JP2007214957A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007214957A
JP2007214957A JP2006033584A JP2006033584A JP2007214957A JP 2007214957 A JP2007214957 A JP 2007214957A JP 2006033584 A JP2006033584 A JP 2006033584A JP 2006033584 A JP2006033584 A JP 2006033584A JP 2007214957 A JP2007214957 A JP 2007214957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
antenna
signal
receiver
transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006033584A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Honma
尚樹 本間
Riichi Kudo
理一 工藤
Kentaro Nishimori
健太郎 西森
Taiji Takatori
泰司 鷹取
Atsushi Ota
厚 太田
Koichi Tsunekawa
光一 常川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2006033584A priority Critical patent/JP2007214957A/ja
Publication of JP2007214957A publication Critical patent/JP2007214957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【課題】同一の周波数チャネルを用いて同時に送受信を行うことができ、高精度のフィルタを必要とせず、少ない帯域で伝送速度を大幅に改善することができる無線通信装置および無線通信方法を提供すること。
【解決手段】送信機131と受信機141と信号処理装置110と、少なくとも2つのアンテナ121,122とを具備する無線通信装置1であって、一方のアンテナ121を前記送信機131に接続し、他方のアンテナ122を前記受信機141に接続する切替機構153を具備し、前記送信機131と前記受信機141は、前記信号処理装置110に接続されており、通信中に、前記切替機構153が動作し、前記送信機131及び前記受信機141が接続される前記一方のアンテナ121又は前記他方のアンテナ122を同時に切り替えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、同一の周波数チャネルを用い、同時に送受信を可能とする無線通信装置および無線通信方法に関する。
送信機能と受信機能を併せ持つことが求められる無線通信においては、無線局の送信信号が自局の受信機に回り込むことによって、受信特性が大きく劣化するため、異なる周波数や時間を送信と受信に割り当てることによってその解決を図っている。
従来の無線通信技術の第一の例として、同時に送受信を行うことが可能なアナログ自動車・携帯電話方式が挙げられる。上り回線と下り回線に対し、FDD(Frequency Division Duplex)方式によって異なる周波数帯を固定的に割り当てることによって、主にデュプレクサやバンドパスフィルタを用いて送受信信号を分離している。図10は、従来における第一の例の無線通信装置の構成図を示すものである。アンテナ121は、分波器181を介し、一方は送信機131に接続され、他方は受信機141にフィルタ182経由で接続されている。送信機131と受信機141は、共に信号処理装置110に接続されている。送信機131の信号が受信機141に回り込まないように、フィルタ182によって送信信号がブロックされる。送信信号は受信信号と比べて非常に大きいため、送信信号を極めて低く遮断できるフィルタが必要となる。
従来の無線通信技術の第二の例として、同一の周波数チャネルを用いて送受信を行うことが可能なPHS(Personal Handy―phone System)が挙げられる。PHSでは、上り回線と下り回線に対し、TDD(Time Division Duplex)方式によって異なる時間スロットを割り当て、送受信機はTDDスイッチを介してアンテナと接続することによって、送信信号が受信機に回り込まないように構成されている。図11は、上記のような従来における第二の例の無線通信装置の構成図を示すものである。第一の例と同一の部分は同一番号をつけてその説明を略す。アンテナ121は、TDDスイッチ191によって送信機131と受信機141のいずれかに接続される。そのため、同時に送受信を行うことは不可能である。なお、符号101は、無線通信装置を示すものである。
齋藤忠夫・立川敬二、「移動通信ハンドブック」、オーム社 宮津純一郎、「パーソナル通信システムとその展開」、科学新聞社
しかしながら、従来の無線通信技術の第一の例として挙げたFDD(Frequency Division Duplex)方式では、同時に送受信を行うため、受信機に回り込んだ送信信号が受信機の低雑音増幅器を飽和させ、受信信号に歪みが生ずるため通信品質が著しく劣化するという問題があった。それを回避するために、高精度のフィルタが必要となり、無線局の高コスト化を招くという問題があった。また、携帯電話の1ユーザに対して送受で2つのチャネルを割り当てる必要があるため、多数のユーザと通信を行うためには多数のチャネル数が必要であるという問題があった。また、フィルタを利用し上り回線と下り回線を分離しているため、2つのチャネルを上り回線または下り回線に同時に割り当てることによって伝送品質を向上させるためには、高精度な可変フィルタが必要であり実現は困難である。
