JP2007209338A - 蟻防除装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベイト剤に容易に触れることがないよう安全性の向上を図りつつ、蟻の防除効果を更に高めることを可能とした蟻防除装置を提供する。
【解決手段】蟻防除用ベイト剤Bを収容するベイト剤収容部5が設けられた内ケース4と、内ケース4を収納する外ケース3とを備え、外ケース3の一側面にのみ開口部2が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】蟻防除用ベイト剤Bを収容するベイト剤収容部5が設けられた内ケース4と、内ケース4を収納する外ケース3とを備え、外ケース3の一側面にのみ開口部2が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、蟻(アリ)を防除するための蟻防除装置に関する。
蟻は捕獲した餌をその場で食さずに巣まで運んでから食するといった習性を有している。そこで、蟻を防除するための蟻防除装置では、このような蟻の習性を利用して、例えば蟻の好む餌と食毒剤とを混ぜた蟻防除用ベイト剤(以下、ベイト剤という。)を収納した容器に蟻を誘い入れ、このベイト剤を蟻の巣まで運ばせて巣内の蟻を一斉に駆除するといった方法が採られている(例えば、特許文献1〜3を参照。)。
特開2002−320437号公報
特開2005−58207号公報
特開平9−131154号公報
ところで、このような蟻防除装置は、安全性の確保から、例えば使用者や乳幼児、ペットなどが容器内のベイト剤に容易に触れることがない構造を有するのが一般的である。しかしながら、このことが逆に蟻の防除効果を低下させる一つの要因となっていた。すなわち、外部から容器内のベイト剤に容易に触れることがないよう、例えば容器に設けられた蟻の侵入口から遠い位置にベイト剤の収容部を設けた場合には、容器内に侵入した蟻がベイト剤を発見できずに容器の外へと出てしまう可能性が高くなる。
一方、上述した侵入口を大きくしたり、侵入口の数を増やしたりすることで、より多くの蟻を容器内に侵入させることが可能となると考えられる。しかしながら、侵入口を必要以上に大きくしたり、侵入口の数を増やしたりすると、内部のベイト剤が容器の外に漏出しやすくなるため、上述した安全面での配慮を欠くだけでなく、例えば蟻よりも大きいダンゴムシや、蟻の天敵であるカメムシなどが侵入してしまう可能性が高くなる。この場合、蟻の誘引を妨げることになり、結果として蟻の防除効果を低下させることになる。
そこで、本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、ベイト剤に容易に触れることがないよう安全性の向上を図りつつ、蟻の防除効果を更に高めることを可能とした蟻防除装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、蟻防除用ベイト剤を収容するベイト剤収容部が設けられた内ケースと、前記内ケースを収納する外ケースとを備え、前記外ケースの一側面にのみ開口部が設けられていることを特徴とする蟻防除装置である。
また、請求項2に係る発明は、前記内ケースが前記開口部から前記外ケースの内部に挿入されて収納されると共に、前記外ケースに収納される位置において前記内ケースの前記開口部側への移動を係止するロック機構を備えることを特徴とする蟻防除装置である。
また、請求項3に係る発明は、前記内ケースが、前記外ケース内を上下に仕切ると共に前記ベイト剤収容部が設けられた床板部と、前記床板部の前記開口部側の側端部から前記外ケースの底面部まで延長された勾配部と、前記ベイト剤収容部よりも前記開口部側に位置する仕切り壁とを有し、前記仕切り壁に、蟻を通過させる通過口が少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蟻防除装置である。
また、請求項4に係る発明は、少なくとも前記ベイト剤収容部の下方に空隙が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の蟻防除装置である。
また、請求項2に係る発明は、前記内ケースが前記開口部から前記外ケースの内部に挿入されて収納されると共に、前記外ケースに収納される位置において前記内ケースの前記開口部側への移動を係止するロック機構を備えることを特徴とする蟻防除装置である。
