JP2007223492A - 航空機回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の航空機回収ネットにおいては、支柱などの頑丈で大きな構造物を設営しなければならなかった。また回収ネットに捕捉された航空機がネットから外れて地面へ落ちて破損する可能性が高かった。
【解決手段】浮遊体と、前記浮遊体と基準面とを接続するための少なくともふたつの支持体と、前記支持体のうち少なくともふたつの間に張り渡された回収ネットとを備えた航空機回収装置である。回収ネットは牽引体により上下に移動可能となるよう構成されうる。回収ネットの網目は、網目の内周長に網糸の破断伸度割合を乗じた数値が、回収対象となる航空機の翼の付け根部分の胴体周長又は最大胴体周長よりも小さくなるよう構成される。無人航空機は所定位置にフックを備え、当該フックが前記回収ネットの網糸を捕捉することにより機体が回収ネットから落下することが防止される。
【選択図】図5

Description

本発明は、小型の無人航空機等を飛行状態で回収する航空機回収装置と、該航空機回収装置に捕捉された無人航空機の落下防止に好適なフックを有する無人航空機に関する。
ラジオ・コントロールにより航空し、あるいはプログラミング等により自立航空をする無人飛行機は、一般の飛行機と同様に滑走路を用いて離着陸させることも可能であるが、そのためには広い敷地を必要とする。
しかし、経済的、あるいは地理的その他の事情により、滑走路のための広い敷地を確保することができない場合が多数存する。たとえば、船の上から離着陸させたい場合などは、滑走路を用意することが困難である場合が多い。
そこで、滑走路を用いることなく離着陸を可能とする機構ないし方法が必要とされる。
離陸の場合には、カタパルトを用いることが有効である。
着陸の場合には、従来から、ネットを用いて飛行中の航空機を絡め取る方法が知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照。)。すなわち、上空に向けて支柱を立ち上げ、該支柱間に航空機を絡め取るためのネットを張り、このネットに航空機を突入させ、ネットに絡めて航空機を回収する。
USP4,456,205 USP4,979,701
しかし、従来の回収ネットにおいては、ネットを支柱等の構造物を用いて支持し、空中に張っていたため、支柱などの構造物を設営しなければならず、大がかりなものであった。特に、高い位置で航空機を回収するためにはネットを支持する支柱の長さを長くする必要がある。この場合には支柱自身を強固に固定する必要があり、さらに大がかりでコストを要するものとなる。
また従来の回収装置においては、ネットによって絡め取とるため航空機が損傷しやすかった。また、回収ネットに一たび捕捉された航空機が、揺れなどによってネットから外れて地面へ落ちてしまう可能性が高いという問題があった。そして、それを回避しようとすれば、極めて特殊なネット形状、あるいは衝撃を吸収するための特殊な機構を有する支柱を用いる必要があった。
そこで本発明はこのような問題点に鑑み、航空機を回収するネットを空中に容易に設置することができる航空機回収装置と、ネットによって回収された航空機がネットから外れて落下してしまうことを防止した航空機、及びそのためのフックを提供することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は次の課題解決手段を提供する。
第1の課題解決手段は、無人航空機を回収するための航空機回収装置であって、浮遊体と、前記浮遊体と基準面とを接続するための少なくともふたつの支持体と、前記支持体のうち少なくともふたつの間に張り渡された回収ネットとを備えたことを特徴とする航空機回収装置である。
ここで、基準面とは、航空機回収装置を設置する面であって、地面や船の甲板などを意味するがこれらに限られない。
第2の課題解決手段は、無人航空機を回収するための航空機回収装置であって、ふたつの浮遊体と、前記両浮遊体と基準面とをそれぞれ接続するふたつの支持体と、前記両支持体間に張り渡された回収ネットとを備えたことを特徴とする航空機回収装置である。
第3の課題解決手段は、第1又は第2の課題解決手段において、回収対象となる無人航空機が前記回収ネットの網目に突き刺さることにより回収されることを特徴とする。
第4の課題解決手段は、前記各解決手段において、前記各支持体上方部分にそれぞれ備えられた滑車と、前記各滑車にそれぞれ通された牽引体とを備え、前記各牽引体の一端はそれぞれ前記回収ネットの上面端部近傍に接続されており、前記各牽引体の他端を牽引することにより前記回収ネットが上下に移動可能となるよう構成されていることを特徴とする。