従来の第二の例として挙げたTDD(Time Division Duplex)方式では、送信中に受信機を用いることができないため、常に送受信機の何れか一方のみを用いていることになる。特にPHSでは、送信と受信の時間スロットを固定的に半分ずつ割り当てているため、PHSの最大伝送速度は、周波数チャネル容量の最大値と比べて半分以下となるという問題があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みて案出されたものであり、同一の周波数チャネルを用いて同時に送受信を行うことができ、高精度のフィルタを必要とせず、少ない帯域で伝送速度を大幅に改善することができる無線通信装置および無線通信方法を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明に係る無線通信装置は、送信機と受信機と信号処理装置と、少なくとも2つのアンテナとを具備する無線通信装置であって、一方のアンテナを前記送信機に接続し、他方のアンテナを前記受信機に接続する切替機構を具備し、前記送信機と前記受信機は、前記信号処理装置に接続されており、通信中に、前記切替機構が動作し、前記送信機及び前記受信機が接続される前記一方のアンテナ又は前記他方のアンテナを同時に切り替えることを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、少なくとも2つの送信機と、少なくとも2つの受信機と、少なくとも1つの信号処理装置と、少なくとも2つのアンテナとを具備する無線通信装置であって、一方のアンテナは、該アンテナを一方の送信機と一方の受信機の何れかに接続する切替機構を具備し、他方のアンテナは、該アンテナを他方の送信機と他方の受信機の何れかに接続する切替機構を具備し、前記一方のアンテナが前記一方の送信機に接続されるときに、前記他方のアンテナが前記他方の受信機に接続され、前記一方のアンテナが送信中に前記他方のアンテナが受信可能であることを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、請求項1又は請求項2記載の無線通信装置であって、少なくとも一つの前記送信機と少なくとも一つの前記受信機とが、前記送信機から出力された信号を分岐させる信号分岐手段と、この信号分岐手段から出力された信号の位相を制御する位相制御手段と、この位相制御手段から出力された信号を減衰させる減衰手段と、この減衰手段から出力された信号を合成する信号合成手段とを介して接続されていることを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、請求項3記載の無線通信装置であって、二つの送信機と二つの受信機と二つの信号処理装置を具備し、一方の信号処理装置は、一方の送信機と一方の受信機とに接続され、一方の信号処理装置と他方の信号処理装置とが、互いに信号伝送手段によって接続されることを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、請求項1〜4記載の無線通信装置であって、前記少なくとも2つのアンテナの偏波が互いに直交するアンテナであることを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、請求項1〜4記載の無線通信装置であって、前記少なくとも2つのアンテナの指向性のナル方向または指向性の極小方向が互いに向き合うように、2つのアンテナが配置されることを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、請求項1〜6記載の無線通信装置であって、前記2つのアンテナの両方または何れかより動作周波数における10波長以内の距離に可変リアクタンス素子を装荷した無給電素子を具備することを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、請求項1〜7記載の無線通信装置であって、4つ以上のアンテナと2つ以上の送信機と2つ以上の受信機とを備え、前記切替機構は、2つ以上のアンテナを同時に送信機に接続し、他の2つ以上のアンテナを同時に受信機に接続し、前記信号処理装置は、該信号処理装置から各送信機に送られる送信信号に重み付けを設定し、かつ各受信機から入力される信号に対して合成処理を行い、信号処理によって送信信号を除去した情報を出力することを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置は、請求項1〜8記載の無線通信装置であって、2つのアンテナの少なくともいずれか一方がSAW(surface acoustic wave)マッチドフィルタを具備することを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信方法は、請求項1〜9記載の無線通信装置を基地局とし、該無線通信装置と同一周波数の信号を送信または受信可能な無線通信端末が2つ以上存在する無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記基地局の前記切替機構によって、規則的または不規則的に前記送信機と前記受信機の接続の切り替えを行い、前記無線通信端末において、送信または受信の切替えの時期を、前記切替機構による切り替えの時期と同期または非同期で選択することを特徴とする。
本発明によれば、高精度のフィルタを用いることなく、同一の周波数チャネルを用いて同時に送受信を行うことができ、少ない帯域で伝送速度を大幅に改善することができる。
(実施形態1)
以下、本発明の第1実施形態における無線通信装置について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す。符号1は無線通信装置を示している。
無線通信装置1は、各種デジタル信号を処理する信号処理装置110と、この信号処理装置110に接続された送信機131及び受信機141とを備えている。送信機131と受信機141は同一の周波数チャネルで動作するものとする。また、無線通信装置1は、電波の送受信を行うための2つのアンテナ素子(アンテナ)121,122と、これらアンテナ素子121,122のいずれか一方に送信機131を択一的に接続し、いずれか他方に受信機141を択一的に接続する切替機構153とを備えている。この切替機構153によって、送信機131及び受信機141と、アンテナ素子121及びアンテナ素子122との接続が択一的に切り替えられるようになっている。
送信機131には、一方の接点190aと他方の接点190bとに択一的に切り替える切替スイッチ(切替手段)151aが接続されている。また、受信機141には、一方の接点191aと他方の接点191bとに択一的に切り替える切替スイッチ152aが接続されている。
また、アンテナ素子121には、一方の接点192aと他方の接点192bとに択一的に切り替える切替スイッチ151bが接続されている。さらに、アンテナ素子122には、一方の接点193aと他方の接点193bとに択一的に切り替える切替スイッチ152bが接続されている。
