JP2007227405A - 導光板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板の板厚を薄くしても、光拡散パターンとその他の粗面部との比率の調整が容易にでき、均一な面照明を可能にする面光源装置用の導光板の製造方法を提供する。
【解決手段】導光板2の少なくとも裏面12側に形成される凹凸状の光拡散パターンとして機能する粗面パターン14は、導光板2の基準面(裏面12)から内部に凹むマイナス突起14bを少なくし、導光板2の基準面から突出する微小突起14aで多く構成されるように形成される。その結果、本発明の製造方法によって形成される導光板2は、その板厚を薄くしたとしても、入射面4側から先端側21へ向かって伝播する光の進行が粗面パターン14のマイナス突起14bで邪魔されることが少なく、粗面パターン14と粗面部15の形成比率を調整することが容易になる。
【選択図】図2

Description

この発明は、ノート型パソコン,液晶モニタ,携帯型電話機,携帯型電子端末装置,電子手帳,カーナビゲーション装置,デジタルカメラ,VTR装置等において、液晶表示パネル(被照明部材)を面状に照明するバックライト等として使用される面光源装置の導光板の製造方法に関するものである。
例えば、ノート型パソコンや携帯型電子端末装置等に使用される面光源装置は、導光板の側面(入射面)側に光源としての蛍光ランプを配置し、この蛍光ランプからの光を導光板を介して面状に出射し、その出射光で被照明部材としての液晶表示パネルを照射するようになっている。そして、このような面光源装置は、液晶表示パネルと共に画像表示装置を構成するようになっており、照明光の均一化を図るための様々な工夫が施され、液晶表示パネルの画像表示品質を向上するようになっている。
(第1従来例)
図7〜図8は、このような面光源装置30の一例を示すものである。これらの図に示す面光源装置30は、導光板31の出射面32に対向する面(裏面)33に、蛍光ランプ34からの距離等に応じて形成密度を変化させた複数の粗面要素部35cからなる光拡散パターン35が形成され、この光拡散パターン35により導光板31の内部を伝播する光を拡散反射し、出射面32から出射される照明光の均一化を図るようにしたものである。(特許文献1乃至3参照)。
しかし、このような面光源装置30は、導光板31の裏面33側に配置した反射シート36が導光板31の裏面(光拡散パターン35を形成していない平滑面部)33に部分的に貼り付いてしまう場合がある。このような場合には、導光板31と反射シート36との密着部に空気の層が存在しないため、導光板31の裏面33側において所望の拡散反射機能を得ることができず、反射シート36が導光板31の出射面32側から透けて見えてしまうという不具合を生じる。
また、このような面光源装置30は、反射シート36が何等かの原因で導光板31の裏面33の平滑部に擦り付けられると、導光板31の平滑部が反射シート36の表面で傷付けられ、その傷付けられた部分が以上発光し、照明品位を低下させる場合がある。
また、このような面光源装置30において、導光板31の出射面32側に光拡散パターン35を形成し、この導光板31の出射面32に対向するように光制御シートとしてのプリズムシート37を配置する場合もある。そして、このような態様の面光源装置30は、出射面32の光拡散パターン35を形成した部分以外の部分が鏡面であると、プリズムシート37がその鏡面部に部分的に密着して、プリズムシート37を介して出射される光に縞模様が生じることがあり、照明品位を低下させる場合がある。
(第2従来例)
そこで、本出願人は、導光板31の裏面33側や出射面32側に光拡散パターン35を形成する場合に、光拡散パターン35を形成しない部分をも粗面化し、反射シート36やプリズムシート37が導光板31の裏面33や出射面32に密着しないようにした技術を開発し、既に出願している(特許文献4乃至5参照)。この第2従来例に係る面光源装置30によれば、光拡散機能が効果的に発揮され、高品位の照明光を得られることが確認されている。
特開平10−104432号公報 特許第2967926号公報 実用新案登録第2580451号公報 特開平11−352312号公報 特開2001−83507号公報
しかしながら、近年、面光源装置30のさらなる薄型化・軽量化が図られると共に、表示画面(有効照明面積)の大型化が図られるようになっており、第2従来例に係る面光源装置30のさらなる改良が求められていた。
