JP2007227354A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁操作部に給電するための給電装置の組立及び電磁弁への装着を簡単化する。
【解決手段】給電線49の芯線50に接続された給電用端子36が、端子収容箱47の収容室54に装着され、該端子収容箱47と蓋体48との間に上記給電線49及び給電用端子36を挟着、固定することにより、給電用ソケット45が組み立てられ、この給電用ソケット45を端子カバーのソケット装着孔に挿着することにより、電磁操作部に通じる受電用端子に上記給電用端子が接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体通路の切換えを行うための流路切換部と、該流路切換部を操作するための電磁操作部と、該電磁操作部に通電するための給電装置とを備えた電磁弁に関する。
流体通路を切り換えるための弁体を有する流路切換部と、上記弁体を操作するための可動鉄心及び励磁コイルを有する電磁操作部と、上記励磁コイルに電流を供給するための給電装置とを備えた電磁弁は周知である。
例えば、特許文献1には、電磁弁の給電装置として、給電線の芯線の先端に管状端子を圧着により接続し、端子箱(給電用ソケット)の箱本体に形成されている端子収容孔内に上記環状端子及び給電線を挿入して上記給電用ソケットを組み立てることが記載されている。そして、この給電用ソケットを電磁弁の側面のソケット取付台に取り付けることにより、該ソケット取付台から突出するコイル端子に上記環状端子を嵌着させて給電線に導通させものである。
しかしながら、上記特許文献1を含む従来の給電装置においては、給電用ソケットが、通常、箱本体に形成されている孔や筒の中に端子や給電線を挿入して組み立てるため、手作業を必要とすることが多く、その場合の作業も比較的困難で、時間を要するという問題があった。
実公昭62−3909号公報
本発明の基本的な課題は、電磁操作部に給電するための給電装置の組立及び電磁弁への装着を簡単化することにある。
本発明の他の課題は、給電線及びそれに連結した給電用端子を、従来の給電装置のようにソケットに形成した孔や筒等に外部から挿入して取り付けることなく、端子収容箱と蓋体との間に挟持させて固定することにより、給電装置における給電用ソケットの組立及び電磁弁への接続を容易にすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、流路切換部と該流路切換部を操作する電磁操作部とからなる電磁弁本体、及び、上記電磁操作部に給電するための給電装置、を備えた電磁弁において、上記給電装置が、電磁弁本体の側面に設けられて上記電磁操作部に導通する受電用端子と、電磁弁本体の側面に取付けられて該受電用端子を覆う端子カバーと、該端子カバーの上記受電用端子と対応する位置に設けられたソケット装着孔と、給電線の先端に取り付けられて該ソケット装着孔内に装着された給電用ソケットとを有し、上記給電用ソケットが、前面が開放する矩形の箱形をした端子収容箱と、該端子収容箱の開放する前面を塞ぐ蓋体とを有していて、これらの端子収容箱と蓋体との間に上記給電線の先端部と給電用端子とを介在させ、その状態でこれらの端子収容箱と蓋体とを相互に結合することによって上記給電用ソケットが一体に組み立てられ、この給電用ソケットを上記ソケット装着孔内に装着することによって上記給電用端子と上記受電用端子とが相互に電気接続されていることを特徴とするものである。
本発明の好ましい実施形態によれば、上記端子収容箱と蓋体とにおける給電線導入部の相対する位置にそれぞれ半円溝が形成され、これらの半円溝間に上記給電線が挟持されている。
本発明においては、上記端子収容箱と蓋体とが、一方に形成した突部と他方に形成した係止窓との係止によって一体に結合されていることが望ましい。具体的には、上記端子収容箱が、弾性変形可能な左右の側壁と、これらの側壁に形成された複数の上記係止窓とを有し、上記蓋体は、上記左右の側壁間に弾力的に嵌め込まれていて、該蓋体の両側面に形成された複数の突部が上記係止窓に係止していることが望ましい。
また、本発明において好ましくは、上記ソケット装着孔を囲む複数の孔壁のうち少なくとも1つが弾性壁とされると共に、該弾性壁の内面にフック部が形成され、上記給電用ソケットの該弾性壁と相対する面には爪部が形成され、これらの爪部とフック部との弾力的な係合によって上記給電用ソケットが上記ソケット装着孔内に抜け止めされた状態に取り付けられていることである。