そして、一方の接点190aと一方の接点192aとが電気的に接続され、他方の接点190bと一方の接点193aとが電気的に接続されている。また、一方の接点191aと他方の接点192bとが電気的に接続され、他方の接点191bと他方の接点193bとが電気的に接続されている。
次に、このように構成された本実施形態における無線通信装置1の作用について説明する。
図1に示す実施例において、アンテナ素子121は、送信機131に接続されており、送信可能な状態になっている。また、アンテナ素子122は、受信機141に接続されており、受信可能な状態になっている。
まず、信号処理装置110に情報が入力され、これら入力された入力情報は、信号処理装置110で送信可能な信号に変換される。そして、送信機131によってアナログ信号に変換されたのち周波数変換される。さらに、送信機131から出力された信号は、切替スイッチ151a及び切替スイッチ151bを介して、アンテナ素子121に送られて、アンテナ素子121から放射される。
一方、アンテナ素子122によって受信された信号は、切替スイッチ152b及び切替スイッチ152aを介して、受信機141に送られる。そして、受信機141によって、受信された信号が周波数変換されたのちデジタル信号に変換される。さらに、受信機141からデジタル信号が出力され、信号処理装置110に入力される。そして、信号処理装置110による信号処理によって出力信号が取り出される。
切替スイッチ151a、151bと、切替スイッチ152a、152bとは、規則的または不規則的に同時に入れ替えられる。それらスイッチが入れ替えられると、アンテナ素子121は、切替スイッチ151b及び切替スイッチ152aを介して受信機141に接続され、アンテナ素子122は、切替スイッチ152b及び切替スイッチ151aを介して送信機131に接続される。
このように、送信機131と受信機141とが、いずれか一方の異なるアンテナ素子121,123に接続されることによって、送信機131から受信機141への信号が回り込まないように動作する。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態を示す。
図2において、図1と同一部分は同一符号を付してその説明を略す。
本実施形態においては、符号1´を基地局とし、符号A,B,Cをそれぞれ端末とする。
図2(a)に示すように、ある時刻(i)では、基地局1´のアンテナ素子121が送信を行い、アンテナ素子122が受信を行っている。ここで、それぞれの端末AとBは受信(下り通信)、端末Cは送信(上り通信)を行っている。
次に、図2(b)に示すように、時刻(i)の次の瞬間である時刻(ii)では、基地局1´のアンテナ素子121とアンテナ素子122との間において、送信と受信とが切り替えられる。そして、アンテナ素子121が受信、アンテナ素子122が送信を行っている。この場合、端末Aは、時刻(i)から時刻(ii)まで引き続き下り通信を行っている。一方、端末Bは、上り通信に切り替えられ、端末Cは、下り通信に切り替えられている。
また、端末A,B,Cは、送信又は受信の切り替えのタイミングを選択する選択手段を備えている。そして、選択手段によって、端末A,B,Cの送信または受信の切り替えの時期を、基地局1´によるアンテナ素子121,122の切り替えの時期と同期させるか非同期とするかが選択される。
以上より、大容量の情報を端末Aが基地局1´から受信する必要が生じた場合には、他の端末B,Cよりも長時間下り通信を行うことによって、短時間で受信を完了することができるようになる。従って、情報の伝送を効率化することが可能で、実効的な伝送速度を高速化することができるようになる。また、基地局1´の二つのアンテナ素子121,122を切り替えることによって、送信/受信ダイバーシチの効果も得られ、不感地帯を減少させることができる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図3は、本発明の第3の実施形態を示す。
図3において、図1〜2と同一部分は同一符号を付してその説明を略す。
本実施形態においては、2つの送信機131,132と、2つの受信機141,142とが設けられている。
すなわち、アンテナ素子121は、専用の送信機131及び受信機141に択一的に切り替えて接続されるようになっており、アンテナ素子122は、専用の送信機132及び受信機142に択一的に切り替えて接続されるようになっている。これら切り替えは、切替機構153´によって行われるようになっている。切替機構153´は、それぞれ切替スイッチ151,152を有している。
ここで、第2実施形態に示す環境において、本実施形態における無線通信装置1を基地局に用いることを考える。アンテナ素子121とアンテナ素子122がそれぞれ専用の送信機131,132と、受信機141,142を持つことによって、例えば一方のアンテナ121が送信を行い、他方のアンテナ122が受信を行っている間は、他方のアンテナ122に接続された切替スイッチ152により、送信機132との接続を切り離すことができるだけはなく、送信機132を停止することができる。そのため、例えば切替スイッチ151,152のアイソレーションが十分でない場合でも、送信機131から受信機141への信号の回り込みを抑制することが可能となる。
これにより、受信機141,142のLNA(低雑音増幅器)に大きな電力の信号が入力されることによって、増幅器が飽和することを抑制し、信号の劣化を改善することができる。同時に、受信機141,142又は信号処理装置110に用いるA/Dコンバータ(アナログ/デジタル変換器)は、他の無線局より到来する微弱な受信信号のみに適したダイナミックレンジとすればよいため、量子化数を減らすことが可能となり、A/Dコンバータの低コスト化が実現可能となる。したがって、受信機141,142のLNAの飽和を改善し、A/Dコンバータの量子化数を低減し無線通信装置1の低コスト化を実現することができる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図4は、本発明の第4の実施形態を示す。
図4において、図1〜3と同一部分は同一符号を付してその説明を略す。
本実施形態における無線通信装置1は、干渉信号相殺手段(干渉キャンセラ)161,162を備えている。
送信機131と受信機142とは、干渉信号相殺手段161を介して接続され、送信機132と受信機141とは、干渉信号相殺手段162を介して接続されている。
