JP2007222550A - 管状体の塗装方法及びゴルフクラブの製造方法 - Google Patents

管状体の塗装方法及びゴルフクラブの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な方法で、管状体の表面に装飾性の優れたグラデーション塗装を行う。
【解決手段】管状体1を軸線方向が鉛直方向となるように配置し、該管状体を軸線廻りに回転させながら、塗料噴霧装置2の塗料吹出部2aを上下に移動させつつ、管状体に対して横方向より塗料を霧状に噴霧し、該管状体の表面を塗装する塗装方法であって、前記塗料吹出部の上下移動範囲と、前記管状体との間の一部の領域に、該管状体と塗料吹出部とを隔てる隔壁8を設け、該隔壁により、管状体の上下方向における各領域での塗装塗料の有無及び/又は塗装塗料の量を変化させ、該隔壁の上端部及び/又は下端部の水平方向に対応する管状体の位置の周辺において塗着塗料の量が変化するグラデーション変化部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブシャフト或いは釣竿等の管状体の表面を塗装する方法に関し、詳しくは、管状体の表面をグラデーション塗装する方法及び、この塗装方法によりゴルフクラブシャフトを塗装する工程を含むゴルフクラブの製造方法に関するものである。
ゴルフクラブシャフト或いは釣竿等の管状体は、美観の向上と発錆防止の為にその表面に塗装がなされ、装飾性を高める為に、2色以上の塗料を用い、その長手方向に沿って色相或いは濃度を変化させる所謂グラデーション塗装も採用されている。
特開2002−336393号公報(特許文献1)には、ゴルフクラブシャフトに対するグラデーション塗装の一例が開示されており、このグラデーション塗装の概略は、塗料噴霧装置の塗料吹出部を上下移動させる際に、その移動範囲を変え、移動速度を変え、あるいは塗料吹出部からの吐出量を変えることによりシャフトへの塗料の付着量を変化させて行っている。
前記特許文献1に記載の塗料吹出部の移動範囲を変化させてグラデーション塗装を行う場合、下記の問題がある。
イ)塗料吹出部の上下移動を途中で止めても、例えば、最下部と管状体の中間部間のみで上下移動させても、塗料は霧状に噴霧されるので、管状体の上部にも塗装されてしまい、グラデーションの変化が広範囲に亘り、しかも緩い色変化となり、要求される装飾性を有するグラデーションが得られない。
ロ)グラデーションの有無や、グラデーションの変化部位置の相違に応じて、塗料吹出部の上下移動範囲をその都度設定すると、生産性が悪く、特に小ロット生産においては、大きなコスト上昇を招くことにもなる。
また、特許文献1では、図7に示すディスクタイプの静電塗装機100を用いてグラデーション塗装を行っている。該塗装機100では、塗料の噴霧パターンが略水平方向に向くため、前記イ)の問題点は改善されるが、ディスクタイプ塗装機の設置費用が高いと言う難点がある。また、塗装機100では塗料吹出部から水平方向360°の範囲で塗料が噴霧される為、シャフト101を吊り下げて搬送するガイドレール102は、その噴霧空間の廻りを取囲むようよう平面視でΩ形の開環円形状に形成されている。その場合、ガイドレール102の開環部分102a、即ち、管状体が通過しない部分が存在することになり、この部分では塗料の無駄が生じる。
更に、この開環部分102aと導入部102b及び導出部102cとの境界位置ではガイドレール102が鋭角に屈曲する。よって、導入部102bと導出部102cをシャフト101が通過する際、揺れが発生しやすく、その為、シャフト101を密に配列することができない。その結果、塗装効率(塗装本数/時間)が低下し、生産性やコストの改善を図り難いと言う問題点もある。
特開2002−336393号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、ゴルフクラブシャフト等の管状体に対して、装飾性の優れたグラデーション塗装を簡易にできるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、第1の発明として、管状体を軸線方向が鉛直方向となるように配置し、該管状体を軸線廻りに回転させながら、塗料噴霧装置の塗料吹出部を上下に移動させつつ、管状体に対して横方向より塗料を霧状に噴霧し、該管状体の表面を塗装する塗装方法であって、
