JP2007208848A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化並びに周波数帯域の広帯域化を実現することができるとともに、アンテナ特性に優れたアンテナを提供する。
【解決手段】アンテナ1は、誘電体層112と、誘電体層112上の第1の励振層12と、第1の励振層12上の誘電体層113〜116と、第1の励振層12上に誘電体層113〜116を介して対向配置された第2の励振層17と、第1の励振層12の一端及び第2の励振層17の一端に接続された給電線14とを備える。給電線14は第1のシールド層12Sと第2のシールド層17Sとの間に挟まれている。更に、アンテナ1は第1の励振層12の他端と第2の励振層17の他端との間を接続するビア配線(13S及び16S)を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナに関し、特に小型化並びに広帯域化に好適なアンテナに関するものである。
平面アンテナとして、誘電体上において2本のアンテナエレメントとなる導体を直線状に配置したダイポールアンテナが良く知られている。ダイポールアンテナは、アンテナエレメントの延在方向に対して直交する方向にドーナツ状の利得を有している。
ダイポールアンテナの小型化の手法にはモノポールアンテナ化や逆F型アンテナ化が一般的である。モノポールアンテナは、ダイポールアンテナの2本のアンテナエレメントのうちその一方をグランドに落として鏡像とし、他方のアンテナエレメントとグランドとの間において給電を行うアンテナである。逆F型アンテナは、モノポールアンテナの他方のアンテナエレメントをアルファベットの文字「F」を逆向きにした形状とし、この他方のアンテナエレメントを給電点の近傍においてグランドに落としたアンテナである。
これらのアンテナにおいては、アンテナエレメントの長さが使用周波数の波長の2分の1又は4分の1のときに共振し、大きな電流が流れ、効率良く電波を放射することができる。ところが、これらのアンテナが使用可能な周波数帯域は狭い。
周波数帯域の広帯域化には、例えばボータイアンテナのように、アンテナエレメントの形状(励振パターンの形状)を工夫することが有効である。給電点から離れる方向に向かって末広がりを持つ形状にアンテナエレメントを製作することによって、周波数帯域の広帯域化を実現することができる。アンテナエレメントを無限長に伸ばせば周波数帯域の広帯域化は可能であるが、アンテナ自体が大型化されるという不具合が生じる。
下記特許文献1には、アンテナエレメントとして使用される平面エレメントに切欠きを設けたアンテナ及びアンテナ用誘電体基板が開示されている。このアンテナ及びアンテナ用誘電体基板においては、平面エレメントの形状を半円にしているので、広帯域化を実現することができるとともに、平面エレメントの一部に切欠きを設けているので、平面エレメントの実際の面積を減らして小型化を実現することができる特徴がある。
特開2004−328693号公報
ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の無線通信を使用する電子機器においては、近年の小型化の要求に加え、複数の無線システムに共存することができること、ウルトラワイドバンド(UWB:ultra wide band)例えば3GHz−5GHzの広帯域の周波数帯域に適用することができることが要求されている。しかしながら、アンテナの周波数帯域の広帯域化は、前述のようにアンテナエレメントの面積を増大しなくてはならないので、アンテナの小型化に対して相反する。上記特許文献1に開示されたアンテナ及びアンテナ用誘電体基板においても、広帯域化には単純に平面エレメント(アンテナエレメント)の面積を増大する必要があり、平面エレメントの全体の輪郭としては大型になり、ノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器への適用が難しい。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は小型化並びに周波数帯域の広帯域化を実現することができるとともに、アンテナ特性に優れたアンテナを提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、アンテナにおいて、第1の誘電体層と、第1の誘電体層上の第1の励振層と、第1の励振層上の第2の誘電体層と、第1の励振層上に第2の誘電体層を介して対向配置された第2の励振層と、第1の励振層の一端及び第2の励振層の一端に設けられ、第1の励振層と第2の励振層との間を電気的に接続する給電端子部と、給電端子部に一端が接続された給電線と、給電線の他端と第1の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第1のシールド層と、給電線の他端と第2の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第2のシールド層とを備えている。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、アンテナにおいて、第1の誘電体層と、第1の誘電体層上の第1の励振層と、第1の励振層上の第2の誘電体層と、第1の励振層上に第2の誘電体層を介して対向配置された第2の励振層と、第1の励振層の一端及び第2の励振層の一端に設けられ、第1の励振層と第2の励振層との間を電気的に接続する給電端子部と、給電端子部に一端が接続された給電線と、給電線の他端と第1の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第1のシールド層と、給電線の他端と第2の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第2のシールド層と、第1の励振層の他端辺縁部と前記第2の励振層の他端辺縁部との間を接続するビア配線とを備えている。
本発明によれば、小型化並びに周波数帯域の広帯域化を実現することができ、アンテナ特性を向上することができるアンテナを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態は、アンテナエレメントとなる励振層を基板の厚さ方向にデュアル化したアンテナを説明するものである。
[アンテナの構造]
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ1は、誘電体層(第1の誘電体層)112と、誘電体層112上の第1の励振層(第1のアンテナエレメント)12と、第1の励振層12上の誘電体層(第2の誘電体層)113〜116と、第1の励振層12上に誘電体層113〜116を介して対向配置された第2の励振層(第2のアンテナエレメント)17と、第1の励振層12の一端及び第2の励振層17の一端に設けられ第1の励振層12と第2の励振層17との間を電気的に接続するビア配線(給電端子部)13及び16とを備える。アンテナ1においては、ベースとなる基板上に第1の励振層12及び第2の励振層17を含む複数層の誘電体層111〜117を有する誘電体基板10が使用されている。
図1中、誘電体基板10上の右側にアンテナ1が配設され、誘電体基板10の左側にはロジック部20が配設されている。ロジック部20には、その構造を詳細に示していないが、アンテナ1に給電線14を通して接続されるスイッチ、フィルタ、無線回路等が実装される領域である。
図2に示すように、誘電体基板10のベースとなる基板には例えばエポキシ樹脂基板が使用され、この基板上には複数層の誘電体層111〜117と複数層の配線(ここでは、符号12、14、17の一部の配線層を示している。)とがそれぞれ交互に積層され、誘電体基板10が多層配線基板として構築されている。誘電体層111〜117には例えばシリコン酸化膜若しくはシリコン窒化膜等の単層薄膜、その他、それらを積層した複合薄膜を使用することができる。配線には例えば銅薄膜若しくは銅合金薄膜の単層薄膜、又はこれらの単層薄膜に金薄膜、ニッケル薄膜等の薄膜をめっきした薄膜を使用することができる。
アンテナ1の第1の励振層12は誘電体基板10の誘電体層112上に配設されている。この第1の励振層12はロジック部20において配設される配線と同一層において同一材料により構成されている。つまり、第1の実施の形態において、第1の励振層12は例えば銅薄膜により形成されている。更に、第1の実施の形態において、第1の励振層12は、例えば3GHz−5GHzの範囲内のUWBに対応することができるように、周縁において給電線14に接続しその接続部分から遠ざかるに従い広がる平面形状具体的には楕円形状により構成されている。また、第1の励振層12の平面形状には三角形状や円形状を採用することができる。
第2の励振層17は、第1の励振層12の配設位置と同一位置において、誘電体基板10の誘電体層116上に配設されている。第1の励振層12と同様に、第2の励振層17は、ロジック部20において配設される他の配線と同一層において同一材料により構成され、更に同一平面形状により構成されている。つまり、第2の励振層17は誘電体基板10を真上から見て第1の励振層12に重複して配設され、アンテナ1は誘電体基板10の厚さ方向において励振層(アンテナエレメント)がデュアル化されている。第2の励振層17上には最終パッシベーション膜として使用される誘電体層117が配設されている。
給電線14は、第1の励振層12及び第2の励振層17とロジック部20との間において、誘電体基板10の誘電体層114上に配設されている。給電線14は、ロジック部20に配設される配線と同一層において同一材料により構成されており、例えば銅薄膜により形成されている。給電線14の一端は、第1の励振層12に第1のビア配線13を通して接続されるとともに第2の励振層17に第2のビア配線16を通して接続されている。この接続部分が給電端子部になる。給電線14の他端はロジック部20に向かって延在しかつロジック部20に接続されている。
第1のビア配線13は第1の励振層12と給電線14との間に配設された誘電体層113及び114に形成されたビア内部に配設されている。第2のビア配線16は給電線14と第2の励振層17との間に配設された誘電体層115及び116に形成されたビア内部に配設されている。第1のビア配線13、第2のビア配線16はいずれも例えば銅めっき層により形成されている。
給電線14の下層には第1のシールド層12Sが配設され、上層には第2のシールド層17Sが配設されている。第1のシールド層12S及び第2のシールド層17Sは、給電線14をその上下において挟み込むようになっている。第1のシールド層12Sは、誘電体層112上に配設され、第1の励振層12と同一層において同一材料により構成されている。第1のシールド層12Sには定電位例えばグランド電位が供給されるようになっている。第2のシールド層17Sは、誘電体層116上に配設され、第2の励振層17と同一層において同一材料により構成されている。第2のシールド層17Sには第1のシールド層12Sに供給される電位と同一電位が供給されるようになっている。
[アンテナ特性]
前述の第1の実施の形態に係る、励振層をデュアル化したアンテナ1の特性を図3に示し、単層の励振層を有するアンテナの特性を比較例として図4に示す。図3及び図4において、横軸は周波数(GHz)を示し、縦軸は反射損(dB)を示す。
比較例に係るアンテナは、図4に示すように、2.5GHz〜8.5GHzの使用周波数帯域中、3.0GHz付近の周波数において約−16dBの低い反射損を有し、6.0GHz付近の周波数において約−17dBの低い反射損を有しているものの、4.5GHz付近の周波数において約−12.5dBの高い反射損を有し、7GHz付近の周波数において約−11dBの高い反射損を有している。ここで、目安となる電圧定在波比(VSWR:voltage standing wave ratio)は−10dBに設定してある。
これに対して、第1の実施の形態に係るアンテナ1は、図3に示すように、使用周波数帯域の全域において、比較例に係るアンテナの反射損に比べて低い反射損を有している。すなわち、アンテナ1は、3.0GHz付近の周波数において約−19dB〜−20dBの低い反射損を有し、6.0GHz付近の周波数において約−35dBの最も低い反射損を有している。更に、4.5GHz付近の周波数においては約−15dB〜−16dBの低い反射損を有し、7GHz付近の周波数において約−16dB〜−17dBの低い反射損を有している。
[アンテナの特徴]
このように構成される第1の実施の形態に係るアンテナ1においては、第1の励振層12と第2の励振層17とを誘電体基板10において積層してデュアル化するとともに、給電線14の接続部分から見て第1の励振層12及び第2の励振層17の平面形状を広がるように構成したことにより、小型化を実現しつつ、周波数帯域の広帯域化を実現することができる。
更に、アンテナ1においては、図3に示すように、第1の励振層12及び第2の励振層17をデュアル化することにより、使用周波数帯域における反射損を全体的に減少することができるので、アンテナ特性を向上することができる。このアンテナ特性を向上することができる結果、アンテナ1の受信感度を向上することができ、例えばロジック部20に配設されるアンプの出力を下げることができるので、より一層、アンテナ1の小型化を実現することができる。
更に、アンテナ1においては、第1のシールド層12Sと第2のシールド層17Sとの間に給電線14を挟み込むように配設したことにより、給電線14からその外部に漏れる電磁波を第1のシールド層12S及び第2のシールド層17Sによって遮蔽することができ、給電線14から漏れる電磁波に起因するアンテナ放射パターンへの悪影響を防止することができる。
更に、アンテナ1においては、第1の励振層12及び第2の励振層17を誘電体層111〜117内部に配設することにより、誘電体層111〜117の誘電率が空気に比べて高く、波長短縮効果によって周波数を高めることができるので、第1の励振層12及び第2の励振層17の平面形状を減少することができ、小型化を実現することができる。