干渉信号相殺手段161は、信号を分岐させる第1の信号分岐手段220aと、信号の位相を制御する第1の位相制御手段(位相器)221aと、信号を減衰させる第1の減衰(減衰器)手段222aと、信号を合成する第1の信号合成手段(加算器)223aとを備えている。
また、干渉信号相殺手段162は、信号を分岐させる第2の信号分岐手段220bと、信号の位相を制御する第2の位相制御手段221bと、信号を減衰させる第2の減衰手段222bと、信号を合成する第2の信号合成手段223bとを備えている。
また、無線通信装置1は、2つの信号処理装置111,112を備えている。信号処理装置111,112には、互いに信号の伝達を行うための信号伝達手段(信号伝送手段)163が設けられている。また、信号処理装置111,112には、入力と出力とが択一的に切り替えられる切替スイッチ231,232が設けられている。
以下では、第2実施形態に示す環境において、無線通信装置1を基地局に用いた場合について説明する。
図4は、アンテナ素子121が送信中、アンテナ素子122が受信中である状態を示している。この場合、切替スイッチ151は送信機131に接続され、切替スイッチ152は受信機142に接続される。また、アンテナ素子121は、信号処理装置111に接続され、アンテナ素子122は信号処理装置112に接続されている。送信機131から送信されたアナログ信号は、第1の信号分岐手段220aによって、分岐され、一方はアンテナ素子121に送られ、他方は干渉信号相殺手段161を介して受信機142に送られる。すなわち、第1の信号分岐手段220aによって分岐された他方のアナログ信号は、第1の位相制御手段221a及び第1の減衰手段222aによって、位相と振幅が調整され、第1の信号合成手段223aによって、受信中のアンテナ素子122からの信号と合成されて、受信機142に送られる。
アンテナ素子121とアンテナ素子122との間の結合レベルと、その位相を表す伝達係数とを予め求めておくことによって、アンテナ素子121から送信された信号が、アンテナ素子122に回り込む影響を予測できるため、その回り込む信号と等振幅・逆位相になる信号を干渉信号相殺手段161において生成する。それによってアンテナ素子122を介して回り込む送信信号が、受信機141に到達する前にキャンセルされ、受信機141に到達することが抑制される。さらに、信号伝達手段163によって、信号処理装置111から出力されたデジタルの送信信号を信号処理装置112に伝達し、その信号を用いて、受信機142から伝達されるデジタルの受信信号から干渉成分(回り込んだ送信信号)を除去することによって、回り込みによる受信信号の劣化を高い精度で低減でき、高い伝送速度の達成が可能となる。
さらに、送信アンテナあるいは受信アンテナがアレーアンテナである場合は、全ての送信アンテナから全ての受信アンテナに干渉信号相殺手段を接続することによって、送信アレーアンテナから受信アレーアンテナに到達する回り込み電力が相殺される。従って、アンテナ間でアナログ的な信号処理を行うことになるため、無線通信装置1の信号処理部でのビーム形成の自由度を失うこと無く回り込み電力をキャンセルすることができる。
また、受信機141のLNAの飽和を抑止することができ、A/Dコンバータのダイナミックレンジを受信信号に適した範囲に選択することができる。そのため、無線通信装置1を低コストに実現できる。
(実施形態5)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図5は、本発明の第5の実施形態を示す。
図5において、図1〜4と同一部分は同一符号を付してその説明を略す。
本実施形態における無線通信装置1は、2つのSAW(Surface Acoustic Wave)マッチドフィルタ171,172を備えている。すなわち、アンテナ素子121と切替スイッチ151との間に、SAWマッチドフィルタ171が接続され、アンテナ素子122と切替スイッチ152との間に、SAWマッチドフィルタ172が接続されている。
以下では第2実施形態に示す環境において、無線通信装置1を基地局に用いた場合について説明する。
図5は、アンテナ素子121が送信中であり、アンテナ122が受信中である状態を示している。この場合、切替スイッチ151は送信機131に接続され、切替スイッチ152は受信機141に接続される。送信機131から送信された信号は、SAWマッチドフィルタ171によって、ある拡散符号によって拡散変調を受ける。一方、アンテナ素子122によって受信された信号は、SAWマッチドフィルタ172に入力され、逆拡散復調される。SAWマッチドフィルタ171、172同士で異なる拡散符号を用いた場合は、アンテナ素子121とアンテナ素子122の結合により生ずる送信信号の回り込みを、SAWマッチドフィルタ172によって大幅に低減できる。
これによって、受信機142に入力される前にアナログ的に回り込み信号をキャンセルすることができるため、受信機142のLNAの飽和を抑止することができる。また、A/Dコンバータのダイナミックレンジを受信信号に適した範囲に選択することができる。そのため、無線通信装置1を低コストで実現できる。この場合、基地局と通信を行う他の無線局は、少なくとも2つのSAWマッチドフィルタ171,172の何れかで用いられる拡散符号を予め知っておく必要がある。
(実施形態6)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
図6は、本発明の第6の実施形態を示す。
図6において、図1〜5と同一部分は同一符号を付してその説明を略す。
アンテナ素子121とアンテナ素子122は、一方が送信中のときには、他方が受信中となるものである。
図6(a)は、アンテナ素子121が垂直偏波であって、アンテナ素子122が水平偏波である無線通信装置1を示している。2つのアンテナ素子121,122の偏波が互いに直交するため、送受信アンテナの距離が近い場合でも素子間結合を低減することができる。そのため送受信素子を近接させることによって無線通信装置1の小型化を図ることができる。
図6(b)は、アンテナ素子121,122が、ともにコーナリフレクタアンテナである実施例を示す。コーナリフレクタを互いに逆向きに取り付けることによって、互いにナル方向が向き合い、両アンテナの素子間結合を低減することができる。なお、ナル方向を向き合わせるのに代えて、指向性の極小方向を向き合わせるようにしてもよい。
