JP2007225153A - ダクト装置及び冷媒管の冷却方法 - Google Patents

ダクト装置及び冷媒管の冷却方法 Download PDF

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Hisashi Hiraki
平木  久
Hironori Katayama
弘典 片山
孝一 ▲高▼濱
Koichi Takahama
Toshiyasu Nakatsumi
敏泰 中積
Tsutomu Kaminaga
強 神永
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Abstract

【課題】 冷媒管の周囲温度を確実に低下させ、冷房効率を大幅に向上させる。
【解決手段】 空調用の冷媒管3を覆うダクト装置であって、空調室外機1と空調室内機10とを接続する冷媒管3のうち室外に配設された冷媒管3を覆うダクト本体5と、ダクト本体5の表面に沿って水を流すための給水管6を取り付ける給水管取付具7とを備え、空調室内機10による熱交換によって発生したドレン水を給水管6を介して、ダクト本体5表面に流す。これによって、ダクト本体5の表面に日光が照射して、ダクト本体5の表面温度が上昇した場合であっても、水によって当該ダクト本体5の表面温度の上昇を抑制して、冷媒管3周囲の温度上昇を抑制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空調用の冷媒管を覆うためのダクト装置、及びこのダクト装置を用いた冷媒管の冷却方法に関する。
現在、一般家庭から各種事業所等に至るまで、様々な場所に空調機が設置されている。空調機は、一般に、空調を行う室内に設けられる室内機と、この室内機とダクトを介して接続されて外気と熱交換を行う室外機とからなる。
このような空調機は、下記の特許文献1の図6等に記載されているように、室外機から室外機に接続する冷媒管及び熱媒管のうち、室外に配置された冷媒管及び熱媒管を配管収容ダクトで覆うことが一般的になっている。
また、室外機は、屋外に設置されることから、風雨に晒されたり、夏期等には直射日光に晒されたりして、苛酷な環境における動作を強いられる。そのため、空調機は、室外機が直射日光の照射によって高温化するのに伴い、冷房効率の悪化を招来することもあった。そのため、室外機を保護して冷房効率を向上させることを目的とし、室外機に屋根を設置することによって直射日光の照射を回避することが行われている。また、室外機からの廃熱によるヒートアイランド現象の緩和のために、室外機の周囲温度の上昇抑制を図る試みも行われている(例えば、特許文献2等参照。)。
具体的には、この特許文献2には、屋外に設置される室外機を有する空気調和機が開示されている。特に、この空気調和機は、室外機のケーシングを構成しているパネルや通風グリルの外表面の少なくとも一部に光触媒をコーティングするとともに、当該部位に水を散布するための散水手段を具備したものである。これにより、この空気調和機においては、ケーシング及び周囲温度の上昇を抑制し、冷房効率の向上を図ることができるとしている。
特開平9−250682号公報 特開2005−114200号公報
特許文献1に記載されているように、室内機と室外機とを接続するダクト内には、熱媒を流す熱媒管とともに冷媒を流す冷媒管が設けられる。しかしながら、空調機においては、冷媒管を覆う配管収容ダクトの存在により、当該冷媒管の周囲温度が60℃〜70℃程度にまで上昇してしまい、冷房効率の悪化を招来するという問題があった。また、空調機においては、冷媒管の周囲温度の上昇にともない、室外機の周囲温度も上昇し、さらなる冷房効率の悪化を招来するという問題があった。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、冷媒管の周囲温度を確実に低下させ、冷房効率を大幅に向上させることができるダクト装置、及びこのダクト装置を用いた冷媒管の冷却方法を提供することを目的とする。
本発明は、空調用の冷媒管を覆うダクト装置であって、上述の課題を解決するために、空調室外機と空調室内機とを接続する冷媒管のうち室外に配設された冷媒管を覆うダクト本体と、前記ダクト本体の表面に沿って水を流すための給水管を取り付ける取り付け部とを備える。
また、本発明に係る冷媒管の冷却方法は、空調室外機と空調室内機とを接続する冷媒管のうち室外に配設された冷媒管を覆うダクト本体の表面に沿って水を流すための給水管を取り付ける取り付け部に、当該空調室内機又は前記空調室外機のドレン管を取り付けて、当該ドレン管から前記ダクト本体に水を流すことを特徴とする。
本発明に係るダクト装置及び冷媒管の冷却方法によれば、給水管から給水された水がダクト本体の表面に沿って流れて蒸発する際の気化熱によって冷媒管の周囲温度を確実に低下させることができ、冷房効率を大幅に向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明を適用したダクト装置は、図1に示すように、直射日光の照射を回避するように所定のひさし2が取り付けられた空調室外機1から、住宅壁を介して空調室内機10に冷媒を流す冷媒管3を覆うダクト本体5を備える。なお、同図においては、冷媒管3と並設された熱媒管4についてもダクト本体5によって覆うように示しているが、ダクト装置は、少なくとも冷媒管3をダクト本体5によって覆うようにすればよい。
