JP2007233314A - 触覚ピン表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 触覚ピン表示装置の小型・軽量化、低価格化及び省エネルギーを図る。
【解決手段】 触覚ピン20と、触覚ピン20を進退自由に支承する触覚ピン案内部材30と、触覚ピン20を触覚面35から所望の高さに突出させるカム40と、通電加熱により前記カム40を回動させる形状記憶合金ワイヤー60と、形状記憶合金ワイヤー60に通電する通電ブラシ70と、触覚ピン20をカム40側に付勢する圧縮コイルバネ10とからなり、触覚ピン20が触覚面35から所望の高さに突出した上部死点及び触覚ピン20が前記触覚面35近傍まで後退した下部死点において触覚ピン20とカム40とが当接する部位の法線がカムの回動軸心を略通るようにした構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、4点の略半球状突起(または触覚ピン)からなる点字の数符、6点または8点の略半球状突起(または触覚ピン)からなる任意の点字、または任意の点図を表示する触覚ピン表示装置に関する。詳しくはカムと形状記憶合金ワイヤーを用い触覚面から所望の高さに触覚ピンを突出させるようにした触覚ピン表示装置に関する。
従来の点字表示装置は、電気・機械的に触覚ピンを突出させて点字を表示する点字表示部(点字表示ユニット)を所定の個数並べ、1行の文字列として表示し、視覚障害者がその行の上を指を滑らせて触覚(判読)し、視覚障害者に情報を伝達するものであった。
形状記憶合金のワイヤの伸縮をカムの回転に変え、このカムで点字ピンを押し出すことで、形状記憶合金のワイヤを点字ピンとほぼ直角方向に配置した構成、更に、カムの形状によりもしくは、ばねを組合せて前記カ厶にトグル動作をさせることで、保持電流を流すことなく点字ピンの「出」の状態を保持するものとして特開2005−070716号公報が提案されている。
特開2005−070716号公報
しかし特許文献1においては、点字を表示する点字ピンの配置間隔は2.5mm〜3mm程度と接近しており配設ピッチが小さい。その結果、点字ピンの長手方向軸心とカムの回動軸心とを一致させることができなかった。即ち、点字ピンを押し出すカムが相互に干渉せぬよう配慮する必要があった。その為、カムの回動軸心が点字ピンの長手方向軸心から離れている必要があった。
カムの回動軸心が点字ピンの長手方向軸心から離れている場合、「出」の状態の点字ピンがカム面に乗っていても、触覚に際して点字ピンが指で0.1N〜0.3Nの力で押されるとカムに回転モーメントが働き、カムが回転するのでバックアップしてくれない。これを解決するため、カムにばねを組合せて、カムがトグル動作を行なうようにする必要があった。
さらに、点字ピンは自動的に引っ込まず、手で点字ピンを押さないと引っ込まない。点字ピンを自動的に「没」の状態に戻すため圧縮コイルバネ等で点字ピンをカム側に常時付勢するとカムに回転モーメントが働く。そのため圧縮コイルバネ等を用いることが出来なかった。このことは一旦「出」の状態の点字ピンを手で押さえてリセットした後、新たに表示された点字を触覚する手順が必要となり、触覚操作が極めて煩わしくなる。また、連続的に点字を表示する場合に大きな障害となる。
さらに、形状記憶合金はプーリー(符号3)の外縁部(6)に固定され、かつ、プーリー(3)を支承する軸を介してアースされている。このため接触抵抗が大きく、かつ不安定となる恐れがあった。
本発明はカムの回動軸心が触覚ピン (点字ピン)の長手方向軸心から離れていてもバネによるトグル機構を不要にし、カムだけで触覚ピンを支承することを目的とする。また、指で触覚ピンを強く押圧しても触覚ピンが引っ込まないようにすることを目的とする。さらに、触覚面から所望高さに突出した触覚ピンを自動的に触覚面まで戻す(引っ込める)ことを目的とする。
