JP2007214912A - 収音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より多彩な収音を行うことができる収音装置を提供する。
【解決手段】一直線上に並ぶように装置本体1Aに取り付けられた、少なくとも2つの単一指向性マイクロフォン2及び双指向性マイクロフォン3とを備え、双指向性マイクロフォン3は、指向方向が前記一直線と直角になるように取り付けられ、単一指向性マイクロフォン2は、双指向性マイクロフォン3の収音方向及び前記一直線を含む平面上において回動可能に取り付けられている、ことを特徴とする収音装置1である。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数のマイクロフォンで音声を収音する収音装置に関する。
従来、単一指向性マイクロフォンと、双指向性マイクロフォンとを組み合わせて、MSステレオ方式で収音する収音装置や、複数の無指向性マイクロフォンを用いてMSステレオ方式で収音を実現する収音装置(特許文献1〜3を参照)が知られていた。
MSステレオ方式では、単一指向性マイクロフォンが正面方向に配置されるとともに、単一指向性マイクロフォンの収音方向と収音方向が直交するように双指向性マイクロフォンが配置される。そして、単一指向性マイクロフォンからの音声信号に双指向性マイクロフォンからの音声信号を加算し、この加算した信号rがRチャンネルの音声信号とされる。これとともに、単一指向性マイクロフォンで収音した音声信号から双指向性マイクロフォンで収音した音声信号を減算し、この減算した信号lがLチャンネルの音声信号とされる。MS方式で収音することで、正面方向と左右の音声をより均一に収音することができ、ムラがなく、より自然で立体感のある収音を行うことができる。
特開平9−200890号公報 特開2001−86588号公報 特開2001−28795号公報
上記従来の収音装置では、各マイクロフォンの収音方向が固定されており、収音モードを複数のモード間で切り換えることができても、固定されたマイクロフォンでの収音しか行うことができなかった。このため、指向角度を変更してのペアマイクステレオ方式での収音等に対応することができず、多彩な収音を行うことに限界があった。
上記課題を解決するために、本発明は、より多彩な収音を行うことができる収音装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明では以下の手段を採用している。
(1)本発明は、装置本体と、一直線上に並ぶように前記装置本体に取り付けられた、少なくとも2つの単一指向性マイクロフォン及び双指向性マイクロフォンとを備え、前記双指向性マイクロフォンは、指向方向が前記一直線と直角になるように取り付けられ、前記単一指向性マイクロフォンは、前記双指向性マイクロフォンの収音方向及び前記一直線を含む平面上において回動可能に取り付けられている、ことを特徴とする収音装置である。
上記構成によれば、単一指向性マイクロフォンの収音方向を変更することで、一台の収音装置によって様々なパターンの指向方向で収音することが可能になる。このため、各単一指向性マイクロフォン及び双指向性マイクロフォンの収音姿勢に応じた音声信号処理が実行されると、一台の収音装置1を用いて、様々なバリエーションで収音を行うことができ、多彩な収音を行うことが可能になる。
(2)本発明は、上記収音装置であって、前記双指向性マイクロフォン及び/又は前記2つの単一指向性マイクロフォンの収音方向の組み合わせに対応した複数種類の収音モードから1の収音モードを選択する選択操作をユーザから受け付ける操作部と、前記双指向性マイクロフォン及び前記2つの単一指向性マイクロフォンのうち一部乃至は全部から入力した音声信号に対して、音声信号処理設定に応じた音声信号処理を行う信号処理部と、前記複数種類の収音モードに対応した複数種類の音声信号処理設定のうち、前記選択操作に応じた1の音声信号処理設定を選択的に前記信号処理部に設定する設定部と、を更に備えることを特徴とする。
上記構成によれば、操作部によって、複数種類の収音方向の組み合わせに対応した複数種類の収音モードから1の収音モードを選択する選択操作が受け付けられる。そして、設定部によって、選択操作に応じた1の音声信号処理設定が選択的に信号処理部に設定される。これによって、各単一指向性マイクロフォン及び双指向性マイクロフォンの収音姿勢に応じた音声信号処理が信号処理部によって実行され、一台の収音装置1を用いて、様々なバリエーションで収音を行うことができ、多彩な収音を行うことが可能になる。
本発明によれば、マイクロフォンの収音方向次第で多彩な収音を行うことができる。これによって、多彩な収音を行うことができる収音装置を提供することができる。
