JP4706504B2 - ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置 - Google Patents

ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4706504B2
JP4706504B2 JP2006054256A JP2006054256A JP4706504B2 JP 4706504 B2 JP4706504 B2 JP 4706504B2 JP 2006054256 A JP2006054256 A JP 2006054256A JP 2006054256 A JP2006054256 A JP 2006054256A JP 4706504 B2 JP4706504 B2 JP 4706504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
database
cell
plmn
handover
rnc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006054256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007235495A (ja
Inventor
浩彰 桑野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006054256A priority Critical patent/JP4706504B2/ja
Publication of JP2007235495A publication Critical patent/JP2007235495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4706504B2 publication Critical patent/JP4706504B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明はハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置に関し、特に移動通信端末の特定エリアへのハンドオーバを規制制御する方式の改良に関するものである。
移動通信システムにおいては、移動通信端末(UE)の移動によるハンドオーバが必要になるが、UEが特定エリアへ入った場合には、ハントオーバを規制することも必要となる。移動通信システム方式の一つであるUMTS(Universal Mobile Telecommunications System) の規格では、移動通信端末(UE)が、アクセス可能な事業者ID(PLMN(Public Land Mobile Network)−ID)のリストを保持し、このリストに含まれるPLMN−IDのセルに対してのみ位置登録処理を行う仕組みは用意されてはいるが、この仕組みによって、通信中であるUEのハンドオーバを規制することはできない。
また、UE毎に、アクセス可能なシェアードネットワークエリア(SNA/位置登録エリア(LA:Location Area )の集合体)のリストを、コアネットワーク(CN)から基地局制御装置(RNC)に通知してもらい、この情報を元にRNCがUEのハンドオーバやアクセスを特定のエリアに規制する手順は、UMTSの規格で標準化されている。しかし、この仕組みは、RNC単独で実現することは不可能であり、CNでもSNAをUE毎に定義し、RNCに通知する機能が必要となる(特許文献1参照)。また、この仕組みでは、LAよりも狭いエリアでUEのアクセスを規制することは不可能である。
一方、MVNO(Mobile Virtual Network Operator )の登場等により、1つのUMTSネットワークの特定のエリアを、一部のユーザにのみ利用可能にすることが今後要求されると予想される。また、複数の事業者のGSM(Global System for Mobile communications )ネットワークが既に用意されているエリアで、UMTSネットワークを新たに用意するケースも多々あるため、ユーザのローミング契約に基づき、UMTSからGSMにUEをハンドオーバさせる際に、ユーザ毎に異なるGSMネットワークにハンドオーバさせることも要求される。
なお、PHS方式の移動通信システムのハンドオーバ規制方式の例が、特許文献2に開示されている。この方式では、CNである電子交換機において、予め指定された特定エリアに対してハンドオーバの規制をなすものである。
特表2004−519179号公報 特開平10−327451号公報
上述したように、RNCはCN側からUEのハンドオーバを規制するための情報を取得することが必要であり、RNC単独でハンドオーバのエリアの規制を行うことができないという問題がある。また、UEの事業者ID(PLMN−ID)に基づいて選択的にハンドオーバ規制制御をなすこともできないという問題もある。
本発明の目的は、UEの事業者ID(PLMN−ID)に基づいて、RNCの情報のみを用いてUEのハンドオーバの規制制御を可能としたハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置を提供することである。
本発明によるハンドオーバ規制制御システムは、移動通信端末のハンドオーバの規制制御システムであって、移動通信端末の事業者IDに基づいて、当該移動通信端末アクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを、基地局制御装置に設け、前記データベースを参照してハンドオーバの規制制御をなすことを特徴とする。
本発明によるハンドオーバ規制制御方法は、移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法であって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなすステップを含むことを特徴とする。
本発明による基地局制御装置は、上記のハンドオーバ規制制御システムを含むことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法をコンピュターに実行させるためのプログラムであって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなす処理を含むことを特徴とする。
本発明によれば、UEのPLMN−IDに基づいてアクセス可能なエリアを登録するためのデータベースを、予めRNCにて用意しておくようにしたので、RNCの情報のみを用いてUEのハンドオーバを特定のエリアに対して規制可能とすることができるという効果がある。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。図1は本発明の実施例が適用されるシステム構成図である。本実施例のシステム構成には、UMTSのコアネットワーク(CN)、基地局制御装置(RNC)、基地局(NodeB)、セル、端末(UE)、及びGSMのコアネットワーク(CN)、基地局制御装置(BSC:Base Station Cotroller)、基地局(BTS:Base Transceiver Station)が含まれるものとする。
図1を参照すると、CN400は事業者AのCNであり、RNC10が接続されている。CN410は事業者BのCNであり、RNC20が接続されている。CN420は事業者CのCNであり、BSC30が接続されている。RNC10はNodeB300、NodeB310を制御する。NodeB300はセル100、セル110、セル120を制御する。NodeB310はセル130を制御する。RNC20はNodeB320、NodeB330を制御する。NodeB320はセル140、セル150を制御する。BSC30はBTS330を制御し、BTS330はセル160、セル170を制御する。
セル130に対して、セル120、セル140、セル160が隣接しており、UE200がセル130で通信中であった場合、UEはセル120、セル140、セル160にハンドオーバ可能であるものとする。
また、各セルとPLMN−ID、位置登録エリアID(LAI)との関係は以下の通りであるものとする。
PLMN−ID A:セル100、セル110、セル120、セル130
PLMN−ID B:セル140、セル150
PLMN−ID C:セル160、セル170
LAI#1:セル100、セル110、セル120
LAI#2:セル130
LAI#3:セル140、セル150
LAI#4:セル160、セル170
本実施例では、RNC10において、図2に示す様に、UEのハンドオーバを制御するためのデータベース11を用意する。図2においては、RNC10の概略機能ブロック図を示しており、このデータベース11を参照するためのデータベース参照部12と、この参照結果に基づいてハンドオーバ規制判定をなすハンドオーバ規制判定部13と、ハンドオーバ処理をなすハンドオーバ処理部14とを含んでいる。