すなわち、第2従来例の面光源装置30を構成する導光板31は、図9及至図11に示すように、凹凸状(突起35aとマイナス突起35bとからなる凹凸状)の光拡散パターン35がその他の粗面部38よりも大きな粗さになるように形成され、その光拡散パターン35の凹んだ部分(マイナス突起35b)が導光板31の内部に大きく入り込むように形成される場合がある。しかも、そのような光拡散パターン35の導光板31内部に大きく凹んだマイナス突起35bが導光板31の入射面40側に形成される場合がある。
このような場合に、導光板31は、薄くすればするほど、光拡散パターン35のマイナス突起35bで光が拡散される割合が増し、入射面40寄りの出射面32から出射する光の量が増加して、導光板31の先端側(入射面40に対向する側面側)41にまで到達する光の量の割合が減少する。その結果、第2従来例の面光源装置30は、導光板31の板厚を薄くすればするほど、均一な照明光を出射するための光拡散パターン35とその他の粗面部38との比率の調整が難しくなっていた。
そこで、本発明は、導光板の板厚を薄くしても、光拡散パターンとその他の粗面部との比率の調整が容易にでき、均一な面照明を可能にする面光源装置用の導光板の製造方法を提供する。
請求項1の発明は、少なくとも一方の側面から内部に入射した光源からの光が、内部を伝播した後に出射面から出射するようになっている導光板であって、射出成形金型のキャビティ内に溶融樹脂を注入することにより成形される導光板の製造方法に関するものである。この発明において、前記射出成形金型のキャビテイは、(1)前記導光板の前記出射面及びその反対側の面に対応する前記キャビテイの内面の少なくとも前記反対側の面に対応する内面に、光拡散パターンを形成するための凹凸状の転写用粗面パターンが形成された後、(2)前記転写用粗面パターンの少なくとも一部分の突起部が削り取られると共に、前記転写用粗面パターン以外の大部分が前記転写用粗面パターンよりも小さい凹み量の転写用粗面部とされている。そして、前記射出成形金型のキャビティ内に溶融樹脂を注入することにより、前記キャビテイの内面に形成された前記転写用粗面パターン及び前記転写用粗面部を、前記導光板の前記反対側の面に転写するようになっている。
本発明によれば、導光板の反対側の面に形成される凹凸状の光拡散パターンのうちの凹み部分(マイナス突起)は、キャビティ内面の転写用粗面パターンの突起部が転写されたものであるが、その突起部の少なくとも一部分が削り取られている。そのため、導光板の反対側の面に形成される光拡散パターンにおいて、凹み部分が突起部分よりも少なくなる。その結果、本発明の製造方法によって形成される導光板は、導光板の入射面側から導光板の先端側へ向かって伝播する光の進行が光拡散パターンのマイナス突起で邪魔されることが少なくなり、板厚を薄くしたとしても、光拡散パターンと粗面部の形成比率を調整することが容易になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
図1〜図3は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置1を示すものである。このうち、図1は、画像表示装置1の分解斜視図である。又、図2は図1のA−A線に沿って切断して示す断面図であり、図3は導光板2の裏面側から見た図(反射シート3を取り除いて示す図2のB方向矢視図)である。
(画像表示装置の概略構成)
これらの図において、画像表示装置1は、導光板2の入射面(側面)4に対向するように光源としての棒状の蛍光ランプ5が配置されている。そして、導光板2の出射面(図1における上面)6に対向するように、光制御部材としての拡散シート7が重ねて配置され、この拡散シート7の上方(図1の上方)に光制御部材としての第1のプリズムシート8と第2のプリズムシート10が順に重ねて配置され、更に第2のプリズムシート10の図1中上面側に被照明部材としての液晶表示パネル11が重ねて配置されるようになっている。又、導光板2の裏面(図1における下面であって、出射面6と反対側の面)12に対向するように、光反射性に優れた反射シート3が配置されている。尚、上記蛍光ランプ5,導光板2,拡散シート7,第1のプリズムシート8,第2のプリズムシート10及び反射シート3が、液晶表示パネル11を面状に照明する面光源装置13を構成する。
(導光板)
導光板2は、PMMA(ポリメタクリル酸メチル),PC(ポリカーボネート),シクロオレフィン系樹脂材料等の光透過性に優れた材料を使用して形成されており、入射面4側から遠ざかるに従って板厚が薄くなるような断面略楔形形状で(図2参照)、且つ平面形状が略矩形形状になるように形成されている。(図3参照)。そして、この導光板2の裏面12には、光拡散パターンとしての粗面パターン14が形成されると共に、この粗面パターン14以外の裏面12が粗面化されている。
