JP2007216256A - 金属薄板ロール加工用手動工具 - Google Patents

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哲 金光
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Abstract

【課題】 金属薄板に大きな力を必要とすることなく凸条のロールを形成し且つ作業者が片手に持って加工することを可能にした使い勝手の良い金属薄板ロール加工用手動工具を提供する。
【解決手段】 本体は凸条と凹条のロールのそれぞれの軸の両端を支持する構造で成し、且つ一方のロール軸を嵌合調整でき、その軸の片端をコイルバネの作用により離間させ常に金属薄板の通る隙間を作り、そのバネにより作用させた軸端をテコ作用により握りレバーにより掌で把握して加工するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、固定側ロールと可動側ロールとの外周に形成された凹凸条の嵌合によって金属薄板にロール加工する手動工具に関する。
従来の金属板に凸状のロールを形成するためのロール加工機は、上下ロールの凸凹条部が常に嵌り込んだ状態となっており、この状態で金属薄板を両ロールの凸凹条部間に挿入しなければならず大きな力が必要となり、そのための回転をモーターに頼るタイプのもの、又は手動ハンドルにて行うこととなる。又、金属薄板の挿入によるロールの浮き上がりを阻止するための機能を施さなければならず装置全体が大掛かりなものとなり、現場において持ち運びに難点があり、作業も容易ではなかった。
特開平08−238525公報
本発明は上記点に鑑みなしたものであって、さほど大きな力を必要とすることなく金属薄板にロール加工ができるような使い勝手が軽快となる金属薄板ロール加工用手動工具を提供することとした。
上記課題を解決するため、金属薄板に凸状の連続ロールを形成する上下対向の固定側ロール及び可動側ロールと、この両ロールを軸支持するフレーム本体とで成し、而も固定側ロールのロール軸はフレーム本体にて両端支持し、且つ可動側ロールのロール軸は自由端が固定側ロール側に反転自在となる様、基端を該フレーム本体にて軸支持し、更に可動側ロールの下部に位置すると共に、一端をフレーム本体にて軸支持され、且つ他端操作部とフレーム本体の上部との間で掌の把握によって該他端操作部が可動側ロールのロール軸の自由端を固定側ロール側に反転させる様、作用する反転レバーとでなすことによって、現場において持ち運びが容易で、且つ使用出来る金属薄板ロール加工用手動工具。
請求項1により、外周の凸条ロールと凹条ロールを、それぞれのロール軸を軸支持するフレーム本体により、一方の固定側ロールの両端は該フレームに支持され、もう一方の可動側ロールの一方の自由端が固定側ロール側に反転自在となる様、基端を該フレームにて軸支持し、可動側ロールの下部に位置すると共に、一端をフレーム本体により軸支持することにより、可動側ロールの自由端を固定側ロールに作用させる押し上げレバーによる2軸のテコ作用により、さほど大きな力を必要とすることなく金属薄板に凸状の連続ロールを形成することができ、もって現場での持運びが容易で、且つ使い勝手も軽快となる最適な手動工具となる。
請求項2により、フレーム本体の上部面より握りレバーを引き出し、反転レバーも引き出して、可動側ロールのロール軸の自由端を固定側ロール側に反転させるようにしたことで、テコ作用の把握による加工が、より一層軽快になる。
請求項3により、フレーム本体を下開口コ字型メーンフレームと、このメーンフレームの一方側板より突出固定された上下のコ字型サブフレームとで成すことにより、上側サブフレームの側板とメーンフレームの一方側板との間にて固定側ロールのロール軸の両端を軸支持し、下側サブフレームの側板に可動側ロールのロール軸の基端を軸支持し、更に自由端をメーンフレームの両側板間に反転可能となる様位置させたことにより、金属薄板の加工時の嵌合によるサブフレームの上下の開きを押さえ、且つ全体的にコンパクトで而もロールが掌の邪魔にならず使い勝手が良い。
請求項4により、フレーム本体の側板にU字型支持金具を装備し、この両側片間に、可動側ロールのロール軸の基端を軸支持した調整軸受金具を介在させ、支持金具の下片に第1の調整用ネジを備え、このネジの上下動進退により調整軸受金具を上下動するようにしたことにより、金属薄板Sの板厚及びロールRの高さ等への対応が可能となる。