図3〜12はデータベース11の内容の例をそれぞれ示す図であり、このデーベースの内容に応じて以下に本発明の実施例について説明する。まず、図3を参照すると本発明の第1の実施例のデーベースの内容が示されており、UEのPLMN−ID毎に、UEがアクセス可能なLAIが登録されている。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、RNC10のデーベース参照部12によりこのデータベース11を参照し、この参照結果に基づいて、ハンドオーバ規制判定部13は、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。
UE200がセル130に在圏して通信中の場合に、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図3のデータベースによりUE200のアクセス可能なLAIは#1,#2,#3に限定されるために、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図3のデータベースによりUE200のアクセス可能なLAIは#2,#3に限定されるために、RNC10はUE200をセル120、160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図3のデータベースによりUE200のアクセス可能なLAIは#2,#4に限定されるために、RNC10はUE200をセル120、140にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例の効果としては、RNCは、CNからハンドオーバを規制するための情報を取得することなく、RNC単独でハンドオーバするエリアを規制することができる。また、UEのPLMN−ID毎に、ハンドオーバ可能なエリアを規制することができる。更に、UEのハンドオーバ可能なエリアを、位置登録エリア(LA)単位で規制することができる。
本発明の第2の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベース11の内容を工夫している。本例では、RNC10における、UEのハンドオーバを制御するためのデータベース11の内容が図4に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、UEのアクセスを禁止するLAIを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図4のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合に、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図4のデータベースによりUE200はLAI#1へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図4のデータベースによりUE200はLAI#3へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図4のデータベースによりUE200はLAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例の効果としては、第1の実施例の効果に加えて、UEのアクセスを禁止するLAIを登録するようにしているために、アクセスを規制したいエリアが一部に限定されている場合、データベースに登録するLAIが少なくて済む。
本発明の第3の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。本例では、RNC10におけるデータベースの内容が図5に示されている。このデータベースでは、セルのLAI毎に、アクセスが許容されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図5のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図5のデータベースによりUE200はLAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図5のデータベースによりUE200はLAI#3へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図5のデータベースによりUE200はLAI#1へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例では、第1の実施例の効果とほぼ同等の効果が得られる。
本発明の第4の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。本例では、RNC10におけるデータベースの内容が図6に示されている。このデータベースでは、セルのLAI毎に、アクセスが禁止されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図6のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図6のデータベースによりUE200はLAI#1,LAI#3へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120、セル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図6のデータベースによりUE200はLAI#1,LAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図6のデータベースによりUE200はLAI#3,LAI#4へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本実施例では、第2の実施例の効果とほぼ同等の効果が得られる。
本発明の第5の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。本例では、RNC10におけるデータベースの内容が図7に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、アクセスが許容されているセルのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図7のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図7のデータベースによりUE200はPLMN−ID Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図7のデータベースによりUE200はPLMN−ID Bへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図7のデータベースによりUE200はPLMN−ID B,Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、RNCは、CNからハンドオーバを規制するための情報を取得せずに、RNC単独でハンドオーバするエリアを規制することができる。また、UEのPLMN−ID毎に、ハンドオーバ可能なエリアを規制することができる。更に、UEのハンドオーバ可能なエリアを、PLMN−ID単位で規制することができる。
本発明の第6の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図8に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、アクセスが禁止されているセルのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図8のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図8のデータベースによりUE200はPLMN−ID Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図8のデータベースによりUE200はPLMN−ID Bへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図8のデータベースによりUE200はPLMN−ID B,Cへのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、第5の実施例の効果に加えて、UEのアクセスを禁止するセルのPLMN−IDを登録しているために、アクセスを規制したいPLMN−IDが一部に限定されている場合、データベースに登録するPLMN−IDが少なくて済むことになる。
本発明の第7の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図9に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、UEのアクセスを許容するセルを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図9のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図9のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図9のデータベースによりUE200はセル120、セル160へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル120、セル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図9のデータベースによりUE200はセル120、セル140へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120、セル140にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、RNCは、CNからハンドオーバを規制するための情報を取得せずに、RNC単独でハンドオーバするエリアを規制することができる。また、UEのPLMN−ID毎に、ハンドオーバ可能なエリアを規制することができる。更に、UEのハンドオーバ可能なエリアをセル単位で規制することができる。
