JP2007229794A - クラッド板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない工程、且つ低コストで、クラッド板を製造することができるクラッド板の製造方法を提供すること。
【解決手段】二種以上の金属を重ね合わせたクラッド板1を製造する方法である。対向配置された一対の溶湯圧延ロール24間に金属溶湯11を流し込むと共に、少なくとも一方の溶湯圧延ロール24と金属溶湯11との間に金属板12を送り込む。金属板12に接触した状態で、金属溶湯11を凝固させるクラッド形成工程を行う。クラッド形成工程では、一対の溶湯圧延ロール24の両方と金属溶湯11との間に、それぞれ金属板12を送り込む。2枚の金属板12の間に挟持した状態で、金属溶湯11を凝固させる。
【選択図】図1
【解決手段】二種以上の金属を重ね合わせたクラッド板1を製造する方法である。対向配置された一対の溶湯圧延ロール24間に金属溶湯11を流し込むと共に、少なくとも一方の溶湯圧延ロール24と金属溶湯11との間に金属板12を送り込む。金属板12に接触した状態で、金属溶湯11を凝固させるクラッド形成工程を行う。クラッド形成工程では、一対の溶湯圧延ロール24の両方と金属溶湯11との間に、それぞれ金属板12を送り込む。2枚の金属板12の間に挟持した状態で、金属溶湯11を凝固させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、クラッド板の製造方法に関する。
従来、クラッド板は複数の熱間圧延、冷間圧延、熱処理の工程を経て製造される。従来のクラッド板製造方法においては、工程が多くコスト高であること、比較的容易に圧延できる合金しか用いられないこと等の制限があった。
また、自動車などで軽量化を目的にマグネシウム合金が適用されてきており、今後も更に適用範囲が拡大されることが期待される。その用途の一つにボデー用板材がある。しかしながら、ボデー用板材には優れた成形性と耐食性が要求されるが、コストを考慮したうえで、成形性と耐食性を満足できるようなマグネシウム合金は得られていない。
従来のマグネシウム合金板材に対し、低コストの製造方法として、例えば、マグネシウム合金のストリップキャスティング(特許文献1)が報告されている。しかしながら、マグネシウム合金自体が耐食性に劣るためボデー用板材としては使用し難い。
また、耐食性と成形性を両立させるために、成形性の良いMg−Li合金を用いたクラッド板(特許文献2)が報告されているが、Li添加によるコストアップ及びクラッド圧延によるコストアップという問題がある。このようなクラッド板に関する問題は、Mg合金に限らず、あらゆる合金のクラッド板に関わる問題である。
また、耐食性と成形性を両立させるために、成形性の良いMg−Li合金を用いたクラッド板(特許文献2)が報告されているが、Li添加によるコストアップ及びクラッド圧延によるコストアップという問題がある。このようなクラッド板に関する問題は、Mg合金に限らず、あらゆる合金のクラッド板に関わる問題である。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、少ない工程、且つ低コストでクラッド板を製造することができるクラッド板の製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、二種以上の金属を重ね合わせたクラッド板を製造する方法であって、
対向配置された一対の溶湯圧延ロール間に金属溶湯を流し込むと共に、
少なくとも一方の上記溶湯圧延ロールと上記金属溶湯との間に金属板を送り込み、
該金属板に接触した状態で、上記金属溶湯を凝固させるクラッド形成工程を行うことを特徴とするクラッド板の製造方法にある(請求項1)。
対向配置された一対の溶湯圧延ロール間に金属溶湯を流し込むと共に、
少なくとも一方の上記溶湯圧延ロールと上記金属溶湯との間に金属板を送り込み、
該金属板に接触した状態で、上記金属溶湯を凝固させるクラッド形成工程を行うことを特徴とするクラッド板の製造方法にある(請求項1)。
本発明のクラッド板の製造方法は、上述したように、金属溶湯を対向配置された一対の溶湯圧延ロール間に金属溶湯を流し込むと共に、少なくとも一方の上記溶湯圧延ロールと上記金属溶湯との間に金属板を送り込む。そのため、上記金属溶湯が凝固する際に、クラッド板を形成することができる。つまり、溶融金属と固体の金属板とを組合せ、溶融金属の凝固時に一気にクラッド板を形成することができる。それ故、従来の固体の金属板同士を接合してクラッド板を形成する場合に比べて、少ない工程で、安価にクラッド板を製造することができる。
また、溶融金属の凝固時には、少なくともその一方の表面が上記金属板に覆われる。そのため、金属板の下層となる溶融金属の表面が、異物、例えば、ロール等に直接触れて傷つくことを防止することができる。それ故、品質に優れたクラッド板を得ることができる。
第2の発明は、第1の発明に記載のクラッド板の製造方法を用いて製造されることを特徴とするクラッド板にある(請求項8)。