より好ましくは、上記ソケット装着孔の互いに相対する2つの孔壁が上記弾性壁とされると共に、上記給電用ソケットにおける端子収容箱の背面と蓋体の背面とにそれぞれ上記爪部が形成されていることである。
この場合に上記弾性壁は、上記ソケット装着孔の孔口側の端部を支点として孔奥側に向けて延び、該孔奥側の端部が上記給電用ソケットの爪部に接離する方向に弾性変形するように形成される。
また、本発明においては、上記ソケット装着孔の上端部を取り囲むように段部が形成され、また、上記給電用ソケットの上端部外周にはフランジ部が形成されていて、該給電用ソケットを上記ソケット装着孔に挿入したとき、これらのフランジ部が上記段部に当接、係止するように構成されていても良い。
上述した本発明の電磁弁においては、電磁操作部に給電するための給電装置の組立及び電磁弁への装着を簡単化することができる。特に、給電線及びそれに連結した給電用端子を、従来の給電装置のようにソケットに形成した孔や筒等に外部から挿入して取り付けることなく、端子収容箱と蓋体との間に挟持させて固定することにより、給電装置における給電用ソケットの組立及び電磁弁への接続を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明に係る電磁弁は、大きく分けると、3ポート式方向切換弁として構成された流路切換部2及びこの流路切換部を操作する電磁操作部3を備えた電磁弁本体1と、上記電磁操作部3に給電するための給電装置4とで構成されている。
上記流路切換部2は、実質的に四角いブロックからなる弁ボディ10を有し、この弁ボディ10の第1側面10aに供給ポートP、出力ポートA、排出ポートRが形成されている。また、上記弁ボディ10には、電磁操作部3を連結した端面とは反対側の端面10cから該弁ボディ10の内部に向けて、弁室13を形成する円形の孔13aが設けられ、この孔13aに弁座ブロック11が装着され、この弁座ブロック11が、上記端面10cに取付けられた固定板12によって上記孔13a内に固定されている。また、上記弁座ブロック11で上記孔13a内に区画された弁室13内には、ポペット式の弁体14が該孔13aの軸線方向に往復移動可能に配設されている。
上記弁座ブロック11には、供給ポートPと弁室13とを連通させる供給側通路15が形成されている。一方、上記弁ボディ10には、排出ポートRと弁室13とを連通させる排出側通路16が形成されている。そして、上記供給側通路15の開口の回りの供給弁座15aと、排出側通路16の開口の回りの排出弁座16aとは、上記弁室13内の相対する位置を占め、これらの弁座間に上記弁体14が介在している。該弁体14は、環状の弁ホルダー17に保持され、該弁ホルダー17と後述の可動鉄心24との間に複数個のプッシュロッド18が、該可動鉄心24と共に往復動可能な状態に配設されている。そして、上記供給弁座15aの周囲の環状溝と弁体14との間には、弁ばね19が介装され、該弁ばね19の弾発力により弁体14が上記排出弁座16aに向けて付勢されている。
上記電磁操作部3の円形又は角形の断面形状を有する一端開放形の中空の磁気カバー21の内部には、環状のボビン25が収容され、該ボビン25にはコイル26が巻回され、該コイル26の両端は、該ボビン25から互いに並行に突出して弁ボディ10の端子受容孔33内に嵌入する一対のコイル端子27に接続されている。図1には、コイル26の一端に接続された一つのコイル端子が示されていて、他方のコイル端子とそれに関連する給電用部材は図示されていない。上記ボビン25の内孔28には、磁気カバー21の端壁部21aに接触するように固定鉄心29が配設されると共に、該固定鉄心29に磁気吸着される可動鉄心24が変移自在に配設されている。
また、上記磁気カバー21の内部には、上記ボビン25と弁ボディ10との間に磁気プレート30が介装され、この磁気プレート30の外周が上記磁気カバー21の内面に当接せしめられており、これによってこれらの磁気カバー21と磁気プレート30とが相互に磁気結合されている。上記磁気プレート30の内孔はボビン25の内孔28と略同径である。
上記可動鉄心24の先端部には、環状の合成樹脂製キャップ31が固定され、該キャップ31の先端のフランジ状のばね座と上記磁気プレート30の環状溝との間に復帰ばね32が介装されている。
上記流路切換部2と電磁操作部3とは、該磁気カバー21の一部に形成された係止部21bをかしめて弁ボディ10の凹部に係止させることにより、相互に連結されている。