請求項5により、反転レバー の他端操作部 に備えられた第2の調整用ネジの上下動進退によって可動側ロールのロール軸の自由端 を固定側ロール側に反転させ、両ロール間の間隙を調整でき、もって調整軸受け金具10の支持金具9の調整用ネジ12との調整と相俟って、より一層金属薄板Sの板厚及びロールRの高さ等への対応が可能となる。
請求項6により、フレーム本体の両側板間に架設されたロッドにコイルバネ14を装備することにより、該コイルバネの両端を固定側及び可動側のロールが離間するように両ロール軸に作用させ、金属薄板Sを容易に両ロールの嵌合の位置に挿入することが出来る。
以下本発明を実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す如く、金属薄板Sに凸状の連続ロールRを形成する固定側凹条ロール1と可動側凸条ロール2とは上下に対向し、その両ロール1、2のロール軸3、4はフレーム本体5に軸支持されている。
具体的には、固定側ロール1の外周に凹条1aを、可動側ロール2の外周に凸条2aを夫々設けて相互に嵌合する。又、フレーム本体5は下開口コ字型メーンフレーム6と、このコ字型メーンフレーム6の一方側板6aより突出固定された上下のコ字型サブフレーム7、8とで成し、上側サブフレーム7の側板7aとメーンフレーム6の一方側板6a、6bとの間にて固定側ロール1を介在させる様、ロール軸3の両端を軸支持している。下側サブフレーム8の側板8aには、その外側にU字型支持金具9を装備し、この支持金具9の両側片9a間に介在された調整軸受金具10に可動側ロール2のロール軸4の基端4aをピン11にて軸支持し、自由端4bが固定側ロール1側に反転自在となる様にしている。
支持金具9の下片9bには第1の調整用ネジ12を備え、このネジ12の上下動進退によって調整軸受金具10を上下動させ、固定側ロール1との間隔を調整する。即ち、凹条ロール1aと凸条ロール2aとの嵌合調整によって、金属薄板Sの板厚及びロールRの高さ等への対応を行う。
更に、コ字型メーンフレーム6の両側板6a、6b間にはロッド13が架設されてコイルバネ14を装備し、該コイルバネ14の両端14a、14bが可動側ロール2と固定側ロール1とが常時離間する様、両ロール軸3、4にバネ作用させている。
而して、可動側ロール2の下部にはそのロール軸4と直交する様、反転レバー15が位置し、その一端15aをコ字型メーンフレーム6の両側板6a、6b間にロッド16にて軸支持され、且つ他端操作部15bが該ロール軸4の自由端4bに対峙しており、この反転レバー15の他端操作部15Bとコ字型メーンフレーム6の上部6cとの間で掌Hの把握によって該他端操作部15bが可動側ロール2のロール軸4の自由端4bを固定側ロール1側に反転させる。この反転レバー15の他端操作部15bには第2の調整用ネジ17を備え、このネジ17の上下動進退によっても、凹条1aと凸条2aとの嵌合調整によって、金属薄板Sの板厚及びロールRの高さ等への対応を行う。
図5に示す如く、コ字型メーンフレーム6の上部6cから握りレバー18を引出し、反転レバー15の他端操作部15bとの間で掌Hの把握によって該他端操作部15bが可動側ロール2のロール軸4の自由端4bを固定側ロール1側に反転させる。勿論、握りレバー18を別物としてコ字型メーンフレーム6の上部6cに溶接してもよい。
更にコ字型メーンフレーム6の一方側板6aには、反転レバー15の他端操作部15bに指先を掛けた際、金属薄板Sに接触しない様、ガイド19がネジ20にて取付けられている。
次に本発明の使用順序を説明すると、図4に示す如く反転レバー15の他端操作部15bとコ字型メーンフレーム6の上部6cとの間を掌Hにて把握し、この状態にて金属薄板Sを上下の固定側ロール1と可動側ロール2間に挿入する。
而して掌Hの把握力を強めることによって、図2の矢印に示す如く反転レバー15の他端操作部15bは一端15aを中心に反転し、上部の可動側ロール2のロール軸4の自由端4bも同様に固定側ロール1側に反転する。
この状態は金属薄板Sを両ロール1、2にて挟んでおり、該金属薄板Sを引っ張ることによって、上下の凹凸条1a、2aにて金属薄板Sに所定の連続ロールRを形成することが出来る。
本発明に係る薄板ロール加工用手動工具の全体斜視図 同上の正面図 同上の断面側面図 同上の使用状態の概略図 同上の異なる実施例を示す全体斜視図
符号の説明
S 金属薄板
R 連続ロール
1 固定側ロール
2 可動側ロール
3 ロール軸
4 ロール軸
5 フレーム本体
6 メーンフレーム
7 サブフレーム
8 サブフレーム
9 加工調整金具ガイド
10 加工調整金具
12 加工調整ネジ
14 コイルバネ
15 押し上げレバー
17 加工調整ネジ
18 握りレバー
19 調整ガイド


