JP2010050550A - 通信システム、並びに、通信帯域制御装置、プログラム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の通信装置がネットワークへ接続することが可能な場合に、同時に使用する通信帯域を制御する。
【解決手段】 本発明は、同一グループに所属する複数の通信装置と、各通信装置が接続可能なネットワークと、各通信装置がネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムに関する。そして、通信帯域制御装置は、各通信装置の識別情報と各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録している手段と、各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している手段と、各グループに対してそのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、同一グループに所属する複数の通信装置と、各通信装置が接続可能なネットワークと、各通信装置がネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムに関する。そして、通信帯域制御装置は、各通信装置の識別情報と各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録している手段と、各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している手段と、各グループに対してそのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信システム、並びに、通信帯域制御装置、プログラム及び方法に関し、例えば、無線通信装置を接続させるネットワークに適用することができる。
現在、動画など大容量データのコンテンツ配信が頻繁に行われ、ネットワーク内のトラフィックは増大する傾向にある。特に、無線通信に用いる通信帯域は有限な資源であるため、効率的に使用する必要がある。
無線ネットワークにおける基地局と端末との間の通信における帯域制御の方法としては、特許文献1のようなものが挙げられる。
特許文献1に記載の方法は、第1のユーザが契約している帯域を管理し、その帯域内において、第1のユーザが使用していない余剰帯域を、第2のユーザに貸与するものである。
特開2004−23312号公報
現在、携帯電話端末やブロードバンドルータなどの普及に伴って、一人のユーザが複数の通信装置を用いてネットワークへアクセスすることが多くなっているが、特許文献1に記載の方法では、ユーザが使用する通信装置単位でしか帯域制御をしていないため、ユーザが複数の通信装置を所有している場合に、ユーザ毎に使用する通信帯域を管理することができない。
そのため、複数の通信装置がネットワークへ接続することが可能な場合に、同時に使用する通信帯域を制御することができる通信システム、並びに、通信帯域制御装置、プログラム及び方法が望まれている。
第1の本発明の通信システムは、(1)同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムにおいて、(2)上記通信帯域制御装置は、(2−1)上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録しているグループ情報登録手段と、(2−2)各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している割当通信帯域条件登録手段と、(2−3)各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する通信帯域制御手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明の通信帯域制御装置は、(1)同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムを構成する通信帯域制御装置において、(2)上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録しているグループ情報登録手段と、(3)各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している割当通信帯域条件登録手段と、(4)各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する通信帯域制御手段とを有することを特徴とする。
第3の本発明の通信帯域制御プログラムは、(1)同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムを構成する通信帯域制御装置に搭載されたコンピュータを、(2)上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録しているグループ情報登録手段と、(3)各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している割当通信帯域条件登録手段と、(4)各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する通信帯域制御手段として機能させることを特徴とする。