この導光板2の裏面12に形成された光拡散パターンとしての粗面パターン14は、複数の粗面要素部14cからなっており、入射面4から遠ざかるにしたがって粗面要素部14cの面積が増大し、入射面4から離れるにしたがって光拡散効率を高めるようになっている。そして、この粗面パターン14が形成されていない裏面12の表面全体には、粗面パターン14よりも小さな粗さの粗面部15が形成されている。ここで、これら粗面パターン14及び粗面部15は、導光板2の裏面(粗面パターン14等を形成しない場合の平面であって、粗面パターン14や粗面部15の微小突起14a、15aを形成する際の基準面)12から突出するように形成された多数の微小突起14a,15aで構成され、粗面パターン14の微小突起14aの突出高さが粗面部15の微小突起15aの突出高さよりも高くなるように形成されている。そして、粗面パターン14は、粗面部15よりも光拡散機能を効果的に発揮するようになっている。
このような、導光板2は、射出成形により高精度に加工されるものであり、射出成形金型のキャビティ内の形状が転写されることにより、その外表面に粗面パターン14や粗面部15が形成されるようになっている。
まず、図4に示すように、射出成形金型16のキャビティ17の内面18には、放電加工,ブラスト処理(鉄製のショット等をキャビティ表面に吹き付ける処理)等や本出願時に公知の粗面化処理により、図5に示すような転写用粗面パターン20が形成される。この図5に示す転写用粗面パターン20は、キャビティ17の内面(平面)18から突出する突起部20aとキャビティ17の内面18から凹む凹み部20bとが形成されている。そして、このキャビティ17を使用して導光板2を射出成形することにより、キャビティ17の内面18から突出する部分(突起部20a)が導光板2の裏面12の凹み部分となり、キャビティ17の内面18から凹む部分(凹み部20b)が導光板2の裏面12の突起部分となる。ここで、導光板2の裏面12に形成される粗面パターン14のうちの入射面4側の粗面パターン14にマイナス突起(凹み部分)14bがあると、このマイナス突起14bで光が拡散される割合が増し、入射面4寄りの出射面6から出射する光の量が増加して、導光板2の先端側(入射面4に対向する側面側)21にまで到達する光の量の割合が減少する(図11参照)。その結果、導光板2の板厚を薄くすればするほど、均一な照明光を出射するための粗面パターン14とその他の粗面部15との比率の調整が難しくなる。そこで、本実施の形態は、図6に示すように、キャビティ17に転写用粗面パターン20を形成した後、この転写用粗面パターン20を形成したキャビティ17の内面18の全体にブラスト処理を施して、転写用粗面パターン20の突起部20aの多くを削り落とすと共に、転写用粗面部22を形成する。このようにして形成された射出成形金型16のキャビティ17内に溶融樹脂を射出すれば、マイナス突起の数を減らすことができる導光板2が形成される(図1〜図3参照)。
このように形成された導光板2によれば、内部を伝播する光を裏面12側の粗面パターン14及び粗面部15で拡散し、その拡散した光を出射面6から均一に出射する。また、本実施の形態の導光板2は、反射シート3が擦り付けられても、反射シート3に対向する面(裏面)12側が粗面パターン14と粗面部15とからなっており、導光板2が傷付きにくく、仮に傷付いたとしても、粗面パターン14や粗面部15で光が拡散されやすいため、その傷が目立ちにくいという利点を有している。また、本実施の形態の導光板2は、反射シート3が導光板2に密着するようなことがなく、反射シート3が導光板2の出射面6側から透けて見えるというようなことがない。したがって、本実施の形態の導光板2によれば、均一で高品位の面状照明が可能になる。
(反射シート)
反射シート3は、白色PET(ポリエチレンテレフタレート)等の光反射性に優れた材料で形成されており、導光板2の裏面12とほぼ同様の大きさの矩形形状に形成されている。この反射シート3は、導光板2の裏面12から出射した光を拡散・反射して導光板2内部に戻し、蛍光ランプ5からの光の有効利用を可能にする。
(拡散シート)
