JP2007228242A - 移動通信端末、セルサーチ方法及びプログラム - Google Patents

移動通信端末、セルサーチ方法及びプログラム Download PDF

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】移動中のセルサーチを効率化し、消費電流を低減する。
【解決手段】移動通信端末は、移動経路と該移動経路を移動中に選択した待ち受けセルとを関連付けて記録し、移動経路情報(C01→C13→C11→C22→C21→C33)として記憶しておく。既知の移動経路を移動中と判定した場合、移動通信端末は、受信品質が十分でない場合を除き、異周波数F2の測定や同周波数F1のその他の隣接セルの測定を行わず、移動経路情報の現在位置(C01)に対応する待ち受け候補セル(C13)を対象としてセルサーチを実行する。
【選択図】図10

Description

本発明は、移動通信端末、セルサーチ方法及びプログラムに関し、特に、既知の経路を移動中に効率よく持ち受け候補セルの検出を行う移動通信端末、セルサーチ方法及びプログラムに関する。
CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)方式により無線接続する移動体通信システムでは、周波数とコード(スクランブリングコード)により識別されるセルと呼ばれる無線ゾーンを1つのエリアとして通信エリアを形成している。各セルは基地局により管理され、各基地局は基地局制御装置により制御される。
これに対し、携帯電話装置等の移動局は移動しても常にサービスが受けられるように、基地局から報知された隣接セル情報に含まれる周波数とコードにより、待ち受けセル(Serving Cell:サービングセル)に隣接するセルを検出する周辺セルサーチを行い、共通パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)の受信レベルRSCPやEc/No等の測定品質項目を測定して、複数のセルから品質が良いセルを選択する。
待ち受けセルの測定品質がある一定閾値より大きい場合に、待ち受け中に行われる周辺セルサーチを抑止することにより消費電流を低減することができる。例えば、特開2005−39367号公報には、過去の周辺セルサーチの結果により上記一定閾値を一定幅ずつ下げて行き、無駄なセルサーチを抑止し、消費電流を更に削減する方法が開示されている。
また、所定の経路を移動中の移動局における無線基地局の切り替え方法を開示する特許文献として、特開2003−143637号公報がある。また、特開2003−284112号公報には、移動局の移動速度を考慮して接続先を選択する方法が開示されている。
特開2005−39367号公報 特開2003−143637号公報 特開2003−284112号公報
ここで、移動局が既知の移動経路を移動するケースを考える。所定のタイミングで、上記周辺セルサーチにより電流が消費され、その結果として複数のセルが検出されたとしても、再選択されるセルはただ一つであり、再選択されなかったセルを検出するための処理は無駄となるという問題点がある。
特に、上記した隣接セル情報として、待ち受けセルの周波数と同じ周波数(同周波数内:Intra−frequency)の隣接セル情報だけではなく、待ち受けセルと異なる周波数(異周波数間:Inter−frequency)の隣接セル情報や、待ち受けセルと異なる無線接続制御システム(異システム間:Inter−RAT(Inter−Radio Access Technology))の隣接セル情報が設定されている場合には、それぞれ測定を行う必要があるため、その無駄はより大きなものとなる。
また、特許文献2の技術は、同公報の段落0022〜0023(特にステップS45)に記載されたとおり、周辺セルサーチ自体を抑止するものではないため、移動局の消費電流の低減効果は少ないと考えられる。従って、同公報の段落0031に記載されたとおり、周辺セルサーチの結果検出された基地局の中からの移動経路に適った基地局の選択と、基地局の負荷の軽減とをなしえるに過ぎない。
また、特許文献3の技術は、情報通信装置(アクセスポイント)のIDとその位置情報と端末の位置とを関連付けて端末側に記憶しておき、情報通信装置(アクセスポイント)と非接続中(同公報図4のステップ40のNO)、かつ、ユーザの希望する情報通信装置(アクセスポイント)が最寄りにある場合に(同公報図4のステップ42又は431でYES)、情報通信装置(アクセスポイント)の探索(Inquiry)を行わずに接続を開始するというものであり、Bluetooth(登録商標)、無線LAN等のサービスエリアが疎らな無線通信システムでのみその効果を発揮しうる技術である。
