JP2007233647A - プレゼンテーション用データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザポインタ等の指示具による指示位置の変動状態についても忠実に再現することが可能なプレゼンテーション用データ処理装置を提供する。
【解決手段】 分配器10と、表示データをスクリーンに表示する表示手段20と、スクリーンの表示画像を撮影する第1の撮影手段30と、プレゼンターを撮影する第2の撮影手段40と、表示データ取り込み手段50aと、表示画像内において表示部分抽出手段50bと、表示部分の座標系を設定する座標系設定手段50cと、指示箇所の座標位置を算出する指示箇所座標算出手段50dと、表示データ内に指示箇所を合成するプレゼンテーション用データ合成手段50eと、プレゼンターの画像とプレゼンテーション用データの合成画像を一画面に合成する画面合成手段50fとを有していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プレゼンテーション用データ処理装置に関し、より詳細には、プレゼンテーション会場に出席していなくても、プレゼンテーションの詳細を理解することが可能なプレゼンテーション用データ処理装置に関する。
臨場感のあるプレゼンテーション用資料を製作する際には、プレゼンターの表情と、プレゼンテーションに用いた資料が同一画面上に現れることが重要である。このようなプレゼンテーション用資料を作成することができるマルチメディア・コンテンツ自動作成システムがすでに知られている(非特許文献1)。
" 製品 | EZプレゼンテーター [ mpeg.co.jp ]"、[online]、IBE.INC、[平成18年2月24日検索]、インターネット<URL :http://www.mpeg.co.jp/products/ez_presentater/index.html>
非特許文献1において開示されているマルチメディア・コンテンツ自動作成システムにおいては、プレゼンターの表情と、プレゼンテーション用の資料を同一画面に合成しているため、実際に行われたプレゼンテーションをある程度忠実に再現することが可能である。
しかしながら、非特許文献1記載のマルチメディア・コンテンツ自動作成システムにおいては、プレゼンターがレーザポインタ等の指示具を用いている場合には、指示具による指示位置を再現することができないといった課題がある。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、ほぼすべてのプレゼンターが多用するレーザポインタ等の指示具による指示位置の変動状態についても忠実に再現することが可能なプレゼンテーション用データ処理装置を提供することにある。
本発明に係るプレゼンテーション用データ処理装置は以下の構成を備える。
すなわち、プレゼンテーション用の表示データを出力するデータ出力手段に接続され、前記データ出力手段からの表示データを分岐する分配器と、前記データ出力手段により出力された表示データをスクリーンに表示する表示手段と、前記表示手段により表示された表示データおよびプレゼンターにより指示された指示箇所を撮影する第1の撮影手段と、プレゼンターを撮影する第2の撮影手段と、前記分配器を介して分岐された表示データを取り込む表示データ取り込み手段と、前記第1の撮影手段により撮影された画像データに基づいて、該画像データ内においてスクリーン内に実際に表示データが表示されている部分を抽出する表示部分抽出手段と、前記表示部分抽出手段により抽出された表示データが表示されている部分における座標系を設定する座標系設定手段と、前記座標系設定手段により設定された座標系における前記指示箇所の座標位置を算出する指示箇所座標算出手段と、前記座標系設定手段により設定された座標系と、前記指示箇所座標算出手段とにより算出された座標位置に基づいて、前記表示データ取り込み手段により取り込まれた表示データ内に前記指示箇所を合成し、プレゼンテーション用データの合成画像を生成するプレゼンテーション用データ合成手段と、前記第2の撮影手段により撮影されたプレゼンターの画像と、前記プレゼンテーション用データ合成手段により生成されたプレゼンテーション用データの合成画像を一画面に合成する画面合成手段とを有していることを特徴とするプレゼンテーション用データ処理装置である。
また、前記指示箇所座標算出手段は、前記表示データ内における指示箇所のぶれが予め設定されている手ぶれ判断用閾値以上であると判断した場合には、当該指示箇所におけるぶれ成分を除去した後に、当該指示箇所の座標値を算出していることを特徴とする。