本発明のクラッド板は、第1の発明に記載のクラッド板の製造方法を用いて製造されるため、上述したごとく、少ない工程、且つ低コストで製造することができる。そして、上述したごとく、高品質のクラッド板を得ることができる。
本発明のクラッド板は、第1の発明に記載のクラッド板の製造方法を用いて製造されるため、上述したごとく、少ない工程、且つ低コストで製造することができる。そして、上述したごとく、高品質のクラッド板を得ることができる。
第1の発明のクラッド材の製造方法において、上記クラッド形成工程では、一対の上記溶湯圧延ロールの両方と上記金属溶湯との間に、それぞれ金属板を送り込み、該2枚の金属板の間に挟持した状態で、上記金属溶湯を凝固させることが好ましい(請求項2)。
この場合には、2枚の金属板に挟持された状態で上記金属溶湯が凝固するので、上記金属溶湯が凝固してなる芯材の両面を被覆したクラッド板を、従来に比べて、少ない工程、且つ低コストで得ることができる。そして、両面共に上記芯材の表面が直接異物に触れて、傷つくことを防止することができる。
この場合には、2枚の金属板に挟持された状態で上記金属溶湯が凝固するので、上記金属溶湯が凝固してなる芯材の両面を被覆したクラッド板を、従来に比べて、少ない工程、且つ低コストで得ることができる。そして、両面共に上記芯材の表面が直接異物に触れて、傷つくことを防止することができる。
次に、上記金属溶湯としてMg合金を用い、上記金属板としてAl合金板を用いることが好ましい(請求項3)。
上記Mg合金は、容易に圧延できない金属であるため、溶湯圧延工程を行い、微細な鋳造組織を加工することにより、微細な圧延組織を有する板材を得ることができる。また、凝固と圧延が同時に行われるので、Mg合金の延性が顕著に向上する。本発明においてMg合金を用いる場合には、Mg合金の組成を制限することなく使用することができるため、低コストで行うことができる。
上記Mg合金は、容易に圧延できない金属であるため、溶湯圧延工程を行い、微細な鋳造組織を加工することにより、微細な圧延組織を有する板材を得ることができる。また、凝固と圧延が同時に行われるので、Mg合金の延性が顕著に向上する。本発明においてMg合金を用いる場合には、Mg合金の組成を制限することなく使用することができるため、低コストで行うことができる。
また、上記金属板として耐食性に優れたAl合金を用いることで、耐食性に劣るMg合金の表面にAl合金を被覆したクラッド板が製造されるため、クラッド板の耐食性が向上する。
それ故、耐食性を有するMgを主体とするクラッド板を、比較的容易に、少ない工程で安価に得ることができる。
なお、本発明の方法では、MgとAlの組合せに限らない。例えば、後述するごとく、金属溶湯としてのAZ6063合金と、金属板としてのSUS304を組み合わせることもできる。
それ故、耐食性を有するMgを主体とするクラッド板を、比較的容易に、少ない工程で安価に得ることができる。
なお、本発明の方法では、MgとAlの組合せに限らない。例えば、後述するごとく、金属溶湯としてのAZ6063合金と、金属板としてのSUS304を組み合わせることもできる。
上記溶湯圧延ロールの直後に設けた圧延ロールを用いて、上記クラッド形成工程直後に連続的に圧延工程を行うことが好ましい(請求項4)。
この場合には、クラッド形成工程直後のクラッド板は高温なので、その余熱を用いて熱間圧延あるいは温間圧延を行うことができる。そのため、再加熱をすることなくクラッド板を圧延し、板厚を調整することができる。また、上記クラッド板を構成する金属が動的再結晶化して高強度延性化することができる。
この場合には、クラッド形成工程直後のクラッド板は高温なので、その余熱を用いて熱間圧延あるいは温間圧延を行うことができる。そのため、再加熱をすることなくクラッド板を圧延し、板厚を調整することができる。また、上記クラッド板を構成する金属が動的再結晶化して高強度延性化することができる。
上記クラッド形成工程の後、あるいは上記圧延工程の後に、冷間圧延工程を有することが好ましい(請求項5)。
この場合には、冷間圧延によって、クラッド板に加工歪が付与される。そのため、クラッド板の組織の微細化や、板厚、調質を制御することができ、また、再結晶のための歪エネルギーを付与することができる。
この場合には、冷間圧延によって、クラッド板に加工歪が付与される。そのため、クラッド板の組織の微細化や、板厚、調質を制御することができ、また、再結晶のための歪エネルギーを付与することができる。
上記クラッド形成工程、上記圧延工程、上記冷間圧延工程のいずれかの後に、熱処理を施すことが好ましい(請求項6)。
上記熱処理は、所定のタイミングに1回のみ行っても良いし、異なるタイミングで複数回行っても良い。例えば、冷間圧延工程の前後にそれぞれ熱処理を行っても良い。また、複数回行う場合には、各熱処理の条件を変更しても良い。そして、この熱処理によって、金属の再結晶、集合組織の解消、クラッド板の組織の微細化等ができるため、クラッド板の調質を制御することができる。
