JP2007228436A - Driver - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、負荷への通電を制御するためにスイッチング駆動されるスイッチング素子の過熱を防止する駆動装置に関するものである。 The present invention relates to a drive device that prevents overheating of a switching element that is switched to control energization to a load.
半導体スイッチング素子を用いて負荷への通電を制御する駆動装置において、半導体スイッチング素子がその定格温度以上に発熱しないようにする保護機能を備えたものが知られている。 2. Description of the Related Art A drive device that controls energization to a load using a semiconductor switching element is known that has a protection function that prevents the semiconductor switching element from generating heat above its rated temperature.
例えば、特開平10−63347号公報(特許文献1)で開示された温度保護装置は、半導体スイッチング素子に並列接続されたダイオードに回生電流が流れた時における、ダイオードの順方向電圧の温度特性に基づいて半導体スイッチング素子の発熱温度を検出して、半導体スイッチング素子が定格温度以上に発熱することを防止するものである。
しかしながら、特許文献1で開示された温度保護装置は、ダイオードに流れる回生電流を利用して半導体スイッチング素子の発熱温度を検出するものであることから、半導体スイッチング素子の温度を測定できるのは、モータ等の負荷に対してスイッチング制御を行っている時である。また、回生電流が流れるのはオフ相であることから、半導体スイッチング素子の発熱を半導体スイッチング素子のオン電圧に基づいて検出することができないという問題があった。
However, since the temperature protection device disclosed in
そこで、本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、半導体スイッチング素子を用いてモータ等の負荷の制御を行う駆動装置において、半導体スイッチング素子の発熱温度を半導体スイッチング素子のオン電圧(動作電圧)に基づいて推定して、半導体スイッチング素子がその定格温度以上に発熱すること(以下、過熱状態という)を防止し、あるいは過熱状態から復帰させる温度保護機能を備えた駆動装置を提供することにある。 Therefore, the present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a heat generation temperature of a semiconductor switching element in a driving device that controls a load such as a motor using the semiconductor switching element. Is a temperature protection function that prevents the semiconductor switching element from generating heat above its rated temperature (hereinafter referred to as an overheated state) or recovers from an overheated state based on the ON voltage (operating voltage) of the semiconductor switching element It is providing the drive device provided with.
上記課題を解決するために、請求項1に係る駆動装置は、電源電圧供給線と接地線との間に配置され、負荷への通電を制御するためにスイッチング駆動されるスイッチング素子と、スイッチング素子をスイッチング駆動するためのPWM信号を生成し、この生成したPWM信号に従ってスイッチング素子を駆動する駆動手段と、駆動手段の駆動によってスイッチング素子が導通しているときに、当該スイッチング素子に印加されるオン電圧を検出するオン電圧検出手段と、オン電圧検出手段によって検出されたオン電圧と、スイッチング素子の過熱状態を判定するための基準電圧とを比較する比較手段と、比較手段において、オン電圧が基準電圧よりも上昇していると判断された場合に、スイッチング素子の温度の低下を図るため、駆動手段に対して、スイッチング素子の駆動を抑制するように指示する過熱保護手段と、を備えることを特徴とする。
In order to solve the above problems, a driving device according to
請求項1に記載された駆動装置によれば、オン電圧検出手段によって検出されるスイッチング素子のオン電圧(動作電圧)と、基準電圧とに基づいて、スイッチング素子の温度を推定する。そして、過熱保護手段は、オン電圧が基準電圧よりも上昇していると判断された場合に、スイッチング素子の温度の低下を図るため、駆動手段に対して、スイッチング素子の駆動を抑制するように指示する。これにより、スイッチング手段が過熱状態となることを防止することができる。また、その過熱状態から復帰させることができる。
According to the drive device described in
請求項2に係る駆動装置は、スイッチング素子がオフの時、及びスイッチング素子の導通開始後に所定時間が経過するまで、過熱保護手段による前記指示を停止、又は遅延させるマスク信号を生成し、当該マスク信号を過熱保護手段に向けて出力するマスク時間生成手段を備えることを特徴とする。 The driving device according to claim 2 generates a mask signal for stopping or delaying the instruction by the overheat protection means when the switching element is off and until a predetermined time has elapsed after the conduction of the switching element is started. A mask time generating means for outputting a signal toward the overheat protection means is provided.
請求項2に記載された駆動装置によれば、スイッチング素子がオフの時や、スイッチング手段が起動直後で、スイッチング素子オン電圧が基準電圧に達していないときに、過熱保護手段が誤動作することを防ぐことができる。これにより、駆動装置の安定した動作を実現することができる。 According to the drive device described in claim 2, when the switching element is off, or immediately after the switching means is activated, the overheat protection means malfunctions when the switching element on-voltage has not reached the reference voltage. Can be prevented. Thereby, the stable operation | movement of a drive device is realizable.