本発明は、上記した各事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、移動局が移動している場合において、待ち受けセルになり得る再選択候補セルの検出を効率化し、これに要する消費電流を低減することのできるセルサーチ方法を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、移動経路と該移動経路を移動中に再選択した待ち受けセルとを関連付けて記録する移動経路情報を更新する手段と、前記移動経路情報に記録された既知の移動経路を移動中か否かを判定する手段と、を備え、前記既知の移動経路の移動中は、前記移動経路情報の現在位置に対応する待ち受け候補セルを対象としたセルサーチを実行すること、を特徴とする移動通信端末が提供される。
また、本発明の第2の視点によれば、移動通信端末において実施するセルサーチ方法であって、前記移動通信端末が、移動経路と該移動経路を移動中に選択した待ち受けセルとを関連付けて記録し、既知の移動経路の移動経路情報として記憶するステップと、前記移動通信端末が、前記既知の移動経路を移動中か否かを判定するステップと、を含み、前記移動通信端末は、前記既知の移動経路を移動中と判定した場合に、前記移動経路情報の現在位置に対応する待ち受け候補セルを対象としたセルサーチを実行すること、を特徴とするセルサーチ方法及び該方法を実施するためのプログラムが提供される。
本発明によれば、セルの検出が確実化されるとともに、一度移動した経路を再度移動する場合の消費電流が低減され、バッテリーの消耗を抑えることが可能となる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る移動通信端末の構成を表した図である。図1を参照すると、移動通信端末1は、アンテナ11、無線受信部12、セルサーチ処理部13、セルサーチ制御部14、移動経路情報記憶部15、移動経路情報処理部16を備えて構成されている。
アンテナ11は、基地局制御装置3により制御される基地局21、22、・・2Nからの電波を受信し、無線受信部12は、受信した信号を復調する。セルサーチ処理部13は、復調信号及びセルサーチ制御部14からの指示に基づいて複数の基地局から所定のセルを探し出すセルサーチ処理を行い、所定のセルの報知情報を取得する。
セルサーチ制御部14は、移動経路情報処理部16から提供された移動経路情報に基づいてセルサーチ処理部13に対して、後記する方法により決定したセルを対象としたセルサーチ処理を実施するように指示する。また、セルサーチ制御部14は、セル再選択発生による待ち受けセルの変更が行われた場合、移動経路情報処理部16に対して、待ち受けセル情報や各種測定情報を提供する。
移動経路情報記憶部15は、図2に示したように、移動経路毎に、その移動経路上に配置され、移動通信端末により再選択された待ち受けセル情報と、同周波数内測定情報と、異周波数間測定情報と、異システム間測定情報とを含む移動経路情報等を記憶する。
移動経路情報処理部16は、移動経路情報記憶部15の記憶内容を読み出し、セルサーチ制御部14に移動経路情報を提供するとともに、GPSシステム(Global Positioning Satellite/System)等から移動経路情報を、セルサーチ制御部14から待ち受けセル情報や各種測定情報等を取得し、移動経路情報記憶部15の移動経路情報を更新する。
図2は、移動経路情報の構成例を表した図である。図2を参照すると、移動経路情報は、移動経路を識別する移動経路IDと、移動経路の名前を示す移動経路名と、待ち受けセル情報の数を示す待ち受けセル情報数と、待ち受けセル情報数分の待ち受けセル情報とから構成される。
上記待ち受けセル情報は、報知情報として基地局21〜2Nから通知されるセルを識別するセルIDと、待ち受けセルの周波数と、待ち受けセルのCPICHのスクランブリングコードと、同周波数内測定情報と、異周波数間測定情報と、異システム間測定情報とから構成される。
更に、上記同周波数内測定情報は、待ち受けセルから同周波数の隣接セルへ再選択した実績があるかを示す同周波数内セル再選択実績(情報)と、同周波数の待ち受け候補セル情報の数を示す待ち受け候補セル情報数と、同周波数の待ち受け候補セル情報数分の待ち受け候補セル情報とで構成される。
上記異周波数間測定情報も同様に、待ち受けセルから異周波数の隣接セルへ再選択した実績があるかを示す異周波数間セル再選択実績(情報)と、異周波数の待ち受け候補セル情報の数を示す待ち受け候補セル情報数と、異周波数の待ち受け候補セル情報数分の待ち受け候補セル情報とから構成される。
上記異システム間測定情報は、待ち受けセルから異システムの隣接セルへ再選択した実績があるかを示す異システム間セル再選択実績(情報)から構成される。
上記同周波数内測定情報と異周波数間測定情報とに含まれる待ち受け候補セル情報は、報知情報で通知されるセルを識別するセルIDと、待ち受けセルの周波数と、待ち受けセルのCPICHのスクランブリングコードとから構成される。
続いて、本実施形態に係る移動通信端末の動作について図面を参照して説明する。図3は、移動通信端末の動作モードを移動時節電モードとした状態において、所定時間間隔毎に、移動通信端末が実施する処理の流れを表したフローチャートである。図4〜図7は、図3のセルサーチ処理(ステップS13)の詳細内容を表したフローチャートである。
