JP2007208984A - デルタ−シグマa/dコンバータ内における内部マルチビットアナログ/デジタルコンバータの非線形性の計測及び補正 - Google Patents

デルタ−シグマa/dコンバータ内における内部マルチビットアナログ/デジタルコンバータの非線形性の計測及び補正 Download PDF

Info

Publication number
JP2007208984A
JP2007208984A JP2007020985A JP2007020985A JP2007208984A JP 2007208984 A JP2007208984 A JP 2007208984A JP 2007020985 A JP2007020985 A JP 2007020985A JP 2007020985 A JP2007020985 A JP 2007020985A JP 2007208984 A JP2007208984 A JP 2007208984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adc
value
digital approximation
digital
generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007020985A
Other languages
English (en)
Inventor
Brian Stewart
ブライアン・スチュアート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agilent Technologies Inc
Original Assignee
Agilent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agilent Technologies Inc filed Critical Agilent Technologies Inc
Publication of JP2007208984A publication Critical patent/JP2007208984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/38Calibration
    • H03M3/386Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity
    • H03M3/388Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity by storing corrected or correction values in one or more digital look-up tables
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/412Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution
    • H03M3/414Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having multiple quantisers arranged in cascaded loops, each of the second and further loops processing the quantisation error of the loop preceding it, i.e. multiple stage noise shaping [MASH] type
    • H03M3/416Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having multiple quantisers arranged in cascaded loops, each of the second and further loops processing the quantisation error of the loop preceding it, i.e. multiple stage noise shaping [MASH] type all these quantisers being multiple bit quantisers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

【課題】デルタ−シグマADCの内部ADCの非線形性を検出及び補正する。
【解決手段】デルタ−シグマADC内の内部ADCは、固有のデルタ−シグマADC回路を含む。一態様では、一定のDC値が入力信号として与えられる。一定のDC値及びフィードバック信号の和が積分される。その後、積分された和を含むデジタル近似値が生成される。フィードバック信号が生成され、積分された和のランピングを可能にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、デルタ−シグマA/Dコンバータ内における内部マルチビットアナログ/デジタルコンバータの非線形性の計測及び補正に関する。
計測装置は、一般に、アナログ入力信号をサンプリングし、これをデジタル表現に変換している。これらの装置の多くは、デルタ−シグマアナログ/デジタルコンバータ(Analog−to−Digital Converter:ADC)に依存して変換を実行している。そして、デルタ−シグマADCは、その構成要素として内部ADCを包含することができる。しかしながら、内部ADCの動作が線形性を有していない場合には、アナログからデジタルへの全体的な変換の精度が損なわれることになる。
従って、デルタ−シグマADCの内部ADCの非線形性を検出及び補正する方法及び装置が求められている。
本発明の一実施例においては、なんらの追加的な試験回路を使用する必要性を伴うことなしに、デルタ−シグマADCの内部ADCの線形性を試験する方法が開示されている。代わりに、線形性は、固有のデルタ−シグマADC回路を使用することによって試験される。