前記塗料吹出部の上下移動範囲と、前記管状体との間の一部の領域に、該管状体と塗料吹出部とを隔てる隔壁を設け、
該隔壁により、管状体の上下方向における各領域での塗装塗料の有無及び/又は塗装塗料の量を変化させ、
該隔壁の上端部及び/又は下端部の水平方向に対応する管状体の位置の周辺において塗着塗料の量が変化するグラデーション変化部を形成することを特徴とする管状体の塗装方法を提供している。
本発明の塗装は、管状体にグラデーション変化部を形成するための塗装であるため、塗料噴霧装置はグラデーション用の塗料噴霧装置として用い、該グラデーション用塗料噴霧装置による噴霧前に、管状体に地色塗装を施した後に、グラデーション塗装を行っている。
よって、本発明の塗料噴霧装置の塗料吹出部の上下移動範囲は必ずしも管状体の上端から下端までを移動範囲とする必要はなく、地色塗装部に対する上塗り部と該上塗り部に連続するグラデーション部の形成領域に塗料吹出部を上下移動させれば良い。従って、前記塗布吹出部の上下移動範囲とは管状体の上下端にわたる全長とする必要はないが、上下移動範囲を管状体の上下両端間の全長とすると、移動範囲を制御する必要はない。
なお、当該塗料噴射装置はグラデーション専用の塗料噴射装置とすることもできるが、本発明においては、グラデーションの有無を前記隔壁を取り付け、取り外することによって、簡単に変更することができるので、通常の管状体のグラデーションを伴わない塗装(例えば、管状体全体の均一塗装)を行う塗料噴射装置として共用する装置とすることが好ましい。
本発明においては、塗料吹出部の上下移動範囲と、管状体の間の領域の一部の領域に、該管状体と塗料吹出部とを隔てる隔壁を設けているため、塗料吹出部が上下移動しながら塗料を管状体に噴霧させる際、隔壁の存在によって、塗料の噴霧パターンの遮断度合いが逐次変化し、その背後の管状体には、噴霧塗料の量が連続的に変化した状態で塗着されることになり、これによって装飾性に優れたグラデーション塗装が可能となる。従って、塗料噴霧装置の塗料吹出部を上下移動させる際に、その移動範囲を変化させて行う前記従来の塗装方法のように、最下部と管状体の中間部間のみで上下移動させても、管状体の上部にも塗装されてしまうようなことはなく、グラデーションの変化範囲が狭く、装飾性の良いグラデーションを得ることができる。
前記隔壁の取り付け高さを調整することによりグラデーションの形成位置を調整することができると共に、隔壁を上下間隔をあけて複数枚設けると、グラデーションを管状体の長さ方向において複数箇所で設けることもできる。さらに、グラデーション変化範囲の大小の調節が必要な場合には、隔壁の上下長さを変えたり、上端部及び/又は下端部をジグザグ形状や段付き形状にすることにより、容易にグラデーション変化範囲を調整することができる。さらにまた、隔壁を取り外すことによりグラデーションを無くすこともでき、多様な塗装を施すことができる。
前記隔壁は、厚手の紙や樹脂シート等から形成し、塗装室の天井付近に設けられた梁状の部材にテープで貼り付けて固定できるようにすると、簡単かつ安価に隔壁を設けることができ、隔壁の変更も容易にでき、さらに、取り付けも容易である点より好ましい。
前記吊り下げられた管状体の表面と前記塗料吹出部との水平距離L1は15〜100cmとすることが好ましい。これは15cm未満の場合、塗装ムラが発生し易くなる一方、100cmより大きいと塗料が所定範囲外に噴霧される量が多くなって、塗装効率が悪くなることに因る。
下限は、好ましくは20cm以上、更に好ましくは30cm以上である。上限は、好ましくは70cm以下、更に好ましくは40cm以下である。
管状体の表面と前記隔壁との水平距離L2は5〜30cmとすることが好ましい。L2を調整することにより、目的とするグラデーションの変化割合を適宜設定できるが、5cm未満の場合、隔壁と管状体との接触が起こり易くなる傾向となり、好ましくは8cm以上である。上限については、グラデーションの変化割合や上記L1との関係で設定すればよいが、一般的には30cm以下、好ましくは20cm以下、更に好ましくは15cm以下である。
隔壁と上記塗料吹出部との水平距離L3は10〜70cmとすることが好ましい。これは、10cm未満の場合、隔壁に当って跳ね返された塗料が、塗料吹出部に付着し、これにより塗装不良が発生し易くなる一方、70cmより大きくなると、L1が結果的に大きくなって、塗料が所定範囲外に噴霧される量が多くなって、塗装効率が悪くなることに因る。下限は、好ましくは15cm以上、更に好ましくは20cm以上である。上限は、50cm以下、更に好ましくは30cm以下である。
