JP2007214847A - リソース管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】要求されたリソース確保の状態に応じ、確保されているリソースにおけるトラヒックが制御できるようにする。
【解決手段】ルータ制御部108は、制御部103により設定された方針(リソースの確保の状態)を確認し、ルータの設定変更の必要を確認する。また、ルータ制御部108は、設定が必要なルータについては、ルータ情報取得部109に問い合わせる。ルータ情報取得部109は、問い合わせを受けたルータ(ノード)の制御情報を、装置情報記憶部110より取得し、取得した制御情報をルータ制御部108に通知する。制御情報を通知されたルータ制御部108は、リソースの生成において設定された方針に従って、通知された制御情報を元に、対象となるルータを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信ネットワークのリソース管理とログファイルの管理を行うリソース管理装置に関する。
通信ネットワーク、特にIP(Internet Protocol)ネットワークを利用して音声や映像等のコンテンツを提供する場合、通信路の容量を超えた利用要求によって輻輳が発生すると、パケットの損失等に伴い通信品質が劣化してしまう。従来より、このような通信品質の劣化を防ぐことを目的として、リソース管理装置(リソース管理サーバ)によるネットワークレイヤにおけるリソース管理が研究されている。
リソース管理装置によるリソース管理は、通信ネットワークを構成するルータとは独立したサーバ(リソース管理装置)により、通信ネットワークを構成するノード間(リンク)の伝送容量とその利用状況を管理するとともに、ユーザ端末等からのリソース確保要求に対して適当なリソースを払い出すものである。
このようなリソース管理の一例として、次のような方法が開示されている。まず、通信ネットワークの運用開始前に、通信ネットワーク中のリンク(接続情報)及び各リンクのリソース容量を含むルーティング情報に基づいて、パケットが通過する経路を計算し、これを「経路テーブル」に記憶させるとともに、各リンクのリソース容量を「リソース管理テーブル」に記憶させる。このようにして得られたリソース管理テーブルによって、通信ネットワークにおける総リソース容量と、利用中のリソース容量又は利用可能な残りリソース容量とが、管理可能とされている。
通信ネットワークが運用を開始した後では、リソース管理サーバは、通信サービスの利用要求(リソース確保要求)を受け付けると、要求された通信の発着IPアドレスを基に上記経路テーブルから当該通信に必要となるリンクを特定し、上記リソース管理テーブルを参照することによって、これらのリンクの各々について当該通信に必要となる伝送容量(リソース)が利用可能か否かをチェックする。
十分なリソースが利用可能である場合には、上記通信サービスの利用要求に対して許諾応答するとともに、上記リソース管理テーブルの利用中リソース容量に当該通信に割り当てられるリソース量を加算して記憶させる。一方、必要なリソースを確保できない場合には、上記利用要求に対して不許可とする(特許文献1及び非特許文献1参照)。この方法では、通信用に確保していたリソースは、リソースの使用終了時に速やかに解放している。
特開2003−258855号公報 矢口他、「大規模IP網における管理サーバを用いたリソース管理方式の一提案と具体例」、信学総合大会、B−6−31(2002)
上述した従来の技術では、ユーザ毎,ユーザグループ毎などIPアドレス,VLANのようなある一定の単位でリソースの確保を行うようにしている。このため、従来の技術では、要求された通信サービスの種類に応じたリソースの確保や、リソースの確保を時間的に調整するなどのことができないという問題があった。例えば、従来では、すでに確保されている優先度の低い通信サービスで利用可能なトラヒックの優先度を低くし、後から受け付けた優先度の高い通信サービスの要求に対して優先的にリソースを確保することができなかった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、要求されたリソース確保の状態に応じ、確保されているリソースにおけるトラヒックが制御できるようにすることを目的とする。