本発明の第8の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図10に示されている。このデータベースでは、UEのPLMN−ID毎に、UEのアクセスを禁止するセルを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図10のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図10のデータベースによりUE200はセル120へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図10のデータベースによりUE200はセル140へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図10のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるために、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例の効果としては、第7の実施例の効果に加えて、UEのアクセスを禁止するセルをUEのPLMN−ID毎に登録するため、アクセスを規制したいセルが一部に限定されている場合、データベースに登録するセル数が少なくて済む。
本発明の第9の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図11に示されている。このデータベースでは、セル毎に、アクセスが許容されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図11のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図11のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図11のデータベースによりUE200はセル140へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図11のデータベースによりUE200はセル120へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
本例では、第7の実施例と同等な効果がある。
本発明の第10の実施例として、その基本的構成は先の実施例の通りであるが、RNC10で用意するデータベースを工夫している。このデータベースの内容は図12に示されている。このデータベースでは、セル毎に、アクセスが禁止されているUEのPLMN−IDを登録するようにする。
図1において、RNC10がUE200のハンドオーバ処理を制御する際、図12のデータベースを参照し、UE200がアクセス可能なエリアを予め判断する。UE200がセル130に在圏して通信中の場合、セル120、セル140、セル160が隣接しているが、UE200のPLMN−IDに基づき、RNC10は以下の通りハンドオーバを規制する。
UE200のPLMN−IDがXであった場合、図12のデータベースによりUE200はセル120へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル120にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがYであった場合、図12のデータベースによりUE200はセル140へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル140にハンドオーバさせないよう規制する。
UE200のPLMN−IDがZであった場合、図12のデータベースによりUE200はセル160へのアクセスを規制されるため、RNC10はUE200をセル160にハンドオーバさせないよう規制する。
本例では、第8の実施例と同等な効果がある。
本発明は、図1に示した様なシステムの他に、一つのUMTSネットワークを複数のオペレータで共有するケース(MVNO(Mobile Virtual Network Operator )等)にも適用が可能であり、また、あるUMTSネットワークを保有するオペレータが、複数の隣接GSMネットワークのオペレータとローミング契約を結んでいるようなケースにも適用可能である。
なお、上記実施例におけるRNCの動作は、その動作手順をプログラムとしてROMなどの記録媒体に格納しておき、これをコンピュータに読み取らせて実行させる様に構成できることは明白である。
本発明が適用されるシステム構成の例を示す図である。 図1のRNC10の概略機能ブロック図である。 本発明の第1の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第2の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第3の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第4の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第5の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第6の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第7の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第8の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第9の実施例でのデータベースの内容を示す図である。 本発明の第10の実施例でのデータベースの内容を示す図である。
符号の説明
10,20 RNC
11 データベース
12 データベース参照部
13 ハンドオーバ規制判定部
14 ハンドオーバ処理部
30 BSC
100,110,120,130,
140,150,160,170, セル
200 UE
300,310,320 NodeB
330 BTS
400,410,420 CN

Claims (9)

  1. 移動通信端末のハンドオーバの規制制御システムであって、移動通信端末の事業者IDに基づいて、当該移動通信端末アクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを、基地局制御装置に設け
    前記データベースを参照してハンドオーバの規制制御をなすことを特徴とするハンドオーバ規制制御システム。
  2. 前記データベースには、前記移動通信端末の事業者ID毎に、前記アクセス許容/禁止エリア(LA:Location Area )が登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  3. 前記データベースには、前記エリアを特定するエリアID毎に、アクセスが許容/禁止されている前記移動通信端末の事業者IDが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  4. 前記データベースには、前記移動通信端末の事業者ID毎に、アクセスが許容/禁止されている事業者IDが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  5. 前記データベースには、前記移動通信端末の事業者ID毎に、アクセスが許容/禁止されているセルが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  6. 前記データベースには、セル毎に、アクセスが許容/禁止されている前記移動通信端末の事業者IDが登録されていることを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ規制制御システム。
  7. 請求項1〜6いずれか記載のハンドオーバ規制制御システムを有することを特徴とする基地局制御装置。
  8. 移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法であって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなすステップを含むことを特徴とするハンドオーバ規制制御方法。