図3を参照すると、まず、移動通信端末1を移動時節電モードとすると、移動経路情報処理部16がGPSシステム等から、少なくとも前後2点の位置情報よりなる自機の移動情報を取得して移動経路を認識し、移動経路情報記憶部15の記憶内容から該当する移動経路情報を検索し読み出し、セルサーチ制御部14に提供する(ステップS11)。
前記移動経路情報を提供した後も、移動経路情報処理部16は、GPSシステム等から取得した位置情報に基づいて、移動経路の変更有無を監視し、移動経路の変更が発生しているか否かを判定する(ステップS12)。ここで、移動経路情報処理部16が移動経路の変更が発生していると判定した場合、あるいは、対応する移動経路情報が存在しない場合は、移動時節電モードは解除され、通常通りの周辺セルサーチが行われる。
なお、ステップS12において、移動経路情報処理部16が移動経路の変更が発生していると判定した場合、あるいは、対応する移動経路情報が存在しない場合、直ちに移動時節電モードを解除するのではなく、通常通りの周辺セルサーチを行い、移動経路IDを生成するとともに、日付や連番やユーザ入力内容等を組み合わせて移動経路名を決定し、移動経路情報として、移動経路ID、移動経路名、待ち受けセル情報を記憶することとしてもよい。
一方、ステップS12において、移動経路情報処理部16が移動経路の変更が発生していないと判定した場合には、セルサーチ処理が開始され、セルサーチ制御部14は、移動経路情報に基づいてセルサーチ処理部13に対してセルサーチ処理を実施するように指示し、セルサーチ処理部13は、セルサーチ制御部14からの指示に従いセルサーチ処理を実施する(ステップS13)。このセルサーチ処理の詳細については、後に図4〜7を用いて説明する。
続いて、セルサーチ制御部14は、セルサーチ処理部13の測定結果に基づき、セル再選択が発生しているか否か、即ち、所定のセル再選択条件が満たされているか否かを判定する(ステップS14)。ここで、セル再選択が発生していないと判定された場合には、ステップS12に戻り、移動経路の変更の発生有無の監視と、セルサーチ処理と、必要に応じてセル再選択処理が繰り返される。
一方、ステップS14において、セル再選択が発生していると判定された場合には、セルサーチ制御部14は、その結果に従って、待ち受けセルの変更を実施する(ステップS15)。続いて、セルサーチ制御部14により移動経路情報処理部16に対する待ち受けセル情報や各種測定情報の提供が行われ、移動経路情報処理部16が、移動経路情報記憶部15の移動経路情報を更新する(ステップS16)。
より具体的には。移動経路情報処理部16は、上記した待ち受けセル情報として、報知情報で通知されるセルIDと、待ち受けセルの周波数と、待ち受けセルのCPICHのスクランブリングコードを記憶する。
またステップS15において同周波数の隣接セルへセル再選択が実施された場合、移動経路情報処理部16は、同周波数内測定情報の同周波数内セル再選択実績を「セル再選択実績あり」に更新し、再選択した同周波数の隣接セルを待ち受け候補セルとして記憶する。
同様にステップS15において異周波数の隣接セルへセル再選択が実施された場合、移動経路情報処理部16は、異周波数間測定情報の異周波数間セル再選択実績を「セル再選択実績あり」に更新し、再選択した異周波数の隣接セルを待ち受け候補セルとして記憶する。
なお、上記各待ち受け候補セル(情報)の数Na(待ち受け候補セル情報数)が、同周波数内測定情報、異周波数内測定情報に書き込み可能な最大数を超える場合には、最古の再選択セルは破棄し、最新の再選択セルを最大数分だけ記憶することにより、移動経路情報の鮮度を保つことができる。
またステップS15において異システムの隣接セルへセル再選択が実施された場合、移動経路情報処理部16は、異システム間測定情報の異システム間セル再選択実績を、「セル再選択実績あり」に更新する。
以上により、セルの再選択とこれに伴う移動経路情報の更新が完了すると、ステップS12に戻り、移動経路の変更の発生有無の監視と、セルサーチ処理と、必要に応じてセル再選択処理が繰り返される。
続いて、図4を参照して、セルサーチ処理(図3のステップS13)について詳細に説明する。図4を参照すると、セルサーチ制御部14は、始めに、同周波数内測定の必要性と測定対象セルとを決定し(ステップS21)、次いで、異周波数間測定の必要性と測定対象セルとを決定し(ステップS22)、異システム間測定の必要性を決定する(ステップS23)。上記各ステップS21、S22、S23の各種測定の必要性と測定対象セルの決定方法については後述する。
上記ステップS21、S22、S23が終えると、セルサーチ制御部14は、上記ステップS21、S22、S23で得られた各種測定の必要性と測定対象セルの決定に従いセルサーチ処理部13に対して必要なセルサーチ処理を実施するように指示し、セルサーチ処理部13は、セルサーチ制御部14からの指示に従いセルサーチ処理を実施する(ステップS24)。
続いて、図5、図6、図7を参照して、図4のステップS21〜S23の各種測定の必要性と測定対象セルの決定方法について詳細に説明する。ここで、その際の判定に使用される待ち受けセルの品質値S[dB]について説明する。