本発明の代替実施例においては、内部ADC内において検出された非線形性を補正する回路が開示されている。内部ADC内の平均非線形性を計測した後に、これを使用して補正済みの値を生成する。補正済みの値を回路内のルックアップテーブル内に保存する。通常の動作の際に、それぞれの内部ADCの出力値は、ルックアップテーブルからの適切な補正済みの値によって置換される。
以下、添付の模範的な図面を参照し、本発明の更なる特徴及び利点と本発明の好適な実施例の構造及び動作について詳細に説明する。
図1は、従来技術によるデルタ−シグマアナログ/デジタルコンバータ(Analog−to−Digital Converter:ADC)101の概略ブロックダイアグラムを示している。これは、フィードバック経路内に、加算器103、積分器105、内部NビットADC107(ここで、N>0である)、及びデジタル/アナログコンバータ(Digital to Analog Converter:DAC)109を含んでいる。尚、本明細書の残りの部分における図1及びその他の回路の説明においては、「ADC」という用語は、(1)「デルタ−シグマADC」または「システムADC」と呼ばれるハイレベルなシステム(例えば、101)と、(2)このハイレベルなシステム内の「内部ADC」と呼ばれるローレベルな構成要素(例えば、107)という2つの異なるものを識別する際に使用されていることについて留意されたい。
デルタ−シグマADC101の基本アーキテクチャについては、当技術分野において周知であるが、その動作の簡潔な説明は、本発明を理解する際に有用である。アナログ信号をデルタ−シグマADC101の入力111に印加すると、入力信号のNビットデジタル表現が出力113に固定決定レートにおいて生成される。出力113におけるデジタル値は、DAC109により、極性が反転したアナログフィードバック値(110)に変換された後に、加算器103にフィードバックされる。加算器103は、フィードバック値110と入力111の合計である誤差信号115を生成する。
内部ADC107が出力113に生成可能であるのは、量子化された値のみであるため、出力値113(よって、並びに、フィードバック値110)が入力信号111と正確にマッチングすることは略ありえない。誤差信号115は、量子化済みの出力信号113が入力信号111と異なっている程度を示している。
誤差信号115は、積分器105に印加され、この積分器が、それぞれのサイクルごとに誤差信号115を「蓄積」している。積分器105の出力は、内部ADC107がその出力を別の量子化レベルにスイッチングするまで、誤差信号115に応答して増大または減少する。この出力値113がDAC109を通じてフィードバックされ、このプロセス自体が反復されている。
前述のように、内部ADC107の量子化特性は、特定の瞬間の出力113が、恐らくは入力値とマッチングしないことを意味している。しかしながら、入力信号111をサンプリングし、一定の期間にわたって出力113を平均化することにより、入力信号111の非常に正確な表現を得ることができる。通常、デジタルフィルタ(図示されていない)が、この平均化の機能を実行している。通常、平均化以外の更なるデジタル処理(デシメーションなど)も実行されている。デルタ−シグマ アーキテクチャとその様々なアプリケーションにおける使用法の更に詳細な情報については、IEEE Press社から1997年に出版されたSteven R. Norsworthy、Richard Schreier、及びGabor C. Temes編集による「DELTA−SIGMA DATA CONVERTERS Theory, Design, and Simulation」(ISBM 0−7803−1045−4)を参照されたい。
デルタ−シグマADC101のアーキテクチャは、2つの重要な課題を有している。第1に、内部ADC107は、高速且つ低雑音のシステムADCを生成するべく、低レーテンシー(短い待ち時間)であると共に、高分解能でなければならない。このような内部ADCは、通常、高価である。第2に、ADCの線形性は、DAC109の線形性によって決定される。N>1である場合に、DACの線形性は、しばしば、許容できないレベルにある。いくつかの改善されたアーキテクチャによって、これらの問題点を緩和している。
次に図2を参照すれば、図2は、図1の回路を改良した従来技術によるカスケード接続されたデルタ−シグマADC201を示している。カスケード接続されたデルタ−シグマADC201は、分解能を改善するべく、N個の出力ビットを具備したコースADC203と、M個の出力ビットを具備したファインADC205という2つの内部ADCを使用しており、この場合に、N>0であり、M>1である。通常、コースADC203とファインADC205は、別個のチップまたは装置である。また、デルタ−シグマADC201は、線形性を改善するべく、DAC109の代わりにパルス幅変調器(Pulse Width Modulator:PWM)217を使用している。Agilent Technologies, Inc.社に譲渡された「Precision Low Noise Delta−Sigma ADC With AC Feed Forward And Merged Coarse And Fine Results」という名称の米国特許出願第11/221620号明細書に類似の回路について詳細に説明されているため、本明細書においては、デルタ−シグマADC201に関する簡潔な説明のみを提供することとする。
アナログ信号が入力202に印加される。第1電圧加算器211が、入力202を受信し、これをアナログフィードバック204に加算し、その独自の出力212を積分器213に印加している。第2電圧加算器216が積分器の出力214を受信し、これを入力信号202のフィードフォワード206と合成し、その独自の出力(218)をコースADC203に印加している。フィードフォワード206は任意選択である。コースADCの出力220は、アナログ信号202のデジタル表現である。量子化誤差に起因し、出力220は、略絶対にアナログ入力信号の正確なデジタル表現ではない。