隔壁の幅(管状体の移動方向の沿った幅)L4は、1〜5mとすることが好ましい。これは、1m未満の場合、隔壁の側端部から塗料が管状体に塗装されてしまい易くなる一方、5mを超えると工程エリア等の制限があることに因る。下限は、好ましくは2m以上である。また、上限は発明効果の面からは制限する必要がないが、工程エリア等を勘案し、好ましくは4m以下である。
前記塗料噴霧装置としては静電塗装機であることが望ましい。
静電塗装機は、ベルタイプ、ガンタイプ、ディスクタイプ等が使用し得る。
ガンタイプの塗装機を用いる場合、塗料吹出部の移動等の変化は、塗料吹出部の上下方向の移動(上下方向への向きの変化を含む)のみとし、配列させた管状体を、塗料吹出部の前を軸回転させながら、直線状に移動させて、連続して順次塗装する。
ディスクタイプの塗装機を用いる場合、特許文献1の図1に開示される塗装機において、ディスク吹出部を上下に移動させながら、ディスクの円周方向全域に塗料を噴霧し、配列した管状体を軸回転させながらディスク廻りの円周上を移動させ、連続して順次塗装する。
前記ガンタイプとディスクタイプの内、ガンタイプの塗装機は、隔壁が平らな板状で良いため、隔壁の準備が簡易、隔壁の取付作業が容易、隔壁の取付治具が簡易となる等の理由で、生産性、コスト性に優れることから望ましく採用される。
塗装装置において、その構成材に、複数の前記管状体を直接的または間接的に所要間隔をあけて配列した状態で吊り下げ、これら管状体を前記塗料噴霧装置の塗料吹出部の前方を連続移動させて、複数の管状体を連続的に塗装することが好ましい。
このように、多数の管状体を配列して、連続的に塗装することにより、塗装効率、ひいては製品としての管状体の生産性が向上する。
第2の発明として、前記塗装方法を用い、管状体としてのゴルフクラブシャフトの表面を塗装する塗装工程を含むことを特徴とするゴルフクラブの製造方法を提供している。
上述したように、第1の発明に係る管状体の塗装方法においては、鉛直状態に配置するゴルフクラブシャフトや釣竿等の管状体と、塗料噴霧装置の塗料吹出部の上下移動範囲との間の一部の領域に、該管状体と塗料吹出部とを隔てる隔壁を設け、塗料吹出部を上下させながら塗料を霧状に噴霧させて管状体の表面を塗装するようにしているため、隔壁の背後の管状体には、噴霧塗料がその長手方向に沿って連続的に変化した状態で塗着されることになり、これによってグラデーションの変化範囲が狭く、装飾性の良いグラデーションを得ることができる。
かつ、隔壁の取外し、隔壁取付け高さの調整や、隔壁の形状を変更することによって、グラデーションの有無、変化部の位置調整、グラデーション変化範囲の調整が可能で、生産性に優れる。
また、第2の発明のゴルフクラブの製造方法では、塗装工程において、鉛直状態に吊り下げられたゴルフクラブシャフトと、塗料噴霧装置の塗料吹出部の上下移動範囲との間の一部の領域に、該ゴルフクラブシャフトと塗料吹出部とを隔てる隔壁を設けて塗装するだけで、装飾性の良いグラデーション塗装がなされたゴルフクラブの製造が効率的になされる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、静電塗装機により、吊下げられた管状体としてのゴルフクラブシャフト(以下、シャフトと略す)の表面を順次塗装する塗装システムを示す斜視図である。この塗装システムは、静電塗装機(以下、塗装機と略す)2の塗料吹出部2aより、電荷を帯びた塗料3を霧状で吐出・噴霧させると共に、この霧状の塗料3が噴霧された噴霧空間Sにシャフト1を順次通過させて、シャフト1の表面を塗装している。
前記シャフト1は、レールRに沿って移動する移動具5に吊下治具4を用いて鉛直方向に吊り下げ、レールRに沿って移動させている。塗装機2の塗料吹出部2aと、シャフト1の通過ラインとの間には、噴霧空間Sの一部を遮るように樹脂シートからなる隔壁8を塗装室の天井付近に設けられた梁状の部材(図示せず)に固定された吊下材9に貼着している。
前記吊下治具4に吊下げ保持された状態でシャフト1は軸回転させると共に、塗装機2の塗料吹出部2aを上下動させ、シャフト1の表面を長さ方向及び周方向に亘って塗装している。
図2に示すように、シャフト1の表面と塗料吹出部2aとの水平距離L1は15〜100cmの範囲とし、本実施形態では30cm〜40cmの範囲としている。