なお、上記セルの品質値S[dB]は、例えば、S=Qqualmeas−Qqualminで定義される。Qqualmeas[dB]は、セルの測定品質(CPICH Ec/No)であり、Qqualmin[dB]は、セル選択するための最小の要求品質である。上記品質値Sとしては、SIR(Signal to Interference Ratio)等、セル選択・再選択処理において従来より使用されている指標を用いることも可能である。
図5は、図4のステップS21において、セルサーチ制御部14で実施される同周波数内測定の必要性と測定対象セルの決定フローを表したフローチャートである。図5を参照すると、セルサーチ制御部14は、待ち受けセルの品質値Sと、3つのしきい値S_Intrasearch_1、S_Intrasearch_2、S_Intrasearch_3(但し、S_Intrasearch_1>S_Intrasearch_2>S_Intrasearch_3とする。)と比較する(ステップS31)。
ここで、待ち受けセルの品質値SがS_Intrasearch_1を超える場合(S>S_Intrasearch_1)は、待ち受けセルの品質が十分に良いと考えられるため、セルサーチ制御部14は、同周波数内測定を不要と判定する(ステップS32)。
また、上記S_Intrasearch_1は、後述するS_Intersearch_1やS_SearchRAT_1に対して、S_Intrasearch_1>S_Intersearch_1>S_SearchRAT_1を満たすよう設定される。これにより、後述する異周波数間測定の抑止条件(S>S_Intersearch_1)、異システム間測定の抑止条件(S>S_SearchRAT_1)も同時に満たされることになり、いかなる周波数・システムについても周辺セルサーチが抑止される。
一方、待ち受けセルの品質値SがS_Intrasearch_2を超えるが、S_Intrasearch_1以下である場合(S<=S_Intrasearch_1 AND S>S_Intrasearch_2)、セルサーチ制御部14は、待ち受けセルの品質が十分に良くはないが、隣接セル情報すべてを対象とする同周波数内測定は不要とし、再選択実績のある隣接セルのみを対象とする条件付きの測定を行うべきと判定する(ステップS33)。
より具体的には、セルサーチ制御部14は、移動経路情報の同周波数内測定情報を参照し、待ち受けセルから同周波数の隣接セルへ再選択した実績がある場合にのみ、同周波数の待ち受け候補セルを同周波数内測定の対象と決定する。但し、同周波数の待ち受け候補セルが、同周波数の隣接セル情報に存在しない場合は、同周波数内測定は不要とする。
また、待ち受けセルの品質値SがS_Intrasearch_3を超えるが、S_Intrasearch_2以下である場合(S<=S_Intrasearch_2 AND S>S_Intrasearch_3)は、待ち受けセルの品質が悪いため、セルサーチ制御部14は、同周波数内測定が必要と判定する(ステップS34)。
ここでも、移動経路情報の同周波数内測定情報を利用することができ、待ち受けセルから同周波数の隣接セルへ再選択した実績がある場合は、セルサーチ制御部14は、同周波数の待ち受け候補セルを同周波数内測定の対象と決定する。また、待ち受けセルから同周波数の隣接セルへ再選択した実績がない場合、セルサーチ制御部14は、同周波数のすべての隣接セルを対象とした同周波数内測定が必要と決定する。ただし、待ち受けセルから同周波数の隣接セルへ再選択した実績がある場合であっても、同周波数の待ち受け候補セルが同周波数の隣接セル情報に存在しない場合は、同周波数のすべての隣接セルを対象とした同周波数内測定が必要と決定する。
また、待ち受けセルの品質値SがS_Intrasearch_3以下である場合(S<=S_Intrasearch_3)は、待ち受けセルの品質が劣悪であると考えられるため、セルサーチ制御部14は、待ち受けセルから同周波数の隣接セルへ再選択した実績があるかどうか又は同周波数の待ち受け候補セルの有無に拘わらず、同周波数のすべての隣接セルを対象とした同周波数内測定が必要と判定する(ステップS35)。
図6は、図4のステップS22において、セルサーチ制御部14で実施される異周波数間測定の必要性と測定対象セルの決定フローを表したフローチャートである。図6を参照すると、始めにセルサーチ制御部14は、異周波数間の隣接セル情報の有無を確認する(ステップS41)。
ここで、異周波数間の隣接セル情報が無い場合は、セルサーチ制御部14は、異周波数間測定を不要と判定する(ステップS42)。
続いて、セルサーチ制御部14は、隣接待ち受けセルの品質値Sと、3つのしきい値S_Intersearch_1、S_Intersearch_2、S_Intersearch_3(但し、S_Intersearch_1>S_Intersearch_2>S_Intersearch_3とする。)と比較する(ステップS43)。