図1はコイル26が非励磁の状態を示している。この状態では、弁ばね19よりもばね力の強い復帰ばね32が、該弁ばね19の付勢力に抗して可動鉄心24を弁ボディ10側に向けて付勢するため、この付勢力がプッシュロッド18、弁ホルダー17を介して弁体14に伝達され、該弁体14は、弁座ブロック11の供給弁座15aに当接して該供給弁座15aを閉鎖すると共に、排出弁座16aを開放する。このため、供給ポートPと弁室13との連通が遮断され、出力ポートAと排出ポートRとが連通する。
上記コイル26が通電により励磁されると、上記固定鉄心29に磁気吸引力が発生し、この吸引力により可動鉄心24が固定鉄心29に吸着されるため、上記弁体14が供給弁座15aを開放して排出弁座16aを閉鎖する。このため、排出ポートRと弁室13との連通が遮断され、供給ポートPと出力ポートAとが連通する。
図1において、上記弁ボディ10のポートP,A,Rが形成された上記第1側面10aの反対側にある第2側面10bには、電磁操作部3寄りの位置に、該第2側面10bから外方に向けて突出する四角形で中空の端子収容部35が、該弁ボディ10と一体に形成されている。この端子収容部35は、上記第2側面10bと平行に延びる上記コイル端子27の先端部と対応する位置に形成されていて、その内部に各コイル端子27の位置まで達する2つの中空部35aを備えている。各中空部35a内には、それぞれ第1中継端子37が収容され、これらの第1中継端子37と上記各コイル端子27とがそれぞれ電気的に接続されている。
また、上記弁ボディ10の第2側面10bと電磁操作部3の側面3aとは、上記端子収容部35以外は外部に大きく突出する部分を持たない実質的に平らか又は平らに近い一つの面となっていて、この面によって電磁弁本体1の側面に、端子台取付面1aが形成されている。そして、この端子台取付面1aに端子台40が配設され、この端子台40上に基板41が装着され、さらにこれらの端子台40と基板41とを覆う端子カバー42が電磁弁本体1に取付けられている。
上記基板41には、先端が該基板41の上面に突出する2つの受電用端子38,38が固定され、各受電用端子38の先端は、上記端子カバー42の中央部近くの位置で該端子カバー42の上面に開口する矩形のソケット装着孔70の内底部に位置し、該ソケット装着孔70に装着された給電用ソケット45内の2つの給電用端子36,36にそれぞれプラグイン式に電気接続されている。また、上記基板41には、先端が上記弁ボディ10側に向けて下向きに突出する2つの第2中継端子39,39が固定され、各第2中継端子39は、上記端子収容部35内の第1中継端子37にそれぞれ電気的に接続されている。この第2中継端子39は、上記基板41を端子台40に端子台取付面1aと平行に取付けたとき、その先端部が上記第1中継端子37にプラグイン式に接続される。また、上記基板41には、通電制御に必要な電子部品が固定され、それらの電子部品を介して上記受電用端子38と第2中継端子39とが相互に電気接続されている。
図1及び図5から分かるように、上記端子カバー42は、流路切換部2と電磁操作部3とに跨る大きさを有していて、上記端子台取付面1a全体を覆っており、カバー固定ねじ43で弁ボディ10に固定されている。また、該端子カバー42と端子台40と弁ボディ10とに設けられた通孔には2つの電磁弁取付ねじ44が挿通され、該電磁弁取付ねじ44によって電磁弁がマニホールド等に取り付けられるようになっている。
次に、図1〜図6を参酌して、上記ソケット装着孔70に挿着する上記給電用ソケット45について説明する。
図2において、上記給電用ソケット45は、前面が開放する矩形の箱形をした端子収容箱47及び該端子収容箱47の開放する前面を塞ぐ矩形の蓋体48からなる分割式のハウジング46と、該ハウジング46内に収容されて給電線49がそれぞれ接続された2つの給電用端子36,36とで構成されている。上記給電線49の先端は、給電用端子36の基端部の抱持腕36aに挟持され、該給電線49の導電用の芯線50は、該抱持腕36aに隣接する位置で給電用端子36の芯線挟持部36bに電気接続されている。また、上記給電用端子36の先端部における一方の側面即ち上記端子収容箱47側を向く側面には、略円筒状をした弾性クリップからなる端子接続部36cが一体に設けられ、他方の側面即ち上記蓋体48側を向く側面には、該給電用端子の基端部側に向けて斜めに突出する係止片36dが一体に形成されている。そして、上記蓋体48の内面48aには、図4に示されているように、上記係止片36dが係止する係止用段部48bが形成され、該係止用段部48bへの係止片36dの係止により、上記給電用端子36のハウジング46からの抜け出しが防止されている。