図1〜図13を参照して本発明の実施形態である収音装置について詳細に説明する。本実施形態にかかる収音装置は、収音方向の変更可能な2つの単一指向性マイクと、固定された1つの双指向性マイクロフォン(以下、「マイク」と記載)とを備える。これととともに、収音装置1は、単一指向性マイク及び/又は双指向性マイクの収音方向の組み合わせに応じた複数種類の収音モードから1の収音モードの選択操作をユーザから受け付けることが可能になっている。収音装置1は、選択操作を受け付けた場合に、選択された収音モードに対応する音声信号処理を行うことで、多彩な収音を実現している。
図1は、本発明の実施形態にかかる収音装置1の外観を示す斜視図である。以下の説明において、収音装置1の正面方向をY方向、背面方向を−Y方向、右側を−X方向、左側をX方向と記載する。収音装置1は、長尺の略直方体状である装置本体1Aを備える。装置本体1Aの上面には、2つの単一指向性マイク2が±X方向に並べて配置され、それぞれ同図中のA−A矢印で示す方向(左右方向)に360度回動可能に支持軸21によって軸支されている。各単一指向性マイク2は、ユーザが手動で回動させることができるようになっている。これによって、各単一指向性マイク2の収音方向をそれぞれ変更することが可能となる、様々な方向の音声を収音することができるようになっている。
なお、各単一指向性マイク2は手動で回動させる構成に限定されず、駆動部を設けて自動で回動させる構成であってもよい。なお、以下、−X側に配置された単一指向性マイク2を単一指向性マイク2A、X側に配置された単一指向性マイク2を単一指向性マイク2Bと記載する。
また、各単一指向性マイク2の間には、各単一指向性マイク2とX軸と平行に一直線上に並ぶように、かつ収音方向が(正面側及び背面側が)該一直線と直交する±Y方向になるように双指向性マイク3が設けられている。これによって、双指向性マイク3によって該一直線と直交する方向の音声を収音することができる。これとともに、単一指向性マイク2は該一直線及び双指向性マイク3の収音方向を含む面上を回動することができるため、双指向性マイク3と同じ収音方向に設定することや、双指向性マイク3の収音方向と直交する収音方向に設定することも可能になっている。
収音装置1のY側側面には、X側に操作部4が設けられているとともに、−X側には外部インタフェース5が設けられている。操作部4は、複数の操作ボタン41から成り、各操作ボタン41がユーザに指等で押下されることで、種々の操作を受け付ける。この操作には例えば上述した1の収音モードの選択操作がある。なお、複数種類の収音モードの内容と各収音モードが選択されたときの音声信号処理については詳しくは後述する。
外部インタフェース5は外部のオーディオ装置(例えばヘッドフォン装置やオーディオレコーダ等)に接続するための複数の接続端子からなり、これによって、収音した音声信号を外部のオーディオ装置に出力することが可能になっている。なお、収音装置1は、電源コード1Bを介して図略の電源コンセントから電力が供給されるようになっている。なお、図2ではD/A変換されたアナログ信号が外部インタフェース5に入力されるようになっているが、デジタル信号のまま外部インタフェース5に入力される経路があってもよい。
図2は、図1で示す収音装置1の構成を示すブロック図である。収音装置1は、上述した単一指向性マイク2、双指向性マイク3、操作部4及び外部インタフェース5等の他に、A/D(analog/digital)コンバータ6、記憶部7、モード設定部8、信号処理部9及びD/A(digital/analog)コンバータ10を備える。
A/Dコンバータ6は、各単一指向性マイク2及び双指向性マイク3に信号線(図略)を介して接続されており、単一指向性マイク2及び双指向性マイク3から入力したアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して信号処理部9に入力する。
記憶部7は、例えば不揮発性半導体メモリやハードディスク等で実現され、各種収音モードに対応した各種音声信号処理を実行させるための各種プログラムが記憶されている。各種プログラムには、MSステレオプログラム、MSサラウンドプログラム、音圧二次傾度型狭指向プログラム、遅延加算型狭指向プログラム、MSステレオズームプログラム、モノラル対向指向軸回転プログラム、ペアマイクステレオプログラム、加算型モノラル狭指向プログラム及びモノラルDSMプログラム等がある。
MSステレオプログラムはMSステレオモードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。MSサラウンドプログラムはMSステレオモードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。音圧二次傾度型狭指向プログラムは音圧二次傾度型狭指向モードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。遅延加算型狭指向プログラムは遅延加算型狭指向モードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。MSステレオズームプログラムはMSステレオズームモードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。モノラル対向指向軸回転プログラムは、モノラル対向指向軸回転モードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。ペアマイクステレオプログラムはペアマイクステレオモードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。加算型モノラル狭指向プログラムは加算型モノラル狭指向モードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。モノラルDSMプログラムはモノラルDSMモードが選択された場合にモード設定部8によって読み出されるプログラムである。
上記各種収音モードの内容については詳しくは図3〜図12を用いて後述する。
モード設定部8は、本願発明の設定部に対応し、操作部4からモード選択操作を示す操作信号が入力され、この信号の入力によってモード選択操作を取得する。モード設定部8は、上述したように取得したモード選択操作に応じたプログラムを記憶部7から読み出し、この読み出したプログラムに基づいて信号処理部9の設定を変更する。これによって、モード選択操作に応じた音声信号処理すなわち各単一指向性マイク2及び/又は双指向性マイク3の収音方向の組み合わせに応じた音声信号処理を信号処理部9に実行させることが可能になり、多彩な収音を実現することが可能になる。
信号処理部9は、例えばDSP等で実現され、A/Dコンバータ6を介して各単一指向性マイク2及び/又は双指向性マイク3から入力した各音声信号に対して音声信号処理を施す。信号処理部9は、モード設定部8によって音声信号処理の設定変更が行われ、設定に応じて異なった音声信号処理を施す。各種モードに対応する音声信号処理の内容については、詳しくは図3〜図12を用いて後述する。信号処理部9は、音声信号処理後の音声信号をD/Aコンバータ10を介して外部インタフェース3に入力する。これによって、収音した音声信号を外部のオーディオ装置に入力することが可能になる。
以下、図3〜図12を参照して各収音モードについて説明する。
まず、図3を用いてMSステレオモードを説明する。MSステレオモードは、単一指向性マイク2A、2Bのうちいずれか1からの音声信号と、双指向性マイク3からの音声信号を用いてMSステレオ方式で収音を行うモードである。
具体的には、MSステレオモードでは、単一指向性マイク2A、2Bの収音方向は中央側に向くように(互いに対向するように)設定される(同図(a)を参照)。なお、X側の音声を収音したい場合には、単一指向性マイク2Aの収音方向のみが中央側に向くように設定され、−X側の音声を収音したい場合には、単一指向性マイク2Bの収音方向のみが中央側に向くように設定されればよい。
同図(b)は、MSステレオモードでの音声信号処理を説明するための図である。同図(c)は、MSステレオモードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。なお、ここではX側の音声を正面側の音声として収音する場合について説明する。また、同図(b)、図4(a)、図5(b)、図7(a)、図8(b)及び図10(b)では、単一指向性マイク2、双指向性マイク3それぞれの指向特性を一点鎖線で示す。また、単一指向性マイク2、双指向性マイク3からの音声に音声信号処理を施した後の合成信号の指向特性を太実線で示す。
信号処理部9は、ゲイン調整部91−1、乗算部92−1及び加算部93−1A、93−1Bを備える。信号処理部9は、単一指向性マイク2Aからの音声信号をMid信号として加算部93−1Aと加算部93−1Bに入力する。一方、信号処理部9は、双指向性マイク3からの音声信号をSide信号としてゲイン調整部91−1に入力する。ゲイン調整部91−1は、Mid信号とのレベルバランスを取るために、Side信号のレベルを調整し、調整後のSide信号を加算部93−1Aと乗算部92−1に入力する。乗算部92−1は、入力されたSide信号に−1を乗算して加算部93−1Bに入力する。
加算部93−1Aは、入力されたMid信号とSide信号とを加算し、この加算後の音声信号をRチャンネルの音声信号としてD/Aコンバータ10に入力する。また、加算部93−1Bは、入力されたMid信号と入力されたSide信号×−1を加算して、Lチャンネルの音声信号を生成する。
上記MSステレオモードでの収音によって、X方向を正面としたステレオ収音ができる。なお、単一指向性マイク2Bからの音声信号をMid信号として用いて上記音声信号処理を施すと、−X方向を正面としてステレオ収音をすることができる。ゲイン調整部91−1の値を調整してMid信号とSide信号の混合比を変えることで、ステレオの拡がり感を調整することが可能となる。