ここで、待ち受けセルの品質値SがS_Intersearch_1を超える場合(S>S_Intersearch_1)は、待ち受けセルの品質が十分に良いと考えられるため、セルサーチ制御部14は、異周波数間測定は不要と判定する(ステップS44)。
一方、待ち受けセルの品質値SがS_Intersearch_2を超えるが、S_Intersearch_1以下である場合(S<=S_Intersearch_1 AND S>S_Intersearch_2)、セルサーチ制御部14は、待ち受けセルの品質が十分に良くはないが、隣接セル情報すべてを対象とする異周波数間測定は不要とし、再選択実績のある隣接セルのみを対象とする条件付きの測定を行うべきと判定する(ステップS45)。
より具体的には、セルサーチ制御部14は、移動経路情報の異周波数間測定情報を参照し、待ち受けセルから異周波数の隣接セルへ再選択した実績がある場合にのみ、異周波数の待ち受け候補セルを異周波数間測定の対象と決定する。但し、異周波数の待ち受け候補セルが異周波数の隣接セル情報に存在しない場合は、異周波数間測定は不要とする。
また、待ち受けセルの品質値SがS_Intersearch_3を超えるが、S_Intersearch_2以下である場合(S<=S_Intrasearch_2 AND S>S_Intrasearch_3)は、待ち受けセルの品質が悪いため、セルサーチ制御部14は、異周波数間測定も行うべきと判定する(ステップS46)。
ここでも、移動経路情報の異周波数間測定情報を利用することができ、待ち受けセルから異周波数の隣接セルへ再選択した実績がある場合は、セルサーチ制御部14は、異周波数の待ち受け候補セルを異周波数間測定の対象と決定する。また、待ち受けセルから異周波数の隣接セルへ再選択した実績がない場合、セルサーチ制御部14は、異周波数のすべての隣接セルを対象とした異周波数間測定が必要と決定する。ただし、待ち受けセルから異周波数の隣接セルへ再選択した実績がある場合であっても、異周波数の待ち受け候補セルが異周波数の隣接セル情報に存在しない場合は、異周波数のすべての隣接セルを対象とした異周波数間測定が必要と決定する。
また、待ち受けセルの品質値SがS_Intersearch_3以下である場合(S<=S_Intersearch_3)は、待ち受けセルの品質が劣悪であると考えられるため、セルサーチ制御部14は、待ち受けセルから異周波数の隣接セルへ再選択した実績があるかどうか又は異周波数の待ち受け候補セルの有無に拘わらず、異周波数のすべての隣接セルを対象とした異周波数間測定が必要と判定する(ステップS47)。
図7は、図4のステップS23において、セルサーチ制御部14で実施される異システム間測定の必要性と測定対象セルの決定フローを表したフローチャートである。図7を参照すると、始めにセルサーチ制御部14は、異システム間の隣接セル情報の有無を確認する(ステップS51)。
ここで、異システム間の隣接セル情報が無い場合は、セルサーチ制御部14は、異システム間測定を不要と判定する(ステップS52)。
続いて、セルサーチ制御部14は、隣接待ち受けセルの品質値Sと、3つのしきい値S_SearchRAT_1、S_SearchRAT_2(但し、S_SearchRAT_1>S_SearchRAT_2とする。)と比較する(ステップS53)。
ここで、待ち受けセルの品質値SがS_SearchRAT_1を超える場合(S>S_SearchRAT_1)は、待ち受けセルの品質が十分に良いと考えられるため、セルサーチ制御部14は、異システム間測定を不要と判定する(ステップS54)。
一方、待ち受けセルの品質値SがS_SearchRAT_2を超えるが、S_SearchRAT_1以下である場合(S<=S_SearchRAT_1 AND S>S_SearchRAT_2)、セルサーチ制御部14は、待ち受けセルの品質が十分に良くはないため、条件付きで異システム間測定を行うべきと判定する(ステップS55)。
より具体的には、セルサーチ制御部14は、移動経路情報の異システム間測定情報を参照し、待ち受けセルから異システムの隣接セルへ再選択した実績がある場合にのみ、異システム間測定が必要と決定する。反対に、待ち受けセルから異システムの隣接セルへ再選択した実績が無い場合は、セルサーチ制御部14は、異システム間測定は不要であると判定する。
また、待ち受けセルの品質値SがS_SearchRAT_2以下である場合(S<=S_SearchRAT_2)は、待ち受けセルの品質が劣悪であると考えられるため、セルサーチ制御部14は、待ち受けセルから異システムの隣接セルへ再選択した実績があるかどうかに拘わらず、異システム間測定が必要と判定する(ステップS56)。
図8、図10、図12は、複数のセル環境を表した概念モデル図である。図8、図10、図12は、説明のため簡略化して表現した概念図であり、実際のセル環境とは異なる部分もあるが、以下、これらの図を参照して本実施形態の動作と効果を説明する。
図8を参照すると、1つのセクタ(中心角120度の扇形状)が、1つの周波数とスクランブリングコードにより識別されるセルC01〜C39が表されている。