上記端子収容箱47は、その内部に隣接して位置する凹溝状をした2つの端子用収容室54,54を有し、上下方向に延びるこれらの収容室54内に、給電線49が接続された上記給電用端子36がそれぞれ係止状態で収容されている。また、上記各収容室54の底部には、端子用挿通孔77がそれぞれ形成され、この挿通孔77から上記受電用端子38が収容室54内に挿入されることにより、該受電用端子38が給電用端子36の上記端子接続部36cにプラグイン式に電気接続されている。
一方、上記端子収容箱47及び蓋体48の上端の互いに相対する位置には、給電線49が嵌合する2つの半円溝55a,55a及び61a,61aをそれぞれ備えたガイド部55及び61が一体に形成され、相対する半円溝55aと61aとの間に上記給電線49の先端部が嵌合、挟持されている。
図2に示されているように、上記端子収容箱47の左右の側壁58の上下位置には、2個の係止窓59,59が形成され、これに対して蓋体48の左右の側面62の上下位置には、上記端子収容箱47の係止窓59に弾性的に係止する2個の突部63(一側面の突部63のみ図示)が突設され、これらの係止窓59と突部63とによって上記端子収容箱47と蓋体48とを組立状態に係止させるための係止機構が構成されている。
上記ハウジング46に、給電線49を接続した2つの上記給電用端子36,36を取付けるときは、先ず、これらの給電用端子36を上記端子収容箱47の収容室54内に収容し、給電線49を各半円溝55aにそれぞれ嵌合させる。次に、上記端子収容箱47の開口部側において両側壁58,58間に蓋体48の左右の側面62を嵌合させ、該蓋体48を端子収容箱47の内側に向けて強く押し込む。すると、端子収容箱47の側壁58と蓋体48の側面62とが弾性変形し、蓋体48の突部63が側壁58の内面に接触しながら移動し、4個の突部63が4個の係止窓59に係止されるに至る。
こうして、端子収容箱47と蓋体48との間に上記給電線49及び給電用端子36を挟着固定した状態で、端子カバー42のソケット装着孔70に挿着するための上記ハウジング46が組み立てられる。
なお、上記突部63を端子収容箱47の側壁58に設け、係止窓59を蓋体48の側面62に設けても良い。
上記蓋体48の背面64の上下位置には、該背面64から一定の高さ盛り上がった突出部65と第1爪部66とが形成され、これらの突出部65と第1爪部66との間に凹部66aが形成されており、また、端子収容箱47の両側壁58の下端部外面には、第2爪部67が一体に突設されている。
これに対し、図4に示されているように、上記端子カバー42に形成された矩形のソケット装着孔70の4つの孔壁のうち、上記ハウジング46の蓋体48の背面64と対面する孔壁は、第1弾性壁74となっていて、孔口側の端部である上端部を支点として孔奥方向に延在し、該孔奥側の下端部が上記蓋体48に接離する方向に弾性変形可能なるように形成され、該第1弾性壁74の下端部に、孔の内側即ち上記蓋体48側に向けて突出する第1フック部71が形成されている。また、図3に示されているように、上記第1弾性壁74と直交する2つの孔壁、即ち、上記端子収容箱47の両側壁58,58と対面する2つの孔壁も、上記第1弾性壁74と同様に弾性変形可能な第2弾性壁76,76となっていて、これらの第2弾性壁76の下部にそれぞれ、孔の内側に向けて突出する第2フック部75が形成されている。
上記構成を有する給電用ソケット45をソケット装着孔70に装着するときは、ハウジング46における蓋体48の背面64をソケット装着孔70の第1弾性壁74に対向させる(図4及び図5参照)と共に、端子収容箱47の側壁58をソケット装着孔70の第2弾性壁76に対向させ(図3及び図5参照)、その状態で該給電用ソケット45を上記ソケット装着孔70に挿入する。すると、蓋体48の背面64の第1爪部66が、上記第1弾性壁74の第1フック部71を押圧して該第1弾性壁74を外側に弾性変形させると共に、端子収容箱47の側壁58の第2爪部67が、上記第2弾性壁76の第2フック部75を押圧して該第2弾性壁76を外側に弾性変形させることにより、該給電用ソケット45は、上記第1爪部66及び第2爪部67がそれぞれ上記第1フック部71及び第2フック部75を乗り越えてそれらの下面に係止する位置まで押し込まれ、これらの爪部66,67とフック部71,75との係止によってその位置に固定される。
従って、ソケット装着孔70の孔壁に形成された上記第1フック部71及び第2フック部75と、ハウジング46に形成された上記第1爪部66及び第2爪部67とは、上記給電用ソケット45をソケット装着孔70に係止させるためのソケット係止機構を構成するものである。