本発明に係るリソース管理装置は、互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理装置であって、要求される通信における確保したいリソース量を少なくとも含むリソース確保要求を受け付けて必要なリソースを確保するリソース管理手段と、このリソース管理手段が確保したリソースの確保の状態に対応して確保したリソースに含まれるノード(例えばルータ)の設定を変更するノード制御手段とを備えるようにしたものである。
上記リソース管理装置において、通信ネットワークに含まれるノードが行う制御及びこの制御を行うために設定される制御値を含む制御情報が記憶された装置情報記憶部を備え、ノード制御手段は、設定を変更する対象のノードの制御情報を装置情報記憶部より取り出し、取り出した制御情報を元に設定を変更する対象のノードの設定を変更するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、確保したリソースの確保の状態に対応して確保したリソースに含まれるノードの設定を変更するようにしたので、要求されたリソース確保の状態に応じ、確保されているリソースにおけるトラヒックが制御できるという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるリソース管理装置を用いたリソース管理システムの構成例を示す構成図である。図1に示すリソース管理システムは、通信ネットワーク200を構成する各管理範囲ネットワーク201毎に、リソースを管理するリソース管理サーバ101を備えている。各リソース管理サーバ(リソース管理装置)101は、管理対象となる管理範囲ネットワーク201のリソースを管理している。管理対象となる通信ネットワーク200は、いわゆるインターネットプロトコル(IP)に基づく通信ネットワークである。なお、図1では、2組のリソース管理サーバ及び管理範囲ネットワークを示しているが、これに限らず、3組以上のリソース管理サーバ及び管理範囲ネットワークが存在している場合でも同様である。
管理範囲ネットワーク201は、例えば、互いに接続(リンク)された複数のルータ202a,202b,202c、端末(T)203a,203b,203c,203d,203e,203fから構成される。端末203b及び端末203cは、ルータ202aに接続するスイッチングハブ(SW)204aに集線され、端末203d,端末203e,及び端末203fは、ルータ202aに接続するスイッチングハブ204bに集線されている。また、端末203e,端末203fは、ゲートウエイ装置(GW)205を介してスイッチングハブ204bに集線されている。例えば、端末203e及び端末203fは、同一の家屋内に配置され、この家屋内に設けられたゲートウエイ装置205に接続されている。
端末203aは、アクセスライン231によりルータ202aに接続され、端末203bは、アクセスライン232によりスイッチングハブ204aに接続され、端末203cは、アクセスライン233によりスイッチングハブ204aに接続されている。また、端末203dは、アクセスライン234によりスイッチングハブ204bに接続され、ゲートウエイ装置205は、アクセスライン235によりスイッチングハブ204bに接続されている。また、スイッチングハブ204aは、アクセスライン集束241によりルータ202aに接続され、スイッチングハブ204bは、アクセスライン集束242によりルータ202aに接続されている。また、ルータ202aはルータ間接続221を介してルータ202bに接続し、ルータ202bは、ルータ間接続222を介してルータ202cに接続している。
このように構成されている管理範囲ネットワーク201におけるリソースは、例えば、アクセスライン231〜235であり、また、アクセスライン集束241,242であり、ルータ間接続221,222である。なお、上述した、端末,スイッチングハブ,ゲートウエイ装置,ルータなどの各ノードの構成や各リンクの構成は、一例であり、他の管理範囲ネットワークにおいても同様であり、様々なノードが様々な携帯のリンクにより相互に接続されて構成されている。
上述したように、図1に示すリソース管理システムにおいては、通信ネットワーク200を複数の管理範囲ネットワーク201に分割し、これらの管理範囲に対して各々リソース管理サーバ101が設けられている。また、各リソース管理サーバ101は、互いに通信可能に接続されている。