第4の本発明の通信帯域制御方法は、(1)同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムにおける通信帯域制御方法において、(2)グループ情報登録手段、割当通信帯域条件登録手段、通信帯域制御手段を有し、(3)上記グループ情報登録手段は、上記通信帯域制御装置において、上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録し、(4)上記割当通信帯域条件登録手段は、上記通信帯域制御装置において、各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録し、(5)上記通信帯域制御手段は、上記通信帯域制御装置において、各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御することを特徴とする。
本発明によれば、複数の通信装置がネットワークへ接続することが可能な場合に、同時に使用する通信帯域を制御することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による通信システム、並びに、通信帯域制御装置、プログラム及び方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
以下、本発明による通信システム、並びに、通信帯域制御装置、プログラム及び方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る通信システムの全体構成について示したブロック図である。
図1は、第1の実施形態に係る通信システムの全体構成について示したブロック図である。
通信システム1は、通信帯域制御装置10、基地局(以下、「BS」という)20、ゲートウェイ装置(以下、「GW」という)30、移動体端末(以下、「MS」という)40及びn台のPC50−1〜50−nを有している。第1の実施形態においては、例として、通信システム1は、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access;IEEE 802.16シリーズ等)のシステムを利用して構築されたものであるものとして説明する。
BS20は、例えば、既存のWiMaxを利用したネットワークにおける、通信キャリア側の無線基地局やアクセスポイントとほぼ同様のものを適用できるが、後述する通信帯域制御に係る処理を行う点で異なっている。
GW30は、既存のWiMaxを利用したネットワークにおいて、加入者側に設置するルータとほぼ同様のものが適用できるが、後述する通信帯域制御に係る処理を行う点で異なっている。
MS40は、直接BS20に接続して、BS20を経由し、ネットワークNに接続することも可能であり、さらに、GW30に接続して、さらにBS20を経由してネットワークNに接続することも可能であるものとする。なお、図1においては、説明を簡易にするためにBS20は1台として記載しているが、複数台設置して、いずれかのBSからネットワークNにアクセスするようにしても良い。
MS40とBS20との間、及び、GW30とBS20の間の通信方式としては、第1の通信方式が適用されているものとする。第1の通信方式としては、例えば、WiMaxにおける移動体通信向けの通信方式(例えば、IEEE802.16eなど)が挙げられる。また、MS40とGW30の間の通信方式としては、第2の通信方式が適用されているものとする。第2の通信方式としては、例えば、IEEE 802.11aなどの無線LANの通信方式が挙げられる。
また、図1において、BS20、GW30、ネットワークNは通信キャリアの設備であり、ユーザは、MS40により直接BS20に接続してネットワークNに接続することと、GW30に接続して、さらにBS20を経由してネットワークNに接続することについて、通信キャリアとの間で一つの契約を締結しており、ユーザはその契約に応じてネットワークNへの接続をしているものとする。
また、GW30は、MS40のユーザの自宅に設置されており、ユーザは、自宅でMS40を用いてネットワークNに接続する際にはGW30を介して接続し、外出先でネットワークNに接続する際には、直接BS20に接続するものとする。また、MS40が、GW30とBS20のどちらとも電波が届き、接続可能な状態である場合には、ユーザの操作に応じていずれかの通信経路(通信方式)と接続されるものとする。
また、GW30には、PC50−1〜50−nが、第2の無線方式で、GW30経由と接続しており、PC50−1〜50−nは、GW30、BS20を経由してネットワークNに接続できるものとする。