支持体上方部分とは、支持体の、回収ネットを張るために十分な高さを有する位置部分を意味する。
第5の課題解決手段は、第4の課題解決手段において、前記回収ネットの下部両端が、前記支持体に可動的に接続されていることを特徴とする。
第6の課題解決手段は、上記各課題解決手段において、前記回収ネットの網目につき、網目の内周長に網糸の破断伸度割合を乗じた数値が、回収対象となる無人航空機の翼の付け根部分の胴体周長又は最大胴体周長よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする。
ここで、胴体周長とは、無人航空機の胴体部分の断面の周長であり、最大胴体周長とは、そのうち最大のものの長さ(胴体部分の最も太い部分の周長)である。
第7の課題解決手段は、上記各課題解決手段において、前記浮遊体が、ヘリコプタ、気球、風船、凧、飛行船のいずれかであることを特徴とする。
第8の課題解決手段は、上記各課題解決手段において、前記浮遊体がラジオ・コントロール可能とされていることを特徴とする。
第9の課題解決手段は、無人航空機であって、所定位置にフックを備え、着陸地点に備えられた回収ネットに突入することにより飛行を終了する場合には、前記フックが前記回収ネットの網糸を捕捉することにより、機体の回収ネットからの落下が防止されることを特徴とする航空機である。
フックを備える所定位置としては、後述するように、航空機の胴体前方両側面、両翼全端、あるいは両翼又は航空機最前部より伸ばされた延長棒等がありうる。
第10の課題解決手段は、第9の課題解決手段において、前記フックが、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、その一端は基部に回動可能に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側近傍に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とする。
ここで、基部とは、フックが固定される面ないし部分であり、航空機の胴体や翼、延長棒等を意味する。
第11の課題解決手段は、第9の課題解決手段において、前記フックが、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するように形成されていることを特徴とする。
第12の課題解決手段は、第9の課題解決手段において、前記フックが、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は負荷のかかっていない状態において受け部の開口側端部の内側に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とする。
第13の課題解決手段は、第9の各課題解決手段において、前記フックが、円形コイル形状であることを特徴とする。
第14の課題解決手段は、第9の各課題解決手段において、前記フックが、円形コイル形状であり、1周と4分の1程度巻きまわして形成されていることを特徴とする。
第15の課題解決手段は、第9乃至14の各課題解決手段において、前記フックが、少なくとも胴体前方両側面に取り付けられていることを特徴とする。
第16の課題解決手段は、第9乃至14の各課題解決手段において、前記フックが、少なくとも両翼前端に取り付けられていることを特徴とする。
第17の課題解決手段は、第9乃至14の各課題解決手段において、前記フックが、少なくとも機首から前方に伸びる延長棒に取り付けられていることを特徴とする。
第18の課題解決手段は、第9乃至14の各課題解決手段において、前記フックが、少なくとも両翼からそれぞれ前方に伸びる延長棒に取り付けられていることを特徴とする。
第19の課題解決手段は、第17又は第18の各課題解決手段において、前記延長棒には前記フックが1対ずつ取り付けられ、該1対のフックのうち一方のフックは、当該航空機の前方側から前記ネットの網糸が前記一方のフック内に入り込み可能な向きに配置され、前記1対のフックのうち他方のフックは、当該航空機の後方側から前記ネットの網糸が前記他方のフック内に入り込み可能な向きに配置されていることを特徴とする。
第20の課題解決手段は、第9の課題解決手段において、前記フックが、取り付け位置から斜め後方側に延びる棒状に形成されていることを特徴とする。
第21の課題解決手段は、無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、その一端は基部に回動可能に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とするフックである。