これにより、指示具により指示されている部分の手ぶれ成分が除去されるため、指示具により指示された位置が見やすくなり、プレゼンテーション用データの確認が容易になる。
また、前記プレゼンテーション用データ合成手段は、前記指示箇所の座標位置を算出した後、当該指示箇所の座標位置を中心点とし、該中心点を含む所要範囲を指示箇所として前記表示データ取り込み手段により取り込まれた表示データ内に合成することを特徴とする。
これにより、指示具により指示された部分が実際よりも大きく画像データ内に取り込まれるため、本処理装置により処理されたプレゼンテーション用データの確認を行う際に、即座に指示点を判別することができる。
また、前記第2の撮影手段により撮影されたプレゼンターの画像と、前記プレゼンテーション用データ合成手段により生成されたプレゼンテーション用データの合成画像を一画面に合成した後に、当該一画面に合成した編集済みプレゼンテーション画像データを記憶媒体に記録するデータ記録手段を有していることを特徴とする。
これにより、通常のパーソナルコンピュータにより、編集済みプレゼンテーションデータを実行させることで、プレゼンテーションが行われたようすを再生することができるので、所望の場所でプレゼンテーションのようすを確認することができる。
本発明に係るプレゼンテーション用データ処理装置によれば、プレゼンターが用いた指示具により指示された部分についても忠実にデータとして反映させることができるため、プレゼンテーション会場に行くことができなかった場合であっても、プレゼンテーション会場の雰囲気を把握し、プレゼンテーションの内容の詳細を確認することができる。
以下、実施の形態に基づいて、本願発明について詳細に説明を行う。図1は、本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置の概略構成を示す説明図である。本実施の形態におけるプレゼンターは、CD−R等の光ディスクやUSBカード等の半導体メモリに代表される携帯性に優れる記憶手段にプレゼンテーションに用いるデータを予め記憶させておき、本発明に係るプレゼンテーションデータ処理装置に接続されているデータ出力手段10にプレゼンターが準備した記憶手段を装着し、記憶手段内のデータを出力させてプレゼンテーションを行う形態について説明を行うことにする。
プレゼンテーション用データ処理装置100は、パーソナルコンピュータ等により構成されるプレゼンテーション用のデータを出力するデータ出力手段OUTPCからの画像信号(表示データ)を分配する分配器10と、データ出力手段OUTPCからの画像信号を表示する表示手段20と、スクリーンSCRの表示画面を撮影する第1の撮影手段30と、プレゼンターPRSTRを撮影する第2の撮影手段40と、分配器10から分岐させた表示データと、第1の撮影手段30および第2の撮影手段40により撮影された画像データのそれぞれを画像処理し、合成画像データを生成するデータ処理手段50を有している。
本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置100に接続されているデータ出力手段OUTPCは、プレゼンテーション用ソフトが予め記憶手段に記憶されているパーソナルコンピュータ等により構成されている。
プレゼンテーションを行うプレゼンターが所有するラップトップパソコンにプレゼンテーション用データを予め記憶させておき、プレゼンテーション会場のプレゼンテーション用データ処理装置100のデータ出力手段OUTPCとして用いることもできる。
分配器10は、データ出力手段OUTPCから出力される画像信号(表示データ)を分岐させ、画像信号(RGB信号)をデータ表示手段20とデータ処理手段50にそれぞれ出力させるように設けられており、公知のものが用いられている。
表示手段20は、分配器10から得た画像信号(RGB信号)を投影するプロジェクタが好適に用いられる。表示手段20から投影された画像は壁面やスクリーンSCR等に映し出される。
第1の撮影手段30は、壁面やスクリーンSCRに映し出されている画像を撮影するためのものである。第2の撮影手段40は、プレゼンターのようすを撮影するためのものである。第1の撮影手段30と第2の撮影手段40は互いには一般的なビデオカメラが好適に用いられる。ここでいう一般的なビデオカメラは、アナログ方式、ディジタル方式のいずれの形態であってもよい。本実施の形態においては、第1の撮影手段30と第2の撮影手段40ともディジタルビデオカメラが用いられている。第1の撮影手段30と第2の撮影手段40のディジタルビデオカメラは互いにリンクして設けられ、同期信号により互いに同期した状態でそれぞれ撮影が行われている。第1の撮影手段30と第2の撮影手段40から出力される撮影画像データ(MPEGデータ)は、データ処理手段50に送信される。