また、シャフト1の表面と隔壁8との水平距離L2は5〜30cmとし、本実施形態では8cm〜15cmの範囲としている。
更に、隔壁8と上記塗吹出部2aとの水平距離L3は10〜70cmの範囲とし、本実施形態では20cm〜30cmの範囲としている。
また、隔壁8の幅L4(図1参照)は1〜5mの範囲とし、本実施形態では2〜4mの範囲としている。
まず、前記隔壁8を用いることにより、シャフト1にグラデーション塗装がなされる方法について説明する。
図2はシャフト1の上方部に対応する位置に隔壁8を配した例を示している。
シャフト1が軸回転しながら塗装区間を通過する間、塗装機2は上下動し、その塗料吹出部2aから塗料の噴射がなされる。塗料の噴霧パターンは、塗装機2の上下動に伴い隔壁8による遮断度合いが変化し、その為、隔壁8の背後のシャフト1における隔壁8の下端部8bの水平方向に対応する位置Mの周辺において、塗着塗料の量が変化する。
即ち、隔壁8が存在していないシャフト1の下側部ではシャフト1の表面に塗着した塗料30の膜厚は一定厚さmとなり、隔壁8の下端部8bの水平方向に対応する位置Mの周辺より上方、即ち、隔壁8の背後の位置において、塗着塗料30の膜厚が漸次小さくなる。従って、この部分でグラデーション変化部30aが形成され、しかもこの変化範囲は隔壁8の存在により狭くなる。
図3はシャフト1の中央部に対応する位置に隔壁8を配した例を示している。この例においても、塗装機2の上下動に伴った塗装によって、隔壁8の背後のシャフト1における隔壁8の上端部8a及び下端部8bの水平方向に対応する位置M、Mの周辺において、塗着塗料の量が変化する。シャフト1の表面に塗着した塗料30の膜厚は、隔壁8の上端部8a及び下端部8bの水平方向に対応する位置M、M間の中央部に向かい、塗着した塗料30の膜厚が漸次小さくなる凹状のグラデーション変化部30cが形成される。
図4はシャフト1の下方部に対応する位置に隔壁8を配した例を示している。この例においても、塗装機2の上下動に伴った塗装によって、隔壁8の背後のシャフト1における隔壁8の上端部8aの水平方向に対応する位置Mの周辺において、塗着塗料の量が変化する。シャフト1の表面に塗着した塗料30の膜厚は、隔壁8の上端部8aの水平方向に対応する位置Mの周辺部より下方に向かい、塗着塗料30の膜厚が漸次小さくなるグラデーション変化部30d及び塗着塗料3の無い部位30eが形成される。
図2、図4の例では塗着塗料30の無い部位30b、30eが存在するが、この部位30b、30eの有無も含めたグラデーション変化部30a、30c、30dの形成態様(膜厚の変化度合い)の調整は、隔壁8の上下位置、シャフト1及び塗料吹出部2aとの相対位置(後記するL1〜L3)、塗装機2の上下動速度、塗料吹出部2aからの塗料の吐出量、シャフト1の軸回転速度、更にはコンベア6の速度等を適宜調整することによって、求められるモチーフに基づきなされる。
なお、塗着塗料30が無い部分およびグラデーション変化部30a〜30eには、図示していないが、予め地色塗装が施されている。
図5(A)(B)は、隔壁8の変形態様を示し、(A)の隔壁8は下端部8bがジグザグ形状とされ、(B)の隔壁8は下端部8bが段付形状とされている。これらの形状は、上端部8aに形成されていても良く、また下端部8b及び上端部8aの双方に形成されていても良い。このような形状にすることにより、グラデーションの形成態様(変化範囲や変化形状)を所望のモチーフに基づき容易に調整することができる。
つぎに、前記グラデーション塗装を行う図1に示す本実施形態の塗装装置について説明する。
シャフト1を鉛直状態で吊下げ保持する吊下治具4が、静電塗装機2の近傍に配設された直状のレールRに沿って移動する複数の移動具5に夫々掛止され、各吊下治具4には後記する要領でシャフト1が吊下げ保持されている。
複数の移動具5のレールRに沿った移動の間、吊下治具4に吊下げ保持されたシャフト1は噴霧空間Sを通過し、この通過の間にシャフト1の表面が塗装される。
レールR内には、レールRに沿って移動するワイヤー或いはチェーン等の索条体からなるコンベア6が配設されている。
移動具5は、このコンベア6の長手方向に沿って略等間隔で取付られた取付金具5aと、この取付金具5aの下端に軸回転可能に軸支された自転用歯車5bとよりなる。この自転用歯車5bの下方に、フック4a(図6参照)をして吊下治具4が掛止されている。この掛止に際しては、図示していないが、自転用歯車5bの下に棒状ハンガー(長尺フック等)を介在させて行うことも可能である。