このダクト本体5には、その表面に沿って水を流すための給水管6が取り付けられる。この給水管6は、空調室内機10における熱交換によって発生した生成水を空調室内機10から排出するために設けられており、当該生成水をダクト本体5の表面に伝達するように構成されている。具体的には、ダクト本体5には、例えば図2に示すように、給水管6を取り付けるパイプ状の給水管取付具7が設けられる。この給水管取付具7は、その放水口がダクト本体5の表面に向けられるように設けられている。これによって、ダクト装置は、給水管取付具7に取り付けられた給水管6から給水された水をダクト本体5の表面に沿って流す。
このようなダクト装置においては、ダクト本体5によって冷媒管3を覆っていることから、ダクト本体5に日光が照射されることによって冷媒管3の周囲温度が60℃以上にまで上昇して冷房効率が低下することが想定される。しかしながら、ダクト装置においては、給水管6から給水された水をダクト本体5の表面に沿って流すことにより、当該水が蒸発する際の気化熱によってダクト本体5の表面温度を低下させて、冷媒管3の周囲温度を確実に低下させることができ、冷房効率を大幅に向上させることができる。
なお、給水管取付具7には、空調室内機10又は空調室外機1のドレン管が取り付けられるのが望ましい。これにより、ダクト装置においては、従来は利用することなくそのまま排水していた空調室内機10又は空調室外機1のドレン水を用いて冷媒管3の周囲温度を低下させることができるため、容易な施工で当該冷媒管3の周囲温度を確実に低下させることが可能となる。
また、ダクト装置においては、給水管取付具7に取り付けられた給水管6から給水された水を効率よくダクト本体5の表面に沿って流すために、例えば図3に示すように、当該給水管6から給水された水を一時的に貯水する貯水部8を設けてもよい。すなわち、ダクト装置においては、ダクト本体5と微小な間隙をもって当該ダクト本体5の周囲を取り囲むように凹状に形成された貯水部8を備え、パイプ状の給水管取付具7の放水口を当該貯水部8に臨むように設ける。
貯水部8は、例えば、当該貯水部8の最下部であってダクト本体5との境界部分に、図4(a)に示すように、複数の微小ブラシ8aを、その毛の方向が当該境界部分に略直交するように所定の間隔で配設したり、図4(b)に示すように、複数の突起部8bを所定の間隔で配設して櫛状としたりすることにより、当該貯水部8に貯水された水がダクト本体5の周方向に拡がるようにする分配手段を有してもよい。また、分配手段としては、特に図示しないが、貯水部8の最下部であってダクト本体5との境界部分に、貯水された水がダクト本体5の周方向に拡がるように複数の孔を設けてもよく、当該孔を微小ブラシ8a又は突起部8bによって構成しても良い。
ダクト装置は、このような分配手段を貯水部8に設けることにより、当該貯水部8に貯水された水をダクト本体5の周方向に万遍なく効率よく流すことができる。すなわち、ダクト装置は、ダクト本体5の表面のうち、水が流れる面積を増加させることができる。したがって、ダクト装置は、ダクト本体5の内部の温度低域効果を向上させることができる。
さらに、ダクト装置は、例えば図5に示すように、ダクト本体5に、その表面に水が流れる経路を長くするための流路溝9を設けてもよい。すなわち、ダクト装置は、ダクト本体5の表面に、例えばつづら折状やあみだ状等、単なる直線ではない形状からなる流路溝9を穿設し、パイプ状の給水管取付具7の放水口を当該流路溝9の始点に臨むように設ければよい。また、流路溝9としては、ダクト本体5の表面に穿設するのみならず、当該ダクト本体5の表面に所定の突起物を千鳥状等に配設することによって形成してもよい。すなわち、ダクト装置は、給水管6から給水された水を重力によって直下方向に流下させるのではなく、水が流れる経路を長くするような構造をダクト本体5の表面に設ければよい。
このような流路溝9を設けることにより、ダクト装置は、ダクト本体5の表面のうち、水が流れる面積を増加させることができる。したがって、ダクト装置は、ダクト本体5の内部の温度低域効果を向上させることができる。
さらにまた、ダクト装置においては、例えば光触媒や親水性コーティング材等を用いてダクト本体5の表面に所定の親水処理を施してもよい。このように、ダクト装置は、ダクト本体5の表面の親水性を高めることにより、当該ダクト本体5の表面を水が流れやすくなり、当該ダクト本体5の内部の温度低域効果をさらに向上させることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施形態として示すダクト装置の構造を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態として示すダクト装置の構造を説明するための要部斜視図である。 本発明の実施形態として示すダクト装置の構造を説明するための要部斜視図であり、貯水部を設けた構造を説明するための図である。 図3に示す貯水部の構造を説明するための図であり、(a)は、ダクト本体との境界部分をブラシ状にした貯水部の構造を説明するための要部拡大斜視図であり、(b)は、ダクト本体との境界部分を櫛状にした貯水部の構造を説明するための要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態として示すダクト装置の構造を説明するための要部斜視図であり、ダクト本体の表面に流路溝を設けた構造を説明するための図である。
符号の説明
1 空調室外機
2 ひさし
3 冷媒管
4 熱媒管
5 ダクト本体
6 給水管
7 給水管取付具7
8 貯水部
8a 微小ブラシ
8b 突起部
9 流路溝
10 空調室内機