拡散シート7は、PET,PMMA,PC等の光透過性に優れた樹脂材料で形成された略矩形形状のシートであり、導光板2の出射面6に対応する大きさに形成され、従来から公知の光拡散化のための手段を施すことにより、導光板2の出射面6から出射された光を透過しつつ拡散する光拡散機能を備えている。すなわち、この拡散シート7は、PETに光拡散物質を混入したり、PETシートの表面に光拡散物質の被膜を形成したり、又はPETシートの表面を粗面化(凹凸面化)等してあり、導光板2から出射した光が通過する際に、その光を拡散する。
(プリズムシート)
第1及び第2のプリズムシート8,10は、PET,PMMA,PC等の光透過性に優れた材料で形成されており、拡散シート7とほぼ同様の矩形形状に形成され、拡散シート7に対向する面とは反対側の面(図1及び図2の上面)に断面略三角形状のプリズム突起23,24が多数形成されている。このうちの第1のプリズムシート8は、その上面側のプリズム突起23が図1のX方向にほぼ沿うように形成されている。そして、この第1のプリズムシート8は、図1のY方向にほぼ沿った面内で且つ導光板2の出射面6に略直交する面内において、拡散シート7によって拡散された光を導光板2の出射面6の法線方向に集光するようになっている。また、第2のプリズムシート10は、その上面側のプリズム突起24が図1のY方向にほぼ沿うように形成されている。そして、この第2のプリズムシート10は、図1のX方向にほぼ沿った面内で且つ導光板2の出射面6に略直交する面内において、拡散シート7によって拡散された光を導光板2の出射面6の法線方向に集光するようになっている。尚、この第2のプリズムシート10と液晶表示パネル11との間には、PET,PMMA,PC等の光透過性に優れた樹脂材料で形成された保護シート(図示せず)を配置するようにしてもよい。
(本実施の形態の作用・効果)
以上のように構成された本実施の形態の画像表示装置1は、蛍光ランプ5から発せられた光が導光板2の入射面4から導光板2の内部に入射する。導光板2の内部に入射した蛍光ランプ5からの光は、出射面6と裏面12との間で反射を繰り返して導光板2の内部を伝播する。そして、この導光板2内を伝播する光は、裏面12側に到達すると、裏面12側の粗面パターン14や粗面部15で拡散反射され、その拡散反射された光のうちで出射面6に対する入射角が臨界角以下になったものが出射面6から外部に出射する。ここで、粗面パターン14の単位面積当たりの密度は、粗面部15との関連において均一面発光が可能になるように決定されているため、出射面6から出射される照明光の輝度が均一化する。しかも、本実施の形態の画像表示装置1は、導光板2の裏面12が粗面パターン14及び粗面部15からなっており、導光板2の裏面12に鏡面を形成しないようになっているため、反射シート3が導光板2の裏面12に貼り付くようなことがなく、また、反射シート3が擦り付けられることに起因する傷が導光板2の裏面12に付くようなことがなく、異常発光が発生しにくい。
また、本実施の形態の画像表示装置1は、導光板2の裏面12側に形成される粗面パターン14及び粗面部15の多くが導光板2の基準面である裏面12から突出する多数の微小突起14a,15aで形成されるようになっており、導光板2の裏面12にマイナス突起14bが形成される割合を極力減らすように工夫されているため、導光板2の板厚を薄くしたとしても、入射面4寄りの出射面6から出射する光の量が増加して、導光板2の先端側(入射面4に対向する側面側)21にまで到達する光の量の割合が減少するというような不具合を生じにくくなる。その結果、本実施の形態の画像表示装置1は、導光板2の板厚を薄くしたとしても、均一な照明光を出射するための粗面パターン14とその他の粗面部15との比率の調整が難しくなるようなことがない。
(本実施の形態の変形例)
尚、上述の実施の形態は、導光板2の裏面12に粗面パターン14及び粗面部15を形成するようになっているが、導光板2の出射面6側にも粗面パターン14及び粗面部15を形成するようにしてもよい。導光板2の出射面6側に粗面パターン14及び粗面部15を形成すれば、拡散シート7が導光板2の出射面6に貼り付くことに起因する照明光品位の低下を防止できる。
また、上述の実施の形態は、射出成形金型16の転写用粗面パターン20の全てに対してブラスト処理を施し、全ての転写用粗面パターン20の突起部20aを削り取り、導光板2の粗面パターン14にマイナス突起が生じないようにした態様を例示したが、これに限られず、特に出射光輝度アップを要する箇所に対応する転写用粗面パターン20に限り、部分的に転写用粗面パターン20の表面をマスキングして、ブラスト処理を施さないようにしてもよい。