なお、上記第1爪部66と第1フック部71、及び第2爪部67と第2フック部75とは、必ずしもそれらを両方とも設ける必要はなく、いずれか一方の組だけを設けることができる。
また、端子カバー42の上面の上記ソケット装着孔70の周囲には、該上面から上方に突出する突枠72が一体に形成され、該突枠72の内周には、上記ソケット装着孔70の上端部を取り囲むように段部73が形成されている。一方、上記給電用ソケット45の上端部外周には、上記端子収容箱47と蓋体48とに跨るようにフランジ部57,60が形成され、該給電用ソケット45を上記ソケット装着孔70に挿入したとき、これらのフランジ部57及び60が上記段部73に当接、係止するようになっている。そして、この状態で上記爪部66,67がフック部71,75に係止することにより該給電用ソケット45の抜け出しが防止されている。こうして該給電用ソケット45がソケット装着孔70に挿着され、この挿着により該給電用ソケット45内の給電用端子36が基板41の受電用端子38に接続、導通される。
なお、図中78は基板41の溝に挿通される位置決め板である。
上記給電用ソケット45は、それを一旦ソケット装着孔70に装着すると、通常は該ソケット装着孔70から抜き取ることができない。しかし、上記端子カバー42を電磁弁本体1から取り外し、その下面側から、ドライバー等の工具で各弾性壁74,76を変形させてフック部71,75を爪部66,67から外すことにより、抜き取ることは可能である。
図7〜図9は、給電装置の第2実施形態を示すもので、この第2実施形態の給電装置4Aが上記第1実施形態の給電装置4と異なる主要な特徴点は、第1実施形態の給電装置4では、給電用ソケット45のハウジング46を構成する蓋体48の背面64と端子収容箱47の左右両側壁58との3つの面に爪部66,67が形成されると共に、ソケット装着孔70の3つの孔壁がフック部71,75を有する弾性壁74,76となっていて、これらの爪部66,67とフック部71,75との係止によって上記給電用ソケット45がソケット装着孔70に3面で係止しているのに対し、この第2実施形態の給電装置4Aにおいては、給電用ソケット45が、ハウジング46を構成する端子収容箱47の背面と蓋体48の背面との2面においてソケット装着孔70に係止しているという点である。
即ち、上記蓋体48の背面64には、その下端部の位置に2つの第1爪部66が相互間に間隔をおいて横並び状態に形成されると共に、これらの第1爪部66の上方位置にそれぞれ2つの突出部65が形成されていて、上下の突出部65と第1爪部66との間は凹部66aとなっている。また、上記端子収容箱47の背面にもそれと同様に、その下端部の位置に2つの第3爪部68が相互間に間隔をおいて横並び状態に形成されると共に、これらの第3爪部68の上方位置にそれぞれ突出部69が形成されていて、各第3爪部68と突出部69との間は凹部68aとなっている。
これに対し、端子カバー42のソケット装着孔70においては、この装着孔を取り囲む4つの孔壁のうち、相対する2つの孔壁、即ち、上記給電用ソケット45の蓋体48の背面64側に位置する孔壁と、端子収容箱47の背面側に位置する孔壁とが、それぞれ第1弾性壁74及び第3弾性壁79となっていて、それらの下端にそれぞれ第1フック部71と第3フック部80とが設けられている。
そして、給電用ソケット45を上記ソケット装着孔70内に押し込むと、上記第1弾性壁74及び第3弾性壁70の下端の第1フック部71及び第3フック部80が、上記第1爪部66及び第3爪部68によって一旦弾力的に押し広げられたあと、上記凹部66a,68a内に弾力的に嵌合してこれらの第1爪部66及び第3爪部68の下端に係止し、それによって該給電用ソケット45が上記ソケット装着孔70内に係止状態で取り付けられるものである。
この第2実施形態における給電用ソケット45及び端子カバー42の上記以外の構成については、第1実施形態の給電用ソケット45及び端子カバー42と実質的に同じであるため、それらの主要な同一構成部分に第1実施形態のものと同じ符号を付してその説明は省略する。
なお、上記給電用ソケット45は、上記各実施形態に示すように複数面でソケット装着孔70に係止させることなく、何れか1つの面で係止させることもできる。即ち、ソケット装着孔70の孔壁の何れか1つを弾性壁としてフック部を形成し、この弾性壁に対面する給電用ソケット45の外面に爪部を形成しても良い。