Claims (6)

  1. 空調用の冷媒管を覆うダクト装置であって、
    空調室外機と空調室内機とを接続する冷媒管のうち室外に配設された冷媒管を覆うダクト本体と、
    前記ダクト本体の表面に沿って水を流すための給水管を取り付ける取り付け部と
    を備えることを特徴とするダクト装置。
  2. 前記取り付け部に取り付けられた前記給水管から給水された水を一時的に貯水する貯水部を備え、当該貯水部は、当該貯水部の最下部に当該貯水部に貯水された水を前記ダクト本体の周方向に拡げる分配手段を有することを特徴とする請求項1に記載のダクト装置。
  3. 前記ダクト本体には、表面に水が流れる経路を長くする流路溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のダクト装置。
  4. 前記ダクト本体の表面に親水処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載のダクト装置。
  5. 前記取り付け部には、前記空調室内機又は前記空調室外機のドレン管が取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1項に記載のダクト装置。
  6. 空調室外機と空調室内機とを接続する冷媒管のうち室外に配設された冷媒管を覆うダクト本体の表面に沿って水を流すための給水管を取り付ける取り付け部に、当該空調室内機又は前記空調室外機のドレン管を取り付けて、当該ドレン管から前記ダクト本体に水を流すことを特徴とする冷媒管の冷却方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102853524A (zh) * 2011-06-28 2013-01-02 苏州三星电子有限公司 用于中央空调风管机的积水盘
CN112594914A (zh) * 2020-12-20 2021-04-02 苏州市佳信美智能装备有限公司 一种空调机组的散热结构

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