  9. 移動通信端末のハンドオーバ規制制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、基地局制御装置に設けられ、移動通信端末の事業者IDに基づいて当該移動通信端末のアクセス許容/禁止エリアを予め登録したデータベースを参照して、ハンドオーバの規制制御をなす処理を含むことを特徴とするプログラム。
JP2006054256A 2006-03-01 2006-03-01 ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置 Expired - Fee Related JP4706504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006054256A JP4706504B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006054256A JP4706504B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007235495A JP2007235495A (ja) 2007-09-13
JP4706504B2 true JP4706504B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=38555630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006054256A Expired - Fee Related JP4706504B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4706504B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4995043B2 (ja) 2007-11-07 2012-08-08 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線回線制御装置および無線回線制御方法
WO2010146713A1 (ja) * 2009-06-19 2010-12-23 富士通株式会社 通信方法、管理装置及び移動機
JP5257273B2 (ja) 2009-06-30 2013-08-07 富士通株式会社 移動端末の認証方法およびその方法に用いられる装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539695A (ja) * 1999-03-09 2002-11-19 ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア 排他的セルにおけるキャンピング
JP2003520519A (ja) * 2000-01-11 2003-07-02 ノキア コーポレーション 電気通信システム内での移動局の位置決め
WO2005020474A1 (en) * 2003-08-22 2005-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Cell reselection method for receiving packet data in a mobile communication system supporting mbms

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1590974A4 (en) * 2003-01-23 2006-09-13 Interdigital Tech Corp EXCLUSION OF INAPPROPRIATE CELLS IN WIRELESS COMMUNICATION SYSTEMS
DE112004002372B4 (de) * 2003-12-22 2013-02-21 Ibis Telecom, Inc. Private Basisstation mit Exklusivität

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539695A (ja) * 1999-03-09 2002-11-19 ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア 排他的セルにおけるキャンピング
JP2003520519A (ja) * 2000-01-11 2003-07-02 ノキア コーポレーション 電気通信システム内での移動局の位置決め
WO2005020474A1 (en) * 2003-08-22 2005-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Cell reselection method for receiving packet data in a mobile communication system supporting mbms

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007235495A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10206158B2 (en) Techniques for improved allocation of network resources using geolocation and handover management
CN1188010C (zh) 移动通信
US9398493B2 (en) Method, apparatus, and system providing operator controlled mobility for user equipment
CN100477863C (zh) 多模式无线终端的省电方法和设备
CN101960887B (zh) 在共存无线通信系统中对移动设备的高效频率分配
EP2030462B1 (en) Automated selection of access interface and source address
Doyle et al. Spectrum without bounds, networks without borders
DK2119273T3 (en) A method to provide subscriber type into account for mobility and radio resource management decisions in a radio access network
US9775099B2 (en) Methods and apparatus for access network selection
JP4701298B2 (ja) セルラ方式移動無線通信システムにおけるセルの選択方法
EP3005794B1 (en) Method and apparatus for facilitating interworking of cellular radio access networks and wireless local area networks
EP2813104B1 (en) Full and partial resource access in ran sharing
CN101536465A (zh) 实现可配置的资源管理策略的设备和方法
CN110896538B (zh) 无线设备中使用多个安全证书的模式切换
JP2008535313A (ja) 無線通信方法及びシステム
CN104221411A (zh) 用于向网络以信号形式发送无线设备的能力的装置和方法
US20160044586A1 (en) Method, apparatus and computer program for handling overlapping interworking information
EP1900244B1 (en) Identifying and tracking target subscribers in a universal mobile telecommunication system
JP4706504B2 (ja) ハンドオーバ規制制御システム及びその方法並びにそれを用いた基地局制御装置
CN114423010A (zh) 网络访问控制方法、装置、电子设备及存储介质
Yuan et al. Resolving policy conflicts in multi-carrier cellular access
EP2205022B1 (en) Method and apparatus for providing a handover indication in a cellular wireless network
US20100130203A1 (en) Method For Exchanging Cell Information Between Networks
US8965363B1 (en) Controlling a preferred roaming list
US8249643B1 (en) Dual-mode capacity reallocation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4706504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees