JP2007220564A - 外部電極式蛍光ランプ、および外部電極式蛍光ランプの製造方法、並びに外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペースト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラス管2の内部空間に放電を発生させるための外部電源に接続される外部端子電極3が該ガラス管2の端部の外表面に設けられた外部電極式蛍光ランプ1であって、外部端子電極3として、導体材料が貴金属材料からなる薄膜電極を設ける。
【選択図】図1
Description
まず、塗布工程において、ガラス管の内面に蛍光体を塗布、乾燥後、焼成する。次に、封排工程において、以下の工程を行う。すなわち、まずガラス管の片端部を封止した後(第1の封止)、もう一方の端部側の実際の封止位置をビードで仮止めする。次に、そのビードで仮止めした位置よりも外側のガラス管内部に水銀放出合金を挿入し、排気装置により真空排気し、排気の最終工程で所定の希ガスを所定量入れた後、実際の管端部より外側で封じ切る(第2の仮封止)。次に、実際の封止部より長く封じた部分にある水銀放出合金を高周波加熱して水銀をガラス管の内部に取り出した後(水銀析出)、実際の管端部になる位置を封止する(第2の封止)。次に、水銀拡散工程において、ガラス管の内部空間に析出された水銀を拡散した後、電極形成工程において、溶融半田槽にガラス管の端部をディッピングすることにより、外部端子電極を形成する。
まず、塗布工程において、ガラス管の内面に蛍光体を塗布、乾燥後、焼成する。次に、封排工程において、以下の工程を行う。すなわち、まずガラス管の片端部を封止した後(第1の封止)、もう一方の端部側の実際の封止位置をビードで仮止めする。次に、そのビードで仮止めした位置よりも外側のガラス管内部に水銀放出合金を挿入し、排気装置により真空排気し、排気の最終工程で所定の希ガスを所定量入れた後、実際の管端部より外側で封じ切る(第2の仮封止)。次に、実際の封止部より長く封じた部分にある水銀放出合金を高周波加熱して水銀をガラス管の内部に取り出した後(水銀析出)、実際の管端部になる位置を封止する(第2の封止)。
電極が1層構造の場合、例えば、導電性、遮光性、硫化耐性を重視して、Ag−Pd合金薄膜からなる外部端子電極を採用すると、ガラス管との密着性が劣る。密着性を向上させるためにガラス成分(他の金属成分;ロジウムなど)を多めに含有させた有機金属ペーストを用いると、そのガラス成分により皮膜の抵抗値が大きくなる。
2 ガラス管
3 外部端子電極
3a 第1の電極層
3b 第2の電極層
4 蛍光体層
5 リード線
6 高周波電源
7 台
8 カッター刃
Claims (14)
- ガラス管の内部空間に放電を発生させるための外部電源に接続される外部端子電極が該ガラス管の端部の外表面に設けられた外部電極式蛍光ランプであって、前記外部端子電極は、導体材料が貴金属材料からなる薄膜電極であることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ。
- 請求項1記載の外部電極式蛍光ランプであって、前記外部端子電極の膜厚は、0.05μm〜3μmの範囲から選ばれることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ。
- 請求項1もしくは2のいずれかに記載の外部電極式蛍光ランプであって、前記外部端子電極は、金、白金、パラジウム、銀の有機金属化合物のうちの少なくとも2種類以上を含むレジネートにより構成される有機金属ペーストをガラス管の端部の外表面に塗付、焼成して得られる合金薄膜であることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ。
- 請求項3記載の外部電極式蛍光ランプであって、前記外部端子電極は、貴金属の組成比が金20〜70重量%、白金30〜80重量%、パラジウム10〜40重量%、銀10〜35重量%の範囲から選ばれることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ。
- 請求項3もしくは4のいずれかに記載の外部電極式蛍光ランプであって、前記外部端子電極は、ガラス管との密着性を高めるための他の金属成分をさらに含有する有機金属ペーストを焼成して得られる合金薄膜であることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の外部電極式蛍光ランプであって、前記外部端子電極は、その表面の平均粗さが0.1μm以下であることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載の外部電極式蛍光ランプであって、前記外部端子電極は、ガラス管の外表面に形成される第1の電極層と、前記第1の電極層の表面に形成される第2の電極層を有し、前記第1の電極層と前記第2の電極層の貴金属の組成が異なることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ。
- ガラス管の内部空間に放電を発生させるための外部電源に接続される外部端子電極が該ガラス管の端部の外表面に設けられた外部電極式蛍光ランプの製造方法であって、ガラス管の端部の外表面に金、白金、パラジウム、銀の有機金属化合物のうちの少なくとも2種類以上を含むレジネートにより構成される有機金属ペーストを塗付、焼成して外部端子電極を形成する工程を有することを特徴とする外部電極式蛍光ランプの製造方法。
- ガラス管の内部空間に放電を発生させるための外部電源に接続される外部端子電極が該ガラス管の端部の外表面に設けられた外部電極式蛍光ランプの製造方法であって、
内部に水銀が封入されたガラス管の端部の外表面に金、白金、パラジウム、銀の有機金属化合物のうちの少なくとも2種類以上を含むレジネートにより構成される有機金属ペーストを塗付、焼成して外部端子電極を形成する工程と、
外部端子電極の形成後、ガラス管内部の水銀を拡散させる工程と、
を有することを特徴とする外部電極式蛍光ランプの製造方法。 - 請求項8もしくは9のいずれかに記載の外部電極式蛍光ランプの製造方法であって、外部端子電極を構成する貴金属の組成比が金20〜70重量%、白金30〜80重量%、パラジウム10〜40重量%、銀10〜35重量%の範囲から選ばれるように有機金属化合物の配合が調整されたレジネートにより構成される有機金属ペーストを用いることを特徴とする外部電極式蛍光ランプの製造方法。
- 請求項8ないし10のいずれかに記載の外部電極式蛍光ランプの製造方法であって、前記有機金属ペーストは、ガラス管との密着性を高めるための他の金属成分をさらに含有することを特徴とする外部電極式蛍光ランプの製造方法。
- ガラス管端部の外表面に塗布、焼成されて、該ガラス管の内部空間に放電を発生させるための外部電源に接続される外部端子電極を形成するための有機金属ペーストであって、金、白金、パラジウム、銀の有機金属化合物のうちの少なくとも2種類以上を含むレジネートにより構成されることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペースト。
- 請求項12記載の外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペーストであって、外部端子電極を構成する貴金属の組成比が金20〜70重量%、白金30〜80重量%、パラジウム10〜40重量%、銀10〜35重量%の範囲から選ばれるように有機金属化合物の配合が調整されたレジネートにより構成されることを特徴とする外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペースト。
- 請求項12もしくは13のいずれかに記載の外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペーストであって、ガラス管との密着性を高めるための他の金属成分をさらに含有することを特徴とする外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペースト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006041738A JP2007220564A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 外部電極式蛍光ランプ、および外部電極式蛍光ランプの製造方法、並びに外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペースト |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006041738A JP2007220564A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 外部電極式蛍光ランプ、および外部電極式蛍光ランプの製造方法、並びに外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペースト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007220564A true JP2007220564A (ja) | 2007-08-30 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006041738A Withdrawn JP2007220564A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 外部電極式蛍光ランプ、および外部電極式蛍光ランプの製造方法、並びに外部電極式蛍光ランプ用有機金属ペースト |
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JP (1) | JP2007220564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101476782B1 (ko) * | 2013-08-29 | 2014-12-26 | 대구대학교 산학협력단 | 내구성이 개선된 외부전극용 전극 소재 및 그 전극 소재 제조방법 |
-
2006
- 2006-02-20 JP JP2006041738A patent/JP2007220564A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101476782B1 (ko) * | 2013-08-29 | 2014-12-26 | 대구대학교 산학협력단 | 내구성이 개선된 외부전극용 전극 소재 및 그 전극 소재 제조방법 |
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