本実施の形態におけるデータ処理手段50は、パーソナルコンピュータ等のCPUにより構成されている。データ処理手段50のCPUは、データ処理手段50専用のCPUであってもよいし、データ出力手段OUTPCのパーソナルコンピュータに配設されているCPUを利用することももちろん可能である。
データ処理手段50は、分配器10からの画像信号(RGB信号)に基づいて、データ出力手段OUTPCが出力した表示データを取り込む表示データ取り込み手段50aと、第1の撮影手段30によりスクリーンSCRに映し出された表示データを撮影して得られた画像データからプレゼンテーションの表示データが実際に表示されている表示部分を抽出する表示部分抽出手段50bと、表示部分抽出手段50bが抽出した表示部分における座標系を設定する座標系設定手段50cと、第1の撮影手段30が撮影した画像データからプレゼンターが指示具PTRを用いて指示した点を抽出し、座標系設定手段50cにより算出された座標系における座標値を算出する指示箇所座標算出手段50dと、表示データ取り込み手段50aにより取り込まれた表示データに、指示箇所座標算出手段50dにより算出された座標値に基づいて、指示具PTRにより指示された点を合成するプレゼンテーション用データ合成手段50eと、プレゼンテーション用データ合成手段50eにより合成された合成画像と、第2の撮影手段40により撮影されたプレゼンターの画像とを一画面に合成する画面合成手段50fを有している。
表示データ取り込み手段50aは、データ出力手段OUTPCから直接画像信号(RGB信号)を取り込んでいるため、得られた表示データに歪みが生じることはない。
表示部分抽出手段50bは、第1の撮影手段30により撮影された画像データからプレゼンテーション用のデータが表示されている部分(表示部分)のみを抽出する手段である。具体的には、図3に示すように、第1の撮影手段30により撮影された画像データにおいて、表示部分抽出手段50bが暗部と明部とが明確に分かれている境界線部分に注目すると共に、2本の境界線が交差する部分を表示部分のコーナー部分であると判断し、それぞれのコーナー部分を撮影画像内から抽出する処理を行う。
以上のようにして表示部分抽出手段50bが各コーナー部を抽出することにより表示部分が規定(表示部分が抽出)される。表示部分が抽出された後、座標系設定手段50cにより、表示部分における座標系を設定する。具体的には、表示部分の範囲を決定する表示部分のコーナー部分のうち、いずれか一箇所を原点とし、原点からのX方向(図3における左右方向)およびY方向(図3における上下方向)の離反距離を算出して、各コーナー部分の座標値を設定する。
本実施の形態における各コーナー部分において設定された各座標値は図4に示す通りとなる。
指示箇所座標算出手段50dは、第1の撮影手段30により撮影された画像データ内における表示部分抽出手段50bにより抽出された表示部分内に注目し、画像データの表示部分内に相当する範囲を画素ごとに分割し、表示部分内全体における色彩と、ポインタ等の指示具PTRにより指示されている部分における色彩の相違の有無を判断し、指示具PTRにより指示されている部分(画素)を抽出し、指示具PTRにより指示されている位置の座標を算出する。表示部分を画素単位に分割した状態で指示具PTRにより指示されている部分を抽出した場合には、複数の画素が抽出されることになる。
指示具PTRにより指示されている部分が複数の画素にわたる場合には、それぞれの画素における座標値を個別に算出し、複数の座標をもって指示具PTRにより指示されている部分として扱う方法の他、それぞれの画素における座標値を個別に算出した後、各座標値の平均値をもって指示具PTRにより指示されている部分として扱う方法等があり、いずれの方法を採用してもよい。
指示具PTRで指示されていると判断された部分には、手ぶれ成分が混入している可能性がかなりの確率で存在している。そこで、プレゼンテーション用データ処理装置100に配設されている図示しない記憶手段に、手ぶれ有無判断用閾値(指示具PTRで指示されている点の移動距離、指示具PTRで指示されている点のブレの周波数等)を予め記憶させておき、指示箇所座標算出手段50dが、手ぶれ有無判断用閾値と指示具PTRで指示されている点の実際の動きに関する成分値をそれぞれ比較し、指示具PTRで指示されている点の実際の動きに関する成分値が、手ぶれ有無判断用閾値を越える場合には、手ぶれ成分が混入していると判断し、指示具PTRで指示されていると判断された画素の各座標値を算出し、各座標値の平均値を指示具PTRで指示されている点の座標として扱う処理を実行する。