請求項3に係る駆動装置は、スイッチング素子を流れる電流と、スイッチング素子の定格電流とを比較する電流検出手段と、電流検出手段において、スイッチング素子を流れる電流が定格電流よりも上昇していると判断された場合に、駆動手段に対して、スイッチング素子を流れる電流を抑制するように指示する過電流保護手段と、を備えることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the driving device according to claim 3, in the current detection means for comparing the current flowing through the switching element and the rated current of the switching element, and in the current detection means, the current flowing through the switching element is higher than the rated current. Overcurrent protection means for instructing the drive means to suppress the current flowing through the switching element when judged.
請求項3に記載された駆動装置によれば、電流検出手段によってスイッチング素子を流れる電流が定格値を超えた状態であることが検出された場合、過電流保護手段は駆動手段に対してスイッチング素子を流れる電流を抑制するように指示する。これにより、スイッチング素子に定格値を超えた電流が流れることを防ぐことができる。 According to the drive device described in claim 3, when it is detected by the current detection means that the current flowing through the switching element is in a state exceeding the rated value, the overcurrent protection means provides the switching element with respect to the drive means. To suppress the current flowing through Thereby, it is possible to prevent a current exceeding the rated value from flowing through the switching element.
請求項4に係る駆動装置は、複数の負荷が配置され、スイッチング素子は、第1のスイッチング素子、及び第2のスイッチング素子を備え、第1、及び第2のスイッチング素子は、複数の負荷のそれぞれに対応するように、電源電圧供給線と前記接地線との間に直列に接続されるとともに、その接続点を負荷への出力端とするように配置され、比較手段は、第1、及び第2のスイッチング素子のそれぞれに対応するように複数設けられ、過熱保護手段は、比較手段において、第1、及び第2のスイッチング素子の少なくとも一方のオン電圧が基準電圧よりも上昇していると判断された場合に、当該スイッチング素子の温度の低下を図るため、駆動手段に対して、オン電圧が基準電圧よりも上昇していると判断されたスイッチング素子の駆動を抑制するように指示することを特徴とする。 The drive device according to claim 4 includes a plurality of loads, the switching element includes a first switching element and a second switching element, and the first and second switching elements include a plurality of loads. Corresponding to each, the power supply voltage supply line and the ground line are connected in series and are arranged so that the connection point serves as an output terminal to the load. A plurality of second switching elements are provided to correspond to each of the second switching elements, and the overheat protection means is configured such that, in the comparison means, the ON voltage of at least one of the first and second switching elements is higher than the reference voltage. When it is determined, in order to lower the temperature of the switching element, the driving means is driven to drive the switching element determined that the ON voltage is higher than the reference voltage. Characterized in that it instructs the win.
請求項4に記載された駆動装置によれば、複数の負荷を制御可能な駆動装置を実現することができる。請求項1〜4に記載された駆動装置には、請求項5に記載されたように、スイッチング素子としてMOSFETを好適に用いることができる。請求項6に記載された駆動装置は、オン電圧検出手段の構成を具体化したものである。また、請求項7に記載された駆動装置は、比較手段の構成を具体化したものである。