本発明にかかる触覚ピン表示装置は、文字・図形を表示する触覚ピンと、前記触覚ピンを進退自由に支承する触覚ピン案内部材と、前記触覚ピンを触覚面から所望の高さに突出させるカムと、通電加熱により前記カムを回動させる形状記憶合金ワイヤーと、前記形状記憶合金ワイヤーに通電する通電部材と、前記触覚ピンを前記カム側に付勢するバネとからなり、前記触覚ピンが前記触覚面から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピンと前記カムとが当接する部位の法線が前記カムの回動軸心を略通るように配置したことを特徴としたもので、これにより触覚ピンの保持電流を不要にして省エネルギーを図れる。また、装置の構造を簡単にして小型化、軽量化、低価格化を図れる。さらに、触覚ピンに過大な押圧力1N(ニュートン)〜10N程度が掛かっても引っ込まない。(請求項1)
なお、本発明にかかる触覚ピン表示装置において、各触覚ピンに対応して設けた隣り合うカムが相互に干渉しないよう例えば対称形に配置したことを特徴としたもので、これによりカムの輪郭形状すなわちカムプロフィールにおける圧力角を小さくできる。(請求項2)
さらに本発明にかかる触覚ピン表示装置において、隣り合うカムを相互に逆回転させるようにしたことを特徴としたもので、これによりカムの輪郭形状すなわちカムプロフィールにおける圧力角を小さくできる。
さらに本発明にかかる触覚ピン表示装置において、形状記憶合金ワイヤーを挟持する保持金具をカムに一体的に備え、かつ、前記保持金具の一端側を前記カムの回動軸心を覆うごとく延設したことを特徴としたもので、これにより保持金具と通電ブラシとが保持金具の回動軸心で確実・安定に接触可能となる。形状記憶合金ワイヤーへの通電抵抗を小さくでき、カム回動時の弾接負荷を最小にできる。(請求項3)
さらに本発明にかかる触覚ピン表示装置において、保持金具の回動軸心に弾接する通電ブラシを備えたことを特徴としたもので、これにより回動する前記保持金具と通電ブラシとの接触抵抗が最小となり安定する。そして形状記憶合金ワイヤーに確実に安定して電力供給できる。
さらに、本発明にかかる触覚ピン表示装置において、隣接する2つの保持金具にそれぞれ弾接する通電ブラシが少なくとも一箇所で連繋し共通の外部接続端子を備えたことを特徴としたもので、これにより通電ブラシの剛性が高まり設置位置が安定する。また、外部リード線との接続箇所が1箇所減りはんだ付け等の作業工数が小さくなる。(請求項4)
本発明にかかるもう一つの触覚ピン表示装置は、文字・図形を表示する触覚ピンと、前記触覚ピンを進退自由に支承する触覚ピン案内部材と、前記触覚ピンを触覚面から所望の高さに突出させるカムと、通電加熱により前記触覚ピンを前記触覚面から所望の高さに突出させる方向に前記カムを回動させる形状記憶合金ワイヤーと、前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退する方向に前記カムを回動させるカム復動手段とからなり、前記触覚ピンが前記触覚面から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピンが前記カムに回転トルクを生じさせない輪郭形状を前記カムが備えたことを特徴としたもので、これにより触覚ピンの保持電流を不要にして省エネルギーを図れる。また、形状記憶合金ワイヤーの使用量ならびに該形状記憶合金ワイヤーを駆動する消費電力とを減らせる。さらに、確実に触覚ピンを触覚面近傍まで後退させられる。(請求項5)
上記構成により本発明装置は触覚ピンの保持電流を不要にして省エネルギーを図れる。構造を簡単にして小型化、軽量化、低価格化を図れる。また、触覚ピンに過大な押圧力が掛かっても触覚ピンが引っ込まず点字が消えない。指で触覚ピンを押さえリセットしなくても自動的に触覚ピンを引っ込ませることができる。形状記憶合金ワイヤーへの通電抵抗を小さくし安定化できる。回動する保持金具と通電ブラシとの摩擦負荷を最小にできる。
本発明にかかる触覚ピン表示装置は上述の通りである。点字は一般的に3行2列の6つの凸点で表示されるが、数字を表わす点字(数符)は2行2列の4つの凸点からなる。図4及び図7は4桁の数字を表示する場合の点字表示装置を例示している。
前記凸点は直径1.0mm〜2.0mm程度の細長い触覚ピンで形成し、触覚面より0.3mm〜0.8mm程度突出させて表示するのが一般的である。