また、請求項3に係る発明は、前記内ケースが、前記外ケース内を上下に仕切ると共に前記ベイト剤収容部が設けられた床板部と、前記床板部の前記開口部側の側端部から前記外ケースの底面部まで延長された勾配部と、前記ベイト剤収容部よりも前記開口部側に位置する仕切り壁とを有し、前記仕切り壁に、蟻を通過させる通過口が少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蟻防除装置である。
また、請求項4に係る発明は、少なくとも前記ベイト剤収容部の下方に空隙が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の蟻防除装置である。
以上のように、本発明に係る蟻防除装置では、外ケースの一側面にのみ開口部を設けることによって、この外ケースの開口部から内ケースのベイト剤収容部へと効率よく蟻を誘引させることができる。
また、本発明に係る蟻防除装置では、外ケースの一側面に設けられた開口部から内ケースが外ケースの内部に挿入されて収納されると共に、この外ケースに収納される位置において内ケースの開口部側への移動をロック機構が係止する。これにより、内ケースを外ケースの内部に固定することができ、この内ケースのベイト剤収容部に収容された蟻防除用ベイト剤に容易に触れることがない安全性に優れた構造とすることができる。
また、本発明に係る蟻防除装置では、外ケース内を上下に仕切ると共にベイト剤収容部が設けられた床板部と、床板部の開口部側の側端部から外ケースの底面部まで延長された勾配部と、ベイト剤収容部よりも開口部側に位置する仕切り壁とを有する内ケースを外ケース内に配置し、仕切り壁に蟻を通過させる通過口を少なくとも1つ以上設けることによって、通過口からの蟻以外の侵入を防ぎつつ、蟻防除用ベイト剤に容易に触れることがない安全性に優れた構造とすることができる。
また、本発明に係る蟻防除装置では、少なくともベイト剤収容部の下方に空隙を設けることによって、蟻の侵入並びに喫食行動を促進させることができ、その結果、蟻の防除効果を更に高めることができる。
以上のように、本発明に係る蟻防除装置によれば、ベイト剤に容易に触れることがないよう安全性の向上を図りつつ、蟻の防除効果を更に高めることが可能である。
以下、本発明を適用した蟻防除装置について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明を適用した蟻防除装置は、例えば図1〜図4に示すような蟻を防除するための蟻防除用ベイト剤容器(以下、ベイト剤容器という。)1である。このベイト剤容器1は、捕獲した餌をその場で食さずに巣まで運んでから食するといった蟻の習性を利用したものであり、ベイト剤Bを収納した容器内に蟻を誘い入れ、このベイト剤Bを蟻の巣まで運ばせて巣内の蟻を一斉に駆除するようにしたものである。
本発明を適用した蟻防除装置は、例えば図1〜図4に示すような蟻を防除するための蟻防除用ベイト剤容器(以下、ベイト剤容器という。)1である。このベイト剤容器1は、捕獲した餌をその場で食さずに巣まで運んでから食するといった蟻の習性を利用したものであり、ベイト剤Bを収納した容器内に蟻を誘い入れ、このベイト剤Bを蟻の巣まで運ばせて巣内の蟻を一斉に駆除するようにしたものである。
具体的に、このベイト剤容器1は、一側面に開口部2が設けられた外筐である外ケース3と、この外ケース3の開口部2から外ケース3の内部に挿入されて収納されるケース体である内ケース4とを備えている。
外ケース3は、開口部2が形成された面を前面側としたとき、その底面部を構成する底板3aと、その上面部を構成する天板3bと、その両側面部を構成する一対の側板3c,3dと、その背面部を構成する背板3eとが一体に形成されることによって、全体が略直方体状を為すと共に、開口部2から挿入された内ケース4を内部に収納する収納空間を構成している。
この外ケース3の大きさについては、特に制限されないものの、取り扱いや、ベイト剤Bの量、コスト等を考慮すると、例えば、平面形状については一辺の長さが2〜7cm程度の略方形状若しくは略長方形状が好ましく、高さについては1〜3cm程度が好ましい。また、外ケース3の各部の板厚については、容器の物理的な強度やコストを考慮して、例えば0.8mm以上することが好ましい。
内ケース4は、外ケース3の内部を底板3aと天板3bとの間で上下に仕切る床板部4aと、この床板部4aの開口部2側の側端部から外ケース3の底板3aまで延長された勾配部4bと、この勾配部4bの下端部から外ケース3の底板3aと接触した状態で開口部2まで延長された平坦部4cとを有している。