通信帯域制御装置10は、通信端末(MS40、PC50−1〜50−n)を、ネットワークNに接続させる際に、その通信の帯域制御を行うものであり、帯域制御部11及び情報記憶部12を有している。通信帯域制御装置10は、CPU、ROM、RAM、EEPROM、ハードディスクなどのプログラムの実行構成、及び、他の通信装置と通信をするためのインターフェースを有する装置(1台に限定されず、複数台を分散処理し得るようにしたものであっても良い。)に、実施形態の通信帯域制御プログラム等をインストールすることにより構築されるものであり、機能的には上述の図1のように示すことができる。
また、この実施形態において、通信帯域制御装置10は、通信装置(GW30、MS40)側からネットワークNへの上り通信と、ネットワークN側から通信装置(GW30、MS40)への下り通信について、同じ通信帯域を割り当てるものとして説明する。
帯域制御部11は、上述の帯域制御に係る処理を実行する機能を担っている。
図2、図3は、情報記憶部12において記憶する情報の例について示した説明図である。
情報記憶部12は、帯域制御に係る情報を保持する手段であり、帯域割当条件登録部12a、接続状況テーブル保持部12bを有している。
図2は、帯域割当条件登録部12aに保持している情報の例について示した説明図である。
帯域割当条件登録部12aには、図2に示すような、ユーザごとの帯域割当の条件に係る情報が登録されている。
帯域割当条件登録部12aは、ユーザ名、最大帯域、MS−BS間帯域割合、GW−BS間帯域割合の情報を有している。
「ユーザ名」は、ユーザを識別するためのIDである。帯域割当条件登録部12aでは、このユーザID(契約)ごとに割り当てる帯域を制御している。
「最大帯域」は、該当するユーザIDを用いてアクセスしてきた通信装置に割り当てる帯域の最大値を示している。例えば、図1では、User1に対する最大帯域は10Mbpsなので、User1を用いてアクセスしてきた通信装置が複数あった場合でも、同時に使用できる通信帯域は10Mbpsであることを示している。
「MS−BS間帯域割合」、「GW−BS間帯域割合」は、それぞれの通信経路ごとに割り当てる帯域の割合を示している。
図2の例では、MS40−BS20間の通信と、GW30−BS20間の通信が同時に発生した場合には、それぞれに割り当てられる帯域の割合は、1:1ということなる。すなわち、最大帯域が10Mbpsで、割り当てられる帯域が1:1なので、MS40−BS20間の通信と、GW30−BS20間の通信には、それぞれ5Mbpsずつ帯域が割り当てられることを示している。ただし、いずれか一方の経路しか、ネットワークNへの接続に使用されていない場合には、接続している経路において最大帯域(10Mbps)まで使用するようにしても良い。
帯域割当条件登録部12aに登録する値は、ユーザが、例えば、MS40、GW30を介して通信帯域制御装置10にアクセスして登録更新できるようにしても良いし、図1においては図示を省略しているが、通信キャリア側で通信帯域制御装置10を運用管理する端末などから通信帯域制御装置10にアクセスして登録できるようにしても良い。また、経路ごとに割り当てる通信帯域についてはユーザが設定できるようにし、最大帯域についてのみは、通信キャリア側でのみ登録更新可能にするなど、登録する内容に応じてアクセスする手段を変更するようにしても良い。
図3は、接続状況テーブル保持部12bに保持している情報の例について示した説明図である。
接続状況テーブル保持部12bは、図3に示すように、各ユーザの、通信端末の接続状況に係る情報を記憶している。
図3に示すように、この実施形態においては、接続状況テーブル保持部12bは、ユーザID、端末ID、端末種、接続状況の情報を有している。
端末IDは、各通信端末の識別情報である。この実施形態においては、MS40の端末IDは「Term11」、GW30の端末IDは「GW21」であるものとして説明する。
ユーザIDは、ユーザを識別するための識別情報である。この実施形態においては、通信帯域制御装置10は、端末IDとユーザIDを対応付けて、接続状況テーブル保持部12bに登録することにより、どの通信装置(GW30、MS40)が、どのユーザ(グループ)に対応しているのかを認識している。ここでは、GW30及びMS40が用いるユーザIDは「User1」であるものとして説明する。
端末種は、各通信端末の種類を示しており、この実施形態においては、図3に示すように、MS40の端末種は「MS」、GW30の端末種は「GW」であるものとして説明する。
接続状況は、該当する通信端末の接続状況を示しており、「接続/非接続」(接続しているか否か)及び「接続開始時刻」の情報により示されるものである。通信帯域制御装置10は、接続状況に係る情報を、BS20から取得するようにしても良いし、図1において図示は省略しているが通信システム1において呼制御装置(通信制御装置)や、認証装置などを備えている場合にはそれらの装置から通信装置(GW30、MS40)ごとの接続状況に係る情報を取得するようにしても良く、接続状況に係る情報を取得方法は限定されないものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の通信システム1における通信帯域制御装置10の動作(実施形態の通信帯域制御方法)の例を説明する。
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の通信システム1における通信帯域制御装置10の動作(実施形態の通信帯域制御方法)の例を説明する。