前記触覚ピンは先端部を曲面たとえば略半球状とするのが好ましい。材質はステンレス部材の他に、ニッケル、アルマイト処理したアルミニウム、黄銅、防錆処理をした鉄系金属、フッ素樹脂をコーティングした鉄系金属、抗菌効果を有する銅部材、樹脂部材、光触媒粒子を混入した樹脂部材、光触媒を備えたステンレス部材等から選んだ一つとするのが好ましい。さらに、指が触れる前記先端部表面は摩擦抵抗を小さく,滑らかな仕上げ面とするのが好ましい。具体的には仕上げ面アラサが1.5S以下(表面の凹凸の高低差が1.5μm以下)とするのが好ましい。点字紙の表面アラサより滑らかな仕上げ面アラサとすることにより長時間、触覚ピンに触れても指の荒れや痛さを生じない。
触覚ピンを非金属部材たとえば樹脂で構成する場合、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS、ポリアミド、エポキシ、アクリル、フェノール、塩化ビニール、塩化ビニリデン等の中から選んだ一つの樹脂部材とするのが好ましい。
前記触覚ピンを触覚面から所望の高さに突出させるには、カムと該カムを回動させる形状記憶合金ワイヤーとで行うのが好ましい。詳しくは、前記カムと一体的に取り付けた保持金具により形状記憶合金ワイヤーを挟持し、略逆U字状に形状記憶合金ワイヤーを張架した構成とするのが好ましい。
カムを時計方向に回動させる場合は逆U字状の頂部から右側に位置する形状記憶合金ワイヤーに通電し収縮させる。カムを反時計方向に回動させる場合は逆U字状の頂部から左側に位置する形状記憶合金ワイヤーに通電し収縮させればよい。
即ち、通電は形状記憶合金ワイヤーの両端部に配設した外部接続端子のいずれか片方と前記保持金具の回動軸心に弾接する通電ブラシとで行うのが好ましい。保持金具の回動軸心に通電ブラシを弾接させることにより回動する保持金具と通電ブラシとの摩擦負荷を最小にできる。また、接触抵抗を安定させられる。
前記カムは非金属部材たとえばエポキシ樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリイミド樹脂などの樹脂部材で構成するのが好ましい。
通電ブラシはばね性を有するリン青銅板、ばね鋼板、黄銅板、ニッケルメッキした鋼板、ステンレス鋼板などから選んだ一つで構成するのが好ましい。
形状記憶合金ワイヤーを挟持する保持金具は銅、黄銅板、ニッケルメッキした軟鋼板、ニッケルメッキしたアルミニウム板などの変形しやすい軟質金属で構成するのが好ましい。そして、カムの回動軸心を覆うごとく一端側を延出するのが好ましい。カムと保持金具との一体化はカムの側面に設けた円弧状溝内に保持金具を圧入固定するのが好ましい。
保持金具が形状記憶合金ワイヤーを挟持する手段は、カシメ手段の他に接着手段など任意の手段としてよいことは自明である。
触覚ピンは通常、0.1〜0.3N(ニュートン)の力で押圧、触覚される。しかし、初心者が強く押圧するなど,何らかの理由により過大な押圧力が触覚ピンに掛かった場合、触覚ピンは触覚面まで後退し点字が消える恐れがある。また、触覚ピンの長手方向軸心からカムの回動軸心が離れていた場合、触覚ピンをカム側に付勢する圧縮コイルバネ等によってカムに回転モーメントが働く。
触覚面から突き出た触覚ピンの後退を防止するには、触覚ピンが前記触覚面から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピンが前記カムに回転トルクを生じさせない輪郭形状を前記カムが備えることが好ましい。即ち、上部死点及び下部死点において、前記触覚ピンと前記カムとが当接する部位の法線が前記カムの回動軸心を略通るように配置するのが好ましい。
その結果、形状記憶合金ワイヤーの通電を切っても触覚ピンは触覚面から所定の高さに突出した状態、または触覚面近傍まで引っ込んだ状態を維持できる。また、過大な押圧力が触覚ピンに掛かっても触覚ピンは引っ込まない。
前記触覚ピンの突出高さをゼロにリセットするには、前述のごとく触覚ピンをカム側に常時付勢する圧縮コイルバネを段付きの触覚ピンに組み込むのが好ましい。