第22の課題解決手段は、無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するように形成されていることを特徴とするフックである。
第23の課題解決手段は、無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とするフックである。
第24の課題解決手段は、無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、円形コイル形状であり、1周と4分の1程度巻きまわして形成されていることを特徴とするフックである。
本発明の航空機回収装置は、ヘリコプタ、気球、凧、飛行船などの浮遊体によって支持体を吊り下げ、この支持体の間に回収ネットを張り渡すこととした。別な言い方をすれば、浮力で回収ネットを吊り上げ、空中に張るものである。このため、回収ネットを設営するための頑強な支柱などが不要となって、小型軽量でネットの設置が容易となり、また狭小地であっても航空機回収装置を設置可能となる。回収ネットを支えるための支柱を必要としないため、高いところに回収ネットを張ることも可能である。
本発明の回収ネットによる回収は、刺し網の要領で、航空機、あるいは航空機から突き出た延長棒が網目に突き刺さることにより捕捉される。そのため、ネットにより航空機を絡めとる方法を採用する装置に比較して、航空機の損傷が少ない。
また、浮遊体と地面(基準面)とを結ぶ支持体に滑車を取り付けることにより、回収ネットを上下することを可能としたため、回収ネットを交換したり、一時的に畳んだりする場合に、いちいち浮遊体を降ろす必要がない。
回収ネットの下端を支持体に固定しない装置においては、支持体の傾斜に関わらず、回収ネットが地面(基準面)と垂直に近い角度を保つことができる。
回収ネットの下端をリング等により支持体と可動的に接続する場合には、回収ネットが支持体の間隔で張られるため、広い回収面を確保することができる。
浮遊体が、ラジオ・コントロールされている場合には、浮遊体のコントロールが可能となり、風等の条件変化にも耐えることができる。
また、航空機の機首や翼などにバネ型フックや円形フックなどのフックを取り付けたことにより、空中に配置された回収ネットに航空機が突入し、回収ネットにより捕獲された際に、フックに回収ネットの網糸が引っ掛かるため、回収ネットによって航空機を回収した後に航空機の自重や回収ネットの揺れなどが生じた場合でも、フックが網糸から外れない。これにより、航空機が地面(基準面)に落下することを防止し、航空機の破損を回避することができる。
さらに、航空機の前方に延びる延長棒にフックを取り付けることにより、早い段階でフックを回収ネットの網糸に引っ掛けることができるので、航空機の本体が回収ネットに絡まって破損してする可能性を小さくできる。なお、フックが網糸をうまく捕捉できなかった場合でも、航空機は回収ネットにより捕捉される。
また延長棒に1対のフックを取り付け、互いのフックの向きを交互とすることにより、航空機が回収ネットに突入したときに一方のフックが機能しなかった場合でも、一旦航空機がネットに突入した後、自重等によって延長棒が回収ネットの網目から抜け出るときに他方のフックがネットの網糸を捕捉しうることとなる。これにより、航空機を確実に回収ネットに引っ掛けて回収可能となる。
さらに、航空機の機首から斜め後方側に延びる金属棒をフックとして用いることにより、安価にフックを構成することができる。
次に本発明の実施の形態を実施例により説明する。
まず、飛行中の航空機を空中で回収する航空機回収装置の第1の実施例について、図1を用いて説明する。
本発明の航空機回収装置50Aは、ふたつの浮遊体55A(気球)と、両気球と地面(基準面)とをそれぞれ接続するふたつの支持体(ロープ)と、前記両支持体間に張り渡された回収ネットとにより構成される。
浮遊体は、気球のほか、ヘリコプタ、風船、凧、飛行船等を用いてもよい。
支持体52は、浮遊体と地面(基準面)とを結び、その間に回収ネットが張り渡されるが、浮遊体と回収ネットの間、回収ネットの側部、及び回収ネットと地面(基準面)の間が全て物理的に一本のロープ等で構成されている必要は無く、それぞれ別のロープ等で構成されたものが接続されて支持体を構成してもよい。
回収ネット51は、漁具の網(刺網)のような網目状の構造を有しており、素材は航空機の突入に耐えうるものが用いられる。網目は縦糸と横糸からなる四角形あるいは菱形が望ましい。ただしそれに限定されるものではない。
網糸の重量は軽く、ネット(刺網)1mあたり1g〜5g程度が望ましい。
回収ネット51の大きさは、たとえば航空機回収装置50Aによって回収する航空機の翼の長さよりも大きなものが望ましい。