次に、図4を用いてMSサラウンドモードを説明する。MSサラウンドモードは、単一指向性マイク2と双指向性マイク3からの音声を用いて4チャンネルのサラウンド収音を行うモードである。MSサラウンドモードでは、単一指向性マイク2の収音方向は上記と同様に図3(a)で示すように設定される。
図4(a)は、MSサラウンドモードでの音声信号処理を説明するための図である。図4(b)は、MSサラウンドモードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。なお、ここではX側を正面側としてサラウンド収音を行う場合について説明する。
MSサラウンドモードでは、信号処理部9は、ゲイン調整部91−2A、91−2Bと、乗算部92−2A、92−2Bと、加算部93−2A〜93−2Dとを備える。
信号処理部9は、単一指向性マイク2Aからの音声信号をフロント側のMid信号(FMid信号)とし、加算部93−2Aと加算部93−2Bに入力する。また、信号処理部9は、双指向性マイク3からの音声信号をSide信号としてゲイン調整部91−2Aに入力する。ゲイン調整部91−2Aは、FMid信号とレベルバランスを取るために、Side信号のレベルを調整して加算部93−2Aと乗算部92−2Aに入力する。乗算部92−2Aは入力されたSide信号に−1を乗算して加算部93−2Bに入力する。
加算部93−2Aは、入力されたFMid信号とSide信号を加算する音声信号処理を実行することで、フロント側のRチャンネル(FRチャンネル)の音声信号を生成する。このFRチャンネルの音声信号はD/Aコンバータ10に入力される。また、加算部93−2Bは入力されたFMid信号と入力されたSide信号×−1を加算する音声信号処理を実行することで、フロント側のLチャンネル(FLチャンネル)の音声信号を生成する。FLチャンネルの音声信号は、D/Aコンバータ10に入力される。
信号処理部9は、単一指向性マイク2Bからの音声信号をリア側のMid信号(RMid信号)とし、加算部93−2Cと加算部93−2Dに入力する。また、信号処理部9は、ゲイン調整部91−2Aに入力するSide信号を分岐してゲイン調整部91−2Bに入力する。ゲイン調整部91−2Bは、RMid信号とのレベルバランスを取るために、入力されたSide信号のレベルを調整して乗算部92−2Bと加算部93−2Dに入力する。乗算部92−2Bは、入力されたSide信号に−1を乗算して加算部93−2Cに入力する。
加算部93−2Dは、入力されたRMid信号と入力されたSide信号を加算する音声信号処理を実行することで、リア側のRチャンネル(RRチャンネル)の音声信号を生成する。RRチャンネルの音声信号はD/Aコンバータ10に入力される。また、加算部93−2Cは、入力されたRMid信号とSide信号×−1を加算する音声信号処理を実行することで、リア側のLチャンネル(RLチャンネル)の音声信号を生成する。RLチャンネルの音声信号はD/Aコンバータ10に入力される。
上記MSサラウンドモードでの収音によって、FRチャンネル、FLチャンネル、RRチャンネル及びRLチャンネルの4チャンネルのサラウンド収音を行うことができる。
以下、図5及び図6(a)を用いて音圧二次傾度型狭指向モードを説明する。音圧二次傾度型狭指向モードでは、単一指向性マイク2A、2Bからの音声信号のうちいずれか1を逆相にして加算することでX方向又は−X方向への狭指向性を持った収音を行うモードである。
音圧二次傾度型狭指向モードでは、単一指向性マイク2A、2Bの収音方向を−X方向及びX方向のうち狭指向性を持って収音したい方向に設定する(図5(a)を参照)。なお、図5(a)はX方向に狭指向性を持って収音する場合の図であり、マイク2Bを外向き(X方向)に回動させている。
図5(b)は、音圧二次傾度型狭指向モードでの音声信号処理を説明するための図である。また、図6(a)は、図5(a)で示す音圧二次傾度型狭指向モードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。
信号処理部9は、乗算部92−3と加算部93−3を備える。信号処理部9は、指向方向にある単一指向性マイク2(ここでは、単一指向性マイク2B)からの音声信号s1を加算部93−3に入力する。これとともに、指向方向の反対側にある単一指向性マイク2(ここでは、単一指向性マイク2A)からの音声信号s2を乗算部92−3に入力する。乗算部92−3は、入力された音声信号s2に−1を乗じて(逆相にして)加算部93−3に入力する。
加算部93−3は、入力された音声信号s1と入力された音声信号s2×−1とを加算合成する音声信号処理を実行する。この加算合成後の音声信号はD/Aコンバータ10に入力される。