フィードバックマッピング219は、それぞれのコースADCの出力コードをフィードバック値221に変換している。通常の動作においては、このフィードバックマッピング219は、単純な利得を実装している。PWM217は、フィードバック値221を受信し、その極性を反転させると共に、正確な振幅及びデューティサイクルを具備したパルスの形態でアナログフィードバック204を生成する。デジタル値を(従来のDACが実行しているように)安定したアナログDC電圧ではなくパルスに変換しているのは、一見したところ、奇妙に思えるであろうが、PWM217は、事実上、従来のDACと同一の機能を実行している。積分器213は、時間にわたってその入力を平均化しているため、一定の振幅を有する一定のデューティサイクルのパルスの時間の経過に伴う平均値は、固有の安定したアナログDC電圧に正確に対応している。但し、このPWM217と積分器213の組み合わせは、従来のDACと比べて、高度な線形性を具備している。
PWM217を実装する方法には、多くの異なるものが存在している。一実施例においては、PWM217は、2つのアナログ出力レベルのみを生成している。それぞれの決定サイクルごとに、PWM217は、現在の決定サイクルに望ましい平均出力レベルによって決定される時点においてこれらの2つの出力レベル間をスイッチングする。この結果、決定サイクル内の適切なポイントにおいて2つの出力レベル間においてトグルすることにより、アナログフィードバック204を生成し、ターゲット平均フィードバック値を生成している。
ファインADC205は、積分器の出力214を受信している。積分器の出力214(これは、誤差信号214とも呼ばれている)は、量子化に起因してコースADC203が表現するだけの十分な分解能を具備していなかった入力信号202の部分を含んでいる。この誤差信号214は、ファインADC205によって変換され、フィードバック値221の正しいインスタンスと関連付けられ、マージメカニズム209によって再合成されることにより、デジタルの形態において入力信号を表現することになる。マージメカニズム209は、弁別とスケーリングの後のファインADC出力222に伴う単位遅延の後にフィードバック値221を合計している。図1のデルタ−シグマADC101と同様に、マージメカニズム209の出力は、通常、その最終的な出力形態に到達する前に、デジタルフィルタ(図示されてはいない)及び更なるデジタル処理を経ることになる。
ファインADC205には、誤差信号214の変換のみが要求されており、この誤差信号は、入力信号の全体202ではなく、表現するだけの十分な分解能をコースADC203が具備していなかった入力信号の部分を含んでいる。誤差信号214は、入力信号202よりも、その大きさが小さいため、ファインADC205の入力レンジは、コースADC203の入力レンジよりも小さくなっている。従って、ファインADC205とコースADC203が同一数の出力ビットを具備していたとしても、ファインADC205は、入力信号202との関連において、コースADC203よりも微細な分解能を実現している。この結果、2つの相対的に低い分解能を有する内部ADCにより、相対的に高価で高い分解能を有する単一の内部ADCのものにも匹敵し得る出力分解能を経済的に実現可能である。尚、このデルタ−シグマADC201は、カスケード接続されたデルタ−シグマADCの1つのタイプに過ぎない。第3の内部ADCを追加してファインADC205からの誤差を分解し、且つ、第4の内部ADCを追加して第3の内部ADCからの誤差を分解するなど、望ましい分解能が実現されるまで更なる内部ADCをカスケード接続することにより、更に良好な分解能を実現することも可能である。
デルタ−シグマADC101の内部ADC107とデルタ−シグマADC201の内部ADC205内の非線形性に起因し、アナログからデジタル値への変換の際に誤差が生成される。一般的なADCの線形性を計測する最良の方法は、一連の値を入力に印加した後に、出力をチェックする方法である。理想的には、入力と出力間に線形の関係が存在している必要がある。しかしながら、図1及び図2のデルタ−シグマADC101及び201の場合には、これらのシステム内に別個の試験回路を構築することなしに、試験のために内部ADC(107、203、及び205)の入力に直接アクセスする容易な方法は存在しない。別個の試験回路を構築することなしに、内部ADCの線形性を計測することが望ましいであろう。更には、非線形性を検出及び補正することが有利であろう。本発明の一実施例においては、内部ADCの非線形性を計測する方法が開示されている。本発明の別の実施例においては、内部ADC内の非線形性の補正について開示されている。
図3は、本発明の実施例を示すフローチャートである。これは、デルタ−シグマADC内の積分器の固有のランピング能力を利用することにより、図1及び図2の内部ADC(107、203、及び205)の線形性を試験する方法300を示している。追加の試験回路は不要である。わかりやすくするべく、以下の説明においては、例示のための例としてファインADC205の試験にのみ焦点を絞ることとする。しかしながら、方法300は、図2のコースADC203、図1の内部ADC107、並びに、カスケード接続されたデルタ−シグマADCアーキテクチャ内の任意の内部ADCを試験するべく容易に変更可能である。
図4(a)乃至(e)は、方法300による被検デルタ−シグマADC201内の様々なポイントにおける回路応答のグラフを示している。これらの出力は、決定レートにおいてサンプリングされた個別の時点Nにおいてプロットされている。尚、図4(a)乃至(e)のグラフは、縮尺が正確なものになってはおらず、これらは、本方法及び回路が動作する方式について十分に理解できるように、読者を助けるための視覚的なガイドとして含まれているものである。
まず、段階301において、デルタ−シグマADC201への入力202を一定のDCレベルに保持している。例えば、これは、内部短絡または外部DC源を入力202に印加することによって実行可能である(図4(a)を参照されたい)。わかりやすくするべく、この方法300の説明においては、図4(a)に示されているように、このDC入力値が正であるものと仮定している。しかしながら、当業者には、いくつかの簡単な調節により、負またはゼロのDC入力値にも本方法を同様に適用可能であることが明らかであろう。