図6(c)は、アンテナ素子121,122が、ともにダイポールアンテナである実施例を示している。ダイポールアンテナはその軸方向にナルが発生するため、アンテナ素子121とアンテナ素子122を軸上に配列することによって、互いにナル方向が向き合い、両アンテナの素子間結合を低減することができる。なお、ナル方向を向き合わせるのに代えて、指向性の極小方向を向き合わせるようにしてもよい。
図6(d)は、アンテナ素子121とアンテナ素子122との間に、可変リアクタンス素子を持った無給電素子123が配置されている実施例を示している。無給電素子123の可変リアクタンスを適切な値とすることによって、無給電素子123を反射器として動作させ、アンテナ素子121とアンテナ素子122との結合を低減することができる。また、アンテナ素子121,122の周囲環境が時間的に変動し、結合量が変化する場合でも、無給電素子123の可変リアクタンス素子を制御することによって、アンテナ素子121とアンテナ素子122との結合が最も低い値となるように保つことができる。一方、アンテナ素子121,122の周囲環境が殆ど変化しない場合、無給電素子123の可変リアクタンス素子のリアクタンス値は固定でよく、リアクタンス素子としてコイルやキャパシタを挿入するか、無給電素子123を短絡し、素子長を制御することによって同様の効果を簡易に得ることができる。
以上より、図6に示した実施例では、アンテナの偏波・指向性を利用したり、無給電素子123を用いることによって、素子間結合を低減することができる。従って、送信機からの回り込み信号による受信機LNAの飽和を抑止することができ、A/Dコンバータのダイナミックレンジを受信信号に適した範囲に選択することができる。そのため、無線通信装置1を低コストに実現できる。
(実施形態7)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。
図7は、本発明の第7の実施形態を示す。
図7において、図1〜6と同一部分は同一符号を付してその説明を略す。
本実施形態においては、複数のアンテナ素子121a,121b・・・121nからなるアレーアンテナ241と、複数のアンテナ素子122a,122b・・・122nからなるアレーアンテナ242とが設けられている。
アレーアンテナ241は、送信機に接続され、アレーアンテナ242は受信機に接続されている。
送信・受信は時間によって規則的、または不規則的に切り替わるものとする。
アンテナ素子121aは、干渉信号相殺手段160を介して、すべてのアンテナ素子122a,122b・・・122nに接続されている。同様に、アンテナ素子121b・・・121nも、干渉信号相殺手段160を介して、それぞれがすべてのアンテナ素子122a,122b・・・122nに接続されている。
それぞれの干渉信号相殺手段160は、上記と同様に、信号分岐手段250a,260a・・・290aと、位相制御手段251a,261a,271a,281a・・・291aと、減衰手段252a,262a,272a,282a・・・292aと、信号合成手段253a,263a・・・293aとを備えている。
以下では第2実施形態に示す環境において、無線通信装置を基地局に用いた場合について説明する。
図7は、アレーアンテナ241が送信中、アレーアンテナ242が受信中である状態を示している。各アンテナ素子121a,121b・・・121nから、振幅や位相が異なる信号が送信され、位相と振幅が調整された送信信号が全アンテナ素子122a,122b・・・122nへ入力される。干渉信号相殺手段160の位相と振幅を適切に与えることによって、アンテナ素子122a,122b・・・122nでは、アンテナ素子121a,121b・・・121nからの信号をキャンセルし、他の無線局から受信される信号を主に受信することができる。位相制御手段251a,261a,271a,281a・・・291aと、減衰手段252a,262a,272a,282a・・・292aの設定値を決定するには、まずアレーアンテナ241又はアレーアンテナ242から干渉信号相殺手段160を切り離すか、全ての減衰量を最大値に設定する。これにより、干渉信号相殺手段160を介して送信側のアレーアンテナ241から受信側のアレーアンテナ242に信号が回り込むことを抑制する。
次に、アンテナ素子121a,121b・・・121nの任意の1素子からトレーニング信号を送信し、アンテナ素子122a,122b・・・122nの全素子において受信される信号の振幅と位相を検出しておく。アンテナ素子121a,121b・・・121nから実際に通信信号を送信する場合は、任意の送信側のアンテナから任意の受信側のアンテナに回り込む信号の振幅と位相が分かっているため、干渉信号相殺手段160を介して求めた結合量から計算される振幅が逆位相となってアンテナ素子122a,122b・・・122nに伝達するよう位相制御手段と減衰手段を設定する。
これによって、送信側のアレーアンテナ241から受信側のアレーアンテナ242に到達する回り込み電力が相殺される。従って、アンテナ間でアナログ的な信号処理を行うことになるため、無線通信装置の信号処理部でのビーム形成の自由度を失うこと無く干渉信号相殺手段160において回り込み電力をキャンセルすることができる。また、送信機からの回り込み信号による受信機LNAの飽和を抑止することができ、A/Dコンバータのダイナミックレンジを受信信号に適した範囲に選択することができる。そのため、無線通信装置を低コストに実現できる。
(実施形態8)
次に、本発明の第8実施形態について説明する。
図8は、本発明の第8の実施形態を示す。
図8において、図1〜7と同一部分は同一符号を付してその説明を略す。
本実施形態においては、複数のアンテナ素子121,122,123,124を備えており、それぞれのアンテナ素子121,122,123,124に、一対の送信機131,132,133,134と、受信機141,142,143,144とが択一的に接続されるようになっている。それぞれのアンテナ素子121,122,123,124には、切替機構153´が設けられている。切替機構153´は、それぞれ切替スイッチ151,152,153,154を備えている。送信・受信は時間によって規則的または不規則的に切り替わるものとする。送信機131,132,133,134と、受信機141,142,243,144とには、1つの信号処理装置110が接続されている。