ここで、単一指向性マイク2Bの正面からの音声は、単一指向性マイク2A、単一指向性マイク2Bに所定の時間差で入力されるため位相が異なるが、サイド側からの音声はほぼ同タイミングで入力されるため位相はほぼ一致する。このため、上記音声信号処理によって、音声信号s2を逆相にして音声信号s1と加算合成することで、正面側からの音声の位相は音声の周波数が2つのマイク間隔で決まる所定の周波数f1(マイク間隔D=Vc/2f1となる周波数、ただしVcは音速である)までは逆相とはならないが、サイド側からの音声の位相が逆相になり、サイド側からの音声のみがキャンセルされる。これによって、正面側(X側)への狭指向性を持った収音を行うことができる。
なお、低音域の音声は高音域の音声より波長が長いため、上記音声信号処理によってもレベルが低下する。よって、音圧二次傾度型狭指向モードでは低域雑音の多い環境下での狭指向収音に適する。
以下、図5及び図6(b)を用いて遅延加算型狭指向モードを説明する。遅延加算型狭指向モードでは、上記音声信号s1を時間t1だけ遅延させて音声信号s2と加算することで、X方向又は−X方向への狭指向性を持った収音を行うモードである。
時間t1は、単一指向性マイク2Bの正面に位置する同一音源からの音声が単一指向性マイク2Aに入力されるまでの時間と単一指向性マイク2Bに入力されるまでの時間との時間差である。遅延加算型狭指向モードでも、図5(a)で示す収音方向に単一指向性マイク2A、2Bが設定される。
図5(b)及び図6(b)を用いて遅延加算型狭指向モードでの音声信号処理を説明する。図5(b)は、音圧二次傾度型狭指向モードの音声信号処理だけでなく遅延加算型狭指向モードでの音声信号処理を説明するための図である。図6(b)は図5(b)で示す遅延加算型狭指向モードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。
信号処理部9は、加算部93−4と遅延部94−4とを備える。信号処理部9は、指向方向の反対側にある単一指向性マイク2(ここでは、単一指向性マイク2A)からの音声信号s2を加算部93−4に入力する。これとともに、指向方向にある単一指向性マイク2(ここでは、単一指向性マイク2B)からの音声信号s1を遅延部94−4に入力する。遅延部94−4は、入力された音声信号s1を時間t1だけ遅延させる。信号処理部9は、遅延させた音声信号s1を加算部93−4に入力する。
加算部93−4は、入力された音声信号s2と遅延された音声信号s1とを加算して、D/Aコンバータ10に入力する。
ここで、上述したように、サイド側からの音声はほぼ時間差なく単一指向性マイク2A、2Bに入力されるが、単一指向性マイク2Bの正面からの音声は、時間t1の時間差で単一指向性マイク2A、2Bにそれぞれ入力される。このため、時間t1だけ遅延されることで、正面側からの音声成分については音声信号s1と音声信号s2との位相が一致するが、サイド側からの音声成分については両音声信号s1、s2の位相はずれる。このため、音声信号s1と音声信号s2との加算によって、正面側からの音声成分の信号レベルは増幅するが、サイド側からの音声成分のレベルは正面側からの音声成分に比較して増幅しない。
これによって、相対的に正面側からの音声成分が大きくなり、遅延加算型狭指向モードでは、正面側(X側)からの音声に狭指向性を持って収音を行うことができる。
なお、音圧二次傾度型狭指向モードでは上述したように周波数特性が変わるが、遅延加算型狭指向モードでは、正面方向については周波数特性を変えずに収音することができる。
以下、図7を用いてMSステレオズームモードを説明する。MSステレオズームモードでは、単一指向性マイク2A、2Bからの音声信号に対して音圧二次傾度型狭指向モード乃至は遅延加算型狭指向モードの処理を実行し、この処理後の音声信号をMid信号とし、双指向性マイク3からの音声信号をSide信号としてMSステレオ方式の処理を実行するモードである。MSステレオズームモードでも、図5(a)の収音方向で単一指向性マイク2A、2Bを設定する。
図7(a)は、MSステレオズームモードの音声信号処理を説明するための図である。図7(b)(c)は、同図(a)で示すMSステレオズームモードの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。
信号処理部9は、上記乗算部92−3及び加算部93−3乃至は、加算部93−4及び遅延部94−4の他に、ゲイン調整部91−5、乗算部92−5及び加算部93−5A、93−5Bを備える。
同図(b)において、信号処理部9は、乗算部92−3及び加算部93−3を用いて単一指向性マイク2A、2Bからの音声信号に対して上記音圧二次傾度型狭指向モードの処理を実行する。また、同図(c)において信号処理部9は、加算部93−4及び遅延部94−4を用いて単一指向性マイク2A、2Bからの音声信号に対して上記遅延加算型狭指向モードの処理を実行する。これらの処理後の音声信号を音声信号s3、s3´とする。