なお、第1の実施の形態に係るアンテナ1は、第1の励振層12の下層(誘電体基板10側)及び第2の励振層17の上層に更なる導体を配設していない。これらの導体は、第1の励振層12、第2の励振層17のそれぞれからの電界を消失してしまうので、アンテナ特性の向上に必ずしも寄与しない。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係るアンテナ1のデュアル化された第1の励振層12と第2の励振層17との間を短絡するビア配線を備えた例を説明するものである。また、第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係るアンテナ1の第1の励振層12及び第2の励振層17の平面形状を変えた例を説明するものである。
[アンテナの構造]
図5及び図6に示すように、本発明の第2の実施の形態に係るアンテナ1は、第1の実施の形態に係るアンテナ1とほぼ同様のデュアル化された構造を備え、更に第1の励振層12の他端辺縁部と第2の励振層17の他端辺縁部との間を接続する(同一電位にする)ビア配線13S及び16Sを備えている。
第2の実施の形態において、第1の励振層12は、例えばUWBに対応することができるように、周縁において給電線14に接続しその接続部分から遠ざかるに従い広がる平面形状具体的には半楕円形状により構成されている。ここで、「半楕円形状」とは楕円を直線により区切ったような形状を意味し、第1の励振層12の平面形状は、給電線14に接続される一端側の周縁に楕円曲線を有し、他端側に直線を有している。第2の実施の形態においては、この直線部分が第1の励振層12の他端辺縁部に相当する。
第2の励振層17の平面形状は第1の励振層12の平面形状と同様に半楕円形状により構成され、第2の励振層17は第1の励振層12上に重複して配設されている。なお、第1の励振層12及び第2の励振層17の平面形状には三角形状、半円形状を採用することができる。
ビア配線13S及び16Sは、図5及び図7に示すように、第1の励振層12、第2の励振層17のそれぞれの他端辺縁部の直線に沿って一定間隔において複数配設されている。ビア配線13Sはアンテナ1の製造プロセスにおいて第1の励振層12と給電線14との間を接続する第1のビア配線13を製作する工程と同一工程により製作され、ビア配線16Sは給電線14と第2の励振層17との間を接続する第2のビア配線16を製作する工程と同一工程により製作されている。更に、ビア配線13Sとビア配線16Sとの間は接続されている。
第2の実施の形態に係るアンテナ1にはλ/8間隔において3〜5個のビア配線13S及び16Sが配設されている。これは、配設個数が1個に比べて3個の方がアンテナ特性が優れ、3個の配設個数に比べて5個の配設個数の方がアンテナ特性が優れ、配設個数が5個を越えると、アンテナ特性の向上に飽和が現れる、試作結果に基づくものである。ここで、複数のビア配線13S及び16Sは、λ/2、λ/4、λ/6、λ/8、λ/10、…のように、使用周波数帯域の波長に偶数分の1を乗じた間隔において配設することができる。
[アンテナ特性]
前述の第2の実施の形態に係る、励振層をデュアル化しかつ双方の励振層を接続したアンテナ1の特性を図8に示し、単層の励振層を有するアンテナの特性を比較例として図9に示す。図8及び図9において、横軸は周波数(GHz)を示し、縦軸は反射損(dB)を示す。
比較例に係るアンテナは、図9に示すように、使用周波数帯域中、4.0GHz付近の周波数において約−17dBの低い反射損を有し、8.0GHz付近の周波数において約−20dBの低い反射損を有しているものの、5GHz〜7GHz付近並びに8GHzを越えた付近の周波数において目安となる電圧定在波比VSWRに満たない高い反射損を有している。
これに対して、第2の実施の形態に係るアンテナ1は、図8に示すように、使用周波数帯域の全域において、比較例に係るアンテナの反射損に比べて低い反射損を有している。すなわち、アンテナ1は、4.0GHz付近、5.5GHz付近、7.0GHz付近並びに10GHz付近の周波数において約−20dBを越える低い反射損を有している。特に、4.0GHz付近の周波数においては約−30dBを越える低い反射損を有している。図7に示すように、給電線14から供給される電流iは第1の励振層12、第2の励振層17のそれぞれの楕円曲線形状の周縁(エッジ)に沿って流れ、この電流iの流れに従い磁界と電界Eとが交互に発生し、更に電流iは第1の励振層12と第2の励振層17との間にビア配線13S及び16Sを通して流れるので、実効的な励振層のパターンが大きくなり、周波数の広帯域化を実現することができる。この第1の励振層12及び第2の励振層17の辺縁形状に沿って発生する電界Eによってアンテナ1において取り扱う電波の周波数帯域を決定することができる。