ここで、移動通信端末1が、セルC01からセルC33に向かって図中太矢印で示した経路を移動する場合を考える。移動経路が同じ場合、待ち受けセルは、「C01→C13→C11→C22→C21→C33」と変わっていくケースが普通である。また、セルの品質状況によっては、C13、C22の代わりにC15、C23が選択され、例えば、「C01→C15→C11→C23→C21→C33」と変わっていく程度のことが考えられる。
図9は、図8において、セルC01からC33へ移動した際に、過去の移動経路が「C01→C13→C11→C22→C21→C33」及び「C01→C15→C11→C23→C21→C33」であった場合において、待ち受けセルと、隣接セルと、待ち受け候補セルとの関係を示している。従来の方式では、図9に示された多くの隣接セルが測定対象となり検出される可能性があるが、その多くが選択されずに無駄となり得る。
しかしながら、上記した実施形態の判定方式によれば、待ち受けセルの品質値SがS_Intrasearch_1(第1のしきい値)とS_Intrasearch_3(第2のしきい値)との間にあり、待ち受け候補セルを再選択可能である場合には、待ち受け候補セル以外のセルの測定が不要となるという顕著な効果を奏する。
図10は、2つの周波数F1、F2が存在し、F1周波数のみが存在するエリアと、F1・F2周波数双方が存在するエリアと、F2周波数のみが存在するエリアとがある複数のセル環境を表した概念モデル図である。図10に示すように、周波数のエリアが混在するエリアで、移動通信端末1が、セルC01からセルC33に向かって図中太矢印で示した経路を移動する場合を考える。
図11は、図10において、セルC01からC33へ移動した際に、過去の移動経路が「C01→C13→C11→C22→C21→C33」及び「C01→C15→C11→C23→C21→C33」であった場合において、待ち受けセルと、隣接セルと、待ち受け候補セルとの関係を示している。従来の方式では、図11に示された異周波数を含む多くの隣接セルが測定対象となり検出される可能性があるが、その多くが選択されずに無駄となり得る。
しかしながら、上記した実施形態の判定方式によれば、該待ち受けセルの品質値SがS_Intersearch_1(第1のしきい値)を超えている場合、又は、品質値SがS_Intersearch_1(第1のしきい値)とS_Intersearch_2(第3のしきい値)との間[第1、第2のしきい値間の上側区間]にあり、同周波数の隣接セルのみに再選択実績があるような場合には、異周波数のセルの測定が不要となるという顕著な効果を奏する。
また、上記した実施形態の判定方式によれば、品質値SがS_Intersearch_2(第3のしきい値)とS_Intersearch_3(第2のしきい値)との間[第1、第2のしきい値間の下側区間]にある場合であっても、異周波数の待ち受け候補セルを再選択可能である場合には、該異周波数において、待ち受け候補セル以外のセルの測定が不要となるという顕著な効果を奏する。
図12は、2つの異なる移動体通信システムが共存するエリアと、いずれか一方の移動体通信システムのみが存在するエリアとがあるセル環境を表した概念モデル図である。図12に示すように、2つの異なる移動体通信システムが混在するエリアで、移動通信端末1が、セルC01からセルC33に向かって図中太矢印で示した経路を移動する場合を考える。
従来の方式では、図12に示された2つの移動体通信システムに属する多くの隣接セルが測定対象となり検出される可能性があるが、その多くが選択されずに無駄となり得る。
しかしながら、上記した実施形態の判定方式によれば、該待ち受けセルの品質値SがS_SearchRAT_1(第1のしきい値)を超えている場合、又は、品質値SがS_SearchRAT_1(第1のしきい値)とS_SearchRAT_2(第2のしきい値)との間にあり、システム内の同周波数又は異周波数の隣接セルに再選択実績があるような場合には、異システムのセルの測定が不要となるという顕著な効果を奏する。
以上、本実施形態では、移動経路情報として、同周波数内測定情報を記憶しておき、待ち受けセルの品質値が、同周波数用の3つのしきい値で区切った4段階のいずれの段階に属するかによって、各段階毎に同周波数内測定の必要性と測定対象セルを決定しているため、同周波数の再選択すべきセルを優先的に検出し再選択して、再選択されない同周波数セルの測定を抑制し、消費電力を低減することが可能となっている。
また、移動経路情報として、異周波数間測定情報を記憶しておき、待ち受けセルの品質値が、同周波数用の3つのしきい値とは別に、異周波数用の3つのしきい値で区切った4段階のいずれの段階に属するかによって、異周波数間測定の必要性と測定対象を決定している。従って、同周波数の再選択すべきセルを優先的に検出し再選択して、異周波数セルの測定を抑制するとともに、異周波数間測定が必要となる場合には、異周波数の再選択すべきセルを優先的に検出し再選択して、再選択されない異周波数セルの測定を抑制し、消費電力を低減することが可能となっている。