以下、同図(b)(c)とも共通に、信号処理部9は、音声信号s3、s3´をMid信号として加算部93−5A及び加算部93−5Bに入力する。これとともに、双指向性マイク3からの音声をSide信号としてゲイン調整部91−5に入力する。ゲイン調整部91−5は、Mid信号とのレベルバランスを調整するために入力されたSide信号のレベルを調整して、乗算部92−5及び加算部93−5Aに入力する。乗算部92−5は、入力されたSide信号に−1を乗算して加算部93−5Bに入力する。
加算部93−5Aは、入力されたMid信号にSide信号を加算してRチャンネルの音声信号を生成する。Rチャネルの音声信号はD/Aコンバータ10に入力される。また、加算部93−5Bは入力されたMid信号と入力されたSide信号×−1を加算してLチャンネルの音声信号を生成する。Lチャンネルの音声信号はD/Aコンバータ10に入力される。
上記MSステレオズームモードで収音することで、X方向、−X方向で狭指向性を持って収音することができるとともに、Y−Y方向のステレオ感をもった収音を行うことができる。また、Mid信号とSide信号の混合比の調整により、ズーム感の調整が可能となる。
以下、図8を用いてモノラル対向指向軸回転モードを説明する。モノラル対向指向軸回転モードは、単一指向性マイク2A、2BをX−X方向の双指向性マイクとして機能させ、双指向性マイク3とで直角に2方向の双指向性マイクを形成するモードである。そして、モノラル対向指向軸回転モードは、2方向の双指向性マイクからの音声を加算することで、対向指向軸を形成するとともに、2方向の双指向性マイクからの音声の混合比を変化させることで、双指向性の対向指向軸を回転させるモードである。
具体的には、モノラル対向指向軸回転モードでは、単一指向性マイク2A、2Bの収音方向は中央側に向くように(互いに対向するように)設定される(同図(a)を参照)。
同図(b)は、モノラル対向指向軸回転モードの音声信号処理を説明するための図である。また、同図(c)は、同図(b)で示すモノラル対向指向軸回転モードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。信号処理部9は、ゲイン調整部91−6A、91−6Bと、乗算部92−6と、加算部93−6A、93−6Bとを備える。
信号処理部9は、単一指向性マイク2Aからの音声信号s2を加算部93−6Aに入力するとともに、単一指向性マイク2Bからの音声信号s1を乗算部92−6に入力する。乗算部92−6は、入力された音声信号s1に−1を乗算して(逆相にして)加算部93−6Aに入力する。加算部93−6Aは、単一指向性マイク2Aからの音声信号s2と、単一指向性マイク2Bからの音声信号s1×−1と加算して、X−X方向の双指向性の音声信号s4を生成する処理を行う。
信号処理部9は、ゲイン調整部91−6Aを介して、音声信号s4を加算部93−6Bに入力する。これとともに、信号処理部9は、ゲイン調整部91−6Bを介して、双指向性マイク3からの音声信号s5を加算部93−6Bに入力する。
ゲイン調整部91−6A、ゲイン調整部91−6Bは、入力された音声信号s4と音声信号s5に所定の係数を乗じることでレベルバランスを調整する。ゲイン調整部91−6Aの係数とゲイン調整部91−6Bの係数は足し合わせると「1」になるように設定されている。
加算部93−6Bは、レベルバランスが調整された状態の音声信号s4と音声信号s5が入力され、これらの音声信号s4と音声信号s5とを足し合わせる。これによって、X−X方向及びY−Y方向を含む面上に双指向性の対向指向軸で収音することができる。ここで、ゲイン調整部91−6Aの係数とゲイン調整部91−6Bの係数を変更することで、音声信号s4と音声信号s5との混合比を変更することができ、これによって、上記対向指向軸をX−X方向及びY−Y方向を含む面上で360度回転させることができる。
上記モノラル対向指向軸回転モードでは、上述したようにX−X方向及びY−Y方向を含む面上に双指向性の対向指向軸を形成し、この指向軸を回転させることができ、これによって、簡易な処理で指向方向を該面上で360度回転させることができる。
以下、図9を用いてペアマイクステレオモードを説明する。ペアマイクステレオモードは、開き角が変更自在な単一指向性マイク2A、2Bを用いてペアマイクステレオ方式で音声を収音するモードである。ペアマイクステレオモードでは、Y側乃至は−Y側に単一指向性マイク2A、2Bの収音方向を向けられるとともに、単一指向性マイク2A、2Bの間の開き角度θが主に90度〜120度の間で調整される(同図(a)を参照)。