レールRの一側面には、その長手方向に沿った塗装区間において平歯車7が固設され、前記自転用歯車5bが噛合っている。従って、移動具5がコンベア6によってレールRに沿って移動する際、平歯車7と自転用歯車5bとのラックアンドピニオンの関係で、自転用歯車5bがその軸周りに自転する。これに伴い、吊下治具4に吊下げ保持されたシャフト1も、軸回転しながら静電塗装機2の近傍を移動する。
前記取付金具5aのコンベア6に対する取付ピッチは、特に限定されないが、隣り合うシャフト1、1の間隔Aを5〜300mm、より好ましくは5〜200mm、更には50〜200mmとなるよう設定している。
この間隔Aが5mm未満であると、互いに干渉することがあり、また、十分な塗装領域を形成し得ず、塗装性が低下して塗膜厚さにバラツキが生じる傾向があり、逆に300mmを超えると、塗装機2を連続噴霧するときなど塗料の無駄吹きなどが生じやすく生産性が低下し易い。
各シャフト1は鉛直状態を維持されて吊下げ保持されているため、その間隔を狭めても隣り合うシャフト1同士が干渉することがない。
前記コンベア6の作動は連続的になされ、吊下治具4を介しコンベア6に等間隔で吊下げ保持されたシャフト1を、順次塗装している。
前記シャフト1が噴霧空間Sを通過する速度は、特に限定されないが、好ましくは1.2〜2.5m/分、より好ましくは1.5〜2.1m/分とするのが望ましい。前記通過速度が1.2m/分未満であると、塗料の噴霧量にも依るが塗膜厚さが大となる傾向がある他、生産効率が低下する傾向があり、逆に2.5m/分を超えると、シャフト1への塗料の付着量が減少しかつ塗膜厚さもばら付き易くなる。
このようにして、シャフト1は、噴霧空間Sを自転(軸回転)しながら水平に通過することにより、外周面を均一に塗装される。また噴霧空間Sを通過したシャフト1は、例えば隣接する乾燥ユニットなどで塗膜を硬化させる乾燥工程が行われる。乾燥ユニットでは、例えば80〜200℃程度の温度で1〜15分程度、シャフトを乾燥させるのが望ましい。
塗装機2は、前記のように静電塗装としており、アースした被塗装物を陽極、静電塗装機を陰極とし、これに負の高電圧を与えて両極間に静電界を形成し、噴霧した塗料を負に帯電させることにより対極である被塗装物に効率良く塗料を付着させるものである。
このような静電塗装は、塗料の粒子が静電引力によって被塗装物に吸着するため、従来のハンドガンによる一般的なスプレー塗装などに比べて塗料の無駄吹きや吹き戻りを大幅に低減でき、かつ塗料が被塗装物の背面側にまで回り込む「つきまわり効果」を高めることができる。この結果、塗装スピードを向上しつつ塗膜厚さのバラツキを減じて均一に塗装でき、かつ塗着効率を高め塗料の無駄を低減しうる。
静電塗装機2は、周知の如く、ベルタイプ、ガンタイプ、及びディスクタイプの三タイプに大別されるが、マイナス30kV〜100kV、好ましくはマイナス50kV〜90kVの電荷を帯びた塗料を霧状で噴霧しうるものではれば、特に限定されることなく何れのタイプのものも採用できる。
本実施形態の静電塗装機2は、ガンタイプの塗装機であって、上下動する塗料吹出部2aより横向きに縦方向に広がる扇形の噴霧パターンの噴霧空間Sを形成するよう塗料3が霧状で噴霧される。
ここで、塗料3の電荷がマイナス30kVに満たないと、塗料の付着効率が低下するため塗膜厚さの均一性が損なわれる傾向がある他、金属粉を含有する塗料を用いたときには、該金属粉が「寝る」傾向が強く、金属光沢が損なわれやすい。逆に、前記塗料の電荷がマイナス100kVを上回っても静電塗装機への負荷が大きくなるだけで塗料の付着性は頭打ちとなる。
塗料3は、必ずしも有色である必要はなく、無色透明(いわゆるクリアー塗料)であっても良いし、また有機溶剤系或いは水性溶剤系のいずれをも採用することもできる。なお、人体や地球環境への影響を考慮すると、塗料は水性溶剤系のものが好ましい。また塗料の粘度については、特に限定されないが、好ましくは一定温度(20℃)にてイワタカップでの塗料流出時間が4.0〜15.0秒、より好ましくは5.0〜13.0秒であることが望ましい。4.0秒未満であると霧化中の塗料濃度が低くなり、塗着量が減って塗膜が薄くなり過ぎ、逆に、15.0秒を超えると粘度が高すぎて良好な塗料の霧化が難しくなる。