また更に、移動経路情報として、異システム間測定情報を記憶しており、待ち受けセルの品質値が、同周波数・異周波数用の3つのしきい値とは別に、異システム用の2つのしきい値で区切った3段階いずれの段階に属するかによって、異システム間測定の必要性と測定対象を決定している。従って、システム内の同周波数または異周波数の再選択すべきセルを優先的に検出し再選択して、異システムのセルの測定を抑制し、消費電力を低減することが可能となっている。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、既知の移動経路の移動中は、予め用意しておいた移動経路情報に従って、その現在位置に対応するセルを対象として周辺セルサーチを実行するという本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種の変形・置換をなしうることが可能であることはいうまでもない。
上記した実施形態では、その原理のみを説明したが、移動経路情報処理部16が行う移動経路情報の取得や移動経路の認識(マッチング)を、カーナビゲーションシステムとの連係により行うこととしても良い。例えば、カーナビゲーションシステムから走行中の道路情報等を取得することにより、移動経路の認識を簡略化・精緻化することが可能となる。
本発明の更なる応用例としては、電車・バス等の移動経路が変化しない交通機関に乗車時に、赤外線通信・ブルートゥース、フェリカ等との無線通信により、移動経路情報の少なくとも一部を取得するよう構成することができる。この場合も移動経路の認識を簡略化・精緻化することが可能となる。
また、高速移動中にはセル再選択処理の頻度が増加し、消費電力の増大が懸念されるが、移動経路が限定される高速道路や電車・バス等乗車等においては、その経路情報等を活用し待ち受け候補セルを予め登録しておくことや、経路からのコースアウト判定に幅を持たせることにより、セルサーチ処理をより効率的に行うことが可能となる。
また、上記した実施形態では、待ち受け中の周辺セルサーチ処理に本発明を適用した例を挙げて説明したが、個別チャネル通信中の異周波数間測定や異システム間測定処理や、個別チャネル通信中のハンドオーバ処理時にも同様に適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る移動通信端末の構成を表した図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信端末で用いる移動経路情報の構成例を表した図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信端末が実施する処理の流れを表したフローチャートである。 図3のセルサーチ処理の詳細を表したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る移動通信端末のセルサーチ制御部における同周波数内測定の必要性と測定対象セルの決定方法を表したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る移動通信端末のセルサーチ制御部における異周波数間測定の必要性と測定対象セルの決定方法を表したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る移動通信端末のセルサーチ制御部における異システム間測定の必要性の決定方法を表したフローチャートである。 本実施形態の動作と効果を説明するため、セルレイアウトと移動経路を簡略化して表した概念図である。 図8の矢印に従って移動した際の待ち受けセルと、隣接セルと、待ち受け候補セルとの関係を示している。 本実施形態の動作と効果を説明するため、セルレイアウトと移動経路を簡略化して表した概念図である。 図10の矢印に従って移動した際の待ち受けセルと、隣接セルと、待ち受け候補セルとの関係を示している。 本実施形態の動作と効果を説明するため、セルレイアウトと移動経路を簡略化して表した概念図である。
符号の説明
1 移動通信端末
3 基地局制御装置
11 アンテナ
12 無線受信部
13 セルサーチ処理部
14 セルサーチ制御部
15 移動経路情報記憶部
16 移動経路情報処理部
21、22、2N 基地局
C01〜C39 セル

Claims (13)

  1. 移動経路と該移動経路を移動中に再選択した待ち受けセルとを関連付けて記録する移動経路情報を更新する手段と、
    前記移動経路情報に記録された既知の移動経路を移動中か否かを判定する手段と、を備え、
    前記既知の移動経路の移動中は、前記移動経路情報の現在位置に対応する待ち受け候補セルを対象としたセルサーチを実行すること、
    を特徴とする移動通信端末。
  2. 前記移動経路情報の前記各待ち受けセルと関連付けられた、前記各待ち受けセルから同周波数の隣接セルへ再選択した実績の有無を示す同周波数内セル再選択実績情報を、セル再選択の際に更新し、
    前記既知の移動経路の移動中は、前記同周波数内セル再選択実績情報を参照して、同周波数内セルを対象とするセルサーチの要否を判断すること、