決定レートにおいてサンプリングされた場合に、積分器213は、DC入力値を積分し、一定のスロープを具備する対応した増大するランプ(ramp)を生成する(例えば、図4(b)の時間インターバル401を参照されたい)。積分器の出力214は、PWM217の動作によって、サンプル間において上下に方向転換可能である。DC入力値は、積分器213の出力スロープを最適化するように選択されている。DC値が大きいほど、積分器の出力214は高速レートで増大することになり、DC値が小さいほど、積分器の出力214は、低速レートで増大することになる。あるいは、その代わりに、外部DC源が利用できない場合には、入力202をゼロ化または接地することも可能である。アナログ回路の特性により、入力202が接地されている場合にも、積分器213は、入力と積分器のオフセットに起因して、事実上、わずかな電圧を「観察」することになり、これは、積分器の出力214をランピングさせるのに十分なものである。外部DC源を使用する場合には、その値の選択は、入力と積分器のオフセットを反映したものにする必要がある。
段階303において、固定値を生成するように、フィードバックマッピング219を構成する。但し、積分器の出力214が閾値レベルを超過した場合には、積分器の出力214をファインADC205のレンジの下端に(またはこれを超えるように)「リセット」する。この固定値により、積分器が線形でランピングすることになる。「リセット」により、積分器の出力214は、飽和に到達する前に、新たにランピングを開始することができる。閾値レベルQ未満であるコースADC203のすべての出力値により、PWM217は固定値を生成することになる。この固定値は、通常、ゼロであるが、外部DC入力が利用できない場合には、大きな積分器のオフセットを反映させるようにこれを調節することも可能であろう。この固定値により、積分器の出力214は、ランピングを継続することができる。外部DC入力が利用可能ではなく、且つ、最良の利用可能な固定値によって過剰に高速のランプが生成される場合には、相対的に低速の平均ドリフトを生成する固定された値のパターンが使用可能である。この方法を使用する場合には、ランプ処理は、フィードバック値のパターンに合わせて調節するかまたはパターン内のそれぞれのステップに対応したランプを独立的に処理しなければならない。閾値レベルQを上回るすべてのコースADC203の出力値により、フィードバックマッピング219は、大きな値Rをフィードバックすることになる(図4(c)及び図4(d)を参照されたい)。この大きな値Rは、PWM217の極性反転の後に大きな負の値Rのパルスとなり、この結果、大きな量だけ低減させることにより、積分器の出力213がリセットされることになる。
閾値レベルQ及び値Rは、ファインADC205の入力レンジの全体が試験されるように選択されている。閾値レベルQは、ファインADC205の入力レンジを超過するように十分大きなものである必要があり、負の値Rは、1つの決定サイクル内においてファインADC205の入力レンジ未満に積分器の出力214を降下させるのに十分なほどに小さいものである必要がある。但し、コース及びファインADCの相対的なレンジに応じて、コースADCが閾値レベルQを超過している程度に比例した量だけ、Rを調節するか、あるいは、コースADCの出力とは無関係に、閾値レベルQを超過した場合に複数のサイクルにわたってRをフィードバックする必要があろう。
一実施例においては、積分器の出力214のリセット及びランピング動作の実装に必要なものは、フィードバックマッピング219の変更のみである。通常、フィードバックマッピング219は、ルックアップテーブルによって実装されており、このルックアップテーブルが、それぞれのコースADCの出力コードを望ましいフィードバック値221に対してマッピングしている。閾値レベルQは、Qを上回るすべてのコースADCの出力コードがRにマッピングされるように、ルックアップテーブル内のエントリを変更することによって実装されている。ルックアップテーブル内の残りのエントリは、固定値にマッピングされている(通常は、ゼロである)。フィードバックマッピング219及びPWM217を実装する方法には、多数の異なるものが存在しており、従って、閾値の動作を実装する方法も多数のその他のものが存在している。
このフィードバック方式は、2つの目的に有用である。第1に、このフィードバックは、ランプを線形に維持している積分器のランピングフェーズ(図4(b)のインターバル401)において一定である。第2に、積分器213が飽和せず、この結果、複数のランプの自動生成が可能であり、且つ、飽和と関連したアナログ問題が回避される。この方法は、正及び負の両方の積分器のドリフトに対して適合可能である。
代替実施例においては、ゼロに設定された状態にフィードバック値221を維持することにより、この反復的な積分器のランピングと同一の効果を実現することができる。代わりに、入力DC電圧が、正のDC値を維持するのである(但し、積分器の出力214を「リセット」するべく、負にパルシングされる場合を除く)。この方法は、劣った方法であり、この理由の1つが、積分器の出力214を望ましい値に定期的に降下させるべく負にスイッチングする入力の頻度と長さを判定することが困難であるという点にある。入力を望ましい積分器の動作に対してマッチングさせるべく、多少の試行錯誤が必要となる。更には、入力のスイッチングのために、パルスを生成する能力を有する外部源が必要である。但し、これらの欠点にも拘わらず、これは、依然として実行可能な方法である。反復的な積分器のランピングを実現する別の方法は、フィードバックを介して負のパルスを定期的に生成する方法である。これは、パルスを生成する外部源を必要としないが、負のフィードバックパルスの許容可能な周期及び持続時間の決定を必要としている。