回収ネット51の網目は、網目の内周長に網糸(網目を構成する糸)の破断伸度割合を乗じた数値よりも、回収する航空機の翼の付け根の胴体周長又は最大胴体周長が大きくなるように構成されている。これにより、突入した航空機が回収ネットの網目を突き抜けることを回避することができる。
浮遊体からは、ロープ等の支持体52が吊るされ、支持体52は、地面(あるいは船の甲板等の基準面)に固定されている。支持体52は軽量な素材で構成することができる。素材は、ロープ等のフレキシブルなものでもよいが、硬いものでもよい。
支持体53の間に、回収ネット51が張り渡されている。前述のように、支持体52は回収ネット51の端部分を構成するロープ等を兼ねていてもよい。
本実施例においては、気球55Aが2個用いられているが、浮遊体の数は2個に限定されるものではない。また、浮遊体55A(気球)の形状は球形に限定されるものではない。たとえば、横長形状のものを1個用いて、そこからふたつの支持体を吊り下げ、その間に回収ネット51を張ることもできる。
図2の航空機回収装置50Bは、図1の航空機回収装置50Aにおける気球55Aの代わりに、ラジオ・コントロール、あるいは有線によるコントロールにより制御可能なヘリコプタ55Bを浮遊体として用いたものである。
制御可能なヘリコプタ55Bを用いることによって、風が強い場合等においても安定して回収ネット51を空中で支持することができる。
図3及び図4は、気球55A(浮遊体)を降ろすことなく、回収ネット51のみを上下させることが可能な航空機回収装置を示す。
支持体であるそれぞれのロープの上方部分に滑車を取り付け、そこに牽引体53(ロープ)が通されている。そして、回収ネット51の左端近傍の牽引体53(ロープ)の一端を回収ネット51の左上端に繋がれ、回収ネット51の右端近傍の牽引体53(ロープ)の一端は回収ネット51の右上端に繋がれている。このため、牽引体53たるロープのそれぞれの他端を引くことにより回収ネット51の位置を上げることができ、また牽引体53たるロープを緩めることにより回収ネットの位置を下げることができる。
このようにして、浮遊体を降ろすことなく回収ネットを上下移動することができるため、回収ネットの張り替えや上下移動が容易にできる。
なお、図4の実施例においては、回収ネットの下端は固定されておらずオープンとなっている。すなわち、回収ネットが支持されている箇所は、その上端部のみである。
この構造を採用した場合、たとえば船舶など移動中の乗物で使用する場合には、乗物の推進力の影響で、浮遊体は進行方向とは逆側に引っ張られロープは傾く。しかし、回収ネットは下端が固定されていないため、重力によりそのまま下方に垂れ下がり、甲板(基準面)に垂直な状態を保つことができるという利点がある。
これに対し、図5の実施例における航空機回収装置50Dは、回収ネット51を牽引体であるロープにより上下することができる点は図4記載の実施例と同様であるが、回収ネット51の下端にリング56が設けられ、支持体52たるロープが当該リング56を通されていることにより、回収ネット51の下端が支持体52たるロープと可動的に接続されている。これにより回収ネット51の四隅がある程度固定される事になり、回収ネット51の揺れを抑える事が可能となる。風が弱い場合等には、回収ネット51の下端をフリーにしない方が、回収ネット51を広く張ることが可能である。
次に、バネ型フックを備えた航空機の実施例について説明する。
図6の(a)は、バネ型フックを備えた航空機1の第1の実施例の全体構成を示す図であり、図6の(b)は、そのバネ型フックの拡大図である。
航空機1は、あらかじめ設定されたルートを飛行する自律無人の航空機である。
この航空機1の機首11の両側面にバネ型フック20が取り付けてある。
バネ型フック20は、図6の(b)に示すように一端が機首11(基部)又は翼12(以下、機首11との関係についてのみ述べる。)に固定され、他端が開放端とされた弓形状の受け部21と、一端が機首11(基部)に固定され、他方の開放端(22A)が受け部21の開放端(21A)内側(機首11側)近傍に延びる可動爪22と、可動爪22の開放端(22A)を機首11(基部)から外方(21A方向)に向けて付勢するバネ23とより構成される。ここで、「基部」とは、ばね型フック20が取り付けられる面をいう。図6では、受け部21、可動爪22、バネ23が基部たる機首11に取り付けられている。
バネ型フック20の機首11への取り付け方向は、可動爪22が進行方向を向くようにされている。
バネ23が無荷重の状態(図6の(b)に示す状態)で、機首11、受け部21、および可動爪22によって閉塞領域Aが形成される。
バネ23の存在により、可動爪22は可動とされており、回収ネットに航空機1が突入する際に、可動爪23に回収ネットの網糸が当たると、バネ23が縮んで可動爪22の開放端22Aが機首11側に移動し、可動爪の開放端22Aと受け部の開放端21Aとの間に距離ができ、閉塞領域Aに回収ネットの網糸を受け入れることになる。