図4は、通信帯域制御装置10における帯域制御の動作の例について示したフローチャートである。
ここでは、帯域割当テーブル保持部12aの内容は、図2の内容であり、接続状況テーブル保持部12bの内容は、接続状況に関する内容以外は、図3に示す内容であるものとして説明する。
まず、通信帯域制御装置10において、MS40がBS20、GW30と接続もしくは非接続になった時に帯域制御部11はその変化の通知を受けると、帯域制御の処理が開始される(S101)。なお、BS20及びGW30は、配下の通信装置の接続状況の変動を、通信帯域制御装置10に通知するものとして以下の説明を行う。
そして、MS40がBS20に直接接続したか否かが判定され、直接接続であった場合には、後述するステップS103の処理から動作し、直接接続でない場合(GW30を経由して接続していた場合)には、後述するステップS108の処理から動作する(S102)。
上述のステップS102において、MS40がBS20に直接接続したと判定された場合には、さらに、GW30とBS20が既に接続中か否か(すなわち、PC50−1〜50−nが、GW30経由でBS20に接続しているか否か)が判定され、GW30とBS20が既に接続していると判定された場合には、後述するステップS104からの処理動作し、接続されていないと判定された場合には後述するステップS107の処理から動作する(S103)。
上述のステップS103において、GW30とBS20が既に接続中であると判定された場合には、通信帯域制御装置10は、GW30−BS20間の帯域の制御(S104)及び、MS40−BS20間の帯域の制御(S105)が行われ、さらに、接続状況テーブル保持部12bの接続状況(図3参照)の情報が更新(S106)された後、上述のステップS101の処理から動作する。
上述のステップS104、S105の帯域制御の処理においては、帯域割当テーブル保持部12aに登録されている条件(上述の図2参照)に基づいて帯域が割り当てられる。
上述のステップS106における情報の更新としては、図3において、MS40(端末ID:Term11)の接続状況の情報が、接続の状態として登録され、さらに、接続開始時刻も登録される。
一方、上述のステップS102において、MS40がBS20に直接接続されていないと判定された場合には、上述のステップS101において通知された内容が、MS40がBS20との接続を解除したものであるか否かが判定され、接続解除の通知であった場合には後述するステップS109の処理から動作し、接続解除の通知ではなく接続開始である旨の通知であった場合には、後述するステップS112の処理から動作する(S108)。
上述のステップS108において、通知内容がMS40がBS20との接続を解除した旨の通知であったと判定された場合には、GW30とBS20が接続中であるか否か(すなわち、PC50−1〜50−nのいずれかがGW30を介してBS20に接続中か否か)が判定され、接続中と判定された場合には、後述するステップS110から動作し、接続中でないと判定された場合には後述するステップS111から動作する(S109)。
上述のステップS109において、GW30とBS20が接続中と判定された場合には、GW30−BS20間の帯域がベストエフォート(例えば、図2においてUser1の最大帯域である10Mbps)に制御され(S110)、接続状況テーブル保持部12bの情報が更新(MS40端末がBS20と非接続になったことを示す)される(S111)。一方、上述のステップS109において、GW30とBS20が接続中でないと判定された場合には、帯域制御の内容の変更は行われずに、ステップS111により接続状況テーブル保持部12bの情報が更新(MS40端末がBS20と非接続になったことを示す)だけが行われる。
一方、上述のステップS108において、通知された内容が、MS40がBS20との接続を解除したものでないと判定された場合には、通知された内容が、MS40がGW30を介してBS20に接続した接続通知であるか否か判定され、MS40がGW30を介してBS20に接続した接続通知であると判定された場合には、後述するステップS113から動作し、接続通知でないと判定された場合には、上述のステップS101の処理から動作する(S112)。
そして、上述のステップS112において、通知された内容が、MS40がGW30を介してBS20に接続した接続通知であると判定された場合には、GW30−BS20間の帯域がベストエフォート(例えば、図2においてUser1の最大帯域である10Mbps)に制御され(S113)、さらに、情報記憶部12の情報が更新(MS40端末がGW30と接続になったことを示す)され(S114)上述のステップS101の処理から動作する。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
帯域制御部11による帯域制御によって、GW30、MS40が同時にネットワークNに接続した場合でも、これらの通信装置が使用する通信帯域の合計の上限は変わらないので、一人のユーザが複数の通信装置を使用する場合でもユーザ単位で使用する通信帯域を制御することができる。