内ケース4には、ベイト剤Bを収容するベイト剤収容部5が設けられている。具体的に、このベイト剤収容部5は、床板部4aの略中央において、平面視略矩形状の凹部5aを形成している。さらに、この凹部5aの周囲には、囲み壁5bが設けられ、凹部5aの底面部には、ベイト剤Bを安定して保持するために複数の突起部5cが設けられている。ベイト剤Bは、この囲み壁5bを有する凹部5aに収容されている。
なお、凹部5aの形状については、特に限定されるものではなく、例えば楕円形や正方形、長方形など何れの平面形状であってもよい。また、凹部5aの深さについては、底部から囲み壁5bの先端まで0.5〜8mm程度が好ましい。また、凹部5aの容積については、収容するベイト剤Bの量に応じて任意に設定すればよい。
ベイト剤収容部5の下方には、蟻の防除効果を高めるために空隙Sが設けられている。本発明では、野外に生息する蟻の喫食行動が地中温度よりも高い地表面で低下することに着目し、ベイト剤収容部5の温度が蟻の生息する地中温度に近づくように、少なくともベイト剤収容部5の下方に空隙Sを設けると共に、地表面からの輻射熱を遮断する底板3aを配置することによって、蟻の侵入並びに喫食行動を促進させることができる。
この空隙Sは、ベイト剤収容部5の温度が蟻の生息する地中温度(地表温度等の環境条件にもよるが、例えば地表よりも2℃以上、更には2.5℃以上、特に3℃以上低い温度)に近づくように、外ケース3及び内ケース4の高さ寸法に応じてその可能な範囲内で所望の距離を設けることができ、具体的には、ベイト剤収容部5と底板3aとの間に1.5mm以上設けることが好ましく、更に好ましくは2mm以上である。なお、この空隙Sの上限については、外ケース3内で床板部4を底上げしていった場合に、この床板部4を挟んだ外ケース3の上部空間が蟻の侵入を妨げない程度とすることが好ましく、外ケース3の天板3bと内ケース4の床板部4aとの間には、少なくとも5mm以上の空隙を設けることが好ましい。
したがって、風雨に曝される屋外に設置するベイト剤容器1としての妥当性を考慮し、例えば外ケース3の高さ寸法を1〜3cmと設定した場合、この外ケース3の材質や板厚、並びに上述した外ケース3の天板3bと内ケース4の床板部4aとの間の距離を考慮し、ベイト剤収容部5の下方に設ける空隙Sの大きさは、2mm〜20mmの範囲とすることが好ましい。
内ケース4には、ベイト剤収容部5よりも開口部2側に位置する仕切り壁6が設けられている。この仕切り壁6は、床板部4aと勾配部4bとの間を仕切るように、この床板部4aの開口部2側の側端部から外ケース3の天板3bに向かって立ち上がり形成されている。そして、この仕切り壁6には、蟻を通過させる通過口7が設けられている。
通過口7は、例えば蟻よりも大きいダンゴムシや、蟻の天敵であるカメムシなどの侵入を防ぎ、且つ、蟻の通過を円滑にするため、仕切り壁6を分断するスリットからなる。このスリットの形状は特に制限はなく、例えば長方形や、台形、楕円形、略円形などの任意の形状とすることができる。
また、通過口7のスリット幅は、通常的な生活環境中で散見することのできる蟻の体躯を考慮して、2〜4mmとすることが好ましく、より好ましくは2〜3.5mmである。このスリット幅が2mmより小さいと、クロヤマアリなどの体躯の大きい蟻の侵入が低下してしまう。一方、このスリット幅が4mmより大きいと、ダンゴムシやカメムシなどの侵入を許すことになる。
また、通過口7は、外ケース3や内ケース4の大きさ等に応じて所望の数だけ設けることができるが、少なくとも1つ、好ましくは2つ以上の通過口7を仕切り壁6に設けることが好ましい。すなわち、このベイト剤容器1では、スリット幅が2〜4mmの通過口7を少なくとも1つ以上、好ましくは2つ以上設けることによって、蟻以外の侵入を防ぎつつ、内部のベイト剤Bに容易に触れることがなく安全性に優れ、しかも蟻の侵入をより高めた構造とすることができる。
床板部4aの周囲には、この床板部4aを挟んだ外ケース3の上部空間と下部空間との間で蟻が移動することを防ぐと共に、床板部4aを支持し且つ外ケース3の高さ方向の強度を保つため、上述した外ケース3の一対の側板3c,3d及び背板3eの内面に沿った外周壁8が設けられている。
ところで、このベイト剤容器1は、外ケース3に収納される位置において内ケース4の開口部2側への移動を係止するロック機構10を備えている。具体的に、このロック機構10は、外ケース3側に設けられた係止部11と、内ケース4側に設けられた被係止部12とを有している。係止部11は、例えば上述した底板3aの平坦部4cと接する部分に複数並んで形成された孔部からなる。被係止部12は、例えば平坦部4cの底板3aと接する部分に複数並んで形成された突起部からなる。