信号処理装置110は、各送信機131,132,133,134に送られる送信信号に所定の重み付けを設定する。また、信号処理装置110は、各受信機141,142,143,144から入力される信号に対して合成処理を行い、信号処理によって送信信号を除去した情報を出力する。
以下では、第2実施形態に示す環境において、無線通信装置1を基地局に用いた場合について説明する。
アンテナ素子121,122は同時に送信するよう切り替えられ、アレーアンテナとして動作する。また、アンテナ素子123,124も同時に受信するよう切替えられ、これもアレーアンテナとして動作する。つまり、送信アレーアンテナと受信アレーアンテナが同時に動作するよう構成されている。このように、アレーアンテナとすることによって、送信アレーアンテナでは、受信アレーアンテナにナル方向を向けるよう制御を行い、また受信アレーアンテナでは、送信アレーアンテナにナル方向を向けるよう制御を行うことによって大きく結合量を低減することができる。
さらに、受信アレーアンテナでは、信号処理装置110における信号処理によって送信信号の回り込みレベルを最も押さえる受信アレーアンテナの重み付けを求めることができるため、送信と受信が切り替わる時にその求めた重み付けで送信することができる。したがって、定期的または不定期的に送信・受信を切り替えることによって、正確なアレーアンテナの重み付けを求めることができ、アレーアンテナ間の結合を大幅に低減することができる。また、送信アレーアンテナで回り込みを押さえる重み付けを与え受信アレーアンテナにナルが向けられるため、送信機131,132,133,134からの回り込み信号による受信機LNAの飽和を抑止することができ、A/Dコンバータのダイナミックレンジを受信信号に適した範囲に選択することができる。そのため、無線通信装置を低コストに実現できる。
次いで、本発明の無線通信装置1の構成の一例を、図9を参照して概略を説明する。
無線通信装置1は、複数対のアンテナ素子を備えており、それら複数対のアンテナ同士の間に、無給電素子(反射器)が設けられている。無給電素子数は、送受アンテナより多くてもよい。そして、アンテナ素子の対ごとに、それぞれ送信機及び受信機が接続されている。これら送信機及び受信機には、信号処理装置が接続されている。
これら複数対のアンテナ素子と、無給電素子とにより、アナログによる干渉の低減を図ることができる。すなわち、送信機からの回り込み信号による受信機LNAの飽和を抑止することができ、A/Dコンバータのダイナミックレンジを受信信号に適した範囲に選択することができる。そのため、無線通信装置を低コストに実現できる。
また、信号処理装置によるデジタル信号処理による干渉の低減を図ることができ、これによりC/Iの改善を図ることができる。
以上より、本発明によれば、複数のアンテナを用いて、送信アンテナと受信アンテナとを入れ替えることによって、ダイバーシチ効果が得られ、不感地を削減する効果が得られる。また、複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを用いた場合は、送信と受信とを入れ替えることによって、受信時の伝搬チャネル推定結果を利用して、送信指向性を形成することができるため、指向性形成の精度が向上し、高い伝送速度を実現することができるようになる。
本発明に係る無線通信装置の第1実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る無線通信装置の第2実施形態を示す説明図である。 本発明に係る無線通信装置の第3実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る無線通信装置の第4実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る無線通信装置の第5実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る無線通信装置の第6実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る無線通信装置の第7実施形態を示す説明図である。 本発明に係る無線通信装置の第8実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る無線通信装置の他の構成を示す説明図である。 従来の技術による無線通信装置の一例を示すブロック図である。 従来の技術による無線通信装置の他の例を示すブロック図である。
符号の説明
1 無線通信装置
110,111,112 信号処理装置
121,122 アンテナ素子(アンテナ)
123 無給電素子
131,132、133,144 送信機
141,142,143,144 受信機
151,152 切替スイッチ(切替手段)
153,153´ 切替機構
163 信号伝送手段
171,172 SAWマッチドフィルタ
192a,192b 接点
220a 第1の信号分岐手段
221a 第1の位相制御手段
222a 第1の減衰手段
223a 第1の信号合成手段
220b 第2の信号分岐手段
221b 第2の位相制御手段
222b 第2の減衰手段
223b 第2の信号合成手段

Claims (10)

  1. 送信機と受信機と信号処理装置と、少なくとも2つのアンテナとを具備する無線通信装置であって、
    一方のアンテナを前記送信機に接続し、他方のアンテナを前記受信機に接続する切替機構を具備し、
    前記送信機と前記受信機は、前記信号処理装置に接続されており、通信中に、前記切替機構が動作し、前記送信機及び前記受信機が接続される前記一方のアンテナ又は前記他方のアンテナを同時に切り替えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 少なくとも2つの送信機と、少なくとも2つの受信機と、少なくとも1つの信号処理装置と、少なくとも2つのアンテナとを具備する無線通信装置であって、
    一方のアンテナは、該アンテナを一方の送信機と一方の受信機の何れかに接続する切替機構を具備し、
    他方のアンテナは、該アンテナを他方の送信機と他方の受信機の何れかに接続する切替機構を具備し、
    前記一方のアンテナが前記一方の送信機に接続されるときに、前記他方のアンテナが前記他方の受信機に接続され、前記一方のアンテナが送信中に前記他方のアンテナが受信可能であることを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の無線通信装置であって、