上記熱処理は、所定のタイミングに1回のみ行っても良いし、異なるタイミングで複数回行っても良い。例えば、冷間圧延工程の前後にそれぞれ熱処理を行っても良い。また、複数回行う場合には、各熱処理の条件を変更しても良い。そして、この熱処理によって、金属の再結晶、集合組織の解消、クラッド板の組織の微細化等ができるため、クラッド板の調質を制御することができる。
上記クラッド形成工程における、上記金属溶湯の凝固速度が1℃/sec以上であることが好ましい(請求項7)。
この場合には、微細な組織構造を有するクラッド板を得ることができる。
上記凝固速度が1℃/sec未満である場合には、微細な組織構造を有するクラッド板を得ることができないおそれや、上記金属板が溶融するおそれがある。
この場合には、微細な組織構造を有するクラッド板を得ることができる。
上記凝固速度が1℃/sec未満である場合には、微細な組織構造を有するクラッド板を得ることができないおそれや、上記金属板が溶融するおそれがある。
(実施例1)
本発明のクラッド板の製造方法にかかる実施例について、図1を用いて説明する。
本例の製造方法は、図1に示す製造装置2を用いて、対向配置された一対の溶湯圧延ロール24間に金属溶湯11を流し込むと共に、上記一対の溶湯圧延ロール24の両方と金属溶湯11との間に、それぞれ金属板12を送り込む。その金属板12に接触した状態で、上記金属溶湯11を凝固させるクラッド形成工程を行う。その後、連続的に圧延工程、冷間圧延工程、熱処理を施す。
本発明のクラッド板の製造方法にかかる実施例について、図1を用いて説明する。
本例の製造方法は、図1に示す製造装置2を用いて、対向配置された一対の溶湯圧延ロール24間に金属溶湯11を流し込むと共に、上記一対の溶湯圧延ロール24の両方と金属溶湯11との間に、それぞれ金属板12を送り込む。その金属板12に接触した状態で、上記金属溶湯11を凝固させるクラッド形成工程を行う。その後、連続的に圧延工程、冷間圧延工程、熱処理を施す。
具体的には、Al合金とMg合金を重ね合わせたクラッド板1を製造する。まず、溶解炉21において、汎用Mg合金であるAZ80合金を溶解し、金属溶湯11として保持する。溶解及び保持の温度は650℃である。上記金属溶湯11の上面23側の雰囲気はArガス雰囲気とする。金属板コイル13として、厚さ100μmのA1100アルミニウム合金箔からなるコイル二つを用い、それぞれをアンコイラー25に設置する。
まず、上記クラッド形成工程について説明する。
上記金属溶湯11を溶解炉21からノズル22を介して溶湯圧延ロール24に流し込むと共に、上記金属板コイル13から、金属板12として、A1100アルミニウム合金箔を溶湯圧延ロール24に送り込む。
上記溶湯圧延ロール24は、1m/minの周速で回転させる。上記金属溶湯11は溶湯圧延ロール24間で凝固速度は5℃/secで凝固させ、上記金属板12とクラッド板1を形成する。
上記金属溶湯11を溶解炉21からノズル22を介して溶湯圧延ロール24に流し込むと共に、上記金属板コイル13から、金属板12として、A1100アルミニウム合金箔を溶湯圧延ロール24に送り込む。
上記溶湯圧延ロール24は、1m/minの周速で回転させる。上記金属溶湯11は溶湯圧延ロール24間で凝固速度は5℃/secで凝固させ、上記金属板12とクラッド板1を形成する。
次に、圧延工程について説明する。
上記クラッド板1を、溶湯圧延ロール24から直下に設けられた圧延ロール26へと供給し、上記クラッド工程直後に連続的に圧延を行う。圧延ロール26に供給されるときのクラッド板1の温度は、300〜350℃とする。圧延ロール26により圧延されるクラッド板14の厚さは3mmとする。
上記クラッド板1を、溶湯圧延ロール24から直下に設けられた圧延ロール26へと供給し、上記クラッド工程直後に連続的に圧延を行う。圧延ロール26に供給されるときのクラッド板1の温度は、300〜350℃とする。圧延ロール26により圧延されるクラッド板14の厚さは3mmとする。
上記一対の圧延ロールによる圧延工程の後には、更に、図示しない冷間圧延機を用いて、冷間圧延を施す。この冷間圧延では、上記クラッド板14を1mmの厚さにした後、300℃で2時間熱処理を行う。このようにして、AZ80の両面をA1100で被覆したクラッド板が得られる。
(実施例2)
本例の製造方法は、図2に示すごとく、製造装置5を用いて、対向配置された一対の溶湯圧延ロール54間に金属溶湯41を流し込むと共に、上記一対の溶湯圧延ロール54の両方と金属溶湯41との間に、それぞれ金属板42を送り込む。その金属板42に接触した状態で、上記金属溶湯41を凝固させるクラッド形成工程を行う。この製造方法を行うことで、Fe合金とAl合金とを重ね合わせたクラッド板4を製造する。
本例の製造方法は、図2に示すごとく、製造装置5を用いて、対向配置された一対の溶湯圧延ロール54間に金属溶湯41を流し込むと共に、上記一対の溶湯圧延ロール54の両方と金属溶湯41との間に、それぞれ金属板42を送り込む。その金属板42に接触した状態で、上記金属溶湯41を凝固させるクラッド形成工程を行う。この製造方法を行うことで、Fe合金とAl合金とを重ね合わせたクラッド板4を製造する。