触覚ピンを進退させるのはカムであり、該カムを回動させるのは形状記憶合金ワイヤーである。即ち、形状記憶合金ワイヤーは触覚ピンを進退させるアクチュエータとして機能する。形状記憶合金ワイヤーは例えばニッケル−チタン合金とするのが好ましい。勿論、モリブデン、ニオブを含んだチタン合金等としてもよい。本発明においては通電することで形状記憶合金ワイヤーが加熱され収縮する機能を利用している。形状記憶合金の歪率を2%とした場合、0.5mmの収縮量を得るのに長さ25mm程度のワイヤーが必要となる。本発明装置を構成する形状記憶合金ワイヤーの線径は例えば58μm程度とした。
触覚ピン進退動作の長期信頼性、装置の小型化、組み立て作業の容易化等の実現において、形状記憶合金ワイヤーの端末処理が重要である。本発明装置において、半田付け可能な金属スリーブたとえば銅、黄銅、半田メッキした軟鋼等を形状記憶合金ワイヤーの端末部に圧着し挟持する構成とするのが好ましい。そして、形状記憶合金ワイヤーの端部を挟持した金属スリーブを案内部材の下端側に所定間隔に外部接続端子として配設し、略逆U字状に形状記憶合金ワイヤーを張架する構成とするのが好ましい。
触覚ピンを進退自由に支承する触覚ピン案内部材は成型した樹脂部材等で構成するのが好ましい。樹脂はポリプロピレン、ポリスチレン、ABS、ポリアミド、エポキシ、アクリル、塩化ビニール、塩化ビニリデン等の樹脂部材とするのが好ましい。
前記触覚ピンを進退させるアクチュエータ(形状記憶合金とその通電・制御回路)等を制御する制御回路の一例を図8のブロック構成図に示す。簡単に説明すると、制御回路120はパラレルインプット/アウトプットユニット(PIO)121と中央演算処理装置(CPU)122とアナログ/ディジタル変換器(A/D)123とメモリ124とシリアルインプット/アウトプットインターフェース(SIO)125とからなる。
PIO121はCPU122と結合し、6点式点字キーボード126、点字表示制御スイッチ127等から信号を受け、該受けた信号はCPU122によって制御され触覚ピン駆動アクチュエータ(形状記憶合金とその通電回路)129へ送られる。A/Dコンバータ123は表示速度制御スイッチ130から信号を受け、出力信号をCPU122へ送る。SIO125はCPU122とユニバーサルシリアルバス(USB)131とに接続している。CPU122はメモリ124及び外部メモリ134に結合している。CPU122はPIO121、A/Dコンバータ123、SIO125、メモリ124、外部メモリ134等から受けた信号に応じ出力信号をモータコントローラ132に提供する。モータコントローラ132は出力信号をモータ133に送り制御する。
以下、本発明の一実施例における触覚ピン表示ユニットを図面とともに説明する。図1は本発明の一実施例における触覚ピン表示ユニットの要部正面図、図2は図1を切断線S―Sで切断した要部断面図、図3は図1の要部底面図を示す。
図1〜図3に示す触覚ピン表示ユニット100は点字の数符を構成する凸点の内、一列の2点を表示するものである。なお、前記数符は一般的に2行2列の計4点で一桁を表示している。
触覚ピン表示ユニット100は所定間隔に隣接して配設した2本の段付きのステンレス製触覚ピン20と、前記触覚ピン20を進退自由に支承する触覚ピン案内部材30と、前記触覚ピン20を触覚面35から所望の高さに突出させるカム40と、通電加熱により前記カム40を回動させる形状記憶合金ワイヤー60と、形状記憶合金ワイヤー60に通電する通電ブラシ70と、触覚ピン20をカム40側に付勢する圧縮コイルバネ10とからなり、触覚ピン20が前記触覚面35から所望の高さに突出した上部死点及び触覚ピン20が前記触覚面35近傍まで後退した下部死点において、前記触覚ピン20と前記カム40とが当接する部位の法線が前記カムの回動軸心を略通るように配置したことを特徴とする。
隣接する2本の触覚ピン20,20に対応して配置したエポキシ樹脂製カム40,40は相互に干渉しないよう対称形に配置し、かつ、逆方向に回動させるよう構成している。
図1においては左側の触覚ピンが突出した状態、右側の触覚ピンが引っ込んだ状態を示している。各カム40は図2に示すごとく、触覚ピン案内部材30の壁部に立設した支軸90に回動可能に支承されている。