段階305に続くと、ファインADC205からの出力サンプルの長いシーケンスを収集し、保存する。収集されたデータは、通常、多くの完全なランプサイクルに跨っている。積分器213の出力レンジは、通常、ファインADC205の出力レンジを上回っているため、ファインADC出力222は、積分器の出力214の最高または最低値において飽和する可能性が高い(図4(e)を参照されたい)。この場合には、ファインADC205からの出力サンプルは、負の飽和、増大するランプ(403、405)、正の飽和、そして、負の飽和に戻るステップまたは短いランプというパターンを辿ることになる。このパターンは、システムに対する入力、閾値Q、及び大きな負の値Rが一定に保持されている限り、反復することになる。増大するランプ(403、405)において収集されるファインADCの出力値が、線形性の判定において対象となる値である。
最後に、段階307において、収集された出力データサンプルを処理することにより、ファインADCの総合的な非線形性を判定する。この処理は、MATLABなどの数学的な演算ソフトウェアを使用して実行可能であり、これについては、更に詳しく後述する。
方法300は、図1の内部ADC107を試験するべく、容易に変更可能である。まず、閾値レベルQを内部ADC107の入力レンジの上端に増大させる必要がある。次いで、積分器の出力が下方にランピングする際に、積分器の出力が、再度上方にランピングする前に内部ADC107の入力レンジの下端に降下するように、負の値Rを低下させるのである。この変更された方法は、図2のコースADC203に対しても同様に適用可能である。
次に、図5を参照すれば、これは、収集されたファインADC出力データサンプルの線形性を判定し、検出された非線形性を補正する方法500のフローチャートである。尚、この方法500は、内部ADCの総合的な非線形性を判定するのに使用可能な多数の方法の中の1つに過ぎないことに留意されたい。まず、段階501において、ファインADC205の出力における負の飽和、ランピング、及び正の飽和というパターンを検出することにより、それぞれの完全なランプサイクルを分離している。ファインADC205の出力の飽和が発生しない場合には、この代わりに、高/低分離閾値を使用することにより、それぞれのランプを分離することができる。ランプのそれぞれの端部から、選択された量のサンプルを破棄し、ファインADC205のレンジの極値における雑音または歪に関係した誤差を除去することにより、それぞれの分離されたランプ(例えば、図4(e)内の403、405)を低減することができる。次に、段階503において、それぞれの低減されたランプごとに、個別の最適な線形フィットを演算する。低減されたランプのサブレンジを使用して線形フィッティングを実行することにより、ランプの端部における非線形性の増大によって線形性がバイアスされることが回避され得る。
次いで、段階505において、ランプと線形フィット間の差を取得することにより、それぞれのサンプルの関数として個別の非線形性曲線を演算している。ADCの入力をxとし、ファインADCの出力をyとし、出力に対するファインADCの入力のマッピングをy=f(x)=x+Δ(x)とする。ここで、Δは、非線形性を示す。非線形性を補正するには、x≒g(f(x))となるように、関数gを見出さなければならない。gがg(u)=u−Δ(u)と定義される場合には、g(f(x))=x+Δ(x)−Δ(x+Δ(x))である。Δが滑らかであり、且つ、Δ(x)がxに比べて小さい場合には、式Δ(x+Δ(x))≒Δ(x)である。これらの仮定は、いくつかのタイプの非線形性において真である。この論理に基づいて、段階506において、演算された非線形性をそれぞれのサンプルにおける対応する出力値と関連付け、これらのペアを収集する。
次いで、段階507において、収集された出力サンプル内のそれぞれのランプごとに段階501〜506を反復する。次いで、段階509において、それぞれの出力レベルに対応する非線形性値のすべてを一緒に平均化することにより、出力値の関数として平均非線形性曲線を生成する。次いで、段階511において、非線形性の補償を要する場合に、対応する出力値からそれぞれの出力値における平均非線形性を減算することにより、平均線形性補正曲線を生成する。最後に、段階513において、すべてのファインADCの出力コードを収集されたデータ内において表現することは不可能であることから、消失している出力コードにおいて平均線形性補正曲線を補間する。
この平均線形性補正曲線を演算する方法500は、多数の可能な技法の中の1つである。第2の方法は、ランプをアライメント及び平均化した後に、平均ランプの非線形性を演算する方法である。この技法は、ランプレートの変化の影響を受けやすく、それは十分に制御できない可能性があろう。第3の方法は、曲線の組を平均化する方法であり、この場合に、それぞれの曲線は、入力及び利用可能な出力サンプルの線形モデルを使用した出力の微細な粒度の補間に基づいた入力から出力への線形マッピングの逆数の推定値である。この技法の場合には、必要とされる仮定が第1の方法と比べて少ないが、雑音の影響を受けやすい。
ファインADC205の正確な特徴判定を実行するには、その出力コードの大部分をカバーするべく十分なデータを、十分に雑音を抑制した状態で収集しなければならない。積分器の出力214のランプレートを低減して1つのランプ当たりに多くのファインADCサンプルを収集することにより、多くのデータを収集することが可能である。また、収集するランプの数を増大することも可能である。ランプレートは、一般に、外部DC入力が微細チューニング可能である場合にのみ、調節可能である。反復的なランピングパターンにより、拡張された期間にわたってサンプルを収集することが可能である。この処理は、負の積分器のドリフトを反映させるべく調節することが可能である。PWM217が非ゼロ復帰方式を使用している場合には、前述の処理によってそれぞれのランプを交互に変化するフィールドに分割し、これらのフィールドを独立的に処理して交互に変化する注入電流に関係した誤差を回避しなければならない。