[アンテナの特徴]
このように構成される第2の実施の形態に係るアンテナ1においては、第1の実施の形態に係るアンテナ1と同様に、小型化を実現しつつ、周波数帯域の広帯域化を実現しつつ、更にはアンテナ特性を向上することができる。
(その他の実施の形態)
本発明は、前述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。例えば、前述の実施の形態に係るアンテナ1は基板10上にロジック部20とともに実装されているが、本発明はアンテナ1のみ基板10上に実装されていてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るアンテナの概略斜視図である。 図1に示すアンテナの要部の断面図である。 第1の実施の形態に係るアンテナの特性図である。 比較例のアンテナの特性図である。 本発明の第2の実施の形態に係るアンテナの概略斜視図である。 図5に示すアンテナの要部の断面図である。 第2の実施の形態に係るアンテナの特性図である。 比較例のアンテナの特性図である。 第2の実施の形態に係るアンテナにおいて電流の流れと電界の発生との関係を示す図である。
符号の説明
1…アンテナ、10…誘電体基板、111〜117…誘電体層、12…第1の励振層、12S…第1のシールド層、13…第1のビア配線、13S、16S…ビア配線、14…給電線、16…第2のビア配線、17…第2の励振層、17S…第2のシールド層、20…ロジック部。

Claims (5)

  1. 第1の誘電体層と、
    前記第1の誘電体層上の第1の励振層と、
    前記第1の励振層上の第2の誘電体層と、
    前記第1の励振層上に前記第2の誘電体層を介して対向配置された第2の励振層と、
    前記第1の励振層の一端及び前記第2の励振層の一端に設けられ、前記第1の励振層と前記第2の励振層との間を電気的に接続する給電端子部と、
    前記給電端子部に一端が接続された給電線と、
    前記給電線の他端と前記第1の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第1のシールド層と、
    前記給電線の他端と前記第2の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第2のシールド層と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ。
  2. 第1の誘電体層と、
    前記第1の誘電体層上の第1の励振層と、
    前記第1の励振層上の第2の誘電体層と、
    前記第1の励振層上に前記第2の誘電体層を介して対向配置された第2の励振層と、
    前記第1の励振層の一端及び前記第2の励振層の一端に設けられ、前記第1の励振層と前記第2の励振層との間を電気的に接続する給電端子部と、
    前記給電端子部に一端が接続された給電線と、
    前記給電線の他端と前記第1の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第1のシールド層と、
    前記給電線の他端と前記第2の誘電体層との間に配設され、定電位に設定される第2のシールド層と、
    前記第1の励振層の他端辺縁部と前記第2の励振層の他端辺縁部との間を接続するビア配線と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ。
  3. 前記第1のシールド層は前記第1の励振層と同一層において構成され、前記第2のシールド層は前記第2の励振層と同一層において構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ。
  4. 前記第1の励振層の平面形状は、前記第1の励振層の一端から他端に向かって広がる三角、半円又は半楕円形状であり、前記第2の励振層の平面形状は前記第1の励振層の平面形状と同一であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のアンテナ。
  5. 前記第1の励振層及び前記第2の励振層の他端辺縁部に、使用周波数帯域の波長に偶数分の1を乗じた間隔において、複数のビア配線が配列されていることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ。


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