プレゼンテーション用データ合成手段50eは、表示データ取り込み手段50aにより取り込まれた表示データに、指示箇所座標算出手段50dにより算出された座標値に基づいて、指示具PTRにより指示された点を合成する。
この際、第1の撮影手段30がスクリーンSCRに対して、斜め方向の位置からスクリーンSCRを撮影している場合には、図4に示すように表示部分が傾斜した状態(台形状や歪んだ矩形状)になる。プレゼンテーション用データ合成手段50eは、斜めに歪んだ状態における表示部分および指示箇所の座標値を、表示データ取り込み手段50aにより取り込んだ長方形や正方形の画像データに正確に対応する位置に反映させるための斜め補正処理を実行する。斜め補正処理をする手法にはさまざまな手法が提供されているので、適切な斜め補正処理方法を採用することができる。本明細書においては斜め補正処理に関する詳細な説明は省略している。
プレゼンテーション用データ合成手段50eにより、表示データと指示具PTRにより指示された点が合成され、一つの合成画像データとなるように処理された後、画面合成手段50fが、第2の撮影手段40により撮影されたプレゼンターPRSTRの画像データとプレゼンテーション用データ合成手段50eにより生成された合成画像を一つの画面上に収めた上で互いを合成する処理を実行する。このようにしてプレゼンテーションにおけるプレゼンテーション用データにおいてスクリーンSCRに表示されている表示データの使用状況と、プレゼンターのプレゼン進行状況のようすを一画面内にリアルに再現することができる。
本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置100は以上のような構成となっている。
次に、本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置100のデータ処理フローについて説明する。図5は、本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置のデータ処理手順を示すフロー図である。
まず、プレゼンターが本実施の形態に係るプレゼンテーション用データ処理装置100に接続されているデータ出力装置OUTPCのプレゼンテーション用ソフトを立ち上げると共に、プレゼンテーションを開始する(ステップ1)。プレゼンテーションソフトが立ち上がると、分配器10により表示データ(画像信号。より詳細にはRGB信号)が表示手段20であるプロジェクタと表示データ取り込み手段50aにそれぞれ分配され、表示データがスクリーンSCRと表示データ取り込み手段50aに分配される(ステップ2)。オペレータは、第1の撮影手段30によりスクリーンSCRに映し出されたプレゼンテーション用の表示データを、第2の撮影手段40によりプレゼンターを、それぞれ同期させた状態で撮影する(ステップ3)。第1の撮影手段30および第2の撮影手段40は共に撮影対象物以外の物はなるべく撮影画面内に入らないように撮影するよう、予めズーム調整されているとよい。
第1の撮影手段30により撮影されたスクリーンSCRの画像データ(ディジタルビデオカメラならばMPEG形式)は、表示部分抽出手段50bに取り込まれ、画像データ内において、プレゼンテーション用ソフトによる表示データが表示されている部分を抽出する(ステップ4)。表示データが表示されている部分が抽出された後、座標系設定手段50cにより表示データが表示されている部分における座標系が設定される(ステップ5)。この時点における座標系は、ステップ4により抽出された表示データが表示されている部分を画素毎に分割したものでよい。
プレゼンテーションの途中、プレゼンターがポインタ等の指示具PTRを用いてスクリーンSCRの表示データを指示した場合には、表示データのフレーム変更がないにもかかわらず、指示部分に差分が生じる。指示箇所座標算出手段50dは、第1の撮影手段により撮影された画像データにおいて、プレゼンテーション用データ自体が動画映像ではないにもかかわらず、第1の撮影手段30により撮影された画像のMPEGデータにおける同一GOP内のBピクチャーデータまたはPピクチャーデータの間に差分が生じた場合には、プレゼンターが指示具PTRを用いて表示部分上のいずれかの位置を指示していると判断し、指示箇所を算出すると共に、ステップ5で設定された座標系における指示箇所の座標値を算出する(ステップ6)。