According to the drive device described in claim 4, it is possible to realize a drive device capable of controlling a plurality of loads. In the drive device described in
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、各図において同一、もしくは、均等である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected to the part which is the same or is equivalent, and the description is abbreviate | omitted.
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態における駆動装置100について、図1〜図4に基づいて説明する。図1は、負荷への通電を制御するためにスイッチング駆動されるスイッチング素子を備えた駆動装置の一例として、自動車用冷却システムにおける熱交換器の送風用のモータ4への通電をスイッチング素子を用いて制御する駆動装置100を示している。
(First embodiment)
A
駆動装置100の外部には、マイクロコンピュータを中心として構成されたECU(Electronic Control Unit)1が配置されている。また、モータ駆動装置100の内部には、図示しない基板(例えば、セラミック基板)と平滑回路5とが収容されている。
An ECU (Electronic Control Unit) 1 configured with a microcomputer as a center is disposed outside the
ECU1は、例えば、エンジン冷却水の温度信号、エンジン動力をエアコンのコンプレッサに伝達するマグネットクラッチのオンオフ信号、エアコンの冷媒の圧力上昇を示す冷媒高圧信号(いずれも図示せず)等を入力しており、これらの入力信号に基づいて、モータ4に印加すべき電圧に応じた駆動制御信号Saを後述する入力信号処理回路13に向けて出力する。
The
図示しない基板には、スイッチング素子としてのNチャネル型MOSFET7と、モータ4からの回生電流をバッテリーに戻す機能を備えたダイオード8と、MOSFET7を流れる電流をモニタするための抵抗であって、その抵抗値が極めて小さく、且つ大電流に対する放熱対策がなされたシャント抵抗9と、集積回路6と、が搭載されている。
A substrate (not shown) includes an N-
平滑回路5は、コイル5aとコイル5aの両端側にそれぞれ接続された電解コンデンサ5b、5cとからなるπ型フィルタ構造を有している。この平滑回路5は、回生電流を平滑化してノイズを低減する機能や、MOSFET7のスイッチング動作時に生じるノイズを吸収する機能を有している。
The
モータ4、MOSFET7、シャント抵抗9は直列に接続されており、これらは電源電圧Vsを供給する電源電圧供給線と接地線との間に配置されている。具体的には、モータ4の一方の端子は、端子50aを介して電源電圧Vsを供給する電源3に接続されており、他方の端子は、端子50bを介してMOSFET7のドレイン端子に接続されている。MOSFET7のソース端子は、端子50cを介してシャント抵抗9の一方の端子に接続されており、シャント抵抗9の他方の端子は接地されている。
The motor 4, the
また、平滑回路5、ダイオード8は直列に接続されるとともに、モータ4に対して並列に接続されている。具体的には、平滑回路5の一方の端子は、端子50aに接続されており、他方の端子は、ダイオード8のカソード側端子に接続されている。ダイオード8のアノード側端子は、端子50bに接続されている。
The
集積回路6は、温度推定回路11と、入力信号処理回路13と、過熱保護手段としての過熱保護回路17と、電流検出手段としての電流検出回路12と、過電流保護手段としての過電流保護回路16と、PWM制御手段としてのPWM制御回路14と、駆動手段としての駆動回路15と、マスク時間生成手段としてのマスク時間生成回路18と、を有している。各回路は以下のように機能するものである。
The integrated circuit 6 includes a
温度推定回路11は、MOSFET7に印加される電圧に基づいて、MOSFET7の発熱温度を推定する。すなわち、MOSFET7に印加されている電圧が後述する基準電圧を超えていた場合、温度推定回路11はMOSFET7の発熱温度が第1のしきい値Th1(例えば、MOSFET7の定格温度)を超えていると推定する(以下、過熱状態と言う)。このとき、保護回路17はMOSFET7に印加される電圧を制御するための第1の制御信号Sbを入力信号処理回路13に向けて出力する。
The
電流検出回路12は、MOSFET7を流れる電流を検出する。電流検出回路12による検出の結果、MOSFET7を流れる電流が第2のしきい値Th2(例えば、MOSFET7の定格電流)を超える(以下、過電流状態と言う)場合、過電流保護回路16はMOSFET7を流れる電流を制御するための第2の制御信号Scを入力信号処理回路13に向けて出力する。
The
入力信号処理回路13は、ECU1からの駆動制御信号(DUTY信号)Saと、上記の第1の制御信号Sbと、上記の第2の制御信号Scとを入力処理して、PWM制御回路14に向けて指令信号Sdを出力する。
The input
PWM制御回路14は、入力信号処理回路13が出力する指令信号Sdに基づいて、PWM信号Seを生成する。駆動回路15は、PWM信号Seに基づいてMOSFET7をPWM駆動する。
The
マスク時間生成回路18は、後述する時間tの間は過熱保護回路17が第1の制御信号Sbを出力しないようにするとともに、過電流保護回路16が第2の制御信号Scを出力しないようにするマスク信号Sgを過熱保護回路17、及び過電流保護回路16に向けて出力する。
The mask
次に、駆動回路100の動作について、図2に示すフローチャートの各工程(S100〜S150)と照らし合わせて説明する。
Next, the operation of the
本実施形態に係る駆動装置100は、電源3から電源電圧の供給を受けると、ECU1から入力信号処理回路13に向けてモータ4を駆動するトリガとなる駆動制御信号(DUTY信号)Saが出力されるとともに、モータ4に対してはモータ電圧Vmが印加される(図2に示すS100)。