また、ユーザから見た場合、GW30、MS40との複数の通信装置を使用する場合でも1契約で、外出先からだけでもネットワークNにアクセスでき、また、HOME及び外出先の両方から同時にネットワークにもアクセスできる。例えば、従来の通信システムでは、GW30と、MS40とで別々の契約でユーザが使用した場合、通信キャリアとしては2つの通信装置を同時に使用した場合の最大通信帯域を見込んだ分の電波帯域や設備の確保、ユーザからの料金徴収などを行う必要がある。しかし、本発明を適用した場合には、複数台を1契約にまとめて使用可能な通信帯域の合計値に応じた、電波帯域や設備の確保、ユーザからの料金徴収などを行えば良いので、通信キャリアがネットワーク構築にかけるコストや、ユーザが通信キャリアに支払うコストを低減することができる。
(B)第2の実施形態
以下、本発明による通信システム、並びに、通信帯域制御装置、プログラム及び方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
以下、本発明による通信システム、並びに、通信帯域制御装置、プログラム及び方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
図5は、第2実施形態の通信システム1Aの全体構成を示すブロック図である。
通信システム1Aは、第1の実施形態の通信システム1とほぼ同様のものであるが、BS21が追加されている点で異なっている。以下、第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点について説明する。
第1の実施形態においては、BS10は第1の通信方式に対応したものであったが、第2の実施形態において追加されているBS21は、第1の通信法式とは異なる第3の通信法式に対応している。BS21は、通信法式が異なること以外は、第1の実施形態と同様である。また、第3の通信方式としては、例えば、IEEE 802.11b、802.11gなどの公衆無線LANの通信方式が挙げられる。
さらに、MS40Aは、第1の実施形態のMS40とほぼ同様であるが、第3の通信法式にも対応し、BS21にアクセスすることができる点で異なっている。
また、第2の実施形態において、帯域割当条件登録部12a、接続状況テーブル保持部12bには、第1の実施形態と同様の内容(例えば、上述の図2、図3)が保持される。
第2の実施形態では、BS21に対する、帯域割当条件登録部12aにおける帯域割合は、BS20と同様に「MS−BS間」の帯域割合が適用されるものとする。これにより、MS40Aが移動して、BS21に接続した場合でも、第1の実施形態におけるBS20に接続した場合と同様に、帯域制御をすることができる。なお、第2の実施形態の通信システムにおける帯域制御に関する動作は、上述のようにBS21にも「MS−BS間」の帯域割合を適用すること以外は、第1の実施形態とほぼ同様であるので、詳しい説明は省略する。
このように、第2の実施形態のように、第1の実施形態の通信システムにさらに通信方式や経路を追加した場合でも、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
(C)他の実施形態
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(C−1)上記の各実施形態において、通信制御装置は、上りと下りで同じ通信帯域を割り当てるものとして説明したが、上りと下りで異なる(非対称)の通信帯域を割り当てるようにしても良い。この場合、帯域割当条件登録部12aにおいて、上りと下りにそれぞれテーブル作成して保持するようにしても良い。
また、上記の各実施形態において、通信制御装置は、上りと下りの両方の通信帯域を制御するものとして説明したが、上り又は下りの一方のみを制御するようにしても良い。
(C−2)上記の実施形態においては、上述の図2、図3に示すように、ユーザ名をキーとして通信装置(GW30、MS40)をグルーピングし、同一グループに所属する通信装置(GW30、MS40)が使用する最大帯域を定め、帯域制御を行っているが、グルーピングするキーはユーザ名に限定されないものである。例えば、各通信装置(GW30、MS40)のドメイン名やIPアドレスなど、他の情報をキーとしてグルーピングしても良い
また、例えば、上記の各実施形態では、通信帯域制御装置は、どの通信装置(GW30、MS40)がどのグループに所属するのかは、接続状況テーブル保持部12bにおいて、ユーザIDと端末IDを対応付けて保持することにより把握しているが、どの通信装置(GW30、MS40)がどのグループに所属するのかを管理するテーブルを別途設けても良い。このように、通信帯域制御装置において、どの通信装置(GW30、MS40)が、どのグループに所属するのかを管理する方法は限定されないものである。
また、例えば、上記の各実施形態では、通信帯域制御装置は、どの通信装置(GW30、MS40)がどのグループに所属するのかは、接続状況テーブル保持部12bにおいて、ユーザIDと端末IDを対応付けて保持することにより把握しているが、どの通信装置(GW30、MS40)がどのグループに所属するのかを管理するテーブルを別途設けても良い。このように、通信帯域制御装置において、どの通信装置(GW30、MS40)が、どのグループに所属するのかを管理する方法は限定されないものである。