Claims (6)

  1. 一方外周の凸条ロールと他方外周の凹条ロールとの相互の嵌合によって、金属薄板に凸状の連続ロールを形成する上下対向の固定側ロール及び可動側ロールと、この両ロールを軸支持するフレーム本体とで成し、而も固定側ロールのロール軸は両端を該フレーム本体にて軸支持し、且つ可動側ロールのロール軸は自由端が固定側ロール側に反転自在となる様、基端を該フレーム本体にて軸支持し、更に可動側ロールの下部に位置すると共に、一端をフレーム本体にて軸支持され、且つ他端操作部とフレーム本体の上部との間で掌の把握によって該他端操作部が可動側ロールのロール軸の自由端を固定側ロール側に反転させる様、作用する反転レバーとでなしたことを特徴とした金属薄板ロール加工用手動工具。
  2. フレーム本体の上面部より握りレバーを引出し、この握りレバーと反転レバーとの間で掌の把握によって可動側ロールのロール軸の自由端を固定側ロール側に反転させる様にしたことを特徴とした請求項1記載の金属薄板ロール加工用手動工具。
  3. フレーム本体を下開口コ字型メーンフレームと、このコ字型メーンフレームの一方側板より突出固定された上下のコ字型サブフレームとで成し、上側サブフレームの側板とメーンフレームの一方側板との間にて固定側ロールのロール軸の両端を軸支持し、且つ下側サブフレームの側板に可動側ロールのロール軸の基端を軸支持し、更に自由端をメーンフレームの両側板間に反転可能となる様位置させたことを特徴とした請求項1、2記載の金属薄板ロール加工用手動工具。
  4. フレーム本体の側板にU字型支持金具を装備し、この支持金具の両側片間に、可動側ロールのロール軸の基端を軸支持した調整軸受金具を介在させ、更に支持金具の下片に第1の調整用ネジを備え、このネジの上下動進退によって調整軸受金具を上下動するようにしたことを特徴とした請求項1、2、3記載の金属薄板ロール加工用手動工具。
  5. 反転レバーの他端操作部に第2の調整用ネジを備え、このネジの上下動進退によって可動側ロールのロール軸の自由端を固定側ロール側に反転させる様にしたことを特徴とした請求項1、2記載の金属薄板ロール加工用手動工具。
  6. フレーム本体の両側板間に架設されたロッドにコイルバネを装備し、該コイルバネの両端を可動側及び固定側のロールが離間する様両ロール軸にバネ作用させたことを特徴とした請求項1、2記載の金属薄板ロール加工用手動工具。

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