図1において、左側の触覚ピン20を突出させるには、触覚ピン案内部材30の下端側に配設した外部接続端子80(図3において左から2番目)と通電ブラシ70の下端側に配設した外部接続端子71とで電力供給する。通電により略逆U字状に張架した形状記憶合金ワイヤー60の頂部から右側に位置する部分が収縮し、カム40が時計方向に所定角度だけ回動した状態で停止する。その結果、触覚ピン20は0.5mm程度触覚面35から突出する。この時、前記触覚ピン20と前記カム40とが当接する部位の法線が前記カム40の回動軸心を略通るようにしてあるので、前記触覚ピン20を押圧しても前記カム40は回転モーメントを受けない。従って形状記憶合金ワイヤー60への通電を停止してもカム40へは回転トルクが作用せず触覚ピン20は引っ込まない。
図1において、突出した左側の触覚ピン20を引っ込めるには、外部接続端子80(図3において左端)と外部接続端子71とで電力供給する。通電により略逆U字状に張架した形状記憶合金ワイヤー60の頂部から左側に位置する部分が収縮し、カム40が反時計方向に所定角度だけ回動した状態で停止する。その結果、触覚ピン20は触覚面35近傍まで後退する。この時、前記触覚ピン20と前記カム40とが当接する部位の法線が前記カム40の回動軸心を略通るようにしてあるので、前記触覚ピン20を押圧しても前記カム40は回転モーメントを受けない。従って、形状記憶合金ワイヤー60への通電を停止してもカム40へは回転トルクが作用せずカム40は回動しない。
図1に示す右側の触覚ピン40を突出させるにはカム40を反時計方向に回動させ、触覚ピン40を引っ込めるには時計方向に回動させるよう構成している。即ち、数符の1列を構成する触覚ピン表示ユニットにおいて前述のごとく、隣り合うカム40,40をそれぞれ対称形に配置し,逆回転させることにより相互に干渉するのを防止している。
触覚ピン表示ユニット100は触覚ピン20を段付きに構成し、該段付き部に圧縮コイルバネ10を組み込むことによって触覚ピン20を常時カム40側に付勢するようにしている。これにより触覚面35から所望高さに突出した触覚ピン20を自動的に触覚面35近傍まで戻す(引っ込める)ことができる。
また、触覚ピン表示ユニット100において形状記憶合金ワイヤー60を挟持する保持金具50をカムと一体的に配設し、かつ、保持金具50の一端側がカム40の回動軸心を覆うよう延設している。そして、保持金具50の回動軸心に通電ブラシ70を弾接させる構成とした。これにより回動する保持金具50と通電ブラシ70との摩擦負荷を最小にできる。また、接触抵抗を安定させられる。なお、リン青銅板からなる通電ブラシ70は図2に示すごとく銅製保持金具50と弾接する部分に略半球状の銀製接点72を配設するのが好ましい。
さらに、触覚ピン表示ユニット100において、隣接する2つの保持金具50,50にそれぞれ弾接する通電ブラシ70が少なくとも一箇所で連繋し共通の外部接続端子71を備えた構成とするのが好ましい。これにより通電ブラシ70の剛性が高まり取り付け位置が安定する。また、外部リード線との接続箇所が1箇所減りはんだ付け等の作業工数が小さくなる。
このように本発明の触覚ピン表示ユニットは、触覚ピン20の上部死点と下部死点において触覚ピン20とカム40とが当接する部位の法線が前記カム40の回動軸心を略通るようにしてあり、かつ、触覚ピン20の最大径内にカム40の回動軸心が位置する構成とすることにより過大な触覚ピン押圧にも耐えられ、引っ込まない。また、形状記憶合金ワイヤーへの通電を切っても触覚ピンは突出状態を維持できる。さらに、触覚ピン20を常時カム面側に付勢する圧縮コイルバネを併用することにより触覚ピンを自動的に引っ込ませることができ装置の単純化、小型化、軽量化、低価格化を図れる。
なお上記実施例において、形状記憶合金ワイヤーの収縮に代え、形状記憶合金ワイヤーの伸長をアクチュエータ機能として利用してよいことは自明である。
図1において符号yは触覚ピン20の長手方向軸心とカム40の回動軸心とのズレ量を示している。
図4〜図8に示す触覚ピン表示装置200は点字の4桁の数字を表示可能としたもので、前記触覚ピン表示ユニット100を横一列に8個、所定間隔に並べて構成したものである。従って、基本的な構成と動作は触覚ピン表示ユニット100と同じであり詳細な説明を省略する。