かつ、そのような負荷のかかっていない状態においては、バネ23による付勢により可動爪の開放端(22A)が受け部の開放端(21A)の近傍に位置するように機能するため、両開放端は閉じられた形となり、閉塞領域Aに入り込んだ網糸は外部に出にくい。
すなわち、航空機1がネット51に引っかかった後、航空機1が振動や自重等によって、回収ネット51の網目から機首11が抜ける方向に移動した場合であっても、ネット51の網糸がバネ型フック20に引っかかっているため、航空機1が地面に落下してしまうことがない。
このようにして、航空機1が回収ネットに突入した際に、航空機1に取り付けられたフック21が回収ネットの網糸を不可逆的に捕らえると、回収ネットに突入した航空機1は、回収ネットから落下することなく回収されうることになる。
次に、航空機1が航空機回収装置のネットに対して斜めに進入した場合には、翼12の両端に設けたバネ型フック20が、ネット51の網糸に引っかかるため、上記と同様に確実に航空機1を回収することができる。
次に、バネ型フックを設けた航空機の第2の実施例について説明する。
図7の(a)は、航空機の全体図であり、図7の(b)は、延長棒に取り付けられたバネ型フックの拡大図である。
なお本実施例において用いるバネ型フックの構造は、航空機の第1の実施例と同じものであり、同一番号を付して説明を省略する。
航空機1Aの機首11の先端に、進行方向に向かって伸びる延長棒30を取り付け、さらに延長棒30にバネ型フック20を2つ取り付ける。
2つのバネ型フック20のうち、一方のバネ型フック20は可動爪22が設けられた側を航空機1Aの進行方向側に向けて延長棒30(基部)に取り付けられ、他方のバネ型フック20は可動爪22が設けられた側を航空機1Aの進行方向と逆側に向けて延長棒30(基部)に取り付けられている。
同様にして、航空機1Aの翼12の両端近傍に、進行方向に向かって伸びる延長棒30を取り付け、さらに延長棒30に2つのバネ型フック20を取り付ける。
このように、バネ型フック20の取り付け位置を航空機1Aの機首11や翼12から進行方向前方側とすることにより、航空機回収装置の回収ネット51に航空機1Aが突入する場合に、機首先頭部よりも先にバネ型フック20を回収ネット51に引っ掛けることができる。これにより、特に航空機がプロペラ付である場合に、プロペラによる回収ネット51が破断する可能性を減少させることができる。
また、バネ型フック20を、進行方向とは逆向きにも取り付けることにより、航空機51Aが回収ネット51に捕捉された後、落ちたり跳ね返ったりしてきたときにも、バネ型フック20が回収ネットの網糸を捕らえる可能性があるため、航空機51Aを落下させずに捕捉することができる可能性が高くなる。
なお延長棒30は、航空機1Aの離陸時から長さが固定された状態としてもよく、飛行中に抵抗が大きくなる場合には、ラジオのアンテナのように伸縮式とすることもできる。なおこの伸縮は、サーボ機構などによって行うことができる。
また、第2の実施例においては、バネ型フックが用いられているが、バネを用いることなく、可動爪22自体をプラスチック等の弾性を有する部材で構成することにより可動としてもよい。また、可動爪22を弾性部材で構成し、かつその開口部を無負荷状態で閉じた位置となるように付勢するバネ機構を併用してもよい。
次に、フックを設けた航空機の第3の実施例について説明する。
図8の(a)は、航空機の全体図であり、図8の(b)は、延長棒30B(基部)に取り付けられた円形フックの拡大図である。
なお本実施例は、第2の実施例におけるバネ型フック20に変えて円形フック60を用いたものである。
航空機1Bの機首11の先端に、進行方向に向かって伸びる延長棒30Bを取り付け、さらに延長棒30B(基部)に円形フック60A、60Bを取り付ける。
なお、円形フック60Aが円形フック60Bに対して航空機1の進行方向側となるように延長棒30Bに取り付けられている。
円形フック60A、60Bは針金などを環状に巻いたものであり、円形フック60A、60Bの一端側が延長棒30B(基部)に固定されている。なお、円形フック60A、60Bは、図7(b)記載のように、針金などを1周と4分の1程度巻きまわして形成されている。
延長棒30Bに取り付けられる2つの円形フック60A、60Bのうち、一方の円形フック60Aは、延長棒30Bに固定される側の端部の先端を航空機1Bの進行方向と逆側に向けて取り付けられ、他方の円形フック60Bは、延長棒30Bに固定される側の端部の先端を航空機1Bの進行方向側に向けて取り付けられている。
