースには、前記移動通信端末の事業者ID毎に、アクセスが許容/禁止されている事業者IDが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  5. 前記データベースには、前記移動通信端末の事業者ID毎に、アクセスが許容/禁止されているセルが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  6. 前記データベースには、セル毎に、アクセスが許容/禁止されている前記移動通信端末の事業者IDが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  7. 請求項1〜6いずれか記載のハンドオーバ規制制御システムを有することを特徴とする基地局制御装置。
  8. 移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法であって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなすステップを含むことを特徴とするハンドオーバ規制制御方法。
  9. 移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなす処理を含むことを特徴とするプログラム。
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