図4は本発明の一実施例における触覚ピン表示装置の要部正面図、図5は図4の要部側面図、図6は図4において触覚ピンを突出させた状態の要部側面、図7は図4の要部平面図、図8は触覚ピン駆動アクチュエータ等の制御回路のブロック構成図を示す。
符号210はピアノ線からなる圧縮コイルバネ、220は段付きのステンレス製触覚ピン、230はポリスチレン樹脂からなる案内部材、240はエポキシ樹脂からなるカム、250はニッケルメッキした銅部材からなる保持金具、260は前記保持金具250にカシメにより挟持され,略逆U字状に張架された線径58μmの形状記憶合金ワイヤー、270はリン青銅板からなり前記保持金具250の回動軸心に弾接する通電ブラシ、280は前記形状記憶合金ワイヤー260の両端にカシメ取り付けされた銅製の外部接続用端子、271は前記通電ブラシの一端側を構成する外部接続用端子を示している。
なお、数符を表示する場合、4桁に限らず任意に桁数を設定してよいことは自明である。
以下、実施例2における触覚ピン表示ユニットを図面と共に説明する。図9は本発明のもう一つの実施例における触覚ピン表示ユニットの要部正面図、図10は図9において触覚ピンを突出させた状態の要部正面図を示す。
図9、図10において、触覚ピン表示ユニット300は、文字・図形を表示する触覚ピン320と、前記触覚ピン320を進退自由に支承する触覚ピン案内部材330と、前記触覚ピン320を触覚面335から所望の高さに突出させるカム340と、通電加熱により前記触覚ピン320を前記触覚面335から所望の高さに突出させる方向に前記カム340を回動させる形状記憶合金ワイヤー360と、前記触覚ピン320が前記触覚面335近傍まで後退する方向に前記カム340を回動させるカム復動手段とからなり、前記触覚ピン320が前記触覚面335から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面335近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピン320が前記カム340に回転トルクを生じさせない輪郭形状を前記カム340が備えたことを特徴とする。詳しくは、前記触覚ピン320と前記カム340とが当接する部位の法線が前記カム340の回動軸心を略通るよう構成している。
図9において、数符の一列をなす2本の触覚ピン320,320の進退を一対のカム340,340を同一の向きに並べ、かつ、同一方向に回動させて行う構成としている。さらに、触覚ピン320を触覚面335から所望高さに突出させる場合にのみ形状記憶合金ワイヤー360に通電し収縮させる構成としている。さらに、触覚ピン320を触覚面335近傍にまで引っ込める場合はモータ等(図示せず)によるカム340復動手段を用いる構成としている。その他の構成は実施例1と同様としている。
図9において、形状記憶合金ワイヤー360は通電されておらず、かつ、縮んでいない状態を示している。そして、カム340は触覚ピン320を持ち上げず、触覚ピン320は触覚面335近傍まで後退している。
なお、カム復動板350の突起部351と前記カム340のレバー部345は係合関係を成すが、図9に示す状態では両者は係合していない。前記カム復動板350の往復移動はモータと該モータ軸に取り付けた偏心円盤等により(いずれも図示せず)行われる。
さらに、左右一対のカム340、340が回動時に相互に干渉せぬよう該カムの板厚方向の厚さ寸法及び配置を配慮している。例えば、図9において右側のカム340だけが反時計方向に回動し、左側のカム340が停止している場合、右側のカムは左側のカムに当り干渉してしまう。これを防ぐため左側のカムの板厚、すなわち図9の紙面奥行き方向側を所定に削って薄く構成し、右側のカムの板厚、すなわち図9の紙面手前側を所定に削るか、または奥行き側に所定量だけずらせて配置し隣接するカム相互の干渉を回避する構成としている。
形状記憶合金ワイヤー360を通電により発熱させると形状記憶合金ワイヤー360は縮む。その結果、図10に示すごとくカム340は反時計方向に回動して触覚ピン320を持ち上げ、該触覚ピン320を触覚面335から所望の高さに突出させる。この場合、前記触覚ピン320と前記カム340とが当接する部位の法線が前記カム340の回動軸心を略通るよう構成している。従って形状記憶合金ワイヤー360への通電を停止してもカム340へは回転トルクが作用せず触覚ピン20は引っ込まない。