このロック機構10では、開口部2から内ケース4を外ケース3の内部に挿入し、内ケース4が外ケース3に収納される位置において、被係止部(突起部)12が係止部(孔部)11に係止される(すなわち、突起部が孔部に嵌合される)ことによって、この外ケース3に収納される位置において内ケース4の開口部2側への移動が係止される。これにより、内ケース4を外ケース3の内部に強固に固定することができる。なお、突起部は、孔部に嵌合し易く且つ孔部から抜け出さないように、挿入側が傾斜面とされ、且つ、その反対側が垂直面とされている。
なお、ロック機構10は、上述した外ケース3に収納される位置において内ケース4の開口部2側への移動を係止する構成であれば、例えば、外ケース3側の係止部11を突起部とし、内ケース4側の被係止部12を孔部とすることもでき、また、上述した係止部11及び被係止部12の形状や組合せ等については任意に変更することができる。さらに、接着や接合などの方法を用いることも可能である。
以上のような構造を有するベイト剤容器1では、外ケース3の一側面にのみ開口部2を設けることによって、この外ケース3の開口部2から内ケース4の勾配部4b、通過口7を通じて蟻をベイト剤収容部5へと効率よく誘引させることができる。具体的に、蟻の喫食行動を向上させるために、容器の周囲に多数の開口部(侵入口)を設置した場合には、逆に蟻が容器内を通過するのみでベイト剤Bを喫食しないことが多い。これに対して、本発明では、外ケース3の一側面にのみ開口部2を設けることで、このベイト剤容器1に侵入した蟻は出口を探すため、容器内に長時間留まることになり、結果としてベイト剤Bの喫食性が増し、優れた蟻防除効果を得ることができる。
また、本発明を適用したベイト剤容器1では、外ケース3の一側面に設けられた開口部2から内ケース4が外ケース3の内部に挿入されて収納されると共に、この外ケース3に収納される位置において内ケース4の開口部2側への移動がロック機構10により係止される。これにより、内ケース4のベイト剤収容部5に収容されたベイト剤Bを容易に取り出すことが不可能となるため、例えば使用者や乳幼児、ペットなどが内部のベイト剤Bに容易に触れることがない安全性に優れた構造とすることができる。
また、本発明を適用したベイト剤容器1では、上述した仕切り壁6に蟻を通過させる通過口7を少なくとも1つ以上設けることによって、蟻以外の侵入を防ぎつつ、内部のベイト剤Bに容易に触れることがなく安全性に優れ、しかも蟻の侵入をより高めた構造とすることができる。
また、本発明を適用したベイト剤容器1では、少なくともベイト剤収容部5の下方に空隙Sを設け且つ底板3aを配置することにより、蟻の侵入並びに喫食行動を促進させることができる。
以上のように、本発明を適用したベイト剤容器1によれば、ベイト剤Bに容易に触れることがないよう安全性の向上を図りつつ、蟻の防除効果を更に高めることが可能である。
なお、上述した外ケース3及び内ケース4の材質については、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレン樹脂や、ポリプロピレン樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂を、例えば射出成形や真空成形、プレス加工等により成形したものを用いることができる。また、これら合成樹脂を組み合わせて用いることもできる。また、合成樹脂以外にも、例えば板紙や、ポリ乳酸等に代表される生分解性樹脂などを用いてもよい。また、外ケース3と内ケース4とは、同一材料又は異なる材料で製造してもよい。
また、上述したベイト剤Bについては、特に限定されるものではなく、蟻の殺虫防除に通常使用される有効成分、或いはベイト剤として適した有効成分であれば何れのものを用いてもよい。例えば、そのような有効成分として、ホウ酸や、ピレスロイド系殺虫剤、カーバメイト系殺虫剤、アミジノヒドラゾン系殺虫剤、ピラゾール系殺虫剤、シラオネファン系殺虫剤、その他有機リン系の殺虫剤等を挙げることができる。また、必要に応じてベイト剤を凝固又は固化させるために、例えば寒天や、カラギーナン、グアガム、ローカストビーンガム、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等のゲル化剤、並びに水を含有させてもよい。