When the power supply voltage is supplied from the power supply 3, the
一般的に、MOSFET7の発熱温度(チャネル温度)とドレイン端子・ソース端子間における抵抗値とはほぼ比例する性質がある(図4(a)参照)。すなわち、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間に印加される電圧とMOSFET7の発熱温度(チャネル温度)とは、ほぼ比例する性質がある。
In general, the heat generation temperature (channel temperature) of the
したがって、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間に印加される電圧を制御することで、MOSFET7の発熱を制御できる。すなわち、MOSFET7が過熱状態となることを防ぐことができるのである。
Therefore, by controlling the voltage applied between the drain terminal and the source terminal of the
そこで、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間に印加される電圧の制御を行うために、先ず、以下のように構成された温度推定回路11によって、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間に印加された電圧に基づいて、MOSFET7が過熱状態か否かを推定する。
Therefore, in order to control the voltage applied between the drain terminal and the source terminal of the
温度推定回路11は、非反転増幅手段としての非反転増幅回路11aと、差動増幅手段としての差動増幅回路11bと、比較手段としてのコンパレータ11cと、を含んで構成されている。
The
非反転増幅回路11aは、オペアンプ11a1と抵抗11a2、11a3とを含んで構成されている。オペアンプ11a1の非反転入力端子(+)は、MOSFET7のソース端子とシャント抵抗9との間の端子50cに接続されており、シャント抵抗9に印加された第1の電圧V1が入力される(図2に示すS110)。オペアンプ11a1の反転入力端子(−)は、抵抗11a3を介して接地されている。なお、この反転入力端子(−)は、抵抗11a2を介してオペアンプ11a1の出力端子と接続されている。
The
オペアンプ11a1は、上述の第1の電圧V1の入力を受けて、第1の電圧V1を増幅してMOSFET7が過熱状態かどうかの判断基準となる基準電圧としての第3の電圧V3に変換する。そして、オペアンプ11a1の出力端子より非反転増幅回路11aの出力信号として第3の電圧V3を出力する(図2に示すS120)。なお、第1の電圧V1を非反転増幅回路11aを介して第3の電圧V3に変換するのは、MOSFET7に印加されている電圧とシャント抵抗9に印加されている電圧との測定レンジを合わせるためである。
The operational amplifier 11a1 receives the first voltage V1 described above, amplifies the first voltage V1, and converts the first voltage V1 into a third voltage V3 that serves as a reference voltage for determining whether the
差動増幅回路11bは、オペアンプ11b1、11b2と抵抗11b3〜11b6とを含んで構成されている。オペアンプ11b1の非反転入力端子(+)は、上述した端子50bに接続されており、MOSFET7のドレインオン電圧(第2の電圧)V2が入力される(図2に示すS130)。
The
また、オペアンプ11b2の非反転入力端子(+)は、オペアンプ11a1の非反転入力端子(+)に接続されており、オペアンプ11b2の非反転入力端子(+)には、オペアンプ11a1の非反転入力端子(+)に入力された電圧と同じ電圧である第1の電圧V1が入力される。 The non-inverting input terminal (+) of the operational amplifier 11b2 is connected to the non-inverting input terminal (+) of the operational amplifier 11a1, and the non-inverting input terminal (+) of the operational amplifier 11b2 is connected to the non-inverting input terminal of the operational amplifier 11a1. A first voltage V1 that is the same voltage as the voltage input to (+) is input.
オペアンプ11b2の反転入力端子(−)は、抵抗11b6を介して接地されるとともに、抵抗11b5を介してオペアンプ11b2の出力とも接続されている。また、オペアンプ11b1、11b2の出力は抵抗11b3、11b4を介して接続されている。なお、オペアンプ11b1の反転入力端子(−)は、抵抗11b3と11b4との間に接続されている。 The inverting input terminal (−) of the operational amplifier 11b2 is grounded via the resistor 11b6 and is also connected to the output of the operational amplifier 11b2 via the resistor 11b5. The outputs of the operational amplifiers 11b1 and 11b2 are connected through resistors 11b3 and 11b4. The inverting input terminal (−) of the operational amplifier 11b1 is connected between the resistors 11b3 and 11b4.