内部ADC内において非線形性を検出した後に、いくつかの設計においては、根問題の解決が不可能であるかまたは非現実的である場合がある。このような状況においては、内部ADCが生成するべきであった正しい線形値を生成するルックアップテーブルを追加することにより、非線形性を補正することができる。図6は、内部ADC内の非線形性を補正する回路601の一実施例を示している。回路601は、図2のデルタ−シグマADC201に類似しているが、ファインADC205とマージメカニズム209間に挿入されたルックアップテーブル603が追加されている。ファインADC205の出力222(これは、誤った非線形値である)が、ルックアップテーブル603に対するインデックス値となっている。ルックアップテーブル603は、マージメカニズム209によるコースADC出力との再合成の前にファインADCの非線形性を補正するべく、それぞれのファインADCの出力値222を置換する正しい値を供給している。回路の残りの部分は、前述のとおりに動作する。ルックアップテーブルのエントリは、方法500からの平均化された線形性補正曲線の値である。デルタ−シグマADC501の通常の動作の際には、それぞれのファインADC出力値222は、コースADC出力221とマージされる前に、ルックアップテーブル603からの適切な補正済みの値によって置換される。コースADC203の後に(且つ、PWM入力及びマージメカニズム209の前に)挿入されたルックアップテーブルを使用することにより、同一の方法を使用して、コースADCの出力221の非線形性を補正することも可能である。内部ADC107の出力を同様に補正することも可能である。
以上、特定の実施例を参照し、本発明について詳細に説明したが、当業者であれば、添付の請求項の精神及び範囲を逸脱することなしに、様々な変更及び機能拡張が実施可能であることを理解するであろう。
従来技術によるデルタ−シグマADCを示す図である。 従来技術によるカスケード接続されたデルタ−シグマADCを示す図である。 デルタ−シグマADCの内部ADCの非線形性を判定する方法を示すフローチャートである。 (a)乃至(e)は、図3の方法によって試験された際の図2のデルタ−シグマADC内の様々なポイントのグラフを示す。 内部ADCの総合的な非線形性を判定し、この非線形性を補正する方法を示すフローチャートである。 非線形性が補正された内部ADCを具備したデルタ−シグマADCを示す図である。
符号の説明
601 回路
603 ルックアップテーブル

Claims (19)

  1. 印加されたアナログ入力信号をそのデジタル表現に変換する回路を試験する方法において、
    (a)一定のDC値を前記入力信号として印加する段階と、
    (b)前記一定のDC値とフィードバック信号の合計を求める段階と、
    (c)前記(b)の段階で見出された前記合計を積分する段階と、
    (d)前記(c)の段階で見出された前記積分された合計を含む第1デジタル近似を生成する段階と、
    (e)前記フィードバック信号を生成する段階であって、前記フィードバック信号により、前記積分された合計のランピングが実現される段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記一定のDC値は、前記(e)の段階における前記ランピングのレートを調節するよう選択されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フィードバック信号を生成する段階は、前記(e)の段階における前記ランピングのリセットを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記(e)の段階で前記フィードバック信号を生成する段階は、
    前記第1デジタル近似が閾値レベルを下回っている場合に、前記フィードバック信号を第1値に設定する段階と、
    前記第1デジタル近似が前記閾値レベルを上回っている場合に、前記フィードバック信号を第2値に設定する段階と、
    を含むことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. (f)前記第1デジタル近似の特徴を判定する段階を更に有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1デジタル近似の特徴を判定する段階は、前記第1デジタル近似の線形性を判定する段階を含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1デジタル近似の前記線形性を判定する段階は、
    (g)前記第1デジタル近似内のそれぞれのランプごとに線形フィットを判定する段階と、
    (h)それぞれのランプとその対応する線形フィット間の差を算出することにより、非線形性曲線を生成する段階と、
    (i)前記(h)の段階において見出された前記非線形性曲線を平均化することにより、前記第1デジタル近似の第1平均非線形性曲線を生成する段階と、
    を含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1デジタル近似の第1補正値を算出する段階と、
    前記第1補正値をメモリ内に保存する段階と、
    前記第1デジタル近似を前記第1補正値によって置換する段階と、
    を更に有することを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1補正値は、前記第1デジタル近似から前記平均非線形性曲線を減算することによって生成されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記(c)の段階において見出された前記積分された合計を含む第2デジタル近似を生成する段階と、
    前記第2デジタル近似の特徴を判定する段階と、
    を更に有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2デジタル近似の特徴を判定する段階は、前記第2デジタル近似の線形性を判定する段階を含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2デジタル近似の特徴を判定する段階は、
    (j)前記第2デジタル近似内のそれぞれのランプごとに線形フィットを判定する段階と、