また、アプリケーションサーバ(AS)301は、いずれかの端末203からの通信要求を受け、要求もとの端末203a〜203fが属する管理範囲ネットワーク201のリソースを管理するリソース管理サーバ101に要求メッセージを送信する。この要求メッセージには、少なくとも、要求される通信における端末203a〜203fの識別子及び確保したいリソース量が含まれており、図1に示すシステムにおいては、この識別子として、端末203a〜203fのIPアドレスが用いられる。
各リソース管理サーバ101は、各々通信機能を有するコンピュータであり、各々送受信部102,制御部103,主記憶部104,ログ管理部105,ログ記憶部106,及びログ表示部107を備えている。加えて、各リソース管理サーバ101は、ルータ制御部(ノード制御手段)108,ルータ情報取得部109,及び装置情報記憶部110を備えている。これらの機能は、中央演算装置(CPU)や記憶装置(ROM及びRAM等の内部メモリの他、固定ディスク装置等の外部記憶装置を含む)などのコンピュータのハードウェア資源とこのコンピュータにインストールされたコンピュータ・プログラム(ソフトウェア)とが協働することによって実現することができる。
上述したように構成された通信ネットワーク200において、アプリケーションサーバ301により、コンテンツの提供などのサービスを行うことが可能とされている。例えば、いずれかのアプリケーションサーバ301が、いずれかの端末203a〜203fからのコンテンツ送信の要求を受けると、アプリケーションサーバ301は、例えば要求もとの端末203bに対して要求されたコンテンツを送出する。このようなコンテンツの配信は、管理範囲ネットワーク201の中では、例えば、ルータ202c,ルータ間接続222,ルータ202b,ルータ間接続221,ルータ202a,アクセスライン集束241,スイッチングハブ204a,及びアクセスライン232を経由して行われる。このようなコンテンツの配信において、リソース管理サーバ101が、必要となるリソースであるルータ間接続222,ルータ間接続221,アクセスライン集束241,アクセスライン232の管理を行う。
上述の場合、コンテンツ送信の要求を受け付けたアプリケーションサーバ301は、要求もとの端末203bが所属する管理範囲ネットワーク201を管理するリソース管理サーバ101に、上記コンテンツの送出のためのリソースの要求メッセージを送信する。この要求メッセージには、少なくとも、要求される通信における要求もとの端末203bの識別子と、確保したいリソース量とが含まれている。端末203bの識別子としては、例えば、端末203bのIPアドレスなどを用いることができる。
リソース管理サーバ101において、送受信部102は、通信インターフェースを備え、各種メッセージを送信及び受信する。送受信部102は、アプリケーションサーバ301や他のリソース管理サーバ101から送信されてきた要求メッセージを受信する。送受信部102は、要求メッセージを隣接する他のリソース管理サーバ101に送信する。また、送受信部102は、リソース管理サーバ101間の応答メッセージを送受信する。
制御部103は、リソース管理サーバ101(送受信部102)が受信した要求メッセージに応じた処理を行う。制御部103は、受信された各メッセージを分析し、例えば、受信メッセージに含まれる要求もと端末203bのIPアドレスを識別する。また、制御部103は、識別したIPアドレスに対応する端末203bが、自信の管理範囲内であることを、データベースを参照して判定する。
また、制御部103は、主記憶部104に用意されている経路情報及びリソース管理テーブルを参照し、必要なリソースを確保する。制御部103が確保したリソースの状態は、主記憶部104の中のリソース管理テーブルで管理される。このとき、制御部103は、上述したリソース確保の要求を受け付けると、要求を受け付けたことを示すメッセージを生成する。生成されたメッセージは、通信ネットワーク200上に送出される。