(C−3)上記の各実施形態においては、ネットワークNに接続させる通信装置は、MS40、GW30と無線通信装置のみであったが、有線で接続する通信装置であっても良い。
(C−4)上記の実施形態では、図2に示すように、帯域割当条件登録部12aでは、通信装置(GW30、MS40)がネットワークNに接続する経路ごとに通信帯域の比率を割り当てているが、経路ごとではなく通信装置ごとに通信帯域ごとに通信帯域の比率を割り当てるようにしても良い。
(C−5)上記の実施形態では、図2に示すよう、に帯域割当条件登録部12aでは、通信装置(GW30、MS40)ごとに割り当てる通信帯域の比率を登録しているが、比率ではなく、通信帯域の値そのもの(例えば、1Mbps等)を登録するようにしても良い。なお、その場合には、登録する通信帯域の値の合計が、最大帯域を越えないように設定する必要がある。
1…通信システム、10…通信帯域制御装置、11…帯域制御部、12…情報記憶部、12a…帯域割当条件登録部、12b…接続状況テーブル保持部、20…BS、30…GW、40…MS、50…PC、50、50−1〜50−n…PC、N…ネットワーク。
Claims (5)
- 同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムにおいて、
上記通信帯域制御装置は、
上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録しているグループ情報登録手段と、
各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している割当通信帯域条件登録手段と、
各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する通信帯域制御手段とを有する
ことを特徴とする通信システム。 - 上記ネットワークは、上記通信装置が複数の接続経路のいずれかを用いて接続可能なものであり、
上記通信帯域制御装置は、
各グループについて、接続経路ごとに割り当てる通信帯域の比率に係る比率情報を登録している通信帯域比率登録手段と、
少なくとも上記通信帯域比率登録手段に登録されている比率情報と、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件とに基づき、各グループについて、接続経路ごとに割り当てる通信帯域を算出する割当通信帯域算出手段とをさらに有し、
上記通信帯域制御手段は、上記割当通信帯域算出手段が算出した結果に従って、接続経路ごとに通信帯域を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムを構成する通信帯域制御装置において、
上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録しているグループ情報登録手段と、
各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している割当通信帯域条件登録手段と、
各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する通信帯域制御手段と
を有することを特徴とする通信帯域制御装置。 - 同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムを構成する通信帯域制御装置に搭載されたコンピュータを、
上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録しているグループ情報登録手段と、
各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録している割当通信帯域条件登録手段と、
各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する通信帯域制御手段と
して機能させることを特徴とする通信帯域制御プログラム。 - 同一グループに所属する複数の通信装置と、上記各通信装置が接続可能なネットワークと、上記各通信装置が上記ネットワークへ接続する際に使用する通信帯域を制御する通信帯域制御装置とを備える通信システムにおける通信帯域制御方法において、
グループ情報登録手段、割当通信帯域条件登録手段、通信帯域制御手段を有し、
上記グループ情報登録手段は、上記通信帯域制御装置において、上記各通信装置の識別情報と、上記各通信装置が所属するグループの識別情報とを対応付けて登録し、
上記割当通信帯域条件登録手段は、上記通信帯域制御装置において、各グループに対して割り当てられている通信帯域に係る割当通信帯域条件を登録し、
上記通信帯域制御手段は、上記通信帯域制御装置において、各グループに対して、そのグループに所属している全ての通信装置が同時に使用する通信帯域が、上記割当通信帯域条件登録手段に登録されている割当通信帯域条件を満たすように制御する
ことを特徴とする通信帯域制御方法。
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