差動増幅回路11bは、第1の電圧V1、及び第2の電圧V2の入力を受けて、その差分電圧(MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間の電圧)V2−V1を出力する。なお、MOSFET7の発熱温度が高くなるとMOSFET7のオン抵抗が増加することを上述した通りであり、このとき、差分電圧V2−V1は高くなる。
The
コンパレータ11cの非反転入力端子(+)には差動増幅回路11bが接続されており、作動増幅回路11bの出力である差分電圧V2−V1が入力される。また、コンパレータ11cの反転入力端子(−)には非反転増幅回路11aが接続されており、非反転増幅回路11aの出力である第3の電圧V3が入力される。コンパレータ11cは、差分電圧V2−V1、及び第3の電圧V3の入力を受けて、両者の大きさを比較する(図2に示すS140)。
The
コンパレータ11cの出力端子には過熱保護回路17が接続されており、コンパレータ11cによる比較結果がV2−V1<V3である場合、MOSFET7は過熱状態ではないと推定され、温度推定回路11の推定結果としてLレベル信号(過熱非検出状態)が、コンパレータ11cの出力端子から過熱保護回路17に向けて出力される。過熱保護回路17が温度推定回路11からのLレベル信号を受けた場合、過熱保護回路17は作動せず、図2に示すS110〜S140の工程が繰り返される。
The
一方、コンパレータ11cによる比較結果がV2−V1>V3である場合、MOSFET7は過熱状態であると推定され、温度推定回路11の検出結果としてのHレベル信号(過熱検出状態)が、コンパレータ11cの出力端子から過熱保護回路17に向けて出力される(図2に示すS150)。過熱保護回路17が温度推定回路11からのHレベル信号を受けた場合、過熱保護回路17はMOSFET7が過熱状態であることを示す第1の制御信号Sbを入力信号処理回路13に向けて出力する。
On the other hand, when the comparison result by the
ところで、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間を流れる電流が第2のしきい値Th2を超えると、ドレイン端子・ソース端子間のオン抵抗が増加する性質がある(図4(b)参照)。そこで、本実施形態に係る駆動装置100は、電流検出回路12によって、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間に第2のしきい値Th2を超える電流が流れないように制御している。具体的には以下の様にして電流の制御が行われる。
By the way, when the current flowing between the drain terminal and the source terminal of the
電流検出回路12は、第2の比較手段としてのコンパレータ12aを含んで構成されている。コンパレータ12aの非反転入力端子(+)は、上述した端子50cに接続されており、MOSFET7を流れる電流に基づく信号が入力される。また、コンパレータ12aの反転入力端子(−)には、上述の第2のしきい値Th2に基づく信号が入力される。
The
コンパレータ12aは、MOSFET7を流れる電流に基づく信号と第2のしきい値に基づく信号との入力を受けて両者を比較する。コンパレータ12aにおける比較結果は、コンパレータ12aの出力端子より過電流護回路16に向けて出力される。
The
コンパレータ12aによる比較結果において、MOSFET7を流れる電流が第2のしきい値Th2より小さい場合、コンパレータ12aの出力端子から、Lレベルの信号(過電流非検出状態)が過電流護回路16に向けて出力される。Lレベルの信号を受けた過電流保護回路16は作動しない。
In the comparison result by the
一方、コンパレータ12aによる比較結果において、MOSFET7を流れる電流が第2のしきい値Th2に到達した場合、コンパレータ12aの出力端子から、Hレベルの信号(過電流検出状態)が過電流保護回路16に向けて出力される。Hレベルの信号を受けた過電流保護回路16は、第2のしきい値Th2に達している電流がMOSFET7に流れている状態(過電流状態)であることを示す第2の制御信号Scを入力信号処理回路13に向けて出力する。
On the other hand, when the current flowing through the
入力信号処理回路13は、MOSFET7が過熱状態であることを示す第1の制御信号Sb及びMOSFET7が過電流状態であることを示す第2の制御信号Scの少なくとも一方の制御信号と、モータ4を駆動するトリガとなる駆動制御信号Saと、を入力すると、これらの信号に基づいてMOSFET7の過熱状態、又は過電流状態を解消するため指令を含んだ指令信号SdをPWM信号生成回路14に向けて出力する。なお、指令信号Sdには、モータ4に印加すべき電圧に関する指令(指令電圧)Vrが含まれている。
The input
PWM信号生成回路14は、入力信号処理回路13からの指令信号Sd(指令電圧Vr)を受けて、指令電圧Vrとモータ4に印加されているモータ電圧Vmとが一致するように、PWM信号生成回路14が出力するPWM信号SeのPWMデューティを制御する。なお、モータ電圧Vmは、PWM信号生成回路14に含まれるモータ電圧検出回路(図示せず)によって、端子50aと端子50bとの間の電圧に基づいて検出することができる。
The PWM
PWM信号生成回路14には、三角波発生回路14aで生成され、この三角波発生回路14aの内部に設けられたCR充放電回路(図示せず)における抵抗値又は容量値に応じて、可変の周波数(例えば、19kHz)を持つ三角波信号Sfが入力されている。
The PWM
上記のPWM信号Seは、指令信号Sdと三角波信号Sfとに基づいて生成された信号であり、駆動回路15に向けて出力される。駆動回路15は、PWM信号生成回路14からのPWM信号Seを受けて、MOSFET7のゲート端子に対して、PWM信号Seに応じたゲート電圧Vgを出力する。