また、塗料3は、好ましくは金属粉を含むことが望ましい。これにより、より光沢に優れたシャフト1を製造しうる。金属粉としては、金属のみならず、金属酸化物、金属窒化物又は金属炭化物の1以上の粉状体からなるものを包含する。また金属粉は、特に限定されないが、比重を4以上としたときには、金属粉によってシャフト1の外表面により多くの重量を配分することができ、慣性モーメントを増大する効果を得ることもできる。具体的には金属粉としては、例えばアルミニウム、チタン(比重:4.5)、ニッケル(比重:8.9)、銅(比重:8.9)、モリブデン(比重:10.2)、鉛(比重:11.3)、タングステン(比重:19.3)の粉末又はこれらを含む合金の粉末が挙げられる。
金属酸化物としては、酸化チタン(比重:4.9)、酸化ジルコニウム(比重:5.5)、酸化鉄(比重:5.7)、酸化銅(比重:6.0)、酸化鉛(比重:9.3〜9.6)、酸化タングステン(比重:12.1)などが挙げられる。また、金属窒化物としては窒化チタン(比重:5.4)、窒化銅(比重:5.8)、窒化クロム(比重:5.9)、窒化亜鉛(比重:6.2)、窒化鉄(比重:6.4)、窒化ジルコニウム(比重:7.1)、窒化タンタル(比重:14.4)、などが挙げられる。そして金属粉には、これらを単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
前記金属粉は、その平均粒子径が大きくなると、塗料基剤中での分散が悪いため塗膜の強度を低下させる傾向がある。従って、金属粉の平均粒子径は、小さいほど好ましいが、コストや生産性などを考慮すると、好ましくは0.05〜50μm、より好ましくは0.1〜30μm、さらに好ましくは0.1〜15μmとするのが望ましい。なお金属粉の平均粒子径は、塗膜の一定の領域内に含まれる金属粉の粒径を測定し、その平均により表される。
金属粉の配合量は特に限定されないが、好ましくは塗装後のシャフト1の全質量に対して1.5〜7.5%、より好ましくは2.0〜3.5%程度となるように塗料中に混合するのが望ましい。これにより、金属粉は、シャフト1に優れた光沢を与えるとともに、シャフト1の表面に重量を比較的多く配分することができ、大きな慣性モ−メントを有するシャフト1を製造しうる。
グラデーション塗装されるゴルフクラブシャフト1としては、スチールシャフトの他、例えば炭素繊維強化プラスチックなど熱硬化性樹脂に補強繊維を含有した強化プラスチックシャフトなど種々のものが採用できる。なお熱硬化性樹脂として、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ビニルエステル樹脂等を挙げることができ、これらの1種若しくは2種以上を用いることが可能である。又補強繊維として、例えばカーボン繊維やガラス繊維等の他、ボロン、チタン、タングステン、ステンレス、銅、アルミナ等からなる金属系繊維、アラミド繊維などを挙げることができ、これらの1種若しくは2種以上を用いることが可能である。
図6は本発明の管状体の塗装方法に採用される管状体用の吊下治具4の一例を示している。
吊下治具4は、フック4aと、このフック4aを上面に備えた傘部4bと、該傘部4bの下面に垂設される円柱部4cと、傘部4bと円柱部4cの上面との間に上端部を固定して円柱部4cの外周面に沿って下方へと延在させたクリップ部4dとからなる。これら傘部4b、円柱部4c、クリップ部4dは別部材とし、夫々着脱自在に組みつけて一体化している。
吊下治具4では、円柱部4cに対して管状体(ゴルフクラブシャフト)1を下方から外嵌すると共に、該管状体1の周壁1aの一部を円柱部4cとクリップ部4dとの間に押し込むことで管状体1を吊り下げる一方、該管状体1を下方へ引っ張ることで取り外し可能な構成としている。
クリップ部4dはばね性線材から形成しており、その上端部には前記傘部4bと円柱部4cとの間に介在固定する水平方向の円環状基部4daを設けていると共に、該円環状基部4daから径方向への突出部4dbを設けている。該突出部4dbの外端より下向きに「く」の字状に屈曲した把持部4dcを設けている。該把持部4dcは円柱部3側へと傾斜する上部傾斜辺部4dc−1と、該上部傾斜辺部4dc−1の下端の屈曲頂部4dc−2と、該屈曲頂部4dc−2より外下方へと傾斜する下部傾斜辺部4dc−3とからなり、円柱部4cから離れる方向の下部傾斜辺部4dc−3の先端4dc−4がクリップ部4dの最下端となると共に、把持部4dcの外端ともなる。