同様にして、航空機1Bの翼12の両端近傍に、進行方向に向かって伸びる延長棒30Bを取り付け、さらに延長棒30Bに2つの円形フック60A、60Bを取り付ける。
また航空機1Bは、機首11の先端にプロペラ40が取り付けられた航空機であるものとする。
次に、航空機回収装置によって飛行中の航空機1Bを回収する仕組みについて説明する。
航空機1Bが回収ネット51に突入すると、延長棒30Bが回収ネット51の網目内に嵌り込み、回収ネット51の網糸が円形フック60Bの円形状内側に入り込む。
また、円形フック60Bが回収ネット51の網糸に引っかからなかった場合においても、機体の重量や回収ネット51の揺れにより、ネット51の網目から延長棒30Bが抜ける方向に航空機1Bが移動すれば、円形フック60Aが編糸が入り込む方向に開口しているため、網糸がその内部に不可逆的に入り込む。
このように円形フック60A、60Bを用いた場合にも、実施例と同様に航空機1Bを確実にネット51に引っ掛けることができる。
なお、第3の実施例において、円形フック60A、60Bを延長棒30Bに取り付けるものとしたが、航空機の機首や翼に直接円形フックを取り付けることもできる。
また第4の実施例として、図9に示すように航空機1Cの機首11の両側面に、それぞれ所定太さの金属棒70をフックとして斜め後方に向かって取り付けることもできる。
この場合にも、航空機回収装置50の回収ネット51に突入した航空機1Cが、機首11が回収ネット51の網目から抜ける方向に移動したときに、金属棒70が網糸に引っかかり、航空機1Cの落下を防止することができる。
なお、このフックの取り付け位置は前記位置に限られず、機首又は両翼から延びる延長棒等に取り付けることもできる。
なお実施例、各変形例において航空機は、自律型であるものとしたが、これに限定されず、無線信号によって操作可能な航空機等にバネ型フック20や円形フック60A、60Bを取り付けて、航空機回収装置50によって回収することもできる。
以上のように、本発明の装置を用いることにより、着陸予定地点に航空機回収装置を備えておき、無人航空機にフックを取り付け、無人航空機を着陸予定地点に備えられた前記回収ネットに突入させて回収することができ、その際にフックが回収ネットの網糸を捕らえることにより、機体の回収ネットからの機体の落下が防止される。
本発明の航空機回収装置の実施形態 本発明の航空機回収装置の実施形態 本発明の航空機回収装置の実施形態 本発明の航空機回収装置の実施形態 本発明の航空機回収装置の実施形態 本発明のフック付航空機及びフックの実施形態 本発明のフック付航空機及びフックの実施形態 本発明のフック付航空機及びフックの実施形態 本発明のフック付航空機及びフックの実施形態
符号の説明
1、1A、1B、1C 航空機
11 機首
12 翼
20 バネ型フック
21 受け部
22 可動爪
23 バネ
30、30B 延長棒
40 プロペラ
50A、50B、50C、50D 航空機回収装置
51 回収ネット
52 支持体
53 牽引体
54 滑車
55A 気球
55B ヘリコプタ
56 リング
60A、60B 円形フック
70 金属棒
A 閉塞領域
G 地面

Claims (24)

  1. 無人航空機を回収するための航空機回収装置であって、浮遊体と、前記浮遊体と基準面とを接続するための少なくともふたつの支持体と、前記支持体のうち少なくともふたつの間に張り渡された回収ネットとを備えたことを特徴とする航空機回収装置。
  2. 無人航空機を回収するための航空機回収装置であって、ふたつの浮遊体と、前記両浮遊体と基準面とをそれぞれ接続するふたつの支持体と、前記両支持体間に張り渡された回収ネットとを備えたことを特徴とする航空機回収装置。
  3. 回収対象となる無人航空機が前記回収ネットの網目に突き刺さることにより回収されることを特徴とする請求項1又は2に記載の航空機回収装置。
  4. 前記各支持体上方部分にそれぞれ備えられた滑車と、前記各滑車にそれぞれ通された牽引体とを備え、前記各牽引体の一端はそれぞれ前記回収ネットの上面端部近傍に接続されており、前記各牽引体の他端を牽引することにより前記回収ネットが上下に移動可能となるよう構成されていることを特徴とする 請求項1乃至3のいずれか記載の航空機回収装置。
  5. 前記回収ネットの下部両端が、前記支持体に可動的に接続されていることを特徴とする請求項4記載の航空機回収装置。
  6. 前記回収ネットの網目は、網目の内周長に網糸の破断伸度割合を乗じた数値が、回収対象となる無人航空機の翼の付け根部分の胴体周長又は最大胴体周長よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の航空機回収装置。