本発明の第1実施形態を示す縦断側断面図である。 給電用ソケットを分解して示す斜視図である。 図1のA−A線での要部拡大断面図である。 図1の要部拡大断面図である。 給電用ソケットを組み立てる前の、未だ端子カバーの挿着孔に装着されていない状態を示す斜視図である。 給電用ソケットを組み立てて端子カバーの挿着孔に装着した状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す図4と同様位置での断面図である。 第2実施形態の給電用ソケットを分解して蓋体側から見た斜視図である。 第2実施形態の給電用ソケットを分解して端子収容箱側から見た斜視図である。
符号の説明
1 電磁弁本体
2 流路切換部
3 電磁操作部
4,4A 給電装置
36 給電用端子
38 受電用端子
42 端子カバー
45 給電用ソケット
47 端子収容箱
48 蓋体
49 給電線
55a 半円溝
57,60 フランジ部
58 側壁
59 係止窓
62 側面
63 突部
64 背面
66,67,68 爪部
70 ソケット装着孔
71,75,80 フック部
74,76,79 弾性壁

Claims (8)

  1. 流路切換部と該流路切換部を操作する電磁操作部とからなる電磁弁本体、及び、上記電磁操作部に給電するための給電装置、を備えた電磁弁において、
    上記給電装置が、電磁弁本体の側面に設けられて上記電磁操作部に導通する受電用端子と、電磁弁本体の側面に取付けられて該受電用端子を覆う端子カバーと、該端子カバーの上記受電用端子と対応する位置に設けられたソケット装着孔と、給電線の先端に取り付けられて該ソケット装着孔内に装着された給電用ソケットとを有し、
    上記給電用ソケットが、前面が開放する矩形の箱形をした端子収容箱と、該端子収容箱の開放する前面を塞ぐ蓋体とを有していて、これらの端子収容箱と蓋体との間に上記給電線の先端部と給電用端子とを介在させ、その状態でこれらの端子収容箱と蓋体とを相互に結合することによって上記給電用ソケットが一体に組み立てられ、この給電用ソケットを上記ソケット装着孔内に装着することによって上記給電用端子と上記受電用端子とが相互に電気接続されている、
    ことを特徴とする電磁弁。
  2. 上記端子収容箱と蓋体とにおける給電線導入部の相対する位置にそれぞれ半円溝が形成され、これらの半円溝間に上記給電線が挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 上記端子収容箱と蓋体とが、一方に形成した突部と他方に形成した係止窓との係止によって一体に結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁弁。
  4. 上記端子収容箱が、弾性変形可能な左右の側壁と、これらの側壁に形成された複数の上記係止窓とを有し、上記蓋体は、上記左右の側壁間に弾力的に嵌め込まれていて、該蓋体の両側面に形成された複数の突部が上記係止窓に係止していることを特徴とする請求項3に記載の電磁弁。
  5. 上記ソケット装着孔を囲む複数の孔壁のうち少なくとも1つが弾性壁とされると共に、該弾性壁の内面にフック部が形成され、上記給電用ソケットの該弾性壁と相対する面には爪部が形成され、これらの爪部とフック部との弾力的な係合によって上記給電用ソケットが上記ソケット装着孔内に抜け止めされた状態に取り付けられていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の電磁弁。
  6. 上記ソケット装着孔の互いに相対する2つの孔壁が上記弾性壁とされると共に、上記給電用ソケットにおける端子収容箱の背面と蓋体の背面とにそれぞれ上記爪部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電磁弁。
  7. 上記弾性壁は、上記ソケット装着孔の孔口側の端部を支点として孔奥側に向けて延び、該孔奥側の端部が上記給電用ソケットの爪部に接離する方向に弾性変形するように形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の電磁弁。
  8. 上記ソケット装着孔の上端部を取り囲むように段部が形成され、また、上記給電用ソケットの上端部外周にはフランジ部が形成されていて、該給電用ソケットを上記ソケット装着孔に挿入したとき、これらのフランジ部が上記段部に当接、係止するように構成されていることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の電磁弁。
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