この時、カム340のレバー部345とカム復動板350の突起部345は係合関係を成している。
次に図10において、触覚ピン320を触覚面335近傍にまで後退させる場合は、図示していないモータと偏心円盤等により、カム復動板350を左方向に移動させると、突起部351がレバー部345と係合しているので、カム340は時計方向に回動して図10の状態から図9の状態になる。この時、縮んだ形状記憶合金ワイヤー360は強制的に伸ばされる。その後、カム復動板350は右方向に復動して図9の状態で待機する構成としている。
上記構成により実施例2における触覚ピン表示ユニット300の場合も触覚ピン320の保持電流を不要にして省エネルギーを図れる。また、形状記憶合金ワイヤー360の使用量ならびに該形状記憶合金ワイヤー360を駆動する消費電力を減らすことができる。さらに、カム復動板350の一往復動作により数符を構成する全ての触覚ピン320を瞬時に触覚面335近傍まで後退させられる。
なお、実施例2の触覚ピン表示ユニット300を複数用い、図4〜図8に示す触覚ピン表示装置200を同様に構成できることは自明である。その場合、共通する1枚のカム復動板により複数桁の数符を構成する全ての触覚ピンを一往復動作により瞬時に触覚面335近傍まで後退させられることも自明である。
本発明にかかる触覚ピン表示装置は、点字表示装置のほかに点図の二次元表示または三次元表示装置等に利用できる。点字表示装置はATM(現金自動受け払い機)、自動販売機、エレベータ等の表示端末として利用できる。
本発明の一実施例における触覚ピン表示ユニットの要部正面図 図1を切断線S―Sで切断した要部断面図 図1の要部底面図 本発明の一実施例における触覚ピン表示装置の要部正面図 図4の要部側面図 図4において触覚ピンを突出させた状態の要部側面図 図4の要部平面図 触覚ピン駆動アクチュエータ等の制御回路のブロック構成図 本発明のもう一つの実施例における触覚ピン表示ユニットの要部正面図 図9において触覚ピンを突出させた状態の要部正面図
符号の説明
10、210、310 圧縮コイルバネ
20、220、320 触覚ピン
30、230、330 案内部材
35、335 触覚面
40、240、340 カム
50、250 保持金具
60、260、360 形状記憶合金ワイヤー
70、270、370 通電ブラシ
71、271 端子
80、280 端子
90 支軸
100、300 触覚ピン表示ユニット
200 触覚ピン表示装置
345 レバー部
350 カム復動板
351 突起部
y 触覚ピンの長手方向軸心とカムの回動軸心とのズレ量
本発明にかかる触覚ピン表示装置は、文字・図形を表示する触覚ピンと、前記触覚ピンを進退自由に支承する触覚ピン案内部材と、前記触覚ピンを触覚面から所望の高さに突出させるカムと、通電加熱により前記カムを回動させる形状記憶合金ワイヤーと、前記形状記憶合金ワイヤーに通電する通電部材と、前記触覚ピンを前記カム側に付勢するバネとからなり、前記触覚ピンが前記触覚面から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピンと前記カムとが当接する部位の法線が前記カムの回動軸心を略通るように配置したことを特徴としたもので、これにより触覚ピンの保持電流を不要にして省エネルギーを図れる。また、装置の構造を簡単にして小型化、軽量化、低価格化を図れる。さらに、触覚ピンに過大な押圧力1N(ニュートン)〜10N程度が掛かっても引っ込まない。
なお、本発明にかかる触覚ピン表示装置において、各触覚ピンに対応して設けた隣り合うカムが相互に干渉しないよう例えば対称形に配置したことを特徴としたもので、これによりカムの輪郭形状すなわちカムプロフィールにおける圧力角を小さくできる。
さらに本発明にかかる触覚ピン表示装置において、隣り合うカムを相互に逆回転させるようにしたことを特徴としたもので、これによりカムの輪郭形状すなわちカムプロフィールにおける圧力角を小さくできる。