把持部4dcは、図6の2点鎖線に示すように、円柱部4cの外周面に頂部4dc−2が当接するように形成している。
なお、把持部4dcは装着される管状体1の周壁1aの厚みより小さな距離で円柱部4cの周面より離れていても良い。
前記傘部4bは下面を円形とした台円錐形状の支持板4baの下面に雄ネジ部4bbを形成し、前記円柱部4cの中空内壁部に形成した雌ねじ部4caを螺合してねじ締め結合し、この螺合を解くことで円柱部4cを傘部4bから取外し可能としている。
前記クリップ部4dの円環状基部4daは、傘部4bの雄ねじ部4baに嵌挿し得る径の円環状とし、傘部4bと円柱部4cとをねじ結合させる際、この円環状基部4daを雌ねじ部4caに嵌挿し、傘部4bと円柱部4cとの締結結合部間に介在させて固定している。従って、円柱部4cを取外すことによりクリップ部4dも取り外し可能としている。
また、傘部4bの支持板4baの中央上端には、フック4aを突設し、フック4aを前記塗装ラインの移動具5に引っ掛けるようにしている。また、円柱部4cの下端は管状体1を外嵌しやすくする為にテーパ部4cbとしているが、フラットとしてもよい。
前記構成からなる吊下治具4により管状体1を吊下げ保持するには、円柱部4cとクリップ部4dの把持部4dcの間に管状体1の周壁1aの一部を押し込むように下方より管状体1を円柱部4cに外嵌していく。
即ち、円柱部4cを管状体1の中空部1bに挿入し、クリップ部4dへ管状体1の周壁1aを押し込むと、把持部4dcは押し込みによる弾性変形に伴う復元弾力で周壁1aを円柱部4cと頂部4dc−2との間に弾圧挟持する。
この時、把持部4dcの下部傾斜辺部4dc−3の先端4dc−4は、円柱部4cの周面より離れる方向に向いているため、この先端4dcー4から頂部4dc−2にかけての線材部分が、管状体1を円柱部4cに嵌挿させる際のガイドとなり、管状体1の嵌挿押込み力によって把持部4dcを弾性変形させる。管状体1の上端を傘部4bの下面付近まで押込み手離すと、把持部4dcの復元弾力によって、周壁1aが円柱部4cと把持部4dcの頂部4dc−2との間に弾圧挟持されて管状体1が吊下げ保持される。
この吊下げ保持は、この把持部4cの屈曲頂部4c−2による点接触もしくは線接触的な弾圧挟持作用によってなされ、管状体1はその自重によって必然的に鉛直状態となるようにしている。
前記構成からなる吊下治具4を用いると、ゴルフクラブシャフトや釣竿等の管状体1の周壁1aを、円柱部4cとクリップ部4dの把持部4dcとの間に押し込むことで、把持部4dcの弾性力で円柱部4cの間で確実に管状体1を狭持でき、管状体1を円柱部4cの外周に沿わせて鉛直状態に吊下げ保持することができる。このように、管状体1を下方より差し込み操作するだけでワンタッチで装着吊持させることができる。また、管状体1を円柱部4cに外嵌すると共に円柱部4cとクリップ部4dの把持部4dcとの間で挟持して吊下げ保持しているため、管状体1はその自重により必然的に鉛直状態とすることができる。よって、前記のような塗装ラインにおいて順次塗装してゆく場合でも、隣り合う管状体1同士が干渉することを防止し、吊下げ間隔を狭くして塗装効率を高めることができ、簡易な装着性とも相俟って管状体1の生産性の向上を図ることができる。
更に、吊り下げられた管状体1の上部が傘部4bにより覆われることになるから、吊下治具4の上方に付着した塗料が垂れて管状体1に付くことを防止し、塗装不良の発生を抑えることができる。また、吊下治具4の上方に付着した塗料が垂れてクリップ部4dに付くことも防止されるので、連続使用によってもクリップ部4dの挟持機能が低下することがない。
塗装の際にはクリップ部4dも直接塗装されるが、これは均一な塗装であり、上から垂れてきた塗料の塊ではなく、挟持機能には殆ど悪影響を与えるものではない。
前記クリップ部4dの把持部4dcは円柱部4cに向けて「く」の字状に屈曲させ、屈曲頂部4dc−2を円柱部4cの外周面に当接あるいは近接させていることが好ましい。
このように、把持部4dcを「く」の字状に屈曲させた単純な形状とすると、円柱部4cとの間で強い狭持力を発生させて、管状体1の周壁1aを確実に狭持することができる。