The PWM signal Se is a signal generated based on the command signal Sd and the triangular wave signal Sf, and is output toward the
本実施形態に係る駆動装置100は、このようにしてMOSFET7のゲート端子にゲート電圧Vgが与えられることで、MOSFET7に印加される電圧やMOSFET7を流れる電流を制御できるため、MOSFET7が過熱状態や過電流状態となることを防止することができる。また、MOSFET7が過熱状態や過電流状態であったとしてもその状態から復帰させることができる。
Since the
続いて、マスク時間生成回路18について説明する。MOSFET7がオフの時(ゲート電圧VgがLレベルの時)は、MOSFET7のドレイン端子とソース端子と間に印加される電圧の電位差が大きくなるため、V2−V1>V3の条件が成り立ちやすくなる。また、温度推定回路11の寄生インダクタンスの影響を受けて、MOSFET7の起動直後においても、V2−V1>V3の条件が成り立つことがある。
Next, the mask
すると、V2−V1>V3が成り立つことを受けて、過熱保護回路17は、MOSFET7が過熱状態でないにもかかわらず、過熱保護回路17は過熱状態であることを示す第1の制御信号Sbを入力信号処理回路13に向けて出力することとなり、駆動回路100の動作が不安定となることがある。
Then, in response to the establishment of V2-V1> V3, the
さらには、温度推定回路11の寄生インダクタンスの影響を受けて、MOSFET7の起動直後はMOSFET7のゲート電圧Vgが立ち上がりにくいことがあり、この時、MOSFET7に過大な電圧が印加されることがある。すると、電流検出回路12は、MOSFET7に過電流が流れていると判断してしまい、過電流保護回路116は過電流状態であることを示す第2の制御信号Scを入力信号処理回路13に向けて出力して、駆動回路100の動作が不安定となることがある。
Furthermore, due to the influence of the parasitic inductance of the
そこで、本実施形態におけるモータ駆動装置100では、図3に示すように、MOSFET7がオフ状態の時間t1と、MOSFET7の起動直後から寄生インダクタンスの影響がなくなるまでの時間t2と、を合わせた時間tの間は過熱保護回路17が第1の制御信号Sbを出力しないようにするマスク信号Sgを過電流保護回路16、過熱保護回路17に向けて出力するマスク時間生成回路18を設けている。
Therefore, in the
このような構成により、本実施形態におけるモータ駆動装置100は、起動直後等でMOSFET7がほとんど発熱していない時に過電流保護回路16や過熱保護回路17が作動して、第1の制御信号Sb、第2の制御信号Scを出力することを抑制することができる。これにより、駆動装置100の動作安定性が向上する。
With such a configuration, in the
上述した通り、MOSFET7がオフの時は、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間に印加される電圧の電位差が大きくなるが、これ以外の場合においても、MOSFET7のドレイン端子・ソース端子間の電位差が大きくなることがある。それは、例えば、MOSFET7と図示しない外部電極等との電気的な導通が不十分な箇所が存在する時である。したがって、この特性を利用して、過熱保護回路17が作動して第1の制御信号Sbを出力した時に、過熱保護回路17からECU1に対して電気的な導通を検査するための診断信号を送信できるようにしておけば、電気的な導通の不具合を早期に発見することができる。
As described above, when the
(第2の実施形態)
本発明の第2実施形態における駆動装置110について、図5を用いて説明する。なお、第1の実施形態における駆動装置100と同一の構成要素については同一の参照番号を付して、その説明を省略する。
(Second Embodiment)
The
本実施形態に係る駆動装置110は、複数個の駆動コイル(図示せず)を備えた多相モータに用いることができる駆動装置である。図5は、多相モータの一例として、U相、V相、W相からなる一対の駆動コイルを備えた3相モータ30に好適に用いることができる駆動装置110を示している。3相モータ30は、モータ電流がU相、V相、W相の各駆動コイルに順次供給されることにより回転を継続するモータである。
The
図5に示す駆動装置110は、3相モータ30のU相、V相、W相の各相に対応するように複数のNチャネル型MOSFET21〜26を備えている点、及びMOSFET21〜26のそれぞれに対応する複数の温度推定回路31〜36を備えており、この点で、第1の実施形態における駆動装置100と相違している。以下、この相違点について説明する。
The
MOSFET21、22は電源電圧の電源線と接地線との間に直列に接続され、MOSFET21のドレイン端子は電源電圧の電源線に、MOSFET22のソース端子は接地線にそれぞれ接続されている。また、MOSFET21のソース端子とMOSFET22のドレイン端子とが接続されており、両者の接続点51aはU相の駆動コイルへの出力端となっている。そして、MOSFET21はU相上段の駆動コイルに対応し、MOSFET22はU相下段の駆動コイルに対応するようになっている。
The
MOSFET23、24は電源電圧の電源線と接地線との間に直列に接続され、MOSFET23のドレイン端子は電源電圧の電源線に、MOSFET24のソース端子は接地線にそれぞれ接続されている。また、MOSFET23のソース端子とMOSFET24のドレイン端子とが接続されており、両者の接続点51bはV相の駆動コイルへの出力端となっている。そして、MOSFET23はV相上段の駆動コイルに対応し、MOSFET24はV相下段の駆動コイルに対応するようになっている。
The
MOSFET25、26電源電圧の電源線と接地線との間に直列に接続され、MOSFET25のドレイン端子は電源電圧の電源線に、MOSFET26のソース端子は接地線にそれぞれ接続されている。また、MOSFET25のソース端子とMOSFET26のドレイン端子とが接続されており、両者の接続点51cはW相の駆動コイルへの出力端となっている。そして、MOSFET25はW相上段の駆動コイルに対応し、MOSFET26はW相下段の駆動コイルに対応するようになっている。