より詳細に説明すると、要求メッセージ(リソース確保の要求)を受け付けた制御部103は、まず、受け付けた要求に設定されているパラメータの状態などを確認することで、リソース確保の要求の可否を判断する。これらの判断で、要求が受け付けられないとされた場合、制御部103は、要求不可を応答する。次に、制御部103は、受け付けた要求の送信元が、自身の管理している管理範囲ネットワークに収容されている端末であるかどうかを判定する。要求の送信元が管理範囲ネットワーク内にある場合、制御部103は、リソース確保処理を開始する。ただし、リソース確保処理を開始してから、所定時間以内にリソース確保処理が終了しない場合、制御部103は、リソースの確保が失敗したものと判断し、要求不可を応答する。
上述のようにして、リソース確保の要求が受け付けられると、制御部103は、受け付けた要求のリソース確保処理を開始する。このリソース確保処理で、制御部103は、例えば、現在実施されているサービス状態の確認、要求されたリソースが使用されるサービスで用いられるデータの確認、要求されたリソースが使用されるサービスの競合などの状態の確認などを行う。また、制御部103は、受け付けた要求に必要なリソースを生成する。
このとき、制御部103は、リソースを確保する経路を設定(特定)し、設定した経路でリソースを確保する。例えば、制御部103は、ルータ202c,ルータ間接続222,ルータ202b,ルータ間接続221,ルータ202a,アクセスライン集束241,スイッチングハブ204a,及びアクセスライン232の経路を設定する。また、制御部103は、上記経路で、ルータ間接続222,ルータ間接続221,アクセスライン集束241,及びアクセスライン232のリソースを生成する。
また、制御部103は、生成した各リソースにおける要求を元にした帯域条件や、生成した各リソースにおけるフロー制御の振る舞いなどの方針を設定する。このようにしてリソース(経路)が生成されると、制御部103は、要求もとのアプリケーションサーバ301にリソースが確保されたことを応答し、生成したリソースを、受け付けた要求により指定された終了時まで使用される対象として設定する。
なお、制御部103は、受け付けた要求の送信元が、自身の管理している管理範囲ネットワークに収容されていない場合など、必要に応じて管理範囲が隣接する他のリソース管理サーバへ、リソース確保要求のメッセージを送信する。このメッセージを受信した他のリソース管理サーバもまた自身の管理範囲内においてリソースを確保し、必要に応じて他のリソース管理サーバへリソース確保要求のメッセージを送信する。例えば、受け付けた要求メッセージに含まれる識別子を元に、例えばコンテンツの配信先の端末203が、管理範囲外と判定した場合、及び要求されたリソースが自身管理範囲を超えた部分を含んでいるなどの場合、制御部103は、隣接する管理範囲ネットワーク201を管理するリソース管理サーバ101に対し、リソース確保のための要求メッセージを生成する。
次に、ログ管理部105は、リソース管理サーバ102(送受信部102)が受け付けたイベント発生のメッセージ及びリソース管理サーバ102におけるイベント発生のメッセージを収集し、新たに発生したメッセージをログ記憶部106に記憶されているログファイルに追加して更新する。ログ表示部107は、ログ記憶部106に記憶されているログファイル内にあるメッセージを保守管理者に視認可能な状態に表示する。
上述したようにリソース確保がなされている中で、ルータ制御部108は、制御部103により設定された方針(リソースの確保の状態)を確認し、ルータの設定変更の必要を確認する。また、ルータ制御部108は、設定が必要なルータについては、ルータ情報取得部109に問い合わせる。ルータ情報取得部109は、問い合わせを受けたルータ(ノード)の制御情報を、装置情報記憶部110より取得し、取得した制御情報をルータ制御部108に通知する。制御情報を通知されたルータ制御部108は、リソースの生成において設定された方針に従って、通知された制御情報を元に、対象となるルータを制御する。
例えば、ルータ202a,202b,202cは、以下に示すように各制御値が設定され、設定された制御値により各制御を行う。まず、ルータ202a,202b,202cは、設定されている優先度制御値を元に、受け付けたパケットに含まれている(定義されている)DSCPの値に対応し、当該パケットの処理の優先度を決定する。また、ルータ202a,202b,202cは、設定されている平均制御帯域制御値を元に、所定時間内において許容する帯域を制御する。