以上のことから、指示具PTRにより指示されている部分の色彩と、プレゼンテーション用データにおいて用いられている色彩とは、大幅に異なる色彩になっていることが好ましい。
プレゼンテーション用データ合成手段50eは、ステップ2により取り込まれたデータ出力手段OUTPCから出力された表示データに、ステップ2およびステップ4〜ステップ6で得られたスクリーンSCR上の表示データの表示部分を斜め補正した上で合成する(ステップ7)。
画面合成手段50fは、第2の撮影手段40により撮影されたプレゼンターの画像と、ステップ7で合成されたプレゼンテーション用データの合成画像を一画面内に収めると共に画面を合成処理(ステップ8)し、プレゼンテーション用データの処理が完了する。
以上に、本実施の形態に基づいて、本願発明を詳細に説明してきたが、本願発明は、以上の実施の形態に限定されるものではないのはもちろんである。
例えば、本実施の形態においては、データ出力手段OUTPCをプレゼンテーション用データ処理手段100とは別体である形態について説明しているが、データ出力手段OUTPCをプレゼンテーション用データ処理手段100に含めることもできるのはもちろんである。この場合、データ出力手段OUTPCとして一般的なパーソナルコンピュータを用いれば、データ処理手段50の動作をデータ出力手段のパーソナルコンピュータのCPUに実行させることも可能である。このようにすれば、本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置100に比べて、データ処理手段50(主としてCPU)の配設数を削減することができるため、提供コストを大幅に削減することができ好都合である。
また、本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ合成手段50eは、指示箇所座標算出手段50dにより算出された座標を用いて、指示具PTRにより指示されている部分を忠実に第1の撮影手段30により撮影された画像データに合成している形態であるが、指示箇所座標算出手段50dにより算出された複数の座標を用いる場合および、指示箇所座標算出手段50dにより算出された複数の座標の平均値を用いる場合のいずれであっても、実際に算出された座標の周辺部分までを指示具PTRにより指示されている部分として拡大表示させる処理をした後に、プレゼンテーション用データ合成手段50eに合成させるようにすることもできる。
このような形態を採用すれば、プレゼンテーション用データ処理装置100により処理されたプレゼンテーションの合成データを確認する際に、小さい画面内であっても指示具PTRにより指示されている部分の視認が非常に容易になるため非常に好都合である。
また、以上の実施の形態においては、手ぶれ成分の除去方法として、指示箇所座標値算出手段50dが、指示具PTRにより指示されている箇所に手ぶれ成分が混入していると判断した場合には、指示具PTRで指示されていると判断された画素の各座標値を算出し、算出された各座標値の平均値を指示具PTRで指示されている点の座標として扱う形態について説明しているが、手ぶれ成分の除去方法はこの方法に限定されるものではない。
例えば、遅延回路と加算回路を用いた時間軸方向での高周波成分の除去方法(ハードウェア構成による手ぶれ成分の除去方法)や、FFT解析を用いた高周波成分を除去するソフトウェアフィルタ処理(ソフトウェア構成による手ぶれ成分の除去方法)等を採用しても、指示具PTRによる指示箇所に含まれる手ぶれ成分を好適に除去することができる。
また、画面合成手段50fは、第2の撮影手段40により撮影されたプレゼンターの画像と、プレゼンテーション用データ合成手段50eにより合成されたプレゼンテーション用データの合成画像を一画面内に収めた上で合成する処理を行っているが、画面合成手段50fによる画面合成においては、オペレータが、各画面位置のレイアウト調整ができるようしておけばなお好適である。
この場合、プレゼンテーション用データ処理装置100に、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード等により構成される入力手段と、モニタ等により構成される画面表示手段を配設しておけばよい。入力手段および画面表示手段は通常のパーソナルコンピュータであれば付帯している手段であるため、最終的に生成される合成画面のレイアウト調整機能を付加させることによるコストアップがないため好都合である。