    (k)それぞれのランプとその対応する線形フィット間の差を算出することにより、非線形性曲線を生成する段階と、
    (l)前記(k)の段階において見出された前記非線形性曲線を平均化することにより、第2平均非線形性曲線を生成する段階と、
    を含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2デジタル近似の第2補正値を算出する段階と、
    前記第2補正値をメモリ内に保存する段階と、
    前記第2デジタル近似を前記第2補正値によって置換する段階と、
    を更に有することを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 一定のDC入力値を印加する段階は、前記入力をゼロ化する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  15. 前記フィードバック信号を固定値に設定する段階と、
    前記一定のDC値を変更することにより、前記積分された合計の前記ランピングをリセットする段階と、
    を更に有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  16. 印加されたアナログ入力信号をそのデジタル表現に変換するデルタ−シグマADC内の内部ADCの特徴を判定する方法において、
    一定のDC入力と可変値の合計を積分することにより、ランプを生成する段階と、
    前記ランプを第1入力レンジを具備した第1内部ADCに対して印加する段階と、
    前記ランプの第1デジタル近似を生成する段階と、
    前記可変値をスイッチングすることにより、前記ランプを前記第1入力レンジの一端にリセットする段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  17. 前記可変値は、2つの可能な値の間で切り替えられることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1デジタル近似の量子化に起因した誤差を判定する段階と、
    前記誤差を第2内部ADCに対して印加する段階と、
    前記誤差の第2デジタル近似を生成する段階と、
    を更に有することを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  19. 前記第1及び第2デジタル近似の中の少なくとも1つの線形性が判定されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
JP2007020985A 2006-01-31 2007-01-31 デルタ−シグマa/dコンバータ内における内部マルチビットアナログ/デジタルコンバータの非線形性の計測及び補正 Pending JP2007208984A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/344,611 US7319424B2 (en) 2006-01-31 2006-01-31 Measuring and correcting non-linearity of an internal multi-bit analog-to-digital converter in a delta-sigma analog-to-digital converter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007208984A true JP2007208984A (ja) 2007-08-16

Family

ID=38321531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007020985A Pending JP2007208984A (ja) 2006-01-31 2007-01-31 デルタ−シグマa/dコンバータ内における内部マルチビットアナログ/デジタルコンバータの非線形性の計測及び補正

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7319424B2 (ja)
JP (1) JP2007208984A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117349A (ja) * 2008-10-16 2010-05-27 Advantest Corp 試験装置、パフォーマンスボード、および、キャリブレーション用ボード
JP2014103465A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Renesas Electronics Corp 測定方法、測定装置及び測定プログラム
KR101645571B1 (ko) * 2015-08-18 2016-08-04 연세대학교 산학협력단 비동기 레퍼런스 생성회로를 사용하는 슬로프 아날로그 디지털 변환기를 이용한 시그마-델타 줌 아날로그 디지털 변환 장치

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8290031B1 (en) * 2006-08-14 2012-10-16 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Arrangements and methods for providing compensation for non-idealities of components in communications systems
US7994953B2 (en) * 2008-12-19 2011-08-09 Infineon Technologies Ag Method and module with analog-to-digital converter
US11095299B1 (en) * 2020-03-30 2021-08-17 Sitrus Technology Corporation ADC having adjustable threshold levels for PAM signal processing