  7. 前記浮遊体は、ヘリコプタ、気球、風船、凧、飛行船のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の航空機回収装置。
  8. 前記浮遊体は、ラジオ・コントロール可能とされていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の航空機回収装置。
  9. 無人航空機であって、所定位置にフックを備え、着陸地点に備えられた回収ネットに突入することにより飛行を終了する場合には、前記フックが前記回収ネットの網糸を捕捉することにより、機体の回収ネットからの落下が防止されることを特徴とする航空機。
  10. 前記フックは、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、その一端は基部に回動可能に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側近傍に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とする請求項9記載の航空機。
  11. 前記フックは、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するように形成されていることを特徴とする請求項9記載の航空機。
  12. 前記フックは、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は負荷のかかっていない状態において受け部の開口側端部の内側に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とする請求項9記載の航空機。
  13. 前記フックは、円形コイル形状であることを特徴とする請求項9記載の航空機。
  14. 前記フックは円形コイル形状であり、1周と4分の1程度巻きまわして形成されていることを特徴とする請求項9記載の航空機。
  15. 前記フックは、少なくとも胴体前方両側面に取り付けられていることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか記載の航空機。
  16. 前記フックは、少なくとも両翼前端に取り付けられていることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか記載の航空機。
  17. 前記フックは、少なくとも機首から前方に伸びる延長棒に取り付けられていることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか記載の航空機。
  18. 前記フックは、少なくとも両翼からそれぞれ前方に伸びる延長棒に取り付けられていることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか記載の航空機。
  19. 前記延長棒には前記フックが1対ずつ取り付けられ、該1対のフックのうち一方のフックは、当該航空機の前方側から前記ネットの網糸が前記一方のフック内に入り込み可能な向きに配置され、前記1対のフックのうち他方のフックは、当該航空機の後方側から前記ネットの網糸が前記他方のフック内に入り込み可能な向きに配置されていることを特徴とする請求項17又は18に記載の航空機。
  20. 前記フックは、航空機胴体前方両側面から斜め後方側に延びる棒状に形成されていることを特徴とする請求項9記載の航空機。
  21. 無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、その一端は基部に回動可能に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とするフック。
  22. 無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するように形成されていることを特徴とするフック。
  23. 無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、受け部及び可動爪から構成され、受け部はその一端は基部に固定され、他端は開放され、可動爪は、弾力性のある素材により形成され、その一端は基部に固定され、他方の開口側端部は受け部の開口側端部の内側に位置するようにバネ機構により付勢されていることを特徴とするフック。
  24. 無人航空機に取り付けられ、無人航空機を着陸予定地点に備えられた回収ネットによって回収する際に用いられるフックであって、円形コイル形状であり、1周と4分の1程度巻きまわして形成されていることを特徴とするフック。

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