さらに、本発明におけるプレゼンテーション用データ処理装置100により処理されたプレゼンテーション用データを可搬記憶媒体に記録するデータ記録手段を追加すれば、プレゼンテーションの進行と並行してデータ処理を実行することで、プレゼンテーション終了後にはCD−R等の光ディスクやUSBカード等の半導体メモリに代表される可搬記憶媒体に、編集処理済みのプレゼンテーション用データを記録しておくことができるため、プレゼンテーションに出席した人が会場を去る際に編集処理済みのプレゼンテーション用データを渡すこともできる。
この形態を実現させる際であっても、本発明に係るプレゼンテーション用データ処理装置100を一般的なパーソナルコンピュータに実現させることで、データ記録手段は実質上備わっているともいえるためコストアップがほとんどなく好適である。
本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置の概略構成を示す説明図である。 本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置の構成を示すブロック図である。 表示部のコーナー部における拡大説明図である。 表示部の各コーナー部に設定された座標値を示す説明図である。 本実施の形態におけるプレゼンテーション用データ処理装置のデータ処理手順を示すフロー図である。
符号の説明
10 分配器
20 表示手段
30 第1の撮影手段
40 第2の撮影手段
50 データ処理手段
50a 表示データ取り込み手段
50b 表示部分抽出手段
50c 座標系設定手段50c
50d 指示箇所座標算出手段
50e プレゼンテーション用データ合成手段
50f 画面合成手段
100 プレゼンテーション用データ処理装置
OUTPC データ出力手段
SCR スクリーン

Claims (4)

  1. プレゼンテーション用の表示データを出力するデータ出力手段に接続され、前記データ出力手段からの表示データを分岐する分配器と、
    前記データ出力手段により出力された表示データを投影する表示手段と、
    前記表示手段により表示された表示データおよびプレゼンターにより指示された指示箇所を撮影する第1の撮影手段と、
    プレゼンターを撮影する第2の撮影手段と、
    前記分配器を介して分岐された表示データを取り込む表示データ取り込み手段と、
    前記第1の撮影手段により撮影された画像データに基づいて、該画像データ内においてスクリーン内に実際に表示データが表示されている部分を抽出する表示部分抽出手段と、
    前記表示部分抽出手段により抽出された表示データが表示されている部分における座標系を設定する座標系設定手段と、
    前記座標系設定手段により設定された座標系における前記指示箇所の座標位置を算出する指示箇所座標算出手段と、
    前記座標系設定手段により設定された座標系と、前記指示箇所座標算出手段とにより算出された座標位置に基づいて、前記表示データ取り込み手段により取り込まれた表示データ内に前記指示箇所を合成し、プレゼンテーション用データの合成画像を生成するプレゼンテーション用データ合成手段と、
    前記第2の撮影手段により撮影されたプレゼンターの画像と、前記プレゼンテーション用データ合成手段により生成されたプレゼンテーション用データの合成画像を一画面に合成する画面合成手段とを有していることを特徴とするプレゼンテーション用データ処理装置。
  2. 前記指示箇所座標算出手段は、前記表示データ内における指示箇所のぶれが予め設定されている手ぶれ判断用閾値以上であると判断した場合には、当該指示箇所におけるぶれ成分を除去した後に、当該指示箇所の座標値を算出していることを特徴とする請求項1記載のプレゼンテーション用データ処理装置。
  3. 前記プレゼンテーション用データ合成手段は、前記指示箇所の座標位置を算出した後、当該指示箇所の座標位置を中心点とし、該中心点を含む所要範囲を指示箇所として前記表示データ取り込み手段により取り込まれた表示データ内に合成することを特徴とする請求項1または2記載のプレゼンテーション用データ処理装置。
  4. 前記第2の撮影手段により撮影されたプレゼンターの画像と、前記プレゼンテーション用データ合成手段により生成されたプレゼンテーション用データの合成画像を一画面に合成した後に、当該一画面に合成した編集済みプレゼンテーション画像データを記憶媒体に記録するデータ記録手段を有していることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載のプレゼンテーション用データ処理装置。
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