さらに本発明にかかる触覚ピン表示装置において、形状記憶合金ワイヤーを挟持する保持金具をカムに一体的に備え、かつ、前記保持金具の一端側を前記カムの回動軸心を覆うごとく延設したことを特徴としたもので、これにより保持金具と通電ブラシとが保持金具の回動軸心で確実・安定に接触可能となる。形状記憶合金ワイヤーへの通電抵抗を小さくでき、カム回動時の弾接負荷を最小にできる。
さらに本発明にかかる触覚ピン表示装置において、保持金具の回動軸心に弾接する通電ブラシを備えたことを特徴としたもので、これにより回動する前記保持金具と通電ブラシとの接触抵抗が最小となり安定する。そして形状記憶合金ワイヤーに確実に安定して電力供給できる。
さらに、本発明にかかる触覚ピン表示装置において、隣接する2つの保持金具にそれぞれ弾接する通電ブラシが少なくとも一箇所で連繋し共通の外部接続端子を備えたことを特徴としたもので、これにより通電ブラシの剛性が高まり設置位置が安定する。また、外部リード線との接続箇所が1箇所減りはんだ付け等の作業工数が小さくなる。
本発明にかかるもう一つの触覚ピン表示装置は、文字・図形を表示する触覚ピンと、前記触覚ピンを進退自由に支承する触覚ピン案内部材と、前記触覚ピンを触覚面から所望の高さに突出させるカムと、通電加熱により前記触覚ピンを前記触覚面から所望の高さに突出させる方向に前記カムを回動させる形状記憶合金ワイヤーと、前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退する方向に前記カムを回動させるカム復動手段とからなり、前記触覚ピンが前記触覚面から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピンが前記カムに回転トルクを生じさせない輪郭形状を前記カムが備えたことを特徴としたもので、これにより触覚ピンの保持電流を不要にして省エネルギーを図れる。また、形状記憶合金ワイヤーの使用量ならびに該形状記憶合金ワイヤーを駆動する消費電力とを減らせる。さらに、確実に触覚ピンを触覚面近傍まで後退させられる。

Claims (5)

  1. 文字・図形を表示する触覚ピンと、前記触覚ピンを進退自由に支承する触覚ピン案内部材と、前記触覚ピンを触覚面から所望の高さに突出させるカムと、通電加熱により前記カムを回動させる形状記憶合金ワイヤーと、前記形状記憶合金ワイヤーに通電する通電部材と、前記触覚ピンを前記カム側に付勢するバネとからなり、前記触覚ピンが前記触覚面から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピンと前記カムとが当接する部位の法線が前記カムの回動軸心を略通るように配置したことを特徴とする触覚ピン表示装置。
  2. 各触覚ピンに対応して設けた隣り合うカムが相互に干渉しないよう配置したことを特徴とする請求項1記載の触覚ピン表示装置。
  3. 形状記憶合金ワイヤーを挟持する保持金具をカムに一体的に備え、かつ、前記保持金具の一端側が前記カムの回動軸心を覆うよう延設したことを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の触覚ピン表示装置。
  4. 隣接する2つの保持金具にそれぞれ弾接する通電部材が共通の外部接続端子を備えたことを特徴とする請求項3記載の触覚ピン表示装置。
  5. 文字・図形を表示する触覚ピンと、前記触覚ピンを進退自由に支承する触覚ピン案内部材と、前記触覚ピンを触覚面から所望の高さに突出させるカムと、通電加熱により前記触覚ピンを前記触覚面から所望の高さに突出させる方向に前記カムを回動させる形状記憶合金ワイヤーと、前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退する方向に前記カムを回動させるカム復動手段とからなり、前記触覚ピンが前記触覚面から所望の高さに突出した上部死点及び前記触覚ピンが前記触覚面近傍まで後退した下部死点において前記触覚ピンが前記カムに回転トルクを生じさせない輪郭形状を前記カムが備えたことを特徴とする触覚ピン表示装置。



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