また、ルータ202a,202b,202cは、設定されているバーストサイズ制御値を元に、単位時間において許容する帯域を制御する。また、ルータ202a,202b,202cは、設定されている非適合パケット廃棄制御値を元に、受け付けたパケットの設定条件に対する適合の状態を監視し、フローを制御する。例えば、受け付けたパケットが適合する場合は、これを通過させ、非適合の場合は、破棄する。また、ルータ202a,202b,202cは、設定されているキュー長制御値を元に、キュー長によるパケットの廃棄を制御する。
装置情報記憶部110には、上述した各ルータが行う制御や制御を行うために設定される制御値に関する制御情報が記憶されている。制御情報を通知されたルータ制御部108は、通知された制御情報を元に、対象となるルータに対して所定の制御値を送出することで、当該ルータを制御する。例えば、ルータ制御部108は、通知された制御情報を元に、ルータ202aに設定されている制御値を確認し、決定された方針に適合する制御値を生成してこれを送出する。
このように制御することで、例えば、新たに発生したリソース確保の要求に対し、すでに確保されているリソースにおけるトラヒックの優先度を低下して、新たな確保要求の方に対して高い優先度を設定するなど、確保されているリソースにおけるトラヒックが制御でき、柔軟なリソース管理が行えるようになる。
以下、図1に示すリソース管理装置の動作例について図2のフローチャートを用いて説明する。図2では、ルータ制御部108及びルータ情報取得部109の動作例を中心に説明する。まず、制御部103によりリソース確保の要求が受け付けられると(ステップS201)、ルータ制御部108、制御部103により生成された方針を確認し、ルータの設定変更の必要性を判断する(ステップS202)。例えば、ルータ制御部108は、制御部103により設定された方針により、要求された帯域,対象となるサービスの種類,フロー制御の振る舞いを確認し、現状の設定では過不足が発生すると判断すると、設定変更が必要であると判断する。
次に、設定変更が必要と判断した場合、ルータ制御部108は、生成されているリソースの情報を元に、設定が必要なルータを特定する(ステップS203)。ついで、ルータ制御部108は、特定したルータの制御情報をルータ情報取得部109に問い合わせる。ルータ情報取得部109は、問い合わせを受けたルータの制御情報を、装置情報記憶部110より取得し、取得した制御情報をルータ制御部108に通知する。これらのことにより、ルータ制御部108は、制御対象のルータの情報を取得する(ステップS204)。
次に、ルータ制御部108は、取得した制御情報を元に、対象となるルータに設定されている制御値を確認し、決定された方針に適合する制御値を生成してこれを送出する(ステップS205)。このことにより、対象となるルータでは、例えば、優先度を示す「IP precedence」値,設けられたクラスを定義する「IP DSCP」値,平均制限帯域、バーストサイズ、廃棄率が定義されたパケットの最小廃棄閾値,廃棄率が定義されたパケットの最大廃棄閾値などが設定される。最後に、ルータ制御部108による対象ルータの制御設定が終了すると、制御部103が、リソース確保の判定を行う(ステップS206)。
次に、図1に示すリソース管理装置の他の動作例について図3のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS301で、制御部103が、異常発生を検出すると、ステップS302で、制御部103が、リソース状態を確認し、ステップS303で、制御部103が、解放などの変更が必要なリソースの範囲を確認し、変更が管理範囲内の全てのルータに及ぶかどうかを判断する。変更が全てのルータに及ぶ場合、ステップS304で、制御部103が、全てのルータが収容されているリソースを一括で解放し、ステップS305で、ルータ制御部108が、全てのルータの設定を初期化する。
一方、ステップS303の判断で、変更が管理範囲内の一部のルータに及ぶと判断された場合、ステップS306で、制御部103が、解放対象のリソースの方針を変更してリソースの確保状態を変更する。ついで、ステップS307で、ルータ制御部108は、特定された変更対象のリソースに含まれるルータの制御情報をルータ情報取得部109に問い合わせる。ルータ情報取得部109は、問い合わせを受けたルータの制御情報を、装置情報記憶部110より取得し、取得した制御情報をルータ制御部108に通知する。これらのことにより、ルータ制御部108は、制御対象のルータの情報を取得する。次に、ルータ制御部108は、取得した制御情報を元に、対象となるルータに設定されている制御値を確認し、変更された方針に適合する制御値を生成してこれを送出することで、対象となるルータの設定を変更する(ステップS308)。