具体的には、まず、溶解炉51において、汎用Al合金であるA6063合金を溶解し、金属溶湯41として保持する。溶解及び保持の温度は700℃であり、金属溶湯41の上面53は、大気雰囲気とした。また、厚さ100μmのSUS304のコイルを金属板コイル43としてアンコイラー55に設置する。
上記金属溶湯41を、上記溶解炉51からノズル52を介して溶湯圧延ロール54に流し込むと共に、上記金属板コイル43から、金属板42として、厚さ100μmのSUS304を溶湯圧延ロール54に送り込んだ。ノズル52の出口の厚さは10mであり、該ノズルはウールを用いて作製する。また、上記溶湯圧延ロール54は、0.5m/minの周速で回転し、該溶湯圧延ロール54間の距離は5mmである。
上記金属溶湯41は、圧延ロール54間において、凝固速度は1℃/secで凝固させ、上記金属板42とクラッド板4を形成した後、該クラッド板4を巻き取る。このようにして、A6063の表面をSUS304で被覆したクラッド板4が得られる。
1 クラッド板
11 金属溶湯
12 金属板
13 金属板コイル
14 クラッド板
2 製造装置
21 溶解炉
22 ノズル
23 上面
24 溶湯圧延ロール
25 アンコイラー
26 圧延ロール
11 金属溶湯
12 金属板
13 金属板コイル
14 クラッド板
2 製造装置
21 溶解炉
22 ノズル
23 上面
24 溶湯圧延ロール
25 アンコイラー
26 圧延ロール
Claims (8)
- 二種以上の金属を重ね合わせたクラッド板を製造する方法であって、
対向配置された一対の溶湯圧延ロール間に金属溶湯を流し込むと共に、
少なくとも一方の上記溶湯圧延ロールと上記金属溶湯との間に金属板を送り込み、
該金属板に接触した状態で、上記金属溶湯を凝固させるクラッド形成工程を行うことを特徴とするクラッド板の製造方法。 - 請求項1において、上記クラッド形成工程では、一対の上記溶湯圧延ロールの両方と上記金属溶湯との間に、それぞれ金属板を送り込み、該2枚の金属板の間に挟持した状態で、上記金属溶湯を凝固させることを特徴とするクラッド板の製造方法。
- 請求項1又は2において、上記金属溶湯としてMg合金を用い、上記金属板としてAl合金板を用いることを特徴とするクラッド板の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記溶湯圧延ロールの直後に設けた圧延ロールを用いて、上記クラッド形成工程直後に連続的に圧延工程を行うことを特徴とするクラッド板の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれか一項において、上記クラッド形成工程の後、あるいは上記圧延工程の後に、冷間圧延工程を有することを特徴とするクラッド板の製造方法。
- 請求項5において、上記クラッド形成工程、上記圧延工程、上記冷間圧延工程のいずれかの後に、熱処理を施すことを特徴とするクラッド板の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれか一項において、上記クラッド形成工程における、上記金属溶湯の凝固速度が1℃/sec以上であることを特徴とするクラッド板の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載のクラッド板の製造方法を用いて製造されることを特徴とするクラッド板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006057363A JP2007229794A (ja) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | クラッド板の製造方法 |
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JP2006057363A Pending JP2007229794A (ja) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | クラッド板の製造方法 |
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JP (1) | JP2007229794A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113333695A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-09-03 | 中铁建电气化局集团康远新材料有限公司 | 上下型高强高导耐磨铜钢复合接触线的生产设备及其方法 |
CN113996770A (zh) * | 2021-11-11 | 2022-02-01 | 太原科技大学 | 一种碳纤维增强金属板轧制成型设备及方法 |
-
2006
- 2006-03-03 JP JP2006057363A patent/JP2007229794A/ja active Pending
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