The
MOSFET21〜26のそれぞれには、各MOSFETが過熱状態か否かを推定する温度推定回路31〜36が接続されている。各温度推定回路の回路構造、及び温度推定方法は、第1の実施形態のモータ駆動装置100における温度推定回路11の回路構造、及び温度推定方法と同等であるため、その説明を省略する。
各温度推定回路の出力端子は過熱保護回路37に接続されており、過熱保護回路37は、MOSFET21〜26の少なくとも1つが第1のしきい値Th1に到達したことを示すHレベル信号を温度推定回路31〜36のいずれかから受けた場合、第1の制御信号Sbをロジック回路28に向けて出力する。
The output terminal of each temperature estimation circuit is connected to the
電流検出回路38は、MOSFET21〜26のドレイン・ソース間を流れる電流が、第2のしきい値Th2を超えないように制御している。電流検出回路38の電流検出方法は、第1の実施形態のモータ駆動装置100における電流検出回路12の電流検出方法と同等であるため、その説明を省略する。
The
MOSFET21〜26を流れる電流の内、少なくとも1つが第2のしきい値Th2に到達した場合、電流検出回路38はHレベルの信号(過電流検出状態)を過電流保護回路39に向けて出力する。過電流保護回路39は、電流検出回路38が出力するHレベルの信号を受けて、第2の制御信号Scをロジック回路28に向けて出力する。
When at least one of the currents flowing through the
ロジック回路28は、PWM信号生成回路や三角波生成回路等を含んで構成されており、MOSFET7が過熱状態であることを示す第1の制御信号Sb、及びMOSFET7が過電流状態であることを示す第2の制御信号Scの少なくとも一方の制御信号と、入力信号処理回路13からの指令信号Sdと、を入力すると、これらの信号に基づいて、MOSFET21〜26の過熱状態、又は過電流状態を解消するため指令を含んだ指令信号Shを駆動回路29に向けて出力する。駆動回路29は、指令信号Shを受けて、MOSFET21〜26の各ゲート端子に対して、指令信号Shに応じたゲート電圧Vg1〜Vg6を出力する。
The
本実施形態に係る駆動装置110は、このようにしてMOSFET21〜26にゲート電圧Vg1〜Vg6が与えられることで、MOSFET21〜26に印加される電圧やMOSFET21〜26を流れる電流を制御できるため、MOSFET21〜26が過熱状態や過電流状態となることを防止することができる。また、MOSFET21〜26が過熱状態や過電流状態であったとしてもその状態から復帰させることができる。
Since the
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態における駆動装置120について、図6を用いて説明する。なお、第1、第2の実施形態における駆動装置100、110と同一の構成要素については同一の参照番号を付して、その説明を省略する。
(Third embodiment)
A driving
本実施形態における駆動装置120は、デジタル回路部とアナログ回路部とが混在する駆動装置である。図6に示す駆動装置120は、読み出し専用記憶手段としてのROM52を備える点、A/D変換器53〜55を備え、温度推定回路11の出力をA/D変換器53、54でA/D変換する点、電流検出回路12の出力をA/D変換器55でA/D変換する点で、第1、第2の実施形態におけるモータ駆動装置100、100と相違する。以下、この相違点について説明する。
The
A/D変換器53、54は、非反転増幅回路11aの出力信号、及び差動増幅回路11bの出力信号をそれぞれデジタル信号に変換し、比較手段としての機能を備えたデジタル演算回路51に出力する。A/D変換器55は、電流検出回路12の出力信号をデジタル信号に変換し、デジタル演算回路51に出力する。ROM52は、MOSFET7の第1のしきい値Th1、及び第2のしきい値Th2を記憶している。
The A /
デジタル演算回路51は、図6に示すように、入力信号処理回路51a、PWM発信回路51b、過電流保護回路51c、過熱保護回路51dを含んで構成されている。デジタル演算回路51は、発振回路57の発振に基づいて、A/D変換器53〜55、及びROM52に記憶された第1、及び第2のしきい値Th1、Th2に応じた演算処理を行い、駆動回路56に向けてPWM信号Seを出力する。
As shown in FIG. 6, the digital
駆動回路56はデジタル演算回路51からのPWM信号Seを受けて、MOSFET7のゲート端子に対して、PWM信号Seに応じたゲート電圧Vgを出力する。
The
本実施形態に係る駆動装置130は、このようにして、MOSFET7にPWM信号Seに応じたゲート電圧Vgが与えられることで、MOSFET7に印加される電圧やMOSFET7を流れる電流を制御できるため、MOSFET7が過熱状態や過電流状態となることを防止することができる。また、MOSFET7が過熱状態や過電流状態であったとしてもその状態から復帰させることができる。
Since the driving device 130 according to the present embodiment can control the voltage applied to the
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、数々の変形実施が可能である。 As mentioned above, although the form for implementing this invention was demonstrated, this invention is not limited only to embodiment mentioned above, Many deformation | transformation implementation is possible in the range which does not deviate from the meaning of this invention.