また、把持部4dcの下部傾斜辺部4dc−3は、円柱部4cに当接あるいは近接させる屈曲頂部4dc−2より下方に向き、その先端4dc−4は吊り下げられた管状体1の周面より離れる方向となる。従って、クリップ部4bに付着した塗料がその先端4dc−4より塊となって垂れても、管状体1に付くこともなく、また、管状体1を円柱部4cに嵌挿装着させる際に、この先端4dc−4に触れることがなく、先端に付着している塗料の塊が管状体1の表面に転写されることもない。
尚、上記実施形態の塗装システムにおけるレールRの形状、移動具5における取付金具5a、自転用歯車5b、コンベア7等の形状等は、公知のこの種塗装システムに採用されるものをそのまま充当し得ることは当然である。また、管状体塗装用吊下治具4は、図例のものがその取扱い性等において優れているので望ましく採用されるが、これに限定されず、その他の構成のものも採用することが可能である。
本発明の管状体の塗装方法を実施する塗装装置の一例を示す概略斜視図である。 シャフトにグラデーション塗装を施す一態様を示す図面である。 シャフトにグラデーション塗装を施す別態様を示す図面である。 シャフトにグラデーション塗装を施すに別態様を示す図面である。 (A)(B)は隔壁の変形態様を示す正面図である。 本発明の管状体の塗装方法に採用される管状体塗装用吊下治具の一例を示す部分切欠正面図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
1 ゴルフクラブシャフト(管状体)
2 静電塗装機(塗料噴射装置)
2a 塗料吹出部
3 塗料
30 塗着塗料
30a,30c,30d グラデーション変化部
8 隔壁
L1 管状体の表面と塗料吹出部との水平距離
L2 管状体の表面と隔壁との水平距離
L3 隔壁と塗料吹出部との水平距離
M 隔壁の上端部及び/又は下端部の水平方向に対応する管状体の位置

Claims (5)

  1. 管状体を軸線方向が鉛直方向となるように配置し、該管状体を軸線廻りに回転させながら、塗料噴霧装置の塗料吹出部を上下に移動させつつ、管状体に対して横方向より塗料を霧状に噴霧し、該管状体の表面を塗装する塗装方法であって、
    前記塗料吹出部の上下移動範囲と、前記管状体との間の一部の領域に、該管状体と塗料吹出部とを隔てる隔壁を設け、
    該隔壁により、管状体の上下方向における各領域での塗装塗料の有無及び/又は塗装塗料の量を変化させ、
    該隔壁の上端部及び/又は下端部の水平方向に対応する管状体の位置の周辺において塗着塗料の量が変化するグラデーション変化部を形成することを特徴とする管状体の塗装方法。
  2. 前記管状体の表面と前記塗料吹出部との水平距離L1を15〜100cm、
    前記管状体の表面と前記隔壁との水平距離L2を5〜30cm、
    前記隔壁と前記塗料吹出部との水平距離L3を10〜70cm、
    としている請求項1に記載の管状体の塗装方法。
  3. 前記塗料噴霧装置が静電塗装機である請求項1又は請求項2に記載の管状体の塗装方法。
  4. 塗装装置の構成材に、複数の前記管状体を直接的または間接的に所要間隔をあけて配列した状態で吊り下げ、これら管状体を前記塗料噴霧装置の塗料吹出部の前方を連続移動させて、複数の管状体を連続的に塗装している請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の管状体の塗装方法。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の管状体の塗装方法を用い、管状体としてのゴルフクラブシャフトの表面を塗装する塗装工程を含むことを特徴とするゴルフクラブの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102527596A (zh) * 2012-02-24 2012-07-04 湖北钓鱼王渔具有限公司 一种碳纤维钓鱼竿涂装工艺
US8246485B2 (en) 2009-04-20 2012-08-21 Bridgestone Sports Co., Ltd. Golf club shaft
JP2017177003A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 岩城フィルム化工株式会社 棒状体塗装装置
CN107744895A (zh) * 2017-09-12 2018-03-02 桐乡波力科技复材用品有限公司 自动喷漆机及方法

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