US20230269534A1 (en) * 2022-02-18 2023-08-24 Infineon Technologies Ag Digital Non-Linearity Compensation in a Silicon Microphone

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5068657A (en) * 1990-05-25 1991-11-26 At&T Bell Laboratories Method and apparatus for testing delta-sigma modulators
US6992606B2 (en) * 2003-07-09 2006-01-31 Texas Instruments Incorporated Method and circuit for multi-standard sigma-delta modulator

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117349A (ja) * 2008-10-16 2010-05-27 Advantest Corp 試験装置、パフォーマンスボード、および、キャリブレーション用ボード
JP2014103465A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Renesas Electronics Corp 測定方法、測定装置及び測定プログラム
KR101645571B1 (ko) * 2015-08-18 2016-08-04 연세대학교 산학협력단 비동기 레퍼런스 생성회로를 사용하는 슬로프 아날로그 디지털 변환기를 이용한 시그마-델타 줌 아날로그 디지털 변환 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US7319424B2 (en) 2008-01-15
US20070176805A1 (en) 2007-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7187310B2 (en) Circuit calibration using voltage injection
KR101153541B1 (ko) 디지털 전원 제어 시스템들을 위한 자기 추적 adc
JP4668324B2 (ja) アナログ・ディジタル変換器のためのデルタ・シグマ変調器
JP2007208984A (ja) デルタ−シグマa/dコンバータ内における内部マルチビットアナログ/デジタルコンバータの非線形性の計測及び補正
US10158369B2 (en) A/D converter
US7495589B1 (en) Circuit and method for gain error correction in ADC
US10171100B2 (en) Circuit and method for generating reference signals for hybrid analog-to-digital convertors
US20080186214A1 (en) Correcting for errors that cause generated digital codes to deviate from expected values in an adc
US7595744B2 (en) Correcting offset errors associated with a sub-ADC in pipeline analog to digital converters
US7821434B2 (en) Apparatus and method for efficient analog-to-digital conversion
EP1418674B1 (en) Converter, circuit and method for compensation of non-idealities in continuous time sigma delta converters
US9160359B2 (en) Analog-to-digital converter and analog-to-digital conversion method
KR102553580B1 (ko) 노이즈-성형 연속 근사 adc 오버샘플링
US9419643B2 (en) Delta sigma modulator
US7348916B2 (en) Pipeline A/D converter and method of pipeline A/D conversion
US8223049B2 (en) Charge injection mechanism for analog-to-digital converters
US8416108B2 (en) Analog-to-digital conversion apparatus, analog-to-digital conversion method, and electronic device
KR102482182B1 (ko) 광-디지털 변환을 위한 광-디지털 변환기 장치 및 방법
KR20090085283A (ko) 아날로그 디지털 변환기의 오차 보정 장치 및 방법
Kamenský et al. Correction of ADC errors by additive iterative method with dithering
JP6371646B2 (ja) 帰還型パルス幅変調器
JP2004128958A (ja) D級増幅器
US20230367019A1 (en) Distance image capturing device and method for capturing distance image
CN112242849B (zh) 可调整操作频率的类比数位转换器
KR101168339B1 (ko) Ad 변환기