1・・・エンジンECU、3・・・電源電圧、4,30・・・モータ、5・・・平滑回路、5a・・・コイル、5b,5c・・・コンデンサ、6,40・・・集積回路、7,21,22,23,24,25,26・・・スイッチング素子(MOSFET)、8・・・ダイオード、9・・・シャント抵抗、11,31,32,33,34,35,36・・・温度推定回路、12・・・電流検出回路、、13・・・入力信号処理回路、14・・・PWM信号生成回路、15,29,56・・・駆動回路、16,39・・・過電流保護回路、17,37・・・過熱保護回路、18・・・マスク時間生成回路、51・・・演算回路、52・・・ROM、53,54,55・・・A/D変換器
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記スイッチング素子をスイッチング駆動するためのPWM信号を生成し、この生成したPWM信号に従って前記スイッチング素子を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段の駆動によって前記スイッチング素子が導通しているときに、当該スイッチング素子に印加されるオン電圧を検出するオン電圧検出手段と、
前記オン電圧検出手段によって検出されたオン電圧と、前記スイッチング素子の過熱状態を判定するための基準電圧とを比較する比較手段と、
前記比較手段において、前記オン電圧が前記基準電圧よりも上昇していると判断された場合に、前記スイッチング素子の温度の低下を図るため、前記駆動手段に対して、前記スイッチング素子の駆動を抑制するように指示する過熱保護手段と、を備えることを特徴とする駆動装置。 A switching element that is disposed between the power supply voltage supply line and the ground line and is driven to be switched in order to control energization to the load;
Driving means for generating a PWM signal for switching the switching element and driving the switching element according to the generated PWM signal;
An on-voltage detecting means for detecting an on-voltage applied to the switching element when the switching element is conductive by driving of the driving means;
Comparison means for comparing the on-voltage detected by the on-voltage detection means with a reference voltage for determining an overheat state of the switching element;
In the comparing means, when the ON voltage is determined to be higher than the reference voltage, the driving of the switching element is suppressed with respect to the driving means in order to lower the temperature of the switching element. And an overheat protection means for instructing to do so.
前記電流検出手段において、前記スイッチング素子を流れる電流が前記定格電流よりも上昇していると判断された場合に、前記駆動手段に対して、前記スイッチング素子を流れる電流を抑制するように指示する過電流保護手段と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。 Current detection means for comparing a current flowing through the switching element with a rated current of the switching element;
When the current detection means determines that the current flowing through the switching element is higher than the rated current, the current detection means instructs the drive means to suppress the current flowing through the switching element. The drive device according to claim 2, further comprising a current protection unit.
前記スイッチング素子は、
第1のスイッチング素子、及び第2のスイッチング素子を備え、
前記第1、及び第2のスイッチング素子は、
複数の前記負荷のそれぞれに対応するように、前記電源電圧供給線と前記接地線との間に直列に接続されるとともに、その接続点を前記負荷への出力端とするように配置され、
前記比較手段は、
前記第1、及び第2のスイッチング素子のそれぞれに対応するように複数設けられ、
前記過熱保護手段は、
前記比較手段において、前記第1、及び第2のスイッチング素子の少なくとも一方の前記オン電圧が前記基準電圧よりも上昇していると判断された場合に、当該スイッチング素子の温度の低下を図るため、前記駆動手段に対して、前記オン電圧が前記基準電圧よりも上昇していると判断された前記スイッチング素子の駆動を抑制するように指示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の駆動装置。 A plurality of the loads are arranged;
The switching element is
Comprising a first switching element and a second switching element;
The first and second switching elements are:
In order to correspond to each of the plurality of loads, the power supply voltage supply line and the ground line are connected in series, and the connection point is arranged as an output terminal to the load,
The comparison means includes
A plurality are provided to correspond to each of the first and second switching elements,
The overheat protection means includes:
In the comparing means, when it is determined that the on-voltage of at least one of the first and second switching elements is higher than the reference voltage, in order to reduce the temperature of the switching element, 4. The drive unit according to claim 1, wherein the drive unit is instructed to suppress driving of the switching element that is determined that the ON voltage is higher than the reference voltage. 5. The drive device described.
前記MOSFETのドレイン端子に印加される第1の電圧と前記MOSFETのソース端子に印加される第2の電圧とに基づいて、前記第1及び第2の電圧の差分を増幅して出力する差動増幅手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の駆動装置。 The on-voltage detection means includes
A differential that amplifies and outputs the difference between the first and second voltages based on a first voltage applied to the drain terminal of the MOSFET and a second voltage applied to the source terminal of the MOSFET. The drive device according to claim 5, further comprising an amplifying unit.
前記比較手段は、
増幅された前記差分と、前記第3の電圧とを比較することを特徴とする請求項6に記載の駆動装置。 Non-inverting amplification means for outputting a third voltage based on the first voltage,
The comparison means includes
The drive device according to claim 6, wherein the amplified difference is compared with the third voltage.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010018803A1 (en) * | 2008-08-11 | 2010-02-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | Inductive load drive circuit |
US9768765B2 (en) | 2016-02-03 | 2017-09-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Gate control circuit and power supply circuit |
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