同図(b)は、ペアマイクステレオモードでの単一指向性マイク2A、2Bの指向方向を説明するための図である。同図で示すように、単一指向性マイク2A、2Bの指向方向は、同図中に矢印で示すように変更することができる。これによって、ペアマイクステレオモードでは、拡がり感を変えてステレオ収音を行うことができる。
以下、図10を用いて加算型モノラル狭指向モードを説明する。加算型モノラル狭指向モードは、単一指向性マイク2A、2Bの収音方向を同一方向に向けて、これらの各マイク2A、2Bからの音声信号を加算することで各マイク2A、2Bの向く方向への狭指向性を持って収音するモードである。
例えば、Y方向で狭指向性を持って収音する場合には、Y方向に向かって単一指向性マイク2A、2Bの収音方向が設定される(同図(a)を参照)。
同図(b)は、加算型モノラル狭指向モードでの音声信号処理を説明するための図である。同図(c)は、加算型モノラル狭指向モードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。信号処理部9は、加算部93−7を備える。
信号処理部9は、単一指向性マイク2Aからの音声信号と単一指向性マイク2Bからの音声信号を加算部93−7に入力する。加算部93−7は、入力された単一指向性マイク2A、2Bからの音声信号を加算合成して、D/Aコンバータ10に入力する。これによって、Y方向への狭指向性を持って収音することができる。
加算型モノラル狭指向モード、上述した音圧二次傾度型狭指向モード乃至は遅延加算型狭指向モードでの収音を行うことができるため、収音装置1では、X方向、−X方向、Y方向及び−Y方向で狭指向性を持って収音を行うことができる。
以下、図11及び図12を用いてモノラルDSMモードを説明する。モノラルDSMモードは、単一指向性マイク2A、2Bと双指向性マイク3を用いて、DSM(Dynamic Selectable Microphone)を構成するモードである。DSMとは、互いに異なった指向方向の複数のマイクのうち最大音量が入力されたマイクからの音声信号を収音音声信号として用いる収音装置である。
具体的には、単一指向性マイク2A、2Bの収音方向が双指向性マイク3の指向方向(Y−Y方向)と指向方向が直交し、かつ互いに外側に向くように設定される。具体的には、単一指向性マイク2Aの収音方向は−X方向に、単一指向性マイク2Bの収音方向はX方向に設定される(同図(a)を参照)。
同図(b)は、モノラルDSMモードでの音声信号処理を説明するための図である。なお、本図において、各マイク2A、2B及び3のうち選択されていないマイクの指向特性を一点鎖線で示し、選択されたマイクの指向特性を太実線で示す。図12は、モノラルDSMモードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。信号処理部9は、レベル判定部95を備え、単一指向性マイク2A、2B及び双指向性マイク3からの音声をレベル判定部95に入力する。レベル判定部95は、入力された各音声のレベルを検知して、最大レベルの音声信号を収音音声信号としてD/Aコンバータ10に入力する。
上記モノラルDSMモードでは、各マイク2A、2B及び3のうち収音対象となる音源位置に最適なものを選択して音声を収音することができるため、収音対象となる音源からの音声の他の音声(ノイズ)を収音することを効果的に防止することができる。また、音源位置が移動した場合であっても、移動後の音源位置に対応するマイクに収音音声信号を切り換えることで、好適に収音対象音源からの音声を収音することができる。
図13は、モード設定部8の実行するモード設定処理を示すフローチャートである。本処理は、操作信号がモード設定部8に入力されたときに実行開始される。まず、モード設定部8は、入力した操作信号の示す収音モードを検出する(S1)。モード設定部8は、検出した収音モードに対応するプログラムを記憶部7から読み出す(S2)。
モード設定部8は、読み出したプログラムに基づいて設定変更の指示信号を信号処理部9に入力する(S3)。例えば、この設定変更は、音声信号のレベルを制御するためのレベル制御パラメータの変更や、信号処理部9の機能的構成の変更等がある。指示信号が入力された信号処理部9は、指示に従って設定変更処理を行った後に、この処理の完了を示す完了信号をモード設定部8に入力する。
この後、モード設定部8は、所定時間以内に完了信号を入力したかどうかを判断し(S4)、所定時間以内に完了信号を入力したと判断した場合には(S4でYES)、本処理を終了させる。一方、所定時間以内に完了信号を入力しなかったと判断した場合には(S4でNO)、モード設定部8は、例えば図略のエラーランプの点灯等、エラーの報知を行って(S5)、この後本処理を終了させる。