    を特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
  3. 前記同周波数内セル再選択実績情報とともに、再選択したセルの履歴を記録し、
    前記再選択したセルの履歴に含まれるセルをセルサーチ対象とすること、
    を特徴とする請求項2に記載の移動通信端末。
  4. 前記移動経路情報の前記各待ち受けセルと関連付けられた、前記各待ち受けセルから異周波数の隣接セルへ再選択した実績の有無を示す異周波数間セル再選択実績情報を、セル再選択の際に更新し、
    前記既知の移動経路の移動中は、前記異周波数内セル再選択実績情報を参照して、異周波数内セルを対象とするセルサーチの要否を判断すること、
    を特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
  5. 前記異周波数内セル再選択実績情報とともに、再選択したセルの履歴を記録し、
    前記再選択したセルの履歴に含まれるセルをセルサーチ対象とすること、
    を特徴とする請求項4に記載の移動通信端末。
  6. 前記移動経路情報の前記各待ち受けセルと関連付けられた、前記各待ち受けセルから異システムの隣接セルへ再選択した実績の有無を示す異システム間セル再選択実績情報を、セル再選択の際に更新し、
    前記既知の移動経路の移動中は、前記異システム間セル再選択実績情報を参照して、異周波数内セルを対象とするセルサーチの要否を判断すること、
    を特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
  7. 待ち受け候補セルの通信品質値を算出する手段を備え、
    前記待ち受けセルの通信品質値が上側の第1しきい値を超える場合には、セルサーチを抑止し、
    前記待ち受けセルの通信品質値が下側の第2しきい値以下の場合には、セルサーチを実行し、
    前記待ち受けセルの通信品質値が、前記第1、第2しきい値の間にある場合には、前記同周波数内セル再選択実績情報、前記異周波数間セル再選択実績情報、前記異システム間セル再選択実績情報の順で、再選択実績のあるセルを優先的に対象としてセルサーチを実行すること、
    を特徴とする請求項2乃至6いずれか一に記載の移動通信端末。
  8. 前記待ち受けセルの通信品質値が、第3のしきい値で区分される前記第1、第2しきい値の間の上側区間にある場合には、前記再選択したセルの履歴に含まれるセルを対象としたセルサーチを実行すること、
    を特徴とする請求項7に記載の移動通信端末。
  9. GPSシステムと接続可能であり、前記GPSシステムから取得した位置情報を用いて、前記移動経路情報を更新するとともに、前記GPSシステムから取得した位置情報により前記既知の移動経路を移動中か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項1乃至8いずれか一に記載の移動通信端末。
  10. カーナビゲーションシステムと接続可能であり、前記カーナビゲーションシステムから取得した位置情報を用いて、前記移動経路情報を更新するとともに、前記カーナビゲーションシステムから取得した位置情報により前記既知の移動経路を移動中か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項1乃至8いずれか一に記載の移動通信端末。
  11. 近距離無線通信手段を備え、前記近距離無線通信手段より入力される位置情報を用いて、前記移動経路情報を更新するとともに、前記近距離無線通信手段より入力される位置情報により前記既知の移動経路を移動中か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項1乃至8いずれか一に記載の移動通信端末。
  12. 移動通信端末において実施するセルサーチ方法であって、
    前記移動通信端末が、移動経路と該移動経路を移動中に選択した待ち受けセルとを関連付けて記録し、既知の移動経路の移動経路情報として記憶するステップと、
    前記移動通信端末が、前記既知の移動経路を移動中か否かを判定するステップと、を含み、
    前記移動通信端末は、前記既知の移動経路を移動中と判定した場合に、前記移動経路情報の現在位置に対応する待ち受け候補セルを対象としたセルサーチを実行すること、
    を特徴とするセルサーチ方法。
  13. 移動通信端末に実行させるプログラムであって、
    移動経路と該移動経路を移動中に選択した待ち受けセルとを関連付けて記録し、既知の移動経路の移動経路情報として記憶する処理と、
    前記既知の移動経路を移動中か否かを判定する処理と、
    前記既知の移動経路を移動中と判定した場合に、前記移動経路情報の現在位置に対応する待ち受け候補セルを対象としたセルサーチを実行する処理とを、
    前記移動通信端末に実行させるプログラム。
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