また、上述の実施の形態において、導光板2の内部には、導光板2の屈折率と異なる屈折率の材料からなる微粒子を混入するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態は、導光板2出射面6側に拡散シート7及び二枚のプリズムシート8,10を順に重ねて配置する態様を例示したが、これに限られず、拡散シート7のみを使用するようにしてもよく、また、二枚のプリズムシート8,10のみを使用するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態において、導光板2は、図1のA−A断面が略楔形形状に形成されているが、これに限られず、図1のA−A断面が矩形形状のものでもよい。また、導光板2は、図1のA−A断面において、中央部で板厚が薄く、且つ対向する両側面で板厚が厚くなるようにしたものでもよい。このような場合、対向する両側面に光源としての蛍光ランプ5をそれぞれ配置するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態において、導光板2の裏面12に形成する粗面パターン14は、蛍光ランプから遠ざかるに従って面積を増大させるようになっているが、これに限られず、粗面パターン14の粗密の程度を必要に応じて適宜調整するようにしてもよい。例えば、導光板2の出射面6の略中央部の所定範囲を他部よりも明るく発光させるようにしたり、また、蛍光ランプ5の両端部の暗部の影響を少なくするように、入射面4側コーナー部の粗面パターン14の密度を高密度にするようにしてもよい。
また、上述の実施の形態において、導光板2の裏面12に形成する粗面パターン14が矩形形状の複数の粗面要素部14cから構成されているが、各粗面要素部14cの形状を円形や菱形等の適宜形状にしてもよい。
また、上述の実施の形態において、導光板2の粗面部15は、導光板2が傷付けられることによる異常発光を防止でき、且つ所望の光拡散機能を発揮できるように、導光板2の裏面12の大部分に形成し、導光板2の裏面12の一部に平面部を残すように形成してもよい。
また、本発明は、蛍光ランプ5の代わりに発光ダイオード(LED)を複数並べ、この複数のLEDを光源として使用するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る画像表示装置の分解斜視図である。 図1のA−Aに沿って切断して示す断面図である。 図2の面光源装置の反射シートを取り除き、導光板の裏面側から見た図である。 射出成形金型を模式的に示す断面図である。 図4のB方向から見た図である。 図4の射出成形金型のキャビティ内面の加工状態を示す一部拡大断面図である。 第1従来例を示す面光源装置の断面図である。 図7の面光源装置の反射シートを取り除き、導光板の裏面側から見た図である。 第2従来例を示す面光源装置の断面図である。 図9の面光源装置の反射シートを取り除き、導光板の裏面側から見た図である。 第2従来例に係る導光板の光の拡散反射状態を示す図である。
符号の説明
1……画像表示装置、2……導光板、4……入射面(側面)、5……蛍光ランプ(光源)、6……出射面、11……液晶表示パネル(被照明部材)、12……裏面(反対側の面)、13……面光源装置、14……粗面パターン(光拡散パターン)、14a……微小突起、14b……マイナス突起、15……粗面部、16……射出成形金型、17……キャビティ、18……内面、20……転写用粗面パターン、20a……突起部、22……転写用粗面部

Claims (1)

  1. 少なくとも一方の側面から内部に入射した光源からの光が、内部を伝播した後に出射面から出射するようになっている導光板であって、射出成形金型のキャビティ内に溶融樹脂を注入することにより成形される導光板の製造方法において、
    前記射出成形金型のキャビテイは、
    前記導光板の前記出射面及びその反対側の面に対応する前記キャビテイの内面の少なくとも前記反対側の面に対応する内面に、光拡散パターンを形成するための凹凸状の転写用粗面パターンが形成された後、
    前記転写用粗面パターンの少なくとも一部分の突起部が削り取られると共に、前記転写用粗面パターン以外の大部分が前記転写用粗面パターンよりも小さい凹み量の転写用粗面部とされ、
    前記射出成形金型のキャビティ内に溶融樹脂を注入することにより、前記キャビテイの内面に形成された前記転写用粗面パターン及び前記転写用粗面部が、前記導光板の前記反対側の面に転写される、
    ことを特徴とする導光板の製造方法。
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