    少なくとも一つの前記送信機と少なくとも一つの前記受信機とが、前記送信機から出力された信号を分岐させる信号分岐手段と、この信号分岐手段から出力された信号の位相を制御する位相制御手段と、この位相制御手段から出力された信号を減衰させる減衰手段と、この減衰手段から出力された信号を合成する信号合成手段とを介して接続されていることを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項3記載の無線通信装置であって、
    二つの送信機と二つの受信機と二つの信号処理装置とを具備し、
    一方の信号処理装置は、一方の送信機と一方の受信機とに接続され、一方の信号処理装置と他方の信号処理装置とが、互いに信号伝送手段によって接続されることを特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項1〜4記載の無線通信装置であって、
    前記少なくとも2つのアンテナの偏波が互いに直交するアンテナであることを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項1〜4記載の無線通信装置であって、
    前記少なくとも2つのアンテナの指向性のナル方向または指向性の極小方向が互いに向き合うように、2つのアンテナが配置されることを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項1〜6記載の無線通信装置であって、
    前記2つのアンテナの両方または何れかより動作周波数における10波長以内の距離に可変リアクタンス素子を装荷した無給電素子を具備することを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項1〜7記載の無線通信装置であって、
    4つ以上のアンテナと2つ以上の送信機と2つ以上の受信機とを備え、
    前記切替機構は、2つ以上のアンテナを同時に送信機に接続し、他の2つ以上のアンテナを同時に受信機に接続し、
    前記信号処理装置は、該信号処理装置から各送信機に送られる送信信号に重み付けを設定し、かつ各受信機から入力される信号に対して合成処理を行い、信号処理によって送信信号を除去した情報を出力することを特徴とする無線通信装置。
  9. 請求項1〜8記載の無線通信装置であって、
    2つのアンテナの少なくともいずれか一方がSAW(surface acoustic wave)マッチドフィルタを具備することを特徴とする無線通信装置。
  10. 請求項1〜9記載の無線通信装置を基地局とし、該無線通信装置と同一周波数の信号を送信または受信可能な無線通信端末が2つ以上存在する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記基地局の前記切替機構によって、規則的または不規則的に前記送信機と前記受信機の接続の切り替えを行い、
    前記無線通信端末において、送信または受信の切替えの時期を、前記切替機構による切り替えの時期と同期または非同期で選択することを特徴とする無線通信方法。
JP2006033584A 2006-02-10 2006-02-10 無線通信装置および無線通信方法 Pending JP2007214957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006033584A JP2007214957A (ja) 2006-02-10 2006-02-10 無線通信装置および無線通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006033584A JP2007214957A (ja) 2006-02-10 2006-02-10 無線通信装置および無線通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007214957A true JP2007214957A (ja) 2007-08-23

Family

ID=38492991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006033584A Pending JP2007214957A (ja) 2006-02-10 2006-02-10 無線通信装置および無線通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007214957A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108228A1 (ja) * 2010-03-02 2011-09-09 パナソニック株式会社 無線通信装置及び無線通信方法
JP2014033270A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Sharp Corp 無線通信装置及び無線通信方法
WO2015125391A1 (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 シャープ株式会社 通信装置、アンテナ切替制御プログラムおよび記録媒体
JP7483456B2 (ja) 2020-03-27 2024-05-15 京セラ株式会社 通信機器、通信システムおよび制御方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61177033A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 Nec Corp 同一周波数無線通信方式
JPS63197134A (ja) * 1987-02-10 1988-08-16 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 無線装置
JPH0846545A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ共用回路
JPH0865199A (ja) * 1994-08-18 1996-03-08 Miyoshi Denshi Kk アンテナ切替器
JP2001077736A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信装置