上述したように、本実施形態にかかる収音装置1では、単一指向性マイク2A、2Bと双指向性マイク3とがX−X方向に一直線上に配置され、双指向性マイク3の収音方向がこの一直線と直交するように設けられ、単一指向性マイク2A,2Bの指向方向がこの一直線と双指向性マイク3の収音方向とを含む面上で回動自在になっている。これによって、単一指向性マイク2A、2Bの指向方向に応じた(単一指向性マイク2A、2B及び/又は双指向性マイク3の収音方向の組み合わせに応じた)音声信号処理が実行されることで、一台の収音装置1を用いて、上述したような少なくとも9種類の収音モード(MSステレオモード、MSサラウンドモード、音圧二次傾度型狭指向モード、遅延加算型狭指向モード、MSステレオズームモード、モノラル対向指向軸回転モード、ペアマイクステレオモード、加算型モノラル狭指向モード、モノラルDSMモード)で収音を行うことができ、多彩な収音を行うことができる。
本実施形態は、以下の変形例を採用することができる。
(1)本実施形態では、単一指向性マイク2の個数は2個であり、双指向性マイク3の個数は1個であるが、この個数に限定されず、2以上の個数の単一指向性マイク2及び1個以上の双指向性マイク3が配設されていればよい。
(2)また、マイク2のマイクを回動可能な範囲はA−A方向に360度に限定されず、マイク角度が上記各9種類のうち数種類のモードでの収音方向に設定可能に構成されていればよい。例えば、図14で示すように、単一指向性マイク2A´、2B´がサイド側から支持軸21´(21A´、21B´)に回動自在に軸支され、高さ方向に向かって(B−B方向に)180度にマイク角度を変更可能に構成されてもよい。
(3)複数種類の収音モードや、収音モードに対応した収音方向及び音声信号処理の内容は上記に限定されず、単一指向性マイク2A、2Bのマイク角度(収音姿勢)が上記各9種類のうち数種類のモードでの収音方向に設定可能に構成され、単一指向性マイク2A、2Bのマイク角度に応じた信号処理が実行される構成であればよい。
(4)1個の双指向性マイク3は、背中合わせに配置した2個の単一指向性マイクで構成してもよい。この場合、1方のマイク出力が逆相にして加算される。
(5)信号処理部9はDSP等で構成されているが、遅延処理を含むモードを使用しない場合は、アナログ回路で構成することも可能である。
本発明の実施形態にかかる収音装置の外観を示す斜視図である。 図1で示す収音装置の構成を示すブロック図である。 MSステレオモードを説明するための図である。 MSサラウンドモードを説明するための図である。 音圧二次傾度型狭指向モード及び遅延加算型狭指向モードを説明するための図である。 (a)は、図5(a)で示す音圧二次傾度型狭指向モードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図であり、(b)は、図5(a)で示す遅延加算型狭指向モードでの信号処理部9の機能的構成を示すブロック図である。 MSステレオズームモードを説明するための図である。 モノラル対向指向軸回転モードを説明するための図である。 ペアマイクステレオモードを説明するための図である。 加算型モノラル狭指向モードを説明するための図である。 モノラルDSMモードを説明するための図である。 モノラルDSMモードを説明するための図である。 モード設定部の実行するモード設定処理を示すフローチャートである。 変形例にかかる収音装置の外観を示す正面図である。
符号の説明
1−収音装置 1A−装置本体 2(2A、2B)−単一指向性マイク 3−双指向性マイク 4−操作部 8−モード設定部(本願発明の設定部) 9−信号処理部

Claims (2)

  1. 装置本体と、
    一直線上に並ぶように前記装置本体に取り付けられた、少なくとも2つの単一指向性マイクロフォン及び双指向性マイクロフォンとを備え、
    前記双指向性マイクロフォンは、指向方向が前記一直線と直角になるように取り付けられ、
    前記単一指向性マイクロフォンは、前記双指向性マイクロフォンの収音方向及び前記一直線を含む平面上において回動可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする収音装置。
  2. 前記双指向性マイクロフォン及び/又は前記2つの単一指向性マイクロフォンの収音方向の組み合わせに対応した複数種類の収音モードから1の収音モードを選択する選択操作をユーザから受け付ける操作部と、
    前記双指向性マイクロフォン及び前記2つの単一指向性マイクロフォンのうち一部乃至は全部から入力した音声信号に対して、音声信号処理設定に応じた音声信号処理を行う信号処理部と、
    前記複数種類の収音モードに対応した複数種類の音声信号処理設定のうち、前記選択操作に応じた1の音声信号処理設定を選択的に前記信号処理部に設定する設定部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の収音装置。
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