前述したように、図1に示すリソース管理装置によれば、リソースの優先度の違いによって、ネットワークを構成しているルータなどのノードへの設定変更を行う。例えば、優先すべきリソースの使用に対しては、ノードを実際に通過するパケットのヘッダを書き換えて(マークアップし)、優先度を高くすることで、確保対象のリソースの品質を保証している。このようにルータの設定変更制御を行っている状態で、故障などによりリソースの使用を停止する場合、前述したルータの設定を元(初期)の状態に戻す必要がある。
特に、リソース確保の要求元のアプリケーションサーバが故障により停止された場合、確保されていたリソースを一括で強制解放することになる。このとき、確保されていたリソースの経路におけるルータなどのノードの設定が変更されたままでは、他のリソース確保要求に対しても、必要のない高優先度が設定されることになる。このような場合、リソースが解放されると共に、必要なノードに対して変更されていた設定を元の状態に戻すことで、適切なリソース管理が行えるようになる。また、リソース毎に制御情報を関連づけて記憶できるので、リソースの確保開始時間に応じたノード設定情報の、世代管理が可能である。
なお、上述では、ルータを制御する場合について説明したが、これに限るものではない。確保したリソース(経路)に含まれるスイッチングハブなどの他のノードを制御するようにしてもよい。また、リングアグリゲーションやECMPなどの複数の物理リンクを論理的な仮想リンクとして扱うような場合に、スイッチングハブに対して束ねる本数を変更するなどにより、リソースの総量を制御するようにしてもよい。また、スイッチングハブとルータとの間のVLANに関し、複数のVLANを1つのVLANにまとめることも可能である。また、リソースの分割量に応じ、平均帯域の制限を許容するバースト量の制限を変更するようにしてもよい。これにより、例えば、100人程度の団体で100Mbpsの同じリソースを利用することができる状態、(あいていれば一人で100Mbpsまで利用できる状態)を、100人が1Mbpsずつしか利用できないようにすることもできる。
本発明の実施の形態におけるリソース管理装置を用いたリソース管理システムの構成例を示す構成図である。 図1に示すリソース管理装置の動作例を説明するフローチャートである。 図1に示すリソース管理装置の他の動作例を説明するフローチャートである。
符号の説明
101…リソース管理サーバ、102…送受信部、103…制御部、104…主記憶部、105…ログ管理部、106…ログ記憶部、107…監視部、108…ログ表示部、200…通信ネットワーク、201…管理範囲ネットワーク、202a,202b,202c…ルータ、203a〜203f…端末(T)、204a,204a…スイッチングハブ(SW)、205…ゲートウエイ装置(GW)、301…アプリケーションサーバ(AS)、221,222…ルータ間接続、231〜235…アクセスライン、241,242…アクセスライン集束。

Claims (2)

  1. 互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理装置であって、
    要求される通信における確保したいリソース量を少なくとも含むリソース確保要求を受け付けて必要なリソースを確保するリソース管理手段と、
    このリソース管理手段が確保したリソースの確保の状態に対応して確保した前記リソースに含まれるノードの設定を変更するノード制御手段と
    を備えることを特徴とするリソース管理装置。
  2. 請求項1記載のリソース管理装置において、
    前記通信ネットワークに含まれるノードが行う制御及びこの制御を行うために設定される制御値を含む制御情報が記憶された装置情報記憶部を備え、
    前記ノード制御手段は、設定を変更する対象のノードの制御情報を前記装置情報記憶部より取り出し、取り出した制御情報を元に設定を変更する対象の前記ノードの設定を変更する
    ことを特徴とするリソース管理装置。
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