また、ベイト剤の喫食を向上させる誘引性成分としては、既知の動物性成分や、植物性成分を用いることができる。具体的に、動物性成分としては、例えば、動物由来精製タンパク質、魚貝粉、牛や豚等由来の肉エキス、昆虫粉等の動物性餌類などを挙げることができる。一方、植物性成分としては、例えば、三温糖、黒砂糖、グラニュー糖、果糖、乳糖、麦芽糖、ブドウ糖、糖蜜、蜂蜜、水あめ等の糖類、トウモロコシ、小麦や米糠等の穀物類、ポテトやトウモロコシ等のスターチ類、グリセリン、或いは植物種子などを挙げることができる。
以下、ベイト剤Bの一例を示すが、本発明の内容がこれに限定されるものではない。
ホウ酸:10.0%
グリセリン:15.0%
黒砂糖:35.0%
植物粒:18.0%
寒天:2.0%
水:残部
ホウ酸:10.0%
グリセリン:15.0%
黒砂糖:35.0%
植物粒:18.0%
寒天:2.0%
水:残部
1…ベイト剤容器(蟻防除装置)2…開口部 3…外ケース(外筐)3a…底板 3b…天板 4…内ケース(ケース体)4a…床板部 4b…勾配部 5…ベイト剤収容部 6…仕切り壁 7…通過口 10…ロック機構 11…孔部(係止部) 12…突起部(被係止部)
Claims (4)
- 蟻防除用ベイト剤を収容するベイト剤収容部が設けられた内ケースと、
前記内ケースを収納する外ケースとを備え、
前記外ケースの一側面にのみ開口部が設けられていることを特徴とする蟻防除装置。 - 前記内ケースが前記開口部から前記外ケースの内部に挿入されて収納されると共に、前記外ケースに収納される位置において前記内ケースの前記開口部側への移動を係止するロック機構を備えることを特徴とする蟻防除装置。
- 前記内ケースは、前記外ケース内を上下に仕切ると共に前記ベイト剤収容部が設けられた床板部と、前記床板部の前記開口部側の側端部から前記外ケースの底面部まで延長された勾配部と、前記ベイト剤収容部よりも前記開口部側に位置する仕切り壁とを有し、
前記仕切り壁には、蟻を通過させる通過口が少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蟻防除装置。 - 少なくとも前記ベイト剤収容部の下方に空隙が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の蟻防除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002682A JP2007209338A (ja) | 2006-01-10 | 2007-01-10 | 蟻防除装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002161 | 2006-01-10 | ||
JP2007002682A JP2007209338A (ja) | 2006-01-10 | 2007-01-10 | 蟻防除装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007209338A true JP2007209338A (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=38488277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007002682A Withdrawn JP2007209338A (ja) | 2006-01-10 | 2007-01-10 | 蟻防除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007209338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI562727B (en) * | 2015-03-24 | 2016-12-21 | Univ Nat Changhua Education | Liquid feeding device for insects |
-
2007
- 2007-01-10 JP JP2007002682A patent/JP2007209338A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI562727B (en) * | 2015-03-24 | 2016-12-21 | Univ Nat Changhua Education | Liquid feeding device for insects |
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Legal Events
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