JP2002009679A (ja) * 2000-06-26 2002-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61177033A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 Nec Corp 同一周波数無線通信方式
JPS63197134A (ja) * 1987-02-10 1988-08-16 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 無線装置
JPH0846545A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ共用回路
JPH0865199A (ja) * 1994-08-18 1996-03-08 Miyoshi Denshi Kk アンテナ切替器
JP2001077736A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信装置
JP2002009679A (ja) * 2000-06-26 2002-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108228A1 (ja) * 2010-03-02 2011-09-09 パナソニック株式会社 無線通信装置及び無線通信方法
US8824975B2 (en) 2010-03-02 2014-09-02 Panasonic Corporation Radio communication device and radio communication method
JP5632844B2 (ja) * 2010-03-02 2014-11-26 パナソニック株式会社 無線通信装置及び無線通信方法
JP2014033270A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Sharp Corp 無線通信装置及び無線通信方法
WO2015125391A1 (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 シャープ株式会社 通信装置、アンテナ切替制御プログラムおよび記録媒体
JP2015159373A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 シャープ株式会社 通信装置、アンテナ切替制御プログラムおよび記録媒体
JP7483456B2 (ja) 2020-03-27 2024-05-15 京セラ株式会社 通信機器、通信システムおよび制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8774079B2 (en) Repeater techniques for multiple input multiple output utilizing beam formers
KR101164039B1 (ko) 증가된 분리도에 적응하는 듀얼 수신기 또는 송신기 안테나구성을 갖는 중계기
JP4640836B2 (ja) 無線通信方法および無線通信装置
KR101008290B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 공간 채널에 기초한 트레이닝 시퀀스할당 방법
KR100495962B1 (ko) 경로가중치송신장치및방법
JP2520115B2 (ja) バ−ストモ−ド両方向無線通信方式
US7336626B1 (en) Operating time division duplex (TDD) wireless systems in paired spectrum (FDD) allocations
EP2122757B1 (en) Antenna system
KR100564827B1 (ko) 에프디디 무선 통신 시스템에서 스마트 안테나를 사용하는장치 및 방법
AU2003278906A1 (en) Transmitting signals on a channel used for traffic and access in a communications system
AU2003299546A1 (en) Receiving signals on a channel used for traffic and access in a communications system
US7020445B1 (en) Wireless base station system, and wireless transmission method
KR20010032182A (ko) 기지국 장치 및 송신 방법
US20060223587A1 (en) Antenna array pattern distortion mitigation
RU2012127441A (ru) Беспроводное устройство для беспроводной связи и способ коммуникации ретрансляционного устройства для беспроводной связи с базовой станцией и терминалом
JP2004516771A (ja) アダプティブ・アレイ・システムでチャネル間干渉を軽減する方法および装置
US7096051B1 (en) Enhancing signals in a two-way radio system
JP2007214957A (ja) 無線通信装置および無線通信方法
GB2313237A (en) Controlling transmission path weight
WO2001029988A1 (fr) Dispositif adaptatif d'antenne reseau et dispositif adaptatif d'antenne reseau pour station de base
CN114826292A (zh) 比吸收率控制方法、控制组件和通信设备
CN1312858C (zh) 基站
KR100494099B1 (ko) 이중 안테나를 가지는 이동무선 통신 단말기
JP2001094492A (ja) 多様な偏波で信号を受信するための少なくとも2つのアンテナを備えた移動無線通信端末装置
CN114499558A (zh) 同频干扰抵消装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100622